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JP4894675B2 - 光源装置、照明装置、モニタ装置、画像表示装置、及び光源装置の制御方法 - Google Patents
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光源装置、照明装置、モニタ装置、画像表示装置、及び光源装置の制御方法 Download PDF

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本発明は、光源装置、照明装置、モニタ装置、画像表示装置、及び光源装置の制御方法、特に、波長変換素子を用いる光源装置の技術に関する。
近年、プロジェクタの光源装置としてレーザ光源を用いる技術が提案されている。レーザ光源は、高出力化及び多色化に伴い、プロジェクタの光源として開発されている。プロジェクタの光源として従来用いられているUHPランプと比較すると、レーザ光源は、高い色再現性、瞬時点灯が可能、長寿命等の利点がある。レーザ光源は、光源からの基本波光をそのままの波長で射出するものの他、基本波光の波長を変換して射出するものが知られている。基本波光の波長を変換する波長変換素子として、例えば第二高調波発生(Second−Harmonic Generation;SHG)素子が知られている。SHG素子を用いることで、容易に入手可能な汎用の光源を用いて、所望の波長かつ十分な光量のレーザ光を供給することが可能となる。基本波光の出力は、環境温度等の変動に伴って変化する場合がある。基本波光の出力を制御するには、光源である半導体素子へ投入する電力を調整することとなる。半導体素子へ投入する電力を調整すると、基本波光の波長が変化することがある。基本波光の波長の変化により位相整合条件が崩れると、波長変換効率が低下することになる。波長変換効率の低下により、レーザ光源の出力は低下する。波長変換素子を用いるレーザ光源において出力を安定化させるための技術は、例えば、特許文献1に提案されている。特許文献1の技術では、波長変換素子に電界を生じさせ、電気光学効果、焦電効果等の電気応答効果により波長変換素子の屈折率を変化させる。基本波光の強度を一定とした上で波長変換素子の位相整合条件を変化させることで、高調波光の出力を安定化させる。
特開2003−315859号公報
特許文献1の技術では、フィードバック制御により、基本波光の出力、及び電極に印加する電圧を調整する。フィードバック制御には、基本波光を検出する受光素子(光検出器)、及び高調波光を検出する受光素子が用いられる。また、波長変換素子から射出した光のうち基本波光の全部又は一部を受光素子へ導くためのビームサンプラ、高調波光の一部を受光素子へ導くためのビームサンプラも必要となる。ビームサンプラは、波長変換素子から射出されるレーザ光の光路中に設けられる。受光素子は、ビームサンプラからの光が入射する位置に設けられる。光検出のための受光素子やビームサンプラを光路中に設ける分、光源装置は大型化することとなる。このように、従来の技術によると、光源装置の出力の安定化が可能となる一方、光源装置が大型になるという問題を生じる。本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、光検出のための受光素子等を不要とし、簡易かつ小型な構成により出力を安定化させることが可能な光源装置、その光源装置を用いる照明装置、モニタ装置、画像表示装置、及びその光源装置の制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る光源装置は、光を射出する光源部と、前記光源部からの光の波長を変換する波長変換素子と、前記波長変換素子の温度を計測する温度計測部と、前記波長変換素子の温度を調節する温度調節部と、前記温度計測部により計測された計測値に基づいて前記温度調節部の駆動を制御する制御部と、を有し、前記計測値は、前記光源部から前記波長変換素子へ前記光を供給している状態にて、所定電力を供給することによって前記温度調節部を駆動した場合の前記波長変換素子の温度であり、前記制御部は、前記光源部から前記波長変換素子へ前記光の供給を停止した状態にて、前記所定電力を供給することによって前記温度調節部を駆動した場合の前記波長変換素子の温度を参照値として保持し、前記光源部からの前記光が前記波長変換素子へ吸収されることによる前記波長変換素子の温度の変化量を前記計測値と前記参照値との偏差として求め、前記温度調節部の温度を変化させることにより前記偏差が最小となる温度を検出し、前記光源部から出射される所定強度の前記光が前記波長変換素子に吸収されることによる前記波長変換素子の温度の変化量である設定値と前記最小の偏差とが一致するように、前記光源部の駆動を制御することにより、前記光源部からの前記光の出力を安定化させるよう構成されていることを特徴とする。
波長変換素子の位相整合条件が崩れた場合、波長変換効率が低下することにより、波長変換されない基本波光が増加する。基本波光が増加すると、波長変換素子への基本波光の吸収量が増加することにより、波長変換素子の温度が上昇することになる。波長変換素子の位相整合条件を満たす場合、基本波光の吸収による波長変換素子の温度の変化量は最小となる。光の吸収による波長変換素子の温度の変化量が最小となる温度を検出することで、基本波光の波長の変化に対して、位相整合条件を満足するような調整が可能となる。本発明では光検出のための受光素子等を用いずに、光源装置の出力を安定化できる。これにより、光検出のための受光素子等を不要とし、簡易かつ小型な構成により出力を安定化させることが可能な光源装置を得られる。
また、参照値は、温度調節部への投入電力と環境気温との関係から予め求めることができる。計測値及び参照値の偏差は、波長変換素子へ光が吸収されることによる波長変換素子の温度の変化量に相当する。これにより、波長変換素子へ光が吸収されることによる波長変換素子の温度の変化量を検出できる。
また、位相整合条件に適合する温度に波長変換素子を温度調節できる。
また、光源部からの光の強度が変化した場合、光源部からの光が波長変換素子へ吸収されることによる波長変換素子の温度の変化量が増大又は減少することとなる。計測値及び参照値の偏差と設定値とを比較することで、基本波光の強度変化量を検出できる。これにより、出力をさらに安定化させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、制御部は、波長変換素子の温度を上昇させたときの計測値及び参照値の偏差と、波長変換素子の温度を低下させたときの計測値及び参照値の偏差とを比較した結果に基づいて、温度調節部の駆動を制御することが望ましい。波長変換素子が位相整合条件に適合する温度に近いほど、計測値及び参照値の偏差は小さくなる。波長変換素子の温度を上昇させたとき、及び低下させたときの偏差を比較することで、位相整合条件に適合する温度が高温側、低温側のいずれにあるかを検出できる。
また、本発明の好ましい態様としては、制御部は、波長変換素子の所定の温度を目標値として温度調節部の駆動を制御し、計測値及び目標値の偏差が一定値以上である場合に、波長変換素子へ光源部からの光が吸収されることによる波長変換素子の温度の変化量に応じて温度調節部の駆動を制御することが望ましい。目標値は、基本波光の波長に対して位相整合条件を満たす温度であって、基本波光の波長から予め求めることができる。計測値及び目標値の偏差が一定値以上であるときに温度調節部の駆動を制御することで、出力を一定範囲内に安定化させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、光源部は、光を射出する複数の発光部を備え、温度調節部及び温度計測部は、発光部からの光線ごとに配置されることが望ましい。複数の発光部を備える光源部を用いることで、光源装置を高出力化できる。また、光線ごとに配置された温度調節部及び温度計測部を用いることで、波長変換素子のうち光線が通過する部分ごとの正確な温度制御が可能となる。これにより、光源装置全体として高い効率で光を射出できる。
さらに、本発明に係る照明装置は、上記の光源装置を有し、光源装置からの光を用いて被照射物を照明することを特徴とする。上記の光源装置を用いることで、簡易かつ小型な構成により出力を安定化させることができる。これにより、簡易かつ小型な構成で、安定して光を供給することが可能な照明装置を得られる。
さらに、本発明に係るモニタ装置は、上記の照明装置と、照明装置により照明された被写体を撮像する撮像部と、を有することを特徴とする。上記の照明装置を用いることで、簡易かつ小型な構成により安定して光を供給できる。これにより、簡易かつ小型な構成で、安定した明るさの像をモニタすることが可能なモニタ装置を得られる。
さらに、本発明に係る画像表示装置は、上記の光源装置を有し、光源装置からの光を用いて画像を表示することを特徴とする。上記の光源装置を用いることで、簡易かつ小型な構成により出力を安定化させることができる。これにより、簡易かつ小型な構成で、安定した明るさの画像を表示することが可能な画像表示装置を得られる。
さらに、本発明に係る光源装置の制御方法は、光を射出する光射出工程と、前記光射出工程により射出された光の波長を波長変換素子にて変換する波長変換工程と、前記波長変換素子の温度を計測する温度計測工程と、前記波長変換素子の温度を調節する温度調節工程と、前記温度計測工程において計測された計測値に基づいて、前記波長変換素子の温度調節を制御する制御工程と、を含み、前記計測値は、前記光源部から前記波長変換素子へ前記光を供給している状態にて、所定電力を供給することによって前記温度調節部を駆動した場合の前記波長変換素子の温度であり、前記光源部から前記波長変換素子へ前記光の供給を停止した状態にて、前記所定電力を供給することによって前記温度調節部を駆動した場合の前記波長変換素子の温度が参照値として保持されており、前記制御工程において、前記光源部からの前記光が前記波長変換素子へ吸収されることによる前記波長変換素子の温度の変化量を前記計測値と前記参照値との偏差として求め、前記温度調節部の温度を変化させることにより前記偏差が最小となる温度を検出し、前記光源部から出射される所定強度の前記光が前記波長変換素子に吸収されることによる前記波長変換素子の温度の変化量である設定値と前記最小の偏差とが一致するように、前記光源部の駆動を制御することにより、前記光源部からの前記光の出力を安定化させるよう構成されていることを特徴とする。これにより、簡易かつ小型な構成により出力を安定化させることができる。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る光源装置10の概略構成を示す。光源装置10は、半導体素子11、SHG素子14、及び外部共振器19を有する半導体レーザである。半導体素子11は、光射出工程において第1波長の基本波光を射出する光源部であって、例えば、面発光型の半導体素子である。基本波光は、例えば赤外光である。第1波長は、例えば1064nmである。半導体素子11は、第1波長の光を反射するミラー層12、及びミラー層12に積層された活性層13を有する。
ミラー層12は、高屈折率の誘導体と低屈折率の誘導体との積層体によって構成されている。ミラー層12の積層構造は、半導体素子11により射出される基本波光の波長である第1波長に対して最適化され、基本波光が干渉し強め合う条件に設定されている。不図示の電流供給部から所定量の電流が供給されると、活性層13は、第1波長の基本波光を射出する。
SHG素子14は、第1波長の基本波光を入射させることにより、第2波長の高調波光を射出する。高調波光は、例えば可視光である。SHG素子14は、波長変換工程において半導体素子11からの光の波長を変換する波長変換素子である。SHG素子14は、半導体素子11及び外部共振器19の間の光路中に設けられている。第2波長は、第1波長の半分の波長であって、例えば532nmである。SHG素子14は、例えば、非線形光学結晶であるニオブ酸リチウム(LiNbO)の分極反転結晶(Periodically Poled Lithium Niobate;PPLN)である。SHG素子14は、直方体形状をなしている。
分極反転構造は、コヒーレント長ごとに非線形光学定数の符号を反転させて構成されている。分極反転構造は、基本波光の第1波長に対応するピッチで形成されている。分極反転構造の形成には、自発分極を持つ非線形光学結晶へ電圧を印加する手法が多く用いられている。分極反転構造は、例えば、ニオブ酸リチウム(LN)基板上に絶縁層の微細なパターンを形成し、金属膜或いは電解液を介して電圧を印加することにより得られる。
外部共振器19は、ミラー層12との間において、半導体素子11からの光を共振させる。外部共振器19は、第1波長の光を選択的に反射し、第1波長とは異なる波長(第2波長を含む)の光を透過させる。外部共振器19としては、例えば、VHG(Volume Holographic Grating)を用いることができる。VHGは、LiNbO、BGO等のフォトリフラクティブ結晶、ポリマー等を用いて形成できる。
VHGには、二方向から入射させた入射光によって生じた干渉縞が記録されている。干渉縞は、高屈折率部分と低屈折率部分とが周期的に配列された周期構造として記録される。VHGは、かかる干渉縞とブラッグ条件が適合する光のみを、回折により選択的に反射する。外部共振器19は、直方体形状をなしている。外部共振器19は、板状に形成された材料を切り分けることで得られる。外部共振器19は、切り分け前の材料の厚みや、材料から切り出すサイズを適宜変更することで、所望の大きさとすることができる。外部共振器19は、波長選択性を有するものであれば良く、VHGに限られない。外部共振器19としては、例えば、バンドパスフィルタやダイクロイックミラーを用いても良い。
半導体素子11の活性層13から射出した基本波光は、SHG素子14へ入射する。SHG素子14で生じた高調波光は、外部共振器19を透過し、光源装置10の外部へ射出する。半導体素子11側からSHG素子14を透過した基本波光は、外部共振器19で反射する。外部共振器19で反射した基本波光は、SHG素子14へ入射する。外部共振器19からSHG素子14へ入射し、SHG素子14を透過した基本波光は、半導体素子11へ入射する。半導体素子11へ入射した基本波光は、ミラー層12で反射した後、半導体素子11からSHG素子14へ向けて射出される。ミラー層12及び外部共振器19により反射された基本波光は、活性層13から新たに射出される基本波光と共振して増幅される。
SHG素子14上には、熱拡散板15及び基板16が積層されている。熱拡散板15及び基板16は、いずれも、SHG素子14と略同じ大きさの矩形形状をなしている。熱拡散板15は、SHG素子14へ伝導させる熱を拡散させる。熱拡散板15は、高い熱伝導率を持つ部材、例えば金属部材である銅を用いて構成されている。基板16は、絶縁性を持つ部材、例えばエポキシ樹脂を用いて構成されている。
基板16上には、ヒータ17及びサーミスタ18が配置されている。ヒータ17は、基板16及び熱拡散板15を介してSHG素子14へ熱を供給する。ヒータ17は、温度調節工程においてSHG素子14の温度を調節する温度調節部である。ヒータ17としては、例えば電熱ヒータを用いることができる。サーミスタ18は、温度計測工程においてSHG素子14の温度を計測する温度計測部である。ヒータ17及びサーミスタ18は、基板16上に形成された不図示の配線パターンに接続されている。ヒータ17及びサーミスタ18は、配線パターンを通じた電力供給により駆動する。絶縁性の基板16を設けることで、熱拡散板15を介した不要な導通を遮断することができる。
ヒータ17からの熱は、基板16及び熱拡散板15を介してSHG素子14へ伝達する。熱拡散板15で熱を拡散させることで、SHG素子14へ均一に熱を供給する。よって、SHG素子14の温度を均一化できる。なお、温度調節部としては、ヒータ17に代えて他の素子、例えばペルチェ素子や、薄膜状の抵抗体等を用いても良い。サーミスタ18は、SHG素子14の温度を計測可能であればいずれの位置に配置することとしても良い。
図2は、サーミスタ18による計測結果に基づいて光源装置10の出力を安定化させるためのブロック構成を示す。サーミスタ18は、温度の変化を抵抗値の変化として制御部21へ出力する。制御部21は、CPU22、ROM23、RAM24を備え、コンピュータとして機能する。制御部21は、ROM23に記憶されている制御プログラムに従ってCPU22を動作させることにより、光源装置10の駆動を制御する。RAM24は、光源装置10の制御に必要なデータを記憶する。制御部21は、制御工程において、サーミスタ18により計測された計測値に基づいてヒータ17の駆動、及び光源駆動部25を制御する。光源駆動部25は、制御部21による制御に基づいて、半導体素子11を駆動する。
図3は、SHG素子14で波長変換されず残された基本波光の強度L1、SHG素子14で波長変換された高調波光の強度L2、及びSHG素子14の温度の関係を示す。図示するグラフ中、左縦軸は高調波光の強度L2、右縦軸は基本波光の強度L1、横軸はSHG素子14の温度を示し、いずれも単位は任意であるものとする。SHG素子14が所定の温度T0のとき、SHG素子14は、基本波光に対して位相整合条件を満たす。SHG素子14が温度T0のとき、高調波光の強度L2は最大となる。また、SHG素子14が温度T0のとき、基本波光の強度L1は最小となる。
半導体素子11及び外部共振器19の間を往復する基本波光の一部は、SHG素子14へ吸収される。SHG素子14へ吸収された基本波光は、熱に変換される。半導体素子11からの基本波光の強度が変化した場合、SHG素子14における基本波光の吸収量も変化するために、SHG素子14の温度が変化することとなる。SHG素子14の温度がT0から変化すると、高調波光の強度L2が減少し、かつ基本波光の強度L1が増加する。
基本波光の強度L1が増加すると、SHG素子14における基本波光の吸収量が増加し、SHG素子14の温度がさらに変化することになる。SHG素子14を一回透過することにより基本波光が高調波光へ変換される割合は低いため、SHG素子14内には高調波光に対して基本波光が多く存在することとなる。このため、基本波光の強度L1の変化は、SHG素子14の温度に大きな影響を及ぼすといえる。安定した強度のレーザ光を射出するには、光源装置10は、半導体素子11からの基本波光の強度を制御する必要がある。
また、半導体素子11から射出される基本波光の波長が変化した場合、変化後の波長に対してSHG素子14の位相整合条件を満たす温度はT0から変化することとなる。このときSHG素子14の温度がT0のままであると、変化後の波長に対してSHG素子14の位相整合条件は満たされないことになる。位相整合条件が満たされないと、高調波光の強度L2は減少し、かつ基本波光の強度L1は増加する。基本波光の強度L1が増加すると、SHG素子14における基本波光の吸収量が増加し、SHG素子14の温度がさらに変化することになる。安定した強度のレーザ光を射出するには、光源装置10は、位相整合条件を満たす温度にSHG素子14の温度を制御する必要がある。
図4は、光源装置10の出力を安定化させるための手順を説明するフローチャートである。ステップS1において、制御部21は、SHG素子14の所定の温度T0を目標値としてヒータ17の駆動を制御する。目標値T0は、基本波光の当初の波長に対して位相整合条件を満たす温度であって、基本波光の当初の波長から予め求めることができる。目標値T0は、RAM24に記憶されている。制御部21は、サーミスタ18により計測される計測値t0及び目標値T0の偏差dT0が小さくなるように、計測値t0に基づいてヒータ17をフィードバック制御する。
ステップS2において、制御部21は、計測値t0及び目標値T0の偏差dT0が一定値以上であるか否かを判断する。判断の基準となる一定値は、光源装置10の用途に応じて適宜設定することができる。偏差dT0が一定値未満であると判断した場合、ステップS1に戻って、目標値T0を目標とするヒータ17の制御を続行する。偏差dT0が一定値以上であると判断した場合、制御部21は、ステップS3において、SHG素子14の温度を上昇させるようにヒータ17の駆動を制御する。
このとき、例えば、ヒータ17へ電力Waが投入され、サーミスタ18により計測される計測値がt0からta(t0<ta)へ上昇したとする。ステップS3において、制御部21は、SHG素子14の温度を上昇させたときの計測値ta及び参照値Taの偏差dTaを算出する。参照値Taは、半導体素子11からSHG素子14への光の供給を停止した状態で、ヒータ17へ電力Waを投入した場合のSHG素子14の温度である。参照値Taは、RAM24に保持されている。偏差dTaは、SHG素子14へ半導体素子11からの光が吸収されることによるSHG素子14の温度の変化量に相当する。
次に、制御部21は、ステップS4において、SHG素子14の温度を低下させるようにヒータ17の駆動を制御する。このとき、例えば、ヒータ17へ電力Wbが供給され、サーミスタ18により計測値tbが計測されたとする。計測値tbは、ステップS2における計測値t0より低い値である(tb<t0<ta)。制御部21は、SHG素子14の温度を低下させたときの計測値tb及び参照値Tbの偏差dTbを算出する。参照値Tbは、半導体素子11からSHG素子14への光の供給を停止した状態で、ヒータ17へ電力Wbを投入した場合のSHG素子14の温度である。参照値Tbは、RAM24に保持されている。偏差dTbは、SHG素子14へ半導体素子11からの光が吸収されることによるSHG素子14の温度の変化量に相当する。参照値Ta、Tbは、ヒータ17への投入電力、及び環境温度に関連付けて予め求められる。
このように、制御部21は、SHG素子14へ半導体素子11からの光が吸収されることによるSHG素子14の温度の変化量を検出する。なお、ステップS3及びステップS4は、順序が逆であっても良い。次に、制御部21は、ステップS5において、偏差dTa、及び偏差dTbを比較する。ここで、計測値及び参照値の偏差が小さいほど、SHG素子14へ吸収された基本波光は少ないといえる。SHG素子14の位相整合条件を満たすとき、計測値及び参照値の偏差は最小となる。
図5は、計測値及び参照値の偏差と、SHG素子14の温度との関係を示す。計測値及び参照値の偏差は、SHG素子14の位相整合条件を満足する温度t0’において最小となる。例えば、偏差dTaが偏差dTbより大きい場合、SHG素子14の位相整合条件を満たす温度t0’は、ステップS2における計測値t0より低い数値となる。ステップS5において偏差dTaが偏差dTbより大きいと判断された場合、制御部21は、ステップS6において、SHG素子14の温度を徐々に低下させるようにヒータ17の駆動を制御する。さらに、制御部21は、ステップS8において、SHG素子14の温度を変化させながら、偏差dTbが最小値dTminとなる温度t0’を検出する。
偏差dTaが偏差dTbより小さい場合、SHG素子14の位相整合条件を満たす温度t0’は、ステップS2における計測値t0より高い数値となる。ステップS5において偏差dTaが偏差dTbより小さいと判断された場合、制御部21は、ステップS7において、SHG素子14の温度を徐々に上昇させるようにヒータ17の駆動を制御する。さらに、制御部21は、ステップS8において、SHG素子14の温度を変化させながら、偏差dTaが最小値dTminとなる温度t0’を検出する。
ステップS8において、制御部21は、RAM24に保持されている目標値T0をt0’に書き換える。その後、制御部21は、目標値t0’を目標としてヒータ17の駆動を制御する。このようにして、半導体素子11からの基本波光の波長の変化に対して、SHG素子14が位相整合条件を満足する温度となるようにヒータ17の駆動を制御することができる。SHG素子14が位相整合条件を満足する温度となるようにヒータ17の駆動を制御することで、波長変換効率の低下を低減でき、光源装置10からのレーザ光の強度を安定化させることができる。
光源装置10は、安定した出力を得るためには、半導体素子11から所定の強度の基本波光を射出させる必要がある。RAM24は、半導体素子11からの基本波光が所定の強度Pである場合に半導体素子11からの基本波光がSHG素子14へ吸収されることによるSHG素子14の温度の変化量を、設定値T2として保持している。制御部21は、ステップS9において、偏差dTminと設定値T2とを比較する。
図6は、計測値及び参照値の偏差と、半導体素子11からの基本波光の強度との関係を示す。レーザ光の強度が大きくなるほど、SHG素子14へ光が吸収されることによる温度の変化量も大きくなる。RAM24には、計測値及び参照値の偏差と、半導体素子11からの光の強度との関係がテーブルとして記憶されている。偏差dTminが設定値T2とは異なる値である場合、ステップS10において、制御部21は、偏差dTminが設定値T2に一致するように光源駆動部25を制御する。偏差dTminが設定値T2より小さい場合、制御部21は、半導体素子11からの基本波光の強度を大きくするように光源駆動部25を制御する。偏差dTminが設定値T2より大きい場合、制御部21は、半導体素子11からの基本波光の強度を小さくするように光源駆動部25を制御する。光源駆動部25の制御後、ステップS9において再び偏差dTminと設定値T2とが比較される。このようにして、半導体素子11からの基本波光の強度の変化に対して、光源装置10からのレーザ光の強度を安定化させることができる。
ステップS9において偏差dTminと設定値T2とが一致すると判断された場合、制御部21は、ステップS11において、光源装置10の電源がOFFにされたか否かを判断する。ステップS11において光源装置10の電源がOFFにされたと判断した場合、ステップS12において、ヒータ17の駆動を停止する。ステップS11において光源装置10の電源がOFFにされてないと判断した場合、ステップS1に戻り、制御部21は、目標値t0’を目標とするヒータ17の制御を継続する。
本発明の光源装置10は、光検出のための受光素子等を用いずに、光源装置10からのレーザ光の強度を安定化できる。これにより、光検出のための受光素子等を不要とし、簡易かつ小型な構成により出力を安定化させることができるという効果を奏する。
図7は、本発明の実施例2に係る光源装置30の概略構成を示す。本実施例の光源装置30は、複数のレーザ光を射出するレーザアレイである。上記実施例と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。半導体素子31は、基本波光を射出させる複数の発光部32を備える面発光型のアレイ光源である。複数の発光部32を備える半導体素子31を用いることで、光源装置30の高出力化が可能となる。なお、半導体素子31は3つの発光部32を備える構成に限られず、複数の発光部32を備えていれば良い。
基板16上には、ヒータ17及びサーミスタ18の組が、発光部32からの光線ごとに配置されている。ヒータ17及びサーミスタ18は、SHG素子14内を透過する光線に沿って設けられている。半導体素子31からの基本波光は、SHG素子14のうちヒータ17及びサーミスタ18の直下の部分を通過する。
制御部は、サーミスタ18により計測された計測値に基づいて、光線ごとにヒータ17及び基本波光の強度を制御する。光線ごとの制御を可能とすることで、SHG素子14のうち光線が通過する部分ごとの正確な温度制御、及び光線ごとの強度調節が可能となる。これにより、光源装置30全体として高い効率でレーザ光を射出できる。ヒータ17及びサーミスタ18の数は、発光部32の数と同数である場合に限られない。複数の光線に対して一組のヒータ17及びサーミスタ18を対応させる場合、ヒータ17及びサーミスタ18の数は、発光部32より少なくしても良い。上記各実施例の光源装置は、各実施例で説明する構成である場合に限られず、構成を適宜変更しても良い。光源装置は、例えば、半導体レーザ励起固体(Diode Pumped Solid State;DPSS)レーザとしても良い。光源装置は、必要に応じて、偏光選択用フィルタ、波長選択用フィルタ等の光学素子を設けても良い。
図8は、本発明の実施例3に係るモニタ装置40の概略構成を示す。モニタ装置40は、装置本体41と、光伝送部42とを有する。装置本体41は、上記実施例1の光源装置10(図1参照)を備える。光伝送部42は、2つのライトガイド44、45を有する。光伝送部42のうち被写体(不図示)側の端部には、拡散板46及び結像レンズ47が設けられている。第1ライトガイド44は、光源装置10からの光を被写体へ伝送する。拡散板46は、第1ライトガイド44の射出側に設けられている。第1ライトガイド44内を伝播した光は、拡散板46を透過することにより、被写体側にて拡散する。光源装置10から拡散板46までの光路中の各部は、被写体を照明する照明装置を構成する。
第2ライトガイド45は、被写体からの光をカメラ43へ伝送する。結像レンズ47は、第2ライトガイド45の入射側に設けられている。結像レンズ47は、被写体からの光を第2ライトガイド45の入射面へ集光させる。被写体からの光は、結像レンズ47により第2ライトガイド45へ入射した後、第2ライトガイド45内を伝播してカメラ43へ入射する。
第1ライトガイド44、第2ライトガイド45としては、多数の光ファイバを束ねたものを用いることができる。光ファイバを用いることで、光を遠方へ伝送させることができる。カメラ43は、装置本体41内に設けられている。カメラ43は、光源装置10からの光により照明された被写体を撮像する撮像部である。第2ライトガイド45から入射した光をカメラ43へ入射させることで、カメラ43による被写体の撮像ができる。上記実施例1の光源装置10を用いることにより、簡易かつ小型な構成により出力を安定化させることができる。これにより、簡易かつ小型な構成で、安定した明るさの像をモニタできるという効果を奏する。なお、モニタ装置40は、上記実施例2の光源装置30を適用しても良い。
図9は、本発明の実施例4に係るプロジェクタ50の概略構成を示す。プロジェクタ50は、スクリーン59に光を供給し、スクリーン59で反射する光を観察することで画像を鑑賞するフロント投写型のプロジェクタである。プロジェクタ50は、赤色(R)光用光源装置51R、緑色(G)光用光源装置51G、青色(B)光用光源装置51Bを有する。各色光用光源装置51R、51G、51Bは、いずれも上記実施例1の光源装置10(図1参照)と同様の構成を有する。プロジェクタ50は、各色光用光源装置51R、51G、51Bからの光を用いて画像を表示する画像表示装置である。
R光用光源装置51Rは、R光を供給する光源装置である。拡散素子52は、照明領域の整形、拡大、照明領域における光量分布の均一化を行う。拡散素子52としては、例えば、回折光学素子である計算機合成ホログラム(Computer Generated Hologram;CGH)を用いることができる。フィールドレンズ53は、R光用光源装置51Rからの光を平行化させ、R光用空間光変調装置54Rへ入射させる。R光用光源装置51R、拡散素子52、及びフィールドレンズ53は、R光用空間光変調装置54Rを照明する照明装置を構成する。R光用空間光変調装置54Rは、照明装置からのR光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。R光用空間光変調装置54Rで変調されたR光は、色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム55へ入射する。
G光用光源装置51Gは、G光を供給する光源装置である。拡散素子52及びフィールドレンズ53を経た光は、G光用空間光変調装置54Gへ入射する。G光用光源装置51G、拡散素子52、及びフィールドレンズ53は、G光用空間光変調装置54Gを照明する照明装置を構成する。G光用空間光変調装置54Gは、照明装置からのG光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。G光用空間光変調装置54Gで変調されたG光は、クロスダイクロイックプリズム55のうちR光が入射する面とは異なる面へ入射する。
B光用光源装置51Bは、B光を供給する光源装置である。拡散素子52及びフィールドレンズ53を経た光は、B光用空間光変調装置54Bへ入射する。B光用光源装置51B、拡散素子52、及びフィールドレンズ53は、B光用空間光変調装置54Bを照明する照明装置を構成する。B光用空間光変調装置54Bは、照明装置からのB光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。B光用空間光変調装置54Bで変調されたB光は、クロスダイクロイックプリズム55のうちR光が入射する面、及びG光が入射する面とは異なる面へ入射する。透過型液晶表示装置としては、例えば高温ポリシリコンTFT液晶パネル(High Temperature Polysilicon;HTPS)を用いることができる。
クロスダイクロイックプリズム55は、互いに略直交させて配置された2つのダイクロイック膜56、57を有する。第1ダイクロイック膜56は、R光を反射し、G光及びB光を透過させる。第2ダイクロイック膜57は、B光を反射し、R光及びG光を透過させる。クロスダイクロイックプリズム55は、それぞれ異なる方向から入射したR光、G光及びB光を合成し、投写レンズ58の方向へ射出する。投写レンズ58は、クロスダイクロイックプリズム55で合成された光をスクリーン59に向けて投写する。
上記の光源装置10と同様の構成を有する各色光用光源装置51R、51G、51Bを用いることにより、簡易かつ小型な構成により出力を安定化させることができる。これにより、簡易かつ小型な構成で、安定した明るさの画像を表示できるという効果を奏する。なお、各色光用光源装置51R、51G、51Bは、上記実施例2の光源装置30と同様の構成を適用しても良い。プロジェクタ50は、R光用光源装置51R、G光用光源装置51G、B光用光源装置51Bがいずれも上記の光源装置10、30と同様の構成である場合に限られない。例えば、R光用光源装置51Rは、SHG素子を用いず光源部からの基本波光をそのまま射出するものとしても良い。
プロジェクタは、空間光変調装置として透過型液晶表示装置を用いる場合に限られない。空間光変調装置としては、反射型液晶表示装置(Liquid Crystal On Silicon;LCOS)、DMD(Digital Micromirror Device)、GLV(Grating Light Valve)等を用いても良い。プロジェクタは、色光ごとに空間光変調装置を備える構成に限られない。プロジェクタは、一の空間光変調装置により2つ又は3つ以上の色光を変調する構成としても良い。プロジェクタは、空間光変調装置を用いる場合に限られない。プロジェクタは、ガルバノミラー等の走査手段により光源装置からのレーザ光を走査させ、被照射面において画像を表示するレーザスキャン型のプロジェクタであっても良い。プロジェクタは、画像情報を持たせたスライドを用いるスライドプロジェクタであっても良い。プロジェクタは、スクリーンの一方の面に光を供給し、スクリーンの他方の面から射出する光を観察することで画像を鑑賞する、いわゆるリアプロジェクタであっても良い。
本発明の光源装置は、画像表示装置である液晶ディスプレイに適用しても良い。本発明の光源装置と導光板を組み合わせることにより、液晶パネルを照明する照明装置として用いることができる。この場合も、明るい画像を表示することができる。本発明の光源装置は、モニタ装置や画像表示装置に適用される場合に限られない。本発明の光源装置は、例えば、レーザ光を用いた露光のための露光装置やレーザ加工装置等の光学系に用いても良い。
以上のように、本発明に係る光源装置は、モニタ装置や画像表示装置に用いる場合に適している。
本発明の実施例1に係る光源装置の概略構成を示す図。 光源装置の出力を安定化させるためのブロック構成を示す図。 基本波光の強度、高調波光の強度、及びSHG素子の温度の関係を示す図。 光源装置の出力を安定化させるための手順を説明するフローチャート。 計測値及び参照値の偏差と、SHG素子の温度との関係を示す図。 計測値及び参照値の偏差と、基本波光の強度との関係を示す図。 本発明の実施例2に係る光源装置の概略構成を示す図。 本発明の実施例3に係るモニタ装置の概略構成を示す図。 本発明の実施例4に係るプロジェクタの概略構成を示す図。
符号の説明
10 光源装置、11 半導体素子、12 ミラー層、13 活性層、14 SHG素子、15 熱拡散板、16 基板、17 ヒータ、18 サーミスタ、19 外部共振器、21 制御部、22 CPU、23 ROM、24 RAM、25 光源駆動部、30 光源装置、31 半導体素子、32 発光部、40 モニタ装置、41 装置本体、42 光伝送部、43 カメラ、44 第1ライトガイド、45 第2ライトガイド、46 拡散板、47 結像レンズ、50 プロジェクタ、51R R光用光源装置、51G G光用光源装置、51B B光用光源装置、52 拡散素子、53 フィールドレンズ、54R R光用空間光変調装置、54G G光用空間光変調装置、54B B光用空間光変調装置、55 クロスダイクロイックプリズム、56 第1ダイクロイック膜、57 第2ダイクロイック膜、58 投写レンズ、59 スクリーン

Claims (8)

  1. 光を射出する光源部と、
    前記光源部からの光の波長を変換する波長変換素子と、
    前記波長変換素子の温度を計測する温度計測部と、
    前記波長変換素子の温度を調節する温度調節部と、
    前記温度計測部により計測された計測値に基づいて前記温度調節部の駆動を制御する制御部と、を有し、
    前記計測値は、前記光源部から前記波長変換素子へ前記光を供給している状態にて、所定電力を供給することによって前記温度調節部を駆動した場合の前記波長変換素子の温度であり、
    前記制御部は、前記光源部から前記波長変換素子へ前記光の供給を停止した状態にて、前記所定電力を供給することによって前記温度調節部を駆動した場合の前記波長変換素子の温度を参照値として保持し、前記光源部からの前記光が前記波長変換素子へ吸収されることによる前記波長変換素子の温度の変化量を前記計測値と前記参照値との偏差として求め、前記温度調節部の温度を変化させることにより前記偏差が最小となる温度を検出し、前記光源部から出射される所定強度の前記光が前記波長変換素子に吸収されることによる前記波長変換素子の温度の変化量である設定値と前記最小の偏差とが一致するように、前記光源部の駆動を制御することにより、前記光源部からの前記光の出力を安定化させるよう構成されていることを特徴とする光源装置。
  2. 前記制御部は、前記波長変換素子の温度を上昇させたときの前記計測値及び前記参照値の偏差と、前記波長変換素子の温度を低下させたときの前記計測値及び前記参照値の偏差とを比較した結果に基づいて、前記温度調節部の駆動を制御することを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記制御部は、前記波長変換素子の所定の温度を目標値として前記温度調節部の駆動を制御し、
    前記計測値及び前記目標値の偏差が一定値以上である場合に、前記波長変換素子へ前記光源部からの光が吸収されることによる前記波長変換素子の温度の変化量に応じて前記温度調節部の駆動を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 前記光源部は、光を射出する複数の発光部を備え、
    前記温度調節部及び前記温度計測部は、前記発光部からの光線ごとに配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の光源装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の光源装置を有し、前記光源装置からの光を用いて被照射物を照明することを特徴とする照明装置。
  6. 請求項に記載の照明装置と、
    前記照明装置により照明された被写体を撮像する撮像部と、を有することを特徴とするモニタ装置。
  7. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の光源装置を有し、前記光源装置からの光を用いて画像を表示することを特徴とする画像表示装置。
  8. 光を射出する光射出工程と、
    前記光射出工程により射出された光の波長を波長変換素子にて変換する波長変換工程と、
    前記波長変換素子の温度を計測する温度計測工程と、
    前記波長変換素子の温度を調節する温度調節工程と、
    前記温度計測工程において計測された計測値に基づいて、前記波長変換素子の温度調節を制御する制御工程と、を含み、
    前記計測値は、前記光源部から前記波長変換素子へ前記光を供給している状態にて、所定電力を供給することによって前記温度調節部を駆動した場合の前記波長変換素子の温度であり、
    前記光源部から前記波長変換素子へ前記光の供給を停止した状態にて、前記所定電力を供給することによって前記温度調節部を駆動した場合の前記波長変換素子の温度が参照値として保持されており、
    前記制御工程において、前記光源部からの前記光が前記波長変換素子へ吸収されることによる前記波長変換素子の温度の変化量を前記計測値と前記参照値との偏差として求め、前記温度調節部の温度を変化させることにより前記偏差が最小となる温度を検出し、前記光源部から出射される所定強度の前記光が前記波長変換素子に吸収されることによる前記波長変換素子の温度の変化量である設定値と前記最小の偏差とが一致するように、前記光源部の駆動を制御することにより、前記光源部からの前記光の出力を安定化させるよう構成されていることを特徴とする光源装置の制御方法。
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