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JP4894842B2 - カラーフィルタ製造方法、表示装置の製造方法、塗布方法 - Google Patents
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JP4894842B2 - カラーフィルタ製造方法、表示装置の製造方法、塗布方法 - Google Patents

カラーフィルタ製造方法、表示装置の製造方法、塗布方法 Download PDF

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本発明は、カラーフィルタ製造方法、表示装置の製造方法、塗布方法に関する。詳細には、インクジェット方式によるカラーフィルタ製造方法、表示装置の製造方法、塗布方法に関する。
近年、パーソナルコンピュータや携帯電話の普及に伴い、高精細かつ軽薄な表示装置が必要とされる。表示装置は、例えば、LCD(液晶ディスプレイパネル)、PDP(プラズマディスプレイパネル)、有機EL(ElectroLuminescent Display)である。これらの表示装置の構成部材として、カラーフィルタが用いられる。
カラーフィルタにおける着色層の形成方法として、インクジェット法、染色法、顔料分散法、電着法、印刷法等の各種方法がある。
インクジェット法では、基板上にパターン形成されたインク受容層にインクを塗布することにより、着色層が形成される。あるいは、基板上に遮光部により画設された開口部にインクを塗布することにより、着色層が形成される。
また、画素領域毎に異なる量のインクを塗布することにより、画素列毎のインク総量を合わせるカラーフィルタの製造方法が提案されている(例えば、[特許文献1]参照。)。
特開2007−178956号公報
しかしながら、[特許文献1]のカラーフィルタ製造方法では、画素列単位ではインク総量を合わせることができるが、画素領域単位ではインク量が異なるので、画素領域毎の色度や着色層形状が異なるという問題点がある。画素領域毎の色度が異なると、カラーフィルタの色合いや反射について、人間の視覚に違和感が生じる。画素領域毎の着色層形状が異なると、表示装置を形成する際に封入される液晶の層厚に相当するギャップが不均一となり、表示装置の品質に影響するという問題点がある。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、画素領域等の所定領域毎に塗布量を均一とすることができるカラーフィルタ製造方法、表示装置の製造方法、塗布方法を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために第1の発明は、複数のノズルを有するインクジェットヘッドを基板に対して相対的に移動させて少なくとも一回の走査を行い、前記基板上の同一の画素領域に対して複数のノズルから着色層形成用のインクを吐出して塗布を行ってカラーフィルタを製造するカラーフィルタ製造方法であって、前記画素領域に塗布する前記インクの目標量を設定する目標量設定ステップと、前記ノズル毎に前記インク1滴分の液滴量を設定する液滴量設定ステップと、前記目標量及び前記インク1滴分の液滴量に基づいて、各画素領域の塗布に用いる複数のノズル毎に前記画素領域に吐出する前記インクの液滴数を算出する液滴数算出ステップと、前記算出された液滴数分の前記インクを前記ノズルから前記画素領域に吐出する吐出ステップと、を具備し、前記インクジェットヘッドの前記走査を複数回行い、同一の前記画素領域に対して前記インクを前記走査毎に異なるノズルから吐出することを特徴とするカラーフィルタ製造方法である。
第1の発明のカラーフィルタ製造方法では、1つの画素領域に塗布するインクの目標量を設定し、ノズル毎にインク1滴分の液滴量を設定し、設定された目標量及びインク1滴分の液滴量に基づいて、各画素領域の塗布に用いる複数のノズル毎に画素領域に吐出するインクの液滴数を算出し、インクジェットヘッドを基板に対して相対的に移動させて少なくとも一回の走査を行い、算出された液滴数分のインクをノズルから画素領域に吐出して塗布を行ってカラーフィルタを製造する。
第1の発明では、1つの画素領域に塗布するインクの目標量及びインク1滴分の液滴量に基づいて、各画素領域の塗布に用いるノズルと液滴数との組み合わせを算出して各画素領域にインクを塗布することにより、画素列単位だけでなく画素領域単位で塗布されるインク量が同一となり、各画素領域における着色層形状や厚さを均一とすることができる。尚、インク量については、インク重量を用いてもよいし、インク体積を用いてもよい。
また、インクジェットヘッドのノズルから最初に吐出されるインク量が不安定な場合には、液滴数について所定の閾値(例えば、3滴)を設けて、当該閾値より小さい液滴数の解は除外して液滴数を算出することが望ましい。これにより、インク量が不安定となる液滴数の解を除外して、目標とするインク量で正確に各画素領域を塗布することができる。
また、インクジェットヘッドに使用不能なノズルが含まれる場合には、使用不能なノズルから吐出されるインクの液滴数を「0滴」とし、残りのノズルから吐出されるインクの液滴数を調整することにより、各画素領域に塗布されるインク量を均一にすることができる。例えば、インクジェットヘッドがノズル列方向に複数連結された長尺ヘッドのノズルのうち、長尺ヘッドの継ぎ目近傍のノズルは使用不能であるので液滴数を「0滴」とする。
第2の発明は、複数のノズルを有するインクジェットヘッドを基板に対して相対的に移動させて少なくとも一回の走査を行い、前記基板上の同一の画素領域に対して複数のノズルから着色層形成用のインクを吐出して塗布を行ってカラーフィルタを製造するカラーフィルタ製造ステップと、前記カラーフィルタにスペーサを形成するスペーサ形成ステップと、前記カラーフィルタとアレイ基板とを貼り合わせる貼り合わせステップと、前記カラーフィルタと前記アレイ基板の周辺部分にシール材を設けるシール材形成ステップと、前記カラーフィルタと前記アレイ基板間に液晶を封入する液晶封入ステップと、を具備する表示装置の製造方法であって、前記カラーフィルタ製造ステップに前記画素領域に塗布する前記インクの目標量を設定する目標量設定ステップと、前記ノズル毎に前記インク1滴分の液滴量を設定する液滴量設定ステップと、前記目標量及び前記インク1滴分の液滴量に基づいて、各画素領域の塗布に用いる複数のノズル毎に前記画素領域に吐出する前記インクの液滴数を算出する液滴数算出ステップと、前記算出された液滴数分の前記インクを前記ノズルから前記画素領域に吐出する吐出ステップと、を具備し、前記インクジェットヘッドの前記走査を、複数回行い、同一の前記画素領域に対して、前記インクを前記走査毎に異なるノズルから吐出することを特徴とする表示装置の製造方法である。
第2の発明は、第1の発明によって作製されたカラーフィルタを備える表示装置の製造方法に関する発明である。
第3の発明は、塗布領域全体を複数の所定領域に分け、複数のノズルを有する塗布ヘッドを前記塗布領域に対して相対的に移動させて少なくとも一回の走査を行い、同一の前記所定領域に対して複数のノズルから塗布液を吐出して塗布を行う塗布方法であって、前記所定領域に塗布する前記塗布液の目標量を設定する目標量設定ステップと、前記ノズル毎に前記塗布液1滴分の液滴量を設定する液滴量設定ステップと、前記目標量及び前記塗布液1滴分の液滴量に基づいて、各所定領域の塗布に用いる複数のノズル毎に前記所定領域に吐出する前記塗布液の液滴数を算出する液滴数算出ステップと、前記算出された液滴数分の前記塗布液を前記ノズルから前記所定領域に吐出する吐出ステップと、を具備し、前記塗布ヘッドの前記走査を、複数回行い、同一の前記所定領域に対して、前記塗布液を前記走査毎に異なるノズルから吐出することを特徴とする塗布方法である。
第3の発明の塗布方法では、塗布領域全体を所定領域に分け、1つの所定領域に塗布する塗布液の目標量を設定し、ノズル毎に塗布液1滴分の液滴量を設定し、設定された目標量及び塗布液1滴分の液滴量に基づいて、各所定領域の塗布に用いる複数のノズル毎に所定領域に吐出する塗布液の液滴数を算出し、複数のノズルを有する塗布ヘッドを塗布領域に対して相対的に移動させて複数回の走査を行い、算出された液滴数分の塗布液をノズルから所定領域に吐出して塗布を行う。
第1の発明のカラーフィルタ製造方法では、画素領域単位で塗布するインクの目標量を設定して使用するノズル毎に液滴数を算出したが、第3の発明の塗布方法では、画素領域単位に限られず、塗布領域全体を所定領域(例えば、1μm四方)に分け、この所定領域単位で使用するノズル及び塗布液の液滴数を設定する。
これにより、塗布領域全体について塗布量を均一化することができる。例えば、液晶を挟むポリイミド等の配向膜をアレイ基板やカラーフィルタの表面にインクジェット方式によって形成する場合にも適用することができる。
また、塗布領域全体を排他的に分割して所定領域を設定した場合には、塗布むら等の欠陥が発生することがあるので、隣接する所定領域については当該所定領域の端部同士が重なる位置に配置することにより、所定領域の端部については重ね塗りを行って塗布むら等の欠陥の発生を防止することができる。
本発明によれば、画素領域等の所定領域毎に塗布量を均一とすることができるカラーフィルタ製造方法、表示装置の製造方法、塗布方法を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係るカラーフィルタ製造装置及びカラーフィルタ製造方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明及び添付図面において、略同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
(1.カラーフィルタ製造装置1の構成)
最初に、図1を参照しながら、カラーフィルタ製造装置1の構成について説明する。
図1は、カラーフィルタ製造装置1の構成図である。
カラーフィルタ製造装置1は、制御部2、基板3が載置される吸着テーブル4、インクジェットヘッド5、移動部6、アライメントカメラ7、液滴数設定部10から構成される。カラーフィルタ製造装置1は、基板3に対してインクジェットヘッド5のノズル9からインクを吐出してパターニングを行い、カラーフィルタを製造する装置である。
基板3は、ガラス基板やフィルム基板である。
吸着テーブル4は、基板3を吸着して固定するテーブルである。基板の吸着は、例えば、吸着テーブル4と基板3との間の空気を減圧あるいは真空にすることにより行われる。この場合、吸着テーブルには、空気を吸引するための小孔(図示しない)が設けられ、吸着の際には当該孔を通じて真空ポンプ(図示しない)等により空気の吸引が行われる。
インクジェットヘッド5は、着色剤等を含むインクを吐出する装置である。インクジェットヘッド5は、基板3上に形成されたインク受容層にインクを塗布したり、遮光部により画設された開口部にインクを塗布する。
移動部6は、吸着テーブル4及びインクジェットヘッド5の移動及び位置決めを行う装置である。尚、移動機構としては、汎用のガイド機構や移動用アクチュエータを用いることができる。例えば、移動用アクチュエータとして、ステップモータ、サーボモータ、リニアモータを用い、ガイド機構として、直線移動機構、エアースライドを用いることができる。
アライメントカメラ7は、基板3の位置座標を検出するために、基板3の所定箇所(基板上に形成されるアライメントマーク等)を撮像するカメラである。
液滴数設定部10は、インクジェットヘッド5のノズル9毎に吐出するインクの液滴数を設定するものである。液滴数設定部10は、塗布情報設定部11、ノズル情報設定部12、液滴数情報算出部13、記憶部14を有する。記憶部14には、塗布情報15、ノズル情報16、液滴数情報17を保持する。
塗布情報設定部11は、塗布情報15を作成して記憶部14に保持する。塗布情報15については後述する。ノズル情報設定部12は、ノズル情報16を作成して記憶部14に保持する。ノズル情報16については後述する。液滴数情報算出部13は、塗布情報15及びノズル情報16に基づいて液滴数情報17を算出して記憶部14に保持する。液滴数情報17の算出については後述する。
(2.塗布方法)
次に、図2〜図4を参照しながら、カラーフィルタ製造装置1による塗布方法について説明する。
図2は、インクジェットヘッド5のノズル番号及びノズル数の関係を示す図である。
図3は、インクジェットヘッド5による基板3のスキャン(走査)を示す図である。
インクジェットヘッド5は、ノズルN01(ノズル番号1)〜ノズルN(ノズル番号N)までのN個のノズルを有する。これらのN個のノズルは、1列に配置される。インクジェットヘッド5は、基板3の同一の画素列に対して複数回のスキャンを行う。スキャン回数及びスキャン間のインクジェットヘッド5の移動量は、分散数Bによって決定される。分散数Bとは、同一の画素領域に対してインクの塗布に用いるノズルの数であるため、本実施の形態においては、分散数Bの回数分スキャンが行われることとなる。インクジェットヘッド5は、一方向についてスキャンを終了すると、N/B個のノズル数分ノズル列方向に移動して、逆方向に次のスキャンを行う。同一の画素列に対して分散数Bの回数分スキャンが行われる。図3に示すように、第1スキャン〜第4スキャンでは、それぞれ、インクジェットヘッド5−1〜インクジェットヘッド5−4の位置から矢印方向にスキャンが行われる。
図4は、インクジェットヘッド5のグループ31とノズル番号32との関係を示す図である。
インクジェットヘッド5のN個のノズル9は、分散数Bの数のノズルから構成されるグループに分類される。インクジェットヘッド5のノズル列方向の移動量に相当するN/B個間隔で同一グループのノズルが割り当てられる。第1グループには、ノズル番号1、1+N/B、1+2N/B、…、1+(B−1)N/BのB個のノズルが割り当てられ、第2グループには、ノズル番号2、2+N/B、2+2N/B、…、2+(B−1)N/BのB個のノズルが割り当てられ、第N/Bグループには、ノズル番号N/B、2N/B、3N/B、…、NのB個のノズルが割り当てられる。同一の画素列に属する各画素領域に対しては、同一グループに属するノズルからインクが吐出される。
(3.塗布情報15、ノズル情報16、液滴数情報17)
次に、図5〜図9を参照しながら、塗布情報15、ノズル情報16、液滴数情報17について説明する。尚、以下の説明では、色R(RED)、色G(GREEN)、色B(BLUE)のうち、色R(RED)のインクを塗布する場合について説明する。また、インクジェットヘッド5のノズル9の数はN=20であり、分散数はB=4、グループ数(N/B)=(20/4)=5、として説明する。
(3−1.インクジェットヘッド5)
図5は、インクジェットヘッド5を示す図である。
図5のインクジェットヘッド5は、着色層形成用のインクとして色R(RED)のインクを吐出するインクジェットヘッドである。図5のインクジェットヘッド5は、ノズルN01〜ノズルN20の20個のノズル9、インク供給部21を備える。インク供給部21は、インクが充填されるチャンバ、インクをノズル9に供給するためインク配管、ノズル毎にインク吐出量を制御する吐出量制御部等から構成される。吐出量制御部は、例えば、ノズル毎に設けられたピエゾ素子の印加電圧を制御することによりインク吐出量を制御する。
(3−2.カラーフィルタ23)
図6は、基板3にインクが塗布されて形成されたカラーフィルタ23を示す図である。
基板3には遮光部25が形成される。遮光部25によって複数の画素領域27が画設される。図6のカラーフィルタ23では、画素列29−1、29−2、…、29−5には、色Rのインクが塗布される。画素列29−1は、画素領域R01、R11、R21、…、R51、…を含み、画素列29−2は、画素領域R02、R12、R22、…、R52、…を含み、画素列29−3は、画素領域R03、R13、R23、…、R53、…を含み、画素列29−4は、画素領域R04、R14、R24、…、R54、…を含み、画素列29−5は、画素領域R05、R15、R25、…、R55、…を含む。画素列29−1、29−2、…、29−5の各画素領域には、それぞれ、第1グループ(ノズルN01、N06、N11、N16)、第2グループ(ノズルN02、N07、N12、N17)、…、第5グループ(ノズルN05、N10、N15、N20)に属する4つのノズルからインクが吐出される。
(3−3.塗布情報15)
図7は、塗布情報15を示す図である。
塗布情報15は、塗布量や塗布方法に関する情報である。塗布情報15は、画素領域内重量33[T]や画素領域内液滴数34や分散数35[B]の項目を有する。画素領域内重量33[T]は、1つの画素領域に塗布するインクの目標量を示し、例えば、「20ng」である。画素領域内液滴数34は、標準的なノズルによってインクを塗布する場合のインクの液滴数を示し、例えば、「40滴」である。分散数35[B]は、同一の画素列に対するスキャン回数(塗布回数、重ね塗り回数)に相当し、例えば、「4」である。
(3−4.ノズル情報16)
図8は、ノズル情報16を示す図である。
ノズル情報16は、インクジェットヘッド5のノズル9に関する情報である。ノズル情報16は、ノズル36、液滴重量37[W]、グループ38、塗布画素領域39の項目を有する。ノズル36は、インクジェットヘッド5のノズル9を識別するための識別子を示し、例えば、「N01」である。液滴重量37[W]は、インクジェットヘッド5のノズル9から吐出されるインク1滴あたりの重量を示し、例えば、「W01(ng/滴)」である。グループ38は、各ノズルが属するグループを示し、例えば、「第1グループ」である。尚、ノズル36とグループ38との関係は、図4のノズル番号32とグループ31との関係と同様である。塗布画素領域39[R]は、ノズル毎に塗布対象の画素領域を示し、例えば、「画素列29−1(R01、R11、R21、…)」である。
(3−5.液滴数情報17)
図9は、液滴数情報17を示す図である。
液滴数情報17は、スキャン毎及び画素領域毎及びノズル毎にインクの液滴数を示す情報である。例えば、画素領域R01には、第1スキャンにおいてノズルN01から9滴のインクが吐出され、第2スキャンにおいてノズルN06から9滴のインクが吐出され、第3スキャンにおいてノズルN11から10滴のインクが吐出され、第4スキャンにおいてノズルN16から12滴のインクが吐出される。液滴数情報17は、塗布情報15及びノズル情報16に基づいて算出される。
(4.カラーフィルタ製造装置1の動作)
次に、図10及び図11を参照しながら、カラーフィルタ製造装置1の動作について説明する。
図10は、カラーフィルタ製造装置1の動作を示すフローチャートである。
カラーフィルタ製造装置1は、操作者の操作指示によって、1つの画素領域に塗布するインクの目標量である画素領域内重量33[T]を含む塗布情報15を設定する(ステップ1001)。カラーフィルタ製造装置1は、操作者の操作指示によって、インク1滴当たりの液滴重量37[W]を含むノズル情報16を設定する(ステップ1002)。例えば、複数の液滴(例えば、10万滴)の重量を電子天秤等の測定機器を用いて測定し、インク1滴当たりの液滴重量37[W]が算出される。
カラーフィルタ製造装置1は、塗布情報15及びノズル情報16に基づいて、画素領域[R]の塗布に用いる複数のノズル[N]及び当該ノズル[N]のインク1滴当たりの液滴重量37[W]を読み出す(ステップ1003)。カラーフィルタ製造装置1は、画素領域内重量33[T]及びインク1滴当たりの液滴重量37[W]に基づいて、画素領域[R]の塗布に用いる各ノズル[N]毎に、液滴数[D]を算出する。
具体的には、画素領域R01について、
T[ng]=(W01[ng/滴]×D01[滴])
+(W06[ng/滴]×D06[滴])
+(W11[ng/滴]×D11[滴])
+(W16[ng/滴]×D16[滴])、
として、上式を満たすノズルN01の液滴数D01、ノズルN06の液滴数D06、ノズルN11の液滴数D11、ノズルN16の液滴数D16が算出される。
同様にして、画素領域R02について、
T[ng]=(W02[ng/滴]×D02[滴])
+(W07[ng/滴]×D07[滴])
+(W12[ng/滴]×D12[滴])
+(W17[ng/滴]×D17[滴])、
として、上式を満たすノズルN02の液滴数D02、ノズルN07の液滴数D07、ノズルN12の液滴数D12、ノズルN17の液滴数D17が算出される。
カラーフィルタ製造装置1は、算出された液滴数[D]に基づいて、液滴数情報17を作成して記憶部14に保存する(ステップ1005)。
カラーフィルタ製造装置1は、液滴数情報17に基づいて、スキャン毎及び画素領域毎に、使用するノズル[N]及び当該ノズル[N]によって塗布するインクの液滴数[D]を設定して、基板3に対して塗布を行う(ステップ1006)。カラーフィルタ製造装置1は、色G(GREEN)や色B(BLUE)の画素領域に対しても同様の処理を行う。
以上の過程を経て、カラーフィルタ製造装置1は、1つの画素領域に塗布するインクの目標量である画素領域内重量33[T]及びインク1滴当たりの液滴重量37[W]に基づいて、各画素領域の塗布に用いる複数のノズル[N]と液滴数[D]との組み合わせを示す液滴数情報17を算出し、この液滴数情報17に基づいてスキャン毎及び画素領域毎に使用するノズル[N]及び液滴数[D]を設定して基板3の各画素領域にインクを塗布する。
図11は、色Rのインクが塗布された基板3の断面図である。図11は、基板3に塗布された色Rのインクの液滴数を画素領域毎及びノズル毎に示す。
画素領域R01、画素領域R02、画素領域R03、画素領域R04、画素領域R05は、それぞれ、スキャン毎に異なるノズルによってインクが塗布される。画素領域R01、画素領域R02、画素領域R03、画素領域R04、画素領域R05には、それぞれ、第1グループの4つのノズル、第2グループの4つのノズル、第3グループの4つのノズル、第4グループの4つのノズル、第5グループの4つのノズルによって4回のスキャンが行われてインクが塗布される。
スキャン毎、画素領域毎、ノズル毎に塗布されるインクの液滴数が異なるが、最終的には各画素領域[R]には同一の画素領域内重量33[T]のインクが塗布されるので、各画素領域[R]の着色層形状や厚さは均一である。
仮に、1つの画素領域に対して同一のノズルからインク吐出を行う場合には、液滴数を調整したとしても、当該ノズルの1滴当たりのインク量の整数倍でしか画素領域におけるインク塗布量を調整できない。
例えば、1つの画素領域に塗布するインクの目標量を1000ngとする場合、画素領域毎に均一な塗布量とするためには、各画素領域における実際のインク塗布量を目標量±3ng(997ng〜1003ng)とすることが望ましい。1つの画素領域に対して、1滴当たりのインク量が20ng程度の同一のノズルからインク吐出を行う場合には、±20ngの整数倍程度でしか画素領域におけるインク塗布量を調整できないので、画素領域毎に均一な塗布量とすることが困難である。
本発明の実施形態に係るカラーフィルタ製造装置1は、1つの画素領域に対して複数回のスキャンを行い、異なる複数のノズルから各ノズル毎に算出された液滴数分のインク吐出を行う。異なるノズル間の1滴当たりのインク量の差異は、1滴当たりのインク量より大幅に小さいので、1滴当たりのインク量の差異を考慮してノズル毎に液滴数を調整することにより、画素領域におけるインク塗布量を高精度に調整することができる。
このように、1つの画素領域に塗布するインクの目標量である画素領域内重量33[T]及びインク1滴当たりの液滴重量37[W]に基づいて、各画素領域の塗布に用いる複数のノズル[N]と液滴数[D]との組み合わせを算出して各画素領域にインクを塗布することにより、画素列単位だけでなく画素領域単位で塗布されるインク量が同一となり、各画素領域における着色層形状や厚さを均一とすることができる。これにより、カラーフィルタの色合いや反射外観を向上させることができる。また、表示装置を形成する際に封入される液晶の層厚に相当するギャップが均一となり、表示装置の品質を向上させることができる。
尚、図10のステップ1004の処理において、インクジェットヘッド5のノズル9から最初に吐出されるインク量が不安定な場合には、液滴数[D]について所定の閾値(例えば、3滴)を設けて、当該閾値より小さい液滴数の解は除外して液滴数情報17を算出することが望ましい。これにより、インク量が不安定となる液滴数の解を除外して、目標とするインク量で正確に各画素領域を塗布することができる。
(5.長尺ヘッド)
次に、図12〜図16を参照しながら、本発明の実施形態に係る長尺ヘッドを用いたインクの塗布について説明する。
図12は、複数のインクジェットヘッドの配置を示す図である。
一般に、複数のインクジェットヘッドを用いてインクを塗布する場合、図12に示すように、複数のインクジェットヘッド51及びインクジェットヘッド52が千鳥状に配置される。インクジェットヘッド51のノズルピッチ53及びインクジェットヘッド52のノズルピッチ54及びヘッド間ノズルピッチ55は同一長である。これらの複数のインクジェットヘッドを用いてインクを塗布することにより生産性が向上する。
しかしながら、インクジェットヘッド51及びインクジェットヘッド52は千鳥状に配置されるので、設置スペースが必要となる。また、インクジェットヘッド51とインクジェットヘッド52とでは塗布方向のインク着弾位置が異なるので、塗布タイミングを調整する必要がある。
図13及び図14及び図15は、それぞれ、長尺ヘッド60及び長尺ヘッド70及び長尺ヘッド80を示す図である。
図13の長尺ヘッド60は、インクジェットヘッド61の部材の右端及びインクジェットヘッド62の部材の左端を切り取って連結したものである。インクジェットヘッド61のノズルピッチ63及びインクジェットヘッド62のノズルピッチ64及びヘッド間ノズルピッチ65は同一長である。連結位置66のノズルについては、インク供給部21の設置スペースを設けることができないので、使用できない。従って、従来のカラーフィルタ製造装置では、長尺ヘッド60を用いてインクを塗布した場合に塗布できない画素領域が生じる。
図14の長尺ヘッド70は、インクジェットヘッド71の右端のノズル位置及びインクジェットヘッド72の左端のノズル位置で切り取って連結したものである。ヘッド間ノズルピッチ75は、インクジェットヘッド71のノズルピッチ73及びインクジェットヘッド72のノズルピッチ74の2倍である。連結位置76のノズルについては、ノズルが切断されているので使用できない。従って、従来のカラーフィルタ製造装置では、長尺ヘッド70を用いてインクを塗布した場合に塗布できない画素領域が生じる。
図15の長尺ヘッド80は、インクジェットヘッド81の右端とインクジェットヘッド82の左端とを連結したものである。ヘッド間ノズルピッチ85は、インクジェットヘッド81のノズルピッチ83及びインクジェットヘッド82のノズルピッチ84の整数倍(例えば、2倍)である。連結位置には、ヘッド間ノズルピッチ85を調整するための部材を設けてもよい。連結位置86には、ノズルが存在しない。従って、従来のカラーフィルタ製造装置では、長尺ヘッド80を用いてインクを塗布した場合に塗布できない画素領域が生じる。
図16は、長尺ヘッドについて算出された液滴数情報90を示す図である。
本発明の実施形態に係るカラーフィルタ製造装置1では、インクの液滴数をスキャン毎及び画素領域毎及びノズル毎に設定する。そこで、カラーフィルタ製造装置1は、図10のステップ1004の処理において、上記の長尺ヘッド60あるいは長尺ヘッド70あるいは長尺ヘッド80について、各画素領域の塗布に用いるノズル[N]と液滴数[D]との組み合わせ算出する際に、使用不能なノズルについては「0滴」として液滴数情報90を算出する。例えば、インクジェットヘッド5の両端のノズルN01及びノズルN20が使用不能である場合、カラーフィルタ製造装置1は、液滴数データ91「ノズルN01:0滴」及び液滴数データ92「ノズルN20:0滴」として液滴数情報90を算出する。
このように、カラーフィルタ製造装置1は、複数のインクジェットヘッドを連結した長尺ヘッドを用いて、同一の画素領域に対して複数回のスキャンを行って異なるノズルによってインクを塗布する場合、使用不能なノズルから吐出するインクの液滴数を「0滴」とし、残りのノズルから吐出するインクの液滴数を調整することにより、各画素領域に塗布されるインク量を均一にすることができる。また、長尺ヘッドを用いることにより生産性を向上させることができる。また、複数のインクジェットヘッドを千鳥状に配置することに代えて長尺ヘッドを用いることにより、塗布方向のインク着弾位置が一致するので塗布タイミングを調整する必要がない。連結位置近傍のノズルが使用不能な場合のみならず、ノズルの目詰まり等によってノズルが使用不能になった場合にも適用することができるので、長尺ヘッドの一部のノズルが使用不能となった場合であっても、当該長尺ヘッドを交換することなく継続使用することができ、維持管理負担を軽減することができる。
(6.表示装置101の製造)
図17は、表示装置101を示す図である。ここでは、表示装置101として液晶ディスプレイパネルを挙げて説明する。
基板102は、カラーフィルタ製造装置1により製造されたカラーフィルタである。基板102には、液晶封入空間を確保するためのスペーサ106が形成される。基板103は、TFT(Thin Film Transistor)等のアレイ基板である。基板102と基板103とを貼り合わせ、基板の周辺部分にシール材104を設け、基板間に液晶107を封入することにより、表示装置101が製造される。
(7.その他)
尚、上述の実施形態では、インク量としてインク重量を測定するものとして説明したが、インク体積を測定するようにしてもよい。例えば、インクの液滴を立体的に測定することによりインクの体積が求められる。
また、上述した実施の形態に対してさまざまな変更を加えることが可能である。以下、変形の一例について説明する。
例えば、上述した実施の形態においては、1つの画素領域27に対して、インクジェットヘッド5のスキャン毎に異なるノズルからインクが塗布される例を示したが、これに限られない。インクジェットヘッド5が基板3に対して相対移動(スキャン)する際に、基板3上の1つの画素領域27に対して、インクジェットヘッド5に含まれる複数のノズルが対面する場合には、一回のスキャン中に、1つの画素領域27に対して複数のノズルからインクが吐出されるようにしてもよい。
上述した実施の形態において、インクジェットヘッド5の基板3に対する相対移動方向が、平面視長方形形状からなる画素領域27の長手方向と平行になっている例を示したが、これに限られず、図18に示すように、インクジェットヘッド5のカラーフィルタ23(基板3)に対する相対移動方向が、平面視長方形形状からなる画素領域27の長手方向(図18中の矢印方向)に直行するように構成すれば、インクジェットヘッド5が基板3に対してスキャンする際に、基板3上の1つの画素領域27に対して、インクジェットヘッド5に含まれる複数のノズル9が対面するようになる。図18に示す例によれば、図18においては、画素領域R01,R02,R03,R04,R05・・・の各画素領域には、第1グループに属する4つのノズルからインクが吐出される。つまり、一回のスキャン中に、ひとつの画素領域27に対して複数(四つ)のノズル9からインクを塗布することができる。ひとつの画素領域27にインクを塗布する複数のノズル9の各々に対して、上述した方法により液滴数を算出することができる。算出された液滴数でインクを吐出していくことにより、各画素領域27に塗布されるインク総量を目標量に精度よく近づけることが可能となり、また、インクの塗布量を画素領域27間において均一化させることができる。なお、図18に示す例においては、分散数は4となっている。
また、上述の実施形態では、画素領域に着色層形成用のインクを塗布する場合について説明したがこれに限られない。塗布領域全体を所定領域(例えば、1μm四方)に分け、同一の所定領域に対して複数回のスキャンを行って異なるノズルによって塗布液を塗布し、所定領域毎に使用するノズル及び塗布液の液滴数を設定してもよい。これにより、塗布領域全体について塗布量を均一化することができる。例えば、液晶を挟むポリイミド等の配向膜をアレイ基板やカラーフィルタの表面にインクジェット方式によって形成する場合にも適用することができる。
また、塗布領域全体を排他的に分割して所定領域を設定した場合には、塗布むら等の欠陥が発生することがあるので、隣接する所定領域については当該所定領域の端部を重ねて設定することにより、所定領域の端部については重ね塗りを行って塗布むら等の欠陥の発生を防止することができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明にかかるカラーフィルタ製造装置及び製造方法の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
カラーフィルタ製造装置1の構成図 インクジェットヘッド5のノズル番号及びノズル数の関係を示す図 インクジェットヘッド5による基板3のスキャン(走査)を示す図 インクジェットヘッド5のグループ31とノズル番号32との関係を示す図 インクジェットヘッド5を示す図 基板3にインクが塗布されて形成されたカラーフィルタ23を示す図 塗布情報15を示す図 ノズル情報16を示す図 液滴数情報17を示す図 カラーフィルタ製造装置1の動作を示すフローチャート 色Rのインクが塗布された基板3の断面図 複数のインクジェットヘッドの配置を示す図 長尺ヘッド60を示す図 長尺ヘッド70を示す図 長尺ヘッド80を示す図 長尺ヘッドについて算出された液滴数情報90を示す図 表示装置101を示す図 他の実施の形態におけるインクジェットヘッド5のカラーフィルタ23に対する相対移動の方向を説明する図
符号の説明
1………カラーフィルタ製造装置
2………制御部
3………基板
4………吸着テーブル
5………インクジェットヘッド
6………移動部
7………アライメントカメラ
9………ノズル
10………液滴数設定部
11………塗布情報設定部
12………ノズル情報設定部
13………液滴数情報設定部
14………記憶部
15………塗布情報
16………ノズル情報
17、90………液滴数情報
21………インク供給部
23………カラーフィルタ
25………遮光部
27………画素領域
29−1、29−2、…、29−5………画素列
31、38………グループ
33………画素領域内重量[T]
35………分散数[B]
37………液滴重量[W]
51、52、61、62、71、72、81、82………インクジェットヘッド
60、70、80………長尺ヘッド
66、76、86………連結位置
101………表示装置
102………カラーフィルタ基板
103………アレイ基板

Claims (13)

  1. 複数のノズルを有するインクジェットヘッドを基板に対して相対的に移動させて少なくとも一回の走査を行い、前記基板上の同一の画素領域に対して複数のノズルから着色層形成用のインクを吐出して塗布を行ってカラーフィルタを製造するカラーフィルタ製造方法であって、
    前記画素領域に塗布する前記インクの目標量を設定する目標量設定ステップと、
    前記ノズル毎に前記インク1滴分の液滴量を設定する液滴量設定ステップと、
    前記目標量及び前記インク1滴分の液滴量に基づいて、各画素領域の塗布に用いる複数のノズル毎に前記画素領域に吐出する前記インクの液滴数を算出する液滴数算出ステップと、
    前記算出された液滴数分の前記インクを前記ノズルから前記画素領域に吐出する吐出ステップと、
    を具備し、
    前記インクジェットヘッドの前記走査を、複数回行い、
    同一の前記画素領域に対して、前記インクを前記走査毎に異なるノズルから吐出することを特徴とするカラーフィルタ製造方法。
  2. 前記液滴数算出ステップは、各ノズルについて所定数以上の液滴数を算出することを特徴とする請求項に記載のカラーフィルタ製造方法。
  3. 前記液滴数算出ステップは、前記複数のノズルのうち少なくとも1つのノズルの液滴数を0滴とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカラーフィルタ製造方法。
  4. 前記液滴数算出ステップは、前記インクジェットヘッドがノズル列方向に複数連結された長尺ヘッドのノズルのうち前記長尺ヘッドの継ぎ目近傍のノズルの液滴数を0滴とすることを特徴とする請求項に記載のカラーフィルタ製造方法。
  5. 複数のノズルを有するインクジェットヘッドを基板に対して相対的に移動させて少なくとも一回の走査を行い、前記基板上の同一の画素領域に対して複数のノズルから着色層形成用のインクを吐出して塗布を行ってカラーフィルタを製造するカラーフィルタ製造ステップと、
    前記カラーフィルタにスペーサを形成するスペーサ形成ステップと、
    前記カラーフィルタとアレイ基板とを貼り合わせる貼り合わせステップと、
    前記カラーフィルタと前記アレイ基板の周辺部分にシール材を設けるシール材形成ステップと、
    前記カラーフィルタと前記アレイ基板間に液晶を封入する液晶封入ステップと、
    を具備する表示装置の製造方法であって、
    前記カラーフィルタ製造ステップに
    前記画素領域に塗布する前記インクの目標量を設定する目標量設定ステップと、
    前記ノズル毎に前記インク1滴分の液滴量を設定する液滴量設定ステップと、
    前記目標量及び前記インク1滴分の液滴量に基づいて、各画素領域の塗布に用いる複数のノズル毎に前記画素領域に吐出する前記インクの液滴数を算出する液滴数算出ステップと、
    前記算出された液滴数分の前記インクを前記ノズルから前記画素領域に吐出する吐出ステップと、
    を具備し、
    前記インクジェットヘッドの前記走査を、複数回行い、
    同一の前記画素領域に対して、前記インクを前記走査毎に異なるノズルから吐出することを特徴とする表示装置の製造方法。
  6. 前記液滴数算出ステップは、各ノズルについて所定数以上の液滴数を算出することを特徴とする請求項に記載の表示装置の製造方法。
  7. 前記液滴数算出ステップは、前記複数のノズルのうち少なくとも1つのノズルの液滴数を0滴とすることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の表示装置の製造方法。
  8. 前記液滴数算出ステップは、前記インクジェットヘッドがノズル列方向に複数連結された長尺ヘッドのノズルのうち前記長尺ヘッドの継ぎ目近傍のノズルの液滴数を0滴とすることを特徴とする請求項に記載の表示装置の製造方法。
  9. 塗布領域全体を複数の所定領域に分け、複数のノズルを有する塗布ヘッドを前記塗布領域に対して相対的に移動させて少なくとも一回の走査を行い、同一の前記所定領域に対して複数のノズルから塗布液を吐出して塗布を行う塗布方法であって、
    前記所定領域に塗布する前記塗布液の目標量を設定する目標量設定ステップと、
    前記ノズル毎に前記塗布液1滴分の液滴量を設定する液滴量設定ステップと、
    前記目標量及び前記塗布液1滴分の液滴量に基づいて、各所定領域の塗布に用いる複数のノズル毎に前記所定領域に吐出する前記塗布液の液滴数を算出する液滴数算出ステップと、
    前記算出された液滴数分の前記塗布液を前記ノズルから前記所定領域に吐出する吐出ステップと、
    を具備し、
    前記塗布ヘッドの前記走査を、複数回行い、
    同一の前記所定領域に対して、前記塗布液を前記走査毎に異なるノズルから吐出することを特徴とする塗布方法。
  10. 前記液滴数算出ステップは、各ノズルについて所定数以上の液滴数を算出することを特徴とする請求項に記載の塗布方法。
  11. 前記液滴数算出ステップは、前記複数のノズルのうち少なくとも1つのノズルの液滴数を0滴とすることを特徴とする請求項9または請求項10に記載の塗布方法。
  12. 前記液滴数算出ステップは、前記塗布ヘッドがノズル列方向に複数連結された長尺ヘッドのノズルのうち前記長尺ヘッドの継ぎ目近傍のノズルの液滴数を0滴とすることを特徴とする請求項11に記載の塗布方法。
  13. 隣接する前記所定領域については、当該所定領域の端部同士が重なる位置に配置されることを特徴とする請求項から請求項12までのいずれかに記載の塗布方法。
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