JP4894882B2 - 薄型ディスプレイ - Google Patents
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Description
特許文献2に開示される従来技術では、リアキャビネットに対するスタンドの取り付け方向を変えることにより、壁掛け可能としている。
特許文献3に開示される従来技術では、ディスプレイパネルの背面にブリッジ形状の構造体を垂直に配向しつつ平行に取り付けている。
同図は、フロントキャビネット10、開口10a、リアキャビネット11、取付ネジ穴11a、ディスプレイパネル12、第一のフレーム部材13、第二のフレーム部材14、PCB15、スタンド16を示している。
次に、これらについて説明する。
フロントキャビネット10とリアキャビネット11は合体することで内部にディスプレイパネル12を収容可能な筺体を形成する。リアキャビネット11の背面中央には図示しない壁掛け金具を固定するための四つの取付ネジ穴11aが形成されている。
上記図5においては、ディスプレイパネル3の背面には鉛直方向に配向した平行な二つの第一のフレーム部材13が備えられるとともに、両者間を第二のフレーム部材14が連結している。また、PCB15は、これらの第一のフレーム部材13と第二のフレーム部材14、およびディスプレイパネル12との間に収容される。
上述した特許文献2の技術においては、スタンドの取り付け方向を変えられるだけであり、支持構造自体は従前の構成を採用しているという課題があった。
上述した特許文献3の技術においては、主基板を跨ぐ構造となるため、主基板に高さ制限が生じ、また、ブリッジ形状の構造体を二本必要とし、構造が複雑となっているという課題があった。
上記のように構成した本態様においては、PCBプレートには軸受け部材が立設されることになるので、このままでは主基板の大きさに制限が加わる。しかし、上記軸受け部材を貫通可能な回避穴を備えることにより、同回避穴に上記軸受け部材を貫通させ、同主基板をPCBプレート上に固定する。
上記のように構成した本態様においては、略円柱状の一端はPCBプレートに固定され、他端に形成される雌ネジにより、外部の壁掛け金具に固定される。
本発明の他の態様においては、上記軸受け部材は、上記PCBプレートに対してカシメにより嵌合固定される構成としてある。
本発明の他の態様においては、上記軸受け部材は、金属製板材を折り曲げて形成される構成としてある。
上記のように構成した本態様においては、金属製板材を折り曲げることにより、一端は主基板上の所定位置に固定可能な形状としつつ、他端は外部の壁掛け金具に固定可能な形状とする。
上記のように構成した本態様においては、長手方向に平行な折り曲げが一カ所で、必要な強度を生じさせる。
本発明の他の態様においては、上記軸受け部材は、断面コの字型である構成としてある。
上記のように構成した本態様においては、長手方向に平行な折り曲げを二カ所とすることにより、必要な強度を生じさせる。
また、請求項3の発明によれば、略円柱状とすることで一般的な素材により形成可能となる。
また、請求項4の発明によれば、カシメによる嵌合固定により、加工工程を簡略化しつつ、強固に固定することができる。
また、請求項6の発明によれば、簡略な構成とすることができる。
また、請求項7の発明によれば、コンパクトに必要な強度を得ることができる。
図1は、内部構成を示す斜視図である。
同図は、フロントキャビネット1、開口1a、前面枠1b、周縁枠1c、リアキャビネット2、背面壁2a、周縁壁2b、取付ネジ穴2c、ディスプレイパネル3、PCBプレート4、軸受け部材4a、PCB5、回避穴5a、スタンド6、ネック6a、ベース6bを示している。
フロントキャビネット1は、筺体の前面側を構成し、開口1aを有する枠状となっている。開口1aは、フロントキャビネット1に形成され、ディスプレイパネル3の表示面を露出させる。前面枠1bは、枠状となっている壁面のうちの前面側に面している壁面である。周縁枠1cは、枠状となっている壁面のうちの側面側に面している壁面である。
PCBプレート4は、ディスプレイパネル3の金属製ケースにネジ止め固定にて支持され、その状態でディスプレイパネル3を駆動する制御基板を載置して保持するための金属製の板状部材である。ここでは、制御基板である主基板5(PCB)を載置して保持するための金属製の板状部材であり、幅200mm、高さ200mmの間隔とした壁掛け金具に対応するように形成されている。軸受け部材4aは、金属製の略円柱状の部材であり、一端をPCBプレート4にカシメによる嵌合固定されてリアキャビネット2に向けて延設され、他端の先端には雌ネジ穴が形成されている。
軸受け部材4aの設置場所は、壁掛け金具の規格に依存している。図に示すものは200mm×200mmのVESA規格に対応している。
回避穴5aは他の規格に従ってPCB5上の電子部品との距離を確保できるように形成する。また、PCB5上においても回避穴5aの周辺では上記規格を満足するように部品の配置を設計している。
同壁掛け金具は四つの取付ネジ穴2cを介してリアキャビネット2を介在させつつ四つの軸受け部材4aに螺合固定される。この状態で同壁掛け金具を壁に固定することで本薄型ディスプレイを壁掛け支持することが可能となる。
同図は、第二のPCBプレート7と、軸受け部材7aを示している。
次に、これらについて説明する。
第二のPCBプレート7は、ディスプレイパネル3の金属製ケースにネジ止め固定にて支持され、その状態でディスプレイパネルを駆動する制御基板を載置して保持するための金属製の板状部材である。ここでは、PCB5(主基板)を載置して保持するための金属製の板状部材であり、幅400mm、高さ200mmの間隔とした壁掛け金具に対応するように形成されている。
上記図2においては、VESA規格には複数のネジ穴の間隔が規定されており、この例では400mm×200mmの規格に対応してPCBプレート4の形状を決定している。このように左右の軸受け部材4aの間隔を広くすることで載置すべきPCB5に回避穴5aを形成しなくても干渉を避けることができる。
図3は、軸受け部材の変形例を示す斜視図である。
同図は、第二の軸受け部材8、L字断面部位8a、PCB側取付部位8b、金具側取付部位8cを示している。
次に、これらについて説明する。
第二の軸受け部材8は金属製板材を折り曲げ加工して形成されており、全長にわたって断面がL字型となるL字断面部位8aを有している。L字断面部位8aの一端はPCBプレート4に取り付けるためのPCB側取付部位8bとなっており、同PCB側取付部位はL字断面部位のそれぞれの壁面を長手方向と直角に外側に折り曲げて形成されている。第二の軸受け部材8におけるL字断面部位の他端は壁掛け金具が螺合するための金具側取付部位8cとなっており、同金具側取付部位はL字断面部位のそれぞれまたは一方の壁面を長手方向と直角に内側に折り曲げて形成されている。
同図は、第三の軸受け部材9、コの字断面部位9a、PCB側取付部位9b、金具側取付部位9cを示している。
次に、これらについて説明する。
第三の軸受け部材9は、金属製板材を断面コの字型となるように折り曲げ加工して形成されている。コの字断面部位9aは、金属製板材を長手方向に平行に二カ所で断面コの字型に折り曲げて必要な強度を得られるようにしている。PCB側取付部位9bは、断面コの字型とされる三つの壁面を長手方向と垂直に外側に折り曲げて形成され、PCBプレート4に対してネジ止め固定することで略垂直に立設可能としている。金具側取付部位9cは、断面コの字型とされる三つの壁面の少なくとも一面を長手方向と垂直に内側に折り曲げて形成され、中央に雌ネジ穴を形成して壁掛け金具を螺合固定可能としている。
第三の軸受け部材9は金属製板材を折り曲げ加工して形成されており、全長にわたって断面がコの字型となるコの字断面部位9aを有している。第三の軸受け部材9におけるコの字断面部位の一端はPCBプレートに取り付けるためのPCB側取付部位9bとなっており、同PCB側取付部位はコの字断面部位のそれぞれの壁面を長手方向と直角に外側に折り曲げて形成されている。第三の軸受け部材9におけるコの字断面部位の他端は壁掛け金具が螺合するための金具側取付部位9cとなっており、同金具側取付部位はコの字断面部位のそれぞれまたは一つの壁面を長手方向と直角に内側に折り曲げて形成されている。
次に、特許請求の範囲の記載と実施例の各構成部品との対応を示す。
特許請求の範囲に記載したフロントキャビネットは、フロントキャビネット1と、開口1aと、前面枠1bと、周縁枠1cとによって構成されている。
特許請求の範囲に記載した薄型ディスプレイパネルは、ディスプレイパネル3によって構成されている。
特許請求の範囲に記載したPCBプレートは、PCBプレート4によって構成されている。
特許請求の範囲に記載した軸受け部材は、軸受け部材4aと、軸受け部材7aと、第二の軸受け部材8と、L字断面部位8aと、PCB側取付部位8bと、金具側取付部位8cと、第三の軸受け部材9と、コの字断面部位9aと、PCB側取付部位9bと、金具側取付部位9cとによって構成されている。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
Claims (8)
- 表示面の開口を有するとともに筺体の前面側となる枠状に形成されるフロントキャビネットと、
筺体の背面側となる薄箱形に形成されるリアキャビネットと、
前面側に表示面を有し、背面と側面を金属製ケースに覆われ、上記フロントキャビネットと上記リアキャビネットからなる筺体に収容されつつ同フロントキャビネットの開口から表示面を露出する薄型ディスプレイパネルと、
薄型ディスプレイパネルの背面に取り付けられるPCBプレートと、
薄型ディスプレイの制御基板となる主基板と、
PCBプレートに一端を取付られ、略垂直に背面側に向けて延設され、他端は上記リアキャビネットに到達するとともに、同リアキャビネットを介在させた状態で外部の壁掛け金具にネジ止め固定可能な雌ねじ穴を形成される軸受け部材とを具備することを特徴とする薄型ディスプレイ。 - 上記主基板は、上記軸受け部材を貫通可能とする回避穴を有することを特徴とする請求項1に記載の薄型ディスプレイ。
- 上記軸受け部材は、略円柱状であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の薄型ディスプレイ。
- 上記軸受け部材は、上記PCBプレートに対してカシメにより嵌合固定されることを特徴とする請求項3に記載の薄型ディスプレイ。
- 上記軸受け部材は、金属製板材を折り曲げて形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の薄型ディスプレイ。
- 上記軸受け部材は、断面L字型であることを特徴とする請求項5に記載の薄型ディスプレイ。
- 上記軸受け部材は、断面コの字型であることを特徴とする請求項5に記載の薄型ディスプレイ。
- 表示面の開口を有するとともに筺体の前面側となる枠状に形成されるフロントキャビネットと、
筺体の背面側となる薄箱形に形成されるリアキャビネットと、
前面側に表示面を有し、背面と側面を金属製ケースに覆われ、上記フロントキャビネットと上記リアキャビネットからなる筺体に収容されつつ同フロントキャビネットの開口から表示面を露出する薄型ディスプレイパネルと、
薄型ディスプレイパネルの背面に取り付けられるPCBプレートと、
略円柱状に形成されるとともに一端を上記PCBプレートに対してカシメによる嵌合固定で取付られ、略垂直に背面側に向けて延設され、他端は上記リアキャビネットに到達するとともに、同リアキャビネットを介在させた状態で外部の壁掛け金具にネジ止め固定可能な雌ねじ穴を形成される軸受け部材と、
薄型ディスプレイの制御基板となるとともに、上記軸受け部材を貫通可能とする回避穴を有する主基板とを具備することを特徴とする薄型ディスプレイ。
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