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JP4895779B2 - 送信装置、受信装置および送信方法 - Google Patents
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JP4895779B2 - 送信装置、受信装置および送信方法 - Google Patents

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Description

この発明は送信装置、受信装置および送信方法に関し、特に、デジタル放送の一部を再送信する送信装置、デジタル放送を受信する受信装置、および送信装置により実行される送信方法に関する。
近年、テレビ放送等の電波の届きやすい場所で電波を受信し、電波の届きにくい場所に再送信するギャップフィラー機能を備えた送信装置が流通している。電波の届きにくい場所は、例えば、地下、建物の中などである。例えば、特開2005−341195号公報に記載の再送信方法は、13個のセグメントに分割したOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式の地上デジタル放送波を受信し、受信した地上デジタル放送波から所定の部分受信用の1セグメントを抽出する。そして、抽出した1セグメントの信号を、特定エリア(公園、駅、列車の車内など)に存在する部分受信用の携帯受信機に対して再送信する。
しかしながら、地下などの電波の届きにくい場所で再送信される放送信号を、地上の放送信号と同じ周波数帯で送信しなければならず、広い周波数帯の一部しか使用されないため電波を有効に利用することができないといった問題がある。一方、地下などの電波の届きにくい場所で再送信される放送信号を、地上の放送信号と異なる周波数帯で送信することができるが、携帯電話機が地下の放送信号の周波数帯を特定することができないために、地上で受信していた放送信号と同一の放送信号を継続して受信することができなくなるといった問題がある。地下で、すべての放送信号をサーチすることもできるが、地上で受信していた放送信号と同一の放送信号が地下でいずれの周波数帯であるかを特定することができないため、受信可能なすべての周波数帯の放送信号を受信して、ユーザが実際に映像を見て確認しなければならない。
特開2005−341195号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、電波を有効に利用した送信装置および送信方法を提供することである。
この発明の他の目的は、視聴中の映像が途絶えるのを防止した受信装置を提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、送信装置は、複数の放送信号のうちから選択された1つを受信し、受信された放送信号を構成する複数のセグメントのうちから予め定められた少なくとも1つのセグメントを復調し、選択された放送信号に対応するデータを出力する受信手段と、受信手段が出力する選択された放送信号に対応するデータを、複数のセグメントで構成され、複数の放送信号とは別の所定の放送信号のいずれかのセグメントに割当てる放送信号生成手段と、所定の放送信号を送出する送出手段と、を備え、放送信号生成手段は、受信手段が出力する選択された放送信号に対応するデータを所定の放送信号を構成する複数のセグメントのいずれに割当てたかを示す放送情報を、所定の放送信号を構成する複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められたセグメントに割り当てる放送情報生成手段を含む
この局面に従えば、複数のセグメントで構成される所定の放送信号を送信するので、放送信号を受信する受信装置が所定の放送信号を受信することができる。また、複数の放送信号を所定の放送信号を構成する複数のセグメントに割当てるので、電波を有効に利用することができる。その結果、電波を有効に利用した送信装置を提供することができる。
また、選択された放送信号に対応するデータを所定の放送信号を構成する複数のセグメントのいずれに割当てたかを示す放送情報が、複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められたセグメントに割り当てられる。このため、放送信号を受信する受信装置に、放送情報を最初に受信させることができ、所定の放送信号に含まれるセグメントの内容を通知することができる。
この発明の他の局面によれば、複数の放送信号のうちから選択された放送信号を構成する複数のセグメントのうち少なくとも1つのセグメントを受信する受信手段と、複数の放送信号のうちから1つを選択し、受信手段に受信させる選択手段と、受信手段が受信するセグメントが再生可能か否かを判断する判断手段と、判断手段により再生不可能と判断された場合、複数の放送信号それぞれに含まれる複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められた1つのセグメントを探索することによって、複数の放送信号のうちから再生可能な放送信号を探索する探索手段と、探索手段により再生可能な放送信号が検出された場合、受信手段に検出された再生可能な放送信号を構成する複数のセグメントのいずれかを受信させるセグメント受信手段と、判断手段により再生不可能と判断される前に選択手段により選択された放送信号を識別するための放送信号識別情報を記憶する記憶手段とを備え、セグメント受信手段は、検出された再生可能な放送信号を構成する複数のセグメント各々に複数の放送信号のいずれの放送信号が割当てられているかを示す放送情報を取得する放送情報取得手段と、取得された放送情報に基づいて、記憶された放送信号識別情報で識別される放送信号が割当てられたセグメントを決定するセグメント決定手段を含み、放送情報取得手段は、検出された再生可能な放送信号を構成する複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められた1つのセグメントを受信手段に受信させ、受信手段が出力するデータに基づいて放送情報を取得する。
この局面に従えば、受信するセグメントを再生可能か否かが判断され、再生不可能と判断された場合、複数の放送信号それぞれに含まれる複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められた1つのセグメントを探索することによって、再生可能な放送信号が探索される。再生可能な放送信号を構成する複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められた1つのセグメントを受信し、受信手段が出力するデータに基づいて放送情報を取得する。さらに、放送情報に基づいて、記憶された放送信号識別情報で識別される放送信号が割り当てられたセグメントが決定される。このため、受信中の放送信号が再生不可能となると、別の放送信号が受信されるので、視聴中の映像が途絶えるのを防止した放送受信装置を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、送信方法は、それぞれが複数のセグメントで構成される複数の放送信号を受信するステップと、受信された複数の放送信号毎に、該放送信号を構成する複数のセグメントのうち予め定められた少なくとも1つのセグメントを復調し、放送信号に対応するデータを出力するステップと、複数の放送信号に対応するデータそれぞれを、複数セグメントで構成され、複数の放送信号とは別の所定の放送信号のいずれかのセグメントに割当てるステップと、所定の放送信号を送出するステップと、を含み、割当てるステップは、複数の放送信号に対応するデータ各々を所定の放送信号を構成する複数のセグメントのいずれに割当てたかを示す放送情報を、所定の放送信号を構成する複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められたセグメントに割り当てるステップを含む。
この局面に従えば、電波を有効に利用した送信方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、受信方法は、複数の放送信号のうちから選択された放送信号を構成する複数のセグメントのうち少なくとも1つのセグメントを受信する受信手段を備えた受信装置で実行される受信方法であって、複数の放送信号のうちから1つを選択するステップと、受信するステップにおいて受信されたセグメントが再生可能か否かを判断するステップと、判断するステップにおいて再生不可能と判断された場合、複数の放送信号それぞれに含まれる複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められた1つのセグメントを探索することによって、複数の放送信号のうちから再生可能な放送信号を探索するステップと、探索するステップにおいて再生可能な放送信号が検出された場合、受信手段に検出された再生可能な放送信号を構成する複数のセグメントのいずれかを受信させるセグメント受信ステップと、判断するステップにおいて再生不可能と判断される前に選択するステップにおいて選択された放送信号を識別するための放送信号識別情報を記憶するステップと、を含み、セグメント受信ステップは、検出された再生可能な放送信号を構成する複数のセグメント各々に複数の放送信号のいずれの放送信号が割当てられているかを示す放送情報を取得するステップと、取得された放送情報に基づいて、記憶された放送信号識別情報で識別される放送信号が割当てられたセグメントを決定するステップと、を含み、放送情報を取得するステップは、検出された再生可能な放送信号を構成する複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められた1つのセグメントを受信手段に受信させ、受信手段により出力されるデータに基づいて放送情報を取得するステップを含む。
この局面に従えば、視聴中の映像が途絶えるのを防止した受信方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、送信プログラムは、送信装置を制御するコンピュータで実行される送信プログラムであって、それぞれが複数のセグメントで構成される複数の放送信号を受信するステップと、受信された複数の放送信号毎に、該放送信号を構成する複数のセグメントのうち予め定められた少なくとも1つのセグメントを復調し、放送信号に対応するデータを出力するステップと、複数の放送信号に対応するデータそれぞれを、複数セグメントで構成され、複数の放送信号とは別の所定の放送信号のいずれかのセグメントに割当てるステップと、所定の放送信号を送出するステップと、をコンピュータに実行させ、割当てるステップは、複数の放送信号に対応するデータ各々を所定の放送信号を構成する複数のセグメントのいずれに割当てたかを示す放送情報を、所定の放送信号を構成する複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められたセグメントに割り当てるステップを含む。
この局面に従えば、電波を有効に利用した送信プログラムを提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、受信プログラムは、受信装置を制御するコンピュータで実行される受信プログラムであって、受信装置は、複数の放送信号のうちから選択された放送信号を構成する複数のセグメントのうち少なくとも1つのセグメントを受信する受信手段を備えており、複数の放送信号のうちから1つを選択するステップと、受信するステップにおいて受信されたセグメントが再生可能か否かを判断するステップと、判断するステップにおいて再生不可能と判断された場合、複数の放送信号それぞれに含まれる複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められた1つのセグメントを探索することによって、複数の放送信号のうちから再生可能な放送信号を探索するステップと、探索するステップにおいて再生可能な放送信号が検出された場合、受信するステップに検出された再生可能な放送信号を構成する複数のセグメントのいずれかを受信させるセグメント受信ステップと、判断するステップにおいて再生不可能と判断される前に選択するステップにおいて選択された放送信号を識別するための放送信号識別情報を記憶するステップと、をコンピュータに実行させ、セグメント受信ステップは、検出された再生可能な放送信号を構成する複数のセグメント各々に複数の放送信号のいずれの放送信号が割当てられているかを示す放送情報を取得するステップと、取得された放送情報に基づいて、記憶された放送信号識別情報で識別される放送信号が割当てられたセグメントを決定するステップと、を含み、放送情報を取得するステップは、検出された再生可能な放送信号を構成する複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められた1つのセグメントを受信手段に受信させ、受信手段により出力されるデータに基づいて放送情報を取得するステップを含む、受信プログラム。
この局面に従えば、視聴中の映像が途絶えるのを防止した受信プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態における放送システムの概略を示す図である。放送システムは、地上デジタル放送の放送信号(以下「地上デジタル放送信号」という)を送信する放送装置400と、送信装置100と、携帯電話機1とを含む。放送装置400は、地上デジタル放送の放送局に設置され、地上デジタル放送信号をアンテナ401から送信する。送信装置100は、ギャップフィラー機能を備え、放送装置400から送信される地上デジタル放送信号を受信し、受信した放送信号の一部を含み、放送装置400が送信する地上デジタル放送信号と同じセグメント構造の新たな放送信号を生成し、それを地下に送信する。ここでは、送信装置100が地下に送信する新たな放送信号をギャップフィラー放送信号という。携帯電話機1は、地上に位置するときは放送装置400が送信する地上デジタル放送信号を受信し、表示するが、地下に位置するときは送信装置100が送信するギャップフィラー放送信号を受信する。送信装置100が地下で送信する放送信号の周波数は、放送装置400が送信する放送信号の周波数と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
なお、ここでは、地上デジタル放送信号を受信できない地下にギャップフィラー放送信号を送信するために、送信装置100を設置する例を説明するが、地上デジタル放送信号を受信できない場所であれば、例えば、建物の中、山間部等であってもよい。また、送信装置100が送信するギャップフィラー放送信号の周波数が、放送装置400が送信する地上デジタル放送信号の周波数と異なる場合は、送信装置100は、地上デジタル放送信号を受信することが可能な特定のエリアに設置するようにしてもよい。特定のエリアは、例えば、店舗の中、公園、列車など乗り物の内部などである。
図2は、本実施の形態における送信装置の機能概要の一例を示すブロック図である。図2を参照して、送信装置100は、それぞれがアンテナ101A〜112Aに接続され、地上デジタル放送信号を受信し、それを復調した復調信号を出力するための第1受信部101、第2受信部102、第3受信部103、…、第12受信部112と、第1受信部101〜第12受信部112それぞれが出力する復調信号に基づいて、新たな放送信号(ギャップフィラー放送信号)を生成する合成部121と、合成部が生成したギャップフィラー放送信号を変調する変調部123と、変調されたギャップフィラー放送信号をアンテナ127から送信する送信部125と、を含む。
第1受信部101〜第12受信部112は、周波数帯が異なる複数の地上デジタル放送信号をそれぞれ受信する。ここでは、送信装置100が、12の放送局にそれぞれ備えられた12の放送装置400がそれぞれ送信する地上デジタル放送信号を受信する例を示す。12の放送装置400が送信する地上デジタル放送信号は、互いに周波数帯が異なる。12の放送局ごとに予めに定められた周波数帯が割り当てられており、12の放送局の放送装置400それぞれは、上記予め定められた周波数帯の放送信号を送信する。ここでは、12の放送局ごとに割り当てられた周波数帯をチャンネルといい、第1放送局〜第12放送局に第1〜第12チャンネルが割り当てられているものとする。さらに、第1〜第12チャンネルそれぞれは、それに割り当てられたチャンネル番号(放送信号識別情報)で識別される。また、12の放送装置400それぞれが送信する地上デジタル放送信号は、周波数帯を13に区分した13のセグメントを含む。セグメントは、地上デジタル放送信号のチャンネルを複数の周波数帯に分割したものである。第1受信部101〜第12受信部112は、受信するデジタル放送信号の周波数帯(チャンネル)が異なるのみで機能は同じなので、ここでは第1受信部101を例に説明する。
図3は、第1受信部の詳細な構成を示すブロック部である。図3を参照して、第1受信部101は、アンテナ101Aに接続されたチューナ131と、チューナで受信された放送信号を復調する復調部133と、復調して得られるデータ(復調信号)のうちから所定のセグメントを抽出する抽出部135とを含む。
チューナ131は、アンテナ101Aに接続されており、アンテナ101Aにより受信された地上デジタル放送信号が入力される。地上デジタル放送信号は、映像データおよび音声データを含む高周波デジタル変調信号である。チューナ131は、アンテナ101Aから入力される高周波デジタル変調信号から12の放送局ごとに予めに定められた12のチャンネル(周波数帯)のうち予め定められたチャンネルの高周波デジタル変調信号を取り出し、復調部133に出力する。
復調部133は、逆インターリーブ回路、誤り訂正回路を備えており、チューナ131から入力される高周波デジタル変調信号を復調し、チューナ131が受信した地上デジタル放送信号に対応するデータを抽出部135に出力する。抽出部135は、地上デジタル放送信号に対応するデータから予め定められたセグメントのデータを抽出し、合成部121に出力する。抽出部135は、地上デジタル放送信号に対応するデータが含む13セグメントのデータのうちから地上デジタル放送信号において部分受信可能なセグメントとして予め定められた強帯域のセグメントのデータを抽出する。
なお、チューナ131で、地上デジタル放送信号の予め定められたセグメントを、例えばバンドパスフィルタを用いて受信するようにしてもよい。この場合、抽出部135は不要であり、チューナ131は、地上デジタル放送信号を構成する13セグメントのうち予め定められたセグメントに割当てられた周波数帯を受信する。
図2に戻って、第1受信部101〜第12受信部112は、12の放送局の放送装置400が送信する地上デジタル放送信号をそれぞれ受信する。換言すれば、第1受信部101〜第12受信部112は、地上デジタル放送信号の互いに異なるチャンネルを受信する。合成部121は、第1受信部101〜第12受信部112から地上デジタル放送信号の所定のセグメントに対応するデータがそれぞれ入力される。例えば、第1受信部101が第1チャンネルの地上デジタル放送信号を受信する場合、合成部121には第1受信部101から第1チャンネルの地上デジタル放送信号を構成する13セグメントのうち強帯域のセグメントを復調したデータが入力され、第2受信部102が第2チャンネルの地上デジタル放送信号を受信する場合、合成部121には第2受信部102から第2チャンネルの地上デジタル放送信号を構成する13セグメントのうち強帯域のセグメントを復調したデータが入力され、…、第12受信部112が第12チャンネルの地上デジタル放送信号を受信する場合、合成部121には第12受信部112から第12チャンネルの地上デジタル放送信号を構成する13セグメントのうち強帯域のセグメントを復調したデータが入力される。
なお、ここでは、第1受信部101〜第12受信部112の12で12の放送局の放送装置400から送信される地上デジタル放送信号を受信するようにしたが、放送局の数はこれに限定されることなく、少なくとも1つあればよい。第1受信部101〜第12受信部112は、放送局の放送装置400から送信される地上デジタル放送信号の数(受信するチャンネルの数)に合わせた数だけ設ければよい。
合成部121は、13セグメントからなるギャップフィラー放送信号を生成するためのデータを生成し、生成したギャップフィラー放送信号のデータを変調部123に出力する。合成部121は、ギャップフィラー放送信号の強帯域のセグメントに放送情報を割当てる。放送情報は、第1受信部101〜第12受信部112が受信する地上デジタル放送信号を識別するための情報と、ギャップフィラー放送信号を構成する13のセグメントとの関連付けを定義する。地上デジタル放送信号を識別するための情報(放送識別情報)は、例えば、放送局名、放送局に割当てられた周波数帯を識別する情報(チャンネル番号)である。ここでは、地上デジタル放送信号を識別するための情報(放送識別情報)に、チャンネル番号を用いる例を示す。
放送情報は、例えば、第1受信部101が第1チャンネルの地上デジタル放送信号を受信し、合成部121が、その第1受信部101が出力する第1チャンネルの地上デジタル放送信号に対応するデータを第1セグメントに割当てたならば、第1チャンネルを識別するためのチャンネル番号と第1セグメントとを関連付ける。放送情報は、第1受信部101から第12受信部112すべてが受信する地上デジタル放送信号を識別するためのチャンネル番号各々を、第1受信部101から第12受信部112が出力するデータそれぞれを割当てたセグメントと関連付ける。
また、放送情報は、地上デジタル放送信号に含まれる番組特定情報(PSI:Program Specific Information)、番組配列情報(SI:Service Information)、ネットワーク関連設定管理情報(NIT:Network Information Table)、放送事業者情報(SDT:Service Description Table)を含むようにしてもよい。
なお、ここでは、第1受信部101〜第12受信部112それぞれが出力する地上デジタル放送信号に対応するデータを、ギャップフィラー放送信号を構成する13のセグメントいずれかに関連付けるようにしたが、放送装置400が送信する地上デジタル放送信号とは関係ない、独自のデータを合成部121が生成するギャップフィラー放送信号を構成する13のセグメントのいずれかに割当てるようにしてもよい。例えば、店舗に送信装置100を設置した場合に、その店舗が独自に制作した放送用映像のデータを、13のセグメントのいずれかに割当てる。
携帯電話機1がギャップフィラー放送信号をサーチする場合、携帯電話機1は、ギャップフィラー放送信号を構成する13セグメントのうち強帯域のセグメントを最初に受信する。携帯電話機1がギャップフィラー放送信号をサーチして、最初に受信するギャップフィラー放送信号のセグメントが放送情報を含むようにしたので、ギャップフィラー放送信号を構成する13のセグメントそれぞれに割当てられたチャンネルを、直ちに把握することができる。そのため、携帯電話機1は、ギャップフィラー放送信号のいずれのセグメントに所望の地上デジタル放送信号に対応するデータが割当てられているかを、直ちに判断することができる。なお、ここでは合成部121は、ギャップフィラー放送信号の強帯域のセグメントに放送情報を割当てるようにしたが、放送情報をギャップフィラー放送信号の任意のセグメントに割当てるようにしてもよい。放送情報を割当てたセグメントを予め定めておけば、携帯電話機1がギャップフィラー放送信号をサーチした後、強帯域を検出するので、強帯域のセグメントからの相対的な位置から直ちに放送情報が割当てられたセグメントを受信することができる。
送信部125は、アンテナ127と接続されており、変調部123により変調されたギャップフィラー放送信号をアンテナ127から送信する。
図4は、本発明の実施の形態における携帯電話機の外観を示す斜視図である。図4を参照して、携帯電話機1は、操作側部3と、表示側部2とを含む。操作側部3の内側面には、テンキーおよび通話キー等の操作キー14と、マイクロフォン13とが配置され、内側面に反対の外側面には後述するカメラ24が配置される。表示側部2の内側面には、液晶表示装置(LCD)16と、第1スピーカ11とが配置される。また、表示側部2の側面には、第2スピーカ12が配置される。なお、ここでは携帯電話機1がLCD16を備える例を示すが、LCD16に代えて、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイを用いてもよい。
操作側部3と表示側部2とは、ヒンジ機構で回転可能に連結され、操作側部3と表示側部2とは開閉自在である。携帯電話機1を折りたたんで、操作側部3と表示側部2とが閉状態にあるときの携帯電話機1の状態がクローズスタイルであり、携帯電話機1を開いて、操作側部3と表示側部2とが開状態にあるときの携帯電話機1の状態がオープンスタイルである。
図5は、携帯電話機の機能の一例を示す機能ブロック図である。図5を参照して、携帯電話機1は、携帯電話機1の全体を制御するための制御部21と、アンテナ22Aと接続された無線回路22と、音声データを処理するためのコーデック部28と、それぞれがコーデック部28に接続されたマイクロフォン13および第1スピーカ11と、アンテナ22Aに接続されたチューナ23と、AVデコーダ29と、カメラ24と、ユーザの操作の入力を受付ける操作部25と、LCD16の表示を制御するための表示制御部30と、制御部21の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)31と、制御部21で実行するプログラム等を記憶するためのフラッシュROM(Flush Read Only Memory)32と、振動部26と、カードインターフェース(I/F)27と、シリアルインターフェースとしての外部通信接続端子33と、を含む。
無線回路22は、アンテナ22Aにより受信された無線信号が入力され、無線信号を復調した音声信号をコーデック部28に出力する。また、無線回路22は、コーデック部28から音声信号が入力され、音声信号を変調した無線信号をアンテナ22Aに出力する。コーデック部28は、無線回路22から入力される音声信号を復号し、復号したデジタルの音声信号をアナログに変換し、増幅し、そして第1スピーカ11に出力する。また、コーデック部28は、マイクロフォン13からアナログの音声信号が入力され、音声信号をデジタルに変換し、符号化し、そして符号化した音声信号を無線回路22に出力する。
チューナ23は、アンテナ22Aに接続されており、アンテナ22Aにより受信された放送信号が入力される。チューナ23が受信する放送信号は、デジタル放送信号およびギャップフィラー放送信号を含む。放送信号は、映像データおよび音声データを含む高周波デジタル変調信号である。チューナ23は、アンテナ22Aから入力される高周波デジタル変調信号から特定の周波数の信号を取り出す。また、チューナ23は、逆インターリーブ回路、誤り訂正回路を備えており、取り出した特定の周波数の高周波デジタル変調信号を復調し、復調して得られる符号データをAVデコーダ29に出力する。AVデコーダ29は、ビデオデコーダおよびオーディオデコーダを備えており、チューナ23から入力された符号データを復号して映像信号および音声信号を生成し、映像信号をD/A(デジタル/アナログ)変換して表示制御部30に出力し、音声信号をD/A変換して第2スピーカ12に与える。なお、ここでは、地上デジタル放送の放送信号を受信して再生する例を示したが、アナログテレビジョン放送の放送信号を受信して再生するようにしてもよい。また、テレビジョン放送に代えて、または、テレビジョン放送に加えて、ラジオ放送の放送電波を受信して再生するようにしてもよい。
表示制御部30は、制御部21により制御され、制御部21から入力される指示に従ってLCD16を制御して、LCD16に画像を表示させる。LCD16に表示させる画像は、動画像と静止画像とを含む。
カメラ24は、レンズおよびCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等の光電変換素子を備え、レンズで集光した光をCMOSセンサに結像し、CMOSセンサは受光した光を光電変換して画像データを制御部21に出力する。カメラ24は、制御部21により制御され、制御部21からの指示により撮像を開始して、得られる静止画データまたは動画データを制御部21に出力する。カメラ24は、光電変換した画像データの画質を向上させるための画像処理を実行する画像処理回路、画像データをアナログからデジタルに変換するA/D変換回路を備えている。制御部21は、カメラ24が出力する静止画データまたは動画データを表示制御部30に出力し、LCD16に表示させる、または、圧縮符号化方式で静止画データまたは動画データを符号化して、フラッシュROM32またはカードI/F27に装着されたメモリカード27Aに記憶する。これにより、メモリカード27Aに映像コンテンツが記録される。
操作部25は、操作キー14と、ランプ25Aとを含む。操作キー14は、ユーザによる操作の入力を受け付け、受け付けた操作を制御部21に出力する。ランプ25Aは、制御部21により制御されて発光する。
カードI/F27には、着脱可能なメモリカード27Aが装着される。メモリカード27Aは、例えば、CompactFlash、SmartMedia(登録商標)、SD(Secure Digital)メモリカード、メモリースティック、MMC(MultiMedia Card)、xDピクチャーカードなどである。
制御部21は、カードI/F27を介して、メモリカード27Aにアクセスが可能である。メモリカード27Aに映像コンテンツが記録されている場合、制御部21は、メモリカード27Aから映像コンテンツを読出し、映像コンテンツに含まれる符号データをAVデコーダ29に出力する。AVデコーダ29は、制御部21から入力された符号データを復号して映像信号および音声信号を生成し、映像信号をD/A(デジタル/アナログ)変換して表示制御部30に出力し、音声信号をD/A変換して第2スピーカ12に与える。これにより、映像コンテンツが再生される。
なお、ここでは制御部21で実行するためのプログラムをフラッシュROM32に記憶しておく例を説明するが、プログラムをメモリカード27Aに記憶しておき、メモリカード27Aからプログラムを読み出して、制御部21で実行するようにしてもよい。プログラムを記憶する記録媒体としては、メモリカード27Aに限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc
−ROM)/MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、光カード、マスクROM、EPROMなどの半導体メモリ等でもよい。また、携帯電話機1をインターネットに無線回路22を介して接続し、インターネットに接続されたコンピュータからプログラムをダウンロードして、制御部21で実行するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、制御部21により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図6は、第1チャンネル〜第12チャンネルの地上デジタル放送信号各々のセグメント構造の一例を示す図である。図6を参照して、第1チャンネル(ch)〜第12チャンネルの地上デジタル放送信号201〜212各々は、64MHzの周波数帯の信号として送信され、この周波数帯が13のセグメントに分割される。ここでは、64MHzの周波数帯を13に分割した場合に、図中左から第1セグメント、第2セグメント、…、第13セグメントという。
13のセグメントのうち、地上デジタル放送信号の中心の周波数を含むセグメントが、強帯域のセグメントである。第1チャンネル(ch)〜第12チャンネルの放送信号201〜212各々は、強帯域のセグメント231〜242と、強帯域以外のセグメントとを異なる変調方式で変調することが可能である。このため、強帯域のセグメント231〜242を部分的に受信することが可能である。ここでは、地上デジタル放送信号201〜212それぞれは、強帯域のセグメント201〜212がQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)で変調され、強帯域以外のセグメントがOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)で変調されているものとする。
図7は、ギャップフィラー放送信号のセグメント構造の一例を示す図である。図7を参照して、ギャップフィラー放送信号300は、64MHzの周波数帯の信号として送信され、この周波数帯が第1セグメント231〜第13セグメントで構成され、図6に示した地上デジタル放送信号とセグメント構造が同じである。このため、携帯電話機1のチューナ23は、地上デジタル放送信号に加えて、ギャップフィラー放送信号を受信することができる。ギャップフィラー放送信号300の中央の第7セグメント301が、強帯域のセグメントである。ギャップフィラー放送信号300は、第1〜第6セグメントに、第1〜第6チャンネルの強帯域のセグメント231〜236に対応するデータがそれぞれ割当てられ、第7セグメント301に放送情報が割当てられ、第7〜第12セグメントに第7〜第12チャンネルの強帯域のセグメント237〜242に対応するデータデータがそれぞれ割当てられる。
図8は、送信装置で実行されるギャップフィラー処理の流れの一例を示すフローチャートである。図8を参照して、送信装置100は、複数チャンネルの地上デジタル放送信号を受信する(ステップS101)。ここでは、第1〜第12受信部101〜112が、第1〜第12チャンネルの地上デジタル放送信号をそれぞれ受信する。そして、複数チャンネルの地上デジタル放送信号を復調する(ステップS102)。ここでは、第1〜第12受信部101〜112が、第1〜第12チャンネルの地上デジタル放送信号をそれぞれ復調する。これにより、第1〜第12チャンネルの地上デジタル放送信号それぞれに対応するデータが得られる。さらに、複数チャンネル毎に強帯域のセグメントのデータを抽出する(ステップS103)。ここでは、第1〜第12受信部101〜112が、第1〜第12チャンネルの地上デジタル放送信号にそれぞれ対応するデータから各地上デジタル放送信号を構成する13セグメントのうち強帯域のセグメントに対応するデータをそれぞれ抽出する。
次に、放送情報を生成する(ステップS104)。具体的には、第1〜第12チャンネルとギャップフィラー放送信号を構成する13のセグメントとを関連付けた放送情報を生成する。ここでは、第1〜第6チャンネルのチャンネル番号と第1〜第6セグメントとをそれぞれ関連付け、第7〜第12チャンネルのチャンネル番号と第8〜第13セグメントとをそれぞれ関連付けた放送情報を生成する。
次に、放送情報をギャップフィラー放送信号の強帯域のセグメントに割当てる(ステップS105)。ここでは、放送情報を第7セグメントに割当てる。そして、ステップS103で、複数のチャンネル毎に抽出した強帯域のセグメントのデータを、ギャップフィラー放送信号の残りのセグメントに割当てる。この割当ては、ステップS104で生成した放送情報に従う。ここでは、第1〜第6チャンネルの強帯域のセグメント231〜236に対応するデータをギャップフィラー放送信号の第1〜第7セグメントにそれぞれ割当て、第7〜第12チャンネルの強帯域のセグメント237〜242に対応するデータをギャップフィラー放送信号の第7〜第12セグメントに割当てる。
そして、第1〜第12チャンネルに対応するデータおよび放送情報が割当てられたギャップフィラー放送信号を変調し(ステップS107)、変調後のギャップフィラー放送信号を送信する(ステップS108)。
図9は、放送信号受信処理の流れの一例を示すフローチャートである。この放送信号受信処理は、携帯電話機1の制御部21が放送受信プログラムを実行することにより、制御部21によって実行される処理である。図9を参照して、チャンネルの選択を受け付ける(ステップS01)。具体的には、ユーザが操作キー14を操作して、入力するチャンネル番号の選択指示を受け付ける。そして、受け付けたチャンネル番号を含むチャンネルリストを作成し、フラッシュROM32に記憶する(ステップS02)。チャンネル番号は、地上デジタル放送信号のチャンネルを識別するための情報である。
次に、制御部21は、地上デジタル放送信号を受信する(ステップS03)。具体的には、ステップS01で受け付けたチャンネル番号で識別されるチャンネルの地上デジタル放送信号をチューナ23に取り出させる。これにより、ステップS01で選択されたチャンネルの地上デジタル放送信号が受信され、復調される。そして、地上デジタル放送信号が再生可能か否かを判断する(ステップS04)。制御部21は、地上デジタル放送信号を復調したデータのビットエラー率を所定のしきい値と比較し、再生可能か否かを判断する。再生可能であれば処理をステップS05に進め、再生可能でなければ処理をステップS06に進める。地上デジタル放送信号が再生可能でない場合、地上デジタル放送信号の電波が届かない場所に移動したものと判断する。地上デジタル放送信号の電波が届かない場合には、ステップS06において、ギャップフィラー受信処理を実行する。地上デジタル放送信号の電波が届かない場所で、送信装置100がギャップフィラー放送信号を送信していれば、その放送信号を受信することができる。
ステップS05においては、携帯電話機1の電源をOFFにする指示を受け付けたか否かを判断する。電源をOFFにする指示を受け付けたならば処理を終了し、そうでなければ処理をステップS03に進める。電源をOFFにする指示の受け付けは、ユーザが操作キー14に予め割当てられた電源OFFキーの押下を検出する場合に加えて、放送信号の受信を停止させる指示に対して操作キー14に予め割当てられたキーの押下を検出する場合、または携帯電話機1の電源である二次電池の電圧が低下した場合を含む。
ステップS06において実行するギャップフィラー受信処理の後、ステップS07において、ギャップフィラー受信処理の結果がエラーか否かを判断する。ギャップフィラー受信処理の詳細は後述するが、送信装置100が送信するギャップフィラー放送信号を受信する処理であり、ギャップフィラー放送信号を受信できない場合には、処理結果がエラーとなる。ギャップフィラー受信処理の実行結果がエラーであれば処理をステップS07に進め、そうでなければ処理をステップS02に戻す。ステップS07においては、エラーメッセージをLCD16に表示し、処理を終了する。エラーメッセージは、例えば「放送信号を受信できません。」等のメッセージである。
図10は、ギャップフィラー受信処理の流れの一例を示すフローチャートである。ギャップフィラー受信処理は、図9のステップS06において実行される処理である。図10を参照して、制御部21は、送信装置100が送信するギャップフィラー放送信号をサーチする(ステップS11)。ギャップフィラー放送信号の周波数帯が予め定められている場合には、その周波数帯のギャップフィラー放送信号をチューナ23に受信させる。そうでない場合は、周波数を順に変更していき、それまで受信していた周波数とは別の周波数でチューナ23に受信させる。チューナ23により再生可能なギャップフィラー放送信号が受信されたか否かを判断する(ステップS12)。チューナ23で再生可能なギャップフィラー放送信号が受信されたならば処理をステップS13に進め、そうでなければ処理をステップS20に進める。再生可能か否かは、復調後のデータのビットエラー率が所定のしきい値より低ければ再生可能と判断する。ステップS20においては、返り値に「エラー」を設定し、処理を放送信号受信処理に戻す。
ステップS13においては、送信装置100が送信するギャップフィラー放送信号を受信する。そして、放送情報を取得する(ステップS14)。ギャップフィラー放送信号を構成する13セグメントのうち強帯域のセグメントから放送情報を取得する。そして、先に受信していた地上デジタル放送信号がギャップフィラー放送信号に存在するか否かを判断する(ステップS15)。先に受信していた地上デジタル放送信号のチャンネル番号は、図9の放送受信処理のステップS02において、フラッシュROM32にチャンネルリストとして記憶されている。したがって、チャンネルリストに含まれるチャンネル番号と同一のチャンネル番号が、ステップS14で取得した放送情報に含まれているか否かを判断する。チャンネルリストに記憶されているチャンネル番号と同一のチャンネル番号が放送情報に含まれていれば、ギャップフィラー放送信号に先に受信していた地上デジタル放送信号が存在すると判断し、処理をステップS16に進め、そうでなければ処理をステップS17に進める。
ステップS16においては、先に受信していた地上デジタル放送信号が割り当てられたセグメントを受信するセグメントに設定する。具体的には、チャンネルリストに記憶されているチャンネル番号と放送情報で関連付けられたセグメントを受信するセグメントに設定し、処理をステップS18に進める。ステップS18においては、セグメント受信処理を実行し、処理をステップS19に進める。ステップS19では、処理を放送信号受信処理に戻す。これにより、ギャップフィラー放送信号のうちで、先に受信していた地上デジタル放送信号が割当てられたセグメントが受信される。このため、地上で視聴していた地上デジタル放送信号に対応するデータが地下で受信されるので、ユーザは、チャンネル番号を選択する必要がない。
ステップS17においては、先に受信していた地上デジタル放送信号と類似する放送信号が割り当てられたセグメントを受信するセグメントに設定する。チャンネルリストと、放送情報が番組特定情報、番組配列情報、ネットワーク関連設定管理情報または放送事業者情報を含んでいれば、チャンネルリストと放送情報とに含まれるそれらの情報を比較し、チャンネルリストに含まれる情報と類似する情報と放送情報で関連付けられたセグメントが、先に受信していた地上デジタル放送信号と類似の放送信号に対応すると判断する。情報の類似は、例えば、番組のジャンルが同じ、放送事業者が同じ場合に、類似すると判断する。
そして、ギャップフィラー放送信号を構成する13のセグメントのうちから、先に受信していた地上デジタル放送信号と類似の放送信号が割当てられたセグメントを受信するセグメントに設定し、処理をステップS18に進める。これにより、ギャップフィラー放送信号を構成する13のセグメントのうちで、先に受信していた地上デジタル放送信号と類似する放送信が割当てられたセグメントが受信される。このため、地上で視聴していた地上デジタル放送信号と類似の放送信号が地下で受信されるので、ユーザは、チャンネルを選択する必要がない。
図11は、セグメント受信処理の流れの一例を示すフローチャートである。セグメント受信処理は、図10のステップS18で実行される処理である。図11を参照して、ギャップフィラー放送信号を構成する13のセグメントのうち受信するセグメントに設定されたセグメントを受信する(ステップS21)。具体的には、チューナ23に、設定されたセグメントの周波数のギャップフィラー放送信号を受信させる。受信するセグメントに設定されたセグメントのギャップフィラー放送信号に対応するデータに含まれる映像がLCD16に表示されるとともに、音声が第1スピーカ11または第2スピーカ12から出力される。これにより、先に選択していたチャンネル番号で識別されるチャンネルの地上デジタル放送信号に対応するデータと同一または類似のデータを表示または音声出力することができる。その結果、地上で受信していたデジタル放送信号の映像が継続してLCD16に表示されるので、ユーザはギャップフィラー放送信号を受信するために、チャンネルを選択する必要はない。
次のステップS22においては、図9のステップS05と同様に、電源をOFFにする指示を受け付けたか否かを判断する。電源をOFFにする指示を受け付けたならば処理を終了し、そうでなければ処理をステップS23に進める。
ステップS23においては、チャンネル番号を変更するチャンネル変更指示を受け付けたか否かを判断する。ユーザが操作キー14に予め割当てられたチャンネル選択キーを押下したならば、チャンネル変更指示を受け付ける。チャンネル変更指示を受け付けたならば処理をステップS24に進め、そうでなければ処理をステップS25に進める。ここで、変更可能なチャンネル番号は、図10のステップS10で取得した放送情報で定義されたチャンネル番号のいずれかである。
ステップS24においては、変更後のチャンネル番号と放送情報で関連付けられたセグメントを、受信するセグメントに設定し、処理をステップS21に戻す。これにより、変更後のチャンネル番号と放送情報で関連付けられたセグメントの放送信号が受信される(ステップS21)。
ステップS25においては、図9のステップS04と同様に、ギャップフィラー放送信号が再生可能か否かを判断する。再生可能であれば処理をステップS21に戻し、受信しているセグメントの受信を継続する。しかしながら再生可能でなければ処理をステップS26に進める。ギャップフィラー放送信号が再生可能でなければ、ユーザが地上デジタル放送信号を受信可能な場所に移動した可能性が高い。このため、ステップS16以降の処理で、地上デジタル放送信号を受信する。
ステップS26においては、図10のステップS16で設定されたセグメントから受信するセグメントが変更されたか否かを判断する。受信するセグメントが変更されていれば処理をステップS27に進め、変更されていなければ処理をステップS30に進める。ギャップフィラー放送信号を受信した後は、図10のステップS16において先に受信していた地上デジタル放送信号が割り当てられたセグメントが受信するセグメントに設定されるが、その後、受信するセグメントが変更さたか否かを判断する。この変更は、ユーザの意思で変更した場合(ステップS23)と、ギャップフィラー放送信号に先に受信していた地上デジタル放送信号と同一の放送信号が存在しない場合に、携帯電話機1が類似の放送信号に変更する場合(図10のステップS17)とを含む。
ステップS27においては、セグメントを変更後に受信している放送信号と同一の地上デジタル放送信号が存在するか否かを判断する。具体的には、変更後のセグメントと放送情報で関連付けられたチャンネル番号で識別されるチャンネルの地上デジタル放送信号が存在するか否かを判断する。存在すれば処理をステップS28に進めるが、存在しなければ処理をステップS29に進める。ステップS28においては、変更後のセグメントと放送情報で関連付けられたチャンネル番号を、次に受信する地上デジタル放送信号のチャンネルを識別するためのチャンネル番号として選択し、処理を放送信号受信処理に戻す。さらに、ステップS30においては、チャンネルリストに記憶されているチャンネル番号を、次に受信する地上デジタル放送信号のチャンネルを識別するためのチャンネル番号として選択し、処理を放送信号受信処理に戻す。これにより、ギャップフィラー放送信号を構成する複数のセグメントのうちで受信していたセグメントと放送情報で関連付けられたチャンネル番号で識別される地上デジタル放送信号を受信するので、同じ地上デジタル放送信号を継続して受信することができる。
一方、ステップS29においては、図10のステップS17と同様に、変更後のセグメントと放送情報で関連付けられた情報と類似する情報のチャンネル番号を、次に受信する地上デジタル放送信号のチャンネルを識別するためのチャンネル番号として選択し、処理を放送信号受信処理に戻す。これにより、ギャップフィラー放送信号を構成する複数のセグメントのうちで受信していたセグメントと放送情報で関連付けられた情報と類似する情報のチャンネルの地上デジタル放送信号が受信される。このため、地下で視聴していた放送信号と類似の地上デジタル放送信号が受信されるので、ユーザは、チャンネルを選択する必要がない。
以上説明したように、本実施の形態における送信装置100は、第1〜第12チャンネルの地上デジタル放送信号を第1受信部101〜第12受信部112でそれぞれ受信し、第1受信部101〜第12受信部112それぞれが出力する強帯域のセグメントのデータそれぞれを、13セグメントのいずれかに割当てたギャップフィラー放送信号を生成し、送信する。このため、地上デジタル放送信号を受信する受信装置としての携帯電話機1は、それが備えるチューナ23に変更を加えることなくギャップフィラー放送信号を受信することができる。また、第1チャンネルから第12チャンネルの地上デジタル放送信号の強帯域のセグメントそれぞれを、ギャップフィラー放送信号の強帯域以外の12のセグメントにそれぞれ割当てるので、電波を有効に利用することができる。その結果、電波を有効に利用した送信装置を提供することができる。
また、第1チャンネル〜第12チャンネルの放送信号の強帯域のセグメントそれぞれを、ギャップフィラー放送信号の強帯域以外の12のセグメントのいずれに割当てたかを示す放送情報が、ギャップフィラー放送信号の強帯域のセグメントに割り当てられる。このため、ギャップフィラー放送信号を受信する携帯電話機1は、ギャップフィラー放送信号を構成する13のセグメントに、第1チャンネルから第12チャンネルの放送信号のいずれが割当てられているかを即座に判断することができる。
また、携帯電話機1は、受信する地上デジタル放送信号が再生可能か否かを判断し、再生不可能と判断した場合、再生可能なギャップフィラー放送信号を探索する。そして、再生可能なギャップフィラー放送信号が検出された場合、再生可能なギャップフィラー放送信号を構成する13のセグメントのいずれかを受信する。また、ギャップフィラー放送信号が再生可能か否かを判断し、再生不可能と判断した場合、再生可能な地上デジタル放送信号を探索する。そして、再生可能な地上デジタル放送信号が検出された場合、再生可能な地上デジタル放送信号を受信する。このため、受信中の地上デジタル放送信号またはギャップフィラー放送信号のいずれかが再生不可能になると、他方が再生されるので、映像が途絶えることがない。
また、携帯電話機1は、地上デジタル放送信号を受信しているとき、その地上デジタル放送信号のチャンネルを識別するためのチャンネル番号をチャンネルリストに記憶しておく。そして、地上デジタル放送信号が再生不可能となり、ギャップフィラー放送信号が受信されると、強帯域のセグメントから放送情報を取得する。そして、チャンネルリストに記憶されたチャンネル番号と放送情報により関連付けられたセグメントが決定され、受信される。このため、再生不可能となった地上デジタル放送信号を継続して再生することができる。その結果、ユーザは、チャンネル選択をする必要がない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態における放送システムの概略を示す図である。 本実施の形態における送信装置の機能概要の一例を示すブロック図である。 第1受信部の詳細な構成を示すブロック部である。 携帯電話機の外観を示す斜視図である。 携帯電話機の機能の一例を示す機能ブロック図である。 第1チャンネル〜第12チャンネルの地上デジタル放送信号各々のセグメント構造の一例を示す図である。 ギャップフィラー放送信号のセグメント構造の一例を示す図である。 送信装置で実行されるギャップフィラー処理の流れの一例を示すフローチャートである。 放送信号受信処理の流れの一例を示すフローチャートである。 ギャップフィラー受信処理の流れの一例を示すフローチャートである。 セグメント受信処理の流れの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話機、2 表示側部、3 操作側部、11 第1スピーカ、12 第2スピーカ、13 マイクロフォン、14 操作キー、16 LCD16、21 制御部、22 無線回路、22A アンテナ、23 チューナ、24 カメラ、25 操作部、25A ランプ、26 振動部、27 カードI/F、27A メモリカード、28 コーデック部、29 AVデコーダ、30 表示制御部、31 RAM、32 フラッシュROM、33 外部通信接続端子、100 送信装置、101〜112 第1受信部〜第12受信部、101A〜112A,127 アンテナ、121 合成部、123 変調部、125 送信部、131 チューナ、133 復調部、135 抽出部、201〜212 放送信号、231〜242 強帯域のセグメント、300 ギャップフィラー放送信号、400 放送装置、401 アンテナ。

Claims (6)

  1. 複数の放送信号のうちから選択された1つを受信し、前記受信された放送信号を構成する複数のセグメントのうちから予め定められた少なくとも1つのセグメントを復調し、前記選択された放送信号に対応するデータを出力する受信手段と、
    前記受信手段が出力する前記選択された放送信号に対応するデータを、複数のセグメントで構成され、前記複数の放送信号とは別の所定の放送信号のいずれかのセグメントに割当てる放送信号生成手段と、
    前記所定の放送信号を送出する送出手段と、を備え、
    前記放送信号生成手段は、前記受信手段が出力する前記選択された放送信号に対応するデータを前記所定の放送信号を構成する前記複数のセグメントのいずれに割当てたかを示す放送情報を、前記所定の放送信号を構成する前記複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められたセグメントに割り当てる放送情報生成手段を含む、送信装置。
  2. 複数の放送信号のうちから選択された放送信号を構成する複数のセグメントのうち少なくとも1つのセグメントを受信する受信手段と、
    前記複数の放送信号のうちから1つを選択し、前記受信手段に受信させる選択手段と、
    前記受信手段が受信するセグメントが再生可能か否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により再生不可能と判断された場合、前記複数の放送信号それぞれに含まれる複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められた1つのセグメントを探索することによって、前記複数の放送信号のうちから再生可能な放送信号を探索する探索手段と、
    前記探索手段により再生可能な放送信号が検出された場合、前記受信手段に前記検出された再生可能な放送信号を構成する複数のセグメントのいずれかを受信させるセグメント受信手段と、
    前記判断手段により再生不可能と判断される前に前記選択手段により選択された放送信号を識別するための放送信号識別情報を記憶する記憶手段と、を備え、
    前記セグメント受信手段は、前記検出された再生可能な放送信号を構成する複数のセグメント各々に前記複数の放送信号のいずれの放送信号が割当てられているかを示す放送情報を取得する放送情報取得手段と、
    前記取得された放送情報に基づいて、前記記憶された放送信号識別情報で識別される放送信号が割当てられたセグメントを決定するセグメント決定手段を含み、
    前記放送情報取得手段は、前記検出された再生可能な放送信号を構成する前記複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められた1つのセグメントを前記受信手段に受信させ、前記受信手段が出力するデータに基づいて前記放送情報を取得する、受信装置。
  3. それぞれが複数のセグメントで構成される複数の放送信号を受信するステップと、
    前記受信された複数の放送信号毎に、該放送信号を構成する前記複数のセグメントのうち予め定められた少なくとも1つのセグメントを復調し、前記放送信号に対応するデータを出力するステップと、
    前記複数の放送信号に対応するデータそれぞれを、複数セグメントで構成され、前記複数の放送信号とは別の所定の放送信号のいずれかのセグメントに割当てるステップと、
    前記所定の放送信号を送出するステップと、を含み、
    前記割当てるステップは、前記複数の放送信号に対応するデータ各々を前記所定の放送信号を構成する複数のセグメントのいずれに割当てたかを示す放送情報を、前記所定の放送信号を構成する前記複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められたセグメントに割り当てるステップを含む、送信方法。
  4. 複数の放送信号のうちから選択された放送信号を構成する複数のセグメントのうち少なくとも1つのセグメントを受信する受信手段を備えた受信装置で実行される受信方法であって
    前記複数の放送信号のうちから1つを選択するステップと、
    前記受信するステップにおいて受信されたセグメントが再生可能か否かを判断するステップと、
    前記判断するステップにおいて再生不可能と判断された場合、前記複数の放送信号それぞれに含まれる複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められた1つのセグメントを探索することによって、前記複数の放送信号のうちから再生可能な放送信号を探索するステップと、
    前記探索するステップにおいて再生可能な放送信号が検出された場合、前記受信手段に前記検出された再生可能な放送信号を構成する複数のセグメントのいずれかを受信させるセグメント受信ステップと、
    前記判断するステップにおいて再生不可能と判断される前に前記選択するステップにおいて選択された放送信号を識別するための放送信号識別情報を記憶するステップと、を含み、
    前記セグメント受信ステップは、前記検出された再生可能な放送信号を構成する複数のセグメント各々に前記複数の放送信号のいずれの放送信号が割当てられているかを示す放送情報を取得するステップと、
    前記取得された放送情報に基づいて、前記記憶された放送信号識別情報で識別される放送信号が割当てられたセグメントを決定するステップと、を含み、
    前記放送情報を取得するステップは、前記検出された再生可能な放送信号を構成する前記複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められた1つのセグメントを前記受信手段に受信させ、前記受信手段により出力されるデータに基づいて前記放送情報を取得するステップを含む、受信方法。
  5. 送信装置を制御するコンピュータで実行される送信プログラムであって、
    それぞれが複数のセグメントで構成される複数の放送信号を受信するステップと、
    前記受信された複数の放送信号毎に、該放送信号を構成する前記複数のセグメントのうち予め定められた少なくとも1つのセグメントを復調し、前記放送信号に対応するデータを出力するステップと、
    前記複数の放送信号に対応するデータそれぞれを、複数セグメントで構成され、前記複数の放送信号とは別の所定の放送信号のいずれかのセグメントに割当てるステップと、
    前記所定の放送信号を送出するステップと、をコンピュータに実行させ、
    前記割当てるステップは、前記複数の放送信号に対応するデータ各々を前記所定の放送信号を構成する複数のセグメントのいずれに割当てたかを示す放送情報を、前記所定の放送信号を構成する前記複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められたセグメントに割り当てるステップを含む、送信プログラム。
  6. 受信装置を制御するコンピュータで実行される受信プログラムであって、
    前記受信装置は、複数の放送信号のうちから選択された放送信号を構成する複数のセグメントのうち少なくとも1つのセグメントを受信する受信手段を備えており、
    前記複数の放送信号のうちから1つを選択するステップと、
    前記受信するステップにおいて受信されたセグメントが再生可能か否かを判断するステップと、
    前記判断するステップにおいて再生不可能と判断された場合、前記複数の放送信号それぞれに含まれる複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められた1つのセグメントを探索することによって、前記複数の放送信号のうちから再生可能な放送信号を探索するステップと、
    前記探索するステップにおいて再生可能な放送信号が検出された場合、前記受信するステップに前記検出された再生可能な放送信号を構成する複数のセグメントのいずれかを受信させるセグメント受信ステップと、
    前記判断するステップにおいて再生不可能と判断される前に前記選択するステップにおいて選択された放送信号を識別するための放送信号識別情報を記憶するステップと、をコンピュータに実行させ、
    前記セグメント受信ステップは、前記検出された再生可能な放送信号を構成する複数のセグメント各々に前記複数の放送信号のいずれの放送信号が割当てられているかを示す放送情報を取得するステップと、
    前記取得された放送情報に基づいて、前記記憶された放送信号識別情報で識別される放送信号が割当てられたセグメントを決定するステップと、を含み、
    前記放送情報を取得するステップは、前記検出された再生可能な放送信号を構成する前記複数のセグメントのうち強帯域のセグメントとして予め定められた1つのセグメントを前記受信手段に受信させ、前記受信手段により出力されるデータに基づいて前記放送情報を取得するステップを含む、受信プログラム。

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