JP4897358B2 - Pyroelectric sensor unit, electrical equipment, sanitary washing device and toilet device - Google Patents
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Description
本発明は、焦電センサユニット、電気機器、衛生洗浄装置及びトイレ装置に関し、より具体的には、入射する赤外線エネルギーの変化を検出可能な焦電センサユニット、電気機器、衛生洗浄装置及びトイレ装置に関する。 The present invention relates to a pyroelectric sensor unit, an electric device, a sanitary washing device, and a toilet device, and more specifically, a pyroelectric sensor unit, an electric device, a sanitary washing device, and a toilet device that can detect a change in incident infrared energy. About.
焦電物質の焦電特性などを利用した焦電センサは、トイレ室の自動照明や防犯ライトをはじめとして、家庭用の電気機器や防犯用機器、産業用機器など各種の分野で幅広く利用されている。例えば、便器に付設する衛生洗浄装置に焦電センサを搭載すると、使用者をより早く検知して、便蓋や便座を自動的に開閉したり、便座を急速暖房することができる。 Pyroelectric sensors that use the pyroelectric properties of pyroelectric materials are widely used in various fields, including automatic lighting and security lights in toilet rooms, household electrical equipment, security equipment, and industrial equipment. Yes. For example, when a pyroelectric sensor is installed in a sanitary washing device attached to a toilet bowl, the user can be detected earlier, and the toilet lid and toilet seat can be automatically opened and closed, or the toilet seat can be rapidly heated.
ところが、焦電センサは、電源を投入した直後、充電されるまでの間は出力が不安定となり、正確な検知が困難である(例えば、特許文献1)。これに対して、例えば、電源の投入後、一定の時間が経過するまでの間は、焦電センサの出力を一律に無視する方法も考えられる。しかし、このようにした場合、例えば瞬間的な停電などのときにはセンサの充電は殆ど損なわれていないにもかかわらず、一定の時間は使用することができず、改善の余地がある。
本発明は、電源の供給が中断された場合に速やかに使用を再開できる焦電センサユニット、及びこれを備えた電気機器、衛生洗浄装置、トイレ装置を提供する。 The present invention provides a pyroelectric sensor unit that can be quickly restarted when power supply is interrupted, and an electrical device, a sanitary washing device, and a toilet device including the same.
本発明の一態様によれば、検知に対応する第1のレベルの信号と、非検知に対応する第2のレベルの信号と、を出力可能な焦電センサと、電源が投入された後に前記焦電センサから前記第2のレベルの信号が連続して出力される時間が第1の時間に達したら、前記焦電センサが充電され安定したと判断し、前記焦電センサからの信号の出力を開始する制御部と、を備え、前記制御部は、前記電源が投入された後に、前記焦電センサから前記第2のレベルの信号が連続して出力される時間が前記第1の時間に達しておらず、且つ前記電源が投入された後に第2の時間が経過したら、前記焦電センサが充電され安定したと判断し、前記焦電センサからの信号の出力を開始し、前記第2の時間は、完全に放電した状態の前記焦電センサに前記電源が投入されてから完全に充電された状態に至るまでの時間よりも長く、前記第1の時間は、前記電源が投入された後に前記焦電センサが充電されるまでの間に前記焦電センサから前記第2のレベルの信号が連続して出力される時間よりも長いことを特徴とする焦電センサユニットが提供される。
According to one aspect of the present invention, a pyroelectric sensor capable of outputting a first level signal corresponding to detection and a second level signal corresponding to non-detection; and When the time during which the second level signal is continuously output from the pyroelectric sensor reaches the first time, it is determined that the pyroelectric sensor is charged and stabilized, and the signal is output from the pyroelectric sensor. And a control unit that starts the operation, and after the power is turned on, the control unit continuously outputs the second level signal from the pyroelectric sensor to the first time. If the second time elapses after the power is turned on, the pyroelectric sensor is determined to be charged and stabilized, and the output of the signal from the pyroelectric sensor is started. The power is applied to the pyroelectric sensor in a fully discharged state. The first time is longer than the time from when the power is turned on to when the pyroelectric sensor is charged after the power is turned on. There is provided a pyroelectric sensor unit characterized in that the second level signal is longer than a continuous output time.
また、本発明の他の一態様によれば、上記のいずれかの焦電センサユニットと、前記制御部により制御される被制御部と、を備えたことを特徴とする電気機器が提供される。
According to another aspect of the present invention , there is provided an electrical apparatus comprising any one of the pyroelectric sensor units described above and a controlled unit controlled by the control unit. .
また、本発明のさらに他の一態様によれば、上記のいずれかの焦電センサユニットと、前記制御部により制御される付加機能部と、を備えたことを特徴とする衛生洗浄装置が提供される。 According to still another aspect of the present invention, there is provided a sanitary washing apparatus comprising any one of the above pyroelectric sensor units and an additional function unit controlled by the control unit. Is done.
また、本発明のさらに他の一態様によれば、便器と、上記の衛生洗浄装置と、を備えたことを特徴とするトイレ装置が提供される。 According to yet another aspect of the present invention, there is provided a toilet apparatus comprising a toilet and the above-described sanitary washing apparatus.
本発明によれば、電源の供給が中断された場合に速やかに使用を再開できる衛生洗浄装置及びこれを備えたトイレ装置を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, when supply of power is interrupted, the sanitary washing apparatus which can be restarted rapidly and a toilet apparatus provided with the same can be provided.
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる焦電センサユニットを表すブロック図である。
また、図2は、本実施形態の焦電センサユニットのさらに具体的な構造を例示るすブロック図である。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing a pyroelectric sensor unit according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram illustrating a more specific structure of the pyroelectric sensor unit of the present embodiment.
図1に表したように、本実施形態の焦電センサユニットは、焦電センサ500と、制御部640と、を有する。焦電センサ500は、図2に例示したように、例えば、集光レンズ502と、焦電素子504と、増幅回路506と、帯域フィルタ508と、比較回路510と、を有する。集光レンズ502は、人体などが放出する赤外線を集光し、焦電素子504に導く。焦電素子504は、入射した赤外線の強度の変化を検出し、その変化量に応じた電気信号を出力する。すなわち、焦電素子504は、例えばPZT(ジルコン酸チタン酸鉛)系、LiTaO3(タンタル酸リチウム)系、PbTaO3(タンタル酸鉛)系などの焦電物質を用い、例えば複数の検知領域に分割されている。また、この場合には、集光レンズ502も、複数のレンズ部に分割されている。人体などの発熱源が移動すると、これらレンズ部による赤外線の集光パターンも焦電素子504の受光面を移動するので、その変化を検知することができる。
As shown in FIG. 1, the pyroelectric sensor unit of the present embodiment includes a
増幅回路506は、焦電素子504から出力された電気信号を増幅する。帯域フィルタ508は、増幅回路506により増幅された電気信号から不要な周波数成分を除去し所定の周波数帯の信号を出力する。比較回路510は、帯域フィルタ508から出力された電気信号と、所定のしきい値とを比較してその結果をハイレベルとローレベルの信号として出力する。
The
一方、制御部640は、電源の投入直後に、焦電センサ500からの出力を調べ、その結果に基づいてデータ出力の可否を判定したり、準備完了信号を出力する。
On the other hand, immediately after the power is turned on, the
図3は、本実施形態の焦電センサユニットにおいて実行される処理を例示するフローチャートである。
すなわち、焦電センサユニットに電源が投入されると(ステップS102)、まず、制御部640は、タイマをスタートさせる(ステップS104)。そして、タイマのカウントに基づき所定の時間T2(第2の時間)が経過したか否かを判定する(ステップS106)。時間T2が経過した時(ステップS106:yes)は、焦電センサ500の動作が安定したと判断し、制御部640は、信号の出力を開始する。一方、時間T2が経過していない場合(ステップS106:no)は、焦電センサ500の出力が非検知(人体を検知していない状態)であるか否かを判定する(ステップS108)。出力が非検知である場合(ステップS108:yes)には、非検知が所定の時間T1(第1の時間)の間、継続したか否かを判定する(ステップS110)。所定の時間T1だけ非検知が継続しない場合(ステップS110:no)は、再びステップS106に戻り、所定の時間T2が経過したか否かを判定する。一方、所定の時間T1の間、非検知が継続した場合(ステップS110:yes)は、焦電センサ500からの信号が正常であると判断し、制御部640が信号出力を開始する。
FIG. 3 is a flowchart illustrating the process executed in the pyroelectric sensor unit of the present embodiment.
That is, when the pyroelectric sensor unit is powered on (step S102), the
以上説明した制御によれば、電源の投入後に、焦電センサ500が充電して検知可能な状態となると、迅速に検知信号を出力することができる。
以下、焦電センサ500の出力の具体例を参照しつつ、本実施形態の焦電センサユニットについてさらに詳細に説明する。
According to the control described above, when the
Hereinafter, the pyroelectric sensor unit of this embodiment will be described in more detail with reference to a specific example of the output of the
図4は、焦電センサ500が人体を検知した時の帯域フィルタ508の出力S1及び比較回路510の出力S2を例示するグラフ図である。すなわち、図4(a)は出力S1の時間変化を表し、図4(b)は出力S2の時間変化を表す。
FIG. 4 is a graph illustrating the output S1 of the
焦電素子504が期間Aに人体を検知するとその出力信号が増幅され、図4(a)に表したように大きな振幅を有するアナログ信号が得られる。このアナログ信号の基準値(プラス2.5ボルト)からプラス方向及びマイナス方向に所定のしきい値を設定し、比較回路510においてこのしきい値を越えた場合が検知、しきい値を越えない場合が非検知として出力される。ここでは、検知をローレベル、非検知をハイレベルとした場合を例示する。しかし、本発明はこれに限定されず、検知をハイレベル、非検知をローレベルとしてもよい。
When the
図5は、電源が中断された時の焦電センサの出力を例示するグラフ図である。すなわち、図5(a)は出力S1の時間変化を表し、図5(b)は出力S2の時間変化を表す。 FIG. 5 is a graph illustrating the output of the pyroelectric sensor when the power supply is interrupted. That is, FIG. 5A shows the time change of the output S1, and FIG. 5B shows the time change of the output S2.
期間Bにおいて、電源の供給が中断されると、その後、出力S1及びS2は不安定となり、人体を検知していないにも拘わらず検知信号が出力される。これは、主に、焦電素子504における充電が不十分であるからである。すなわち、電源供給が遮断されると焦電素子504において放電が生じ、その後、再び十分に充電されるまでの間、焦電素子504の出力が不安定となる。
If the supply of power is interrupted during period B, then the outputs S1 and S2 become unstable, and a detection signal is output even though no human body is detected. This is mainly because the charge in the
そして、このように出力が不安定になる期間Tは、焦電素子504の放電状態に応じて変化する。図5に表した具体例の場合には、電源の中断時間はおよそ1.2秒であるので、焦電素子504は完全には放電していない。従って、電源を投入した後に出力が不安定になる時間Tは、およそ12秒間程度である。一方、本発明者の検討によれば、焦電素子504が完全に放電している場合、電源を投入してから出力が安定するまで要する時間は、概ね50秒程度であった。このように、電源を投入した直後に焦電センサの出力が不安定になる期間Tは、焦電素子504の放電状態に応じて変化する。
The period T in which the output becomes unstable in this manner changes according to the discharge state of the
ところが、この不安定な期間Tに注目すると、焦電センサ500の出力の殆どはローレベルすなわち検知状態にあり、ハイレベルすなわち非検知状態は不規則なパルス状に現れている。そして、これらハイレベルすなわち非検知状態となるパルス幅(期間T4 )は、長くても例えば1秒程度であることが判明した。
However, paying attention to this unstable period T, most of the output of the
従って、期間T4の最大値よりも長い時間T1を設定し、電源を投入後の焦電センサ500の出力をモニタして、ハイレベルすなわち非検知となる期間がT1に達したら、その出力は安定したと判定することができる。図3に表したステップS108及びS110が、この判定プロセスに対応する。このようにすれば、焦電センサ500に電源を投入した後に、不安定な状態が終了したか否かを速やかに判定でき、安定な出力が得られた時に速やかに信号の出力を開始(あるいは再開)できる。なおここで、期間T1は、前述したように例えば1秒程度に設定することができる。
Accordingly, a time T1 longer than the maximum value of the period T4 is set, and the output of the
図6は、焦電素子504が完全に放電している場合に、電源を投入して得られる出力を模式的に表すグラフ図である。
FIG. 6 is a graph schematically showing an output obtained by turning on the power when the
図5に関して前述したように、この場合にも、電源の投入後、焦電素子504が十分に充電されるまでの間、期間T3において出力が不安定になる。そして、期間T3が経過し焦電素子504が十分に充電されると、その出力は非検知すなわちハイレベルに安定する。
As described above with reference to FIG. 5, also in this case, the output becomes unstable in the period T3 until the
そして、本実施形態によれば、図3に表したステップS108及びS110において、電源を投入後の焦電センサ500の出力をモニタし、ハイレベルすなわち非検知となる期間がT1に達したら、その出力は安定したと判定できる。その結果として、焦電素子504が安定化したら、速やかに信号出力を開始(再開)できる。
According to the present embodiment, in steps S108 and S110 shown in FIG. 3, the output of the
図7は、焦電素子504が完全に放電していない場合に、電源を再投入して得られる出力を模式的に表すグラフ図である。
焦電素子504が完全に放電していない場合は、電源を再投入後の不安定な期間T5は、図6に関して前述した不安定な期間T3よりも短い。そして、本実施形態によれば、図3に表したステップS108及びS110において、出力がハイレベルすなわち非検知となる期間がT1に達したら、出力が安定したと判断して、制御部640は、信号の出力を速やかに再開することができる。すなわち、焦電素子504が早く安定化した場合には、これに応じて速やかに信号出力を開始(再開)できる。
FIG. 7 is a graph schematically showing an output obtained when the power is turned on again when the
When the
例えば、1秒以下の瞬間的な停電が起こった場合などは、焦電素子504の放電量は極めて少なく、出力が直ちに安定化することもある。本実施形態によれば、このような場合にも、出力が安定化したことを速やかに判定し、出力を再開できる。
For example, when an instantaneous power failure of 1 second or less occurs, the discharge amount of the
図8は、電源投入直後から焦電センサ500の検知エリアに人体が存在している場合の出力を模式的に表すグラフ図である。
このような場合には、電源投入直後の出力が不安定な期間T3が終了した後も、焦電センサ500が実際に人体を検知することによる検知信号(ローレベル)が不定期に表れることがある。従って、不安定な期間T3が終了した後にも、図3に表したステップS108及びS110において、ハイレベルすなわち非検知となる期間がT1に達しない場合があり得る。
FIG. 8 is a graph schematically showing an output when a human body is present in the detection area of the
In such a case, a detection signal (low level) due to the
そこで、このような場合には、不安定な期間T3の最大値すなわち焦電素子504が完全に放電した場合の不安定な期間よりも長い期間T2を設定し、電源を投入後の時間がT2に達したら、安定化したと判定することができる。これが、図3に関して前述したステップS106に対応する。このようにすれば、電源投入後に焦電センサ500の検知エリアに人体が存在するような場合でも、焦電素子504が充電された安定した出力が得られるタイミングを確実に判定でき、誤検知ではない信号を出力できる。なお、期間T2は、前述したように、例えば50秒程度に設定できる。
Therefore, in such a case, the maximum value of the unstable period T3, that is, the period T2 longer than the unstable period when the
以上説明したように、本実施形態によれば、電源を投入後に焦電センサ500の出力が安定化したか否かを迅速且つ正確に判定し、安定化した場合に、信号の出力を速やかに開始(再開)できる。その結果として、焦電素子504の放電量に応じて、最短の時間で正確な出力が得られる。
As described above, according to the present embodiment, it is quickly and accurately determined whether or not the output of the
なお、図3に表した具体例においては、制御部640は、焦電センサ500の出力が安定化するまでは信号の出力を禁止し、安定化したら図3に表したように信号を出力する。しかし、本発明はこれに限定されず、例えば、制御部640は、焦電センサ500の出力が安定化したら、これを報知するようにしてもよい。
In the specific example shown in FIG. 3, the
図9は、準備完了信号を出力する具体例を表すフローチャートである。
すなわち、本具体例におけるステップS102〜ステップS110までは、図3に関して前述したのと同様である。ただし、本具体例においては、焦電センサユニットからの信号は電源投入直後から出力し続ける。そして、出力が安定化したと判定したら、準備完了信号を出力する(ステップS114)。このようにすると、焦電センサ500の出力が安定したか否かが確実且つ容易に分かり、不安定な期間の信号を用いることによる誤動作や不具合などを防止できる。なお、図9に表した具体例において、電源投入後に、まず、準備中あるいは準備が未完了であることを表す信号を出力してもよい。
FIG. 9 is a flowchart showing a specific example of outputting a preparation completion signal.
That is, steps S102 to S110 in this specific example are the same as those described above with reference to FIG. However, in this specific example, the signal from the pyroelectric sensor unit continues to be output immediately after the power is turned on. If it is determined that the output has stabilized, a preparation completion signal is output (step S114). In this way, whether or not the output of the
以上、本実施形態の焦電センサユニットについて説明した。
次に、本実施形態の電気機器について説明する。
The pyroelectric sensor unit of the present embodiment has been described above.
Next, the electrical apparatus of this embodiment will be described.
図10は、本発明の実施の形態にかかる電気機器を表すブロック図である。
すなわち、本実施形態の電気機器100は、焦電センサ500と、制御部640と、被制御部650と、を備える。焦電センサ500は、図1及び図2に関して前述したものと同様である。制御部640は、図1〜図9に関して前述したものと同様の制御を実行し、さらに、被制御部650に対して制御信号を送信する。被制御部650は、制御部640からの制御信号に基づいて所定の機能を実行する。
FIG. 10 is a block diagram showing an electrical device according to the embodiment of the present invention.
That is, the
被制御部650としては、例えば、防犯ライトや自動照明装置における照明部、あるいは自動ドアにおけるドア開閉機構などを挙げることができる。つまり、焦電センサ500が人体を検知すると、制御部640は、これに基づいて被制御部650を制御させ、照明を点灯させたり、自動ドアを開いたりさせる。
Examples of the controlled
図11及び図12は、本実施形態の電気機器において実行される制御を例示するフローチャートである。
これらフローチャートにおいて、ステップS102〜ステップS110は、図3に関して前述したものと同様である。そして、図11に表した具体例の場合には、焦電センサ500の出力が安定したと判定すると、制御部640は、焦電センサ500の出力に基づく被制御部650の制御を開始する。このようにすれば、電源を投入した後、あるいは電源供給が中断した直後の焦電センサ500の不安定な出力により被制御部650を誤動作させることなく、速やかに正常動作を開始(再開)できる。
FIG. 11 and FIG. 12 are flowcharts illustrating the control executed in the electric device of this embodiment.
In these flowcharts, steps S102 to S110 are the same as those described above with reference to FIG. In the case of the specific example illustrated in FIG. 11, when it is determined that the output of the
一方、図12に表した具体例の場合には、さらにステップS103において準備中であることを報知し、また、ステップS115において準備が完了したことを報知する。例えば、準備中は光を点滅させ、準備が完了すると光を消灯することができる。あるいは、準備中は、アラーム音を断続的に発生し、準備が完了するとアラーム音を停止してもよい。 On the other hand, in the case of the specific example shown in FIG. 12, it is further notified in step S103 that preparation is in progress, and in step S115 that preparation is completed. For example, the light can be blinked during preparation, and the light can be turned off when preparation is complete. Alternatively, an alarm sound may be intermittently generated during preparation, and the alarm sound may be stopped when preparation is completed.
このようにすれば、電源を投入した後、あるいは電源供給が中断してから、焦電センサ500の出力が安定化して正常動作するまでの待機状態にあることを使用者などに知らせることができ、分かりやすくて使いやすい電気機器を提供できる。
In this way, the user can be informed that the output from the
次に、本実施形態にかかる衛生洗浄装置について説明する。
図13は、本実施形態の衛生洗浄装置の要部構成を例示するブロック図である。
本実施形態の衛生洗浄装置100は、便座に座った使用者の「おしり」などに向けて水を噴出する吐水ノズル615を有する洗浄機能部610を備える。なお、本願明細書において「水」という場合には、冷水のみならず、加熱されたお湯も含むものとする。衛生洗浄装置100は、さらに、便蓋開閉ユニット720、便座開閉ユニット780、便座暖房ユニット210、室内暖房ユニット740、便器洗浄ユニット730、照明ユニット790などの付加機能部を備える。なお、これらの他にも、例えば、便座に座った使用者の「おしり」などに向けて温風を吹き付けて乾燥させる温風乾燥ユニットや、便器のボウル内の空気を吸い込み、フィルタや触媒などを介して臭気成分を低減させる脱臭ユニットなどを設けてもよい。
Next, the sanitary washing device according to this embodiment will be described.
FIG. 13 is a block diagram illustrating the main configuration of the sanitary washing device according to this embodiment.
The
便蓋開閉ユニット720は、衛生洗浄装置に設けられた便蓋を自動的に開閉する付加機能部である。便座開閉ユニット780は、衛生洗浄装置に設けられた便座を自動的に開閉する付加機能部である。便座暖房ユニット210は、便座を暖める付加機能部である。室内暖房ユニット740は、衛生洗浄装置が設置されているトイレ空間を暖房する付加機能部である。便器洗浄ユニット730は、衛生洗浄装置が設けられたトイレ装置の便器ボウルに洗浄水を自動的に流す付加機能部である。照明ユニット790は、衛生洗浄装置またはトイレ装置の一部あるいは全体を照明する付加機能部である。
The toilet lid opening /
これらの付加機能部の動作は、制御部640により制御される。制御部640には、操作部(リモコン)900からの指令が入力され、使用者の操作によりそれぞれの付加機能部の動作を制御することができる。
The operations of these additional function units are controlled by the
なお、本発明の衛生洗浄装置100は、これら付加機能のすべてを備える必要は必ずしもなく、これらのうちのいずれかひとつあるいは複数のみを備えたものも本発明の範囲に包含される。また、便器洗浄ユニット730は、衛生洗浄装置100と一体的に設けてもよいが、衛生洗浄装置100とは別体とし、例えば水洗トイレのロータンクに取り付けてもよい。この場合にも、衛生洗浄装置100と便器洗浄ユニット730とを接続することにより、制御部640から出力される制御信号によってロータンクに取り付けられた便器洗浄ユニット730の動作を制御することができる。
The
制御部640には、さらに焦電センサ500、人体検知センサ420、着座センサ422からの信号が入力される。ここで、焦電センサ500は、図1及び図2に関して前述したものと同様の構成を有する。そして、制御部640は、焦電センサ500の出力に基づいて、便蓋開閉ユニット720や便座暖房ユニット210などの付加機能部を制御する。
Further, signals from the
図14は、本実施形態において実行される動作を例示する模式図である。
すなわち、図14(a)に表したように、衛生洗浄装置100に使用者10が接近すると、焦電センサ500がこれを検知する。すると、制御部640は、この検知信号に基づいて便蓋開閉ユニット720を動作させ、図14(b)に表したように、便蓋300を開く。同様にして、使用者10を検知すると、制御部640は便座暖房ユニット210を制御して便座200を急速暖房させることもできる。
FIG. 14 is a schematic view illustrating operations executed in the present embodiment.
That is, as shown in FIG. 14A, when the
そして、本実施形態によれば、制御部640は、電源投入後あるいは電源供給が中断された直後にも、焦電センサ500の不安定な出力によって付加機能部を誤動作させることなく、速やかに正常動作を開始(再開)できる。
According to the present embodiment, the
図15は、本実施形態の衛生洗浄装置100において実行される処理を例示するフローチャートである。
図3及び図11に関して前述したものと同様に、制御部640は、電源投入後あるいは電源供給が中断された後、焦電センサ500の出力が安定になることを速やかに判定し、焦電センサ500の出力に基づく制御を開始する(ステップS116)。このようにすれば、付加機能部を誤動作させることなく、速やかに正常動作を開始(再開)できる。
FIG. 15 is a flowchart illustrating a process executed in the
Similar to that described above with reference to FIGS. 3 and 11, the
ここで、焦電センサ500は、必ずしも衛生洗浄装置100の本体部400に設ける必要はない。
図16及び図17は、焦電センサ500の他の具体例を表す模式図である。
図16に表した具体例においては、焦電センサ500は、衛生洗浄装置100のリモコン900に内蔵されている。使用者10がリモコン900を操作すると、これに対応した指令Txが衛生洗浄装置100に送信される。一方、リモコン900に内蔵された焦電センサ500が使用者10の接近を検知すると、検知信号Tyが本体部400に送信される。
Here, the
FIGS. 16 and 17 are schematic views showing other specific examples of the
In the specific example shown in FIG. 16, the
一般に、リモコン900は、衛生洗浄装置100が搭載されたトイレ装置の脇のやや前方に設置される場合が多い。従って、ここに焦電センサ500を設けると、衛生洗浄装置100に接近する使用者10をより早く検知することが容易となる。
In general, the
なお、本具体例の場合には、図3に関して前述した制御は、本体部400に設けられた制御部640において実行させてもよいが、同様の制御を実行する制御部をリモコン900に設けてもよい。つまり、図1〜図9に関して前述した焦電センサユニットをリモコン900に設けてもよい。
In the case of this specific example, the control described above with reference to FIG. 3 may be executed by the
一方、図17に表した具体例においては、焦電センサ500は、衛生洗浄装置100の本体部400ともリモコン900とも別体のユニットとして構成されている。焦電センサ500は、トイレの壁や天井、床、あるいはドアなどに設置され、使用者10の接近を検知すると、検知信号Tyを本体部400に送信する。本具体例によれば、焦電センサ500をトイレ装置の前方の任意の場所に設置することができるので、接近する使用者10をより早く検知することが可能となる。
また、本具体例の場合も、焦電センサ500のみではなく、図1〜図9に関して前述した焦電センサユニットを別体として設けてもよい。
On the other hand, in the specific example shown in FIG. 17, the
Also in this specific example, not only the
図18は、本実施形態の衛生洗浄装置100の第2の具体例を表すブロック図である。
FIG. 18 is a block diagram illustrating a second specific example of the
本変型例においては、2つの制御部642、644が設けられている。
制御部642は、洗浄機能部610、便座暖房ユニット210、室内暖房ユニット740、便器洗浄ユニット730、照明ユニット790などの付加機能部を制御する。また、制御部642には、操作部900からの指令と、着座センサ422からの検知情報が入力される。
一方、制御部644は、便蓋開閉ユニット720と便座開閉ユニット780を制御するそして、制御部644は、人体検知センサ420と焦電センサ500の信号が入力される。 そして、制御部642と制御部644とは、回線646により相互に通信が可能とされている。これにより、例えば、焦電センサ500による検知の結果を、制御部644から制御部642に送信することができる。
In this modification, two
The
On the other hand, the
本具体例によれば、制御部を2つに分けることにより、衛生洗浄装置100の本体部400を小型化することが容易となる。すなわち、図13に例示した具体例の場合、全てのセンサ類と操作部からの情報をひとつの制御部640で処理し、全ての付加機能部を制御するために、制御部640のサイズが大型化する。このため、本体部400を小型化する場合に、制御部640を収容するスペースが確保しにくくなる。
According to this specific example, the
これに対して、図18に表した具体例の場合、制御部を2つに分けることにより、それぞれの制御部642、644を小型化でき、本体部400を小型化した場合でも、収容することが容易となる。またさらに、制御部を2つに分けることにより、衛生洗浄装置100の機種に応じて付加機能を有するものと有しないものの作り分けが容易となり、コストを下げることができる。すなわち、便蓋300や便座200の自動開閉機能を有する機種には、制御部642と制御部644を取り付け、便蓋300や便座200の自動開閉機能を有しない機種には、制御部642のみを取り付ければ済む。
On the other hand, in the case of the specific example shown in FIG. 18, by dividing the control unit into two, the
図19は、本具体例の衛生洗浄装置100の制御部644において実行される処理を例示するフローチャートである。同図については、図3及び図12に関して前述したものと同様のステップには同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
本具体例においては、電源がオンとなると(ステップS102)、まずCPU(central processing unit)を初期処理し、しかる後に、制御部642と通信を開始して準備中であることを送信する(ステップS103)。これは例えば、制御部644から回線646を介して制御部642に送信するデジタルデータ列の中の特定のビットを「0」(ゼロ)とすることにより実行できる。
FIG. 19 is a flowchart illustrating a process executed in the
In this specific example, when the power is turned on (step S102), first, a CPU (central processing unit) is initially processed, and thereafter, communication with the
その後、図3に関して前述したものと同様の制御を実行し(ステップS104〜ステップS110)、出力が安定化したと判断したら、制御部642に準備完了であることを送信する(ステップS115)。これも例えば、制御部644から回線646を介して制御部642に送信するデジタルデータ列の中の特定のビットを「1」とすることにより実行できる。そして、焦電センサ500の出力に基づく通常制御を開始する。すなわち、図14に関して前述したように焦電センサ500の出力に基づいて便蓋開閉ユニット720などの付加機能部を制御する。
Thereafter, control similar to that described above with reference to FIG. 3 is executed (steps S104 to S110), and if it is determined that the output has stabilized, the
なおここで、制御部644から回線646を介して制御部642に送信するデジタルデータ列の中に焦電センサ500による検知の結果も含めることができる。従って、例えば、焦電センサ500が人体を検知した時に、制御部642が、便座暖房ユニット210や室内暖房ユニット740を動作させ、便座200やトイレ空間を急速暖房することも可能である。
Here, the result of detection by the
図20は、本具体例において制御部644が焦電センサ500の出力を参照するタイミングを例示するグラフ図である。
すなわち、制御部644は、焦電センサ500の出力を例えば、1ミリ秒毎に読み取ることができる。この際に、それぞれの読み取り処理で、例えば数10マイクロ秒の間隔で3回繰り返してデータを読み込む。そして、これら3回のデータがすべて同一(例えば、全てハイレベル)であれば、そのデータを取り込み、3回のデータのうちでひとつでも他と異なるものがある場合には、前回の読み取りで取り込んだデータをそのまま用いるようにすることができる。このようにすると、ノイズなどによるデータ読み出しの誤りを防止できる。
FIG. 20 is a graph illustrating the timing at which the
That is, the
図21は、電源の投入後に本具体例の衛生洗浄装置100において実行される処理を例示するタイミングチャートである。
なお、ここでは焦電センサ500の焦電素子504は完全に放電した状態にあり、また、電源投入後に焦電センサ500の検知エリアには人体が存在しない場合について説明する。
FIG. 21 is a timing chart illustrating processing executed in the
Here, a case will be described in which the
電源がオンになると、まず5ボルト電源が立ち上がり、制御部644においてCPUが初期処理(図19:ステップS117)された後に、タイマがスタートする(図19:ステップS104)。なお、CPUの初期処理の時間は概ね数10ミリ秒程度である。また、焦電センサ500は、電源がオンになると充電が開始され、期間T3の間は、不安定な信号を出力する。そして、期間T3が経過し焦電センサ500が充電されてその出力が安定した期間がT1に達すると、制御部644は焦電センサ500が準備完了と判断し、制御部642に準備完了の信号を送信する(図19:ステップS115)とともに、正常制御を開始する(図19:ステップS116)。なおこの時、通常制御を開始するまでの時間は、タイマがカウントダウンする時間T2よりも短い。
When the power supply is turned on, the 5 volt power supply is first turned on, and after the CPU is initialized in the control unit 644 (FIG. 19: step S117), the timer is started (FIG. 19: step S104). Note that the initial processing time of the CPU is approximately several tens of milliseconds. The
一方、制御部642においては、CPUの初期処理の後に、吐水ノズル615の初期化処理などが実行され、その後、制御部644からの準備中の信号を受信(図19:ステップS103)して、ライトを点滅させて、システムが準備中であることを使用者などに報知する。その後、制御部644から準備完了の信号を受信する(図19:ステップS115)と、ライトを消灯する。
On the other hand, in the
以上説明したように、本具体例によれば、焦電センサ500が不安定な期間はライトの点滅により使用者に報知するとともに制御を待機し、焦電センサ500の出力が安定になると速やかに通常制御を開始するとともに、ライトを消灯して使用者に利用可能であることを知らせることができる。
As described above, according to this specific example, during a period when the
図22は、電源の投入後に本具体例の衛生洗浄装置100において実行される処理の第2の具体例を表すタイミングチャートである。
本具体例は、焦電素子504の放電が少ない場合を表す。この場合には、電源をオンにした後の焦電センサ500の不安定な期間T3は、図21に表したものよりも短い。そして、焦電センサ500の出力が安定すると、制御部644は速やかにこれを判断し、通常制御を開始する。同時に、制御部642もライトを消灯させ、使用者に準備完了であることを報知する。
FIG. 22 is a timing chart showing a second specific example of processing executed in the
This specific example represents a case where the
このように、焦電センサ500の不安定な期間が短い場合には、それに対応して待機状態を短縮でき、焦電センサ500の立ち上がりとともに速やかに使用可能とすることができる。
As described above, when the unstable period of the
図23は、電源の投入後に本具体例の衛生洗浄装置100において実行される処理の第3の具体例を表すタイミングチャートである。
本具体例は、電源の投入前に焦電素子504が完全に放電しており、さらに検知エリアに人体が存在する場合を表す。この場合には、電源をオンにした後の焦電センサ500の不安定な期間T3は、図20に表したものと同程度となる。ただし、焦電センサ500の出力が安定しても、検知エリアに人体が存在するので、焦電センサ500の出力には検知信号すなわちローレベルが不規則に表れる。この場合でも、ハイレベルが連続する期間がT1に達すれば、その時点で準備完了と判断(図19:ステップS115)し、通常制御を開始する。しかし、期間T3が経過しても、その後、人体の検知信号が頻発してハイレベルが連続する期間がT1に達しない場合には、タイマのカウントアップにより時間T2が経過した時点で準備完了と判断する(図19:ステップS115)。この場合の時間T2は、前述したように、焦電素子504が完全に放電した状態から充電が完了して安定出力が確実に得られるまでの時間であり、例えば、50秒に設定することができる。
FIG. 23 is a timing chart illustrating a third specific example of processing executed in the
In this specific example, the
このように、検知エリアに人体が存在する場合でも、タイマをカウントし時間T2が経過した時点で準備完了と判断することができる。なお、図23において、準備完了により制御部642はライトを消灯させているが、その後、焦電センサ500が人体を検知するとライトを点灯させる制御を実行する。これは、焦電センサ500の出力に基づくライトの自動点灯制御である。
Thus, even when a human body exists in the detection area, it is possible to determine that the preparation is completed when the timer is counted and the time T2 has elapsed. In FIG. 23, the
図24は、電源の投入後に本具体例の衛生洗浄装置100において実行される処理の第4の具体例を表すタイミングチャートである。
本具体例は、電源をオンにして焦電センサ500が立ち上がり、通常制御が開始された後に、時刻Aにおいて電源供給が短時間だけ中断された場合を表す。
この場合、時刻Aにおいて発生した電源の中断の時間が短いため、焦電素子504の放電も少なく、その後の不安定な期間が短くて済む。従って、焦電センサ500の出力が再び安定した期間がT1に達すれば、準備完了と判断(図19:ステップS115)し、通常制御を再開する(図19:ステップS116)。
FIG. 24 is a timing chart illustrating a fourth specific example of the process executed in the
This specific example represents a case where power supply is interrupted for a short time at time A after the
In this case, since the interruption time of the power supply generated at time A is short, the
以上、本実施形態の衛生洗浄装置100の構成及びその動作について説明した。
次に、本実施形態の衛生洗浄装置100及びこれを搭載したトイレ装置について、具体例を参照しつつさらに詳細に説明する。
Heretofore, the configuration and operation of the
Next, the
図25及び図26は、本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置100を搭載したトイレ装置の模式斜視図である。
また、図27は、本具体例の衛生洗浄装置を正面から眺めた斜視図である。
25 and 26 are schematic perspective views of a toilet device equipped with the
FIG. 27 is a perspective view of the sanitary washing device of this example as viewed from the front.
すなわち、洋式腰掛便器800の上に、衛生洗浄装置100が設置されている。衛生洗浄装置100は、本体部400と、この本体部400に対して開閉自在に軸支された便座200及び便蓋300と、を備える。本体部400は、図13あるいは図18に関して前述したような洗浄機能部610の他に、各種の付加機能部を内蔵する。
That is, the
便座200は本体部400において相対的に前方に軸支され、一方、便蓋300は本体部400において相対的に後方に軸支されている。つまり、便座200の回転軸と便蓋300の回転軸は、前後方向に離間して設けられている。図25及び図27に表したように便蓋300が開いた状態においては、本体部400と便座200はほぼ完全に露出し、使用者は便蓋300に干渉することなく便座200に座ることができる。また、便蓋300を本体部400の後部で軸支することにより、便座200に座る使用者から便蓋300を遠ざけることができる。その結果として、便座200に座る使用者に開放感を与え、快適な使用感が得られる。
The
一方、図26に表したように便蓋300が閉じると、便座200だけでなく本体部400もほぼ完全に便蓋300に覆われた状態となる。このように便蓋300で衛生洗浄装置のほぼ全体を覆うようにすると、非常にスマート且つシンプルで見栄えがすっきりとする。また、衛生洗浄装置100の全体を便蓋300で覆うことにより、使用されていない状態において便座200のみならず本体部400の上にも埃やチリなどが積もることはない。さらに、便蓋300を閉じた状態において、衛生洗浄装置100の上面に「隙間」や「凹凸」などがなくなるため、濡らした雑巾などで拭き掃除をする際にも、便蓋300の上面全体を滑らかにサッと拭くことができ、清掃性が良好になる。
On the other hand, when the
また、本具体例の場合、本体部400の側面に段部405が形成されている。この段部405は、便蓋300が閉じた状態において、便蓋300の後部下端305と当接または近接した状態で整合し、本体部400の側面と便蓋300の側面とはほぼ連続した同一面を形成する。その結果として、便蓋300が閉じた状態において、衛生洗浄装置100の側面にも便蓋300から本体部400に至る連続平面が形成され、さらに見栄えがすっきりとするとともにホコリや汚れが堆積することも防止できる。また、便蓋300を閉じた状態で衛生洗浄装置100の側面を拭き掃除した場合にも、雑巾がひっかかることなく滑らかにサッと拭くことができる。
In the case of this specific example, a stepped
また、この衛生洗浄装置100は、本体部400の上部後方にライト792が設けられている。
図28は、ライト792の断面を表す模式図である。同図に表したように、ライト792は、本体部400の表面と略同一面に埋設された窓793の内側にLED(light emitting diode)794から放出された光は、窓793を介して取り出される。そして、この光は、図28(a)に表したように便蓋300が閉じた状態においても、図28(b)に表したように便蓋300が開いた状態においても、外部に取り出され、使用者に心地よい照明を提供することができる。
またこのライト792は、図21〜図24に関して前述したように、準備中には点滅して使用者に報知する役割も有する。
Further, the
FIG. 28 is a schematic diagram illustrating a cross section of the light 792. As shown in the figure, in the light 792, light emitted from an LED (light emitting diode) 794 is extracted through the
Further, as described above with reference to FIGS. 21 to 24, the light 792 also has a role of blinking during preparation and notifying the user.
一方、本実施形態の衛生洗浄装置の本体部400は、便座200の軸支部と便蓋300の軸支部の間に、閉じた状態の便蓋300とほぼ並行な面となる上面を有しており、その上面に焦電センサ500が設けられている。そして、便蓋300の後部には透過窓310が設けられている。
便蓋300が開いた状態においては、便座200の後方に人体検知センサ420及び着座センサ422が内蔵されたセンサ窓が露出する。
On the other hand, the
In the state where the
図29は、焦電センサ500の取り付け部を表す拡大斜視図であり、
図30は、焦電センサ500を埋め込んだ本体部400の一部拡大縦断面図である。
FIG. 29 is an enlarged perspective view showing a mounting portion of the
FIG. 30 is a partially enlarged longitudinal sectional view of the
本体部400の上面に凹設部410が形成され、焦電センサ500は、その一部が凹設部410に埋め込まれるように設けられている。後に詳述するように、焦電センサ500を用いると、使用者の接近を素早く高い確度で検知できる。焦電センサの場合、その前方の所定の検知範囲内における発熱体の移動を検知可能とされている。
A recessed
便蓋300が閉じた状態において、焦電センサ500は、透過窓310を介して衛生洗浄装置に接近する使用者の存在を検知する。すなわち、透過窓310は、焦電センサ500が検知する赤外線を透過する。焦電センサ500として例えば焦電センサを用いた場合、波長約10マイクロメータ程度の遠赤外線を検知する。従って、透過窓310は、この波長帯の赤外線に対してある程度の透過率を有する材料からなる。透過窓310の材料として例えばポリエチレンを用いることにより、便蓋300が閉じた状態においても、使用者の接近や存在を透過窓310を介して高い感度で検知できる。
In the state where the
一方、透過窓310を支持する便蓋300は、赤外線に対して透過窓310よりも低い透過率を有する材料により形成できる。便蓋300を透過窓310よりも硬くて丈夫な材料により形成すれば、たわみや変形が少なく、またキズも付きにくくなる。また、便蓋300の色も自由に選択でき、便器800や本体部400の色に合わせることも容易となる。これらの要求を満たす便蓋300の材料としては、例えば、ポリプロピレンなどを挙げることができる。
On the other hand, the
便蓋300が閉じた状態で焦電センサ500が使用者を検知すると、前述したように、本体部400に内蔵された便蓋開閉ユニットを動作させて便蓋300を自動的に開くことができる。また、例えば、便座200を急速暖房したり、本体部400に設けられた室内暖房ユニットを動作させてトイレを暖めたり、便器800に予め少量の洗浄水を流してボウルを濡らすことにより汚れの付着を抑制する処理などを実行することが可能となる。
When the
そして、図25及び図27などに表したように便蓋300が開くと、便座200の後方にセンサ窓が露出し、内蔵されている人体検知センサ420と着座センサ422が検知可能な状態とされる。人体検知センサ420及び着座センサ422は、それぞれ赤外線投光式の測距センサである。そして、人体検知センサ420は、衛生洗浄装置100の前方に向けて赤外線を投光し、便器800の正面に立つ使用者を検知する。また、着座センサ422は、便座200の直上に向けて赤外線を投光し、便座200に座る使用者を検知する。
When the
本具体例においては、焦電センサ500を、本体部400の上面のケースカバー430の後部すなわち便蓋300の軸支部に近接させて、本体部400の上面にやや突出させて設ける。こうすることにより、透過窓310と焦電センサ500との距離を小さくできる。その結果として、透過窓310のサイズを小さくしつつ幅広い範囲を検知することが可能となる。つまり、焦電センサ500からみた時に、小さな透過窓310を介して広角の範囲を検知できる。
In this specific example, the
前述したように、透過窓310は、便蓋300よりも赤外線に対する透過率の高い材料で形成する必要があり、このために便蓋300とは色や質感が異なる場合もあり、硬度が低く、変形したりキズなどがつきやすい場合がある。このような場合でも、本実施形態によれば、透過窓310を小さくでき、また便蓋300の後端付近に設けることができるので、目立たず、また人手に触れにくくなるため変形やキズ付きも抑制できるという効果が得られる。
As described above, the
また、本体部400に凹設部410を設け、焦電センサ500の一部分をこの凹設部410を埋め込むことにより、焦電センサ500を本体部のケースカバー430の上面から大きく突出させることなく、幅広い角度を検知することが可能となる。つまり、ケースカバー430の上面の清掃性を維持しつつ、確実な人体検知が可能となる。
Further, by providing the
図31及び図32は、本具体例の衛生洗浄装置100において焦電センサ500により人体を検知可能な範囲を例示する模式図である。すなわち、図31は水平方向、図32は垂直方向の検知可能範囲を表す。
FIGS. 31 and 32 are schematic views illustrating a range in which a human body can be detected by the
図31から分かるように、焦電センサ500により水平方向に40度の範囲内で人体10の検知が可能である。また、図32から分かるように、垂直方向には33度の範囲内で衛生洗浄装置の前方上方の人体10の検知が可能である。これは、通常の広さのトイレにおいて、衛生洗浄装置100に接近する使用者を早期に検知するのに十分な範囲である。また、図32に表したように、通常の背丈の大人10が便器800の後端から2.5メータの距離に接近すると早くも検知可能となる。
As can be seen from FIG. 31, the
一方、便蓋300を開けた状態で検知可能とされる人体検知センサ420の検知範囲は、便器800の前端から例えば30センチメートル以内とすることができる。つまり、使用者が便器800から30センチメートル以上離れると、人体検知センサ420は非検知となる。
On the other hand, the detection range of the human
このような焦電センサ500と人体検知センサ420とを組み合わせると、例えば、使用者10がトイレ装置に接近する時には、便器800の後端から2.5メータの距離に接近すると検知可能となり、オート開動作や便座200の急速暖房などを早期に開始できる。一方、使用者10が便器800の前端から30センチメートル以上離れると、これに対応してオート洗浄などを迅速に実行させることができ、使い勝手のよいトイレ装置を実現できる。
When the
そして、本実施形態によれば、電源の投入後に、焦電センサ500の出力の安定化するタイミングを判定し、速やかに使用開始できる衛生洗浄装置100を実現できる。
And according to this embodiment, the
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、図1乃至図23に関して前述した衛生洗浄装置100は、水道直圧式のみならず、ロータンクなどを搭載した便器に搭載した場合にも、同様の作用効果が得られる。
The embodiments of the present invention have been described above with reference to specific examples. However, the present invention is not limited to these specific examples. For example, the
また、図1乃至図32に関して前述した各具体例は、技術的に可能な範囲において適宜組み合わせることができ、これらも本発明の範囲に包含される。
また、衛生洗浄装置やトイレ装置の構造およびその動作の内容についても、図1乃至図22に関して前述したものには限定されず、当業者が適宜設計変更することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができるものも本発明の要旨を含む限り、本発明の範囲に包含される。
Further, the specific examples described above with reference to FIGS. 1 to 32 can be appropriately combined within the technically possible range, and these are also included in the scope of the present invention.
Further, the structure of the sanitary washing device and the toilet device and the content of the operation thereof are not limited to those described above with reference to FIGS. 1 to 22, and those skilled in the art similarly implement the present invention by appropriately changing the design. What can obtain the same effect is also included in the scope of the present invention as long as it includes the gist of the present invention.
10 人体(使用者)
100 衛生洗浄装置、210 便座暖房ユニット、300 便蓋、310 透過窓、400 本体部、405 段部、410 凹設部、420 人体検知センサ、422 着座センサ、430 ケースカバー、500 焦電センサ、502 集光レンズ、504 焦電素子、506 増幅回路、508 帯域フィルタ、510 比較回路、610 洗浄機能部、615 吐水ノズル、640、642、644 制御部、646 回線、650 被制御部、720 便蓋開閉ユニット、730 便器洗浄ユニット、740 室内暖房ユニット、780 便座開閉ユニット、790 照明ユニット、792 ライト、793 窓、794 LED、800 便器、900 リモコン(操作部)
10 Human body (user)
DESCRIPTION OF
Claims (6)
電源が投入された後に前記焦電センサから前記第2のレベルの信号が連続して出力される時間が第1の時間に達したら、前記焦電センサが充電され安定したと判断し、前記焦電センサからの信号の出力を開始する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記電源が投入された後に前記焦電センサから前記第2のレベルの信号が連続して出力される時間が前記第1の時間に達しておらず、且つ前記電源が投入された後に第2の時間が経過したら、前記焦電センサが充電され安定したと判断し、前記焦電センサからの信号の出力を開始し、
前記第2の時間は、完全に放電した状態の前記焦電センサに前記電源が投入されてから完全に充電された状態に至るまでの時間よりも長く、
前記第1の時間は、前記電源が投入された後に前記焦電センサが充電されるまでの間に前記焦電センサから前記第2のレベルの信号が連続して出力される時間よりも長いことを特徴とする焦電センサユニット。 A pyroelectric sensor capable of outputting a first level signal corresponding to detection and a second level signal corresponding to non-detection;
When the time during which the second level signal is continuously output from the pyroelectric sensor after the power is turned on reaches the first time, it is determined that the pyroelectric sensor is charged and stable, and the pyroelectric sensor is A control unit for starting output of a signal from the electric sensor;
With
The controller does not reach the first time when the second level signal is continuously output from the pyroelectric sensor after the power is turned on, and the power is turned on. When the second time has elapsed after that, it is determined that the pyroelectric sensor is charged and stabilized, and output of the signal from the pyroelectric sensor is started.
The second time is longer than the time from when the power is turned on to the pyroelectric sensor in a fully discharged state until reaching a fully charged state.
The first time is longer than a time during which the second level signal is continuously output from the pyroelectric sensor until the pyroelectric sensor is charged after the power is turned on. A pyroelectric sensor unit.
前記制御部により制御される被制御部と、
を備えたことを特徴とする電気機器。 The pyroelectric sensor unit according to any one of claims 1 to 3,
A controlled unit controlled by the control unit;
Electrical equipment characterized by comprising
前記制御部により制御される付加機能部と、
を備えたことを特徴とする衛生洗浄装置。 The pyroelectric sensor unit according to any one of claims 1 to 3,
An additional function unit controlled by the control unit;
A sanitary washing device characterized by comprising:
請求項5記載の衛生洗浄装置と、
を備えたことを特徴とするトイレ装置。 Toilet bowl,
A sanitary washing device according to claim 5;
A toilet apparatus characterized by comprising:
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