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JP4897515B2 - 商品受注受付配送システムおよび配送システム - Google Patents
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Description

本発明は、百貨店やスーパーなどの店舗で受注したギフト商品の配送に必要な配送伝票の印刷に関するもので、産地直送商品などで産地から商品を直送する場合や、包装委託先から商品を直送する場合などに好適な商品受注配送システムおよび配送システムに関する。
商品受注元で配送伝票を印刷するのではなく、商品受注元とは物理的に離れた別の端末で配送伝票を印刷する公知例として、特許文献1記載の「オンライン販売プログラム、オンライン販売方法およびオンライン販売装置」がある。この公知例は、仮想店舗(ショッピングモール)で受注した商品を配送条件などによって配送業者に対応した配送伝票情報を作成し、販売者端末で配送伝票を印刷する、というものである。販売者端末は仮想店舗における商品の出品者であるため、仮想店舗のオンライン販売装置から販売者端末へは、当該販売者の商品の受注情報と配送伝票作成情報をデータとして送信するものとなっている。
この場合は、配送伝票の印刷は販売者端末で行うため、販売者端末に受注データや配送伝票印刷用データが存在することについては問題にはならない。この方式を百貨店などでのギフト受付配送システムの産地直送商品を配送する場合や、百貨店から商品の包装と配送を委託されている包装委託業者から直送商品を配送する場合に適用した場合、産直業者や包装委託先にて前記販売者端末を使用することになる。しかしながら、産直業者や包装委託先は、複数の百貨店から配送委託を請けているのが一般的であり、前記のような方式の場合、複数の受注元の百貨店などからの受注データや配送データの電子データが産直業者や包装委託先に自動的に蓄積されてしまい、予期せぬ端末のウィルス感染などによる情報漏洩の危険性高まるという問題点があった。産直業者や包装委託先は、商品受注元である百貨店などとは別組織であり、商品受注元と同じような情報セキュリティ対策が取れない場合もあり、受注元の百貨店などで産直商品や配送委託商品の配送伝票印刷を行い、当該配送伝票そのものを産直業者や包装委託先に送付している場合が多かった。
このような問題を解決する提案が特許文献2、特許文献3、特許文献4に記載されている。
特開2005−189968号公報 特開2003−196066号公報 特開2003−248761号公報 特開2006−119792号公報
本発明の解決しようとする課題は、配送伝票を印刷する端末に情報を蓄積することなく、すなわち情報漏洩の危険性を高めることなく、百貨店などで受注した産直商品や包装委託商品の配送伝票を産直業者や包装委託先の印刷手段で直接印刷するための商品配送伝票印刷システムおよび配送システムを提供することである。
本発明の構成要素は、産直業者や包装委託先で配送伝票を印刷するための端末としてインターネット接続可能なネットワーク環境とWebブラウザを備えたパソコンなどの端末を備え、百貨店などの受注受付側に配設した受注受付サーバ、配送伝票データを作成するための配送サーバ、さらに前記端末とインターネット接続された配送伝票印刷端末を備える。この構成において、配送サーバは、配送伝票印刷端末からの配送伝票印刷要求を受付け、受注受付サーバに対し配送伝票印刷用のデータを検索し、そのまま要求元の端末に送信するのではなく、取得されたデータを画像データに変換する。またその際、検索結果のデータに含まれる外字データについても合わせて画像データに変換し配送伝票印刷用の画像データを作成する。そのために、配送サーバには、受注受付登録を行う端末と同じ外字データ(外字コードとその文字フォントデータ)並びに配送伝票用紙フォームを予め格納しておく。画像データに変換した配送伝票印刷用の画像データは、産直業者や包装委託先の配送伝票印刷端末に送信する前に、圧縮処理を行う。これにより、印刷要求元の配送伝票印刷端末に通信履歴などを含む配送伝票の印刷内容がわかるような痕跡を残さないようにする。印刷要求元の配送伝票印刷端末で、配送伝票印刷用の圧縮された画像データを受信した後、画像データの解凍処理を行い、プリンタドライバ(プリンタ)に対して印刷指示を行うことにより配送伝票印刷を行う。プリンタドライバに対して印刷指示を行ったことを確認すると、圧縮された画像データの格納領域及び解凍後画像データの格納領域を固定パターンのデータで初期化する。これによって、画像データの消去を行う。
本発明は、商品の受注受付処理する受注受付端末、該受付端末に接続された商品受注受付サーバ、該商品受注受付サーバに接続された配送伝票印刷端末、および商品受注受付サーバと配送伝票印刷端末に接続された配送サーバを備えた受注受付システム,
並びに配送サーバにネットワークを介して配送伝票印刷端末と配送伝票印刷端末に接続されて配送伝票を印字するプリンタを備えた配送伝票処理システムからなる商品配送伝票印刷システムにおいて、
配送サーバは、商品受注受付サーバに格納された受注受付処理された受注受付情報を取得して画像データに変換し、該画像データを商品受注受付サーバに予め格納された配送伝票印刷用紙フォーマットと共に配送伝票印刷端末に送信し、または商品受注受付サーバに予め格納された配送伝票印刷フォームに当該受注受付情報を書き込んで画像データに変換し、該画像データを配送伝票印刷端末に送信し、
配送伝票印刷端末は、受信した画像データに基づいて画像化された配送伝票印刷用紙フォーマットの作成をプリンタに印字指示し、プリンタが印字したことを確認すると、画像データを消去すること
を特徴とする商品配送伝票印刷システムを提供する。
商品配送伝票印刷システムにおいて、配送サーバは、受注受付処理の際に使用された外字を含めて画像データに変換することを特徴とする。
本発明は、商品の受注受付処理する受注受付端末、該受付端末に接続された商品受注受付サーバ、該商品受注受付サーバに接続された配送伝票印刷端末、および商品受注受付サーバと配送伝票印刷端末に接続された配送サーバを備えた受注受付システム,
並びに配送サーバにネットワークを介して配送伝票印刷端末と配送伝票印刷端末に接続されて配送伝票を印字するプリンタを備えた配送伝票処理システムからなる商品配送伝票印刷システムにおける前記受注受付システムであって、
前記配送サーバは、商品受注受付サーバに格納された受注受付処理された受注受付情報を取得して画像データに変換し、該画像データを商品受注受付サーバに予め格納された配送伝票印刷用紙フォーマットと共に、または商品受注受付サーバに予め格納された配送伝票印刷フォームに当該受注受付情報を書き込んで画像データに変換し、該画像データを、
受信した画像データに基づいて画像化された配送伝票印刷用紙フォームの作成をプリンタに印字指示し、プリンタが印字したことを確認すると、画像データを消去することを行う配送伝票印刷端末に送信すること
を特徴とする商品配送伝票印刷システムにおいて使用される受注受付システムを提供する。
受注受付システムにおいて、前記配送サーバは、受注受付処理の際に使用された外字も含めて画像データに変換することを特徴とする。
本発明によれば、配送伝票を印刷する端末に画像データによる送信を行っているため、ウィルス感染などによる情報漏洩のポテンシャルを低く抑えることができ、さらに、受注受付登録端末で使用した外字を含む配送伝票の画像データ化が可能となる。そのため、外字の変更や追加が発生しても配送伝票印刷端末では何の変更も行う必要がない。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施例のシステム構成を示すブロック図である。本実施例では、百貨店での御中元や御歳暮などのギフト商品の受注受付配送システムにおいて、産直商品の配送伝票を産直先で直接する場合を想定して記述している。本発明の実施例の商品配送伝票印刷システム100は、受注受付システム200と配送伝票処理システム200から構成される。まず、本発明の前提となる店舗内での従来処理を説明する。受注受付端末1a〜1jは、対面式で顧客との応対をしながら、受注データを入力するための端末である。受注時に入力する情報は、依頼主の氏名・住所・電話番号、届け先の氏名・住所・電話番号・商品コード・数量、届日指定情報、届け先への連絡コメントなどである。これらの商品情報が入力されると、商品受注受付サーバ4にて、商品マスタを参照して商品コードに対応した単価、寸法、重量などの情報と、届け先の住所により配送業者と配送料金を計算し、早期受付割引等、割引条件がある場合は必要に応じて割引計算を実施し、受注受付端末に合計金額を表示する。
受注受付登録を行っている店員は、表示された金額を確認して顧客(商品配送の依頼主)から代金を現金やクレジットカードなどで受取り、当該の受注受付登録は完了する。店舗内の受注受付端末1a〜1jで受注登録されたデータは、商品受注受付サーバ4に蓄積される。配送伝票端末2a〜2kは、受注データを検索し、ギフト商品の配送のための配送伝票の店舗内での印刷を指示するための端末である。配送伝票端末2a〜2kでは、配送伝票の印刷を指示する際、配送予定日と配送業者と、一度に印刷する配送伝票の枚数などを指定する。配送予定日は、受注登録時に指定された届日指定情報と当該商品の商品マスタに登録された配送リードタイムを元に、商品受注受付サーバ4内で計算される。配送伝票端末2a〜2kで印刷指示をすると商品受注受付サーバ4にて、指定された配送予定日と配送業者の条件に合致する配送データを検索し、指定された配送伝票枚数分の配送伝票印刷用データを配送伝票印刷端末2a〜2kに送信する。
尚、配送伝票印刷用データとして配送伝票印刷端末に送信されるデータは、依頼主の「郵便番号」「住所」「氏名」「電話番号」、届け先の「郵便番号」「住所」「氏名」「電話番号」、配送すべき商品の「商品コード」「商品名」「数量」、配送方法の区分(「冷蔵」「われもの」等)、連絡コメントである。配送伝票印刷用データを受信した配送伝票印刷端末2a〜2kでは、配送業者によって決定される店舗内プリンタ3a〜3mのプリンタのうちの1台あるいは複数台のプリンタに印刷用データを送信し、配送伝票を印刷する。以上が店舗内での商品受注登録から配送伝票印刷までの従来処理である。以上の店舗内の従来構成に加えて構内ネットワーク20には、前述した受注受付端末1、配送伝票印刷端末2、店舗内プリンタ3、商品受注受付サーバ4および配送サーバ5がそれぞれ接続され、ルータ21を介し、更にインターネット6を介して外部の配送伝票印刷端末7に接続される。産直業者の端末とインターネット6で接続するために、ルータとWebサーバ兼配送伝票サーバ(以下、配送サーバという)5を使用する。産直業者a〜nにはそれぞれ、Web型配送伝票印刷端末(以下、配送伝票印刷端末)と配送伝票を印刷するためのプリンタ8を備える。配送伝票印刷端末7a〜7nは、インターネット接続が可能なネットワーク環境(ADSLや光接続など)とWebブラウザと、配送伝票印刷端末に接続するプリンタを動作させるためのプリンタドライバソフトを有する。
以上のように、受注受付システム200は、構内ネットワーク20に接続された受注受付端末1、配送伝票印刷端末2、店舗内プリンタ3、商品受注受付サーバ4および配送サーバ5を備え、配送伝票処理システム300は、配送伝票印刷端末7およびこれの指示によって印字を行うプリンタ8を備える。
図2は、配送サーバ5の内部構造を示すブロック図である。Webアクセス制御部501は、インターネット6を介して実行される配送伝票印刷端末7a〜7nとのインターネットアクセスのセッションを制御するためのもので、一般的なWebサーバの機能を実現するためのものである。ユーザ認証部502〜印刷実績記憶部510は、配送伝票サーバの機能を実現させるブロックである。ユーザ認証部502は、配送伝票印刷端末7a〜7nからの配送伝票印刷要求の際のユーザ認証を行う部分である。印刷用プログラム送信部503は、配送伝票印刷端末7a〜7nからの最初のユーザ認証結果OK時に、印刷用プログラム記憶部507から印刷用プログラムを読込み、Webアクセス制御部501経由で配送伝票印刷端末7に印刷用プログラムを送信する。印刷用プログラムは、配送伝票印刷端末7のブラウザ上で動作するように製作されたプログラムである。データ要求部504は、配送伝票印刷端末7からの要求をWebアクセス制御部501から受信し、商品受注受付サーバ4に、配送伝票印刷用のデータの要求を行う。印刷用画像データ作成部505は、データ要求部504から要求した結果を商品受注受付サーバ4から受信し、配送伝票印刷端末7へ送信するための配送伝票印刷用画像データを作成する。
配送伝票印刷制御部506は、配送伝票印刷端末7にて配送伝票を印刷するための制御を行うもので、印刷用画像データの送信・結果の受信・印刷枚数管理を行う。印刷用プログラム記憶部507は、配送伝票印刷端末7でWebブラウザ上で動作させるためのプログラムとそのプログラムのバージョン番号を記憶しておく部分である。アクセス状態記憶部508は、配送伝票印刷端末7らのログイン状態や状態などをユーザIDごとに記憶しておく部分である。印刷用データ記憶部509は、印刷要求のあったユーザIDごとに配送伝票印刷用の画像データを記憶しておく部分である。印刷実績記憶部510は、ユーザIDごとの印刷実績を記憶しておく部分である。外字データ記憶部511は、受注受付端末1aにて使用する外字全ての文字コードと文字フォントデータを記憶しておく領域で、配送伝票印刷用の画像データ作成時に使用される。フォーマット記憶部512は、ユーザID(=産直業者)ごとの配送伝票の印刷フォーマット、すなわち配送伝票印刷用紙フォーマットを記憶しておく領域で、配送伝票の印刷項目ごとの印刷領域の座標・大きさを記憶しておく。
次にユーザ認証部502〜配送伝票印刷制御部506のそれぞれの動作について詳述する。
まず、ユーザ認証部502の動作について記述する。本実施例においては、一つの産直業者に一つのユーザIDとパスワードを設定している。当然のことながら、百貨店の店舗内の受注受付端末1a〜1j、配送伝票印刷端末2a〜2kを使用する際にも、ユーザ認証を実施しており、各端末を使用する店員に対して設定するユーザIDとパスワードと同様の位置付けのものを使用する。Webアクセス制御部501を経由して配送伝票印刷端末7からの認証要求を受取ったユーザ認証部502は、アクセス状態記憶部508(図3にアクセス状態記憶部の内部構造を示す)の「現在ログインユーザ数」が「最大ログインユーザ数」未満であるかを判定する。「現在ログインユーザ数」が「最大ログインユーザ数」以上の時は、ログイン不可のメッセージをWebアクセス制御部501を経由して要求元の配送伝票印刷端末7a〜7nへ送信する。「現在ログインユーザ数」が「最大ログインユーザ数」未満である場合は、商品受注受付サーバ4へユーザ認証要求を送信し、認証結果を商品受注受付サーバ4から受信する。このときの、ユーザ認証部502と商品受注受付サーバ4との認証データの送受信手順は、配送伝票印刷端末2a〜2kと商品受注受付サーバ4との送受信手順と同一にしている。これにより、商品受注受付サーバ4では、従来の店舗内の受注受付端末や配送伝票端末からの認証要求に対応する手順と全く同一手順で認証処理が可能となる。
ユーザ認証部502は、Webアクセス制御部501を経由して、認証要求元の配送伝票印刷端末7a〜7nへ認証結果を送信する。認証結果がOKの場合は、要求元へ認証結果を送信する前にアクセス状態記憶部508の「アクセス状態」を参照し、当該ユーザIDで既にログイン中か否かを判定する。既に同一ユーザIDでログイン中の場合は、要求元へ「既に同一ユーザIDでログイン中です」というメッセージを要求元端末に送信する。同一ユーザIDでログイン中でない場合は、アクセス状態記憶部508の「アクセス状態」を「ログイン中」とする。次に、アクセス状態記憶部508の「プログラムのバージョン番号」を参照し、印刷用プログラム記憶部507内の「プログラムのバージョン番号」を比較し、アクセス状態記憶部508の「プログラムのバージョン番号」と印刷用プログラム記憶部507内の「プログラムのバージョン」とが同じ場合は、データ要求部504の動作を指示する。印刷用プログラム記憶部507内の「プログラムのバージョン番号」の方が大きい場合(本実施例ではプログラムを新しくする度にバージョン番号を大きくする方式としている)に、印刷用プログラム503に対して印刷用プログラムの送信を指示する。
印刷用プログラムの送信指示を受けると、印刷用プログラム送信部503は、Webアクセス制御部501経由で配送伝票印刷端末7a〜7nに、印刷用プログラムのダウンロードを促すメッセージを表示し、配送伝票印刷端末7a蚊らnの操作者にダウンロードを実行するか否かを問合せるメッセージを表示し返答を待つ。配送伝票印刷端末7a〜7nからダウンロードを実行するという応答があった場合は、アクセス状態記憶部508の「アクセス状態」を「ダウンロード中」にし、印刷用プログラム記憶部507から印刷用プログラムを読出し、Webアクセス制御部501経由で、要求元の配送伝票印刷端末7a〜7nへ送信する。印刷用プログラムの送信を終了したら、アクセス状態記憶部508の「ダウンロード年月日時分秒」に現時点の年月日時分秒を書込み、アクセス状態記憶部508の「プログラムのバージョン番号」に印刷用プログラム記憶部507の「プログラムのバージョン番号」を書込む。さらにアクセス状態記憶部508「アクセス状態」を「ログイン中」とし、データ要求部504を動作させる。
次に、データ要求部504の動作について説明する。ユーザ認証部502または印刷用プログラム送信部503から動作指示を受けたデータ要求部504は、アクセス状態記憶部508を参照し、当該「ユーザID」に対応する「配送業者コード」を決定する。次に商品受付受注サーバ4に対し、検索キーとなる配送予定日として当日、配送業者として前記の「配送業者コード」、配送伝票枚数としてアクセス状態記憶部の「最大枚数」を指定して、当該ユーザID(=産直業者)の配送伝票データの検索を行い検索結果を受信する。データ要求部504から商品受注受付サーバ4への配送伝票印刷用データの検索及び検索結果の受信手順は、店舗内の配送伝票印刷端末2a〜2kからの配送伝票印刷用データの検索及び検索結果の受信と全く同じ手順としている。商品受注受付サーバ4から配送伝票印刷用データを受信したデータ要求部504は、要求元の配送伝票印刷端末7a〜7nにデータ件数と印刷を実施するか否かを問合せるメッセージを表示する。要求元の配送伝票印刷端末7a〜7nから印刷を実施する旨の応答があった場合は、実際に印刷する配送伝票枚数の入力を促すメッセージを表示し印刷枚数の入力を待つ。これは、たとえば、商品受注受付サーバ4にて検索した結果の配送伝票印刷枚数が500枚だったとしても、実際に配送伝票を印刷する産直業者側では、配送伝票印刷用の用紙枚数の都合や配送すべき商品の在庫数量の都合などで500枚全てを印刷できない(あるいは印刷したくない)場合が考えられるからである。要求元の配送伝票印刷端末7a空nから印刷指示枚数が入力されたら、アクセス状態記憶部508の当該ユーザIDに対する「アクセス状態」を「印刷要求済(印刷前)」とし、ユーザID、当該印刷データと印刷要求枚数をパラメータ情報として印刷用画像データ作成部505を動作させる。
次に、印刷用画像データ作成部505の動作を図4の処理フローに従い説明する。ブロック50501で、印刷データ要求部504より渡された配送伝票印刷用データ(この時点では文字データ)を作業用領域に一時的に格納する。ブロック50502にて、フォーマット記憶部512から当該ユーザIDに対応する配送伝票印刷フォーマット情報(印刷項目数、印刷項目ごとの印刷領域の大きさ、座標位置)を取出す。以下、ブロック50503〜50510の処理は、配送伝票の印刷枚数分繰り返す処理である。ブロック50503で、作業領域に格納されたj枚目(jは、1〜印刷要求枚数まで)の印刷データを取出す。以下、ブロック50504〜50509の処理は、印刷すべき配送伝票の印刷項目数分繰り返す処理である。ブロック50504で、k項目目(kは、1〜印刷項目数まで)の印刷データを取出す。ブロック50505にて、外字データ記憶部511のデータと比較することにより、印刷データの中に外字データが含まれているかの判定を行う。外字が含まれている場合は、ブロック50506にて、外字データ記憶部511を参照し当該外字コードに対応する画像データを取出す。ブロック50507では、外字コード以外の文字コードに対応する画像データを作成し、ブロック50508にて外字と外字以外の文字の画像データを合成してk項目目の画像データを作成する。
当然のことながら、画像の合成の際、それぞれの文字がk項目の中で何番目の文字であったかを考慮して画像の合成を行うようにしている。ブロック50509にて、配送伝票フォーマット情報で規定されるk項目目の印刷領域の大きさに従って、ブロック50508で作成した画像データの大きさを変更し、同じく配送伝票フォーマット情報で規定されるk項目目の座標位置に、配送伝票のk項目目の画像データとして書き込み、格納する。印刷項目数分の画像データの格納が完了すると1枚分の配送伝票の画像データ作成が終了し、ブロック50510にて、j枚目の印刷用データとして印刷用データ記憶部509へ格納する。ブロック50503〜50510の処理を配送伝票の印刷要求枚数分繰り返し実行することにより、印刷要求枚数分の印刷用データ(画像データ)が作成される。印刷要求枚数分の配送伝票印刷用の画像データが、印刷用データ記憶部509に格納された時点で、印刷用画像データ作成部505は、配送伝票印刷制御部506の動作を指示する。
次に図5を用いて、配送伝票印刷制御部の処理フローを説明する。まず、ブロック50601にて、アクセス状態記憶部508の当該ユーザIDに対する「アクセス状態」を判定し、「アクセス状態」が「印刷要求済」であれば、ブロック50602〜50604の処理を行い、「アクセス状態」が「印刷要求済」以外(「印刷中断」か「印刷停止(エラー)」の状態)であれば、ブロック50616にて、「アクセス状態」を「印刷中」とする。ブロック50602では、「アクセス状態」も「印刷中」とし、ブロック50603にてアクセス状態記憶部508の当該ユーザIDに対する「印刷要求枚数」として印刷用画像データ作成部505で使用した印刷要求枚数をセットし、ブロック50604にてアクセス状態記憶部508の当該ユーザIDに対する「現在印刷枚数」を「0」にセットする。ブロック50605では、アクセス状態記憶部508の当該ユーザIDに対する「現在印刷枚数」+1をnとし、このnからを印刷開始の初期値とする。ブロック50606〜50611は、nから印刷要求枚数まで繰り返す処理である。ブロック50606にて、印刷用データ記憶部509から当該ユーザIDのj枚目の配送データ用データ(画像データ)を取出す。ブロック50607にて、要求元の端末へ当該の印刷用データを送信し、ブロック50608にて端末からの印刷結果の受信を待つ。ブロック50609にて、端末からの印刷結果を判定する。印刷結果が「印刷成功」であった場合は、ブロック50610にて、アクセス状態記憶部508の当該ユーザIDに対する「現在印刷枚数」を+1し、ブロック50611にて、印刷実績として、現在年月日時分秒、ユーザID、配送伝票の依頼主名称、届け先名称、商品コードを、印刷実績記憶部506に格納する。ブロック50613にて、端末からの印刷結果が「中断」(端末側の操作者の意図によって中断した)の場合、アクセス状態記憶部508の当該ユーザIDに対する「アクセス状態」を「中断」とする。端末からの印刷結果が「印刷失敗」(プリンタエラーなどによる印刷失敗)の場合、ブロック50614にて、アクセス状態記憶部508の当該ユーザIDに対する「アクセス状態」を「停止(エラー)」とする。印刷要求枚数までの印刷が終了すると、ブロック50612にて、アクセス状態記憶部508の当該ユーザIDに対する「アクセス状態」を「ログアウト中」とし、ブロック50615にて、要求元の端末とのセッションを切断する。
次に、配送伝票印刷端末7の内部構成を図6に示す。図6において、701はオペレーティングシステムであり、702はWebブラウザである。印刷用プログラム703は、Webサーバ兼配送伝票サーバ5に対してアクセスとして初めてユーザ認証OKのなった直後に配送伝票サーバからダウンロードされるものである。印刷用データ受信領域704は、配送伝票印刷用の画像データ一枚分のデータ(圧縮データ)を一時的に格納する領域である。解凍後データ格納領域705は、印刷用データ受信領域のデータを解凍した後の画像データを格納する領域であり、706はプリンタドライバである。尚、印刷用データ受信領域704と解凍後データ格納領域705は、Web型配送伝票印刷端末7の主メモリ上に確保する。
図7は、印刷用プログラム703の動作フローを示したものである。ブロック70301で、端末操作者からの印刷要求があるかを判定する。これは、端末側から印刷要求をした後で、配送伝票印刷用の専用用紙のセットを忘れていた場合など、途中で印刷を中断したい場合があるからである。中断要求がない場合は、ブロック70302で配送伝票サーバから送信される印刷用データを受信し、印刷用データ受信領域704に格納する。尚、前述のようにこのときの印刷データは圧縮処理がなされたデータである。ブロック70303で、印刷用データ受信領域704からデータを読出しデータの解凍処理を行い、解凍後データ格納領域705に解凍後データを格納する。
次にブロック70304にて、プリンタドライバに対し、解凍後データ格納領域内の印刷データを渡し印刷を指示する。ブロック70305にて、プリンタドライバからの印刷結果を待つ。印刷結果を取込み後、ブロック70307にて印刷用データ受信領域704の内容を固定パターン(たとえば、16進数でFFFF)で初期化を行い、ブロック70308にて解凍後データ格納領域705の内容を同様に固定パターンで初期化する。ブロック70309にて、ブロック70305で取込んだ印刷結果を判断し印刷結果が「印刷成功」の場合に、ブロック70311にて印刷要求枚数の印刷が完了したかを判断し、未完了であればブロック70301に戻り、印刷完了であれば処理を終了する。ブロック70310で印刷結果が「印刷成功」以外だった場合も処理を終了する。ブロック706301の判定で印刷中断要求があった場合は、ブロック70306にて印刷結果として「印刷中断」をセットする。この印刷結果は、ブロック70310での判定に使用される。以上の処理フローでの動作により、配送伝票印刷端末7a〜7nに印刷用データの痕跡を残さず、配送伝票印刷が可能となる。本方式は、配送伝票サーバから配送伝票印刷用データをWeb型配送伝票印刷端末に送信する際、文字コードデータではなく画像データに変換して送信しているため、インターネット上の通信パケットの盗聴などによる情報漏洩のリスクを低くすることができる。また、Web型配送伝票印刷端末内のオペレーティングシステム(いわゆるOS)やブラウザなどによるデータ通信の履歴や一時的な作業領域などにも、配送伝票印刷用の文字コードデータが残らない。そのため、上述した方式を採ることにより、Web型配送伝票印刷端末内には、配送伝票印刷用データの内容を推測できるようなデータが一切残らない状態となる。
図8は、画像化された配送伝票印刷用紙フォーマットの例を示したもので、プレ印刷の配送伝票印刷用紙(図8左上)に、画像データ(図8右上)を印刷し、印刷例(図8下)のような配送伝票を印刷することができる。尚、本印刷例では、お届け先の名前部分である「徳川」のあとの2文字と、ご依頼主の名前部分である「清臣」のあとの2文字が外字である。
この例によれば、配送サーバ5は、商品受注受付サーバに格納された受注受付処理された受注受付情報を取得して画像データに変換し、該画像データを商品受注受付サーバ4に予め格納された配送伝票印刷用紙フォーマットと共に配送伝票印刷端末7に送信することを行う。この送信に代えて、配送サーバ5は、商品受注受付サーバ4に予め格納された配送伝票印刷フォームに当該受注受付情報を書き込んで画像データに変換し、該画像データを配送伝票印刷端末に送信するようにしてもよい。
本実施例によれば、商品受注受付サーバ4と配送サーバ5との情報の送受信の手順が、対受注受付端末1a〜1j及び配送伝票印刷端末2a〜2kと同一手順であるため、兼配送伝票印刷サーバ5に画像データ化機能を追加するだけで、インターネット接続可能でWebブラウザを有する遠隔地のパソコンで、百貨店店舗内で印刷する外字を含む配送伝票と同じ配送伝票を印刷することができ、かつ配送伝票印刷端末に情報の痕跡を残さずに消去することができる。
本発明は、商品の受注受付を行う企業と、商品の配送を行う企業が異なる場合に有効な発明で、実施例で記述したように、百貨店などで受注する産直ギフト商品などを商品の配送元である産直業者や、配送委託業者・包装委託業者にて配送を行う場合などで有効に利用できる。
実施例のシステム構成を示すブロック図である。 配送サーバの内部ブロック図である。 アクセス状態記憶部の内部構造を示す図である。 印刷用画像データ作成部の処理フローを示す図である。 配送伝票印刷制御部の処理フローを示す図である。 配送伝票印刷端末の内部構成を示すブロック図である。 配送伝票印刷端末内で動作する印刷用プログラムの処理フローを示す図である。 配送伝票の印刷例である。
符号の説明
1a〜1j…受付受注端末a〜j
2a〜2k…配送伝票イン圧端末a〜k
3a〜3m…店舗内プリンタa〜m
4…商品受注受付サーバ
5…Webサーバ兼配送伝票サーバ,配送サーバ
6…インターネット
7a〜7n…Web型配送伝票印刷端末a〜n,配送伝票印刷端末a〜n
8a〜8n…配送伝票印刷端末に接続されるプリンタa〜n
501…Webアクセス制御部
502…ユーザ認証部
503…印刷用プログラム送信部
504…印刷データ要求部
505…印刷用画像データ作成部
506…配送伝票印刷制御部
507…印刷用プログラム記憶部
508…アクセス状態記憶部
509…印刷用データ記憶部
510…印刷実績記憶部
511…外字データ記憶部
512…フォーマット記憶部

Claims (4)

  1. 商品の受注受付処理する受注受付端末、該受付端末に接続された商品受注受付サーバ、
    該商品受注受付サーバに接続された配送伝票印刷端末、および商品受注受付サーバと配送伝票印刷端末に接続された配送サーバを備えた受注受付システム,
    並びに配送サーバにネットワークを介して配送伝票印刷端末と配送伝票印刷端末に接続され、複数の印刷項目からなる配送伝票フォーマットを印字するプリンタを備えた配送伝票処理システムからなる商品配送伝票印刷システムにおいて、
    外字データ記憶部が、配送伝票フォーマットに印刷される印刷文字の一部を外字データとして記憶し、
    配送サーバは、商品受注受付サーバに格納された受注受付処理された、印刷項目毎に、該印刷項目内で文字順序のある印刷データで形成された受注受付情報を取得して、該受注受付情報に含まれる印刷データに外字データが含まれているかを外字データ記憶部を参照して判定し、外字データが含まれているときに、外字データの画像データを形成し、及び受注受付情報から該外字データを除いた印刷データの画像データを形成し、双方の画像データが印刷項目毎に、文字順序で合成されることで合成配送伝票印字情報画像データを形成、商品受注受付サーバに予め格納された配送伝票印刷用紙フォーマットと共に配送伝票印刷端末に送信し、または商品受注受付サーバに予め格納された配送伝票印刷フォームに合成配送伝票印字情報画像データを書き込んだ受注受付情報画像データを形成、配送伝票印刷端末に送信し、
    配送伝票印刷端末は、受信した合成配送伝票印字情報画像データまたは受注受付情報画像データに基づいて画像化された配送伝票印刷用紙フォーマットの作成をプリンタに印字指示し、プリンタが印字したことを確認すると、合成配送伝票印字情報画像データまたは受注受付情報画像データを消去すること
    を特徴とする商品配送伝票印刷システム。
  2. 商品の受注受付処理する受注受付端末、該受付端末に接続された商品受注受付サーバ、
    該商品受注受付サーバに接続された配送伝票印刷端末、および商品受注受付サーバと配送伝票印刷端末に接続された配送サーバを備えた受注受付システム,
    並びに配送サーバにネットワークを介して配送伝票印刷端末と配送伝票印刷端末に接続され、複数の印刷項目からなる配送伝票フォーマットを印字するプリンタを備えた配送伝票処理システムからなる商品配送伝票印刷システムにおいて、
    外字データ記憶部が、配送伝票フォーマットに印刷される名前の一部である名前部分を外字データとして記憶し、
    配送サーバは、商品受注受付サーバに格納された受注受付処理された、印刷項目毎に、お届け先の名前とご依頼の名前を含んだ受注受付情報を取得して、双方の名前の名前部分に外字データが含まれているかを外字データ記憶部を参照して判定し、外字データが含まれているときに、外字データの画像データを形成し、及び受注受付情報から該外字データを除いた名前部分の画像データを形成し、双方の画像データが合成されることで、お届け先の名前とご依頼の名前を印刷項目毎に形成する合成名前画像データを形成、商品受注受付サーバに予め格納された配送伝票印刷用紙フォーマットと共に配送伝票印刷端末に送信し、または商品受注受付サーバに予め格納された配送伝票印刷フォームに、お届け先の名前とご依頼の名前の印刷項目毎の合成名前画像データを書き込んだ受注受付情報画像データを形成、配送伝票印刷端末に送信し、
    配送伝票印刷端末は、受信した合成名前画像データまたは受注受付情報画像データに基づいて画像化された配送伝票印刷用紙フォーマットの作成をプリンタに印字指示し、プリンタが印字したことを確認すると、合成名前画像データまたは受注受付情報画像データを消去すること
    を特徴とする商品配送伝票印刷システム。
  3. 商品の受注受付処理する受注受付端末、該受付端末に接続された商品受注受付サーバ、
    該商品受注受付サーバに接続された配送伝票印刷端末、および商品受注受付サーバと配送伝票印刷端末に接続された配送サーバを備えた受注受付システム,
    並びに配送サーバにネットワークを介して配送伝票印刷端末と配送伝票印刷端末に接続され、複数の印刷項目からなる配送伝票フォーマットに印字するプリンタを備えた配送伝票処理システムからなる商品配送伝票印刷システムにおける前記受注受付システムであって、
    外字データ記憶部が、配送伝票フォーマットに印刷される印刷文字の一部を外字データとして記憶し、
    配送サーバは、商品受注受付サーバに格納された受注受付処理された、印刷項目毎に、該印刷項目内で文字順序のある印刷データで形成された受注受付情報を取得して、該受注受付情報に含まれる印刷データに外字データが含まれているかを外字データ記憶部を参照して判定し、外字データが含まれているときに、外字データの画像データを形成し、及び受注受付情報から該外字データを除いた印刷データの画像データを形成し、双方の画像データが印刷項目毎に、文字順序で合成されることで合成配送伝票印字情報画像データを形成て、商品受注受付サーバに予め格納された配送伝票印刷用紙フォーマットと共に、または商品受注受付サーバに予め格納された配送伝票印刷フォームに合成配送伝票印字情報画像データを書き込んだ受注受付情報画像データを形成、配送伝票印刷端末に送信すること
    を特徴とする商品配送伝票印刷システムにおいて使用される受注受付システム。
  4. 商品の受注受付処理する受注受付端末、該受付端末に接続された商品受注受付サーバ、
    該商品受注受付サーバに接続された配送伝票印刷端末、および商品受注受付サーバと配送伝票印刷端末に接続された配送サーバを備えた受注受付システム,
    並びに配送サーバにネットワークを介して配送伝票印刷端末と配送伝票印刷端末に接続され、複数の印刷項目からなる配送伝票フォーマットを印字するプリンタを備えた配送伝票処理システムからなる商品配送伝票印刷システムにおける前記受注受付システムであって、
    外字データ記憶部が、配送伝票フォーマットに印刷される名前の一部である名前部分を外字データとして記憶し、
    前記配送サーバは、商品受注受付サーバに格納された受注受付処理された、印刷項目毎にお届け先の名前とご依頼名前を含んだ受注受付情報を取得して、双方の名前の名前部分に外字データが含まれているかを外字データ記憶部を参照して判定し、外字データが含まれているときに、外字データの画像データを形成し、及び受注受付情報から該外字データを除いた名前部分の画像データを形成し、双方の画像データが合成されることで、お届け先の名前とご依頼の名前を印刷項目毎に形成する合成名前画像データを形成、商品受注受付サーバに予め格納された配送伝票印刷用紙フォーマットと共に、または商品受注受付サーバに予め格納された配送伝票印刷フォームに、お届け先の名前部分とご依頼の名前部分を印刷項目毎に書き込んだ受注受付情報画像データを形成、配送伝票印刷端末に送信すること
    を特徴とする商品配送伝票印刷システムにおいて使用される受注受付システム。
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