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JP4897716B2 - 無線通信システム、運用管理サーバ装置および無線基地局制御方法 - Google Patents
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無線通信システム、運用管理サーバ装置および無線基地局制御方法 Download PDF

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本発明は、無線基地局(アクセスポイント:AP)が複数存在する公衆無線LANなどの無線通信システムにおいて、各無線基地局の送信電力と送信アンテナパターンを制御する無線通信システム、運用管理サーバ装置および無線基地局制御方法に関する。
従来、無線通信システムの複数の無線基地局を面的に配置して比較的広域なエリアをカバーするために、綿密なサイトサーベイにより置局設計を行う方法がある(非特許文献1)。本方法は、各無線基地局に対する見通し内および見通し外における受信レベル特性やスループット特性を測定し、干渉エリアを評価することにより、干渉を生起しないチャネル配置と基地局間距離を最適に設計するものである。
一方、無線基地局と移動無線端末との間で、電波の受信状況や干渉状況を交換し、その情報に基づいて無線基地局が送信電力を自律分散制御するAutoCellと呼ばれる方法がある(非特許文献2)。
「大学構内における複数高速無線LANの基地局設計法の研究」、武蔵工業大学 環境情報学部 情報メディアセンタージャーナル2005.4 第6号、pp.54-60 Autocell- The Self-Organizing WLAN, Propagate Networks,Inc. 2003
非特許文献1のサイトサーベイによる置局設計方法では、置局設計にかかる時間が膨大になり、無線LANを構成する複数の無線基地局の送信電力制御にかかる時間とコストが大きくなる問題があった。
また、空港や地下街などの公衆エリアでは接続する移動無線端末が存在しないこともある。その場合、非特許文献2のAutoCell方法では、無線基地局から送信された電波の受信状況等を把握する手段がなく、送信電力の自律分散制御ができない。すなわち、無線基地局の送信電力の更新ができず、電波が干渉するエリアが多くなる問題があった。図10は、無線エリア内に移動無線端末(STA)11が存在し、各無線基地局(AP)12の送信電力が適宜制御されている様子を示す。円は各無線基地局が送信する電波が到達するエリアを示し、円の重なり部分が複数の無線基地局の電波が干渉する干渉エリアを示し、その干渉エリアが最小限に抑えられていることがわかる。図11は、無線エリア内に移動無線端末(STA)が存在せず、各無線基地局(AP)12の送信電力の制御ができずに干渉エリアが大きくなっている様子を示す。
ところで、空港や地下街などの公衆エリアには、例えば温度センサなどを搭載したセンサノードを配置し、センサGW(ゲートウェイ)を介してセンササーバに接続するセンサネットワークが設置されている場合がある。このようなセンサノードは、センサGWとの間で無線信号を送受信しており、公衆無線LANの無線基地局が送信する無線信号を受信できる可能性がある。
本発明は、センサネットワーク等の他の無線通信システムの固定無線端末を利用して各無線基地局から送信される電波の受信状況を取得し、その受信状況に基づいて各無線基地局の送信電力と送信アンテナパターンを制御する無線通信システム、運用管理サーバ装置および無線基地局制御方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、複数の無線基地局と移動無線端末で無線通信ネットワークを構成し、各移動無線端末における各無線基地局の送信信号の受信状況に応じて各無線基地局の送信電力または送信アンテナパターンを制御する無線通信システムにおいて、無線通信ネットワークの移動無線端末と異なり、各無線基地局の無線エリア内に固定的に存在し、無線基地局の送信信号の受信が可能な固定無線端末と、固定無線端末における各無線基地局の送信信号の受信状況を取得し、無線基地局ごとに、制御対象である当該無線基地局と他の1つの無線基地局の送信信号を所定の受信電力以上で同時に受信している固定無線端末の数を集計し、その数が閾値以上の場合に当該無線基地局から他の1つの無線基地局方向への送信電力を減らすように、当該無線基地局の送信電力と送信アンテナパターンを集中制御する運用管理サーバとを備える。
第2の発明は、複数の無線基地局と移動無線端末で無線通信ネットワークを構成し、各移動無線端末における各無線基地局の送信信号の受信状況に応じて各無線基地局の送信電力または送信アンテナパターンを制御する無線通信システムにおいて、無線通信ネットワークの移動無線端末と異なり、各無線基地局の無線エリア内に固定的に存在し、無線基地局の送信信号の受信が可能な固定無線端末と、固定無線端末における各無線基地局の送信信号の受信状況を取得し、無線基地局ごとに、制御対象である当該無線基地局の送信信号を所定の受信電力以上で受信している固定無線端末の数Pと、当該無線基地局および他の無線基地局の送信信号を所定の受信電力以上で同時に受信している固定無線端末の数Qを集計し、その数の比Q/Pが閾値T1以上の場合に当該無線基地局の送信電力を減らし、その数の比Q/Pが閾値T2以下(T1>T2)の場合に当該無線基地局の送信電力を増やすように、当該無線基地局の送信電力を集中制御する運用管理サーバとを備える。
第3の発明は、複数の無線基地局と移動無線端末で無線通信ネットワークを構成し、運用管理サーバが各移動無線端末における各無線基地局の送信信号の受信状況に応じて各無線基地局の送信電力と送信アンテナパターンを制御する無線通信システムの無線基地局制御方法において、無線通信ネットワークの移動無線端末と異なり、各無線基地局の無線エリア内に固定的に存在し、無線基地局の送信信号の受信が可能な固定無線端末があり、運用管理サーバは、固定無線端末における各無線基地局の送信信号の受信状況を取得し、無線基地局ごとに、制御対象である当該無線基地局と他の1つの無線基地局の送信信号を所定の受信電力以上で同時に受信している固定無線端末の数を集計し、その数が閾値以上の場合に当該無線基地局から他の1つの無線基地局方向への送信電力を減らすように、当該無線基地局の送信電力および送信アンテナパターンを集中制御する。
第4の発明は、複数の無線基地局と移動無線端末で無線通信ネットワークを構成し、運用管理サーバが各移動無線端末における各無線基地局の送信信号の受信状況に応じて各無線基地局の送信電力と送信アンテナパターンを制御する無線通信システムの無線基地局制御方法において、無線通信ネットワークの移動無線端末と異なり、各無線基地局の無線エリア内に固定的に存在し、無線基地局の送信信号の受信が可能な固定無線端末があり、運用管理サーバは、固定無線端末における各無線基地局の送信信号の受信状況を取得し、無線基地局ごとに、制御対象である当該無線基地局の送信信号を所定の受信電力以上で受信している固定無線端末の数Pと、当該無線基地局および他の無線基地局の送信信号を所定の受信電力以上で同時に受信している固定無線端末の数Qを集計し、その数の比Q/Pが閾値T1以上の場合に当該無線基地局の送信電力を減らし、その数の比Q/Pが閾値T2以下(T1>T2)の場合に当該無線基地局の送信電力を増やすように、当該無線基地局の送信電力を集中制御する。
本発明は、無線通信ネットワークの移動無線端末と異なり、各無線基地局の無線エリア内に固定的に存在する固定無線端末を利用し、各固定無線端末における各無線基地局の送信信号の受信状況を取得する。これにより、各無線基地局の無線エリア内に移動無線端末が存在しない状況でも、各無線基地局の送信信号の不感地帯や重複地帯を検出し、各無線基地局の送信電力と送信アンテナパターンを的確に制御することができる。
(本発明の無線通信システムの基本構成)
図1は、本発明の無線通信システムの基本構成を示す。
図において、本発明の無線通信システムのエリアには、移動無線端末(STA)11および複数の無線基地局(AP1〜AP5)12、固定無線端末として複数のセンサノード(SN)21およびセンサゲートウェイ(S−GW)22が配置される。
STA11を収容するAP12はHUB13を介して、運用管理サーバ14および外部のネットワーク15に接続し、無線通信ネットワークを構成する。なお、各AP12は、それぞれ収容するSTA11をネットワーク15に接続するためのブリッジ装置としての機能を有する。また、各AP12は運用管理サーバ14の指示に従い、干渉エリアが最小になるように送信電力と送信アンテナパターンを制御する機能を有する。
一方、各SN21を収容するS−GW22はHUB23を介して、センササーバ24および外部のネットワーク15に接続し、センサネットワークを構成する。各S−GW22は、SN21とセンササーバ24との間の通信を中継するブリッジ装置として機能するとともに、センサを搭載し、センサノードとしての機能も有する。また、センササーバ24と運用管理サーバ14は、ネットワーク15、HUB13,23を介して接続される。
このような構成において、STA11およびSN21はAP12の送信信号を受信し、STA11はAP12を介して運用管理サーバ14へAPの識別子(APアドレス)と受信電力を通知し、SN21はS−GW22およびセンササーバ24を介して運用管理サーバ14へAPの識別子(APアドレス)と受信電力を通知する。運用管理サーバ14は、STA11から通知されたAPごとの受信電力と、SN21から通知されたAPごとの受信電力を取得し、各AP12の送信電力または送信アンテナパターンが最適になるように集中制御する。詳しくは、以下に示す各実施形態の図面を参照して説明する。
なお、本発明は、STA11の代わりとなるSN21が存在することを前提としており、各AP12のエリアに必ずしもSTA11が存在しなくてもよい。したがって、以下の説明では、簡単のためにAP12が収容するSTA11を省略し、SN21の受信状況のみを利用する例について示すが、運用管理サーバ14ではSTA11の受信状況とSN21の受信状況を同列に扱い、各AP12の送信電力と送信アンテナパターンの最適制御を行うものとする。
(第1の実施形態)
図2は、本発明の無線通信システムの第1の実施形態のシーケンス例を示す。
図において、本シーケンス例の構成は、図1に示す無線通信システムの基本構成を簡単にしたものであり、無線通信ネットワークを構成する運用管理サーバ14およびAP12と、センサネットワークを構成するセンササーバ24、S−GW22およびSN21を用いて説明する。
SN21およびS−GW22は、無線通信ネットワークの信号周波数の受信が可能であり、AP12の送信信号を受信して解読する機能を有する。センササーバ24は、各SN21およびS−GW22の位置を管理し、センサIDからセンサ位置情報に変換する機能を有する。運用管理サーバ14は、各SN21およびS−GW22の位置、受信電力、各AP12の位置に基づいて各AP12の電波が届く範囲を把握する。AP12は、アレイアンテナ等を用いてアンテナパターンを自由に変更可能な構成であり、運用管理サーバ14の指示に従って送信電力、送信アンテナパターンを制御する構成である。
このような構成において、AP12はAPアドレスを含むビーコン信号等を送信する。SN21およびS−GW22はAP12が送信するビーコン信号等を受信して解読し、APアドレスとその受信電力値を記憶する。運用管理サーバ14は、センササーバ24に対してSN21の受信状況レポート要求を送信する。センササーバ24は、この受信状況レポート要求をS−GW22を介してSN21へ送信する。SN21は受信状況レポート要求を受けて、センサIDと記憶しているAPアドレスおよび受信電力値を含む受信状況レポートを、S−GW22を介してセンササーバ24へ送信する。センササーバ24は、SN21の受信状況レポートを入力すると、センサIDをセンサ位置情報に変換し、APアドレスおよび受信電力値を含む受信状況レポートとして運用管理サーバ14へ送信する。
運用管理サーバ14は、図3に示す処理手順に従って動作する。なお、各AP12と各SN21およびS−GW22の物理的な位置関係を例えばGPS情報などを用いて把握しておく。まず、SN21およびS−GW22からセンサ位置情報、APアドレス、受信電力値を収集する(S11)。各SN21およびS−GW22の位置における各AP12からの受信電力と想定値を比較する(S12)。次に、各AP12において、想定値よりも高い方向の送信電力を減らし、想定値よりも低い方向の送信電力を増やすように、各AP12の送信電力と送信アンテナパターンを再設定する(S13)。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の無線通信システムの第2の実施形態のシーケンス例を示す。
図において、本シーケンス例の構成は、図2に示す第1の実施形態と同様である。第1の実施形態では、SN21がAP12の送信信号を受信し、APアドレスを含むフレーム構成を解読し、APアドレスごとの受信電力を測定する機能を有していたが、本実施形態ではSN21で検出可能な信号をAP12から送信するところが異なる。
SN21はAP12の送信信号を受信し、APを表す識別子(例えば2進数符号)とその受信電力値を記憶する。運用管理サーバ14は、センササーバ24に対してSN21の受信状況レポート要求を送信する。センササーバ24は、この受信状況レポート要求をS−GW22を介してSN21へ送信する。SN21は受信状況レポート要求を受けて、センサIDと記憶している識別子および受信電力値を含む受信状況レポートを、S−GW22を介してセンササーバ24へ送信する。センササーバ24は、SN21の受信状況レポートを入力すると、センサIDをセンサ位置情報に変換し、識別子および受信電力値を含む受信状況レポートとして運用管理サーバ14へ送信する。他のSN21およびS−GW22からも同様に受信状況レポートを収集する。ここで、識別子は各無線基地局に一意に対応するので、運用管理サーバ14は、図3に示す第1の実施形態と同じ処理手順に従って動作し、各AP12の送信電力と送信アンテナパターンを再設定する。
(第3の実施形態)
図5は、本発明の無線通信システムの第3の実施形態のシーケンス例を示す。
第1および第2の実施形態では、運用管理サーバ14は、SN21の位置における各AP12の受信電力から、図3に示す処理手順に従って各AP12の電波が届く範囲を把握し、各AP12の送信電力と送信アンテナパターンを再設定していた。そのために、各AP12と各SN21の物理的な位置関係を例えばGPS情報などを用いて把握しておくことが必要であった。
本実施形態では、運用管理サーバ14は、各SN21およびS−GW22から報告される各AP12のAPアドレス(または識別子)と受信電力を集計し、APごとに他のAPの電波も同時に受信している重複SNの数に応じて、当該APに対して他のAP方向の送信電力と送信アンテナパターンを制御し、重複SNの数、すなわち当該APと他のAPのエリアの重なりが最小になるように制御することを特徴とする。本実施形態では、各AP12と各SN21の物理的な位置関係を把握する必要はないので、各SN21の位置情報は不要であり、重複SNの集計に必要なセンサIDがあれば十分である。
図6は、第3の実施形態における運用管理サーバ14の処理手順を示す。
図6において、運用管理サーバ14は、図5に示すシーケンス例に従って、各SN21およびS−GW22からAPアドレスまたは識別子と受信電力を収集し、集計する(S21)。次に、APn(nは1,2,…,N−1)について、当該APnの電波と他のAPm(mはn+1,n+2,…,N)の電波を所定の受信電力以上で同時に受信している重複SNの数Q(n) を割り出し(S22)、Q(n) と閾値Tを比較する(S23)。ここで、Q(n) ≧Tであれば、APnからAPmの方向のエリアが広いと判断し、APnに対してAPmの方向への送信電力を減らすように、送信アンテナパターンと送信電力を再設定する(S24)。また、Q(n) <Tであれば、APnからAPmの方向のエリアが適当と判断し、APnに対してなにも指示を出さず、送信アンテナパターンおよび送信電力を維持させる。APnと他のAPmの全ての組み合わせ(ただしm>n)において、APnからAPm方向の送信電力の制御を繰り返し、それを終えた時点で、所定の受信電力以上で受信しているAPの数が0であるSNから最も近いAPの当該SN方向への送信電力を増やすように、当該APの送信アンテナパターンと送信電力を再設定する(S25)。
図7は、第3の実施形態における運用管理サーバ14の制御例を示す。
図7において、閾値T=3とすると、AP1,AP2に対する重複SNの数がQ(1) =2であるので、AP1はAP2方向の送信アンテナパターンと送信電力を維持する。次に、AP1,AP3に対する重複SNの数がQ(1) =5であるので、AP1はAP3の方向への送信電力を減らす。このような制御を、AP1とAP4、AP1とAP5、AP2とAP3、AP2とAP4、AP2とAP5、AP3とAP4、AP3とAP5、AP4とAP5において行う。そして、SN21のようにどのAPの電波も受信していない場合には、最も近いAP5からSN21の方向への送信電力を増加する。
(第4の実施形態)
第4の実施形態は、図5に示す第3の実施形態のシーケンス例と同様に、運用管理サーバ14は、各SN21およびS−GW22から報告される各AP12のAPアドレスまたは識別子と受信電力を集計する。第3の実施形態と異なるところは、APごとに、当該APの電波を受信しているSNの数と、当該APおよび他のAPの電波も同時に受信している重複SNの数の比に応じて、当該APに対して送信電力のみを増減するように制御し、重複SNの数、すなわち各AP12のエリアの重なりが最小になるように制御することを特徴とする。本実施形態では、各AP12と各SN21の物理的な位置関係を把握する必要はないので、各SN21の位置情報は不要であり、重複SNの集計に必要なセンサIDがあれば十分である。
図8は、第4の実施形態における運用管理サーバ14の処理手順を示す。
図8において、運用管理サーバ14は、図5に示すシーケンス例に従って、各SN21およびS−GW22からAPアドレスまたは識別子と受信電力を収集し、集計する(S31)。次に、APn(nは1,2,…,N)について、当該APnの電波を所定の受信電力以上で受信している受信SNの数P(n) と、その中で他のAPの電波も同時に受信している重複SNの数Q(n) を割り出す(S32)。次に、Q(n) /P(n) を算出し、第1の閾値T1および第2の閾値T2(T1>T2)と比較する(S33)。
ここで、Q(n)/P(n)≧T1であれば、APnのエリアが広いと判断し、APnに対して送信電力を減らすように再設定する(S34)。また、Q(n)/P(n)≦T2であれば、APnのエリアが狭いと判断し、APnに対して送信電力を増やすように再設定する(S35)。また、T2≦Q(n)/P(n)≦T1であれば、APnのエリアが適当と判断し、APnに対してなにも指示を出さず送信電力を維持する。これによりAPnに対する送信電力の再設定を終えると、他のAPに対して同様の処理を繰り返し、全てのAPに対する送信電力を再設定して処理を終了する。
図9は、第4の実施形態の運用管理サーバ14の制御例を示す。
図9において、AP1〜AP5の各エリアにおける受信SNの数がP(1) =10、P(2) =8、P(3) =10、P(4) =8、P(5) =2と集計される。さらに、AP1とAP2に共通の受信SNが2個あり、AP1とAP3に共通の受信SNが5個あり、AP1における重複SNの数Q(1) =7と集計される。同様に、AP2における重複SNの数Q(2) =3と集計され、AP3における重複SNの数Q(3) =7と集計され、AP4における重複SNの数Q(4) =3と集計され、AP5における重複SNの数B(5) =0と集計される。ここで、T1=0.6 、T2=0.1 とすれば、AP1,AP3はQ/P=7/10であるので送信電力を減らし、AP2,AP4はQ/P=3/8であるので送信電力を維持し、AP5はQ/P=0/2であるので送信電力を増大させるように制御される。
なお、本実施形態は、各SN21およびS−GW22から収集した受信電力の集計結果に基づいて、全てのAPに対する送信電力制御を一括して行う場合を想定しているが、各SN21およびS−GW22から収集した受信電力の集計結果に基づいて1つのAPに対する送信電力制御を行い、その結果を反映させながら各APに対する送信電力制御を逐次行う方法をとってもよい。
いずれにしても、本実施形態ではAPとSNの物理的な位置関係を把握しておく必要がないので、図5に示すシーケンス例において、センササーバ24ではSN21が報告するセンサIDをセンサ位置情報に変換する必要がなく、運用管理サーバ14ではセンサIDをそのまま用いてAP12ごとに受信SNの数Pおよび重複SNの数Qを集計することができる。そして、運用管理サーバ14は、APごとにQ/Pと閾値T1,T2の比較結果に基づいて、当該APの送信電力を制御することが可能になる。また、本実施形態では各APの送信電力のみを制御し、送信アンテナパターンの制御は不要であるので、APのアンテナとしてオムニアンテナを用いればよい。
本発明の無線通信システムの基本構成を示す図。 本発明の無線通信システムの第1の実施形態のシーケンス例を示す。 第1の実施形態における運用管理サーバ14の処理手順を示すフローチャート。 本発明の無線通信システムの第2の実施形態のシーケンス例を示す。 本発明の無線通信システムの第3の実施形態のシーケンス例を示す。 第3の実施形態における運用管理サーバ14の処理手順を示すフローチャート。 第3の実施形態における運用管理サーバ14の制御例を説明する図。 第4の実施形態における運用管理サーバ14の処理手順を示すフローチャート。 第4の実施形態における運用管理サーバ14の制御例を説明する図。 従来の無線通信システムにおける無線基地局の送信電力制御例を示す図。 従来の無線通信システムにおける無線基地局の送信電力制御例(制御不能状態)を示す図。
符号の説明
11 移動無線端末(STA)
12 無線基地局(AP)
13 HUB
14 運用管理サーバ
15 ネットワーク
21 センサノード(SN)
22 センサゲートウェイ(S−GW)
23 HUB
24 センササーバ

Claims (4)

  1. 複数の無線基地局と移動無線端末で無線通信ネットワークを構成し、各移動無線端末における各無線基地局の送信信号の受信状況に応じて各無線基地局の送信電力または送信アンテナパターンを制御する無線通信システムにおいて、
    前記無線通信ネットワークの移動無線端末と異なり、前記各無線基地局の無線エリア内に固定的に存在し、前記無線基地局の送信信号の受信が可能な固定無線端末と、
    前記固定無線端末における前記各無線基地局の送信信号の受信状況を取得し、前記無線基地局ごとに、制御対象である当該無線基地局と他の1つの無線基地局の送信信号を所定の受信電力以上で同時に受信している固定無線端末の数を集計し、その数が閾値以上の場合に当該無線基地局から他の1つの無線基地局方向への送信電力を減らすように、当該無線基地局の送信電力と送信アンテナパターンを集中制御する運用管理サーバと
    を備えたことを特徴とする無線通信システム。
  2. 複数の無線基地局と移動無線端末で無線通信ネットワークを構成し、各移動無線端末における各無線基地局の送信信号の受信状況に応じて各無線基地局の送信電力または送信アンテナパターンを制御する無線通信システムにおいて、
    前記無線通信ネットワークの移動無線端末と異なり、前記各無線基地局の無線エリア内に固定的に存在し、前記無線基地局の送信信号の受信が可能な固定無線端末と、
    前記固定無線端末における前記各無線基地局の送信信号の受信状況を取得し、前記無線基地局ごとに、制御対象である当該無線基地局の送信信号を所定の受信電力以上で受信している固定無線端末の数Pと、当該無線基地局および他の無線基地局の送信信号を所定の受信電力以上で同時に受信している固定無線端末の数Qを集計し、その数の比Q/Pが閾値T1以上の場合に当該無線基地局の送信電力を減らし、その数の比Q/Pが閾値T2以下(T1>T2)の場合に当該無線基地局の送信電力を増やすように、当該無線基地局の送信電力を集中制御する運用管理サーバと
    を備えたことを特徴とする無線通信システム。
  3. 複数の無線基地局と移動無線端末で無線通信ネットワークを構成し、運用管理サーバが各移動無線端末における各無線基地局の送信信号の受信状況に応じて各無線基地局の送信電力と送信アンテナパターンを制御する無線通信システムの無線基地局制御方法において、
    前記無線通信ネットワークの移動無線端末と異なり、前記各無線基地局の無線エリア内に固定的に存在し、前記無線基地局の送信信号の受信が可能な固定無線端末があり、
    前記運用管理サーバは、前記固定無線端末における前記各無線基地局の送信信号の受信状況を取得し、前記無線基地局ごとに、制御対象である当該無線基地局と他の1つの無線基地局の送信信号を所定の受信電力以上で同時に受信している固定無線端末の数を集計し、その数が閾値以上の場合に当該無線基地局から他の1つの無線基地局方向への送信電力を減らすように、当該無線基地局の送信電力および送信アンテナパターンを集中制御する
    ことを特徴とする無線基地局制御方法。
  4. 複数の無線基地局と移動無線端末で無線通信ネットワークを構成し、運用管理サーバが各移動無線端末における各無線基地局の送信信号の受信状況に応じて各無線基地局の送信電力と送信アンテナパターンを制御する無線通信システムの無線基地局制御方法において、
    前記無線通信ネットワークの移動無線端末と異なり、前記各無線基地局の無線エリア内に固定的に存在し、前記無線基地局の送信信号の受信が可能な固定無線端末があり、
    前記運用管理サーバは、前記固定無線端末における前記各無線基地局の送信信号の受信状況を取得し、前記無線基地局ごとに、制御対象である当該無線基地局の送信信号を所定の受信電力以上で受信している固定無線端末の数Pと、当該無線基地局および他の無線基地局の送信信号を所定の受信電力以上で同時に受信している固定無線端末の数Qを集計し、その数の比Q/Pが閾値T1以上の場合に当該無線基地局の送信電力を減らし、その数の比Q/Pが閾値T2以下(T1>T2)の場合に当該無線基地局の送信電力を増やすように、当該無線基地局の送信電力を集中制御する
    ことを特徴とする無線基地局制御方法。
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