JP4899028B2 - 特許出願書類作成・出願審査支援システム - Google Patents
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Description
出願された発明が特許されるためには、その発明の新規性、すなわちその発明が新しいものであることが条件の一つとなっている。このため、各国特許庁は、その特許出願以前に存在する特許文献や一般技術文献をサーチ(探索)し、出願された発明が新しいものであるか否かの審査をおこなう。この審査は、各国特許庁の審査官によって行われる。
しかし、発明の進歩性の判断に関しては、現状の最先端の情報技術を持ってしても、完全に自動化することは不可能であろう。発明の進歩性を判断する過程では、先行技術と審査対象発明との単なる文言上の差異ではなく、技術思想レベルでの差異の有無を判断するという極めて高度な知的作業を要するからである。
この新規性等自動分析装置は、検索されたキーワードのランクに応じて特定の特許情報の得点Tを算出し、その得点Tと予め設定した基準値Kとを比較することによって、特定の特許情報の新規性等を判断する。基準値Kは大小2つある。得点Tが大きい方の基準値K2以上であれば新規性有り判断される。得点Tが小さい方の基準値K1未満であれば新規性無し判断される。得点Tが2つの基準値K1、K2の間(K2>T≧K1)であれば要検討と判断される。(特許文献1参照)
しかし、この公知技術は、キーワード検索を行うものであるため、検索条件(検索の範囲、キーワードの最大数、等)の選び方によって検索結果が異なるし、基準値K1、K2の選び方によって新規性の有無の判断結果も異なってくる。これらの条件設定は、ユーザが自らの判断で行う必要がある。したがって、新規性の有無等の判断処理自体は機械的(客観的)になされるものの、条件設定の段階での人的関与は避けられない。このため、特許文献1記載の技術による新規性の有無等の判断結果は依然曖昧である。
特許出願情報や、特許情報、技術情報を提供するデータベースは数多く存在し、これらには言語の異なるデータベースやデータ形式の異なるデータベースが含まれる。言語やデータ形式の違いを越えて特許出願情報や特許情報、技術情報を同時に検索することができれば、より漏れのない検索を行うことができる。しかし、検索に際しては、適切な検索キーワードの選択や、検索キーワードの組合せによる検索式の設定などを行わないと、検索から漏れる特許情報が生じる恐れがある一方、検索キーワードを広くすれば、検索により抽出される特許情報も増大し、関係のない特許情報が抽出される確率も高くなるため、検索の効率は悪くなる。
わが国の特許法及び関係施行規則においては、書面により発明内容を開示することが規定されている。願書には特許請求の範囲、明細書、必要な図面、要約書等を添付することと規定されている。特許請求の範囲には、請求項に区分して、各請求項ごとに特許出願人が特許を受けようとする発明を特定するために必要と認める事項のすべてを記載しなければならないと規定されている。明細書には、技術分野、背景技術、発明の開示、図面の簡単な説明、発明を実施するための最良の形態、産業上の利用可能性というような項目ごとに記載することとされ、要約書などの他の書面においても記載方法が定められている。同様に特許協力条約(PCT)に基づく国際出願においても、技術分野、背景技術、発明の開示、図面の簡単な説明、発明を実施するための最良の形態、産業上の利用可能性、請求の範囲、要約書などの項目ごとに記載を行う。これはさらに、アメリカ合衆国における特許出願書類 において、Titleof the invention, Background of the prior art, Summery of the Invention,BriefDescription of the Drawings, Detailed D、escription of the Preferred Embodiment,Claims, Abstruct, Drawingsなどに分けて記載を行うことなどにおいても同様である。
請求項1記載の発明の特許請求の範囲作成支援方法は、特許請求の範囲の作成をコンピュータを利用して支援する方法であって、複数の公知構成要素クラスを含むクラスライブラリを公開(コンピュータを用いてクラスライブラリおよび当該クラスライブラリに含まれる公知構成要素クラスを閲覧可能、かつ任意の公知構成要素クラスを選択可能に公開)するステップと、前記クラスライブラリから少なくとも1つの公知構成要素クラスを選択するステップと、当該選択された公知構成要素クラスのサブクラス(公知構成要素クラスを特徴付ける属性や振る舞いなどの内容(記述そのもの、または概念)を継承したクラス)である新規構成要素クラスを作成するステップと、前記新規構成要素クラスを含むメインクレームクラスを作成するステップとを含むことを特徴としている(図4および図13参照)。
図1は本発明にかかる出願審査支援システムの構成例を示すブロック図である。この出願審査支援システム100は、公知情報データベースシステム200と、受理官庁システム300と、国際事務局システム400と、出願書類作成クライアント500とをインターネット600を介して相互に通信可能に接続してなる。
(1)クラスライブラリ230から"物質クラス"を選択し、相として"液"を指定し、要素として"H(水素)"及び"O(酸素)"を指定し、要素の存在比として"2:1"を指定する。
(2)クラスライブラリ230から"液体クラス"を選択し、要素として"H(水素)"及び"O(酸素)"を指定し、要素の存在比として"2:1"を指定する。
(3)クラスライブラリ230から"水クラス"を選択し、相として"液"を指定する。
図3の例では、公知情報データベースシステム200によって公開された複数の公知構成要素クラスの中から3つの公知構成要素クラスClass1-1A (X-Y-Z)、Class2-2A(X-Y-Z)及びClass19-98A(X-Y-Z)を選択している。そして、選択した3つの公知構成要素クラスのX,Y,Zの値を各々指定することにより、各公知構成要素クラスを継承した3つの新規構成要素クラスNewClass1-1A(X-Y-Z)、NewClass2-2A(X-Y-Z)、NewClass19-98A(X-Y-Z)を作成している。そして、作成した3つの新規構成要素クラスを構成要素として含むメインクレームクラスMain(NewClassC1(X-Y-Z))=Main(NewClass1-1A(X-Y-Z),NewClass2-2A(X-Y-Z), NewClass19-98A(X-Y-Z))を作成している。
また、図3の例では、公知情報データベースシステム200によって公開された複数の公知構成要素クラスの中から1つの公知構成要素クラスClass4-4A (X-Y-Z)を新たに選択している。そして、新たに選択した公知構成要素クラスのX,Y,Zの値を指定することにより、新たに1つの新規構成要素クラスNewClass4-4A (X-Y-Z)を作成している。そして、新たに作成した新規構成要素クラスNewClass4-4A (X-Y-Z)とメインクレームクラスMain(NewClassC1(X-Y-Z))とを含むサブクレームクラスSub(Main(NewClass1-1A(X-Y-Z),NewClass2-2A(X-Y-Z), NewClass19-98A(X-Y-Z)),NewClass4-4A(X-Y-Z))を作成している。
また、図3の例では、上記サブクレームクラスSub(Main(NewClass1-1A(X-Y-Z),NewClass2-2A(X-Y-Z), NewClass19-98A(X-Y-Z)),NewClass4-4A(X-Y-Z))
に含まれる4つの新規構成要素クラスの中から1つの新規構成要素クラスNewClass1-1A(X-Y-Z)を選択し、その選択した新規構成要素クラスNewClass1-1A(X-Y-Z)のサブクラスである新規構成要素サブクラスNewNewClass1-1A(X-Y-Z)を作成し、この新規構成要素サブクラスNewNewClass1-1A(X-Y-Z)を元の新規構成要素クラスNewClass1-1A(X-Y-Z)の代わりに含むサブクレームクラスSub(Main(NewNewClass1-1A(X-Y-Z),NewClass2-2A(X-Y-Z), NewClass19-98A(X-Y-Z)),NewClass4-4A(X-Y-Z))を作成している。
また、図3の例では、上記メインレームクラスMain(NewClass1-1A(X-Y-Z),NewClass2-2A(X-Y-Z), NewClass19-98A(X-Y-Z)) に含まれる3つの新規構成要素クラスの中から1つの新規構成要素クラスNewClass2-2A(X-Y-Z)を選択し、その選択した新規構成要素クラスNewClass2-2A(X-Y-Z)のサブクラスである新規構成要素サブクラスNewNewClass2-2A(X-Y-Z)を作成し、この新規構成要素サブクラスNewNewClass2-2A(X-Y-Z)を上記サブクレームクラスSub(Main(NewNewClass1-1A(X-Y-Z),NewClass2-2A(X-Y-Z), NewClass19-98A(X-Y-Z)),NewClass4-4A(X-Y-Z))の1つの新規構成要素クラスNewNewClass1-1A(X-Y-Z)の代わりに含むサブクレームクラスSub(Main(NewNewClass2-2A(X-Y-Z),NewClass2-2A(X-Y-Z), NewClass19-98A(X-Y-Z)),NewClass4-4A(X-Y-Z))を作成している。
この明細書及び請求の範囲において、「AクラスをBクラスに置換」という記載は、「Bクラスの代わりにAクラスを含む」と読み替えることができる。
Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z),C2(X-Y-Z))
または
Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z)).((Main(NewClassC1(X-Y-Z)).e3(x-y-z)=NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).e2(x-y-z))
とを含むサブクレームクラス
Sub(ClassC3(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z),C2(X-Y-Z)))
または
Sub(ClassC3(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z)).((Main(NewClassC1(X-Y-Z)).e3(x-y-z)=NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).e2(x-y-z)))
を作成するためのサブクレームクラス編集機能とを備えている(図23参照)。ここで、"C1"と"C3"は、同じ値(C1=C3)であってもよい。図23の例では、Class7-1A(X-Y-Z)がClassC3(X-Y-Z)に相当する。
Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z),C2(X-Y-Z)))
または
Sub(ClassC3(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z)).((Main(NewClassC1(X-Y-Z)).e3(x-y-z)=NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).e2(x-y-z)))
に含まれる少なくとも1つの新規構成要素クラスまたは新規構成要素サブクラス、すなわち、
NewClassC1(X-Y-Z)、
NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).e2(x-y-z)、Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z),C2(X-Y-Z))).e4(x-y-z)、
または
Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z)).(NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).(Main(NewClassC1(X-Y-Z)).e3(x-y-z)=NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).e2(x-y-z))).e5(x-y-z)
を選択するための選択機能と、
当該選択した新規構成要素クラスまたは新規構成要素サブクラスのサブククラスである新規構成要素サブクラス、すなわち、
NewClassC1(X-Y-Z).e6(X-Y-Z)、
NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).e2(x-y-z)).e7(x-y-z)、
Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z),C2(X-Y-Z))).e4(x-y-z)).e8(x-y-z)、
または
Sub(Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z)).(NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).(Main(NewClassC1(X-Y-Z)).e3(x-y-z)=NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).e2(x-y-z))).e5(x-y-z))e9(x-y-z)、
を新たに作成するための新規構成要素サブクラス編集機能と、
サブクレームクラス
Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z),C2(X-Y-Z)))
または
Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z)).(NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).(Main(NewClassC1(X-Y-Z)).e3(x-y-z)=NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).e2(x-y-z)))
に含まれる少なくとも1つの新規構成要素クラスまたは新規構成要素サブクラス、たとえば、
NewClassC1(X-Y-Z)、
NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).e2(x-y-z)、
Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z),C2(X-Y-Z))).e4(x-y-z)、
または
Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z)).(NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).(Main(NewClassC1(X-Y-Z)).e3(x-y-z)=NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).e2(x-y-z))).e5(x-y-z)
を前記新たに作成した新規構成要素サブクラス
NewClassC1(X-Y-Z).e6(X-Y-Z)、
NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).e2(x-y-z)).e7(x-y-z)、
Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z),C2(X-Y-Z))).e4(x-y-z)).e8(x-y-z)、
または
Sub(Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z)).((Main(NewClassC1(X-Y-Z)).e3(x-y-z)=NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).e2(x-y-z))).e5(x-y-z)).e9(x-y-z)
に置換したサブクレームクラス、たとえば、
Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z).e6(X-Y-Z),C2(X-Y-Z)))、
Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).e2(x-y-z)).e7(x-y-z),C2(X-Y-Z)))
を作成するためのサブクレームクラス編集機能とを有する(図24参照)。
ここで、Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z).e6(X-Y-Z),C2(X-Y-Z)))は、Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z),C2(X-Y-Z)))に含まれる新規構成要素クラスNewClassC1(X-Y-Z)を、新たに作成した新規構成要素サブクラスNewClassC1(X-Y-Z).e6(X-Y-Z)で置換した結果である。
また、Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).e2(x-y-z)).e7(x-y-z),C2(X-Y-Z)))は、Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z),C2(X-Y-Z)))に含まれる新規構成要素クラスNewClassC1(X-Y-Z)を、新たに作成した新規構成要素サブクラスNewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).e2(x-y-z)).e7(x-y-z)で置換した結果である。
NewClassC1(X-Y-Z)、
NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).e2(x-y-z)、Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z),C2(X-Y-Z))).e4(x-y-z)、
または
Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z)).(NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).(Main(NewClassC1(X-Y-Z)).e3(x-y-z)=NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).e2(x-y-z))).e5(x-y-z)に相当する。
また、NewClass3-1B+γ(X-Y-Z)が
NewClassC1(X-Y-Z).e6(X-Y-Z)、
NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).e2(x-y-z)).e7(x-y-z)、
Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z),C2(X-Y-Z))).e4(x-y-z)).e8(x-y-z)、
または
Sub(Sub(ClassC2(X-Y-Z),Sub(Main(NewClassC1(X-Y-Z)).(NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).(Main(NewClassC1(X-Y-Z)).e3(x-y-z)=NewMain(NewClassC1(X-Y-Z)).e2(x-y-z))).e5(x-y-z))e9(x-y-z)に相当する。
国内出願の方式には、現在日本で実施されている方式すなわち出願後所定の期間(たとえば3年以内)内に審査請求があった出願だけを審査する方式と、出願処理の際に新規性の有無の判断に関する審査(一次審査)を実施する方式とがある。前者の場合、受理官庁サーバ310は出願形式が整っていれば全て受理し、後者の場合、新規性有りと判断した場合のみ受理する。
たとえば、公知構成要素クラスClass自動車( - - )を選択し(自動車カテゴリ完全継承)、エンジンの燃焼室の隔壁の材質および点火プラグの角度を特定したメインクレームクラスMain(New自動車( - - ))を作成する場合、ユーザはたとえば下記のようなクラス定義を記述する。
{エンジン //-- 自動車( - - )の構成要素、属性の中からエンジンを指定//
{燃焼室 //--エンジンの構成要素、属性の中から燃焼室を指定//
{隔壁} //--燃焼室の構成要素、属性の中から隔壁を指定//
{材質} //--隔壁の構成要素、属性の中から材質を指定//
{組成比{物質A:物質B:物質C=x:y:z重量%}}//--材質の構成要素、属性の中から組成比を指定//
}
{点火プラグ //--燃焼室の構成要素、属性の中から点火プラグを指定//
{位置{ }} //--点火プラグの位置を指定(無指定)//
{数{ }} //--点火プラグの数を指定(無指定)//
{角度{対向面に対して15〜18度}} //--点火プラグの角度を指定//
}
}
上記クラス定義式中の"//--"から"//"までの部分はコメントである。
たとえば、同一の灰皿を、日本語版、英語版および仏語版の特許請求の範囲記述言語で表現したとすると、それぞれのソースコードをコンパイルして得られた概念データは、いずれも同じになる。これは、日本人、アメリカ人およびフランス人が同一の灰皿をそれぞれ見て、それを何というかをそれぞれの言語で表現した場合、発せられる言葉(単語)は使用言語によって異なるが、それぞれの言葉によって表現される対象は、いずれも同じ灰皿であることに相当する。つまり、同じ灰皿を何語で表現したとしても、表現される対象が同じである限り、それぞれの言葉の意味するところ(=概念)は同じであるはずである。
ここで、日本人は日本語のみ理解する人、アメリカ人は英語のみ理解する人、フランス人はフランス語のみ理解する人をそれぞれ意味する。
概念データ(JD=ED=FD)の内容は、何語版のクラス閲覧プログラムでも閲覧可能である。
すなわち、日本語版のクラス閲覧プログラムを使用すれば日本語で表示される。英語版のクラス閲覧プログラムを使用すれば英語で表示される。仏語版のクラス閲覧プログラムを使用すれば仏語で表示される。
クラス閲覧プログラムを使用することにより公知情報データベースシステムに登録されている任意の公知構成要素クラスの内容を閲覧することができる。すなわち、公知構成要素クラスは概念データ(コンパイル済みデータ)として公知情報データベースシステム200に登録されている。
200:公知情報データベースシステム
210:クラスライブラリ・サーバ
220:データベース
300:受理官庁システム
310:受理官庁サーバ
320:データベース
330:審査官クライアント
400:国際事務局システム
410:国際事務局サーバ
420:データベース
430:審査官クライアント
500:出願書類作成クライアント
600:インターネット
Claims (15)
- コンピュータを利用して特許出願書類の作成及び出願審査を支援するシステムであって、
複数の公知構成要素クラスを蓄積し公開する公知情報データベースシステムと、
当該公知情報データベースシステムにアクセス可能な出願書類作成クライアントと、
特許出願の受理官庁が管理する受理官庁サーバと、
前記受理官庁に所属する審査官が使用権限を有する出願審査クライアントと、を備え、
前記公知情報データベースシステムは、
オブジェクト指向における継承や集約関係により関係付けられた複数の公知構成要素クラスからなるクラスライブラリを公開し、
前記出願書類作成クライアントは、
前記公知情報データベースシステムにより公開されたクラスライブラリの内容を閲覧するための閲覧機能と、
前記閲覧機能によるクラスライブラリ閲覧画面上で少なくとも1つの公知構成要素クラスを選択するための選択機能と、
当該選択した公知構成要素クラスのサブクラスである新規構成要素クラスをオブジェクト指向における継承や集約関係を用いて作成するための新規構成要素クラス編集機能と、
前記新規構成要素クラスを含むメインクレームクラス(一の請求項に係る発明を定義したクラス)をオブジェクト指向における継承や集約関係を用いて所定の記述ルールに従い作成するためのメインクレームクラス編集機能と、
前記メインクレームクラスを含む特許請求の範囲とその明細書及び願書を少なくとも含む出願書類ファイルを受理官庁サーバに送信する出願機能と、を備え、
前記受理官庁サーバは、
前記出願書類作成クライアントから受信した出願書類ファイルを保管する受理ファイル保管機能と、
審査すべき出願の特許請求の範囲に含まれる前記メインクレームクラスを特許請求の範囲に含む他の出願であって、当該審査すべき出願の国際出願日又は優先日前に出願された他の出願(先願)をクラス間の包含関係に基づいてサーチする先願サーチ機能と、
当該先願サーチ機能によるサーチ結果を前記出願書類作成クライアント及び/又は前記出願審査クライアントに通知するサーチ結果通知機能と、を備えている特許出願書類作成・出願審査支援システム。 - 前記出願書類作成クライアントは、
前記閲覧機能によるクラスライブラリ閲覧画面上で少なくとも1つの公知構成要素クラスを新たに選択するための選択機能と、
当該新たに選択した公知構成要素クラスと前記メインクレームクラスとを含むサブクレームクラスをオブジェクト指向における継承や集約関係を用いて作成するためのサブクレームクラス編集機能と、
前記メインクレームクラスおよび前記サブクレームクラスを含む特許請求の範囲その明細書及び願書を少なくとも含む出願書類ファイルを前記受理官庁サーバに送信する出願機能と、を備えている、請求項1記載の特許出願書類作成・出願審査支援システム。 - 国際事務局が管理する国際事務局サーバを更に備え、
前記受理官庁サーバは、
前記出願書類作成クライアントから受信した出願書類ファイルに含まれる願書の記載に基づいて国際出願日認定要件を満たしているか否かを調べ、当該認定要件を満たしていることが確認できたならば、当該願書の受信時の属する日を国際出願日として認定する国際出願日認定機能と、
前記出願書類作成クライアントから受信した出願書類データを前記国際事務局サーバに送信する送信機能と、を備え、
前記国際事務局サーバは、
前記受理官庁サーバから受信した出願書類ファイルに含まれる願書の記載に基づいて優先日を確認する優先日確認機能と、
前記受理官庁サーバから受信した出願書類ファイルに含まれる前記メインクレームクラスを当該優先日から所定の期間が経過した後に前記公知情報データベースシステムに送信する送信機能と、を備え、
前記公知情報データベースシステムは、
前記国際事務局サーバから受信した前記メインクレームクラスを前記公知構成要素クラスとして公開する出願公開機能を備えている、請求項1記載の特許出願書類作成・出願審査支援システム。 - 国際事務局が管理する国際事務局サーバを更に備え、
前記受理官庁サーバは、
前記出願書類作成クライアントから受信した出願書類ファイルに含まれる願書の記載に基づいて当該出願が国際出願日認定要件を満たしているか否かを調べ、国際出願日認定要件を満たしていることが確認できたならば、当該願書の受信時の属する日を国際出願日として認定する国際出願日認定機能と、
前記出願書類作成クライアントから受信した出願書類ファイルを前記国際事務局サーバに送信する送信機能と、を備え、
前記国際事務局サーバは、
前記受理官庁サーバから受信した出願書類ファイルに含まれる願書の記載に基づいて優先日を確認する優先日確認機能と、
前記受理官庁サーバから受信した出願書類ファイルに含まれる前記メインクレームクラスおよび前記サブクレームクラスを当該優先日から所定の期間が経過した後に前記公知情報データベースシステムに送信する送信機能と、を備え、
前記公知情報データベースシステムは、
前記国際事務局サーバから受信した前記メインクレームクラスおよび前記サブクレームクラスを前記公知構成要素クラスとして公開する出願公開機能を備えている請求項2記載の特許出願書類作成・出願審査支援システム。 - 前記受理官庁サーバは、
前記出願書類作成クライアントから受信した出願書類ファイルを保管する受理ファイル保管機能と、
審査すべき出願に係る出願書類ファイルを審査対象として前記出願審査クライアントに送信する審査対象送信機能と、
前記他の出願(先願)の特許請求の範囲とその明細書及びそれが存在する場合は図面とを前記出願審査クライアントに送信する先願データ送信機能とを備え、
前記出願審査クライアントは、
前記受理官庁サーバから受信した前記審査対象の内容を閲覧するための審査対象閲覧機能と、
前記受理官庁サーバにアクセスして、前記他の出願(先願)の内容を閲覧するための閲覧機能と、を備えている請求項1乃至4の何れかに記載の特許出願書類作成・出願審査支援システム。 - 前記受理官庁サーバには、
前記先願サーチ機能および前記サーチ結果通知機能を有するエージェントが存在する、(旧請求項8)請求項1乃至5の何れかに記載の特許出願書類作成・出願審査支援システム。 - 前記エージェントは、複数の受理官庁サーバ間を自律的に移動する機能、自エージェントと同一サーバに存在する他のエージェンとを自律的に呼び出して互いに情報交換する機能、自エージェントと異なるサーバに存在するエージェンとを自律的に呼び出して互いに情報交換する機能のうちのいずれかの機能を有している請求項6記載の特許出願書類作成・出願審査支援システム
- 前記受理官庁サーバは、日本国特許庁、ヨーロッパ特許庁、アメリカ合衆国特許商標庁、その他の国又は地域の受理官庁が共同で、又は各庁若しくは国際事務局が各々単独で管理しているサーバである、請求項1乃至7の何れかに記載の特許出願書類作成・出願審査支援システム。
- 前記メインクレームクラスの記述形式は、オブジェクト指向プログラミング言語の記述形式である、請求項1乃至4の何れかに記載の特許出願書類作成・出願審査支援システム。
- 前記サブクレームクラスの記述形式は、オブジェクト指向プログラミング言語の記述形式である、請求項2又は4に記載の特許出願書類作成・出願審査支援システム。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の特許出願書類作成・出願審査支援システムにおける出願書類作成クライアントとしてコンピュータを機能させるプログラム。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の特許出願書類作成・出願審査支援システムにおける受理官庁サーバとしてコンピュータを機能させるプログラム。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の特許出願書類作成・出願審査支援システムにおける公知情報データベースシステムとして、コンピュータと大容量記憶装置とを有するデータベースシステムを機能させるプログラム。
- 請求項6又は7記載の特許出願書類作成・出願審査支援システムにおけるエージェントとして機能するプログラム。
- 請求項11〜14のいずれかに記載のプログラムを記録した記録媒体。
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