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JP4903066B2 - 光伝送装置及び回線断状態通知方法 - Google Patents
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本発明は、光伝送装置及び回線断状態通知方法に関し、特に、IEEE802.3で規定されているオートネゴシエーションの機能がオフ状態に設定されているとき、対向光伝送装置に対して回線断状態を通知する光伝送装置及び回線断状態通知方法に関する。
近年のデジタルネットワークの急速な発達によって、ネットワークが扱うデータ量は一段と膨大になり、ネットワークシステムの一層の大容量化、高速化が求められ、ギガビットクラスの伝送速度の回線の需要が増加し、通信事業者の局舎間の長距離伝送に、ギガビットイーサネット(登録商標)の規格に準拠したメディアコンバータを用いて光信号を伝送する光伝送装置が多く用いられている。
このようなメディアコンバータ等の光伝送装置において、対向装置との間で伝送モードや接続動作を決定し、又は受信回線のリンクが断状態となった場合に送信回線から回線障害を通知するなどのオートネゴシエーション機能のプロトコルがIEEE802.3によって規定されている。
図3に回線断状態時のオートネゴシエーション機能の動作例を示す。同図においてA局〜D局は通信事業者の局舎である。同図に示すように、A局には通信路切替え装置(SW)1及びギガビットイーサ(登録商標)メディアコンバータ(G−MC)(以下、単にメディアコンバータ(G−MC)と記す。)2が備えられ、メディアコンバータ(G−MC)2は、対向するB局内のメディアコンバータ(G−MC)3と接続される。
また、B局のメディアコンバータ(G−MC)3は、対向光伝送装置4と光回線で接続され、対向光伝送装置4は、ギガビットクラス以上の伝送ネットワークを介して、対向するC局内の対向光伝送装置5との間でリンクを形成し、C局内の対向光伝送装置5はメディアコンバータ(G−MC)6と接続され、メディアコンバータ(G−MC)6は、D局内のメディアコンバータ(G−MC)7と接続される。各メディアコンバータ(G−MC)は、伝送モードの変換や光信号の増幅等を行って光信号を中継する。
ここで、メディアコンバータ(G−MC)3において、対向光伝送装置4に対するオートネゴシエーション機能がオン状態に設定されているとする。メディアコンバータ(G−MC)(親)3は、対向光伝送装置4からの光受信回線が断状態となったことを検出すると(ステップS3−1)、メディアコンバータ(G−MC)(子)2に対して、通信路切替え装置1との間のリンクを断状態とするように指示する(ステップS3−2)。
また、メディアコンバータ(G−MC)(親)3は、IEEE802.3の規定により、対向光伝送装置4に対してオートネゴシエーションのリスタートのメッセージを送信して光受信回線の回線断状態を通知し(ステップS3−3)、対向光伝送装置4は該通知により回線断状態を対向光伝送装置5に通知し、対向光伝送装置5は該通知によりメディアコンバータ(G−MC)(親)6及びメディアコンバータ(G−MC)(子)7に対して、既形成のリンクを断状態とする処理を実行させる(ステップS3−4)。
上記ステップS3−2及びステップS3−4によるリンク切断処理が働くことにより、A局の通信路切替え装置1とD局の通信路切替え装置(SW)8との間で、通信路を迂回ルートに切替える処理が開始され、A局とD局との間に回線障害に対する代替通信路が形成されることとなる(ステップS3−5)。
なお、本発明に関連する先行技術文献として、メディアコンバータを用いたネットワークにおけるオートネゴシエーションの機能について下記の特許文献1等に記載されている。同文献記載のオートネゴシエーションの機能は、異なる種類の第1及び第2伝送媒体を接続するメディアコンバータにおけるオートネゴシエーションであって、第1伝送媒体側との第1オートネゴシエーションを実行して第1ラインアビリティを設定し、該第1ラインアビリティに基づいて第2伝送媒体側との第2オートネゴシエーションを実行して第2ラインアビリティを設定し、該第2ラインアビリティに基づいて前記第1伝送媒体側との第3オートネゴシエーションを実行して第1及び第2伝送媒体間のラインアビリティを最終的に決定することにより、ラインアビリティを正確に伝達することを可能にしたものである。
また、下記の特許文献2には、光ファイバケーブルで接続され、ギガビットクラスのイーサネット(登録商標)規格に準拠した2つの通信装置間のリンクを切断するときに、規格で定義されたコード以外の所望の無効コードを一方の通信装置から光ファイバケーブルを通して他方の通信装置へ連続的に送信し、該無効コードを連続的に受信した他方の通信装置が前記リンクを切断するメディアコンバータ及びそのリンク切断方法について記載されている
特開2003−87261号公報 特開2003−87276号公報
前述したように、対向伝送装置との間で伝送形態や接続動作を決定するオートネゴシエーション機能のプロトコルがIEEE802.3で規定されているが、対向伝送装置のメーカーの違いや対向伝送装置との相性又は適合性の不具合等により、対向伝送装置との間でオートネゴシエーション機能が正常に機能しない場合があり、そのような場合、オートネゴシエーション機能をオフ状態にして運用することとなる。
前述のようにメディアコンバータ(G−MC)3と対向光伝送装置4との間でオートネゴシエーション機能がオン状態に設定されている場合は、メディアコンバータ(G−MC)3において、光受信回線の断状態を検出すると、メディアコンバータ(G−MC)2に対し、通信路切替え装置1へのリンクを断状態にさせ、対向光伝送装置4に対してオートネゴシエーションのリスタートのメッセージを送信し、対向伝送装置に回線断状態を検知させることにより、迂回ルートへの切替えと言った回線障害に対する対応策を実行させることができる。
しかし、メディアコンバータ(G−MC)3と対向光伝送装置4との間でオートネゴシエーション機能がオフ状態に設定されている場合、図4に示すように、メディアコンバータ(G−MC)(親)3は、対向光伝送装置4からの光受信回線が断状態となったことを検出したとき(ステップS4−1)、メディアコンバータ(G−MC)(子)2に対してリンク切断指示を送信するが(ステップS4−2)、IEEE802.3の規約上、メディアコンバータ(G−MC)3から対向光伝送装置4に対して、前述のステップS3−3で送信したオートネゴシエーションのリスタートのメッセージが送信されない(ステップS4−3)。
そのため、対向光伝送装置4では、メディアコンバータ(G−MC)3への光回線が断状態となったことを認識することができず、この回線障害を対向するC局を通してD局へ通知することができないため、C局及びD局では前述のステップS3−4で行われたメディアコンバータ(G−MC)6とのリンク及び通信路切替え装置(SW)8とのリンクの切断処理が実行されない(ステップS4−4)。従って、通信路切替え装置(SW)8では、前記ステップS3−5による迂回ルートへの切替えを行うことができないこととなる(ステップS4−5)。
本発明は、IEEE802.3規定されたインターフェースを用いるギガビットクラスの光伝送装置において、オートネゴシエーション機能をオフ状態として運用する場合に、リンク断状態を対向光伝送装置側で検知することが可能となる光伝送装置及び回線断状態通知方法を提供することを目的とする。
本発明の光伝送装置は、ギガビットクラスのイーサネット(登録商標)の規格に準拠したオートネゴシエーション機能を有し、第1の他局の伝送装置と光ケーブルで接続され、かつ、第2の他局の対向光伝送装置と光回線でリンクが形成される対向光伝送装置と接続された光伝送装置において、前記オートネゴシエーション機能がオフ状態に設定されているとき、前記対向光伝送装置からの受信回線の回線断状態を検出したことをトリガとして、前記第1の他局の伝送装置に対して当該光伝送装置を経由するリンクを切断する指示信号を送出するとともに、前記対向光伝送装置に向けて送信する送信回線から送出する光信号の出力を停止する手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の回線断状態通知方法は、ギガビットクラスのイーサネット(登録商標)の規格に準拠したオートネゴシエーション機能を有し、第1の他局の伝送装置と光ケーブルで接続され、かつ、第2の他局と光回線でリンクが形成される対向光伝送装置と接続された光伝送装置から、回線断状態を通知する回線断状態通知方法において、前記光伝送装置の前記オートネゴシエーション機能がオフ状態に設定されているとき、前記光伝送装置で、前記対向光伝送装置からの受信回線の回線断状態を検出したことをトリガとして、前記第1の他局の伝送装置に対して当該光伝送装置を経由するリンクを切断する指示信号を送出し、かつ、前記対向光伝送装置に向けて送信する送信回線から送出する光信号の出力を停止することを特徴とする。
本発明によれば、IEEE802.3規定されたオートネゴシエーション機能がオフ状態に設定されている場合でも、光回線からの光受信断を検出すると、該光回線と接続された対向光伝送装置に対して送信光信号の出力を停止することにより、該光回線を経由してリンクが形成された接続路の両端の通信路切替え装置で、直ちにリンク断を検知することが可能となり、迂回ルートへの切替え等の障害対策を迅速に且つ円滑に行なうことが可能となる。
図1は本発明によるオートネゴシエーション機能オフ状態での光回線断時の接続動作例を示す。同図に示すように、メディアコンバータ(G−MC)(親)3は、対向光伝送装置4からの光受信回線が断状態となったことを検出すると(ステップS1−1)、メディアコンバータ(G−MC)(子)2に対して、通信路切替え装置1との間のリンクを断状態とするように指示する(ステップS1−2)。
しかし、オートネゴシエーションが機能オフ状態に設定されているため、IEEE802.3の規約上、メディアコンバータ(G−MC)3から対向光伝送装置4に対して、前述のステップS3−3で送信したオートネゴシエーションのリスタートのメッセージが送信されない。
そこで、メディアコンバータ(G−MC)3に、ステップS1−1で受信回線の断状態を検知したことをトリガに、対向光伝送装置4への送信回線へ送出する光信号出力を停止させる機能を設ける。こうすることにより、メディアコンバータ(G−MC)3で対向光伝送装置4からの受信回線の断状態が検知されると、対向光伝送装置4への送信回線への光信号出力を停止するので、対向光伝送装置4では、メディアコンバータ(G−MC)3との間の光回線の断状態を検知する。
対向光伝送装置4は、メディアコンバータ(G−MC)3との間の光回線の断状態を検知すると、リンクが形成されているC局の対向光伝送装置5に対して、メディアコンバータ(G−MC)(親)6との間のリンクを断状態とする処理を実行させ、D局のディアコンバータ(G−MC)(子)7は、上記リンクが断状態となったことにより、通信路切替え装置(SW)8との間のリンクを切断する処理を実行する(ステップS1−4)。
上記ステップS1−4によるリンク切断処理が働くことにより、A局の通信路切替え装置1とD局の通信路切替え装置(SW)8との間で、通信路を迂回ルートに切替える処理が開始され、A局とD局との間に回線障害に対する代替通信路が形成されることとなる(ステップS1−5)。なお、光出力停止機能は、メディアコンバータ(G−MC)と対向光伝送装置の双方に設ける必要がある。
図2にメディアコンバータ(G−MC)と対向光伝送装置との間の光回線断時の処理フローを示す。同図に示すように、メディアコンバータ(G−MC)に対向光伝送装置とのオートネゴシエーション機能が設定される(ステップS2−1)。メディアコンバータ(G−MC)は、該オートネゴシエーション機能がオン状態に設定されているか否かを判定し(ステップS2−2)、オートネゴシエーション機能がオン状態に設定されている場合は、IEEE802.3で規定されているオートネゴシエーションのプロトコルに従った処理を実行する(ステップS2−3)。
オートネゴシエーション機能がオフ状態に設定されている場合は、受信光回線のリンクが断状態となったか否かを監視し(ステップS2−4)、受信光回線のリンクが断状態となったことを検出したときは、従来は、受信光回線のリンクの断状態が復旧するのを待ち(ステップS2−5)、対向伝送装置側ではリンクの断状態を検知することができないため、対向局における通信路切替え装置(SW)での迂回ルートへの切替え作業を手動で行う(ステップS2−6)必要があったが、本発明では、受信光回線のリンクの断状態の検出時に、対向伝送装置に対して光送信の送信を停止する機能を働かせ、対向伝送装置にリンクの断状態を検知させる(ステップS2−5’)。
上記ステップS2−4において、受信光回線のリンク断を検出しなかった場合、及び前記ステップS2−5’の動作の後は、メディアコンバータ(G−MC)は、通常時の運用状態で動作する(ステップS2−7)。
なお、本発明の実施形態としてメディアコンバータ(G−MC)を例に挙げて説明したが、本発明はメディアコンバータ(G−MC)に限られるものではなく、同等の光伝送装置に適用可能であることはいうまでもない。
本発明によるオートネゴシエーション機能オフ状態での光回線断時の動作例を示す図である。 メディアコンバータと対向光伝送装置との間の光回線断時の処理フローを示す図である。 オートネゴシエーション機能がオン状態の場合の光回線断時の動作例を示す図である。 従来のオートネゴシエーション機能がオフ状態の場合の光回線断時の動作例を示す図である。
符号の説明
1 A局の通信路切替え装置(SW)
2 A局のメディアコンバータ
3 B局のメディアコンバータ
4 B局の対向光伝送装置
5 C局の対向光伝送装置
6 C局のメディアコンバータ
7 D局のメディアコンバータ
8 D局の通信路切替え装置

Claims (2)

  1. ギガビットクラスのイーサネット(登録商標)の規格に準拠したオートネゴシエーション機能を有し、第1の他局の伝送装置と光ケーブルで接続され、かつ、第2の他局の対向光伝送装置と光回線でリンクが形成される対向光伝送装置と接続された光伝送装置において、
    前記対向光伝送装置に対するオートネゴシエーション機能がオフ状態に設定されているとき、前記対向光伝送装置からの受信回線の回線断状態を検出したことをトリガとして、前記第1の他局の伝送装置に対して当該光伝送装置を経由するリンクを切断する指示信号を送出するとともに、前記対向光伝送装置に向けて送信する送信回線から送出する光信号の出力を停止する手段を備えたことを特徴とする光伝送装置。
  2. ギガビットクラスのイーサネット(登録商標)の規格に準拠したオートネゴシエーション機能を有し、第1の他局の伝送装置と光ケーブルで接続され、かつ、第2の他局と光回線でリンクが形成される対向光伝送装置と接続された光伝送装置から、回線断状態を通知する回線断状態通知方法において、
    前記光伝送装置の、前記対向光伝送装置に対するオートネゴシエーション機能がオフ状態に設定されているとき、前記光伝送装置で、前記対向光伝送装置からの受信回線の回線断状態を検出したことをトリガとして、前記第1の他局の伝送装置に対して当該光伝送装置を経由するリンクを切断する指示信号を送出し、かつ、前記対向光伝送装置に向けて送信する送信回線から送出する光信号の出力を停止することを特徴とする回線断状態通知方法。
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