JP4903430B2 - 遊技媒体貸出装置 - Google Patents
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Description
異常判定を行う出願としては、例えば、パチンコ機制御ユニットとカードユニットを備えるパチンコ機において、パチンコ機制御ユニット側で異常が発生し、このパチンコ機制御ユニットが備えるパチンコ機制御装置がパチンコ機レディ信号をLからHにしたことを、カードユニット側のカードユニット制御装置が検出すると、カードユニット側において、パチンコ機制御ユニットで異常が発生したと判定する処理を行うパチンコ機が知られている(特許文献1)
また、賞球検出センサや、貸球検出センサなど、各種センサからの検出信号にノイズが混入すると異常な判定が行われるので、これを防止するため、制御装置と各種センサとの間に、ノイズ低減用のコンデンサを接続したパチンコ機が知られている(特許文献2)。
また、本発明は、有価媒体の投入に基づいて遊技媒体が貸し出される遊技媒体貸出装置において、有価媒体の判別と移送若しくは格納および前記遊技媒体の供給と払出しとを司る遊技媒体貸出制御装置を備え、この遊技媒体貸出制御装置は、前記有価媒体の取扱部と前記遊技媒体の払出部に設けられる各センサによって検出される遊技媒体貸出制御信号の有無、あるいは、遊技媒体貸出制御信号の有無の経過時間、複数種類の遊技媒体貸出制御信号の関係若しくは組合わせに基づいて、真正な遊技媒体貸出制御情報を生成する遊技媒体貸出制御情報形成手段を備えても良い。この遊技媒体貸出装置を用いると、遊技媒体の貸出動作の起動や進展に伴って当該遊技媒体貸出装置やメダル補給装置若しくは紙幣搬送装置などから発生するノイズや他の信号若しくは制御過程に干渉されず錯誤の無い効率的な遊技媒体の貸出制御を行うことができる。
遊技媒体貸出制御手段とは、後述する主制御部と、紙幣取扱部と、メダル払出部とを少なくとも含むメダル貸機に設けられる複数の制御手段から構成される。
遊技媒体貸出制御情報形成手段は、後述する紙幣取扱部、メダル払出部、主制御部によって構成され、図15、図16、図18、図19、図20、図21の各フローチャートで例示された制御ステップが相当する。なお、図18のフローチャートのS451〜S464の処理はメダル払出し異常解除手段を構成する。
(1−2)
図17(b)の売上出力の信号について示したように、遊技媒体貸出制御情報形成手段には、真券判定後、受入紙幣枚数を加算し、真券信号(VEND)判定後一定時間(2秒)後、外部の遊技場管理装置110に、投入された紙幣金額分の売り上げ信号を出力する、売上情報出力手段を設けるものとして構成してもよい。
(1−3)
遊技媒体貸出制御情報形成手段には、真券信号(VEND)を判定すると判定から一定(2秒後)時間後に売上出力を、リレー接点のオンオフによりパルス出力する売上信号出力手段を設けるものとして構成してもよい。図17(b)では、売上出力の信号について、100ms毎に信号を出力しているが、ここでは、この出力している信号を言う。
(1−4)
遊技媒体貸出制御情報形成手段には、メダル払出部6のホッパーに組み込まれたカウントセンサ60eによりカウントパルスを計数してメダルの払出枚数を判定し、所定のカウントパルスが計数された場合に(S416:YES)ホッパーを停止制御するとともに(S417)、ホッパーの停止は所定枚数のメダルカウントパルス波の立ち下がり毎を判定して実行するメダル払出し停止制御手段を設けて構成してもよい。(パルスの巾内であれば検出時間には巾とずれを生じる。波形の立ち下がりは瞬時に確定される)
これによりメダルの払出精度が高められるとともに、直ちに払出し動作を停止できる効果を生じる。
(1−5)
遊技媒体貸出制御情報形成手段には、メダルの計数判定は、ホッパー動作により形成されるメダルカウントパルス波のHIレベルが一定時間(10ms)以上継続した場合に(S414)、メダルが1枚正常に払出されたものとする、とともにメダルカウントパルス波の立ち下がり検出に基づいてホッパーの駆動信号をOFFし、ホッパー駆動モータ62aを停止する、メダル計数制御手段を設けるものとして構成してもよい。
(2−1)
貸出異常判別手段には、紙幣取扱部2からの紙幣搬送動作中信号を一秒間継続して有り信号(HI)検出した後、搬送動作中信号(BUSY)と真券信号(VEND)とを同時に検出した場合(図17(a))にのみ真券信号有りと判定する、真券判定制御手段を設けるものとして構成してもよい。
(2−2)
貸出異常判別手段には、千円分のメダル払出し中に、所定時間(2秒)以上のカウントセンサ60e入力の空白が、所定回数(5回)発生した場合、或いは待機中にカウントセンサが所定枚数(5枚)メダル計数を行った場合には、不正発生と判定する不正判定制御手段(S671:YES)を構成するものとしてもよい。真券の判定を正確に行うことができる。
(2−3)
貸出異常判別手段には、紙幣取扱部2において紙幣満杯信号が一定時間(100ms)以上検出された場合に紙幣満杯制御を実行する紙幣満杯制御手段(S530)が設けられるものとしてもよい。紙幣満杯状態が満杯に至らない状態を含む不確定な状態でのメダルの貸出処理が実行されることを防止することができる。
(2−4)
貸出異常判別手段には、メダル不足であって、メダル有無センサによるメダル無し検出と、 所定枚数の払出し判定とに基づいてメダル不足を判定し(S610)、メダル不足を表示する(S611)、メダル不足判定表示制御手段を有する構成としてもよい。
(2−5)
貸出異常判別手段には、メダル詰りであって、ホッパー起動中に一定時間(3秒間)カウントセンサ60eがLO、又はHIのまま変化無いことによりメダル詰りを判定するメダル詰り判定制御手段(S640)を設けてもよい。
(2−6)
遊技媒体制御切換手段には、真券判定制御手段により真券の判定ができない場合、若しくは不正判定制御手段(S670、S671)によって不正が判定された場合、あるいは紙幣満杯制御手段によって紙幣満杯が判定された場合(S530)、メダル不足判定表示制御手段(S613,S614)によってメダル不足が判定された場合、メダル詰り判定制御手段(S640)によりメダル詰まりが判定された場合などの貸出異常判別手段より、何れかのメダルの貸出制御についての異常判定がされたことに基づいて入金禁止とする入金禁止手段を構成するものとしてもよい。
(2−7)
遊技媒体制御切換手段には、貸出異常判定手段による異常判定がされた場合にも、投入された紙幣金額を遊技場管理装置110に売上出力することを許容する場合を認める売上出力手段を有する構成としてもよい。これによって不正が判定され若しくは真券信号が判定されない場合には、遊技場管理装置110に売上信号を出力せず、メダル不足が判定された場合には遊技場管理装置110にメダルの充足を待たずに売上信号をすることができ、効率的なメダルの貸出制御を実現することができるものとなる。
(2−8)
遊技媒体制御切換手段には、貸出異常判定手段による異常の判定に対応して復旧処理をする貸出制御復旧手段を設ける構成としてもよい。
(2−9)
貸出制御復旧手段には、リセットスイッチ45と、電源スイッチとの複数のリセット手段が設けられる構成としてもよい。このようにすれば、異常時にメダル貸機を初期の状態に戻すことがメダル貸機の障害の状況に対応可能な何れかの一を選択して復旧させることができる効果を生じる。
(2−10)
貸出制御復旧手段には、払出テストボタン60bを構成としてもよい。
(2−11)
払出テストボタン60bによる払出しテストが予め設定された条件下においては、メダルの払い出しを禁止する払出しテスト禁止条件設定手段をメダル貸機1に設けてもよい。このようにすれば、払出テストの実行によって不必要なメダルが払い出されたり、正規の払出制御に障害が発生することを防止することができる。
(2−12)
払出テスト禁止条件設定手段によって設定される払出し禁止条件が、メダル貸機1における電源電圧の低下検出、メダル貸機1のイニシャル動作中(S200)、真券信号の判定から投入紙幣分のメダル払出が完了するまで(S300〜S400)、不正の判定などによる異常検出時(S500、S600)、メダル貸機1におけるリセット及びクリア処理中において払出しテストを禁止するものとするものとして構成してもよい。
(2−13)
払出テストボタン60bによる払出しテストを、テスト払出しの回数とテスト時におけるメダル払出し枚数とを制限する、払出し動作制限手段を有する構成としてもよい。
(2−14)
貸出制御復旧手段には、電源電圧の低下によって実行されなかった払出し制御信号を再出力する払出し信号再出力手段を設ける構成としてもよい。
(2−15)
貸出制御復旧手段には、払出し途中の停電後の復旧に対応して記憶した残り枚数分の払出しメダルを払出す残りメダル払出制御手段を有してもよい。
(2−16)
貸出異常判別手段による異常判別結果が、ホッパ駆動モータ62aのロック若しくはメダルの空払出し動作等によりメダル詰まり若しくは複数枚のメダルによってブリッジが生じたものと判定したものである場合に、メダル詰まり若しくはブリッジを解消するための、メダル払出し異常解除手段(S641)を有するメダル貸機1を構成してもよい。
(2−17)
ホッパー駆動モータ62aの駆動を逆転し、停止し、正転し、この逆転と停止動作を含む払出し異常解消動作を複数回実行するメダル払出し異常解除手段(S451〜S454)をメダル貸機1に構成してもよい。このようにすれば、詰まったメダルに対する解除作用力が正逆複数の方向から付与されるとともに、一旦解除作用を停止した後、再び異なる方向より解除作用を附勢するものともなり、極めて困難なメダル詰りも容易に解除することができる効果を生じる。
(2−18)
払出モータとなるホッパ駆動モータ62aを、複数回(2回)実行してもメダル詰まりの解除がされない場合は(S460:NO)、メダル詰りの異常表示をするとともにホッパーを停止する、メダル詰り表示制御手段を設ける構成としてもよい。このようにすれば、解除不能なメダル詰りを迅速かつ的確に判断して、メダル払出部の修理若しくは交換をメダル貸機1の管理者に報知して、効率的なメダル払出装置6の保守作業を実行させる効果を生じる。
(2−19)
貸出異常判別手段には、メダル有無センサ64aによるメダル無し検出と、 所定枚数の払出し判定とに基づいてメダル不足を判定し(S610)、メダル不足を表示するとともにメダル補給装置130にメダル補給要求信号を出力するメダル不足判定制御手段を有する構成としてもよい。このようにすれば、メダル貸機1で払出用に待機されるメダルが欠乏する以前に実行される払出の動作に起因したメダル補給を要求することができ迅速かつ効率的なメダル補給が行えるとともに、仮にメダルが無くなった場合にあってもメダル貸機1で発生したメダルの補給要求をメダル補給装置130に出力することができ、併せてメダルの有無と不足とをメダル貸機1における表示手段で表示することもできる効果を生じる。
(2−20)
貸出異常判別手段には、紙幣の引抜きであって、真券信号(VEND信号)判定後メダル払出し終了までに、紙幣詰り信号(JAM信号)と真券信号(VEND信号)とを同時に検出した場合、或いは、紙幣詰り信号(JAM信号)と搬送動作中信号(BUSY信号)とを同時に検出した場合には(S523,S524)、紙幣引抜き異状と判定する、紙幣引抜き判定制御手段が設けられるメダル貸機1の構成としてもよい。このようにすれば、メダル貸出し装置よりの不正な紙幣の引抜き行為や、メダル貸機1への紙幣引抜き操作によるメダル貸機1における障害の発生を未然に阻止することのできる効果を生じる。
(3)
メダル貸機1に接続可能にされる紙幣搬送装置120の接続の有無により、メダル貸機1と紙幣搬送装置120間における制御内容を切換える接続タイプ別メダル貸出制御切換手段を設けるものとしてもよい。
(3−1)
メダル貸機1に接続可能にされる紙幣搬送装置120の接続の有無によりメダル貸機1と紙幣搬送装置120間における制御内容を切り換える接続タイプ別メダル貸出制御切換手段をディップスイッチ46の切り換え設定により変更するものとする構成としてもよい。これにより、簡便なディップスイッチ46への操作により、メダル貸機1内において投入された紙幣を収容し手操作により金庫に格納する遊技場の紙幣取扱形態を構成することの何れの構成に対してもメダル貸機1は遊技場設備の形態と要望に応じて迅速かつ容易に変更できる。
(3−2)
紙幣搬送装置120接続時には、真券信号(VEND信号)が入力された後、メダル払出し開始から完了までに紙幣詰まり信号(JAM信号)が入力された場合に(S504)、紙幣詰りと判定し、一方、紙幣搬送装置120未接続時には、真券信号(VEND信号)が入力された後、一定時間内に収金格納信号検出できないと(S503)紙幣詰りと判定する接続タイプ別メダル貸出制御切換手段を設けてもよい。これにより、紙幣搬送装置120がメダル貸機1に接続されて遊技場に設けられた金庫に自動搬送する場合にも、紙幣取扱部20が接続されずメダル貸機1の紙幣取扱部2において収納する場合にも、メダル貸機1における紙幣の移送態様に対応してそれぞれ紙幣詰りを判定することができる効果を生じる。
(3−3)
図7(b)に示すように、紙幣搬送装置120が接続されていない場合には、紙幣が真券と判定された後、メダル貸機1に収納されて収金確認信号(END信号)が検出されると直ちにホッパ駆動モータ62aを起動し、収金確認信号(END信号)の未検出の場合は、一定時間(2秒後)にホッパ駆動モータ62aを起動する一方、図7(a)に示すように、紙幣搬送装置120が接続されている場合には、紙幣が真券と判定された後直ちにホッパ駆動モータ62aを起動するメダル払出し開始制御手段を有する接続タイプ別メダル貸出制御切換手段の設けられたメダル貸機1を構成してもよい。このようにすれば、メダル貸機1に紙幣が投入されて真券であると判定されば、メダルの貸出制御が開始され、紙幣詰りなどによりメダル補給装置130内で紙幣が停留した場合にも遅れること無くメダルの払出を実行することができるので、遊技者のメダルを使用した遊戯が阻害されることがなくなる効果を生じる。
(4)
メダル貸機1にメダル補給装置130からのメダルを供給する通路が連通されるとともにメダル補給要求接点が信号出力可能側に切り換えられた場合には、メダル有無センサ64aが一定時間メダル無しを検出した場合にはメダル要求信号をメダル補給装置130に出力し、メダル補給要求接点が信号出力不能側に切換えられた場合にはメダル要求信号の出力が禁止され、メダル貸機1においてはメダル不足表示出力のみを行う接続タイプ別メダル貸出制御切換手段を有する構成としてもよく、接続タイプ別メダル貸出制御切換手段をディップスイッチの切り換え設定により、メダル補給装置130をメダル貸機1に連係させてメダルをメダル貸機1に自動補給する遊技場設備のシステム構成と、手操作によりメダルを補給してメダル貸機1からメダル補給装置130へのメダル要求信号を無効なものとする遊技場設備とに変更するものとする構成としてもよい。
(5)
メダル貸機1にメダル補給装置130からのメダルを供給する通路が連通されるとともにメダル有無センサ64aによりメダル不足が検出された場合には、メダル貸機1に設けられたメダル補給要求出力端から出力可能にされる信号形態を、接続する格別のメダル補給装置130の異なる信号の形態に適合する信号として出力するメダル要求信号切換設定手段(メダル補給要求出力回路56)を有する構成としてもよい。
(その他)
7セグメントLED41を用いて、中央制御装置50が、正常時には青、異常時には赤(S731)、メダル払出テスト時には黄(S458)でメダルの枚数を表示しているので、メダル貸機1がどのような状態であるか一目で分かる。
[メダル貸機1]
ここで、図1は、本実施形態のメダル貸機の斜視図である。図2は、メダル貸機の分解斜視図である。
筐体10は、開口部10a以外の5面は板状材で形成されている。このうち、各蓋11〜13が取り付けられる開口部10a側に対向する板状材の内壁には、図2に示すように、複数の通信用コネクタβが設置され、これらコネクタβは、各部2〜6が収納される部分に対向する各位置に設置されている。各部2〜6は、図示しない案内レールに案内され、筐体10内に収納されると、これらコネクタβに接続された状態で収納される。そして、前述した各蓋11〜13を筐体10に鍵を使って固定すると、各部2〜6は、コネクタβに接続された状態で筐体10内に固定される。また各部2〜6は、これらコネクタβに接続されることにより、各部2〜6の相互間で通信が可能となるとともに、外部とも通信可能な状態となる。また、各部2〜6は、各装置の筐体10への収納方向に沿った長さが異なるため、各コネクタβは、各部2〜6が筐体10内の収納位置に収納されたとき、各コネクタβに接続されるように、それぞれ高さの異なるコネクタ支持台γを用いて、高さ調整された状態で設置されている。
[紙幣取扱部2]
次に、各部2〜6について説明する。
ここで、図3及び図4は、共に紙幣取扱部2の斜視図であり、このうち図3は、前方蓋部21、後方蓋部22、および、上方蓋部23を開け、中央蓋部24を上方蓋部23から取り外した様子を示している。図4は、上方蓋部23を開けた図である。
{外部構成}
紙幣取扱部2は、図3に示すように、紙幣を収納する紙幣取扱部本体20と、この紙幣取扱部本体20の前方側を開閉する前方蓋部21と、紙幣取扱部本体20の後方側を開閉する後方蓋部22と、紙幣取扱部本体20の上方側を開閉する上方蓋部23とを備えている。また、上方蓋部23の中央部分には、紙幣が投入された様子を観察可能な観察窓23aが形成されており、その観察窓23aには、中央蓋部24が嵌め込まれている。この中央蓋部24は、上方蓋部23から取り外し可能に構成されている。さらに、この紙幣取扱部本体20の前方側側面の上よりには、紙幣の投入口25が開口するとともに、この投入口25の下方側の縁部から前方に向かって突設された案内庇26が備えられている。この紙幣取扱部2では、この案内庇26の上に紙幣をおいて、紙幣の先端を投入口25に向かって押すと、紙幣をスムーズに投入口25に投入することができる。
(仕切板27−検出部20a、収納部20b)
また、この紙幣取扱部2は、図4に示すように、紙幣取扱部本体20内の上よりに、この紙幣取扱部2を上下に分ける仕切板27が形成されている。以後、この仕切板27で区切られた部分のうち、上方側を検出部20a、下方側を収納部20b(図3参照)と呼ぶ。このうち、検出部20aは、前方側が、前述した投入口25が形成されることによって開口し、後方側が、仕切板27を貫通する送出口28(図3参照)によって下方の収納部20bに向かって開口している。そのため、紙幣は、投入口25から検出部20aに投入されると、この検出部20aを通過し、送出口28を介して収納部20bに収納される。また、こうして収納部20bに収納された紙幣は、前方蓋部21を開けることで外部に取り出すことができる。また、この紙幣取扱部2は、後述する紙幣搬送装置120に接続されることがあり、この紙幣搬送装置120が接続された場合は、検出部20aに投入された紙幣は、送出口28を通過した後、紙幣搬送装置120によって外部に搬送される。
(前方蓋部21)
前方蓋部21は、紙幣取扱部本体20の前方側側面に設けられた開口であって収納部20bに通じる開口(以下「前方開口」という)を開閉可能な蓋部である。この前方開口は、案内庇26の下方で開口し、収納部20bに投入された複数枚の紙幣を一度に取り出し可能な大きさに形成されている。そして、前方蓋部21はこの前方開口を開閉可能な大きさに形成されている。また、この前方蓋部21は、その下端が、紙幣取扱部本体20の前方側側面の下端に対し回動可能に連結されている。そして、この前方蓋部21の上端には、指を引掛ける引掛口21aが形成されている。そのため、この前方蓋部21は、その引掛口21aに指をかけて手前に引くと、前方開口を開けることができる。
(後方蓋部22)
後方蓋部22は、紙幣取扱部本体20の後方側側面全体を覆う大きさに形成されている。また、この後方蓋部22は、その下端が、紙幣取扱部本体20の後方側側面の下端に対し回動可能に連結されている。また、収納部20bは後方側にも開口しており、後方蓋部22はこの開口を開閉することができる。送出口28で紙幣が紙詰まりをおこしたとき、この送出口28は後方側に設けられているので、この後方蓋部22を開ければ、送出口28で詰まった紙幣を収納部20b側から取り除くことができる。また、後述する紙幣搬送装置120を取り付けるときは、この後方蓋部22を開ければ、紙幣取扱部2の後方側から紙幣搬送装置120の端部を収納部20b内に接続することで、紙幣取扱部2と紙幣搬送装置120とを接続することができる。
(上方蓋部23)
上方蓋部23は、検出部20aのほぼ全体を上方に向かって開口可能な大きさに形成されている。この上方蓋部23は、後方側端部が、紙幣取扱部本体20の後方側に対し回動可能に連結されている。そのため、この上方蓋部23は、その前端側を上方に引くと、検出部20aを開放することができる。このように上方蓋部23を開くと、検出部20aで紙幣が詰まったときに、紙幣を直接取り除くことができる。
(中央蓋部24)
中央蓋部24は、上方蓋部23に設けられた観察窓23aに対し着脱可能に取り付けられた蓋部である。前述した観察窓23aは、搬送ベルト29や搬送ローラ29aの間に設置されているので、この中央蓋部24を開けても、検出部20b内に投入された紙幣は搬送ベルト29と搬送ローラ29aに挟まれたままである。そのため、動作試験等のとき、この中央蓋部24を開けて搬送ベルト29を動作させると、検出部20aないで紙幣が搬送されている様子を観察することができる。また、観察窓23aは紙幣を取り出すには十分な大きさに形成されているので、この中央蓋部24をはずすことで、検出部20a内で紙幣の紙詰まりが発生しても、その紙幣を取り除くことができる。
{内部構成}
次に、紙幣取扱部2の内部構成について説明する。
紙幣収納センサ30eは、紙幣取扱部2の収納部20bに設けられたフォトセンサで、収納部20bに紙幣が収納されたか否かを検出するセンサである。この紙幣収納センサ30eの動作原理は、位置決センサ30bと同様である。
コネクタ33は、紙幣取扱部2が筐体10内に収納されたときに、コネクタβに接続されるよう、紙幣取扱部本体20の背面側の後方蓋部22上に設置されている。
ここで、図6は、主制御部4の説明図であり、(a)は正面図、(b)は裏面図である。図7は、主制御部4の内部構成を示すブロック図である。
主制御部4は、図6(a)に示すように、筐体40の前方側側面に、並列に設置された7セグメントLED41と、中止ランプ42と、補給ランプ43と、表示ボタン44と、リセットスイッチ45が設置されている。このうち7セグメントLED41が、筐体40の前方側側面のほぼ中央に設置され、中止ランプ42及び補給ランプ43が、7セグメントLED41の上方側に設置され、表示ボタン44及びリセットスイッチ45が7セグメントLED41の右方に設置されている。さらに言うと、中止ランプ42及び補給ランプ43は、中止ランプ42が向かって左側、補給ランプ43が向かって右側に配置されている。また、表示ボタン44及びリセットスイッチ45は、表示ボタン44が向かって上方側、リセットスイッチ45が向かって下方側に配置されている。
また、主制御部4は、図6(b)に示すように、筐体40の裏面に、後述する2種類のディップスイッチ46を備えている。ディップスイッチ46は、操作可能な複数のスイッチからなり、それらスイッチの入り切りの組み合わせによって、メダル貸機1の機能を指定することができる。
本実施形態では、ディップスイッチ46は、2種類ある。
すなわち、主制御部4は、DIPSW46aの1番のみで1.8kΩ、2番のみで3.3kΩ、3番のみで10kΩ、1〜4番をすべてONすることで1kΩの抵抗値を設定することができる。このように、断線検知抵抗は、上述したようにディップスイッチ46aの切換操作によって、抵抗値を段階的に切換えて、遊技場管理装置に繋がるメダル貸機1における断線検知の精度を調整することができる。これによりメダル貸機1の設置環境や遊技場管理装置110と間における伝送系統の状況若しくは遠近に応じて断線検出レベルを適正に調整できる。このDISP46aは、図5中の売上信号出力部に相等する。
このDIPSW46bは7つのスイッチからなっている。
DIPSW46bの1〜5番のスイッチを切り替えると、メダル貸機1の機能を下記の表2に示すように変更することができる。
DIPSW46bの6〜7番のスイッチを切り替えると、メダル貸機1の機能を下記の表3に示すように変更することができる。
次に、主制御部4の内部構成について説明する。
この主制御部4は、図5に示すように、前述した7セグメントLED41と、中止ランプ42と、補給ランプ43と、表示ボタン44と、リセットスイッチ45の他に、ディップスイッチ46、コネクタ47、及び中央制御装置50を備えている。そして、7セグメントLED41、中止ランプ42、補給ランプ43、表示ボタン44、リセットスイッチ45、ディップスイッチ46、貯玉会員切換部54、メダル補給要求出力回路56及び、中央制御装置50は、バス49を介してコネクタ47に接続されている。尚、この主制御部4は、不正改造ができない構造となっているが、その構造についての詳細な説明は省略する。
この中央制御装置50は、後述する各種プログラムを専用に記憶するプログラムROM50aを備えており、このプログラムROM50aは、主制御部4に対し着脱可能に構成されている。そのため、この中央制御装置50は、このプログラムROM50aを取り替えるだけで、変更したプログラムによる制御を行うことができる。
[メダル払出部6]
{外部構成}
ここで、図7はメダル払出部6の斜視図で、(a)は、筐体10内への挿入方向側からメダル払出部6を見たときの左方側上方から斜めに見下ろした図で、(b)は、右方側上方側から斜めに見下ろした図である。図7(c)は、後述するメダル詰まり処理(S451〜464)を実行するときに、メダル送出モータを動作させるタイミングチャートである。
このメダル払出部6は、図7に示すように、主に、土台部60、連結部62、メダルタンク64を備えている。このメダル払出部6では、短首状に形成された連結部62が、土台部60を土台としてメダルタンク64を土台部60の上方に支持している。また連結部62は、メダルタンク64で貯留されたメダルを一枚毎に分離するとともに繰出すホッパーが格納されている。また、土台部60の前方側(メダル貸機1の筐体10に収納されたときに、開口部を向く側)には、図8(a)に示すように、メダル放出口60aが形成されるとともに、払出テストボタン60bが設けられている。また、土台部60の後方側には、図3(b)に示すように、コネクタ60cが設けられている。このコネクタ60cは、筐体10側のコネクタβと連結することができる。このコネクタ60cは、コネクタβと連結すると、コネクタβと電気的に接続される。
{内部構成}
次に、このメダル払出部6の内部構成について説明する。
[通信信号]
次に、メダル貸機1で通信される信号について説明する。以下の説明では、主な信号・情報(遊技媒体貸出制御情報に相等)のみを挙げているが、これらに限るものではない。
紙幣取扱部2が通信する信号としては、表4に示すように、「JAM」「VEND1000」「VEND2000」「INH1000」「FULL」「END」「BUSY」「INH2000」「OKRTN」等がある。尚、以下では、紙幣取扱部2の制御装置35が実行する処理についても簡単に触れている。
次に、メダル払出部6は、主制御部4に対し、図8に示すように、カウントセンサ60e、メダル有無センサ64aから信号が送信される。また、払出テストボタン60bの操作信号も送信される。また、ホッパー駆動モータ62aの電源は、主制御部4からメダル払出部6に供給される。
次に、メダル補給装置130と主制御部4との間では、主制御部4から後述するメダル補給要求信号が出力される。
[エラー表示]
次に、7セグメントLED41に表示するエラーコードについて説明する。
主制御部4は、Enで表される10の記号、すなわち「E1」「E2」「E3」「E4」「E5」「E6」「E7」「E8」「E9」「E0」を、エラーが発生したときに、エラーコードとして表示する。
E2は、メダル払出部6がコネクタβに接続されていないことを示す。
E3は、カウントセンサ60eが故障、あるいは、正常に機能しないことを示す。
E5は、紙幣の判別が行えなかったことを示す。
E6は、紙幣取扱部2内に収納された紙幣が満杯になったことを示す。
E8は、紙幣取扱部2に対し、紙幣の破れや搬送位置ずれ等、紙幣を正常に収納できなかった収納異常を示す。
E0は、不正行為が発生したことを示す。
E3、E4、E6、E7、E8、E0の表示は、リセットスイッチ45を押下すると、これらの表示を停止することができる。
E5は、紙幣取扱部に設けられた紙幣判別センサにおける異常時で、待機中にEND信号を100ms以上検出した場合に、リセットスイッチを操作すると復帰する。
[店舗内施設]
次に、上述したメダル貸機1が設置されるパチンコ店の店内設備について説明する。
{概略構成}
本実施形態では、店内設備としては、図10に示すように、4本の島100を備えている。
[メダル補給装置130]
本願発明を構成する遊技媒体貸出装置の一例であるメダル貸出装置、即ちメダル貸機1は、メダル補給装置130より自動補給する構成とすることの他、蓋を解錠操作して回動開放し、メダルタンク64にメダルをジョッキ状の補給箱を使用して補給することができる構成となっていて、メダル貸機1を設置する遊技場のシステムに適合するメダル補給形態を構成することができるように成っている。
[紙幣搬送装置120]
本願発明を構成する遊技媒体貸出装置の一例であるメダル貸出装置、即ちメダル貸機1は、紙幣搬送装置120によりメダル貸機1に投入された紙幣等の有価媒体を島に設けられた金庫121aに自動回収する構成とすることの他、紙幣取扱部内に設けた収納部20bに紙幣を格納する一方、蓋を解錠操作して回動開放し、収納部20bに格納された紙幣を回収する構成とすることができ、メダル貸機1を設置する遊技場のシステムに適合する紙幣の回収形態を構成することができるように成っている。
この紙幣搬送装置120は、紙幣搬送制御装置121、紙幣搬送路122を備えている。
[遊技場管理装置110]
この店舗内には、上述したメダル補給装置130、紙幣搬送装置120の他に、これらの装置120、130及び各メダル貸機1及びスロット機101と通信可能に構成された遊技場管理装置110を備えている。この遊技場管理装置110は、各島100でのメダルの供給情報、売上情報などを集計管理したり、メダル貸機1で不正や異常があった場合に、これらの情報を店員が所有する無線装置に通信するなど、多くの情報を処理・管理する。
さらに、メダル貸機1が、記録媒体投入装置150を備えていてもよい。尚、ここで言う記録媒体とは、例えば,ICカード、ICコイン、プリペイドカード等である。
{接続部分の構成}
次に、店舗内設備とメダル貸機1との接続部分の構成について具体的に説明する。
図12に示すように、メダル補給装置130を構成するメダル補給路132には、複数の分配杵134が設置されている。そしてこの分配杵134は、具体的には、各メダル貸機1の裏面側に設置されている。また、各メダル貸機1の裏面側には、メダル補給路132の傍らから、各メダル貸機1のメダル払出部6にメダルを供給するためのメダル補給分配路133が設置されている。メダル補給装置130は、メダル貸機1からメダルの補給命令があると、分配杵134を図14のように稼動して、メダル補給路132を流れてくるメダルを、メダル補給路132の傍らで開口しているメダル補給分配路133の開口に導く。すると、メダルが、メダル補給分配路133を介してメダル払出部6に供給される。その後、メダル払出部6に対するメダルの補給が終了したら、分配杵134は、メダル補給路132を流れてくるメダルを下流側に流す位置に移動する。
[各種処理]
次に、メダル貸機1を構成する紙幣取扱部2の制御装置35、及び、主制御部4の中央制御装置50で実行される各種処理について以下説明する。尚、以下の説明では、特に処理の順番を示さない限り、ステップ番号の小さいものから大きいものを順に実行するものとして説明する。
[メイン制御]
まず、メイン制御について説明する。
このメイン制御(S1)では、図13に示すように、以下に示す4つの処理(S100〜S400)が実行される。
[S100]
S100の通信確立処理は、メダル貸機1と店舗内設備110〜150との通信を確立するための処理である。
この通信確立処理(S100)は電源がONされたときに実行され、図14に示すように、メダル貸機1の中央制御装置50は、まず、S110の処理を実行する。
S120では、中央制御装置50は、ディップスイッチ46のDIPSW46bのスイッチ4がONかOFFかを判定する。DIPSW46bのスイッチ4がOFFであればS130の処理を実行し、DIPSW46bのスイッチ4がONであれば、S121の処理を実行する。このS120では、紙幣の回収について、スイッチ4がON、すなわち紙幣搬送装置120により紙幣を自動的に回収するか、スイッチ4がOFF、すなわち紙幣取扱部2に収納された紙幣を手作業で回収するかによって、中央制御装置50で行う処理の設定を変更している。
[S200]
S200のメカイニシャル制御手段は、既述した初期化処理の他、メダル貸機1のメカ的な機構が正常に動作するかチェックする処理も併せて行い、原則としてメダル貸機1の電源が投入されたときに実行されるものであるが、何らかの異常が発生した場合や、定期的にイニシャル制御をする構成としてもよいことは勿論である。
このメカイニシャル処理(S200)を実行すると、図15に示すように、メダル貸機1の中央制御装置50は、まず、S201の処理を実行する。
S203では、中央制御装置50は、メダル貸機1や店内設備(110〜130)で、何らかのトラブルが生じていないか否かを判定する。この判定で、異常が発生していたら(S203:NO)、発生している異常を示す表示を7セグメントLED41に表示し(S204)、メイン制御を終了する。一方、異常が発生していなかったら(S203:YES)、メイン処理(S1)に戻る。
[S300]
S300の投入紙幣処理は、メダル貸機1に組込まれた紙幣取込装置の機構が正常に動作するかチェックするとともに紙幣を処理し表示と信号出力をする制御過程と手段とをフローチャート図で示した。
S310では、中央制御装置50は、紙幣取扱部2への紙幣の投入が禁止されているか否かを判定する。紙幣の投入が禁止される場合とは、一つは、(a)メダル貸機1の電源電圧が所定値より低下している場合である。他には(b)払出テスト中であったり、(c)メカイニシャル処理(S200)が実行されていたり、(d)メダルが払い出されている途中であったり、(e)リセットやクリアの処理がなされている途中であったり、(f)紙幣取扱部2内に収納された紙幣が満杯であったり、(g)メダル不足であったり、(h)メダルの払出し完了後500msを経過していないときであったり、その他(i)異常があったときなどである。これらの場合、一部の動作が他の動作と重なったり、正常に動作しなかったりするなどして、メダル貸機1が正常に作動せず、投入された紙幣に対してメダルを正常に払い出しできない恐れがあるので、このS310では、上記のような(a)〜(h)のような場合でないか、判定している。この判定(S310)で入金が禁止されているときは(S310:YES)、この入金の禁止が解除されるまで待機し、入金が禁止されていないときは(S310:NO)、紙幣が投入されるのを待っている待機状態である旨を7セグメントLED41に表示する処理(S311)が実行された後、S320を実行する。
収金確認信号ENDが検出された場合は、紙幣搬送装置120がメダル貸機1に接続されていないものと判定して、メダル貸機1内において紙幣の判別と収容処理を実行してもよい。
紙幣のメダル貸機1における紙幣の格納処理若しくは紙幣搬送装置120への紙幣の繰出し処理に併行してメダルの払出し制御が実行される。
同時に、投入された紙幣枚数に対応する売上データが当該メダル貸機1より遊技場管理装置110に出力される。
[S400]
S400は、メダルを払い出すための払出処理である。
(S400)
ここで、図18は、払出処理のフローチャートである。
(メダル不足処理)
払出処理(S400)の中で行われるメダル不足処理(S431〜S436)について説明する。
このメダル不足処理(S431〜S436)を開始すると、まず、2秒間待機する(S431)。次に、メダル不足である旨を示す「E1」の表示を7セグメントLED41を使って行うとともに、補給ランプ43の点灯を行い(S432)、メダル補給装置130内では、メダルの補給を準備する処理が実行される(S433)。具体的には、メダル補給路132を流れてきたメダルが、メダル補給分配路133に向かうように分配杵134などを配置する動作が実行される。そして、中央制御装置50は、メダル補給装置130にメダルを補給するよう指令する信号を送信する(S434)。するとメダル補給装置130からメダルが補給されるので、メダル補給装置130からメダルの補給が完了したことを知らせる補給完了信号を受信したか否かを判定し(S435)、その補給完了信号を受信するまで待機する(S435:YES)。一方、この判定(S435)で、補給完了信号を受信したら、メダル不足であることを表示(E1の表示と補給ランプ43)する処理を停止し(S436)、再びS411の処理を実行して、メダル不足処理(S431〜S436)を終了する。
(メダル詰まり処理)
払出メイン処理(S410)の中で行われるメダル詰まり処理(S451〜464)について説明する。
このメダル詰まり処理(S451〜464)を開始すると、中央制御装置50は、図7(c)に示すように、まず、正転しているホッパー駆動モータ62aを1秒間停止し(S451)、1秒間反転させた後(S452)、再び停止させ(S453)、さらに3秒間正転させる(S454)。そして中央制御装置50は、これら一連の動作(S451〜S454)を2回行ったか否かを判定し(S455)、2回行っていなければ(S455:NO)、再び(S451〜S454)の動作を実行して、2回行っていたら(S455:YES)、メダルの詰まりが解消したか否かを判定する(S460)。すなわち、このS460では、中央制御装置50は、S460の判定で、20ms以上LOレベルになったかを判定する。この判定でメダル詰まりが解消したら(S460:YES)、再びS411の処理を実行する。一方、メダル詰まりが解消しなかったら(S460:NO)、メダル詰まりが発生したことを示す「E4」の表示を、7セグメントLED41に対して行う(S461)。そして、ホッパー駆動モータ62aを停止する(S462)。その後、メダル詰まりを解消する操作が作業員の手で行われ(S463)、メダル詰まりが解消したことを示す操作が、メダル貸機1に対してなされ、カウントセンサ60eから出力される信号が20ms以上LOで維持されたら(S464)、再びS411の処理を実行する。
[監視処理(S500)]
次に、メイン制御(S100)と平行して実行される紙幣取扱部2の監視処理(S500)について説明する。
この紙幣取扱部2の監視処理(S500)は、メダル貸機1の電源が投入されると開始される。
[メダル払出部6の監視処理]
次に、メダル払出部6を監視する監視処理(S600)について説明する。
このメダル払出部6の監視処理(S600)は、メダル貸機1の電源が投入されたとき、及び、以下に示す各種の異常が発生してリセットされたときに開始される。
S610では、中央制御装置50は、電源投入時にメダル有無センサ64aが2秒間連続してメダルがないことを検出したか否か、すなわちメダルが不足しているか否かを判定する。この判定は、具体的には、メダル有無センサ64aが接触抵抗値が80kΩ以下となっている時間が2秒間続いているか否かにより判定する。この判定により、2秒間続いていると判定された場合(S610:YES)、メダルが不足していると判定し、一方、2秒間の間にメダルがあると判定された場合は(S610:NO)、S612の判定を実行する。
[異常表示処理]
次に、異常が発生したことを表示ボタン44を使って7セグメントLED41に表示させる異常表示処理について説明する。
この異常表示処理は、電源が投入されると開始され、まずS710の処理を実行する。
S710では、中央制御装置50は、表示ボタン44が1回押下されたか否かを判定する。この判定で、押下されていないと判定したら(S710:NO)待機し、押下されたと判定したら(S710:YES)、S720の処理を実行する。
一方、操作が行われていないと判定された場合は、S750の処理を実行する。
[その他の制御]
(1)メダルの払出し途中において停電が発生した場合は、メダル払出部6の駆動は停止される。このような場合に備え、本実施形態では、未払いだしのメダルの枚数は、例えば記憶装置50dなどに常時記憶する処理を実行するとよい。そしてこの場合、メダル貸機1が停電から復旧して電源の再投入があった場合には、中央制御装置50に記憶された未払い分のメダル払出しデータが読み出し、メダル払出部6が起動し、メダルが払い出すよう構成すればよい。
(2)中央制御装置50は、メダル払出部6において、払出テストボタン60bが操作されると、メダルを2枚払出すメダル払出し動作を実行する。ただし、この払出テストボタン60bの操作は、5回までのみ許容されている。この払出テストボタン60bを用いた、5回目以降のメダルの払い出しは、メダル貸機1の電源を再投入しないと行うことができないよう設定されている。これによって、迅速なメダル貸機の復旧と迅速な修理作業への誘導が行えることとなる。この払出テストボタン60bを操作して行う払出しテストは、以下の場合は実行することができないよう、本実施形態のメダル貸機1は設定されている。以下の場合とは、メダル貸機1における電源電圧が低下した場合と、メダル貸機1がメカイニシャル動作中であるときと、真券信号であることが判定されメダル払出し完了まで(S340〜S417)と、クリア操作を含むリセット処理中である。このようなメダル貸機における制御が不安定な状況下でメダル払出テストを実行することによるメダル払出部を含むメダル貸機の故障の誘発を防止する。
尚、リセットスイッチ45の操作は、メダル不足処理(S431〜S436)を実行しているとき、メダル払出部6の接続異常時、紙幣取扱部2に収納された紙幣が満杯である時において受け付けることができ、一方、カウントセンサ60eの異状時、メダル詰まりが発生したとき、紙幣が判別できなかったとき、メダルが過放出されたとき、紙詰まりなどにより紙幣が収納されなかったとき、紙幣搬送装置120による紙幣の引抜きがうまくいかなかった時、不正発生時は、受け付けられないようにしてもよい。
(10)このメダル貸機1では、異状が検出されても、表示ボタン44が操作されない場合にあっては、エラーの種別を示さないエラー表示をしてもよい。例えば7セグメントLED41にはEnを表示してもよい。そして、複数種類の異状が検出されている場合には、Enの表示を点滅して表示してもよい。
(13)メダル払出部6に詰まったメダルを処置した後、リセットスイッチ45或いは払出テストボタン60bを操作し若しくは電源の再投入を行うことによりメダル払出部6を3秒間起動した後、カウントセンサ60eに基づくメダルの計数が判定できれば、復旧処理が成功したものとして、未払い分のメダルがあれば、残ったメダルの払出し制御を実行するようにしてもよい。カウントセンサに処置した後、リセットスイッチか払出テストボタンを操作し或いは電源の再投入を行うことによりメダル払出部6を2秒間起動しカウントセンサの信号入力が20ms以上LOで維持されれば、復旧処理が成功したものとして、未払い分のメダルがあれば残ったメダル払出しを実行してもよい。
(16)カウントセンサ60eに異常が発生した場合、メダル払出部6内でメダルが詰まった場合、メダル貸機1で不正が検出された場合には、7セグメントLED41には、E3、E4、E0が表示されるが、これらの表示は、リセットスイッチ45あるいは払出テストボタン60bを操作することによって、表示しないようにしてもよい。
メダル貸機1で記憶した紙幣枚数データと、遊技場管理装置110で記憶した売上データとを照合可能とする構成を備えていても良い。
(1)本実施形態のメダル貸機1を用いると、前述したように、他の信号データの干渉やノイズの影響から防護する防護手段を備えているので、メダル貸機1が備える装置間での正確な信号の伝達や、各装置で行われる各種の検出による正確な検出信号の生成を行うことが可能となる。従って、本実施形態のメダル貸機1を用いると、ノイズが発生しても正確な制御が行われるので、メダルの正確な払い出しを行うことができる。
10…筐体、10a…開口部、11…上蓋、12…中蓋、13…下蓋、13a… 受け皿、
2…紙幣取扱部、
20…紙幣取扱部本体、20a…検出部、20b…収納部、21…前方蓋部、2 1a…引掛口、22…後方蓋部、23…上方蓋部、23a…観察窓、24…中央 蓋部、25…投入口、26…案内庇、27…仕切板、28…送出口、29…搬送 ベルト、29a…搬送ローラ、30…センサ、30a…紙幣判別センサ、30b …位置決センサ、30c…投入検出センサ、30d…紙幣満杯センサ、30e… 紙幣収納センサ、30f…紙幣搬送センサ、31…搬送ベルトモータ、33…コ ネクタ、35…制御装置、39…バス、
4…主制御部、
40…筐体、42…中止ランプ、43…補給ランプ、44…表示ボタン、45… リセットスイッチ、46…ディップスイッチ、46a…ディップスイッチ、47 …コネクタ、49…バス、50…中央制御装置、50d…記憶装置、54…貯玉 会員切換部、56…紙幣搬送装置接続時切換スイッチ、
6…メダル払出部、
60…土台部、60a…メダル放出口、60b…払出テストボタン、60c…コ ネクタ、60d…ノイズキャンセラ、60e…カウントセンサ、62…連結部、 62a…ホッパー駆動モータ、64…メダルタンク、64a…メダル有無センサ 、69…バス、
8…電源部、
80…ノイズ除去装置、
90…インターフェイス部、
100…島、101…スロット機、
110…遊技場管理装置、
120…紙幣搬送装置、121…紙幣搬送制御装置、121a…金庫、122…紙幣搬送路、123…紙幣搬送分岐路、124…紙幣保留部、
130…メダル補給装置、131…メダル補給制御装置、132…メダル補給路、133…メダル補給分岐路、134…分配杵、
140…貯玉会員管理装置、
150…記憶媒体投入装置
Claims (3)
- 有価媒体の投入に基づいて遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出装置において、
投入された有価媒体の搬送動作の実行中にその旨を表す信号(以下、搬送動作中信号と言う)を出力する搬送動作中信号出力手段と、
投入された有価媒体の真偽を判定し、真正の有価媒体であると判定するとその旨を表す信号(以下、真券信号と言う)を出力する真券信号出力手段と、
前記真券信号出力手段により前記真券信号が出力されてから所定時間経過した後、真正の有価媒体を検出したことを示す真券確認信号を出力する真券確認信号出力手段と、
前記搬送動作中信号を所定時間継続して検出した後、前記搬送動作中信号と前記真券信号とを同時に検出した場合、前記真券信号を有効と確定する真券判定制御手段と、を備え、
前記真券確認信号出力手段は、前記真券信号出力手段により前記真券信号が出力されてから所定時間経過した後において、前記真券判定制御手段により前記真券信号が有効と確定されると、前記真券確認信号を出力する、
ことを特徴とする遊技媒体貸出装置。 - 請求項1に記載の遊技媒体貸出装置において、
前記真券信号出力手段は、前記真券信号を、前記有価媒体の種類に応じて異なる端子を介して出力することを特徴とする遊技媒体貸出装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の遊技媒体貸出装置において、
前記有価媒体が詰まったことを示す信号(以下、JAM信号と言う)を出力するJAM信号出力手段と、
前記JAM信号と前記真券信号とが同時に検出された場合、あるいは前記JAM信号と前記搬送動作中信号とが同時に検出された場合に、紙幣の不正な引き抜きがなされていると判定する引抜き異常判定手段と、
を備えていることを特徴とする遊技媒体貸出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005353861A JP4903430B2 (ja) | 2005-12-07 | 2005-12-07 | 遊技媒体貸出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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