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JP4907417B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description

本発明は画像形成装置に関し、詳細には電子写真方式やインクジェット方式の複写装置やプリンタ装置等の画像形成装置、特にデータ信号線数の削減に関するものである。
例えば電子写真方式の複写装置は、図10に示すように、感光体に静電潜像を形成する感光体ユニット61と、感光体に形成された静電潜像を現像して可視化する現像ユニット62と、可視化した各色の画像を重ね合わす中間転写ユニット63と、画像を転写する記録紙を収納して送り出す給紙カセット64及び記録紙に転写された画像を定着する定着ユニット65等の装置本体に対して着脱自在で交換可能な各種ユニットを有し、画像形成装置本体のCPUを有する画像形成制御手段60により駆動制御される。
この交換可能な各ユニットには装置本体との着脱状態を示す信号が各ユニットに対して設けられた検出手段からの入力信号として画像形成制御手段60に入力される。また、画像形成制御手段60の他の入力信号としては、装置内外の温湿度を検出するための温湿度センサ71や画像形成時に駆動される接離機構ならびに記録媒体などの位置・状態情報を検出するための離接センサ72と紙サイズセンサ73及びトナー濃度センサ74などの各種検出手段からの検出信号がある。この紙サイズセンサ73や給紙カセット64の装着部にある給紙カセットセンサなどは信号線が複数ビットにもなり、信号線数を大きく増大させる。また、高圧電源からのフィードバック信号等もある。
また、各ユニットにはモータやソレノイドやクラッチなどのアクチュエータが複数あり、それらを駆動する駆動手段へ駆動信号(データ信号)が画像形成制御手段60から出力信号として出力される。
画像形成装置のカラー化や高性能・多機能化により各種検出手段からの入力信号やアクチュエータへの出力信号の信号線数は増大する傾向にある。また、各種検出手段やアクチュエータを使用するには、検出結果信号や駆動信号のほかに電源供給も必要となる。
これら多数の検出手段からの検出信号及び駆動手段への駆動信号を画像形成制御手段60に入出力するために多数の信号線と電源線が必要であり、画像形成制御手段60が大型化してしまう。また、画像形成制御手段60は各ユニットや各種検出手段とは離れた位置に設置されるため、多数の信号線が装置内を這いまわり、装置の簡素化/小型化及び低コスト化に対する大きな障壁となっている。
このように信号線が多くなることを防止するため、特許文献1に示された画像形成装置は、各ユニットにI/Oエクスパンダを設け、画像形成制御手段はI/Oエクスパンダの入力ポートの状態によりユニットの種類を識別することにより、画像形成制御手段とユニットの接続信号線を少なくしている。
また、特許文献2に示された画像形成装置は、転送クロックがLレベルのときに設定され、転送クロックの立ち上がり時に取り込まれる転送データを画像シリアルデータとし、転送クロックがHレベルのときの転送データ立ち上がり信号を制御信号として画像シリアルデータと制御信号を共通のデータ信号線で転送するようにしている。
特開2002−258691号公報 特開2006−218682号公報
画像形成制御手段は画像を形成するにあたり、装置の多くの個所の状態や動作状態に応じて装置内の駆動手段やアクチュエータを細かく制御する必要がある。このように駆動手段やアクチュエータを細かく制御するためには、特許文献1に示すように、各種ユニットのI/Oエクスパンダの入力ポートの状態によりユニットの種類を識別して画像形成制御手段とユニットの接続信号線を少なくしたり、特許文献2に示すように、画像シリアルデータと制御信号を共通のデータ信号線で転送するようにしても、画像形成制御手段に入力される信号線及び出力される信号線数は膨大となり、装置が複雑化して小型化が困難になっている。
また、画像形成装置のシステム構成、すなわち入出力手段の数が変更となると、それに適した画像形成制御手段(ボード)の改造やコネクタ等の増設が必要であり、コスト高になってしまう。
本発明はこれらの問題点を解決するためのものであり、複数の検出手段から画像形成制御手段に入力する信号及び画像形成制御手段から複数の駆動手段へ出力する駆動信号とを1つの信号線に載せて膨大となるデータ入出力線を削減するとともに、画像形成システム構成が変更になった場合でも信号線数を増大させることなく対応できるように汎用性を持たせ、かつ駆動パルスを要する駆動手段の制御と複数の駆動手段の同時駆動が可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
前記問題点を解決するために、本発明の画像形成装置は、装置全体の動作を制御する画像形成制御手段と、該画像形成制御手段に対する複数の入出力手段として装置内の各種状態を検出する複数の検出手段と、画像形成制御手段に対する複数の入出力手段として複数のアクチュエータを駆動する複数の駆動手段とを有し、更に画像形成制御手段と1本のデータ線と識別信号線及び期間信号線で接続された識別制御手段を有している。そして、データ線は複数のうち所定の出力手段としての検出手段又は駆動手段から画像形成制御手段への入力信号のデータ又は画像形成制御手段から複数のうち所定の入力手段としての検出手段又は駆動手段への駆動信号のデータを転送するのに用いられる。識別信号線は、画像形成制御手段から複数のうち所定の入出力手段を識別する識別信号のデータを識別制御手段に出力するのに用いられる。期間信号線は、期間信号のデータを画像形成制御手段から識別制御手段に出力するのに用いられる。期間信号のデータは、複数のうち所定の入出力手段に対するデータの入出力を判定するのに用いられる入出力判定期間識別信号線に出力される識別信号の有効期間を表す識別有効期間及びデータ線のデータを有効と表すデータ有効期間をそれぞれ示すデータである。また、識別制御手段は期間信号線に転送されている期間信号の入出力判定期間に複数のうち入力手段としての駆動手段に駆動信号を出力するか、または複数のうち出力手段としての検出手段からの検出信号を入力するかを判定し、期間信号の識別有効期間に識別信号線に転送されている識別信号から複数の入出力手段のいずれか1つの入出力手段を識別し、期間信号のデータ有効期間に前記データ線を介して転送されるデータを識別した入出力手段のデータとして特定する。更には、本発明の画像形成装置における識別制御手段は、識別した入出力手段の駆動パルスを生成する駆動パルス生成部を有することに特徴がある。よって、データ入出力線を削減するとともに、画像形成システム構成が変更になった場合でも信号線数を増大させることなく対応できるように汎用性を持たせ、かつ駆動パルスを要する入出力手段における駆動手段の制御と複数の駆動手段の同時駆動が可能な画像形成装置を提供することができる。
また、駆動パルス生成部によって生成される駆動パルスは、識別した入出力手段に応じて予め設定されている。よって、入出力手段における駆動手段の駆動パルスを生成するための制御信号を別途必要としない。
更に、各入出力手段に複数の識別番号を割り付け、駆動パルス生成部に各識別番号に対して異なる周波数の駆動パルスを予め設定する。よって、簡単な構成で入出力手段における駆動手段の駆動周波数を複数制御することができる。
また、識別制御手段は信号発振器を有し、駆動パルスを要する入出力手段が識別され、識別された入出力手段の駆動又は停止の指示に従って信号発振器を駆動又は停止する。よって、識別制御手段を省電力化することができる。
更に、識別制御手段は、期間信号線に転送されている期間信号の入出力判定期間における識別信号線のパルス数に応じて同時駆動可能な入出力手段の数を可変する。よって、制御信号を増加することなく、複数の入出力手段における駆動手段を同時駆動することができる。
また、期間信号線に転送されている期間信号の入出力判定期間における識別信号線のパルス数だけ連続して識別有効期間を設け、任意の複数の入出力手段を識別して同時駆動する。よって、簡単な制御で、任意の複数の入出力手段における駆動手段を同時駆動することができる。
本発明の画像形成装置において、識別制御手段は、識別した入出力手段の駆動パルスを生成する駆動パルス生成部を有する。よって、入出力手段に応じて入出力手段における駆動手段の制御と複数の入出力手段における駆動手段の同時駆動が可能となる。
図1は本発明の画像形成装置の構成を示すブロック図である。同図に示すように、画像形成装置1は、装置全体の動作を制御する画像形成制御手段2と識別制御手段3及び入出力手段として複数の駆動手段4a〜4nと複数の検出手段5a〜5xを有する。駆動手段4a〜4nは、例えば静電方式で画像を形成する感光体ユニットや現像ユニット、中間転写ユニット、定着ユニット等の各種ユニット内のアクチュエータを駆動するために設けられている。検出手段5a〜5xは、各種ユニットの着脱状態や動作状態などを装置の各種状態を検出する。
また、識別制御手段3は、複数の駆動手段4a〜4nと検出手段5a〜5xの近傍に設置され、画像形成制御手段2と1本のデータ線6と識別信号線7及び期間信号線8で接続されている。この識別制御手段3は、図2のブロック図に示すように、コントローラ部31と判定回路部32とカウンタ部33とデコーダ部34及びデータ入出力部35を有している。そして、画像形成制御手段2から識別信号線7に出力される識別信号7と、期間信号線8に出力される期間信号とにより、駆動手段4a〜4nのいずれか1つを識別し、識別した駆動手段4に画像形成制御手段2からデータ線6に出力されるデータ信号を駆動信号9として出力するとともに、検出手段5a〜5xから出力する2値データ又は複数ビットのシリアルデータの検出信号10a〜10xを入力して画像形成制御手段2から識別信号線7に出力される識別信号と期間信号線8に出力される期間信号により検出手段5a〜5x毎に識別してデータ線6を介して画像形成制御手段2に出力する。
更に、期間信号線8には画像形成制御手段2から、図3のタイムチャートに示すように、期間信号としてパルスp1〜p4が出力され、識別制御手段3のコントローラ部31に入力する。この期間信号のパルスp1〜p2間は駆動手段4に駆動信号を出力するか検出手段5の検出信号を入力するかのデータの入出力を判定する入出力判定期間であり、更にパルスp2〜p3間は駆動手段4a〜4nと検出手段5a〜5xを識別するため識別信号線7に出力される識別信号を有効とする識別有効期間であり、パルスp3〜p4間はデータ線6のデータ有効期間である。また、識別信号線7には識別信号として識別パルスが出力され、識別制御手段3の判定回路部32とカウンタ部33に入力する。この識別パルス数を計数して駆動手段4a〜4nと検出手段5a〜5xを識別する。例えば識別パルス数がnのときは、駆動手段4n又は検出手段5nのいずれかが識別され、入出力判定期間の判定結果によって、駆動手段4n又は検出手段5nのどちらかを識別する。このように期間信号において入出力判定期間を識別有効期間の直前に設けることにより、識別信号の識別パルス数を検出手段5と駆動手段4で共用することができ、識別信号の識別パルス数を少なくして識別有効期間を短くできるとともに識別パルスを計数するカウンタ規模を小さくできる。
この期間信号p1〜p4までの間に生成される期間信号と識別信号及びデータ信号からなる一連の信号群をパケットということにする。また、対(ペア)として使用したい駆動手段4と検出手段5を同じ識別パルス数とすることにより、入出力手段の識別制御を効率良く行うことができる。すなわち、図3に示すように、ペアにした先のパケットAで駆動手段4を識別駆動し、後のパケットBで検出手段5を識別検出することにより、駆動手段4によって駆動変化した結果を識別信号の識別パルス数を変化させることなく確認することができる。例えば、駆動手段4でソレノイドやモータなどを駆動して接離機構を作動させ、その結果を接離機構部に設けた検出手段5の検出結果を求めることにより正しく駆動できたかを駆動直後に確認することができる。
ここで、駆動手段4や検出手段5を識別する場合の一例を図4に示す。識別信号が有効となる期間内に発生する識別信号のパルス数pnをカウントすることにより識別制御手段3は駆動手段4a〜4n又は検出手段5a〜5xの中から、該当する入出力手段を識別する。例えば、識別信号の有効期間aにおいて識別信号のパルス数がpnaであった場合、駆動手段4a又は検出手段5aを識別選択し、識別信号の有効期間bにおいてパルス数がpnbの場合は駆動手段4b又は検出手段5bを選択するというように、予め識別制御手段3で識別信号のパルス数を駆動手段4と検出手段5に対応させておく。
また、識別制御手段3のコントローラ部31は、画像形成制御手段2から期間信号線8に出力される期間信号のパルスp1〜p4を入力して、図3に示すように、/Reset信号とDetect信号及び入出力期間信号を生成して判定回路部32に出力するとともに/Reset信号とDetect信号をカウンタ部33に出力する。判定回路部32は入出力期間における識別信号線7の状態によってデータ線6上のデータを有効にするアウトプットイネーブル信号(O.E信号)を生成してデータの入出力を制御する。そして、ペアにした先のパケットAの入出力期間で識別信号線7に駆動パルスが生成された場合は、認識する入出力手段は駆動手段4となり、画像形成制御手段2からデータ線6に出力されたデータを識別された駆動手段4の駆動データとして出力する。また、後のパケットBの入出力期間で識別信号線7に駆動パルスが生成されない場合は、認識する入出力手段は検出手段5となり、データ線6上のデータ有効期間のデータを検出信号として画像形成制御手段2が取り込む。
更に、カウンタ部33は、コントローラ部31で生成された/Reset信号とDetect信号で定まる識別信号有効期間内に識別信号線7の識別データである識別パルス数を計数し、計数したカウント値をデコーダ部34へ出力する。デコーダ部34は、検出手段5a〜5xとデータ線11a〜11xでそれぞれ接続され、駆動手段4a〜4nとデータ線12a〜12nでそれぞれ接続され、入力したカウント値により1つの駆動手段4と検出手段5を識別選択し、データ有効期間にデータ線6から取り込んだデータを識別選択した駆動手段4にデータ線12を介して駆動信号9として出力し、識別選択した検出手段5からデータ線11を介して出力されるデータ10をO.E信号によってデータ線6に出力する。また、図2に示すように、駆動手段に応じて駆動パルス生成部41a〜41nをそれぞれ設け、各駆動パルス生成部41a〜41nは駆動手段に応じて予め設定された駆動パルスを生成する。判定回路部32が出力と判定した場合、デコーダ部34はカウンタ値に従ってデータ線6のデータを該当する駆動手段への駆動信号として出力する。そして、該当する駆動手段が、ソレノイド、クラッチ等の場合は駆動信号としてデータをそのまま出力し、モータ等の他の駆動パルスが必要な駆動手段の場合には駆動パルス生成部が生成する予め設定された駆動パルスと共に出力する。例えば、駆動パルス生成部41aはDCモータの駆動パルス、駆動パルス生成部41bは別のDCモータの駆動パルス、また駆動パルス生成部41nはステッピングモータの二相の駆動パルスa,bというように予め設定された駆動パルスを生成する。
この駆動手段4a〜4nにデータ線12a〜12nを介して出力する駆動信号9a〜9nのデータを有効とするタイミングを図5に示す。期間信号のパルスp3の立ち上がりエッジでデータ線6上のデータは有効となる。駆動タイミングに正確さが要求されない場合はデータが有効な期間であるパルスp3〜p4の間にデータ線6上のデータをある一定のタイミングで取り込んで該当する駆動手段4に出力すれば良い。しかし、駆動タイミングに厳密さが要求される場合は、駆動データが有効な期間であるパルスp3〜p4の間に識別信号線7に所望のタイミングt0でラッチパルスを送出し、そのパルスでデータ線6上のデータを該当する駆動手段4に出力する。このようにして駆動タイミングを微調整する。例えば、駆動信号「H」でDCモータが駆動開始したりあるいはソレノイドがオンする場合、データ線6上のデータを有効期間に「H」として、所望のタイミングでパルスを識別信号線7に送出する。そして、DCモータが駆動停止させたりあるいはソレノイドをオフする場合は、データ有効期間のデータを「L」として、上述のように所望のタイミングでラッチパルスを生成する。また、識別対象の駆動手段が単相のDCモータで、上記例のように駆動信号「H」で駆動させる場合、ラッチパルスによって一定周期の駆動パルスDを駆動パルス生成部によって生成して出力する。識別対象の駆動手段が単相のステッピングモータの場合は、上記ラッチパルスのタイミングで駆動パルスSの生成/停止を、脱調しないようスローアップを行うために、図5に示すように、t3>t2>t1の周期の異なる駆動パルスを生成し出力し続ける。データ有効期間のデータが「L」になってモータを停止する場合はラッチパルスのタイミングでスローダウンを開始して駆動パルスを停止する。
また、図6に示すように、1つの駆動手段に対し複数の識別番号(ID)を割り付け、それぞれの識別番号で異なる駆動パルスを生成するような駆動手段、例えば書込み密度に応じて回転速度を変える必要がある感光体や中間転写ベルトなどの駆動モータ42の駆動パルスがそれに相当する。この場合、デコーダ部34からの駆動信号A、B又はCに基づいて駆動パルス生成部41aが生成する駆動パルスAと識別番号Aが論理積回路44aに供給され、論理積回路44aの出力が論理和回路45に供給される。また、デコーダ部34からの駆動信号A、B又はCに基づいて駆動パルス生成部41bが生成する駆動パルスBと識別番号Bが論理積回路44bに供給され、論理積回路44bの出力が論理和回路45に供給される。更に、デコーダ部34からの駆動信号A、B又はCに基づいて駆動パルス生成部41cが生成する駆動パルスCと識別番号Cが論理積回路44cに供給され、論理積回路44cの出力が論理和回路45に供給される。そして、論理和回路45からの出力である駆動パルスA、B又はCが感光体モータ駆動部43に供給される。例えば、デコーダ部34からの識別番号Aが論理積回路44aに供給されると、論理積回路44aは駆動パルス生成部41aで生成された駆動パルスAを論理和回路45に供給し、識別番号B及び識別番号Cがデコーダ部34から出力されていないときは、論理和回路45から駆動パルスAが感光体モータ駆動部43に供給され、感光体モータ駆動部43は駆動モータ42を周波数fAの駆動パルスAを出力する。このように、感光体の駆動モータ42の感光体モータ駆動部43に識別番号A,B,Cを付与して、識別番号Aのときは周波数fAの駆動パルスA、識別番号Bのときは周波数fBの駆動パルスB、識別番号Cのときは周波数fCの駆動パルスCを感光体モータ駆動手段43に出力する。
図7は本発明の画像形成装置における識別制御手段の別の構成を示すブロック図である。同図において図2と同じ参照符号は同じ構成要素を示す。同図に示す識別制御手段3は、信号発振器(OSC)46及び論理和回路47を有している。識別制御手段3に接続された複数の駆動手段の内、駆動パルスを要する駆動手段が1つでも駆動状態になると、論理和回路47から信号発信器46に供給されるEN信号が有効になり、信号発振器46が動作する。よって、識別番号により選択されて、駆動パルス生成が必要になった時点で、信号発振器46が動作する。つまり、駆動手段の駆動信号9a〜9nは、駆動停止のために識別されるまで、「H」状態を維持する。ただし、駆動手段によっては、駆動信号が「L」の場合もある。また、識別制御手段に接続された全ての駆動手段が停止要求を受けた場合、つまり全ての駆動信号9a〜9nが「L」である場合、信号発振器46を停止し、駆動パルス生成部へのクロック(CLK)の供給を停止するようにする。
以上説明したような識別制御方法の場合、制御対象の各駆動手段は個別に識別番号(ID)が割り付けられ、識別期間において1つの駆動手段のみ識別するようにしているので、複数の駆動手段を同時に駆動することはできない。そこで、複数の駆動手段の同時駆動を可能とするために、入出力判定期間における識別信号線に複数のパルスを生成することにする。つまり、入力判定期間における識別信号線のパルスが1つの場合は、上述したように識別対象の駆動手段は1つである。入力判定期間における識別信号線のパルスが2つの場合は、識別対象の駆動手段は2つ、入力判定期間における識別信号線のパルスが3つの場合は、識別対象の駆動手段は3つというように、入力判定期間における識別信号線のパルスの数に応じて同時駆動する駆動手段の数を可変制御する。
ここで、信号線の信号波形の一例を図8に示す。パケット1が検出手段の識別で、パケット2とパケット3が同時駆動する駆動手段が複数ある場合の識別の制御タイミングである。入力判定期間における識別信号線のパルス数に応じて、識別信号の識別有効期間の数が変化する。同時駆動する駆動手段が2つの場合をパケット2に、同時駆動する駆動手段が4つ場合をパケット3に示す。このとき、入出力特定期間における識別信号のパルス数(crst_rset)はそれぞれ2と4となる。パケット2で識別番号(ID)がB,Cの駆動手段が順に識別され、データ有効期間Dで同時に駆動(または停止)され、次のパケットでは識別番号E,F,G,Hの駆動手段が順に識別され、データ有効期間Iで同時に駆動(または停止)される。
次に、識別制御手段のデコード接続部分の機能ブロックの一例を図9に示す。同図において、識別信号のカウント値(識別番号(ID))を保持してデコーダに識別番号(ID)を設定するレジスタ並びにデコーダを、同時駆動の可能性のある駆動手段の同数設けている。カウンタ48は、各パケットの終了時(信号;/Reset)と識別有効期間の終了時(信号;crst_rset)にリセットされる。カウンタ48は識別有効期間(信号;検出信号)における識別信号パルスをカウントし、識別有効期間に順にアクティブとなるレジスタ49a〜49nにカウント値を出力する。アクディブとなったレジスタ49a〜49nは信号;crst_rsetでカウント値を次のアクティブになるときまで保持し、デコーダ50a〜50nに出力する。デコーダ50a〜50nは、カウント値に合致した識別番号(ID)を有する駆動手段への駆動信号を出力可能となるよう各駆動信号線のバッファ51a〜51nを制御する。バッファ51a〜51nを介した駆動データは、データ有効期間のラッチパルスにより確定し、駆動手段へ出力される。なお、同時駆動する駆動手段の組合せが予め分かっている場合には、その組合せに対して新たに識別番号(ID)を設けて、識別駆動する方法もある。この場合は全ての駆動手段の組合せについて識別番号(ID)を設けることになる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内の記載であれば多種の変形や置換可能であることは言うまでもない。
この発明の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 識別制御手段の構成を示すブロック図である。 識別制御手段で処理する信号制御タイミングを示すタイムチャートである。 入出力手段を識別する識別信号の識別パルスを示すタイムチャートである。 駆動信号のデータを有効とするタイミングを示すタイムチャートである。 1つの駆動手段に対し複数の識別番号を割り付けで異なる駆動パルスを生成する論理回路を示す回路図である。 本発明の画像形成装置における識別制御手段の別の構成を示すブロック図である。 図7の信号線の信号波形の一例を示すタイムチャートである。 識別制御手段のデコード接続部分の機能ブロックの一例を示す回路図である。 従来の画像形成装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1;画像形成装置、2;画像形成制御手段、3;識別制御手段、4;駆動手段、
5;検出手段、6;データ線、7;識別信号線、8;期間信号線、
31;コントローラ部、32;判定回路部、33;カウンタ部、
34;デコーダ部、35;データ入出力部、
41a〜41n;駆動パルス生成部、42;感光体モータ、
43;感光体モータ駆動部、44a〜44c;論理積回路、
45,47;論理和回路、46;信号発振器、48;カウンタ、
49a〜49n;レジスタ、50a〜50n;デコーダ、
51a〜51n;バッファ、52a〜52n;フリップフロップ。

Claims (6)

  1. 装置全体の動作を制御する画像形成制御手段と、
    該画像形成制御手段に対する複数の入出力手段として装置内の各種状態を検出する複数の検出手段と
    前記画像形成制御手段に対する複数の入出力手段として複数のアクチュエータを駆動する複数の駆動手段とを有する画像形成装置であって、
    記画像形成制御手段と1本のデータ線と識別信号線及び期間信号線で接続された識別制御手段を有し、
    前記データ線は複数のうち所定の出力手段としての前記検出手段又は前記駆動手段から前記画像形成制御手段への入力信号のデータ又は前記画像形成制御手段から複数のうち所定の入力手段としての前記検出手段又は前記駆動手段への駆動信号のデータを転送するのに用いられ、
    前記識別信号線は、前記画像形成制御手段から複数のうち所定の前記入出力手段を識別する識別信号のデータを前記識別制御手段に出力するのに用いられ、
    前記期間信号線は、期間信号のデータを前記画像形成制御手段から前記識別制御手段に出力するのに用いられ、
    前記期間信号のデータは、複数のうち所定の前記入出力手段に対するデータの入出力を判定するのに用いられる入出力判定期間前記識別信号線に出力される識別信号の有効期間を表す識別有効期間及び前記データ線のデータを有効と表すデータ有効期間をそれぞれ示すデータであり
    前記識別制御手段は前記期間信号線に転送されている期間信号の入出力判定期間に複数のうち入力手段としての前記駆動手段に駆動信号を出力するか、または複数のうち出力手段としての前記検出手段からの検出信号を入力するかを判定し、
    前記期間信号の識別有効期間に前記識別信号線に転送されている識別信号から複数の前記入出力手段のいずれか1つの入出力手段を識別し、前記期間信号のデータ有効期間に前記データ線を介して転送されるデータを識別した前記入出力手段のデータとして特定
    前記識別制御手段は、識別した前記入出力手段の駆動パルスを生成する駆動パルス生成部を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記駆動パルス生成部によって生成される駆動パルスは、識別した前記入出力手段に応じて予め設定されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記各入出力手段に複数の識別番号を割り付け、前記駆動パルス生成部に各識別番号に対して異なる周波数の駆動パルスを予め設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記識別制御手段は信号発振器を有し、駆動パルスを要する前記入出力手段が識別され、識別された前記入出力手段の駆動又は停止の指示に従って前記信号発振器を駆動又は停止することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記識別制御手段は、前記期間信号線に転送されている期間信号の入出力判定期間における前記識別信号線のパルス数に応じて同時駆動可能な前記入出力手段の数を可変することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記期間信号線に転送されている期間信号の入出力判定期間における前記識別信号線のパルス数だけ連続して前記識別有効期間を設け、任意の複数の前記入出力手段を識別して同時駆動することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
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