JP4907486B2 - グリニャール試薬の製法 - Google Patents
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Description
で示されるチエノイミダゾ−ル化合物を合成中間体として用いる製法(ケミカル・レビューズ(Chemical Reviews),97巻,6号,1755−1792頁,1997年、特公昭49−32551号、特公昭53−27279号、特公平3−66312号、特公平5−9064号)等が知られている。
R−I (VIII)
式中、Rは、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいビシクロ基、置換基を有していてもよいアルケニル基、ヘテロ原子として窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる原子を1乃至4個包含する複素環式基(当該複素環式基は置換基を有していてもよい)又は置換基を有していてもよいアリール基を表す、
で示される化合物を塩素、臭素、塩化水素又は臭化水素で処理した亜鉛又はマグネシウムと反応することを特徴とする一般式(IX):
R−X−Y (IX)
式中、Xは、亜鉛又はマグネシウムを表し、Yは、ヨウ素、臭素又は塩素を表す、
で示される化合物の製法に関する。
R−I (VIII)
式中、Rは、前記と同一意味を表す、
で示される化合物を一般式(X):
M−Y (X)
式中、Mは、金属原子を表し、Yは、前記と同一意味を表す、
で示される塩の存在下、亜鉛又はマグネシウムと反応することを特徴とする一般式(IX):
R−X−Y (IX)
式中、記号は前記と同一意味を表す、
で示される化合物の製法に関する。
すなわち、本発明で得られるグリニャール試薬は、以下の製法:
一般式(II−a):
で示される化合物又はその塩を、環変換させることを特徴とする一般式(I):
で示される化合物又はその塩の製法;
で示される化合物又はその塩を製し、必要に応じて加水分解して、一般式(I−a):
で示される化合物又はその塩を製し、次いで得られた化合物(I−a)を環化及びエピ化することを特徴とする、一般式(III):
で示される化合物又はその塩を還元し、必要に応じて加水分解して、一般式(I−a):
式中、記号は前記と同一意味を有する、
で示される化合物又はその塩を製し、次いで得られた化合物(I−a)を環化及びエピ化することを特徴とする、一般式(III):
で示される化合物の製法;
で示される化合物又はその塩を、環変換および環化させることを特徴とする一般式(III):
で示される化合物の製法;
で示される化合物又はその塩に、一般式(7):
R2−NH2 (7)
式中、記号は前記と同一意味を表す、
で示される化合物及びシアン化化合物と反応することを特徴とする一般式(6−a):
で示される化合物又はその塩を製し、次いで得られた化合物(5−a)に、一般式(7):
R2−NH2 (7)
式中、記号は前記と同一意味を表す、
で示される化合物及びシアン化化合物と反応することを特徴とする一般式(6−a):
で示される化合物を製し、次いで得られた化合物(II−c)を環変換し、一般式(I−b):
で示される化合物又はその塩を製し、さらに得られた化合物(I−b)を加水分解し、一般式(I−a):
式中、記号は前記と同一意味を表す、
で示される化合物又はその塩を製し、次いで得られた化合物(I−a)を環化及びエピ化することを特徴とする、一般式(III):
式中、記号は前記と同一意味を表す、
で示される化合物の製法;
で示される化合物を反応させ、一般式(VI):
で示される化合物又はその塩を得、次いで得られた化合物(VI)を、還元し、必要であれば加水分解し、さらに必要であればR1及び/又はR2を水素原子へ変換することを特徴とする、式(VII):
(1)亜鉛末92.8gをテトラヒドロフラン180mlとトルエン120mlの混合液にけん濁し、10℃〜37℃にて臭素58gを15分間で加えた後、15分間で50℃まで溶液を昇温した。溶液に5−ヨード吉草酸エチルエステル186.4gを50℃〜55℃で3。5時間で滴下した。
(2)実施例1−(1)で得た溶液を30℃まで冷却した後、トルエン360ml、(3aS,6aR)−1,3−ジベンジル−ヘキサヒドロ−4H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン176g及びパラジウム触媒(デグサ社製;E 1002 NN/D 10%Pd)4.8gのN,N−ジメチルホルムアミド44mlけん濁液を順次加え、28℃〜40℃で17時間攪拌した。溶液に塩酸(濃塩酸157ml+水184ml)を10℃〜30℃で加え、20℃で1時間攪拌した。溶液をろ過した後、ろ液を40分間で40℃まで昇温し、分液した。有機層を水、炭酸水素ナトリウム水溶液、亜硫酸ナトリウム水溶液、水の順に洗浄して、濃縮した。残さにトルエンを加え、さらに濃縮した。残渣をメタノール67mlに溶解した後、活性炭6.7gを加え攪拌し、ろ過した。残さをメタノール67mlで洗浄し、ろ液と合して次の工程に用いた。
上記反応で得た生成物を一部けん化して(5Z)−5−[(3aS,6aR)−1,3−ジベンジル−ヘキサヒドロ−2−オキソ−4H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−4−イリデン]ペンタン酸として下記条件にてHPLCで定量することにより、上記反応で得た(5Z)−5−[(3aS,6aR)−1,3−ジベンジル−ヘキサヒドロ−2−オキソ−4H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−4−イリデン]ペンタン酸エチルエステルを220g得たことを確認した。
カラム:L−カラムODS(4.6×150mm)(島津製作所社製)、移動層:アセトニトリル/ニ燐酸水素カリウム(pH3)=40/60、流速:1.0ml/min、UV検出:254nm、カラム温度40℃
(3)実施例1−(2)で得たメタノール溶液88mlをメタノール313ml、水110ml、パラジウム触媒(デグサ社製;E 106 NN/W 5% Pd)9.06gを加え、水素圧9khPa、内温110℃で16時間攪拌した。溶液を冷却後、触媒をろ過し、メタノール350mlで洗浄した。ろ液に水酸化ナトリウム水溶液(水酸化ナトリウム14.6g+水55ml)を加え、50℃で1時間攪拌した。溶液に30℃以下で10%塩酸をpH7になるまで加えた後、濃縮した。残さにトルエンを加え、さらに濃縮した。残さをトルエン300mlに溶解した後、40℃で加温しながら、10%塩酸、水で洗浄した。有機層を下記条件にてHPLCで定量することにより、上記反応で得た(3aS,4S,6aR)−1,3−ジベンジル−ヘキサヒドロ−2−オキソ−4H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−4−ペンタン酸を52g得たことを確認した。
カラム:L−カラムODS(4.6×150mm)(島津製作所社製)、移動層:アセトニトリル/ニ燐酸水素カリウム(pH3)=40/60、流速:1.0ml/min、UV検出:254nm、カラム温度40℃
(4)実施例1−(3)で得たトルエン溶液を濃縮した後、メシチレンで置換濃縮した。残さをメシチレン166mlに溶解し、メタンスルホン酸108mlを加え、133℃で1時間攪拌した。溶液を80℃まで冷却し、酢酸15mlを加え、当該溶液を精製水1040mlに30℃以下で滴下した。溶液を氷冷1時間後、析出した結晶をろ取し、水及びアセトンで洗浄し、減圧乾燥することにより粗ビオチン25.7gを得た。
粗ビオチン24.6gを水酸化ナトリウム水溶液(水酸化ナトリウム4.42g+水330ml)に溶解し、50℃〜60℃にて希塩酸を用いてpH8.5に調整した。溶液に50℃〜60℃にて活性炭16gを加え、10分間攪拌した後、ろ過した。ろ液を90℃〜95℃に加熱して、濃塩酸で溶液をpH1.8−2.2に調整し、中和晶析を行った。同温で30分間攪拌し、育晶する。溶液を徐冷、氷冷後、析出した結晶をろ別した。結晶を50℃で終夜送風乾燥を行うことにより、(+)−ビオチン22.4gを得た。
参考例1
(1)(4R)−3−ベンジル−4−ヒドロキシメチルチアゾリジン−2−オン20gをジメチルスルホキシド45mlに室温下溶解し、ピリジン1.45ml、トリフルオロ酢酸1.38ml、酢酸エチル30mlを順に加えた。25℃にてジシクロへキシルカルボジイミド22.2g及び酢酸エチル15mlを加え、50℃で3時間攪拌する。反応液に酢酸エチル100mlを加え、10℃以下で30分間攪拌し、析出物をろ別した。ろ液を食塩水(飽和食塩水:水=1:1)で洗浄し、水層をさらに酢酸エチルで抽出した。有機層を合し、食塩水(飽和食塩水:水=1:1)で洗浄し、乾燥、濃縮することにより、(4R)−2−オキソ−3−ベンジルチアゾリジン−4−カルバルデヒドを得た。
(2)参考例1−(1)で得た化合物をジクロロメタン50mlに溶解し、20℃〜25℃にて、硫酸マグネシウム5gを加える。5℃以下にて、溶液にベンジルアミン4.89mlを加え、20℃〜25℃で1時間30分攪拌した。溶液を−5℃へ冷却した後、シアン化ナトリウム4.39g及び酢酸5.1mlの水溶液15mlを、−5℃〜0℃で加えた。次いで溶液を20℃〜25℃へ4時間かけて昇温した後、12時間攪拌した。溶液にジクロロメタン50mlを加え、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水で洗浄した。有機層を乾燥、濃縮することにより、(4R)−4−[1−(N−ベンジルアミノ)−1−シアノメチル]−3−ベンジルチアゾリジン−2−オンのsyn体及びanti体の混合物13.47gを淡黄色結晶として得た。混合物の光学純度を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で分析してみると、syn体:anti体=14:1の割合であった。
(HPLC条件)
カラム:L−カラムODS(4.6x150mm)〔島津製作所製〕、移動層:0.01M KH2PO4(pH=3)/アセトニトリル=50/50、流速:0.5ml/minl、UV検出:225nm、カラム温度:40℃。
syn体:
融点:124−125℃
〔α〕D 25:+46.1°(C=1.0、クロロホルム)
光学純度(HPLC):99%ee
(HPLC条件)
カラム:キラルセルAD−H(4.6x250mm)〔ダイセル化学工業社製〕、移動層:エタノール/n−ヘキサン=10/90、流速:0.8ml/min、UV検出:225nm、カラム温度:40℃
anti体:
MS・APCI(m/z):338[(M+H)+]。
(3)参考例1−(2)で得た化合物をトルエン30mlに懸濁し、氷冷下、水1.44ml及び濃硫酸14.8mlを加え、40℃で24時間攪拌した。30℃以下で、溶液に水7ml、アセトン39ml、水45mlを順に加えた。次いで、40℃以下で、溶液に濃アンモニア水45mlを加え、25℃で30分間攪拌した。析出晶をろ取し、アセトン、水、アセトンの順で洗浄し、乾燥することにより、(4R)−4−[(1R)−1−(N−ベンジルアミノ)−1−カルバモイルメチル]−3−ベンジルチアゾリジン−2−オン12.6gを淡黄色結晶として得た。
融点:194−195℃
ESI・MS(m/z):356(M++1)
〔α〕D 20:−38.8°(C=0.45、N,N−ジメチルホルムアミド)。
(4R)−4−[(1R)−1−(N−ベンジルアミノ)−1−カルバモイルメチル]−3−ベンジルチアゾリジン−2−オン100gをN,N−ジメチルホルムアミド200mlに溶解し、窒素気流下、85℃で5時間攪拌した。90℃〜95℃で、溶液に35%塩酸200mlを滴下し、1時間15分攪拌した。さらに、35%塩酸100mlを滴下し、2時間攪拌した。次いで、85℃で水200mlを滴下した。溶液を氷冷して、析出晶をろ取し、水で洗浄後、50℃で17時間乾燥することにより、(4R,5R)−1,3−ジベンジル−2−オキソ−5−(メルカプトメチル)イミダゾリジン−4−カルボン酸93.1gを無色結晶として得た。
融点:159−160℃
ESI・MS(m/z):357(M++1)
〔α〕D 20:+48.8°(C=0.62、N,N−ジメチルホルムアミド)。
(4R,5R)−1,3−ジベンジル−2−オキソ−5−(メルカプトメチル)イミダゾリジン−4−カルボン酸30g、ピリジン22.7g、トリフルオロ酢酸2.6mlのクロロホルム240ml溶液に、ジシクロヘキシルカルボジイミド17.4gのクロロホルム60ml溶液を5℃にて30分間で滴下した。溶液を5時間還流した後、減圧濃縮した。酢酸エチルにて2回置換濃縮した後、残渣に酢酸エチル300mlを加え、50℃で30分間攪拌した。25℃まで冷却後、不溶物をろ別した。ろ液を濃縮した後、メタノール85mlを加え加熱溶解した。溶液を冷却後、析出晶をろ取し、冷メタノールにて洗浄した。析出晶を50℃にて送風乾燥することにより、(3aS,6aR)−1,3−ジベンジル−ヘキサヒドロ−4H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン21.3gを無色結晶として得た。
融点:122−123℃
〔α〕D 25:+90.5°(C=1.0、クロロホルム)。
窒素雰囲気下、亜鉛末30.4gをテトラヒドロフラン55mlに懸濁し、トリメチルシリルクロリド3.5mlを加え、15分間攪拌した。40℃に加熱後、5−ヨード吉草酸エチルエステル102.9gの滴下を開始した。滴下と同時に発熱するが、60℃〜65℃を維持するよう滴下を続けた。滴下終了後、テトラヒドロフラン5mlで洗浄し、55℃の外浴に漬け攪拌を続け(滴下と攪拌の総時間:50分間)、高速液体クロマトグラフィーで5−ヨード吉草酸エチルエステルの消失を確認後、23℃まで冷却した。そこへトルエン125ml、(3aS,6aR)−1,3−ジベンジル−ヘキサヒドロ−4H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン52.5g、10%水酸化パラジウム炭素1.09g、トルエン50ml、N,N−ジメチルホルムアミド11.5mlを順に加えて24℃〜35.5℃で50分間攪拌した。反応液を活性炭12gとセライト32.5gを用いろ過し、テトラヒドロフラン200mlで洗浄した。ろ液および洗液を合し、2M塩酸で洗浄後、水洗し、濃縮した。濃縮残さをトルエン390mlに溶解し、p−トルエンスルホン酸・一水和物2.95gを加え、20℃〜25℃で1時間半攪拌した。40℃〜45℃で溶媒を約100ml留去し、残りを水、チオ硫酸ナトリウム水溶液、水の順に洗浄し、さらに濃縮して、(5Z)−5−[(3aS,6aR)−1,3−ジベンジル−ヘキサヒドロ−2−オキソ−4H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−4−イリデン]ペンタン酸エチルエステル60.6gを油状物として得た。
精製水400ml、20%水酸化パラジウム炭素(50%ウェット)12.85g、(5Z)−5−[(3aS,6aR)−1,3−ジベンジル−ヘキサヒドロ−2−オキソ−4H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−4−イリデン]ペンタン酸エチルエステル249.5gのメタノール900ml溶液の順に加え、水素490kPaで3回置換した。さらに6.5℃で627kPa水素圧をかけ、500rpmで攪拌した。加熱開始後50分で92.5℃、843kPa、4時間後には、117℃、921kPa、11時間後には、116℃、853kPaとなっていたので、882kPaまで水素をチャージした。24時間後、115℃、892kPaで反応液を冷却し、メタノールで洗いこみ、触媒をろ過した。濾液を濃縮し、残渣にトルエン400mlを加え置換濃縮を外浴65℃で3回行った。上記残渣にメタノール1206ml、水402ml及び水酸化ナトリウム53.3gを加え、40℃で2時間攪拌した。反応液に10%塩酸水300gを加え、pHを7に中和し、活性炭6gを加え、室温で40分間攪拌した。反応液を活性炭6gでプレコートろ過した。メタノールを減圧留去し、酢酸エチル600mlを加える。10%塩酸水を加え抽出(水層のpHは0.7)し、有機層を10%食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウで乾燥後、ろ過した。抽出液を減圧濃縮し、酢酸エチルが飛ばなくなったらメシチレン170mlで2回置換濃縮し、(3aS,4S,6aR)−1,3−ジベンジル−ヘキサヒドロ−2−オキソ−4H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−4−ペンタン酸170.1gを無色油状物として得た。
(3aS,4S,6aR)−1,3−ジベンジル−ヘキサヒドロ−2−オキソ−4H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−4−ペンタン酸3.0g及び48%臭化水素酸24mlの混合物を、110℃〜120℃で48時間加熱還流した。トルエン10mlで熱時抽出を4回行い、ベンジルブロミドを除去した。水層を濃縮し、残さに水15ml及び6M水酸化ナトリウム水溶液11.5mlを加え、続いてエトキシカルボニルクロリド3.36gを滴下し、pHを8〜10に保ち、室温で3時間反応を行った。その後、反応液を70℃〜80℃に昇温し、20時間反応を行った(この間、6M水酸化ナトリウム水溶液を加えてpHを12に保つ)。16%塩酸7mlでpHを7.4〜7.8に調整し、90℃〜95℃で活性炭1.0gを用いてろ過を行った。ろ液を80℃〜85℃まで加熱し、16%塩酸6mlを用いてpH1.8〜2.2に調整し、中和晶析を行った。冷却後、ろ取して水洗し、50℃で送風乾燥して、(+)−ビオチン1.38gを無色結晶として得た。
(1)(4R)−3−ベンジル−4−ヒドロキシメチルチアゾリジン−2−オン79.3gを参考例1−(2)と同様に処理して、析出した結晶をろ別した後、ろ液を濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン:クロロホルム:酢酸エチル=5:5:1)で精製し、(4R)−4−[(1S)−1−(N−ベンジルアミノ)−1−シアノメチル]−3−ベンジルチアゾリジン−2−オン9.3gを得た。
融点:131−132℃
〔α〕D 23:−174.7°(C=1.0、クロロホルム)
MS・APCI(m/z):338[(M+H)+]。
(2)(4R)−4−[(1S)−1−(N−ベンジルアミノ)−1−シアノメチル]−3−ベンジルチアゾリジン−2−オン6.0gを参考例1−(3)と同様に処理することにより、無色油状の(4R)−4−[(1S)−1−(N−ベンジルアミノ)−1−カルバモイルメチル]−3−ベンジルチアゾリジン−2−オンを得た。次いで、酢酸エチルに溶解し、4M塩化水素−酢酸エチル溶液6mlを加え、析出晶をろ取して、(4R)−4−[(1S)−1−(N−ベンジルアミノ)−1−カルバモイルメチル]−3−ベンジルチアゾリジン−2−オン塩酸塩4.3gを得た。
ESI・MS(m/z):356(M++1)
〔α〕D 23:−32.6°(C=1.0、メタノール)。
(3)(4R)−4−[(1S)−1−(N−ベンジルアミノ)−1−カルバモイルメチル]−3−ベンジルチアゾリジン−2−オン塩酸塩0.541gをN,N−ジメチルホルムアミド10mlに溶かし、窒素気流下100℃で3時間攪拌した。反応液に酢酸エチルを加え、水、飽和食塩水で洗浄後、乾燥、濃縮した。残渣をヘキサンで結晶化させ、(3aS,6aR)−1,3−ジベンジル−ヘキサヒドロ−4H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン342mgを無色結晶として得た。
光学純度(HPLC):>91%ee
(HPLC条件)
カラム:キラルセルAD(4.6x250mm)〔ダイセル化学工業社製〕、移動層:エタノール/ヘキサン=15/85、流速:0.8ml/min、UV検出:225nm、カラム温度:40℃。
(4R,5R)−1,3−ジベンジル−2−オキソ−5−(メルカプトメチル)イミダゾリジン−4−カルボン酸20gをクロロホルム160mlに溶かし、ピリジン6.2gを加え、氷冷下、ジシクロへキシルカルボジイミド12.7gのクロロホルム40ml溶液を15℃以下で加えた。室温で1時間攪拌し、反応液に酢酸エチルを加えてろ過した。ろ液を、2M塩酸、水、飽和重曹水、および飽和食塩水で洗浄した。有機層を乾燥した後、濃縮した。残渣を酢酸エチルにて再結晶化して(3aR,6aR)−1,3−ジベンジル−ヘキサヒドロ−4H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン8.0gを得た。
融点:115−116℃
〔α〕D 26:+10.6°(C=1.0、クロロホルム)。
(3aR,6aR)−1,3−ジベンジル−ヘキサヒドロ−4H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン100mgをクロロホルム1mlに溶かし、ピリジン0.5mlを加え、室温で23時間攪拌した。反応液を、2M塩酸、水、飽和重曹水、および飽和食塩水で洗浄した。有機層を乾燥した後、濃縮した。イソプロピルエーテルを加えて析出した結晶をろ別し、(3aS,6aR)−1,3−ジベンジル−ヘキサヒドロ−4H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン75.1mgを得た。
融点:122−123℃
〔α〕D 25:+90.5°(C=1.0、クロロホルム)。
(4R)−4−[(1R)−1−(N−ベンジルアミノ)−1−カルバモイルメチル]−3−ベンジルチアゾリジン−2−オン14gのN,N−ジメチルホルムアミド39ml溶液に重曹3.96gを加え、80〜85℃にて17時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、濃縮残渣にメタノール40ml及び水20mlを加えて5℃以下で1時間攪拌した。析出晶をろ取し、メタノール80ml及び水40mlの混合液で洗浄後、50℃で17時間送風乾燥することにより、(4S,4’S,5R,5’R)−5,5’−[ジチオビス(メチレン)]ビス(1,3−ジベンジル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボキサミド)12.14gを淡黄色結晶として得た。
融点:208−211℃
ESI・MS(m/z):709(M++1)
〔α〕D 20:+55.4 °(C=0.29、N,N−ジメチルホルムアミド)。
(4S,4’S,5R,5’R)−5,5’−[ジチオビス(メチレン)]ビス(1,3−ジベンジル−2−オキソイミダゾリジン−4−カルボキサミド)497mgを酢酸5mlに溶解し、亜鉛末249mgを加えて、90℃で1.5時間攪拌する。反応液に酢酸エチルを加えてセライトろ過した。ろ液を減圧濃縮後、残渣にエーテルとヘキサンを加えた。析出晶をろ取し、水およびヘキサンで洗浄後減圧乾燥することにより、(4R,5R)−1,3−ジベンジル−2−オキソ−5−(メルカプトメチル)イミダゾリジン−4−カルボキサミド482mgを無色結晶として得た。
融点:119−122℃
ESI・MS(m/z):356(M++1)
〔α〕D 20:−1.2 °(C=0.33、N,N−ジメチルホルムアミド)。
参考例10で得た化合物12gを酢酸24mlに溶解し、亜鉛末7.2gを加えて、55〜60℃で1時間攪拌した。反応液を20℃に冷却後、濃塩酸72mlを加えて80〜90℃で2時間攪拌した。反応液に水120mlを加え、25℃まで1時間かけて冷却後、5℃以下で1時間攪拌した。析出晶をろ取後、水95mlで洗浄し減圧乾燥することにより、(4R,5R)−1,3−ジベンジル−2−オキソ−5−(メルカプトメチル)イミダゾリジン−4−カルボン酸11.05gを無色結晶として得た。
本品の物性値は参考例2のそれと一致した。
(4R)−4−[(1R)−1−(N−ベンジルアミノ)−1−シアノメチル]−3−ベンジルチアゾリン−2−オン23.5gをジメチルスルホキシド210mlに溶解し、炭酸カリウム(微紛)1.35gを加え、さらに20℃〜25℃で30%過酸化水素水12mlを滴下した後、室温で1時間攪拌した。溶液に30%過酸化水素水をさらに12ml加え、20℃で13時間攪拌した後、室温で水210mlを加え3時間攪拌した。析出した結晶をろ取し、水及びアセトンで洗浄した後、50℃で終夜送風乾燥することにより、無色粉末の(4R)−4−[(1R)−1−(N−ベンジルアミノ)−1−カルバモイルメチル]−3−ベンジルチアゾリン−2−オン21.8gを得た。本品の物性値は、参考例1−(3)のそれと一致した。
(1)水酸化ナトリウム184.0gの水0.88リットル溶液に、L−システイン一塩酸塩・一水和物175.6gを氷冷下溶解し、30℃を超えない範囲でクロロギ酸フェニル313.2gのトルエン0.35リットル溶液を滴下する。室温で2時間攪拌後、静置分液する。水層をトルエン0.35リットルで洗浄し、分液し、水層を濃縮して、(4R)−2−オキソチアゾリジン−4−カルボン酸139.84gを無色結晶として得た。
融点: 168−170℃
MS・APCI(m/z):148[(M+H)+]
〔α〕D 25:−62.8°(C=1.0、H2O)。
(2)参考例1B−(1)で得た化合物1.47gに氷冷下、水酸化ナトリウム0.6gの水1.5ml溶液とジメチルスルホキシド4.4mlを順次加えた。そこへ室温にてベンジルクロリド2.3mlを加え、15時間攪拌した。希塩酸にて中和し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、不溶物を濾別し、濃縮することにより、(4R)−2−オキソ−3−ベンジルチアゾリジン−4−カルボン酸2.24gを無色結晶として得た。
融点:95−97℃
MS・APCI(m/z):238[(M+H)+]
〔α〕D 25:−102.2°(C=1.0、クロロホルム)。
(3)テトラヒドロフラン32mlに水素化ほう素ナトリウム1.53gを室温下加え、10℃に冷却した。そこへ参考例1B−(2)で得た化合物8.0gを加え、さらに硫酸2.0gのテトラヒドロフラン2ml溶液を加え、40℃〜50℃で3時間攪拌後、反応液を氷冷し、pHが1になるまで2M塩酸を加えた。反応液を酢酸エチルで希釈し、分液した。有機層を水洗、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣をジイソプロピルエーテルで結晶化し、(4R)−3−ベンジル−4−ヒドロキシメチルチアゾリジン−2−オン6.82gを無色結晶として得た。
融点:87−90℃
MS・APCI(m/z):224[(M+H)+]
〔α〕D 25:−26.7°(C=1.0、メタノール)
光学純度(HPLC):>99%ee
カラム:キラルセルAD(4.6x250mm)〔ダイセル化学工業社製〕、移動層:エタノール/ヘキサン=10/90、流速:0.8ml/min、UV検出:225nm、カラム温度:40℃。
(4)参考例1B−(3)で得た化合物1.0gをジメチルスルホキシド5.0mlに溶解し、室温下ジイソプロピルエチルアミン1.95mlを滴下した。反応混合物を氷冷後、12℃〜20℃で三酸化イオウピリジン錯塩1.78gを加え、同温にて30分間攪拌した。氷水30ml中に反応液を加え、酢酸エチル20mlで抽出した。水層を酢酸エチル10mlで再抽出した。酢酸エチル層を併せて10%クエン酸10mlで2回洗浄後、水10ml、飽和食塩水10mlでそれぞれ洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、(4R)−2−オキソ−3−ベンジルチアゾリジン−4−カルバルデヒド985.9mgを無色油状物として得た。
MS・APCI(m/z):222[(M+H)+]。
ジメチルスルホキシド2.34gをジクロロメタン22mlに溶解し、そこへ−78℃にて塩化オキサリル1.31mlを加えた。同温にて10分間攪拌後、参考例1B−(3)で得た化合物2.23gのジクロロメタン11ml溶液を−60℃以下で滴下した。−78℃で20分間攪拌後、トリエチルアミン5.58mlを−60℃以下で滴下した。1.5時間かけて反応温度を−20℃まで昇温後、反応混合物を10%クエン酸水中に加え、分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、参考例1B−(4)と同一目的物2.20gを得た。本品物性値は、参考例1B−(4)のそれと一致した。
塩素532mgをジクロロメタン11mlに溶解し、−20℃〜−10℃でジメチルスルフィド0.73mlを加えた。同温にて10分間攪拌後、参考例1B−(3)で得た化合物1.12gのジクロロメタン5.5ml溶液を−25℃にて滴下した。−25℃で20分間攪拌後、トリエチルアミン2.79mlを−25〜−18℃で滴下した。−25℃で10分間攪拌後、反応混合物を10%クエン酸水中に加え、分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、参考例1B−(4)と同一目的物1.17gを得た。本品物性値は、参考例1B−(4)のそれと一致した。
参考例1B−(3)で得た化合物447mg、4−ヒドロキシテトラメチルピペリジンオキシド6.9mg及び臭化ナトリウム206mgをジクロロメタン6ml及び水1mlの混合溶媒中に溶解し、窒素バブリングを行いながら、氷冷下、次亜塩素酸ソーダ水1.49g、重曹491mg及び水5mlの混合物をゆっくりと滴下した。一時間攪拌後、分液し、有機層をヨウ化カリウム16mg、10%硫酸水素カリウム水溶液及びハイポ水でそれぞれ洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、参考例1B−(4)と同一目的物147.5mgを得た。本品物性値は、参考例1B−(4)のそれと一致した。
(1)水酸化ナトリウム180gの水2リットル溶液に、氷冷窒素気流下、L−システイン一塩酸塩・一水和物175.6gを溶解した。この溶液中にトリホスゲン118.7gの1,4−ジオキサン700ml溶液を25℃〜29℃で1時間30分かけて滴下し、さらに同温で3時間攪拌した。この反応混合物に濃塩酸を加え、弱酸性に調整したのち、溶媒を減圧留去した。濃縮残渣にトルエン200mlを加え再度減圧留去した。この濃縮残渣にエタノール700mlを加えた後、氷冷下で塩化チオニル131gを40分間かけて加え、室温に昇温しながら19時間攪拌した。溶媒を減圧留去後、濃縮残渣を酢酸エチル1リットルに溶解し、水700ml、飽和重曹水300ml、飽和食塩水500mlの順に洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去することにより、(4R)−2−オキソチアゾリジン−4−カルボン酸エチルエステル162gを油状物として得た。
MS・APCI(m/z):176[(M+H)+]
〔α〕D 25:−52.7°(C=1.0、クロロホルム)。
(2)臭化ナトリウム1.79g、N,N−ジメチルアセトアミド5ml及びベンジルクロリド1mlを23℃〜26℃で15時間攪拌し、ベンジルブロミドを得た。この溶液中へ、参考例5B−(1)で得た化合物1.27g、N,N−ジメチルアセトアミド2ml及び炭酸カリウム1.1gを加え、23℃〜30℃で93時間反応後、酢酸エチル及び10%クエン酸水を加え、水層を分離した。有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮して、残渣2.29gを得た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒:n−ヘキサン:酢酸エチル=5:1)で精製して、(4R)−2−オキソ−3−ベンジルチアゾリジン−4−カルボン酸エチルエステル1.67gを無色油状物として得た。
MS・APCI(m/z):266[(M+H)+]
〔α〕D 24:−96.6°(C=1.0、クロロホルム)
光学純度(HPLC):98.1%ee
カラム:キラルセルOD(4.6x250mm)〔ダイセル化学工業社製〕、移動層:エタノール/ヘキサン=5/95、流速:0.8ml/min、UV検出:225nm、カラム温度:40℃。
(4R)−2−オキソ−3−ベンジルチアゾリジン−4−カルボン酸エチルエステル28.4gをエタノール227mlに溶解し、水素化ほう素ナトリウム2.26gを加え、室温で15時間攪拌した。さらに、水素化ほう素ナトリウム0.76gを追加し、室温で2時間攪拌した。そこへ濃塩酸を加え、pHが6〜7になるように中和したのち、溶液を濃縮した。濃縮残渣を酢酸エチルに溶解し3回水洗し、水層を酢酸エチルで1回逆抽出した。酢酸エチル層を合わせ、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮することにより油状残渣22.6gを得た。この残渣にイソプロピルエーテルを加え結晶化し、さらにろ取後、イソプロピルエーテルで洗浄後、減圧乾燥することにより、(4R)−3−ベンジル−4−ヒドロキシメチルチアゾリジン−2−オン18.4gを無色結晶として得た。本品の物性値は参考例1B−(3)のそれと一致した。
(1)(4R)−2−オキソ−3−ベンジルチアゾリジン−4−カルボン酸10gをアセトニトリル200mlに溶解し、ジシクロヘキシルカルボジイミド9.2gを室温下、加えた。続いて氷冷下溶液中に、エタンチオール3.3ml、4−ジメチルアミノピリジン670mgの順に加え、室温にて2時間攪拌した。不溶物を濾去し、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒:n−ヘキサン:酢酸エチル=10:1)で精製し、(4S)−4−エチルチオカルボニル−3−ベンジルチアゾリジン−2−オン10.8gを油状物として得た。
MS・APCI(m/z):282[(M+H)+]
〔α〕D 25:−110.8°(C=1.04、クロロホルム)。
(2)参考例7B−(1)で得た化合物0.5gをジクロロメタン5.0mlに溶解し、窒素気流下、水酸化パラジウム284mgを加えた。室温にてトリエチルシラン0.85mlを加え、同温で3時間攪拌した。不溶物を濾去し、減圧濃縮することにより、(4R)−2−オキソ−3−ベンジルチアゾリジン−4−カルバルデヒド0.5gを油状物として得た。本品の物性値は、参考例1B−(4)のそれと一致した。
参考例5で得た化合物35.34g、メシチレン121ml及びメタンスルホン酸116.1gを内温130℃で加熱した。125℃到達を反応開始時間とし、128℃〜133℃で4時間攪拌し、高速液体クロマトグラフィーによりモノベンジルビオチンの消失を確認した。80℃まで反応液を冷却し酢酸30mlを加え、メタンスルホン酸層を精製水710ml中に滴下した。メシチレン層は分離し、氷冷1時間後、粗結晶を濾取し、水200ml、次いで洗液の黒色がなくなるまでメタノールで洗浄した。50℃で終夜送風乾燥することにより粗(+)−ビオチン15.89gを得た。
得られた粗(+)−ビオチンを水酸化ナトリウム2.73gの精製水160ml水溶液に溶解し、90℃〜95℃で希塩酸を用いてpHを7に調整した。90℃〜95℃で炭末4gを系中に加え、10分間攪拌後、炭末プレコートろ過を行った。濾液を90℃〜95℃に再加熱し、再び炭末4gを系中に加え、10分間攪拌後、炭末プレコートろ過を行った。濾液を80℃〜85℃に再加熱し、濃塩酸でpHを1.8〜2.2に調整し中和晶析を行った。同温で1時間攪拌し、育晶する。徐冷、氷冷後、結晶を濾過した。結晶を50℃で終夜送風乾燥を行い、(+)−ビオチン13.86gを無色結晶として得た。
Claims (4)
- 一般式(VIII):
R−I (VIII)
式中、Rは、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいビシ
クロ基、置換基を有していてもよいアルケニル基、ヘテロ原子として窒素原子、酸素
原子及び硫黄原子から選ばれる原子を1乃至4個包含する、置換基を有していてもよ
い複素環式基又は置換基を有していてもよいアリール基を表す、
で示される化合物を塩素または臭素で処理した亜鉛又はマグネシウムと反応することを特徴とする一般式(IX):
R−X−Y (IX)
式中、Xは、亜鉛又はマグネシウムを表し、Yは、ヨウ素、臭素、塩素を表す、
で示される化合物の製法。 - テトラヒドロフラン、トルエン、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、1,4−ジオキサン、及びこれらの混合溶媒から選ばれる溶媒の存在下に実施することを特徴とする、請求項1記載の製法。
- 一般式(VIII):
R−I (VIII)
式中、Rは、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいビシ
クロ基、置換基を有していてもよいアルケニル基、ヘテロ原子として窒素原子、酸素
原子及び硫黄原子から選ばれる原子を1乃至4個包含する、置換基を有していてもよ
い複素環式基又は置換基を有していてもよいアリール基を表す、
で示される化合物を一般式(X):
M−Y (X)
式中、Mは、亜鉛又はマグネシウムを表し、Yは、ヨウ素、臭素又は塩素を表す、
で示される塩の存在下、亜鉛又はマグネシウムと反応することを特徴とする一般式(IX):
R−X−Y (IX)
式中、Xは、亜鉛又はマグネシウムを表し、Yは、前記と同一意味を表す、
で示される化合物の製法。 - テトラヒドロフラン、トルエン、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、1,4−ジオキサン、及びこれらの混合溶媒から選ばれる溶媒の存在下に実施することを特徴とする、請求項3記載の製法。
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