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JP4909511B2 - 先行手摺 - Google Patents
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JP4909511B2 - 先行手摺 - Google Patents

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Description

本発明は、建築・土木工事現場に設置される枠組足場その他同様の足場を縦横に多段に組付ける際に、順次上方に盛替えて足場の組立を安全に行うのに使用する先行手摺に関し、特に、命綱を接続する親綱にも利用できる先行手摺に関する。
一般に、建築・土木工事現場では、特許文献1,2に示す様に、作業位置に対応して通路や足場板を設置し、この通路の両サイドに相対向する一対の支柱と、この支柱間に親綱を架設し、この親綱に命綱の端部を結合したり、スライド自在に取り付けて作業者の安全を図っている。即ち、作業者の身体に巻き付けた命綱を親綱に接続することにより足場の通路を作業者が歩行したり、作業をしている最中に足場から踏み外して下方に落下してもこの命綱で作業者が地上まで落下するのを防止している。
他方、建築・土木工事の現場では枠組足場が設置される場合が多く、この枠組足場を縦横に組付ける場合は、例えば特許文献3に示すように、あらかじめ下段の足場板上で先行手摺を上方に設置し、この先行手摺を利用して安全を図りながら更に上方に建枠や足場板を組付ける作業を行っている。即ち、枠組足場を上方に順次組付ける際に常に先行して先行手摺を盛替えて行っている。
実公平6−58044号公報(図2) 特許第3311742号公報(図2) 特開2002−201792号公報(図1)
通路の両サイドに親綱を設けるのは普通、この通路の両サイドに手摺が設置されていない場合が多い。この為、手摺が設置されていないと、どうしても作業中に高所の通路から作業者が足を踏み外して通路下方に落下する危険がある。この際命綱で作業者を支えているため、地上まで落下したり、通路下方の障害物に衝突することはある程度防止される。
しかしながら、上記特許文献1,2に開示された親綱は、ロープであるから、作業者が落下したときこのロープが撓んだり、伸びたりするため、若干の緩衝効果は期待できるが、ロープが撓んだり、伸びた分の距離だけ作業者は下方に落下することになり、落下高さに応じて作業者に対する荷重が大きくなる。この荷重が大きくなるとその分命綱で作業者の身体に対する締付力も大きくなり、危険であってその対策の開発が要望されている。
他方、先行手摺を配置した枠組足場では、この先行手摺を利用して作業者の安全が図られているが、それでもなお足場板を踏み外した作業者が手摺の隙間等から下方に落下する危険があり、その改善が望まれている。
そこで、本発明の目的は、作業通路や足場板から作業者が落下しても作業者に大きな荷重がかからないようにした親綱を兼ねた先行手摺を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の一つの先行手摺は、左右一対の建枠A,Aと、各建枠A,A間に架設した足場板13とからなる枠組足場Bを下方から上方に向けて順次組付ける際に順次上方に盛替えながら建枠A,Aに設置する先行手摺において、左右一対の短い縦支柱2Aと長い縦支柱3Aと、各縦支柱2A,3Aにピン34,34を介してそれぞれ回転自在に軸支した複数の横支柱4A,4Bと、建枠A,Aの上部に設けられて各縦支柱2A,3Aの下部を建枠A,Aに着脱自在に結合する第1,第2,第3の取付部材7,8,23と、第1,第2の取付部材7,8に結合したパイプ3aと、上記横支柱4Aにスライド自在に挿入したガイド10と、ガイド10に結合した命綱9とを備え、上記ガイド10を楕円状リング21と、リング21の側部に形成されて上記ピン34の外径より大きい巾の割部22とで構成させ、長い縦支柱3Aをパイプ3aに挿入して建枠Aに着脱自在に結合し、短い縦支柱2Aを隣接する隣の建枠Aにおける第3の取付部材23に着脱自在に結合して横方向に連続して配置するようにし、上記横支柱4Aを親綱用の支柱として利用しながら当該横支柱4Aに上記ガイド10をスライド自在に挿入したことを特徴とするものである。
同じく、他の手段は、左右一対の建枠A,Aと、各建枠A,A間に架設した足場板13とからなる枠組足場Bを下方から上方に向けて順次組付ける際に順次上方に盛替えながら建枠A,Aに設置する先行手摺において、左右一対の短い縦支柱2Cと長い縦支柱3Cと、各縦支柱2C,3Cにピン12Aを介して回転自在に軸支した複数の横支柱4C,4Cと、建枠A,Aの上部に設けられて一方の長い縦支柱3Cの下部を建枠Aに着脱自在に結合する第1,第2の取付部材7,8と、第1,第2の取付部材7,8に結合したパイプ3aと、上記横支柱4にスライド自在に挿入したガイド10と、ガイド10に結合した命綱9とを備え、上記ガイド10を上記横支柱4に挿入した中空なガイド本体10aと、ガイド本体10aに垂設した命綱取付金具10cと、ガイド本体10aの側部に形成した上記ピン12Aの外径より大きい巾の割部10bとで構成し、長い縦支柱3Cをパイプ3aに挿入して建枠Aに着脱自在に結合し、横支柱4C,4Cの端部を短い縦支柱2Cより横方向に突出させて隣接する隣の先行手摺における横支柱4C,4Cの端部に着脱自在に挿入して横方向に連続して配置させ、上記横支柱4を親綱用の支柱として利用しながら当該横支柱4に上記ガイド10を挿入したことを特徴とするものである。
同じく、他の先行手摺は、左右一対の建枠A,Aと、各建枠A,A間に架設した足場板13とからなる枠組足場Bを下方から上方に向けて順次組付ける際に順次上方に盛替えながら建枠A,Aに設置する先行手摺において、左右一対の短い縦支柱102と長い縦支柱103と、各縦支柱102,103にピン112を介して回転自在に軸支した横支柱104と、長い縦支柱103の下部に設けられて当該縦支柱103を建枠Aの下部に着脱自在に結合する第1,第2の取付部材70,80と、上記横支柱104に横方向と回転方向とに移動自在に挿入したガイド100と、ガイド100に結合した命綱9とを備え、上記ガイド100を上記横支柱104に挿入した中空なガイド本体101と、ガイド本体101の側部に設けた命綱取付用のリング100cと、ガイド本体101に長手方向に沿って形成した割部113とで構成し、上記横支柱104を上下一対の支柱104A、104Bと、これらの支柱104A、104Bの中央に回転自在に架設した中央支柱104Cとで構成し、上記横支柱104を親綱用の支柱として利用しながら当該横支柱104に上記ガイド100を挿入したことを特徴とする。
本発明による先行手摺によれば、枠組足場等を順次上方に組付ける際にその都度上方に盛替えることで、上方の建枠や足場板や固定の手摺を設置する作業が安全に行える。
しかも横支柱が親綱用の支柱として利用され、これにガイドを介して命綱を接続した為、仮に作業者が落下しても横支柱は大きく撓んだり伸びたりしないために作業者の落下距離は従来のロープの場合に比べて短くでき、これにより作業者に対する荷重、衝撃を小さくでき、作業者に対する安全性が向上する。即ち、横支柱が剛体である為作業通路や足場板から作業者が落下しても作業者に大きな荷重がかからず安全である。
更に、枠組足場が横方向に連続していてもガイドが横支柱に沿って移動する為どの位置であっても常に作業者には命綱を介して横支柱で支えられていて安全である。
特に、請求項1、2の発明によれば、横支柱を軸支するピンが横方向に張出していても、割部がピンをまたいで一方の先行手摺側の横支柱から隣接する他方の先行手摺の横支柱まで通過できる。
さらに、請求項3の発明によれば、ガイドが横方向と回転方向に移動自在に挿入されているから、横支柱が連続して横方向に接続されていても、縦支柱に結合されているピンを割部が通過できるので、ガイド本体は、横支柱に沿って横方向にスライドできる。
一方、ガイド本体が、中央支柱の位置に来たときはガイド本体を90度回転して割部下向きの位置に変更し、これにより、割部が中央支柱を通過でき、ガイド本体を中央支柱と干渉させることなく横方向にスライドできる。
以下課題を解決するためのいろいろな実施の形態を図に基づいて説明するが、請求項1の発明に対応する実施の形態は図18に示され、請求項2の発明に対応する実施の形態は図22に示され、請求項3の発明に対応する実施の形態は図34に示されている。
先行手摺の基本構造は、図1、図2に示すように、左右一対の建枠A,Aと、各建枠A,A間に架設した足場板13とからなる枠組足場Bを下方から上方に向けて順次組付ける際に順次上方に盛替えながら建枠A,Aに設置するものである。
即ち、この先行手摺1は、左右一対の縦支柱2,3と、各縦支柱2,3の上端部に回転自在に軸支した横支柱4と、各縦支柱2,3に設けられて当該縦支柱2,3の下部を建枠A,Aに着脱自在に結合する第1,第2の取付部材7,8とを備え、上記横支柱4を親綱用の支柱として利用しながら当該横支柱4に命綱9を結合したガイド10をスライド自在に挿入したものである。この場合ガイド10は、図6、図7に示すように構成されている。
即ち、一つの縦支柱2,3の両サイドに一対のブラケット11,11を結合し、このブラケット11,11に対して左右一対の横支柱4,4がピン12,12を介して回転自在に軸支され、ガイド10が各横支柱4,4にスライド自在に挿入したガイド本体10aと、ガイド本体10aに垂設した命綱取付金具10cと、ガイド本体10aの側部に上記ピン12の外径より大きい巾の割部10bを形成している。
以下、更に詳しく説明すると、建築・土木工事の現場で使用される枠組足場Bは、図1に示すように、建枠Aを縦方向と横方向に多数組付け、各横方向に隣接する建枠A,A間に足場板13とブレス24と固定手摺(図示せず)を架設している。
下段の建枠A,A上方に上段の建枠Aを結合する場合には、あらかじめ下段側の足場板13上で先行手摺1で作業の安全を図りながら下方の建枠A上に上方の建枠Aと足場板13を取付け、次いで、現在使用中の先行手摺1を上方に盛替えてこれを上記のようにあらかじめ設置した建枠A,Aに固定し、この手順を順次繰り返しながら、即ち、先行手摺1を盛替えながら枠組足場Bを上方に組み付けて行く。
建枠Aは、公知のように、前後一対の縦材5,5と、縦材5,5間に一体に架設した横材6とからなり、この建枠A,Aを横方向を複数起立した後に隣接する建枠A,Aの横材6,6間に足場板13を架設して枠組足場Bを構成させる。
先行手摺1は、上記したように、左右一対の縦支柱2,3と、縦支柱2,3に軸支した一つ又は複数の伸縮自在な横支柱4と、縦支柱2,3の下部に設けた第1、第2の取付部材7,8とを備え、第1,第2の取付部材7,8を介して縦支柱2,3が下方の建枠Aにおける縦材5の上部に着脱自在に結合される。
第1の取付部材7は、図3、図4に示すように、縦支柱2,3の下部と結合した水平ブラケット7aからなる抱持板と、このブラケット7aに直交して一体に結合した引掛板7bとからなり、水平ブラケット7aに形成した湾曲面a,bで縦材5を抱持しながら引掛板7bを横材6上に結合して下方への落下を防止している。
同じく、他の第2の取付部材8は、図3、図5に示すように、縦支柱2,3の下部に結合したフック状の係止板8aと、係止板8aに設けたガイド8Cと、係止板8aに対してガイド8Cを介して差し込んだ楔8bとからなり、係止板8aの湾曲面Cと楔8bとで縦材5を挟持して縦支柱2,3の倒れを防止している。
先行手摺1を上方に盛替える場合には、図1において、まず、左側の縦支柱2における第1,第2の取付部材7,8をはずし、次いでこの縦支柱2を上方に引き上げてあらかじめ結合しておいた縦材5の上部に再び第1,第2の取付部材7,8を介して結合する。この時、縦支柱2の引き上げに従って横支柱4が伸長する。
次に、右側の縦支柱3の第1,第2の取付部材7,8をはずし、次いで、この縦支3を上方に引き上げてあらかじめ設置してある上方の縦材5の上部に再び上記の第1,第2の取付部材7,8を介して結合する。この時、伸長していた横支柱4は短縮する。
横支柱4の長さは、単一の足場板13の長さ分に設定しても良く、図1の中間に示すように、二枚以上の足場板13の合計の長さ分に設定しても良い。更に、一本のパイプから構成しても良く、アウターパイプとインナーパイプとで伸縮自在に構成しても良い。
上記先行手摺1の横支柱4には上記したように命綱9の取付用のガイド10が挿入されていることにより、この該支柱4を従来のロープ、ワイヤ等からなる親綱に代えて親綱用の支柱として利用できる。
この横支柱4は、剛性のあるパイプ等の支柱から構成されていることにより、仮に作業者が落下してもこの横支柱4自体は大きく撓むことが無いのでロープ等に比べて落下距離を小さくできる。
ガイド10は、横支柱4に対してスライド自在に挿入され、又中空な半割筒状のガイド本体10aに長手方向に沿って割部10bが形成されていることにより、上記のように横支柱4を軸支するピン12が横方向に張出していても、図7に示すように、割部10bがピン12をまたいで一方の先行手摺1側の横支柱4から隣接する他方の先行手摺1の横支柱4まで通過できる。
尚、第1,第2の取付部材7,8は、建枠Aの縦材5に着脱自在に固定しても良く、例えば、図17に示すように、第1,第2の取付部材7,8を縦材5の上部にあらかじめ着脱自在に固定しておき、この第1,第2の取付部材7,8にパイプ3aを結合して全体の取付部材25を構成しておく。この状態で、縦支柱2,3の下部をこのパイプ3aに着脱自在に差し込み、両者をピン結合しても良い。
次に、図8乃至図16は、本発明の他の実施の形態に係る先行手摺1を示すもので、この先行手摺12の基本的構造や使用方法は、図1に示す先行手摺1の場合と実質的に同じである。
即ち、この先行手摺1は、左右一対の建枠A,Aと、各建枠A,A間に架設した足場板13とからなり枠組足場Bを下方から上方に向けて順次組付ける際に順次上方に盛替えながら建枠A,Aに設置するものである。
これは、左右一対の縦支柱2,3と、各縦支柱2,3の上端部に回転自在に軸支した横支柱4と、各建枠A,Aの上部に設けられて上記各縦支柱2,3の下部を建枠A,Aに着脱自在に結合させる取付部材43とを備え、上記横支柱4を親綱用の支柱として利用しながら当該横支柱4に命綱9を結合したガイド10をスライド自在に挿入したことを特徴とする。
更に、一方の縦支柱3の上端部にブラケット11を結合し、このブラケット11に横支柱4の右端部がピン12を介して回転自在に軸支され、対向する他方の縦支柱2の上端部にピン12を介し、横支柱4の左端部が回転自在に軸支されている。
図9、図11、図12に示すように、取付部材43は、建枠Aの縦材5を抱持して固定された平面U字状のブラケット本体14と、ブラケット本体14の正面側上部に結合した二又状の一対の上側アーム15,16と、同じくブラケット本体14の下側に結合した二又状の一対の下側アーム19,20と、上側アーム15,16と下側アーム19,20の各端部に結合した一対のソケット17,18と、ブラケット本体14の背面側上部に挿入したピン40と、ブラケット本体14の胴部に挿入した楔49とで構成されている。
更に、図15、ず16に示すように、ガイド10は、楕円状リング21とリング21の側部に形成されてピン12の外径より大きい巾の割部22とで構成されている。
使用時において、ブラケット14は、横材6の上部にピン40で支えられて落下が防止されており、又楔49を差し込むことにより縦材5をこの楔49とブラケット14の内周とで挟持することにより倒れを防止して常にソケット17,18を上方に垂直に起立している。
ピン40は、着脱自在に挿入されており、上方に先行手摺1を盛替える場合は抜くようになっている。但し後述するように、先行手摺1を据置き式の手摺として利用する場合はこのピン40は固定しておいても良い。
上記のように、取付部材43を建枠Aたる縦材5に固定した状態で、図9に示すように左側の縦材2の下部を一方のソケット17に差し込み、右側の縦材3の下部を他方のソケット18に差込むことにより先行手摺1が設置される。ソケット17,18に差し込んだ縦支柱2,3はピン17a,18a等で抜け止めされている。
更に、図13に示すように、下側アーム19,20の端部をソケット17,18の下端まで孔に対向して延ばすことにより、この下側アーム19,20で縦支柱2,3を支えても良い。
その他の構造・作用は、図1の実施の形態に係る先行手摺1と同じである。但し、図16に示すように、ガイド10をピン12を通過させる場合は、リング21を図の状態から上方に引き上げ、割部22をピン12に対向して行う。
尚、図24乃至図26に示すように、ブラケット本体14の背部フレーム14aを折り曲げながら上方に長く起立し、足場板13の両側に配置した巾木30をキノコ形の係止ピン31に引っ掛けてで固定するようにしても良い。図24における取付部材43のその他の構造、作用は上記した通りである。
次ぎに、図18乃至図19及び図20乃至図21は、本発明の他の実施の形態に係る先行手摺1を示す。図18の先行手摺1は、左右一対の建枠A,Aと、各建枠A,A間に架設した足場板13とからなる枠組足場Bを下方から上方に向けて順次組付ける際に順次上方に盛替えながら建枠A,Aに設置する先行手摺である。これは、左右一対の短い縦支柱2Aと長い縦支柱3Aと、各縦支柱2A,3A間に回転自在に軸支した一つ又は複数の上下の横支柱4A,4Bと、建枠A,Aの上部に設けられて各縦支柱2A、3Aの下部を建枠A,Aに着脱自在に結合する第1,第2,第3の取付部材7,8,23と、第1,第2の取付部材7,8に結合したパイプ3aとを備え、一方の横支柱4Aを親綱用の支柱として利用しながら当該横支柱4Aに命綱9を結合したガイド10をスライド自在に挿入したものである。
そして、例えば、右側の長い縦支柱3Aをパイプ3aに挿入して右側の建枠Aに着脱自在に結合し、次いで左側の短い縦支柱2Aを隣接する左隣の建枠Aにおける第3の取付部材23に着脱自在に結合して横方向に連続して配置するようにしたものである。取付順序は上記と逆でも良い。この場合第1,第2の取付部材7,8とパイプ3aは上記した図17の取付部材25と同じである。
そして、第3の取付部材23は、図18に示すように、第1の取付部材7の側部に設けたロックピンで構成し、このロックピンに短い縦支柱2Aの下部を着脱自在にピン結合させている。他方,この第3の取付部材23は、図20に示すように、第1の取付部材7に設けたソケット23aとソケット23aに直径方向に着脱自在に挿入して取りつけたロックピンとからなり、短い縦支柱2Aの下部をソッケト23aに挿入した後このロックピンを横方向から着脱自在に挿入して固定しても良い。
図18、図20に示す各実施の形態では第3の取付部材23以外は両者実質的に同じである。但し、図20の実施の形態では縦支柱2Aがソケット23aに差し込まれて安定しているからその上部はフリーで良いが、図18の実施の形態のように縦支柱2Aの下部がロックピンでピン結合されている場合は上部がふらふらする場合があるのでこの縦支柱2は他方の縦支柱3Aの上部で支えておく方が好ましい。
この為、図18の実施の形態では一方の短い縦支柱2Aの上端に支持片31を連設し、この支持片31を左側に隣接する他の先行手摺1の長い縦支柱3Aの上端部に差し込んで保持させている。
即ち、支持片31は、図19に示すように、縦支柱2Aの上端を扁平に押し潰すと共に直角に折り曲げた水平板31aと、この水平板31aに形成した係止孔32と、水平板31aに差し込んだ楔型の弛み止めピン33とで構成されている。
これにより、係止孔32を介して支持片31を長い縦支柱3Aの上部に挿入し、次いで弛み止めピン33を挿入して固定させることにより短い縦支柱2Aを安定して起立させる。各縦支柱2A,3Aに対して横支柱4A,4Bは、ピン34,34を介して回転自在に軸支させている。
下方の第3の取付け部23におけるピンは、図18に示すように、短い縦支柱2Aの下端を扁平に押しつぶして支持片35を形成し、この支持片35に形成し係止孔に差し込むようにしている。
尚、図19(A)に示すように、縦支柱2A,3Aに対して横支柱4Aは若干正面側に離れていてピン34,34で軸支され、これによりこのピン34,34をガイド10が図7で示す場合と同じように横方向に通過できるようになっている。その他の構成・作用は、上記の各実施の形態の場合と同じである。
上記第1の取付部材7とパイプ23aとは図21(A)(B)に示されており、第1の取付部材7はすでに述べた図4に示すものと同じであり、ソケット23aを水平ブラケット7aの側部に固定している。詳細は、同一の符号を附すことで省略する。
次に、図22、図23は、本発明の他の実施の形態に係る先行手摺を示すが、これは、上記の各実施の形態と同じく左右一対の建枠A,Aと、各建枠A,A間に架設した足場板13とからなる枠組足場Bを下方から上方に向けて順次組付ける際に順次上方に盛替えながら建枠A,Aに設置する先行手摺である。
そして、左右一対の短い縦支柱2Cと長い縦支柱3Cと、各縦支柱2C,3C間に回転自在に軸支した一つ又は複数の横支柱4C,4Cと、建枠A,Aの上部に設けられて一方の長い縦支柱3Cの下部を建枠Aに着脱自在に結合する第1,第2の取付部材7,8と第1,第2の取付部材7,8に結合したパイプ3aと一方の横支柱4Cにスライド自在に挿入したガイド10とを備え、長い縦支柱3Cをパイプ3aに挿入して建枠Aに着脱自在に結合し、横支柱4C,4Cの端部を短い縦支柱2Cより横方向に突出させて隣接する隣の先行手摺1における横支柱4C,4Cの端部に着脱自在に挿入して横方向に連続して配置するようにしている。第1,第2の取付部材7,8はすでに説明したものと同じである。
隣接する横支柱4C,4C同志を接続するのは、次のように行う。即ち、各横支柱4Cの左端は、扁平に押しつぶされており、これに支持片4dを接着し、この支持片4dの先端にフック4eが形成されている。同じく横支柱4Cの右端には直交する方向に図6のものと同じ縦支柱3Cを軸支するピン12が挿入されている。これにより一方の横支柱4Cの左端支持片4dが隣接する左側の横支柱4Cの右端側に挿入され、フック4eをピン12に結合して抜けを防止させている。
一方の短い縦支柱2Cの上下両端は扁平にした支持片2dとして構成し、この支持片2dをピン12Aを介して横支柱4Cの端部側に回転自在に軸支させている。その他の構成作用は上記の各実施の形態と同じである。
図27は、横支柱4等の他の実施形態に係り、これは、任意の長さのパイプ45,46をジョイント46を介して接続したものである。この場合は、パイプ45,46の長さに関係なく任意に接続して任意の長さで形成できる。
ジョイント46は、軸47を介して回転自在に結合した一対のロッド48,49と、一方のロッド48を軸支するピン51と、他方のロッド49の抜止め用のピン50とで構成されている。
図28は、ガイド10の他の実施の形態に係り、これは、断面C形に形成したレール式の横支柱4に対してスライド自在に挿入した短いロッド10Aとロッド10Aに垂設したリング10Bとからなり、リング10Bに命綱9の端部又は端部に結合した連結金具を引掛けるようにしたものである。横支柱4は、C形状であるから、ガイド10が横支柱4に対して自由にカーテンレール式に横方向に移動できる。
図29は、枠組足場Bに対して先行手摺1をそれぞれ据置き式に設置した場合と、盛替式に設置した場合を示す。即ち、図中左側の先行手摺1は、枠組足場Bに対して一度上方に盛替えた状態でそのままその位置に固定して設置する。
他方図中右側の先行手摺1はすでに述べたように順次上方に盛替えて使用するものである。要するに、本発明の先行手摺1は基本的には順次盛替えて使用するものであるが、据置きにも利用できるものである。その他の構造は、例えば、図1に示すものと同じである。
図30乃至図33は、本発明の先行手摺1を取付ける取付部材の他の実施の形態を示す。この取付部材50は左右一対の第1の抱持ブラケット51,52と、第1の抱持ブラケット51,52の正面側端部に設けられて相対向する第2の抱持ブラケット53,54と、各第1の抱持ブラケット51,52の外端に結合した一対のソケット55,56と、各第1の抱持ブラケット51,52同志を回転自在に結合させるフック型ピンからなる止め具57とで構成されている。
各第1の抱持ブラケット51,52は、互いに対向して重ね合わせた支持片51a,52aを備え、各支持片51a,52aには止め具57を挿入する孔Oを有している。
即ち、この孔Oは、図32に示すように、フック型の止め具57における支持ロッド57aの上端に連設した楔形係止爪57bをそれぞれ着脱自在に挿入するようになっている。
各第1の抱持ブラケット51,52と第2の抱持ブラケット53,54は内周に湾曲面P,Q,R,Sを形成し、図30に示すように、建枠Aの縦材5を抱持してこの縦材5に着脱自在に固定されている。
第2の抱持ブラケット53,54は、図31に示すように、中央に湾曲面U,Vを備え、この湾曲面U,Vを介して第2の抱持ブラケット53,54が建枠Aの横材6を包み込んで挟持する。
図30、図31に示すように、取付部材50が建枠Aの縦材5と横材6に固定した状態で隣接する先行手摺1,1における右側縦支柱柱3と左側の縦支柱2が着脱自在に挿入され、それぞれピンRでピン結合される。
左側の第1の抱持ブラケット51の支持片51a内に右側の第1の抱持ブラケット52の支持片52aを回転自在に挿入し、止め具57における支持ロッド57aに巻き付けたコイルスプリングSPの各端部を各支持片51a,52aに結合し、このコイルスプリングSPの付勢力で止め具56を回転方向に付勢している。
取付部材50を建枠Aの縦材5に取付ける場合は、まず、図33に示すように、止め具57の係止爪57bを抜いておいた状態で右側の第1の抱持ブラケット52を反時計方向に回転する。
この状態で左側の第1の抱持ブラケット51を横方向から縦材5と横材6の側面まで差し込み、次いで、右側の第1の抱持ブラケット51を時計方向に回転することにより一対の第1の抱持ブラケット51の湾曲面P,Qで縦材5を挟んで抱持し、同時に一対の第2の抱持ブラケット53、54の湾曲面U,Vで横材6を挟持する。
次いで、止め具57の爪57bを孔Oに差し込んで各支持片51a,52a同志を結合する。この際止め具57の爪57bを若干扁心させた上下の孔O,O内に強制的に挿入させることにより楔効果を発揮し、右側の第1の抱持ブラケット52を時計方向に更に回転させて縦材5に対する締付力を向上させる。同じく、コイルスプリングSPで回転方向に付勢されている各第1の抱持ブラケット52と第2の抱持ブラケット54の挟持力は弛むのが防止される。その他の構造、作用はすでに述べた実施の形態と同じである。
次に、図34から図39は、本発明の先行手摺とガイドの他の実施の形態を示す。
この先行手摺101は、上記の実施の形態と同じく、左右一対の建枠A,Aと、各建枠A,A間に架設した足場板13からなる枠組足場Bを下方から上方に向けて順次組付ける際に順次上方に盛り替えながら建枠A,Aに設置するものである。
そして、この先行手摺101は、左右一対の短い縦支柱102と長い縦支柱103と、各縦支柱102,103間に回転自在に軸支した正面エ字状の横支柱104と、長い縦支柱103の下部に設けられて当該縦支柱103を建枠Aの下部に着脱自在に結合する第1,第2の取付部材70,80と、横支柱104に横方向と回転方向とに移動自在に挿入した命綱取付け用のガイド100とを備えている。
そして、長い縦支柱103を第1,第2の取付部材70,80を介して例えば左側の一方の建枠Aに結合し、短い縦支柱102を隣接する右側の建枠Aに結合した第1の取り付け部材70に取付ける。
ガイド100は、横支柱104を親綱用の手摺として利用しながらこの横支柱104に挿入され、その胴部に親綱を取付けるリング100Cが設けられている。
図34、図35に示すように、横支柱104は、上下一対の支柱104A,104Bと、これらの支柱104A,10Bの中央に回転自在に架設した中央支柱104Cとからなり、上記のように正面エ字状に構成されている。
図37、図38に示すように、支柱14A,104Bの両端は、扁平に形成されていて、それぞれ縦支柱102,103の上端にピン112を介して回転自在に軸支されている。
第1の取付部材70は、長い縦支柱103胴部に結合した水平な抱持板105と、抱持板105の端部に結合されて起立する巾木取付用の支持板106と、上記抱持板105に縦支柱103と対向して結合したソケット107都から構成されている。
抱持板105の中央には、建枠Aにおける建材5を挿入させる切欠き孔108が形成され、支持板106の下部には、建枠Aにおける横材5に結合して支持される湾曲溝109が形成され、また、この支持板106の側面には、巾木取付け用のブラケット110とキノコ型のピン111が設けられている。第2の取付部材80は、図5に示す取付部材8と同じである。
これにより、建材5に切欠き孔108を介して抱持板105を挿入し、支持板106を湾曲溝109を介して横材6上に載置し、さらに、第2の取付部材80を建材5に締結し、長い縦支柱103を建材5の外側Qに固定する。
他方、図34に示すように、横支柱104の左側を長い縦支柱3に軸支させておき、次いで、この軸支部を支点にして横支柱104を矢印X方向に回転して上昇させ、さらに、右側の短い縦支柱102の下部を隣接する他の右側の建材5にあらかじめ固定されている第2の取付部材70におけるソケット107に挿入する。
ガイド100は、図37から図39に示すように、長い半割の筒状ガイド本体101と、ガイド本体101の胴部にブラケット100Bを介して吊設した取付金具たるリング100Cと、ガイド本体101に長手方向に沿って形成した割部113とで構成され、割部113の両側には、湾曲させたり、傾斜させたりしたガイド面115,116が形成されている。
このため、あらかじめリング100Cに図2に示すような命綱9を結合させた状態でガイド本体101を横支柱104における上側支柱104Aにスライド自在に挿入しておく。
この状態では、図38に示すように、横支柱104が連続して横方向に接続されていても、縦支柱102に結合されているピン112を割部113が通過できるので、ガイド本体101は、横支柱104に沿って横方向にスライドできる。
一方、ガイド本体101が、例えば、図34において中央支柱104Cの位置に来たときはこの中央支柱104Cとガイド本体101が干渉する。
このため、図39に示すように、この位置ではガイド本体101を90度回転して割部113下向きの位置に変更する。
これにより、割部113が中央支柱104Cを通過でき、ガイド本体101を中央支柱104Cと干渉させることなく横方向にスライドできる。
図40、図41は、本発明に係るガイド100の他の実施の形態を示すものである。
このガイド100は、半割筒状ガイド本体117と、ガイド本体117の胴部に結合した命綱取付用のリング118と、ガイド本体117に長手方向に沿って形成した割部119と、割部119の両サイドに連設したラッパ型の入口120と。ガイド本体117内に回転自在に軸支されて割部119を閉じる方向に附勢された一つまたは複数の係止片121とで構成されている。
このため、このガイド100を上記した図34に示す横支柱104の支柱104Aにスライド自在に挿入したとき、図41に示すように、係止片121を回転させながら中央支柱104Cを割部119が通過できる。
また、このガイド100が横方向に連続する二つの横支柱104,104を通過する時は、図38の実施の形態で説明したように、ガイド本体117を90度回転し、縦支柱102に結合したピン112を通過できる。
図42、図43は、ガイド100の他の実施の形態を示す。
上記した図40のガイド100は、係止片121を同一方向に三つ設けているのに対して、図42の実施の形態では、係止片121Aを互い違いに三つ設けたものであり、図43の実施の形態では、短い係止片121C,121Cを二つ対向して回転自在に設け、各係止片121C,121Cを三組設けたものである。
他の構成、作用、効果は、図40、図41の実施の形態の場合と同じである。
図44、図45、図46は、ガイド100の他の実施の形態を示す。これらは、横支柱104を中空で半割型のパイプ材で成形した場合に、このパイプ材内にガイド100をスライド自在に挿入して使用する場合に適用するものである。
図44の実施の形態では、割部128を横方向に形成したパイプ支柱125内にガイド100をスライド自在に挿入したもので、これは、パイプ支柱125内に挿入したスライダー125と、このスライダー125にブラケットを介して結合した命綱取付け用のリング122とからなるものである。
このため、パイプ支柱125がピン112を介して縦支柱102に結合してあっても、スライダー125は、パイプ支柱125内をスライドし、ピン112には干渉することなく横方向に移動できる。
図45の実施の形態は、パイプ支柱125の割部128が上向きに開口しており、図46の実施の形態では割部128が下向きに開口しており、ガイド100が上向きになっているか、下向きになっているだけで作用効果は、図44の実施の形態と同じである。
図47、図48は、上記17に示す第1,第2の取付部材7,8の変形例を示す他の実施の形態に係るものである。
即ち、先行手摺1に係る縦支柱3の下部をソケット3aに挿入し、ソケット3aに第1,第2の取付部材7,8を設け、この各取付部材7,8を介して縦支柱3を建枠Aの横材6と建材5に結合するものである。
第1の取付部材7は、図48(B)に示すように、ソケット3aの側部に結合した水平な抱持板130と、抱持板130の外周に起立した支持片131と、抱持板130の中央に形成した建材5を挿入する抱持溝132と、支持片131に着脱自在に挿入されて板材6に係合する楔133とで構成されている。
同じく、第2の取付部材8は、ソケット3aの側部下方に結合した水平な他の抱持板133と、抱持板133の中央に形成した抱持溝135と、抱持板133の外周に起立する支持片134と、この支持片134に着脱自在に挿入された楔136とからなり、抱持溝135を建材5に挿入し、この抱持溝135の内周と上記楔136とでこの建材5を抱持して締付けることにより建材5の下方に第2の取付部材8が結合される。
この為、図17の場合と同じくソケット3aに挿入した縦支柱3が第1,第2の取付部材7,8を介して建材5に結合できる。上記第1,第2の取付部材7,8はソケット3aを使用せず、直接縦支柱3の下部に結合しても良い。
図49図は、図48の第1,第2の取付部材7,8の変更例を示し、これは、図48の第1,第2の取付部材7,8が一つのソケット3aに結合しているのに対して、この図49の第1,第2の取付部材7,8はソケット3b,3bを二つ設け、各ソケット3b,3bに短い支柱2と長い支柱3とをそれぞれ挿入できるようにしたものである。その他の構造,作用,効果は図48の実施の形態と同じである。
図50は、先行手摺1の他の実施の形態を示し、これは、支柱部分を変更したものである。即ち、これは左右一対の縦支柱2,3と、縦支柱2,3の上部に長さの異なるブラケット即ち短いブラケット140と長いブラケット141を介して両端を回転自在に軸支した横支柱4と、各縦支柱2,3間に上下スライド自在にガイド筒142を介して挿入した補助支柱4Eとから構成されている。この先行手摺1では折り畳むとき、図50(B)に示すように補助支柱4を上方にスライドさせ、次いでブラケット140、141における軸を支点にして矢印Y方向に各縦支柱2,3を折り曲げて横支柱4に重ねれば良い。横支柱4には例えば図40に示す命綱用のガイド100がスライド自在に挿入される。
図51は、図50の先行手摺1を変形した他の実施の形態を示す。これは、縦支柱2,3に枢着した両側のブラケット143,143を介して横支柱4を結合し、各ブラケット143,143間に補助支柱4Eを架設して固定したものである。
この場合は、縦支柱2,3がブラケット143,143の枢着点を支点にして回転して折り畳むことができる。横支柱4には上記と同じく命綱用のガイド100がスライド自在に挿入される。
図52から図54は、本発明の先行手摺1の他の実施の形態を示し、これは手摺枠と取付部材、命綱用のガイドを変更したものである。
即ち、この先行手摺1は、上記の実施の形態と同じく左右一対の建枠A,Aと、各建枠A,A間に架設した足場板13とからなる枠組足場Bを下方から上方に向けて順次組付ける際に順次上方に盛替えながら建枠A,Aに設置するものであって、左右一対の縦支柱2、3と、各縦支柱2,3間に回転自在に軸支した横支柱4と、縦枠A、Aの上部に着脱自在に固定されて横方向に隣接する隣同士の縦支柱2,3を着脱自在に差し込ませる取付部材90とを備え、上記横支柱4を親綱用の支柱として利用しながら当該横支柱4に命綱9を結合しガイド100を横方向又は横方向と回転方向とに移動自在に挿入したものである。
この場合、手摺枠は、一対の縦支柱2,3と、各縦支柱2,3に取付部A,B,C,Dとピンを介して回転自在に軸支した上下一対の固定又は伸縮自在な横支柱4F,4Gとからなり、上方の横支柱4Fに命綱取付け用のガイド100をスライド自在に挿入している。
取付部材90は、建枠Aの建材5に固定され、この取付部材90に隣接する隣側の先行手摺1における各縦支柱2,3が着脱自在に差し込まれ、この取付部材90を介して各縦支柱2,3が建材5に装着されるようになっている。
取付部材90は、図53に拡大して示すように、側面から見てコ字状に成形された上下一対の抱持板150,151と、各抱持板150,151の正面側に垂設したブレス取付用ブラケット160と、各抱持板150,151の両側部に固定して起立した二つのソケット152、153と、各抱持部150,151の中央に形成した建材5を挿入する抱持溝154,155と、上側の抱持板150に形成した孔に上下方向及び回転方向移動自在に挿入したロックピン156と、下側の抱持板151の下側にブラケット157を介して挿入した楔158とで構成されている。この取付部材90は上下一対の抱持板150,151を抱持溝154,155を介して建材5に横方向から挿入し、次いでロックピン156を挿入してこのロックピン156と抱持溝154とで先ず建材5を挟持つし、次いで下方の楔153を打ち込んでこの楔158と包持溝155とで建材5の下方部を挟持する。
これにより、取付部材90が建材5に固定され、この状態で一対の縦支柱2,3をソッケット152,153に挿入する。この取付部材90によれば、ロックピン156と楔158を抜くことにより抱持板150,151が建材5からは任意に外すことが出来る為、据え置きタイプとしても使用でき、盛替式にも使用でき、用途、仕様に応じて着脱できる。
ブレス取付け用のブラケット160にはグラビティロック用のピン、又は挿し込み用の止めグ61が張出して設けられ、図52に示すように、ブレス162の端部が着脱自在に取付けられるようになっている。
これは、角型パイプからなるガイド本体170と、ガイド本体170の下部に形成した割部171と、割部171に連なるラッパ型の挿入口172と、ガイド本体170の側部に設けた命綱取付け用のリング172とからなり、ガイド本体170を上方の支柱4Fにスライド自在に挿入し、薄く潰した取付部A、Bを割171が通過できるようになっている。
図55から図59は、本発明の更に別の実施の形態を示すもので、この先行手摺101は、図34の実施の形態に類似しており、特に、第1の取付部270を変更したものである。
即ち、この先行手摺101は、左右一対の建枠A,Aと、各建枠A,A間に架設した足場板13とからなる枠組足場Bを下方から上方に盛替えながら建枠A,Aに設置するものである。
そして、この先行手摺101は、左右一対の縦支柱102,103と、各縦支柱102,103間に回転自在に軸支した正面エ字状の横支柱104と、各縦支柱102,103の下部に設けられて当該各縦支柱102,103を建枠A,Aの上部に着脱自在に結合する第1の 取付部材270と第2の 取付部材80と、横支柱104に横方向移動自在に挿入した命綱取付け用のガイド100とを備えている。
そして、図55に示すように、左側の縦支柱102を予め第1,第2の取付部材270,80を介して左側の縦枠Aにおける建材5に結合しておき、次いで、横支柱104の左側端部を支点にして下方から上方に向けて矢印Xで示すように回転させ、更に、右側の縦支柱103を隣接する右側の縦枠のおける建材5に第1,第2の取付部材270,80を介して結合するものである。第2の取付部材80は、図5に示すものと実質的に同じものが使用される。
第1の取付部材270は、図56に示すように、各縦支柱102,103に結合された水平な抱持板271と、に抱持板271の端部に結合されて起立する支持板272と、抱持板271の中央に形成されて建材5を挿入する抱持溝273と、支持板272の下部に形成されて横材6上に係合する係合溝274と、支持板272の正面側に設けた巾木取付け用のブラケット275と、キノコ形の止めピン276とで構成されている。
これにより、建材5に抱持溝273を介して抱持板271を挿入し、次いで、係合溝274を横材6上に係合させ、この状態で第2の取付部材80を介して縦支柱102,103を建材5に固定すれば、各縦支柱102,103が建枠A,Aに固定できる。足場板13の両側に巾木を起立する場合には、上記ブラケット275と止めピン276を利用して固定すれば良い。
角パイプからなる横支柱104における上下の支柱104A、104Bの両端部104Dは、図57に示すように、扁平に潰されて薄く成形され、この端部104Dには小径部と大径部とを連続して形成した長孔104Eが形成されている。各支柱104A,104Bにはスペーサ104Gが挿入されて外部から押し潰して止めることにより補強を図っている。
ガイド100は、図59に示すように、各角形パイプ状のガイド本体100Aと、ガイド本体100Aの側部に長手方向に沿って形成した割部100Eと、ガイド本体100Aの胴部に設けた命綱取付け用の金具たるリング100Fとからなり、ガイド本体100Aが上部支柱104Aにスライド自在に挿入され、横方向にスライドした時割部100Eを介して中央支柱104C側のブラケット104Fを通過出来るようになっている。
更に、上記のガイド100は、図60に示すように、先行手摺101が横方向
に連続し、隣接する横支柱104における支柱104A,104A同士がその端部104Dを介してピン結合されているような場合、割部100Fがピン112と干渉することなく通過できる。
課題を解決する一実施の形態に係る先行手摺を取付けた枠組足場の正面図である。 図1の先行手摺の拡大正面図である。 図2の右側図面である。 第1の取付け部材の平面図である。 第2の取付部材の平面図である。 第2の一部拡大平面図である。 ガイドの縦断拡大側面図である。 他の実施の形態に係る先行手摺を取付けた枠組足場の正面図である。 図8の先行手摺の拡大正面図である。 図9の右側面図である。 図9の取付部材の拡大正面図である。 図11の平面図である。 図11の底面図である。 図9の一部拡大平面図である。 他の実施の形態に係るガイドの正面図である。 図15の側面図である。 他の実施の形態に係る取付部材の正面図である。 請求項1の発明に対応する実施の形態に係る先行手摺の正面図である。 (A)(B)は、図18の一部拡大平面図と正面図である。 他の実施の形態に係る先行手摺の正面図である。 (A)(B)は、他の実施の形態に係る第1の取付部材の平面図と正面図である。 請求項2の発明に対応する実施の形態に係る先行手摺の正面図である。 (A)(B)は、図22の一部拡大平面図と側面図である。 巾木を連設した他の実施の形態に係る取付部材の平面図である。 図24の正面図である。 図24の右側面図である。 他の実施の形態に係る横支柱の接続状態を示す一部正面図である。 他の実施の形態に係るガイドの側面図である。 他の実施の形態に係る枠組足場の正面図である。 他の実施の形態に係る取付部材の平面図である。 図30の正面図である。 止め具を差し込んだ状態の図1の一部拡大断面図である。 第1の抱持ブラケットを回転した状態の平面図である。 請求項3の発明に対応する実施の形態に係る先行手摺の正面図である。 (A)(B)(C)は図34の手摺の分解正面図である。 (A)(B)(C)は図34の取付部材の正面図、底面図、側面図である。 他の実施の形態に係るガイドの平面図である。 (A)(B)は図38のガイドの正面図、側面図である。 (A)(B)は図37のガイドを90度回転させた状態の正面図、側面図である。 (A)(B)は他の実施の形態に係るガイド側面図、正面図である。 図40のガイドの作動状態を示す底面図である。 他の実施の形態に係るガイドの底面図である。 他の実施の形態に係るガイドの底面図である。 他の実施の形態に係るガイド側面図である。 他の実施の形態に係るガイドの側面図である。 他の実施の形態に係るガイドの側面図である。 他の実施の形態に係る第1、第2の取付部材の側面図である。 (A)(B)(C)は他の実施の形態に係る第1、第2の取付部材の正面図、平 面図、底面図である。 (A)(B)(C)は他の実施の形態に係る第1、第2の取付部材の正面図、平 面図、底面図である。 (A)(B)は他の実施の形態に係る手摺支柱の正面図と折り畳んだ状態の正面 図である。 (A)(B)は他の実施の形態に係る手摺支柱の正面図と折り畳んだ状態の正面 図である。 他の実施の形態に係る先行手摺の正面図である。 (A)(B)(C)は他の実施の形態に係る取付部材の側面図、平面図、底面図 である。 (A)(B)(C)は他の実施の形態に係るガイドの底面図、側面図、平面図で ある。 他の実施の形態に係る先行手摺の正面図である。 (A)(B(C)は他の実施の形態に係る第1、第2の取付部材の側面図、正面 図、平面図である。 (A)(B)は他の実施の形態に係る横支柱の端部の平面図、正面図である。 (A)(B)は図57の横支柱の中間に設けたL形ブラケットの正面図、側面図 である。 (A)(B)(C)は他の実施の形態に係るガイドの平面図、正面図、側面図で ある。 図59のガイドの作動状態を示す平面図である。
A 建枠
B 枠組足場
1,101 先行手摺
2,3,2A,3A,102,103 縦支柱
4,4A,104 横支柱
5 縦材
6 横材
7,8,23,43,70,80,90,270 取付部材
9 命綱
10,100 ガイド
12,112 ピン
13 足場板

Claims (3)

  1. 左右一対の建枠A,Aと、各建枠A,A間に架設した足場板13とからなる枠組足場Bを下方から上方に向けて順次組付ける際に順次上方に盛替えながら建枠A,Aに設置する先行手摺において、左右一対の短い縦支柱2Aと長い縦支柱3Aと、各縦支柱2A,3Aにピン34,34を介してそれぞれ回転自在に軸支した一つ又は複数の横支柱4A,4Bと、建枠A,Aの上部に設けられて各縦支柱2A,3Aの下部を建枠A,Aに着脱自在に結合する第1,第2,第3の取付部材7,8,23と、第1,第2の取付部材7,8に結合したパイプ3aと、上記横支柱4Aにスライド自在に挿入したガイド10と、ガイド10に結合した命綱9とを備え、上記ガイド10を楕円状リング21と、リング21の側部に形成されて上記ピン34の外径より大きい巾の割部22とで構成させ、長い縦支柱3Aをパイプ3aに挿入して建枠Aに着脱自在に結合し、短い縦支柱2Aを隣接する隣の建枠Aにおける第3の取付部材23に着脱自在に結合して横方向に連続して配置するようにし、上記横支柱4Aを親綱用の支柱として利用しながら当該横支柱4Aに上記ガイド10をスライド自在に挿入したことを特徴とする先行手摺
  2. 左右一対の建枠A,Aと、各建枠A,A間に架設した足場板13とからなる枠組足場Bを下方から上方に向けて順次組付ける際に順次上方に盛替えながら建枠A,Aに設置する先行手摺において、左右一対の短い縦支柱2Cと長い縦支柱3Cと、各縦支柱2C,3Cにピン12Aを介して回転自在に軸支した複数の横支柱4C,4Cと、建枠A,Aの上部に設けられて一方の長い縦支柱3Cの下部を建枠Aに着脱自在に結合する第1,第2の取付部材7,8と、第1,第2の取付部材7,8に結合したパイプ3aと、上記横支柱4にスライド自在に挿入したガイド10と、ガイド10に結合した命綱9とを備え、上記ガイド10を上記横支柱4に挿入した中空なガイド本体10aと、ガイド本体10aに垂設した命綱取付金具10cと、ガイド本体10aの側部に形成した上記ピン12Aの外径より大きい巾の割部10bとで構成し、長い縦支柱3Cをパイプ3aに挿入して建枠Aに着脱自在に結合し、横支柱4C,4Cの端部を短い縦支柱2Cより横方向に突出させて隣接する隣の先行手摺における横支柱4C,4Cの端部に着脱自在に挿入して横方向に連続して配置させ、上記横支柱4を親綱用の支柱として利用しながら当該横支柱4に上記ガイド10を挿入したことを特徴とする先行手摺
  3. 左右一対の建枠A,Aと、各建枠A,A間に架設した足場板13とからなる枠組足場Bを下方から上方に向けて順次組付ける際に順次上方に盛替えながら建枠A,Aに設置する先行手摺において、左右一対の短い縦支柱102と長い縦支柱103と、各縦支柱102,103にピン112を介して回転自在に軸支した横支柱104と、長い縦支柱103の下部に設けられて当該縦支柱103を建枠Aの下部に着脱自在に結合する第1,第2の取付部材70,80と、上記横支柱104に横方向と回転方向とに移動自在に挿入したガイド100と、ガイド100に結合した命綱9とを備え、上記横支柱104を上下一対の支柱104A、104Bと、これらの支柱104A、104Bの中央に回転自在に架設した中央支柱104Cとで構成し、上記ガイド100を上記横支柱104に挿入した中空なガイド本体101と、ガイド本体101の側部に設けた命綱取付用のリング100cと、ガイド本体101に長手方向に沿って形成した割部113とで構成し、上記横支柱104を親綱用の支柱として利用しながら当該横支柱104に上記ガイド100を挿入したことを特徴とする先行手摺。
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