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JP4912060B2 - 文字パターン生成装置、文字パターン生成プログラム、および文字パターン生成プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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文字パターン生成装置、文字パターン生成プログラム、および文字パターン生成プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は文字パターン生成装置、文字パターン生成プログラム、および文字パターン生成プログラムを記録した記録媒体に関し、特に、表示デバイスへまたは印刷デバイスを備えた電子情報機器において、文字を表示または印刷するための文字パターンを、文字のストロークデータと属性情報とを用いて生成する文字パターン生成装置、文字パターン生成プログラム、および文字パターン生成プログラムを記録した記録媒体に関する。
現在一般的に用いられている液晶ディスプレイ等の文字表示可能なデバイスや、通信デバイスや、プリンタ等の印刷デバイスや、携帯電話およびPDA等のモバイル機器などにおいて、多様な文字出力を実現する場合、出力方法の1つに現在位置に応じてフォントを切替える方法がある。
たとえば、特許文献1には、現在位置から必要な言語および地域を特定し、ネットワークを通して必要なプログラムとフォントとを入手し使用することで、現在位置に応じた表示や印刷を行なう技術が開示されている。従って、この技術によれば、自動的に現在位置に対応する言語で文字情報の表示や印刷を行なうことが可能となる。
また、同様に上述のような機器において表現力豊かな文字表示を実現する場合、出力方法の1つに、文字の装飾情報を使用して条件によって装飾度合いを変化させる方法がある。
本願出願人が先に出願して公開されている特許文献2には、時系列に変化する装飾である画像データを、適切な時間情報に基づいてビットマップデータの任意の部分に合成し、出力する技術が開示されている。従って、この技術によれば、特定の条件に応じてビットマップデータに画像データを合成し表示することが可能となり、単なるアニメーションではなく、時系列に意味のある装飾を施すことが可能となる。
また、本願出願人が先に出願して公開されている特許文献3には、手書き入力文字の情報を取得して数値化し、それに基づいて既存フォントの形状を変更して新たなフォントを生成する技術が開示されている。特許文献3に開示されている従来技術は、手書き入力文字を反映した字体の統一感のあるフォントを生成することが可能であり、文字自体を変形するものである。従って、この技術によれば、操作者独自の書体で、かつ字体を統一したスタイルで文書作成することが可能となる。
特開2004−50585号公報 特開2005−17656号公報 特許第2981337号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている技術は取得したフォントを表示や印刷に用いるために文字コード等の情報を切替えており、文字自体を変形したり装飾したりはしないために、現在位置による表現力に変化がないという問題がある。
また、上記特許文献2に開示されている技術は文字自体を変形させる技術ではないために、文字全体の形状が変化することによる表現力は得られないという問題がある。
また、上記特許文献3に開示されている技術はユーザの手書きによる特徴を利用して文字を変形するのみで、ユーザが同じなら文字の変形結果は常に同じであり、現在位置に応じた表現力の変化は得られないという問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、文字自体を現在位置に応じた変形の仕方で変形し、同一のユーザであっても現在位置に応じた表現力の変化を得られる文字パターン生成装置、文字パターン生成プログラム、および文字パターン生成プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、文字パターン生成装置は、現在地を表わす地理的位置の情報を取得する地理的位置情報取得手段と、文字を構成する線要素を表わすデータであるストロークデータに属性を付加して文字を出力するための文字パターンを生成するために用いられる属性値を特定する情報と、地理的位置の情報との対応を記憶する記憶手段にアクセスし、取得された現在地を表わす地理的位置の情報に対応する属性値を特定する地理的位置情報照合手段と、特定された属性値を取得する属性値取得手段と、取得された属性値を用いて上記ストロークデータに属性を付加して文字パターンを生成する文字パターン生成手段とを備える。
上記属性は、具体的には、線幅と、色と、形状と、テクスチャとのうちの少なくとも1つを含むことが好ましい。
さらに、上記属性値は、ストロークデータの表わす始点についての第1属性値と、終点についての第2属性値とを含むことが好ましい。その場合、文字パターン生成手段は、ストロークデータに、始点から終点に向かって、第1属性値から第2属性値へ一定の割合で変化する属性を付加することが好ましい。
また、属性値取得手段は、所定のタイミングで属性値を取得して記憶し、記憶されている属性値の中から地理的位置情報照合手段によって特定された属性値を選択することが好ましい。
また、地理的位置情報取得手段は、現在地の地理的位置の情報を所定の時間ごとに取得することが好ましい。
また、文字パターン生成手段は、少なくとも線幅、色、および形状の各属性について属性値の初期値を保持し、属性値取得手段において地理的位置情報照合手段によって特定された属性値が取得されなかった場合に、初期値を用いて文字パターンを生成することが好ましい。
また、文字パターン生成手段は、少なくとも線幅、色、および形状の各属性について属性値の初期値を保持し、地理的位置情報取得手段において現在地を表わす地理的位置の情報が取得されなかった場合に、初期値を用いて文字パターンを生成することが好ましい。
また、文字パターン生成装置は、文字パターン生成手段において文字パターンを生成する際に、属性ごとに属性値取得手段で取得された属性値を用いるか否かを設定する設定手段をさらに備え、文字パターン生成手段は、少なくとも線幅、色、および形状の各属性について属性値の初期値を保持し、文字パターン生成手段は、設定手段での設定が性値取得手段で取得された属性値を使用する設定である属性について属性値取得手段で取得された属性値を用いて文字パターンを生成し、設定手段での設定が属性値取得手段で取得された属性値を使用しない設定である属性については初期値を用いて文字パターンを生成することが好ましい。
また、文字パターン生成装置は、属性値取得手段において取得した属性値を外部に送信する属性値送信手段をさらに備えることが好ましい。
さらに、属性値送信手段は、属性値に、属性値を用いた文字パターンを生成する処理を許可する期間または回数を規定する情報を含むカウンタ情報を付加して送信することが好ましい。
さらに、属性値送信手段は、カウンタ情報が付加されていない属性値を送信対象とし、上記カウンタ情報を付加して送信することがより好ましい。
または、カウンタ情報は、属性値の送信回数を規定する情報を含み、属性値送信手段は、属性値を送信する際に、属性値に付加するカウンタ情報に含まれる送信回数を規定する情報を更新することがより好ましい。
また、属性値取得手段は、外部から属性値を受信して取得することが好ましい。
さらに、属性値取得手段は、外部から、当該属性値を用いた文字パターンを生成する処理を許可する期間または回数を規定する情報を含むカウンタ情報が付加された属性値を受信して取得し、文字パターン生成手段は、少なくとも線幅、色、および形状の各属性について属性値の初期値を保持し、文字パターン生成手段は、属性値が属性値取得手段において取得されたときからの期間がカウンタ情報に規定される期間を超えていることが検出されたとき、または属性値を文字パターンの生成に用いる回数がカウンタ情報に規定される回数に達したことが検出されたとき、属性値に換えて初期値を用いて文字パターンを生成することが好ましい。
本発明のさらに他の局面に従うと、文字パターン生成プログラムは、コンピュータに文字パターン生成処理を実行させるプログラムであって、現在地を表わす地理的位置の情報を取得する地理的位置情報取得ステップと、文字を構成する線要素を表わすデータであるストロークデータに属性を付加して文字を出力するための文字パターンを生成するために用いられる属性値を特定する情報および地理的位置の情報の対応を記憶する記憶装置にアクセスし、取得された現在地を表わす地理的位置の情報に対応する属性値を特定する地理的位置情報照合ステップと、属性値を取得する属性値取得ステップと、必要なストロークデータを取得し、取得された属性値を用いて上記ストロークデータに属性を付加して文字パターンを生成する文字パターン生成ステップとを実行させる。
本発明のさらに他の局面に従うと、記録媒体はコンピュータ読取可能な記録媒体であって、上記文字パターン生成プログラムを記録する。
本発明にかかる文字パターン生成装置よれば、地理的位置に応じたストロークデータの線幅、色、形状、およびテクスチャなどの各属性の値に基づいて文字パターンを生成することによって、データ容量を抑えながら様々な書体およびニュアンスを表現することが可能になるとともに、地域独自の表示で臨場感を高め、表現力豊かな文字表示を実現できる。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
なお、ここでは、「文字」には、日本語や英語、韓国語、中国語等の言語の他、たとえば単位等の記号や、「○」や「△」等の各種図形記号、および文字として識別される絵記号(絵文字)等も含まれる。
また、本発明にかかる文字パターン生成装置は、たとえばPHS(Personal Handyphone System)を含む携帯電話装置や、携帯情報ツールであるPDA(Personal Digital Assistants)等の電子情報機器に用いられ得る。また、本発明にかかる文字パターン生成装置は、デスクトップ型やノートブック型等、任意のタイプのパーソナルコンピュータや、ワードプロセッサにも用いられ得る。さらに、テレビジョン信号受像機またはプロジェクタ装置等の電子情報機器にも用いられ得る。さらに、本発明にかかる文字パターン生成装置は、カラー表示および白黒表示のうちの少なくとも一方の表示が可能な表示装置、たとえばカラー液晶表示デバイスを備えた電子情報機器や、一般の電話機やFAX等の通信デバイス(通信機器)を備えた電子情報機器にも用いられ得る。さらに、本発明にかかる文字パターン生成装置は、3D表示装置や立体地図等の液晶表示デバイスを備えた電子情報機器、またはホログラムでの立体表示を行なう装置にも用いられ得る。さらに、本発明にかかる文字パターン生成装置は、電子情報機器として、カラー印刷またはモノクロ印刷が可能なプリンタ等の印刷用デバイス(印刷装置)に用いられてもよい。本実施の形態においては、本発明にかかる文字パターン生成装置が上記いずれかの装置で実現されるものとして説明を行なうが、本発明において文字パターン生成装置が用いられる装置は上記装置または特定の装置に限定されず、上述の意味での「文字」を表示し得るいかなる装置に用いられてもよい。
図1は、本実施の形態にかかる文字パターン生成装置の構成の具体例を示すブロック図である。図1を参照して、本実施の形態にかかる文字パターン生成装置10は、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)等で構成される制御装置1と、文字列を入力可能とする入力装置2と、表示装置、印刷装置および通信装置の少なくともいずれかである出力装置3と、プログラムおよびそれに用いるデータを格納した補助記憶部としての補助記憶装置4と、CPU動作時にワークメモリ(RAM:Random Access Memory)として働く主記憶装置5とを含んで構成される。
入力装置2はテキストデータを入力する装置であり、キーボードやプッシュボタンなどが該当する。また、他の装置と通信を行なってテキストデータを取得する装置であってもよく、たとえばメールデータを取得する受信装置であってもよい。制御装置1、補助記憶装置4、および主記憶装置5は、各々、一般的なパーソナルコンピュータ等の情報処理装置によって構成される。出力装置3は情報を表示する装置であり、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等の文字表示デバイス(表示装置)や、プリンタ等の印刷デバイス(印刷装置)や、携帯電話装置や携帯型情報端末機器(PDA)等のモバイル機器や、テレビジョン装置等のAV機器やパーソナルコンピュータ等の電子情報機器などが該当する。
これらの装置は有線または無線で接続されて、相互に通信を行なう。また、これらの装置は別個の装置でなく、いずれかの装置(たとえば制御装置1)内部に含まれていてもよい。通信を行なうことで、入力装置2は入力されたテキストデータを制御装置1に入力する。また、制御装置1は必要に応じて補助記憶装置4や主記憶装置5にアクセスして文字パターンを生成する処理を行ない、その結果を出力装置3に入力する。出力装置3は、入力された処理結果に基づいて情報を表示する。
本実施の形態にかかる文字パターン生成装置10においては、ストロークデータが肉付けされて文字パターンが生成される。ここでストロークデータとは、文字を構成する線要素を表わすデータであって、始点と終点とを各1つずつ含む1本の直線または曲線を表わすデータを指す。ここでの「線要素」には、点要素(たとえば濁音部分)や丸要素(たとえば半濁音部分)など、文字を構成するすべての要素が含まれ得る。「肉付け」とは、線を表わすデータであるストロークデータに対して太さや色などの属性を付加して表示される形態とする処理を指し、その処理で生成された、始点と終点とを各1つずつ含む直線または曲線をストローク(一筆の線)と言う。「文字」には1以上のストロークが含まれ、文字を構成するストロークデータが肉付けされて生成される、文字を表示するためのデータを文字パターンと言う。
制御装置1は、ストローデータに肉付けをして文字パターンを生成する文字パターン生成部11と、文字パターンを生成する際の肉付けの仕方が定義されている属性の値と地理的位置との関連付けを記憶する属性値関連付け情報記憶部12と、該属性の値を取得する属性値取得部13と、現在地の地理的位置の情報を取得する地理的位置情報取得部14と、属性値関連付け情報記憶部12に記憶されている属性値関連付け情報に含まれる地理的位置情報と地理的位置情報取得部14により取得した地理的位置情報とを照合する地理的位置情報照合部15と、属性値取得部13により取得した該属性値を他の装置に送信する属性値送信部16と、他の装置から属性値を受信する属性値受信部17とを含む。
制御装置1のハードウェア構成は、CPUを含む一般的なパーソナルコンピュータ等のハードウェア構成と同様である。上記各部の機能は、CPUが後述する補助記憶装置4から取得したプログラム42を実行することでCPUに形成される機能であってもよいし、少なくとも一部はCPUからの制御信号によって制御された上記ハードウェア構成によって実現される機能であってもよい。
地理的位置情報取得部14は、たとえばGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)受信機およびアンテナのような周辺装置(図示せず)をさらに含む。またはこのような周辺装置より必要な情報を取得して利用する。周辺装置の他の例としては、所定の地理的位置に設置されたバーコードを読取って地理的位置情報を取得するための周辺装置や、地理的位置情報の信号で変調された照明光を、光センサ(図示せず)で検知して変調信号から地理的位置情報を取得するための周辺装置、および赤外線を含む近距離無線のアドホックな通信方式で所定の地理的位置に設置された発信機から発せられる地理的位置情報の信号を受信するための周辺装置などが挙げられる。地理的位置情報取得部14は、これら周辺装置を利用して現在地を表わす地理的位置の情報を取得し、その情報を地理的位置情報照合部15に入力する。
地理的位置情報照合部15は、地理的位置情報取得部14から入力された現在地の地理的位置の情報を用いて、その位置情報に対応付けられている属性値を特定し、その情報を属性値取得部13に通知する。
属性値取得部13は、通知された情報に基づいて、文字パターン生成装置10以外の他の装置から属性値受信部17を介して、現在地を表わす地理的位置情報に対応した属性値を取得する。取得された属性値は属性値取得部13から文字パターン生成部11に入力される。また、必要に応じて属性値送信部16にも入力される。
補助記憶装置4には、ストロークデータ41と、文字生成プログラムを含むプログラム42とが格納されている。文字パターン生成部11または属性値取得部13は、入力装置2から入力されたテキストデータを解析して必要なストロークデータを特定し、補助記憶装置4にアクセスして必要なストロークデータ41を取得して、属性値取得部13から入力された属性値を用いて文字パターンを生成する。なお、文字パターン生成部11は文字パターンを生成するために少なくとも必要な最低限の属性値(属性の初期値と称する)をその内部に含み、属性値が取得されていない状態であってもストロークデータより文字パターンを生成することができるものとする。生成された文字パターンはディスプレイ等である出力装置3に入力されて、出力(表示)される。
図2は、本実施の形態にかかる文字パターン生成装置10の制御装置1によって実行される文字パターン生成処理を示すフローチャートである。図2のフローチャートに示される処理は、制御装置1のCPUが補助記憶装置4から取得したプログラム42を実行して図1に示される各部を制御することによって実現される処理である。図2に示される文字パターン生成処理においては、現在地を表わす地理的位置情報を取得するとともに、該地理的位置情報に関連付けられた属性値を取得し、取得した属性値に基づいてストロークデータに肉付けし、文字パターンを生成する処理である。
図2を参照して、始めに、ステップS1で、地理的位置情報取得部14によって、現在地を表わす地理的位置情報が取得される。地理的位置情報が取得されるタイミングは、入力装置2よりテキストデータが入力されたタイミングでもよいし、図示されない指示装置によって文字パターンの表示が指示されたタイミングでもよいし、所定の時間間隔で自動的に取得されてもよい。ステップS1で取得される地理的位置情報としては、たとえば緯度経度の値が挙げられる。具体的には、現在地が北緯35度00分、東経135度00分である場合、現在地を表わす地理的位置情報としては「N35.00;E135.00」などのデータが該当する。また、その他の位置を特定し得る情報であってもよいし、現在地を含む所定範囲を特定する情報であってもよいし、基準となるものや他の装置からの相対的な位置を特定し得る情報であってもよい。
次に、ステップS2で、地理的位置情報照合部15が、ステップS1で取得した地理的位置情報の値を位置を特定するIDとして用いて、属性値関連付け情報記憶部12に記憶されている属性値関連付け情報に含まれる地理的位置情報(位置ID)と照合する。なお、属性値関連付け情報の詳細は後述する。ステップS3では、ステップS2で照合して得られた適合した地理的位置情報(位置ID)に対応する属性値IDを基に、属性値取得部13が現在地の地理的位置に対応した属性値を取得する。
そして、ステップS4において、ステップS3で取得された属性値に基づき、プログラム42に含まれる文字生成プログラムに従って、文字パターン生成部11が文字パターンを生成する。
このように、本実施の形態にかかる文字パターン生成装置ではテキストデータを表示する際に属性値を取得して文字パターンを生成するため、予め生成されている文字パターンを送受信したり記憶したりする場合と比較して送受信するデータ容量を抑えることができる。また、必要に応じて現在地に対応した属性値が他の装置から取得される場合、予め位置情報に対応した様々な属性値を保持しておく必要がなく、位置IDと属性値IDとの対応を保持しておけばよいため、属性値を保持しておく場合と比較して予め記憶しておくデータ容量を抑えることができる。
なお、属性値取得部13は地理的位置情報照合部15で特定された属性値を取得する処理に換えて、定期的な時間間隔や電源投入時などの所定のタイミングで属性値を取得し、予め1つ以上の属性値が補助記憶装置4等の文字パターン生成装置10内の記憶装置に記憶されていてもよい。その場合、上記処理は図3のフローチャートに示される処理となる。すなわち、図3を参照して、上記ステップS31では、ステップS2で照合して得られた適合した地理的位置情報(位置ID)に対応する属性値IDを基に、属性値取得部13が、予め取得されている属性値の中から該属性値IDを持つ属性値を選択する。そして、ステップS4では、ステップS31で選択された該属性値に基づいて文字パターン生成部11が文字パターンを生成する。このように、属性値を自装置内から選択する処理もここでの「取得」に含まれるものとする。
文字パターンの生成に用いられる属性の項目としては、線幅、色属性、形状、およびテクスチャなどが挙げられる。以降の説明において、「属性値」とは、これらすべての項目についての値が組合された複数の数からなるものとするが、少なくとも1つの項目の値のみからなるものであってもよい。
線幅属性はたとえばdot数で表現され、具体的な属性値として1dot〜ndotを取り得る。線幅属性は、この属性値を使用して文字パターンが生成された場合、1dot〜ndotで任意に設定された線幅を持つ文字パターンが生成されることを示している。
色属性は、具体的な属性値として黒色、青色、赤色等を取り得る。色属性は、この属性値を使用した場合、任意に設定された値の色を持つ文字パターンが生成されることを示している。
形状属性は端点の形状を表わす属性であり、具体的な属性値として丸型、角型、尖型等を取り得る。形状属性は、この属性値を使用した場合、任意に設定された形状の端点を持つ文字パターンが生成されることを示している。
テクスチャ属性は線上に施される模様(テクスチャ)を表わす属性であり、具体的な属性値として縞模様、水玉模様等を取り得る。テクスチャ属性は、この属性値を使用した場合、任意に設定されたテクスチャを持つ文字パターンが生成されることを示している。 図4は、文字パターン生成部11の内部に含まれる、通常の文字生成に必要な最低限の情報として必要な属性値の初期値の具体例を示す図である。
図4を参照して、ここでは、線幅、色、形状、およびテクスチャの各属性のうち少なくとも線幅、色、および形状の属性値を初期値として持つものとする。具体的に、線幅属性の初期値は2dotであり、この属性値が使用された場合、2dotの線幅を持つ文字パターンが生成されることが示されている。また、色属性の初期値は黒色であり、この属性値が使用された場合、黒色の文字パターンが生成されることを示している。さらに、形状属性の初期値は角型であり、ストローク端が角型の形状に生成されることを示している。
上記ステップS4では、ステップS1において現在地を表わす地理的位置情報の取得に失敗した場合や、ステップS3またはステップS31において現在地を表わす地理的位置情報に対応する属性値が取得または選択されたかった場合に、上記初期値を用いて文字パターンが生成される。
図5は、上記ステップS4で文字パターン生成部11が、図4に示された、初期値2dotの線幅属性値、初期値黒色の色属性値、初期値角型の形状属性値、および初期値なしのテクスチャ属性値を用いて、横方向の線分を表わしたストロークデータを肉付けして生成するストロークの具体例を示す図である。これらの属性値の初期値を用いた場合、一様に2ドットの線幅で、黒色に塗られ、角ゴシック文字のようにストローク両端の形状が角型の、無地の模様でストロークが生成される。
なお、属性値は、ストロークデータごとに設定されるものであってもよいし、1以上のストロークデータで構成される文字ごとに設定されてもよい。図6は、文字に設定される属性値の具体例を示す図である。図6を参照して、文字に設定される属性値は、線幅、色、形状、およびテクスチャの各属性の値に加えて文字コードを含み、文字コードの種類数に応じた属性値が定義できる。上記ステップS4でこの属性値を文字に対して用いると、文字パターン生成部11は、その文字を構成する全てのストロークデータを一様にこの属性値を用いて肉付けして文字パターンを生成する。
さらに、属性値は、文字に含まれるストロークデータごとに設定されてもよい。図7は、文字に含まれるストロークデータごとに設定される属性値の具体例を示す図である。図7を参照して、文字に含まれるストロークデータごとに設定される属性値は、線幅、色、形状、およびテクスチャの各属性の値に加えて文字コードを含み、さらにその文字に含まれるストローク数とともにストローク番号を含み、1文字について含まれるストローク数に応じた属性値が定義できる。上記ステップS4でこの属性値を文字に対して用いると、文字パターン生成部11は、その文字を構成する各ストロークデータについて対応する属性値を用いて肉付けして文字パターンを生成する。
また、属性値は、ストロークの始点と終点とで異なる値であってもよい。
図8は、ストロークの始点と終点とで異なる値である属性値の具体例を示す図である。図8を参照して、線幅属性の始点の値は4dot、終点の値は2dotであり、この属性値が使用された場合、左点を始点、右点を終点とすると、図9に示されるように、始点は4ドットで終点に向けて2ドットへと、左から右に向けて段階的に線幅が変化するストロークが生成されることが示されている。
また、色属性の始点の値は青色、終点の値は赤色であり、この属性値が使用された場合、左点を始点、右点を終点とすると、図10に示されるように、始点の青色から終点の赤色へと左から右に向けて段階的に色味が変化するストロークが生成されることが示されている。これによりストローク中央部分においては各色の中間色である「紫色」が自動生成される。
また、形状属性の始点の値は丸型、終点の値は角型であり、左点を始点、右点を終点とすると、図12に示されるように、始点では端点が丸められた形状、終点では端点が角型と、左右それぞれ異なる形状のストロークが生成されることが示されている。これにより丸ゴシック調の文字パターンの生成が可能となる。また、形状属性の始点の値は丸型、終点の値は尖型である場合には、この属性値が使用された場合、左点を始点、右点を終点とすると、図11に示されるように、始点では端点が丸められた形状、終点では端点が尖った形状と、左右それぞれ異なる形状のストロークが生成されることが示されている。これにより水滴のような形状のストロークの生成が可能となる。なお、図12に示されるように、形状属性の終点の値が角型であって、線幅属性の終点の値が最小の1dotである場合にも、図11と同様の「水滴形」のストロークが生成される。
また、テクスチャ属性の始点の値は縞模様、終点の値はなしであり、この属性値が使用された場合、左点を始点、右点を終点とすると、図13に示されるように、始点側には縞模様が施され、終点側は無模様であり、始点から終点に向けて模様の間隔(密度)が段階的に変化するストロークが生成されることが示されている。または、図14に示されるように、始点から終点に向けて模様の濃淡が段階的に変化するストロークが生成されてもよい。なお、図13や図14では段階的に変化する要素が模様の間隔や模様の濃淡である場合を一例として示したが、これらはテクスチャ属性値の値として定義されており、段階的に変更する要素も併せて定義されるものとする。また、上記以外の要素が定義されることもあり得る。
図15に示されるように、これらの属性値にはその属性値を特定する情報である属性IDが付与されて、制御装置1に含まれる図示されていない属性値記憶部、補助記憶装置4に含まれる図示されていない属性値記憶部、またはその他の記憶装置に記憶される。また、特定の地理的位置を示す情報(たとえば緯度経度の値)にその情報を特定する情報である位置IDが付与されて、属性値関連付け情報記憶部12は、図16に示されるように、属性IDと位置IDとが対となった属性値関連付け情報を記憶する。
上記ステップS2では、図16に示されるような属性値関連付け情報が参照されてステップS1で取得された地理的位置に対応した属性IDが特定され、ステップS3またはステップS31でその属性IDが付与された属性値が取得(または選択)される。たとえば、図15,図16に示される具体例によると、ステップS3で属性ID1が特定された場合、ステップS3では、線幅属性2dot、色属性黒色、形状属性丸型、およびテクスチャ属性縞模様である属性値が取得される。また、属性ID2が特定された場合、線幅属性3dot、色属性青色、形状属性角型、およびテクスチャ属性水玉模様である属性値が取得される。属性ID3が特定された場合、線幅属性1dot、色属性赤色、形状属性角型、およびテクスチャ属性である属性値が取得される。
上記ステップS4での、属性値を用いてストロークデータに肉付けしてストロークを生成する処理については、その方法がいくつか知られている。本発明においてその処理方法は特定の方法に限定されず、可能なすべての方法が採用され得る。以下に、その処理の中で本願発明の特徴的な処理について図を用いて説明する。
図17は、文字パターン生成部11において、図11,12に示されたような、形状属性値が丸型の場合、つまり端点が丸められた形状のストロークを生成する第1の方法を説明する図である。第1の方法は、補助点を始点または終点上に生成してストロークを生成する方法である。
図17を参照して、文字パターン生成部11は、STEP1で、ストロークデータで表わされる線分(図17(A))に対して上記線分に直角な方向へ線幅属性値Hで定義される線幅Hを付加したストローク1を生成し(図17(B))、STEP2で、形状属性値丸型に従って端点を丸めるために上記端点上に補助点Aを生成する(図17(C))。STEP3で、補助点Aを中心点として線幅Hを直径とする正円であるストローク2を生成し(図17(D))、STEP4で、上記ストローク1と上記ストローク2とを合成した部分(図17(E)斜線部)をストロークとする。
図18は、端点が丸められた形状のストロークを生成する第2の方法を説明する図である。第2の方法は、補助点を始点または終点以外の位置に生成してストロークを生成する方法である。
図18を参照して、文字パターン生成部11は、STEP1で、ストロークデータで表わされる線分(図18(A))に対して上記線分に直角な方向へ線幅属性値Hで定義される線幅Hを付加したストローク1を生成する(図18(B))。STEP2で、形状属性値丸型に従って端点を丸めるために上記端点から距離D離れた上記線分上に補助点Aを生成し(図18(C))、STEP3で、補助点Aを中心点として線幅Hを短径、所定の長さMを長径とする楕円であるストローク2を生成する(図18(D))。ここで、上記距離Dは、D<M/2であればよく、好ましくはD=|M/2−H/2|を満たす(ただし、記号|A|は、Aの絶対値を表わす)。なお、長径Mと線幅HとがM≦Hである場合、生成される補助点Aは端点に近付く方向に移動し、その結果、丸められた端点の形状は平らに近付く。また、M>Hである場合、生成される補助点Aは端点より遠ざかる方向に移動し、その結果、丸められた端点の形状は尖った形状に近付く。そして、STEP4で、上記ストローク1と上記ストローク2とを合成した部分(図18(E)斜線部)をストロークとする。
図19は、コーナーが丸められた形状のストロークを生成する方法を説明する図である。
図19を参照して、文字パターン生成部11は、STEP1で、ストロークデータで表わされる、点Oで直角を成す2つの線分OX,OY(図19(A))の各々に対して上記線分に直角な方向へ線幅属性値Hで定義される線幅Hを付加したストローク1を生成し(図19(B))、STEP2で、形状属性値丸型に従ってコーナーを丸めるために、各線分の交点Oから距離E離れた点より伸ばした垂線の交点に補助点Aを生成する(図19(C))。STEP3で、ストローク1の外縁上に補助点P,Q,R,Sを生成し、補助点P,Q,R,Sで囲まれる範囲にストローク2を生成する(図19(D))。ここで、補助点Pは補助点Aを中心にストローク1の内側に接する内円C1と線分OXとの接点、補助点Qは線分OYとの接点であり、補助点Rは補助点Aを中心にストローク1の外側に接する外円C2と線分OXとの接点、補助点Sは線分OYとの接点である。そして、STEP4で、上記ストローク1と上記ストローク2とを合成した部分(図19(E)斜線部)をストロークとする。
上記ステップS1において、地理的位置情報取得部14が地理的位置情報を定期的に取得する場合、上記ステップS1では文字パターン生成装置10の制御装置1によって図20に示される処理が実行される。この処理が行なわれる場合、地理的位置情報取得部14はループ処理の回数をカウントするためのLOOPカウンタを含む。
図20を参照して、始めに、ステップS51で地理的位置情報取得部14はLOOPカウンタをリセット、すなわち値を0にし、クロックの割込みの発生を待機する。ステップS52でクロックの割込みが検出されると(ステップS52でYES)、ステップS53に進んで、LOOPカウンタの値を1インクリメントする。
そして、ステップS54で、予め設定されている「所定時間」に対応するLOOPカウンタの値と現在のLOOPカウンタの値とを比較し、現在のLOOPカウンタの値が設定値より小さければ(ステップS54でNO)ステップS52に戻り、LOOPカウンタの値が設定値以上となっているならば(ステップS54でYES)、ステップS55に進む。
なお、文字パターンを生成する際に、取得した属性値を使用しないで文字パターン生成部11の内部に含まれる属性値の初期値を用いるなどして文字パターンを生成することも可能であり、そのような設定を予めしておくことも可能である。文字パターン生成装置10がそのような設定を行なう構成である場合、ステップS55では、文字パターンの生成に、取得した属性値を使用するか否かの設定値をチェックして、「使用する」に設定されていれば(ステップS55でYES)ステップS56に進み、「使用しない」に設定されていれば(ステップS55でNO)処理を終了して、その結果を返す。
ステップS56で地理的位置情報取得部14は地理的位置情報を取得し、ステップS57で地理的位置情報の取得結果をチェックする。地理的位置情報が取得できた場合は(ステップS57でYES)ステップS58に進んで、地理的位置情報取得結果として、取得した地理的位置情報(たとえば現在地の緯度経度の値)を返す。たとえばGPS受信機の受信状態が悪いなどで地理的位置情報が取得できなかった場合は(ステップS57でNO)ステップS59に進んで、地理的位置情報取得結果として、「地理的位置情報なし」を返す。または、単純にエラーコードを返すようにしてもよい。
以上で地理的位置情報を定期的に取得する場合のステップS1での地理的位置情報取得部14の処理が終了し、所定のタイミングで処理がステップS2に移る。
上記ステップS3で取得された属性値は、属性値送信部16により他の装置に送信されてもよい。たとえば、他の文字パターン生成装置からの要求に応じて送信されてもよいし、メールなどのテキストデータとともにそのテキストデータを表示するために送信されてもよい。その場合、属性値にはカウンタ情報が付加されて送信されることが好ましい。カウンタ情報は、付加された属性値に基づいて文字パターン生成処理を行なうことを許可する期間または回数を規定する情報である。
図21は、カウンタ情報の構成の具体例を示す図である。図21を参照して、カウンタ情報43は、一例として、日時データ431と回数データ432と許可回数433とを含む。
日時データ431は、付加された属性値に基づいて文字パターン生成処理を行なうことを許可する時間を規定する。たとえば、日時データ431が3時間であった場合、文字パターン生成が許可される最大時間数は3時間であり、地理的位置に応じて取得した属性値の取得時から3時間経過するとその属性値に基づいた文字パターン生成処理が許可されずに、属性値の初期値に基づいた文字パターン生成処理に戻る。
回数データ432は、付加された属性値に基づいて文字パターン生成処理を行なうことを許可する回数を規定する。たとえば、回数データ432が5回であった場合、文字パターン生成が許可される最大回数は5回であり、地理的位置に応じて取得した属性値に基づいて文字パターン生成処理を5回実行するとその後はその属性値に基づいた文字パターン生成処理が許可されずに、属性値の初期値に基づいた文字パターン生成処理に戻る。
許可回数433は、属性値の送信を許可する回数を規定する。たとえば、許可回数433が2回であった場合、属性値の送信が許可される最大回数は2回であり、属性値の送信を1回行なうとその度に許可回数の値が1だけ減らされ、許可回数の値が0になるとそれ以上属性値を送信することが許可されない。なお、同一の装置内で送信を繰返すことでも許可回数は減少する。また、属性値とともに送信されるカウンタ情報は、送信先の装置においてさらに属性値を他の装置に送信する際にも許可回数が減少する。したがって、同一装置内で繰返し行なう送信の回数だけでなく、他の装置への転送の回数を制限することができる。
文字パターン生成装置10はカウンタ情報を予め定義して保持しておいてもよいし、属性値とともに外部から取得してもよい。
また、カウンタ情報には日時データ431と回数データ432と許可回数433とが必ずしもすべて含まれていなくてもよく、少なくとも1つ含まれていればよい。また、属性値の使用を制限しない項目についてはデータが含まれていなくてもよい。または、使用を許可しない項目についてデータが含まれていなくてもよい。
さらに、属性値送信部16は送信対象とする属性値にカウンタ情報が付加されているか否かをチェックし、カウンタ情報が付加されている属性値を送信する際には、そのカウンタ情報を更新した後に送信することが好ましい。または、カウンタ情報が付加されていることが検出された属性値は送信を行なわず、カウンタ情報が付加されていない属性値を送信するようにしてもよい。属性装置部16が属性値の送信に先だってカウンタ情報が付加されているか否かを判断することによって、カウンタ情報が付加されている属性値、すなわち他の装置から送信されてきた属性値が送信されない。このため、属性値の転送を制限することができる。
図22は、本実施の形態にかかる文字パターン生成装置10が一般的な携帯電話装置で実現されている場合に、その表示部に表示するテキストデータを文字パターンで表示している具体例を示す図である。図22(A)は、属性値の初期値に基づいた文字パターンで文字「ど」を表示した具体例を示す図であり、図22(B)は、上記処理を行なって生成された文字パターンで文字「ど」を表示した具体例を示す図である。
図22(B)に示される文字パターンは、上記ステップS3またはS31で現在地の位置情報に応じて図23および図24に示される属性値が取得されて生成されるストロークで構成される。
図23および図24に示される属性値は、文字に含まれるストローク単位で、始点・終点別に定義される属性値であって、図23は文字「ど」のうちの「と」に含まれる2つのストロークを生成する処理に用いられ、図24は濁点に含まれる2つのストロークを生成する処理に用いられる。
図23に示される属性値は、線幅属性値が始点・終点ともに3dot、色属性値が始点・終点ともに青色、形状属性値が始点・終点ともに丸型、およびテクスチャ属性値が始点・終点ともに水玉模様であるため、文字「ど」のうちの「と」は、図22(B)に示されるように、一様に3dotの線幅で青色地に水玉模様が施され、端部が丸形状でストロークが生成されている。
また、図24に示される属性値は、線幅属性値が始点1dot・終点3dot、色属性値が始点・終点ともに青色、形状属性値が始点尖型・終点丸型、およびテクスチャ属性値が始点・終点ともに水玉模様であるため、文字「ど」のうちの濁点部分は、青色地に水玉模様が施され、水滴の形でストロークが生成されている。
以上のように、本実施の形態かかる文字パターン生成装置によれば、地理的位置に応じて線幅、色、形状、およびテクスチャの各属性から成る属性値を取得し、その属性値を用いてストロークデータに肉付けして文字パターンを生成することで、データ容量を抑えながら様々な書体およびニュアンスを表現することが可能になるとともに、地域独自の表示で臨場感を高め、表現力豊かな文字表示を実現できる。
また、文字パターン生成の際、(現在位置のみならず)状況に応じて複数の属性値を組合わせ、肉付けの仕方を変えることによって、たとえばユーザが訪れたご当地の名物風フォント(北海道ならとうもろこしやジャガイモ、秋田ならナマハゲやキリタンポ、仙台なら笹かまぼこ、名古屋なら天むす、大阪ならたこ焼きや通天閣など)、ユーザが好きなご当地球団のマスコットキャラクター風フォント、テーマパークのマスコットキャラクター風フォント、イベントキャンペーンのイメージキャラクター風フォント、今現在の天気を反映するお天気風フォント(晴れの日は赤い字、雨の日は青い字または水滴模様など)、ユーザの記念日お祝い風フォント(結婚記念日は濁点がハートになる)など、様々なキャラクターの再現も可能になる。
また、文字パターン生成の際、用いる属性値を装置に内蔵されている初期値から現在地に応じた属性値に変更するか否かの設定を予め端末に記憶させておき、その設定に基づいて文字パターンを生成することで、個々のユーザの好みに応じた文字表示を行なうことも可能となる。
さらに、上述の文字パターン生成処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーションシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、画面に文字される文字、あるいは印刷される文字のパターンを生成する際に、地理的位置に応じて取得した、文字パターンにおける線幅、色、形状、テクスチャの各属性の値に基づいて、複数の線分で構成されるストロークデータから文字パターンを生成する文字パターン生成装置に適用が可能である。これを用いて文字データを表示する液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等の文字表示デバイス(表示装置)、プリンタ等の印刷デバイス(印刷装置)、さらには携帯電話装置や携帯型情報端末機器(PDA)等のモバイル機器、テレビジョン装置等のAV機器やパーソナルコンピュータ等の電子情報機器、これらに用いられる文字パターン生成処理において、取得した属性に基づいて文字パターンを生成することにより、データ容量を抑えながら様々な書体およびニュアンスを表現することが可能になるとともに、地域独自の文字パターンで高い臨場感や表現力を実現できる。したがって、テーマパークやレジャーランド等の娯楽施設、デパートや地域イベント会場等の商業施設、博物館や博覧会等の各種展示場等、文字の表示にテキスト情報以上にニュアンスが求められる様々な利用シーンに幅広く応用することが期待できる。
文字パターン生成装置の構成の具体例を示すブロック図である。 文字パターン生成処理を示すフローチャートである。 文字パターン生成処理を示すフローチャートである。 属性値の初期値の具体例を示す図である。 生成されるストロークの具体例を示す図である。 属性値の具体例を示す図である。 属性値の具体例を示す図である。 属性値の具体例を示す図である。 生成されるストロークの具体例を示す図である。 生成されるストロークの具体例を示す図である。 生成されるストロークの具体例を示す図である。 生成されるストロークの具体例を示す図である。 生成されるストロークの具体例を示す図である。 生成されるストロークの具体例を示す図である。 属性値の具体例を示す図である。 属性値関連付け情報の具体例を示す図である。 ストロークを生成する方法を説明する図である。 ストロークを生成する方法を説明する図である。 ストロークを生成する方法を説明する図である。 ステップS1での処理の具体例を示すフローチャートである。 カウンタ情報の構成の具体例を示す図である。 文字パターンの表示の具体例を示す図である。 属性値の具体例を示す図である。 属性値の具体例を示す図である。
符号の説明
1 制御装置、2 入力装置、3 出力装置、4 補助記憶装置、5 主記憶装置、10 文字パターン生成装置、11 文字パターン生成部、12 属性値関連付け情報記憶部、13 属性値取得部、14 地理的位置情報取得部、15 地理的位置情報照合部、16 属性値送信部、17 属性値受信部、42 プログラム、43 カウンタ情報、431 日時データ、432 回数データ、433 許可回数。

Claims (17)

  1. 現在地を表わす地理的位置の情報を取得する地理的位置情報取得手段と、
    文字を構成する線要素を表わすデータであるストロークデータに属性を付加して前記文字を出力するための文字パターンを生成するために用いられる属性値を特定する情報と、地理的位置の情報との対応を記憶する記憶手段にアクセスし、前記現在地を表わす地理的位置の情報に対応する属性値を特定する地理的位置情報照合手段と、
    前記属性値を取得する属性値取得手段と、
    取得した前記属性値を用いて前記ストロークデータに属性を付加して文字パターンを生成する文字パターン生成手段とを備える、文字パターン生成装置。
  2. 前記属性は、線幅と、色と、形状と、テクスチャとのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の文字パターン生成装置。
  3. 前記属性値は、ストロークデータの表わす始点についての第1属性値と、終点についての第2属性値とを含む、請求項2に記載の文字パターン生成装置。
  4. 前記文字パターン生成手段は、前記ストロークデータに、前記始点から前記終点に向かって、前記第1属性値から前記第2属性値へ一定の割合で変化する属性を付加する、請求項3に記載の文字パターン生成装置。
  5. 前記属性値取得手段は、所定のタイミングで属性値を取得して記憶し、記憶されている属性値の中から前記地理的位置情報照合手段によって特定された前記属性値を選択する、請求項1に記載の文字パターン生成装置。
  6. 前記地理的位置情報取得手段は、前記現在地の地理的位置の情報を所定の時間ごとに取得する、請求項1に記載の文字パターン生成装置。
  7. 前記文字パターン生成手段は、少なくとも線幅、色、および形状の各属性について属性値の初期値を保持し、前記属性値取得手段において前記地理的位置情報照合手段によって特定された前記属性値が取得されなかった場合に、前記初期値を用いて前記文字パターンを生成する、請求項1に記載の文字パターン生成装置。
  8. 前記文字パターン生成手段は、少なくとも線幅、色、および形状の各属性について属性値の初期値を保持し、前記地理的位置情報取得手段において前記現在地を表わす地理的位置の情報が取得されなかった場合に、前記初期値を用いて前記文字パターンを生成する、請求項1に記載の文字パターン生成装置。
  9. 前記文字パターン生成手段において前記文字パターンを生成する際に、属性ごとに前記属性値取得手段で取得された属性値を用いるか否かを設定する設定手段をさらに備え、
    前記文字パターン生成手段は、少なくとも線幅、色、および形状の各属性について属性値の初期値を保持し、
    前記文字パターン生成手段は、前記設定手段での設定が前記属性値取得手段で取得された属性値を使用する設定である属性については前記属性値取得手段で取得された属性値を用いて前記文字パターンを生成し、前記設定手段での設定が前記属性値取得手段で取得された属性値を使用しない設定である属性については前記初期値を用いて前記文字パターンを生成する、請求項1に記載の文字パターン生成装置。
  10. 前記属性値取得手段において取得した前記属性値を外部に送信する属性値送信手段をさらに備える、請求項1に記載の文字パターン生成装置。
  11. 前記属性値送信手段は、前記属性値に、前記属性値を用いた文字パターンを生成する処理を許可する期間または回数を規定する情報を含むカウンタ情報を付加して送信する、請求項10に記載の文字パターン生成装置。
  12. 前記属性値送信手段は、前記カウンタ情報が付加されていない属性値を送信対象とし、前記カウンタ情報を付加して送信する、請求項11に記載の文字パターン生成装置。
  13. 前記カウンタ情報は、属性値の送信回数を規定する情報を含み、
    前記属性値送信手段は、属性値を送信する際に、前記属性値に付加するカウンタ情報に含まれる前記送信回数を規定する情報を更新する、請求項11に記載の文字パターン生成装置。
  14. 前記属性値取得手段は、外部から前記属性値を受信して取得する、請求項1に記載の文字パターン生成装置。
  15. 前記属性値取得手段は、外部から、当該属性値を用いた文字パターンを生成する処理を許可する期間または回数を規定する情報を含むカウンタ情報が付加された前記属性値を受信して取得し、
    前記文字パターン生成手段は、少なくとも線幅、色、および形状の各属性について属性値の初期値を保持し、
    前記文字パターン生成手段は、前記属性値が前記属性値取得手段において取得されたときからの期間が前記カウンタ情報に規定される期間を超えていることが検出されたとき、または前記属性値を前記文字パターンの生成に用いる回数が前記カウンタ情報に規定される回数に達したことが検出されたとき、前記属性値に換えて前記初期値を用いて前記文字パターンを生成する、請求項14に記載の文字パターン生成装置。
  16. コンピュータに文字パターン生成処理を実行させるプログラムであって、
    現在地を表わす地理的位置の情報を取得する地理的位置情報取得ステップと、
    文字を構成する線要素を表わすデータであるストロークデータに属性を付加して前記文字を出力するための文字パターンを生成するために用いられる属性値を特定する情報と、地理的位置の情報との対応を記憶する記憶装置にアクセスし、前記現在地を表わす地理的位置の情報に対応する属性値を特定する地理的位置情報照合ステップと、
    前記属性値を取得する属性値取得ステップと、
    必要なストロークデータを取得し、前記属性値を用いて前記ストロークデータに属性を付加して文字パターンを生成する文字パターン生成ステップとを実行させる、文字パターン生成プログラム。
  17. 請求項16に記載の文字パターン生成プログラムを記録する、コンピュータ読取可能な記録媒体。
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