JP4920511B2 - マルチチャンネルエコーキャンセラ - Google Patents
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Description
図1を参照して、本発明の第1の実施形態に係るマルチチャンネルエコーキャンセラの構成について説明する。図1は、音響システムに用いられる第1の実施形態に係るマルチチャンネルエコーキャンセラの構成例を示す図である。音響システムは、近端側および遠端側の場所間で音響信号を相互伝送するシステムである。図1に示す音響システムでは、近端側には、話者S1およびS2が互いに異なる複数の音源(近端音源)として存在しており、遠端側には、話者S3およびS4が互いに異なる複数の音源(遠端音源)として存在しているとする。近端側には、遠端側の話者S3およびS4の音声からなる遠端音響信号を拡声するためのスピーカ10および20と、近端側の話者S1およびS2の音声からなる近端音響信号を検出するためのマイクロホン11および21とが設けられている。遠端側には、近端音響信号を拡声するためのスピーカ30および40と、遠端音響信号を検出するためのマイクロホン31および41とが設けられている。スピーカ(10、20、30、40)とマイクロホン(11、21、31、41)は、図8で説明したそれらと同様であり、同じ符号を付している。また図1に示す音響システムでは、一例として、本実施形態に係るマルチチャンネルエコーキャンセラが近端側にのみ設けられているとする。また図1に示す音響システムでは、一例として、近端側の話者S1およびS2と、遠端側の話者S3およびS4とが同時に会話をしている、いわゆるダブルトークが行われている状態であるとする。
図3を参照して、本発明の第2の実施形態に係るマルチチャンネルエコーキャンセラの構成について説明する。図3は、音響システムに用いられる第2の実施形態に係るマルチチャンネルエコーキャンセラの構成例を示す図である。図3に示す音響システムでは、近端側には、話者S1が音源(近端音源)として存在しており、遠端側には、話者S3およびS4が互いに異なる複数の音源(遠端音源)として存在しているとする。近端側には、遠端側の話者S3およびS4の音声からなる遠端音響信号を拡声するためのスピーカ10および20と、近端側の話者S1の音声からなる近端音響信号を検出するためのマイクロホン11および21とが設けられている。遠端側には、近端音響信号を拡声するためのスピーカ30および40と、遠端音響信号を検出するためのマイクロホン31および41とが設けられている。スピーカ(10、20、30、40)とマイクロホン(11、21、31、41)は、図8で説明したそれらと同様であり、同じ符号を付している。また図3に示す音響システムでは、一例として、本実施形態に係るマルチチャンネルエコーキャンセラが近端側にのみ設けられているとする。また図3に示す音響システムでは、一例として、近端側の話者S1と、遠端側の話者S3およびS4とが同時に会話をしている、いわゆるダブルトークが行われている状態であるとする。
上述した第1の音源分離部210および第2の音源分離部220では、分離行列を構成する全ての行列要素を更新する構成であった。これに対し、分離行列を構成する各行列要素のうち、一部の行列要素を拘束する(一部の行列要素を0にする)ようにしてもよい。以下、図6を参照して、第1の音源分離部210および第2の音源分離部220分離行列の一部の行列要素を拘束する場合を第3の実施形態として説明する。図6は、第1の音源分離部210に設定された分離行列の一部を拘束した第1の音源分離部210aの構成を示す図である。
第4の実施形態において、上述した音源分離部100における音源分離処理をコンピュータプログラムを用いてコンピュータシステム上で実現する場合について説明する。コンピュータシステムは、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどで構成される。RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムにしたがって動作することにより、音源分離部100の音源分離処理が実現される。なお、コンピュータプログラムは、音源分離部100の音源分離処理を実現するために、コンピュータシステムに対する指令を示す命令コードが複数個組み合わされて構成されたものである。また、第1の音源分離部210や第2の音源分離部220の音源分離処理を、コンピュータプログラムを用いてコンピュータシステム上で実現するようにしてもよい。
なお、上述した第1〜3の実施形態において本発明に係るマルチチャンネルエコーキャンセラを説明してきたが、本発明に係るエコーキャンセラは、上述した第1〜3の実施形態で説明した内容に限定されない。本発明に係るマルチチャンネルエコーキャンセラは、以下のような形態であってもよい。
10、20、30、40 スピーカ
11、21、31、41 マイクロホン
100 音源分離部
101、211、211a 分離部
102、212、212a 学習部
110〜113、230〜235 変換部
120、121、240、241 逆変換部
210、210a 第1の音源分離部
220 第2の音源分離部
Claims (13)
- 第1の場所と第2の場所との間で相互に音響信号を伝送し、当該第1の場所に存在する1つ以上の音源から発せられる第1の音響信号は前記第1の場所に設けられる複数のマイクロホンで検出され、当該第2の場所に存在する1つ以上の音源から発せられる第2の音響信号は前記第2の場所に設けられる複数のマイクロホンで検出され、前記第1の場所から前記第2の場所へ伝送された音響信号は前記第2の場所に設けられた複数のスピーカから拡声され、前記第2の場所から前記第1の場所へ伝送された音響信号は前記第1の場所に設けられた複数のスピーカから拡声される音響システムに用いられ、前記第1の場所に設けられるマルチチャンネルエコーキャンセラであって、
前記第2の場所から前記第1の場所へ伝送されたスピーカ入力信号が前記第1の場所に設けられた複数のスピーカで拡声された音響信号と、前記第1の音響信号とを検出する、前記第1の場所に設けられた複数のマイクロホンの検出信号と、前記スピーカ入力信号とを取得する取得部と、
各前記検出信号に含まれる第1の音響信号と、各前記検出信号に含まれる前記拡声された音響信号に含まれる前記第2の音響信号とを分離するための分離行列であって、前記第1の場所に設けられた複数のスピーカから当該第1の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第1の部分行列と、
前記第2の場所に存在する1以上の音源から当該第2の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第2の部分行列と、
各前記検出信号から当該検出信号に含まれる前記拡声された音響信号に含まれる前記第2の音響信号を分離する複数の行列要素で構成される第3の部分行列と、
前記第1の場所に存在する1以上の音源から当該第1の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第4の部分行列と
を含む分離行列に対して、
各前記検出信号および各前記スピーカ入力信号により構成される入力ベクトルを前記分離行列に対して乗算することにより、各前記検出信号に含まれる第1の音響信号と第2の音響信号とを分離し、当該分離した第1の音響信号を出力するエコーキャンセル部と
を備え、
前記分離行列は、
前記第2の部分行列を、対角以外の構成要素が0である対角行列として独立成分分析に従って学習される
ことを特徴するマルチチャンネルエコーキャンセラ。 - 第1の場所と第2の場所との間で相互に音響信号を伝送し、当該第1の場所に存在する1つ以上の音源から発せられる第1の音響信号は前記第1の場所に設けられる複数のマイクロホンで検出され、当該第2の場所に存在する1つ以上の音源から発せられる第2の音響信号は前記第2の場所に設けられる複数のマイクロホンで検出され、前記第1の場所から前記第2の場所へ伝送された音響信号は前記第2の場所に設けられた複数のスピーカから拡声され、前記第2の場所から前記第1の場所へ伝送された音響信号は前記第1の場所に設けられた複数のスピーカから拡声される音響システムに用いられ、前記第1の場所に設けられるマルチチャンネルエコーキャンセラであって、
前記第2の場所から前記第1の場所へ伝送されたスピーカ入力信号が前記第1の場所に設けられた複数のスピーカで拡声された音響信号と、前記第1の音響信号とを検出する、前記第1の場所に設けられた複数のマイクロホンと、
前記第1の場所に設けられた複数のマイクロホンで検出された検出信号と、前記スピーカ入力信号とを取得する取得部と、
各前記検出信号に含まれる第1の音響信号と、各前記検出信号に含まれる前記拡声された音響信号に含まれる前記第2の音響信号とを分離するための分離行列であって、
前記第1の場所に設けられた複数のスピーカから当該第1の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成さる第1の部分行列と、
前記第2の場所に存在する1以上の音源から当該第2の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第2の部分行列と、
各前記検出信号から当該検出信号に含まれる前記拡声された音響信号に含まれる前記第2の音響信号を分離する複数の行列要素で構成される第3の部分行列と、
前記第1の場所に存在する1以上の音源から当該第1の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第4の部分行列と
を含む分離行列に対して、
各前記検出信号および各前記スピーカ入力信号により構成される入力ベクトルを前記分離行列に対して乗算することにより、各前記検出信号に含まれる第1の音響信号と第2の音響信号とを分離するエコーキャンセル部と、
前記分離した第1の音響信号を出力する出力部と
を備え、
前記分離行列は、前記第2の部分行列を、対角以外の構成要素が0である対角行列として独立成分分析に従って学習されることを特徴するマルチチャンネルエコーキャンセラ。 - 第1の場所と第2の場所との間で相互に音響信号を伝送し、当該第1の場所に存在する1つ以上の音源から発せられる第1の音響信号は前記第1の場所に設けられる複数のマイクロホンで検出され、当該第2の場所に存在する1つ以上の音源から発せられる第2の音響信号は前記第2の場所に設けられる複数のマイクロホンで検出され、前記第1の場所から前記第2の場所へ伝送された音響信号は前記第2の場所に設けられた複数のスピーカから拡声され、前記第2の場所から前記第1の場所へ伝送された音響信号は前記第1の場所に設けられた複数のスピーカから拡声される音響システムに用いられ、前記第1の場所に設けられるマルチチャンネルエコーキャンセラであって、
前記第2の場所から前記第1の場所へ伝送されたスピーカ入力信号を拡声する、前記第1の場所に設けられた複数のスピーカと、
前記第1の場所に設けられた複数のスピーカで拡声された音響信号と、前記第1の音響信号とを検出する、前記第1の場所に設けられた複数のマイクロホンと、
前記第1の場所に設けられた複数のマイクロホンで検出された検出信号と、前記スピーカ入力信号とを取得する取得部と、
各前記検出信号に含まれる第1の音響信号と、各前記検出信号に含まれる前記拡声された音響信号に含まれる前記第2の音響信号とを分離するための分離行列であって、
前記第1の場所に設けられた複数のスピーカから当該第1の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成さる第1の部分行列と、
前記第2の場所に存在する1以上の音源から当該第2の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第2の部分行列と、
各前記検出信号から当該検出信号に含まれる前記拡声された音響信号に含まれる前記第2の音響信号を分離する複数の行列要素で構成される第3の部分行列と、
前記第1の場所に存在する1以上の音源から当該第1の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第4の部分行列と
を含む分離行列に対して、
各前記検出信号および各前記スピーカ入力信号により構成される入力ベクトルを前記分離行列に対して乗算することにより、各前記検出信号に含まれる第1の音響信号と第2の音響信号とを分離するエコーキャンセル部と、
前記分離した第1の音響信号を出力する出力部と
を備え、
前記分離行列は、前記第2の部分行列を、対角以外の構成要素が0である対角行列として独立成分分析に従って学習されることを特徴するマルチチャンネルエコーキャンセラ。 - 前記分離行列は、
前記第3の部分行列を、各構成要素が全て0であるゼロ行列として独立成分分析に従って学習されることを特徴する、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のマルチチャンネルエコーキャンセラ。 - 前記分離行列は、
前記第4の部分行列を、対角以外の構成要素が0である対角行列として独立成分分析に従って学習されることを特徴する、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のマルチチャンネルエコーキャンセラ。 - 第1の場所と第2の場所との間で相互に音響信号を伝送し、当該第1の場所に存在する1つ以上の音源から発せられる第1の音響信号は前記第1の場所に設けられる2つのマイクロホンで検出され、当該第2の場所に存在する1つ以上の音源から発せられる第2の音響信号は前記第2の場所に設けられる2つのマイクロホンで検出され、前記第1の場所から前記第2の場所へ伝送された音響信号は前記第2の場所に設けられた2つのスピーカから拡声され、前記第2の場所から前記第1の場所へ伝送された音響信号は前記第1の場所に設けられた複数のスピーカから拡声される音響システムに用いられ、前記第1の場所に設けられるマルチチャンネルエコーキャンセラであって、
前記第2の場所から前記第1の場所へ伝送された2つのスピーカ入力信号sp1、sp2が前記第1の場所に設けられた2つのスピーカで拡声された音響信号と、前記第1の音響信号とを検出する、前記第1の場所に設けられた2つのマイクロホンの検出信号m1、m2と、
前記スピーカ入力信号と
を取得する取得部と、
前記2つのマイクロホンの検出信号に含まれる第1の音響信号y1、y2と、前記2つのマイクロホンの検出信号に含まれる前記拡声された音響信号に含まれる前記第2の音響信号y3、y4とを分離するための分離行列Wであって、
で表される分離行列Wと、
前記2つのマイクロホンの検出信号および前記2つのスピーカ入力信号により構成される入力ベクトルIであって、
で表される入力ベクトルIとを用いて、前記2つのマイクロホンの検出信号に含まれる第1の音響信号y1、y2と第2の音響信号y3、y4とを
で表される行列演算により分離し、当該分離した第1の音響信号y1、y2を出力するエコーキャンセル部と
を備え、
前記分離行列は、W34=W43=0として独立成分分析に従って学習される
ことを特徴するマルチチャンネルエコーキャンセラ。 - 前記分離行列は、W31=W32=W41=W42=0として独立成分分析に従って学習されることを特徴する、請求項6に記載のマルチチャンネルエコーキャンセラ。
- 前記分離行列は、W12=W21=0として独立成分分析に従って学習されることを特徴する、請求項6または7に記載のマルチチャンネルエコーキャンセラ。
- 第1の場所と第2の場所との間で相互に音響信号を伝送し、当該第1の場所に存在する1つ以上の音源から発せられる第1の音響信号は前記第1の場所に設けられる複数のマイクロホンで検出され、当該第2の場所に存在する1つ以上の音源から発せられる第2の音響信号は前記第2の場所に設けられる複数のマイクロホンで検出され、前記第1の場所から前記第2の場所へ伝送された音響信号は前記第2の場所に設けられた複数のスピーカから拡声され、前記第2の場所から前記第1の場所へ伝送された音響信号は前記第1の場所に設けられた複数のスピーカから拡声される音響システムに用いられ、前記第1の場所に設けられるマルチチャンネルエコーキャンセラであって、
前記第2の場所から前記第1の場所へ伝送されたスピーカ入力信号が前記第1の場所に設けられた複数のスピーカで拡声された音響信号と、前記第1の音響信号とを検出する、前記第1の場所に設けられた複数のマイクロホンの検出信号と、前記スピーカ入力信号とを取得する取得部と、
各前記検出信号に含まれる第1の音響信号と、各前記検出信号に含まれる前記拡声された音響信号に含まれる前記第2の音響信号とを分離するための分離行列であって、前記第1の場所に設けられた複数のスピーカから当該第1の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第1の部分行列と、
前記第2の場所に存在する1以上の音源から当該第2の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第2の部分行列と、
各前記検出信号から当該検出信号に含まれる前記拡声された音響信号に含まれる前記第2の音響信号を分離する複数の行列要素で構成される第3の部分行列と、
前記第1の場所に存在する1以上の音源から当該第1の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第4の部分行列と
を含む分離行列に対して、
各前記検出信号および各前記スピーカ入力信号により構成される入力ベクトルを前記分離行列に対して乗算することにより、各前記検出信号に含まれる第1の音響信号と第2の音響信号とを分離し、当該分離した第1の音響信号を出力するエコーキャンセル部と
を備え、
前記分離行列は、
前記第3の部分行列を、各構成要素が全て0であるゼロ行列として独立成分分析に従って学習されることを特徴するマルチチャンネルエコーキャンセラ。 - 第1の場所と第2の場所との間で相互に音響信号を伝送し、当該第1の場所に存在する1つ以上の音源から発せられる第1の音響信号は前記第1の場所に設けられる複数のマイクロホンで検出され、当該第2の場所に存在する1つ以上の音源から発せられる第2の音響信号は前記第2の場所に設けられる複数のマイクロホンで検出され、前記第1の場所から前記第2の場所へ伝送された音響信号は前記第2の場所に設けられた複数のスピーカから拡声され、前記第2の場所から前記第1の場所へ伝送された音響信号は前記第1の場所に設けられた複数のスピーカから拡声される音響システムに用いられ、前記第1の場所に設けられるマルチチャンネルエコーキャンセラであって、
前記第2の場所から前記第1の場所へ伝送されたスピーカ入力信号が前記第1の場所に設けられた複数のスピーカで拡声された音響信号と、前記第1の音響信号とを検出する、前記第1の場所に設けられた複数のマイクロホンの検出信号と、前記スピーカ入力信号とを取得する取得部と、
各前記検出信号に含まれる第1の音響信号と、各前記検出信号に含まれる前記拡声された音響信号に含まれる前記第2の音響信号とを分離するための分離行列であって、前記第1の場所に設けられた複数のスピーカから当該第1の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第1の部分行列と、
前記第2の場所に存在する1以上の音源から当該第2の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第2の部分行列と、
各前記検出信号から当該検出信号に含まれる前記拡声された音響信号に含まれる前記第2の音響信号を分離する複数の行列要素で構成される第3の部分行列と、
前記第1の場所に存在する1以上の音源から当該第1の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第4の部分行列と
を含む分離行列に対して、
各前記検出信号および各前記スピーカ入力信号により構成される入力ベクトルを前記分離行列に対して乗算することにより、各前記検出信号に含まれる第1の音響信号と第2の音響信号とを分離し、当該分離した第1の音響信号を出力するエコーキャンセル部と
を備え、
前記分離行列は、
前記第4の部分行列を、対角以外の構成要素が0である対角行列として独立成分分析に従って学習されることを特徴するマルチチャンネルエコーキャンセラ。 - 第1の場所と第2の場所との間で相互に音響信号を伝送し、当該第1の場所に存在する1つ以上の音源から発せられる第1の音響信号は前記第1の場所に設けられる複数のマイクロホンで検出され、当該第2の場所に存在する1つ以上の音源から発せられる第2の音響信号は前記第2の場所に設けられる複数のマイクロホンで検出され、前記第1の場所から前記第2の場所へ伝送された音響信号は前記第2の場所に設けられた複数のスピーカから拡声され、前記第2の場所から前記第1の場所へ伝送された音響信号は前記第1の場所に設けられた複数のスピーカから拡声される音響システムに用いられる、第1の場所に対するマルチチャンネルエコーキャンセルを行うマルチチャンネルエコーキャンセル方法であって、
前記第2の場所から前記第1の場所へ伝送されたスピーカ入力信号が前記第1の場所に設けられた複数のスピーカで拡声された音響信号と、前記第1の音響信号とを検出する、前記第1の場所に設けられた複数のマイクロホンの検出信号と、前記スピーカ入力信号とを取得する取得ステップと、
各前記検出信号に含まれる第1の音響信号と、各前記検出信号に含まれる前記拡声された音響信号に含まれる前記第2の音響信号とを分離するための分離行列であって、前記第1の場所に設けられた複数のスピーカから当該第1の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第1の部分行列と、
前記第2の場所に存在する1以上の音源から当該第2の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第2の部分行列と、
各前記検出信号から当該検出信号に含まれる前記拡声された音響信号に含まれる前記第2の音響信号を分離する複数の行列要素で構成される第3の部分行列と、
前記第1の場所に存在する1以上の音源から当該第1の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第4の部分行列と
を含む分離行列に対して、
各前記検出信号および各前記スピーカ入力信号により構成される入力ベクトルを前記分離行列に対して乗算することにより、各前記検出信号に含まれる第1の音響信号と第2の音響信号とを分離するステップと、
当該分離した第1の音響信号を出力することによって、各前記検出信号に含まれる第2の音響信号をエコーとしてキャンセルするキャンセルステップと、
前記分離行列の前記第2の部分行列を、対角以外の構成要素が0である対角行列として独立成分分析に従って学習する学習ステップとを有することを特徴するマルチチャンネルエコーキャンセル方法。 - 第1の場所と第2の場所との間で相互に音響信号を伝送し、当該第1の場所に存在する1つ以上の音源から発せられる第1の音響信号は前記第1の場所に設けられる複数のマイクロホンで検出され、当該第2の場所に存在する1つ以上の音源から発せられる第2の音響信号は前記第2の場所に設けられる複数のマイクロホンで検出され、前記第1の場所から前記第2の場所へ伝送された音響信号は前記第2の場所に設けられた複数のスピーカから拡声され、前記第2の場所から前記第1の場所へ伝送された音響信号は前記第1の場所に設けられた複数のスピーカから拡声される音響システムに用いられる、第1の場所に対するマルチチャンネルエコーキャンセルを行うための、コンピュータに実行させるプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記第2の場所から前記第1の場所へ伝送されたスピーカ入力信号が前記第1の場所に設けられた複数のスピーカで拡声された音響信号と、前記第1の音響信号とを検出する、前記第1の場所に設けられた複数のマイクロホンの検出信号と、前記スピーカ入力信号とを取得する取得ステップと、
各前記検出信号に含まれる第1の音響信号と、各前記検出信号に含まれる前記拡声された音響信号に含まれる前記第2の音響信号とを分離するための分離行列であって、前記第1の場所に設けられた複数のスピーカから当該第1の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第1の部分行列と、
前記第2の場所に存在する1以上の音源から当該第2の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第2の部分行列と、
各前記検出信号から当該検出信号に含まれる前記拡声された音響信号に含まれる前記第2の音響信号を分離する複数の行列要素で構成される第3の部分行列と、
前記第1の場所に存在する1以上の音源から当該第1の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第4の部分行列と
を含む分離行列に対して、
各前記検出信号および各前記スピーカ入力信号により構成される入力ベクトルを前記分離行列に対して乗算することにより、各前記検出信号に含まれる第1の音響信号と第2の音響信号とを分離するステップと、
当該分離した第1の音響信号を出力することによって、各前記検出信号に含まれる第2の音響信号をエコーとしてキャンセルするキャンセルステップと、
前記分離行列の前記第2の部分行列を、対角以外の構成要素が0である対角行列として独立成分分析に従って学習する学習ステップとを実行させるプログラム。 - 第1の場所と第2の場所との間で相互に音響信号を伝送し、当該第1の場所に存在する1つ以上の音源から発せられる第1の音響信号は前記第1の場所に設けられる複数のマイクロホンで検出され、当該第2の場所に存在する1つ以上の音源から発せられる第2の音響信号は前記第2の場所に設けられる複数のマイクロホンで検出され、前記第1の場所から前記第2の場所へ伝送された音響信号は前記第2の場所に設けられた複数のスピーカから拡声され、前記第2の場所から前記第1の場所へ伝送された音響信号は前記第1の場所に設けられた複数のスピーカから拡声される音響システムに用いられる、第1の場所に対するマルチチャンネルエコーキャンセルを行う集積回路であって、
前記第2の場所から前記第1の場所へ伝送されたスピーカ入力信号が前記第1の場所に設けられた複数のスピーカで拡声された音響信号と、前記第1の音響信号とを検出する、前記第1の場所に設けられた複数のマイクロホンの検出信号と、前記スピーカ入力信号とを取得する取得部と、
各前記検出信号に含まれる第1の音響信号と、各前記検出信号に含まれる前記拡声された音響信号に含まれる前記第2の音響信号とを分離するための分離行列であって、前記第1の場所に設けられた複数のスピーカから当該第1の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第1の部分行列と、
前記第2の場所に存在する1以上の音源から当該第2の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第2の部分行列と、
各前記検出信号から当該検出信号に含まれる前記拡声された音響信号に含まれる前記第2の音響信号を分離する複数の行列要素で構成される第3の部分行列と、
前記第1の場所に存在する1以上の音源から当該第1の場所に設けられた複数のマイクロホンまでの各伝達特性に関する複数の行列要素で構成される第4の部分行列と
を含む分離行列に対して、
各前記検出信号および各前記スピーカ入力信号により構成される入力ベクトルを前記分離行列に対して乗算することにより、各前記検出信号に含まれる第1の音響信号と第2の音響信号とを分離し、当該分離した第1の音響信号を出力するエコーキャンセル部と
を備え、
前記分離行列は、
前記第2の部分行列を、対角以外の構成要素が0である対角行列として独立成分分析に従って学習される、集積回路。
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|---|---|---|---|
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