以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1から図5は、本発明の一実施形態に係るユーザ情報提供装置20を介して、ユーザ情報の提供を要求する要求者が、対象者情報の提供を受けるフローの概要を示す。ユーザ情報提供装置20は、対象者端末14を所有する対象者に関する情報である対象者情報を、対象者情報を要求する要求者1が所有する要求者端末12に送信する。ユーザ情報提供装置20は、要求者1が所望する対象者情報を有する対象者を識別する対象者識別情報を記録する対象者リスト200、および対象者情報の提供が許可されている要求者の要求者識別情報を記録する許可リスト204を備える。なお、要求者端末12および対象者端末14は、通信機能を有する通信端末であって、例えば、携帯電話端末である。
本実施形態に係るユーザ情報提供装置20は、要求者端末12からの指示により対象者を設定する一方で、対象者情報の取得ができる要求者を対象者の設定と非同期的に設定することにより、対象者情報を要求者へ柔軟に提供することを目的とする。
まず、図1を参照する。対象者情報の取得を要求する要求者1(例えば、Aさん)は、対象者情報を要求者端末12において取得すべく、ユーザ情報提供装置20に対して、対象者情報の取得サービスの申し込みをする(S1)。これにより、要求者1は、要求者端末12において対象者端末14を有する対象者の対象者情報の検索をする権利を取得できる(S2)。ユーザ情報提供装置20は、要求者1が当該権利を取得した場合に、まず、要求者1用の空の対象者リスト200を作成する。そして、ユーザ情報提供装置20は、要求者1の要求に応じて、要求者1が対象者情報の取得を所望する対象者を対象者リスト200に登録する。
また、要求者1が、対象者情報の取得ができる要求者を登録する許可リスト204への対象者端末14からのアクセスを制御するサービスに申し込んだ場合には、ユーザ情報提供装置20は、要求者1の要求に応じて対象者の許可リスト204を生成する。そして、ユーザ情報提供装置20は、要求者1の要求に応じて、許可リスト204に対象者情報の取得ができる要求者を登録する。なお、要求者1は、ユーザ情報提供装置20へアクセス可能な端末が備えられているサービスショップへ来店して契約書で申し込みすること、サービスショップへ契約書を郵送すること、電話で申し込みすること、およびサービス提供者のウエブサイトから申し込みすること等によって、当該権利を取得できる。また、要求者1は、サービスショップ等のオペレータに指示することにより、対象者リスト200に対象者を登録するとともに、許可リスト204に要求者を登録してもよい。
ここで、対象者情報は、対象者の個人情報であり、例えば、対象者端末14が存在する位置を示す対象者位置情報である。また、対象者情報は、対象者端末14が通信接続をした通信相手の通信端末を識別する端末識別情報(例えば、電話番号)の履歴、および/または対象者端末14が送受信したメールの内容であってもよい。また、対象者端末14がプリペイド方式の料金決済機能を有する場合には、対象者情報は金額の残高であり、対象者端末14がポストペイ方式の料金決済機能を有する場合には、対象者情報は支払った金額の総計、および/または支払いごとの金額であってよい。更に、対象者情報は、対象者が学校に通っている場合、対象者の学校における出席状況、および成績等であってもよい。また、対象者情報は、対象者の銀行口座の預金残高であってもよい。
なお、要求者1は、要求者1が有する携帯電話端末(例えば、要求者端末12)からユーザ情報提供装置20に対して、対象者を識別する対象者識別情報を送信することにより、対象者リスト200へ対象者識別情報を登録することを要求してもよい(S3)。例えば、要求者1は、要求者端末12に対象者端末14の電話番号を入力する。要求者端末12は、要求者1が入力した対象者端末14の電話番号をユーザ情報提供装置20に送信する。そして、ユーザ情報提供装置20は、要求者端末12から受信した電話番号を要求者1用の対象者リスト200に記録してもよい。係る場合において、要求者1は、対象者のニックネームを電話番号とともにユーザ情報提供装置20に送信してよい。ユーザ情報提供装置20は、対象者端末14の電話番号に対応づけて、対象者のニックネーム(例えば、Bさん)を対象者リスト200に記録する。
次に、ユーザ情報提供装置20は、対象者リスト200に対象者端末14の電話番号が登録されたことを対象者端末14に通知する(S4)。例えば、ユーザ情報提供装置20は、メール(例えば、ショートメッセージサービス(SMS))を用いて、対象者端末14の電話番号が対象者リスト200に登録されたことを対象者端末14に通知する。ここで、要求者1が、対象者情報の取得ができる要求者を登録する許可リスト204への対象者端末14からのアクセスを制御するサービスに申し込んでいない場合には、対象者は、当該メールを参照して、要求者1に対象者情報の提供を許可するか否かを設定する。
例えば、要求者1が対象者の対象者情報を参照してよいと対象者が判断した場合は、対象者端末14からユーザ情報提供装置20に対して、対象者情報の提供を許可することを示す情報を送信する(S5)。一方、要求者1が対象者情報を参照することを許可しないと対象者が判断した場合は、対象者端末14は特に処理を実行しない。なお、対象者は、ユーザ情報提供装置20から当該メールを受信したか否かにかかわらず、別途、許可リスト204へ要求者識別情報(例えば、要求者端末12の電話番号)の登録をしてもよい。
ここで、要求者1が対象者の対象者情報を参照してよいと対象者が判断した場合において、対象者は、予め定められた複数の応答方法から選択した一の応答方法を更にユーザ情報提供装置20に送信できる。複数の応答方法は、例えば、対象者に対象者情報の取得要求を通知した後、対象者情報の取得について同意/非同意を対象者に毎回求める応答方法、対象者に対象者情報の取得要求を通知した後、対象者に同意を求めずに対象者情報を送信する応答方法、および対象者に対象者情報の取得要求を通知せず、かつ対象者に同意を求めずに対象者情報を送信する応答方法等であってよい。
ユーザ情報提供装置20は、対象者端末14から受信した情報に応じて、許可リスト204に要求者1の要求者端末12を識別する要求者識別情報(例えば、要求者端末12の電話番号)を記録する。係る場合において、対象者は、要求者のニックネームを要求者端末12の電話番号とともにユーザ情報提供装置20に送信できる。ユーザ情報提供装置20は、要求者端末12の電話番号に対応づけて、対象者のニックネーム(例えば、Aさん)を許可リスト204に記録する。
続いて、図2から図4において、対象者が設定した応答方法のそれぞれに応じて、要求者が対象者情報の提供を受けるフローの概要を示す。
図2は、対象者に対象者情報の取得要求を通知した後、対象者情報の取得について同意/非同意を対象者に毎回求める応答方法が設定されている場合のフローの概要を示す。以下の記述においては、対象者端末14が存在する位置を示す対象者位置情報が対象者情報である例を説明する。まず、要求者端末12は、対象者リスト200から対象者(例えば、Bさん)を要求者1に選択させる。そして、要求者端末12は、要求者1が選択した対象者の対象者位置情報の検索を欲する旨を示す検索要求を、ユーザ情報提供装置20に送信する(S6)。ユーザ情報提供装置20は、当該検索要求を受信した場合、当該検索要求を送信した要求者を識別する要求者情報が、対象者であるBさんの許可リスト204に登録されているか否かを判断する(S7)。
ユーザ情報提供装置20は、許可リスト204に要求者であるAさんが登録されている場合は、許可リスト204に記録されている応答方法を更に判断する(S7)。そして、ユーザ情報提供装置20は、許可リスト204に記録されている応答方法に応じて、対象者端末14の対象者位置情報を要求者端末12に送信する。すなわち、まず、ユーザ情報提供装置20は、要求者1が対象者端末14の対象者位置情報の取得を要求していることを示す検索要求を、外部の測位システム30に通知する(S8)。そして、測位システム30は、要求者1が対象者端末14の対象者位置情報の取得を要求していることを示す検索要求を対象者端末14に通知する(S9)。対象者端末14は、検索要求を受信したことを対象者であるBさんに通知する。そして、対象者は、要求者1の検索要求に応じるか否かを決定する(S10)。
対象者が要求者1の検索要求に応じることを決定した場合には、対象者端末14は、検索要求に応じることを示す情報を測位システム30に送信する(S11)。そして、測位システム30は、対象者端末14が存在する位置を示す対象者位置情報を取得して、ユーザ情報提供装置20に送信する(S12)。なお、ユーザ情報提供装置20は、測位システム30を介さずに、対象者端末14に検索要求を通知してもよい。係る場合には、対象者端末14は、検索要求を受信したことを対象者に通知する。そして、対象者が検索要求に応じることを決定した場合に、対象者端末14は、測位システム30を介さずに検索要求に応じることを示す情報をユーザ情報提供装置20に送信する。そして、ユーザ情報提供装置20は、測位システム30に対象者端末14の対象者位置情報の取得を要求して、測位システム30に対象者位置情報を取得させてもよい。
ここで、外部の測位システム30は、例えば、アシストGPS(AGPS)を利用した測位システム30である。測位システム30から対象者端末14の位置情報を取得したユーザ情報提供装置20は、当該位置情報が示す位置を含む予め定められた範囲の地図を示す地図データを取得する。続いて、ユーザ情報提供装置20は、取得した地図データに測位システム30から受信した位置情報が示す位置を含めた合成地図データを生成する。そして、ユーザ情報提供装置20は、要求者端末12が検索結果を要求した場合に(S13)、要求者端末12に生成した合成地図データを送信する(S14)。これにより、要求者端末12は、対象者端末14が存在する位置、すなわち対象者であるBさんが存在する位置を、地図において確認することができる。
一方、ユーザ情報提供装置20は、許可リスト204に要求者であるAさんが登録されていない場合は、要求者端末12から検索結果要求を受信したときから予め定められた時間が経過した後、要求者端末12に対象者位置情報の取得ができなかったことを示す情報を送信する(S14)。また、対象者が要求者1の検索要求に応じないことを決定した場合にも、ユーザ情報提供装置20は、要求者端末12からの検索結果要求の受信に応じて、要求者端末12に対象者位置情報の取得ができなかったことを示す情報を送信する(S14)。
図3は、対象者に対象者情報の取得要求を通知した後、対象者に同意を求めずに対象者情報を送信する応答方法が設定されている場合のフローの概要を示す。以下の記述においては、対象者端末14が存在する位置を示す対象者位置情報が対象者情報である例を説明する。S16のステップは、図2の上記説明におけるS6のステップと略同一の動作をするので説明は省略する。ユーザ情報提供装置20は、要求者端末12から検索要求を受信した場合、当該検索要求を送信した要求者を識別する要求者情報が、対象者であるBさんの許可リスト204に登録されているか否かを判断する(S17)。ユーザ情報提供装置20は、許可リスト204に要求者であるAさんが登録されている場合は、許可リスト204に記録されている応答方法を更に判断する(S17)。そして、ユーザ情報提供装置20は、許可リスト204に記録されている応答方法に応じて、対象者端末14の対象者位置情報を要求者端末12に送信する。
すなわち、まず、ユーザ情報提供装置20は、要求者1が対象者端末14の対象者位置情報の取得を要求していることを示す検索要求を、外部の測位システム30を介して対象者端末14に通知する(S18)。対象者端末14は、検索要求を受信したことを対象者であるBさんに通知する。ユーザ情報提供装置20は、測位システム30を介して対象者端末14に検索要求を通知する一方で、測位システム30に対象者端末14の対象者位置情報を取得することを要求する(S19)。測位システム30は、対象者位置情報を取得する(S20、S21)。そして、測位システム30は、取得した対象者位置情報をユーザ情報提供装置20に送信する(S22)。ユーザ情報提供装置20は、測位システム30から受信した位置情報に基づいて、上記図2の説明と同様にして、合成地図データを生成する。そして、ユーザ情報提供装置20は、要求者端末12が検索結果を要求した場合に(S23)、要求者端末12に、生成した合成地図データを送信する(S24)。
なお、対象者端末14が検索要求を測位システム30を介してユーザ情報提供装置20から受信した場合(S18)、上記S19およびS20のステップを経由することなく、対象者端末14はS21のステップを実行してもよい。すなわち、対象者端末14は、検索要求を、測位システム30を介してユーザ情報提供装置20から受信した場合に、測位システム30に対象者位置情報を送信してもよい。
図4は、対象者に対象者情報の取得要求を通知せず、かつ対象者に同意を求めずに対象者情報を送信する応答方法が設定されている場合のフローの概要を示す。以下の記述においては、対象者端末14が存在する位置を示す対象者位置情報が対象者情報である例を説明する。S24のステップは、図2の上記説明におけるS6のステップと略同一の動作をするので説明は省略する。ユーザ情報提供装置20は、要求者端末12から検索要求を受信した場合、当該検索要求を送信した要求者を識別する要求者情報が、対象者であるBさんの許可リスト204に登録されているか否かを判断する(S25)。ユーザ情報提供装置20は、許可リスト204に要求者であるAさんが登録されている場合は、許可リスト204に記録されている応答方法を更に判断する(S25)。そして、ユーザ情報提供装置20は、許可リスト204に記録されている応答方法に応じて、対象者端末14の対象者位置情報を取得する。
すなわち、ユーザ情報提供装置20は、測位システム30に対象者端末14の対象者位置情報の取得を要求する(S26)。測位システム30は、ユーザ情報提供装置20からの要求に応じて、対象者位置情報を取得する(S27、S28)。そして、測位システム30は、取得した対象者位置情報をユーザ情報提供装置20に送信する(S29)。ユーザ情報提供装置20は、測位システム30から受信した位置情報に基づいて、上記図2の説明と同様にして、合成地図データを生成する。そして、ユーザ情報提供装置20は、要求者端末12から検索結果要求を受信した場合に(S30)、要求者端末12に、生成した合成地図データを送信する(S31)。
図5は、対象者端末14からの許可リスト204へのアクセスを制御するフローの概要を示す。まず、対象者情報の取得を要求する要求者1(例えば、Aさん)は、管理を所望する対象者端末14の許可リスト204の設定を管理すべく、ユーザ情報提供装置20に対して対象者端末14の許可リスト204を管理できるサービスの申し込みをする(S40)。そして、ユーザ情報提供装置20は、要求者1の申し込みに応じて、要求者1用の対象者リスト200(A)を生成する(S40a)。また、ユーザ情報提供装置20は、要求者1が指定した対象者(例えば、Bさん)の許可リスト204を生成する(S40b)。係る場合において、ユーザ情報提供装置20は、許可リスト204に、対象者であるBさんの対象者情報の取得を要求者に可能とすべく、要求者1の申し込みに応じて要求者の要求者識別情報と対象者情報の取得方法(例えば、設定c)とを登録する。なお、要求者1は、要求者端末12を通じて、図2の上記説明と同様に要求者1用の対象者リスト200(A)に対象者識別情報を登録してもよい。
これにより、要求者1は、対象者端末14が許可リスト204の内容の変更を禁止する権利を取得できる(S41)。すなわち、ユーザ情報提供装置20は、要求者1のサービスの申し込みに応じて、要求者1が管理を所望する対象者を識別する対象者識別情報(例えば、対象者が有する対象者端末14の電話番号)を、ロックリスト282に登録する。なお、要求者1は、ロックリスト282に複数の対象者識別情報を登録してもよい。ユーザ情報提供装置20は、ロックリスト282に登録された対象者識別情報で識別される対象者が有する対象者端末14が、当該対象者の許可リスト204の内容を変更することを禁止する。更に、要求者1の要求に応じて対象者であるBさん用のロックリスト282を生成した場合、ユーザ情報提供装置20は、要求者1を除く他の要求者(例えば、要求者2等)が、更に対象者であるBさん用のロックリスト282を生成することを禁止する。すなわち、一の対象者用のロックリスト282には、一の要求者の要求者識別情報が登録される。
そして、要求者1は、要求者端末12を用いて、許可リスト204に対象者端末14を使用する対象者の対象者情報の取得ができる権限を有する者を登録する(S42)。例えば、要求者1は、要求者端末12を用いて許可リスト204に要求者1の要求者識別情報を登録する。また、要求者1は、許可リスト204に、対象者情報の取得をさせてもよい他の要求者、例えば要求者2であるCさんの要求者識別情報を登録することもできる。なお、係る場合において、要求者1は、図2から図4において説明した応答方法を許可リスト204に登録することもできる。一方、対象者端末14からは、許可リスト204の内容を参照することだけができる(S43)。
一方、対象者情報の取得を要求する要求者2(Cさん)は、管理を所望する対象者端末14の許可リスト204の設定を管理すべく、ユーザ情報提供装置20に対して対象者端末14の許可リスト204を管理できるサービスの申し込みをする(S44)。しかしながら、本実施形態においては、ユーザ情報提供装置20は、既に要求者1の要求に応じて許可リスト204を生成している。従って、ユーザ情報提供装置20は、要求者2の要求に応じては、許可リスト204を生成しない(S44b)。但し、ユーザ情報提供装置20は、要求者2用の対象者リスト200(C)は生成する(S44a)。
そして、ユーザ情報提供装置20は、要求者1の要求に応じてユーザ情報提供装置20が生成した許可リスト204の内容を、要求者端末16が変更することを禁止する。但し、要求者1の要求者端末12からの要求により、許可リスト204に要求者2の要求者識別情報と対象者情報の取得方法とが登録されている場合には、ユーザ情報提供装置20は、当該取得方法に応じて、要求者端末16に対象者情報を提供する。これにより、要求者2は、許可リスト204の設定内容を変更することができないものの、要求者端末16において対象者情報を参照することができる。なお、対象者端末14は、許可リスト204を参照することにより、要求者1が許可リスト204の設定を変更できる権限を有すること、および要求者2が当該権限を有してはいないが、対象者情報の参照ができることを把握できる。
例えば、対象者端末14は、対象者の操作に応じて許可リスト204の内容を対象者端末14の表示部に表示する。具体的には、対象者端末14は、要求者1であるAさんを示すテキストデータとともに、要求者1が許可リスト204の設定を変更する権限を有することを示す画像データを表示する。一方、対象者端末14は、要求者2であるBさんを示すテキストデータを表示するものの、要求者2は許可リスト204の設定を変更する権限を有していないので、当該権限を有することを示す画像データを、Bさんを示すテキストデータとともに表示しない。なお、本実施形態においては、当該権限を有することが許可されるものは一人に限られるので、当該権限を有することを示す画像データが複数表示されることはない。
なお、要求者2が対象者の許可リスト204の設定内容を変更する権限を取得したい場合には、要求者1とともにサービスの変更申し込みをする(S40)。そして、ユーザ情報提供装置20は、要求者1の要求に応じて生成されたロックリスト282を消去して、要求者2のロックリスト282を新たに生成する。そして、ユーザ情報提供装置20は、対象者の許可リスト204の設定内容を変更する権限を、要求者1から要求者2へと移転する。
これにより、要求者1は、対象者の対象者情報の取得を許可する者を自由に設定することができる一方で、対象者端末14からは自己の許可リスト204の内容の変更をすることを禁止できる。従って、例えば、要求者1が対象者の親である場合、対象者端末14において許可リスト204の内容を変更して、対象者情報の要求者端末12における参照を阻むことを防止できる。なお、対象者端末14は、自己の許可リスト204の内容を変更することはできないが、他の対象者端末14の許可リスト204の内容を変更することを禁止する権限を取得することはできる。
また、要求者1と異なる要求者2は、要求者1の要求に応じてユーザ情報提供装置20が生成した許可リスト204の設定内容を変更できないものの、要求者1の要求に応じてユーザ情報提供装置20が許可リスト204に要求者2の要求者識別情報を登録した場合に限り、対象者情報の参照をすることができる。すなわち、要求者1は、対象者情報の参照を許可できる者を自らの意思で設定できるので、対象者情報が不特定多数の者に参照されることを防止できる。
図6は、本実施形態に係るユーザ情報提供装置20の機能構成の一例を示す。ユーザ情報提供装置20は、対象者リスト200、対象者リスト変更部202、許可リスト204、許可リスト変更部206、照合判断部210、登録要求受信部220、通知許否送受信部222、登録通知部224、要求情報受信部226、取得不可通知部228、対象者情報取得部230、地図情報取得部232、地図生成部234、対象者情報通知部240、許可情報受信部250、対象者リスト要求受信部260、対象者リスト送信部262、データ送受信部270、アクセス制限部280、ロックリスト282、および申込者リスト290を備える。なお、以下に述べる対象者情報は、対象者端末14が存在する位置を示す対象者位置情報であってよい。また、対象者端末14が要求者端末12であってもよく、要求者端末12が対象者端末14であってもよい。
データ送受信部270は、要求者端末12、対象者端末14、および測位システム30と、登録要求受信部220、通知許否送受信部222、登録通知部224、要求情報受信部226、取得不可通知部228、対象者情報取得部230、地図情報取得部232、対象者情報通知部240、許可情報受信部250、対象者リスト要求受信部260、および対象者リスト送信部262との間で、各種情報の送受信を行う。
対象者リスト200は、要求者の要求者識別情報に対応づけて、当該要求者識別情報で識別される要求者によって対象識別情報の取得が所望される対象者の対象者識別情報を記録する。ユーザ情報提供装置20は、要求者1がサービスの申し込みをしたことに応じて、当該要求者1用の対象者リスト200を当該要求者1に割り当てる。対象者リスト200は、照合判断部210の制御に応じて、記録している対象者識別情報を照合判断部210に供給する。また、対象者リスト200は、対象者リスト送信部262の制御に応じて、記録している対象者識別情報を対象者リスト送信部262に供給する。
申込者リスト290は、ユーザ情報提供装置20が実施しているサービスの提供を受ける申込者の要求者識別情報を記録する。ユーザ情報提供装置20は、要求者1がサービスの申し込みをしたことに応じて、申込者リスト290に、要求者識別情報を記録する。また、申込者リスト290は、要求者識別情報に対応づけて、当該要求者識別情報で識別される要求者1が検索できるサービスを示す情報を更に記録してもよい。例えば、ユーザ情報提供装置20は、複数の対象者情報(例えば、対象者位置情報、対象者端末14の通信履歴、対象者の預金残高、および対象者の成績等)を要求者端末12に提供するサービスを実施してよく、申込者リスト290は、要求者1が検索/参照を所望する少なくとも1つの対象者情報の提供サービスを示す情報を記録する。
許可リスト204は、対象者識別情報に対応づけて、当該対象者識別情報で識別される対象者の対象者情報の取得が許可される要求者の要求者識別情報を記録する。対象者の対象者端末14は、初期状態において、ユーザ情報提供装置20が実施しているサービスの提供が抑止されている。そこで、対象者端末14が当該サービスの提供の抑止設定を解除したことに応じて、ユーザ情報提供装置20は、当該対象者用の許可リスト204を当該対象者に割り当てる。許可リスト204は、照合判断部210の制御に応じて、記録している要求者識別情報を照合判断部210に供給する。
登録要求受信部220は、要求者端末12から、対象者リスト200に記録する対象者識別情報を受信する。すわなち、登録要求受信部220は、要求者端末12から、要求者1が対象者情報の取得を所望する相手である対象者の対象者識別情報を受信する。登録要求受信部220は、受信した対象者識別情報を対象者リスト変更部202に供給する。
対象者リスト変更部202は、対象者リスト200の内容の変更が要求された場合に、許可リスト204にアクセスすることなく、許可リスト204の内容と独立させて、対象者リスト200の内容を変更する。具体的には、対象者リスト変更部202は、登録要求受信部220から受け取った対象者識別情報を、当該対象者識別情報を送信した要求者端末12を使用する要求者の要求者識別情報に対応づけて、対象者リスト200に記録する。対象者リスト変更部202は、対象者リスト200に対象者識別情報を記録したことを示す情報を通知許否送受信部222に供給する。また、対象者リスト変更部202は、対象者リスト200に記録した対象者識別情報を登録通知部224に供給する。
登録通知部224は、対象者リスト変更部202が、対象者リスト200に対象者識別情報を記録したことを示す登録通知を、当該対象者識別情報で識別される対象者の対象者端末14に通知する。すなわち、登録通知部224は、対象者リスト変更部202から受け取った対象者識別情報で識別される対象者の対象者端末14に登録通知を通知する。また、登録通知部224は、登録通知とともに、要求情報に対する予め定められた複数の応答方法を更に通知する。ここで、登録通知部224は、対象者リスト変更部202が対象者リスト200に対象者識別情報を記録したことを示す登録通知を、送信元を要求者端末12として、当該対象者識別情報で識別される対象者端末14に送信する。
例えば、登録通知部224は、登録通知をメールとして対象者端末14に送信する場合、当該メールの「From」欄に、要求者の要求者端末12の電話番号、または要求者のニックネーム等、要求者を識別するテキストデータを表示させることにより、送信元を要求者端末12とする。これにより、対象者端末14を使用する対象者は、対象者リスト200に対象者識別情報を登録した要求者1が誰であるのかを、容易に認識できる。
通知許否送受信部222は、通知許否送信部および通知許否受信部を含む。通知許否送信部は、対象者リスト変更部202から対象者リスト200に対象者識別情報を記録したことを示す情報を受け取った場合であって、登録通知部224が、登録通知を対象者端末14に通知する前に、要求者1の要求者端末12を識別する要求者端末識別情報を登録通知に含めて通知することを許可するか、または要求者端末識別情報を登録通知に含めて通知することを拒否するかを、要求者端末12に決定させるべく要求者端末12に問い合わせる。
通知許否受信部は、登録通知部224が、登録通知を対象者端末14に通知する前に、要求者端末12が通知許否送信部の問い合わせに応じて送信した、要求者1の要求者端末12を識別する要求者端末識別情報を登録通知に含めて通知することを許可する認容情報、または要求者端末識別情報を登録通知に含めて通知することを拒否する拒否情報を、要求者端末12から受信する。通知許否送受信部222は、要求者端末12から受信した認容情報または許否情報を登録通知部224に供給する。登録通知部224は、通知許否受信部が認容情報を受け取った場合、対象者リスト変更部202が、対象者識別情報を対象者リスト200の内容を変更して記録したことを示す登録通知に要求者端末識別情報を含めて、当該対象者識別情報で識別される対象者端末14に通知する。一方、登録通知部224は、通知許否受信部が拒否情報を受け取った場合には、登録通知を当該対象者識別情報で識別される対象者端末14に通知しない。
許可情報受信部250は、登録通知部224が通知した登録通知に応じて、対象者端末14の対象者が、対象者リスト変更部202が対象者リスト200に記録した対象者識別情報に対応する要求者識別情報で識別される要求者に、当該対象者の対象者位置情報の取得を許可した場合に、許可することを示す許可情報を対象者端末14から受信する。また、許可情報受信部250は、登録通知部224が通知した複数の応答方法から対象者が選択した応答方法を、対象者端末14から更に受信する。許可情報受信部250は、受信した許可情報を当該許可情報を許可リスト変更部206に供給する。
許可リスト変更部206は、許可リスト204の内容の変更が要求された場合に、対象者リスト200にアクセスすることなく、対象者リスト200の内容と独立させて、許可リスト204の内容を変更する。また、許可リスト変更部206は、許可情報受信部250が許可情報を受信した場合、許可リスト204の内容の変更が要求されたと判断する。そして、許可リスト変更部206は、対象者リスト200にアクセスすることなく、対象者リスト200の内容と独立させて、対象者リスト200に当該要求者端末12の要求者の要求者識別情報を記録する。更に、許可リスト変更部206は、許可情報受信部250が許可情報を受信した場合、対象者リスト200にアクセスすることなく、対象者リスト200の内容と独立させて、許可リスト204に当該要求者端末12の要求者の要求者識別情報に対応づけて許可情報受信部250が受信した応答方法を更に記録する。
なお、許可リスト変更部206は、要求者識別情報を記録する場合に、申込者リスト290を参照する。そして、許可リスト変更部206は、申込者リスト290に記録されていない要求者識別情報については、許可情報受信部250が許可情報を受信した場合であっても、許可リスト204に記録しない。これにより、ユーザ情報提供装置20が提供するサービスに申し込んでいない者に対して、対象者情報が送信されることを防止できる。
対象者リスト要求受信部260は、要求者端末12から、当該要求者端末12を使用する要求者の要求者識別情報に対応づけて対象者リスト200が記録している対象者識別情報の参照要求を受信する。対象者リスト要求受信部260は、受信した参照要求を対象者リスト送信部262に供給する。対象者リスト送信部262は、対象者リスト200が記録している対象者識別情報を要求者端末12に送信する。具体的には、対象者リスト送信部262は、対象者リスト要求受信部260から受け取った参照要求を送信した要求者端末12を使用する要求者の要求者識別情報に対応づけて対象者リスト200が記録している対象者識別情報を取得する。そして、対象者リスト送信部262は、対象者リスト200から取得した少なくとも1つの対象者識別情報を要求者端末12に送信する。
要求情報受信部226は、対象者リスト200が記録している要求者識別情報で識別される要求者が所有する要求者端末12から、当該要求者識別情報に対応づけて記録されている対象者識別情報、および対象者識別情報で識別される対象者の対象者情報の取得要求を示す要求情報を受信する。具体的には、要求者端末12は、対象者リスト送信部262が送信した少なくとも1つの対象者識別情報から要求者1が選択した対象者識別情報および要求情報をユーザ情報提供装置20に送信する。
なお、要求者端末12は、対象者リスト送信部262から受信した少なくとも1つの対象者識別情報で識別される対象者をリスト表示する。続いて、要求者端末12は、要求者1に所望の対象者を選択させる。そして、要求者端末12は、要求者1が選択した対象者の対象者識別情報をユーザ情報提供装置20に送信する。要求情報受信部226は、当該対象者識別情報および要求情報を受信する。要求情報受信部226は、対象者識別情報、および対象者識別情報を送信した要求者端末12の要求者1の要求者識別情報を照合判断部210に供給する。
照合判断部210は、要求情報受信部226が受信した対象者識別情報に対応づけて、当該対象者識別情報を送信した要求者端末12を所有する要求者1の要求者識別情報が許可リスト204に記録されているか否かを判断する。すなわち、照合判断部210は、要求情報受信部226から受け取った対象者識別情報を送信した要求者端末12の要求者1の要求者識別情報と、要求情報受信部226から受け取った対象者情報に対応づけて許可リスト204が記録している要求者識別情報とを照合することにより、当該要求者1に対象者情報の参照が許可されているか否かを判断する。また、照合判断部210は、当該要求者1の要求者識別情報が許可リスト204に記録されている場合には、対象者識別情報に対応づけて許可リスト204が記録している応答方法を取得する。照合判断部210は、判断結果を、取得不可通知部228および対象者情報取得部230に供給する。また、照合判断部210は、許可リスト204から取得した応答方法を、対象者情報取得部230に供給する。
対象者情報取得部230は、照合判断部210が、要求者識別情報が許可リスト204に記録されていると判断した場合に、要求情報受信部226が受信した対象者識別情報で識別される対象者の対象者情報を取得する。また、対象者情報取得部230は、照合判断部210が、要求者識別情報が許可リスト204に記録されていると判断した場合に、許可リスト204が要求者識別情報に対応づけて記録している応答方法に応じて、対象者の対象者位置情報を取得する。なお、対象者情報取得部230は、対象者情報が対象者位置情報である場合には、照合判断部210が、要求者識別情報が許可リスト204に記録されていると判断した場合に、対象者の対象者位置情報を取得する。
例えば、対象者情報取得部230は、対象者位置情報を、外部の測位システム30に取得させる。そして、対象者情報取得部230は、外部の測位システム30が取得した対象者位置情報を、当該測位システム30から取得する。対象者情報取得部230は、取得した対象者情報を対象者情報通知部240に供給する。また、対象者情報取得部230は、対象者位置情報を取得した場合には、取得した対象者位置情報を地図情報取得部232に供給する。
地図情報取得部232は、対象者情報取得部230が取得した対象者位置情報が示す位置を含む、予め定められた範囲の地図を示す地図情報を取得する。地図情報取得部232は、外部の地図データベースから地図情報を取得してもよい。地図情報取得部232は、取得した地図情報を地図生成部234に供給する。地図生成部234は、地図情報取得部232が取得した地図情報が示す地図に、対象者位置情報が示す位置を含めた合成地図情報を生成する。地図生成部234は、対象者位置情報を生成した合成地図情報に含めてよい。地図生成部234は、生成した合成地図情報を対象者情報通知部240に供給する。
なお、ユーザ情報提供装置20は、地図生成部234が合成地図情報を生成した時点で、課金ログを生成する課金ログ生成部を更に備えていてもよい。また、ユーザ情報提供装置20は、課金ログ生成部が生成した課金ログを格納する課金ログ格納部を更に備えていてもよい。課金ログ格納部は、格納した課金ログを、予め定められた周期で外部の顧客情報統合管理システムに送信することにより、顧客情報統合管理システムに課金処理を実行させる。また、課金ログ生成部は、生成した課金ログを要求者端末12に通知して、位置検索に要する料金、または料金概算を通知してもよい。
取得不可通知部228は、照合判断部210が、要求情報受信部226が受信した対象者識別情報に対応づけて、当該対象者識別情報を送信した要求者端末12の要求者識別情報が許可リスト204に記録されていないと判断した場合に、判断した時点から予め定められた時間経過後、要求者端末12に対象者の対象者位置情報の取得ができないことを通知する。また、取得不可通知部228は、対象者情報取得部230が対象者の対象者位置情報の取得ができない場合に、要求者端末12に対象者の対象者位置情報の取得ができないことを示す取得不可情報を通知する。そして、要求情報受信部226が受信した対象者識別情報に対応づけて、当該対象者識別情報を送信した要求者端末12の要求者識別情報が許可リスト204に記録されていないと判断した場合に、対象者の対象者位置情報の取得ができないことを、取得不可情報と同一の態様で通知する。
これにより、対象者位置情報の取得が対象者に拒否された場合であっても、要求者1に対しては対象者位置情報の取得ができないと通知されるだけであり、要求者1は対象者に拒否されたという事実を認識することがなく、要求者1が不愉快になることがない。
対象者情報通知部240は、対象者情報取得部230が取得した対象者情報を要求者端末12に送信する。また、対象者情報通知部240は、地図生成部234が生成した合成地図情報を要求者端末12に送信する。具体的に、対象者情報通知部240は、要求者端末12から対象者情報の取得要求である検索結果要求を受信した場合に、合成地図情報を要求者端末12に送信する。なお、対象者情報通知部240は、合成地図情報以外の対象者情報についても、要求者端末12から検索結果要求を受信した場合に、当該対象者情報を要求者端末12に送信する。
ロックリスト282は、要求者識別情報に対応づけて、対象者識別情報を記録する。ロックリスト282は、アクセス制限部280の制御に応じて、対象者識別情報をアクセス制限部280に参照させる。アクセス制限部280は、対象者リスト変更部202を制御して、ロックリスト282が記録している要求者識別情報で識別される要求者による対象者リスト200への対象者識別情報の記録、およびロックリスト282が記録している要求者識別情報で識別される要求者による許可リスト204への要求者識別情報の記録を可能とする。更に、アクセス制限部280は、許可リスト変更部206を制御して、ロックリスト282が記録している対象者識別情報で識別される対象者による許可リスト204の内容の変更を禁止する。
本実施形態に係るユーザ情報提供装置20によれば、要求者が対象者リスト200に対象者を登録するとともに、対象者が要求者を許可リスト204に登録した場合にだけ要求者は対象者の対象者情報を取得することができる。従って、要求者と対象者との双方が対象者情報のやり取りについて合意したことが確実である場合にだけ要求者に対象者情報を提供できるので、対象者の個人的な情報である対象者情報を、対象者の知らない間に第三者が取得することを防止できる。
また、本実施形態に係るユーザ情報提供装置20によれば、対象者リスト200と許可リスト204とをそれぞれ独立に制御することができる。これにより、例えば、要求者1は対象者の許可リスト204を参照することを防止できるので、対象者がいずれの者に対象者情報の提供を許可しているのか第三者に知られることを容易に防止できる。また、対象者リスト200の内容の変更に応じて許可リスト204の内容を変更すること、および許可リスト204の内容の変更に応じて対象者リスト200の内容を変更することがなくなるので、対象者リスト200および許可リスト204の増設等の管理が容易となる。
図7は、本実施形態に係る対象者リスト200のデータ構造の一例を示す。対象者リスト200は、要求者識別情報に対応づけて対象者識別情報を記録する。要求者識別情報は、例えば、要求者が使用する要求者端末12の電話番号である。要求者識別情報は、要求者のメールアドレス等、要求者を一意に識別する識別情報であってよい。また、対象者識別情報は、対象者が使用する対象者端末14の電話番号である。対象者識別情報についても、要求者識別情報と同様に、対象者のメールアドレス等であってもよい。また、対象者識別情報は、電話番号等、対象者を一意に識別できる識別情報に対応づけて、対象者のニックネームを記録してもよい。
例えば、対象者リスト200は、電話番号6000に対応づけて、電話番号7100および電話番号6200を記録する。そして、対象者リスト200は、電話番号7100に対応づけて、電話番号7100で識別される対象者のニックネーム(例えば、"Cちゃん")を記録する。同様にして、対象者リスト200は、電話番号6200に対応づけて、電話番号6200で識別される対象者のニックネーム(例えば、"お父さん")を記録する。
また、対象者リスト200は、電話番号7100に対応づけて、電話番号6000および電話番号6200を記録する。そして、対象者リスト200は、電話番号6000に対応づけて、電話番号6000で識別される対象者のニックネーム(例えば、"お母さん")を記録する。同様にして、対象者リスト200は、電話番号6200に対応づけて、電話番号6200で識別される対象者のニックネームを記録する。
これにより、要求者端末12は、対象者リスト200が記録している対象者識別情報を、対象者リスト200が記録しているニックネームとして要求者に通知できる。従って、対象者識別情報として電話番号を要求者に通知する場合に比べて、対象者リスト200に対象者として誰が記録されているのかを、要求者は、一見して容易に把握することができる。
図8は、本実施形態に係る複数の応答方法の一例を示す。登録通知部224は、登録通知とともに、要求情報に対する予め定められた複数の応答方法を要求者端末12に通知する。複数の応答方法としては、例えば、応答方法500、応答方法510、および応答方法520がある。応答方法500(方法a)は、登録通知部224が、対象者端末14に対象者位置情報の取得要求が要求者からきていることを通知するとともに、対象者に、対象者位置情報を要求者に提供してよいかどうかの同意/非同意を求める方法である。
また、応答方法510(方法b)は、登録通知部224が、対象者端末14に対象者位置情報の取得要求が要求者からきていることを通知するが、対象者に、対象者位置情報を要求者に提供してよいかどうかの同意を求めずに、対象者位置情報を要求者に提供する方法である。更に、応答方法520(方法c)は、登録通知部224が、対象者端末14に対象者位置情報の取得要求が要求者からきていることを通知せず、かつ、対象者に、対象者位置情報を要求者に提供してよいかどうかの同意を求めずに、対象者位置情報を要求者に提供する方法である。なお、応答方法は上記に限られず、その他の応答方法、例えば、対象者の設定にかかわらず、強制的に要求者に対象者位置情報を提供する方法等が定められていてもよい。
図9は、本実施形態に係る許可リスト204のデータ構造の一例を示す。許可リスト204は、対象者識別情報に対応づけて、対象者の対象者情報の取得が許可される要求者の要求者識別情報を記録する。許可リスト204は、要求者識別情報のそれぞれに対応づけて、応答方法を更に記録する。例えば、許可リスト204は、電話番号7100に対応づけて、電話番号6000および電話番号6200を格納する。そして、許可リスト204は、電話番号6000に対応づけて方法cを記録する。また、許可リスト204は、電話番号6200に対応づけて方法aを記録する。同様にして、許可リスト204は、電話番号8000に対応づけて、電話番号8500を記録する。そして、許可リスト204は、電話番号8500に対応づけて方法bを記録する。
図10は、本実施形態に係るロックリスト282のデータ構造の一例を示す。ロックリスト282は、要求者識別情報に対応づけて対象者識別情報を記録する。例えば、ロックリスト282は、電話番号6000に対応づけて、電話番号7100および電話番号6200を記録する。電話番号6000で識別される要求者は、複数の対象者識別情報をロックリスト282に記録できる。これにより、電話番号7100および電話番号6200で識別される対象者端末14はそれぞれ、自己の許可リスト204の内容の変更をすることが禁止され、許可リスト204の内容の変更は、電話番号6000で識別される要求者端末12だけがすることができることとなる。
図11は、本実施形態に係るユーザ情報提供装置20における処理の流れの一例を示す。まず、要求者端末12は、対象者のリストの送信を要求する。対象者リスト要求受信部260は、当該要求を受信する。そして、対象者リスト要求受信部260は、当該要求を対象者リスト送信部262に供給する。対象者リスト送信部262は、当該要求を受け取った場合に、当該要求を送信した要求者端末12を使用する要求者1の対象者リスト200に記録されている対象者識別情報を、要求者端末12に送信する(S1000)。要求者端末12は、対象者リスト送信部262が送信した対象者識別情報を、例えば、要求者端末12が備える表示部にリスト表示する。
続いて、要求者端末12は、表示部にリスト表示された対象者識別情報の中から、要求者1が選択した対象者識別情報を、対象者の対象者位置情報の取得要求を示す要求情報とともにユーザ情報提供装置20に送信する。要求情報受信部226は、当該対象者識別情報と当該要求情報とを要求者端末12から受信する(S1005)。要求情報受信部226は、受信した対象者識別情報および当該対象者識別情報を送信した要求者の要求者識別情報を照合判断部210に供給する。照合判断部210は、要求情報受信部226から受け取った要求者識別情報が許可リスト204に登録されているかどうか判断する(S1010)。照合判断部210が、許可リスト204に要求者識別情報が登録されていないと判断した場合には(S1010:No)、取得不可通知部228は、要求者端末12に対象者位置情報の取得ができないことを通知する(S1060)。
一方、照合判断部210が、許可リスト204に要求者識別情報が登録されていると判断した場合には(S1010:Yes)、照合判断部210は、要求者識別情報に対応づけていずれの応答方法が対応づけられているかを更に判断する(S1020)。照合判断部210が、要求者識別情報に方法aが対応づけられていると判断した場合には(S1020:a)、登録通知部224は、対象者端末14に対象者端末14が存在している位置を示す対象者位置情報の取得が、要求者1によって要求されていることを示す測位要求を、測位システム30を介して対象者端末14に通知する(S1030)。
対象者端末14は、測位システム30を介して当該通知を受け取った場合、対象者端末14を使用している対象者に、測位要求に同意するか同意しないのかを選択させる(S1050)。対象者が測位要求に同意しなかった場合(S1050:No)、取得不可通知部228は、測位要求に同意しなかったことを示す情報を測位システム30から受け取って、要求者端末12に対象者位置情報の取得ができないことを通知する(S1060)。一方、対象者が測位要求に同意した場合(S1050:Yes)、対象者情報取得部230は、対象者の位置情報、すなわち、対象者端末14が存在している位置を示す位置情報を、測位システム30に取得させる(S1070)。
また、照合判断部210が、要求者識別情報に方法bが対応づけられていると判断した場合(S1020:b)、登録通知部224は、測位システム30を介して、測位要求を対象者端末14に通知する(S1040)。そして、対象者情報取得部230は、対象者端末14が存在している位置を示す位置情報を、測位システム30に取得させる(S1070)。また、照合判断部210が、要求者識別情報に方法cが対応づけられていると判断した場合(S1020:c)、対象者情報取得部230は、対象者端末14が存在している位置を示す位置情報を、測位システム30に取得させる(S1070)。続いて、地図情報取得部232は、対象者情報取得部230が測位システム30に取得させた位置情報が示す位置を含む、予め定められた範囲の地図を示す地図情報を取得する(S1075)。
次に、地図生成部234は、地図情報取得部232が取得した地図情報が示す地図に、位置情報が示す対象者端末14が存在している位置を含めた合成地図情報を生成する(S1080)。そして、対象者情報通知部240は、要求者端末12から対象者位置情報の取得要求を受信した場合に、地図生成部234が生成した合成地図情報を要求者端末12に送信する(S1085)。これにより、要求者端末12において要求者1は、対象者端末14が存在する位置を、地図上に表示された状態で参照することができる。例えば、地図上の対象者端末14が存在する位置に、予め定められたマークが重畳表示される。
図12は、本実施形態に係る要求者端末12における表示画面の一例を示す。ユーザ情報提供装置20は、要求者1が取得を要求する対象者(例えば、Bさん)の対象者識別情報を対象者リスト200に登録する。なお、ユーザ情報提供装置20は、要求者端末12から送信された要求に応じて、対象者情報を対象者リスト200に登録してもよい。要求者端末12は、通知許否送信部の問い合わせに応じて、まず、「Bさんを登録しました。このサービスは、相手がGPS機をお持ちの場合に利用できます。BさんはGPS機をお持ちですか?」と表示する。要求者1が「はい」を選択した場合(S1200)、要求者端末12は、通知許否送信部の問い合わせに応じて、例えば、「Bさんに、測位を許可してもらうための登録通知を送りますか?登録通知は、送信元にあなたの電話番号を使って送られます。」と表示する。一方、要求者1が「いいえ」または「知らない」を選択した場合(S1205)、要求者端末12は、例えば、「このサービスでは、相手がGPS機をお持ちの場合に位置確認できます。GPS機でない場合、位置確認できませんのでご了承ください。」と表示する。
要求者1が「はい」を選択した場合(S1210)、要求者端末12は、「Bさんの登録を完了しました。Bさんに登録通知が送られました。」と表示するとともに、認容情報をユーザ情報提供装置20に送信する。通知許否受信部は、認容情報を受信して、登録通知部224に認容情報を受信したことを示す情報を供給する。そして、登録通知部224は、送信元に要求者識別情報(例えば、要求者端末12の電話番号)を記載した登録通知であるメールを、測位システム30を介して対象者端末14に送信する。
また、要求者1が「いいえ」を選択した場合(S1215)、要求者端末12は「Bさんの登録を完了しました。なお、本サービスでは、相手が測位の許可設定を行なった場合に測位結果をご覧になれます。相手方に設定を確認していただくようご連絡されることをお勧めします。」と表示する。これにより、対象者リスト200に対象者識別情報は登録されるものの、測位システム30を介して対象者端末14に登録通知は送信されない。すなわち、登録通知に要求者の電話番号が記載されない場合には、測位システム30を介して対象者端末14に登録通知が送信されない。従って、対象者は、登録要求をしている者が身元を明かさない場合には登録通知を受けないので、見ず知らずの第三者からの登録要求に煩わされることがなくなる。
図13は、本実施形態に係るユーザ情報提供装置20における処理の流れの一例を示す。まず、要求者端末12は、対象者識別情報のリストを対象者に通知すべく、対象者識別情報の取得要求をユーザ情報提供装置20に送信する(S100)。対象者リスト送信部262は、対象者リスト要求受信部260が当該取得要求を受信したことに応じて、対象者リスト200が記録している対象者識別情報を要求者端末12に送信する(S105)。要求者端末12は、受信した対象者識別情報をリスト表示して、要求者1に対象者識別情報を選択させる。そして、要求者端末12は、要求者1が選択した対象者識別情報と、対象者位置情報の取得要求とをユーザ情報提供装置20に送信する(S110)。
要求情報受信部226は、受信した対象者識別情報および当該対象者識別情報を送信した要求者の要求者識別情報を照合判断部210に供給する。照合判断部210は、要求情報受信部226から受け取った要求者識別情報が許可リスト204に登録されているかどうか判断する(S115)。照合判断部210が、許可リスト204に要求者識別情報が登録されていないと判断した場合、取得不可通知部228は、要求者端末12に対象者位置情報の取得ができないことを通知する。一方、照合判断部210が、許可リスト204に要求者識別情報が登録されていると判断した場合、照合判断部210は、対象者情報取得部230に対象者位置情報を取得させる。
すなわち、対象者情報取得部230は、まず、要求者端末12に、対象者位置情報の取得ができることを示す受付完了応答を送信する(S120)。要求者端末12は、受付完了応答を受信した旨を要求者1に通知する(S122)。要求者1は、当該通知に応じて検索結果をユーザ情報提供装置20に要求することにより、対象者位置情報を取得できる。ここで、ユーザ情報提供装置20が、以下に述べる測位システム30から対象者の位置情報を取得する前に、要求者端末12から検索結果の要求を受信した場合には(S124)、要求者端末12に対して、所定時間経過後に再度、検索結果の要求をすることを促す旨を示すリトライ応答を送信する(S126)。リトライ応答を受信した要求者端末12は、所定時間経過後に再度、検索結果を要求すべきことを要求者1に通知する(S128)。
そして、対象者情報取得部230は、測位システム30に対象者端末14の位置を取得することを要求する検索要求を送信する(S125)。測位システム30は、検索要求に応じて対象者端末14が存在する位置を示す位置情報を取得する(S130、S135)。続いて、測位システム30は、取得した位置情報をユーザ情報提供装置20に送信する(S140)。対象者情報取得部230は、当該位置情報を受信する。そして、対象者情報取得部230は、受信した位置情報を地図情報取得部232に供給する。地図情報取得部232は、受け取った位置情報が示す位置を含む予め定められた範囲の地図を示す地図情報の要求を示す地図要求を、外部の地図データベース40に送信する(S145)。
地図情報取得部232は、地図要求に応じて地図データベース40が送信した地図情報を取得する(S150)。地図情報取得部232は、取得した地図情報を地図生成部234に供給する。地図生成部234は、地図情報取得部232が取得した地図情報が示す地図に、対象者情報取得部230が取得した位置情報が示す位置を重畳させた、合成地図を生成する(S155)。ここで、要求者端末12から検索結果の要求を受信した場合(S160)、対象者情報通知部240は、地図生成部234が生成した合成地図を示す合成地図情報を、要求者端末12に送信する(S165)。要求者端末12は、受信した合成地図情報が示す合成地図を要求者1に通知する(S170)。
図14は、本実施形態に係る要求者端末12または対象者端末14における表示画面の一例を示す。まず、要求者端末12の表示画面において、測位サービスの画面が表示される。測位サービスの画面には、例えば、「要求者メニュー」、「対象者メニュー」、および「ご案内」等の所定のメニューが表示される。要求者端末12が要求者メニューを選択した場合(S1400)、要求者端末12は、要求者メニューを表示する。例えば、要求者1が測位を要求する相手である対象者を選択させるべく、上記図13の説明におけるステップS105の説明で記載した様に、対象者の選択ができる対象者メニュー2000を表示する。また、要求者端末12は、要求者1が所望するサービスを選択する測位要求メニュー2005を表示する。要求者1は、上記図13の説明におけるステップ110の説明で記載した様に、対象者メニュー2000において、対象者リスト200に記録されている対象者識別情報のうち、所望の対象者識別情報を選択できる。
なお、測位要求メニューは、例えば、対象者を選択して、対象者の位置情報を検索できる「位置確認」メニュー、位置確認を所望する定期的なスケジュールを予め登録して、登録した時間において自動的に位置確認できる「スケジュール測位」メニュー、およびユーザ情報提供装置20が提供するサービスを通信機能を有する端末、例えば、PCから利用することができる「PCからのサービス利用」メニュー等であってよい。また、検索履歴メニュー2010においては、要求者1は、過去の検索履歴を参照することができる。その他、各種設定メニューにおいては、対象者リスト200の設定およびスケジュール設定等ができる。また、対象者メニューを選択した場合(S1405)、要求者端末12は、対象者メニューを表示する。例えば、被検索履歴を表示する被検索履歴メニュー2015、許可リストの設定ができる各種設定メニュー等を表示する。
図15は、本実施形態に係る要求者端末12または対象者端末14における表示画面の一例を示す。具体的には、図13の上記説明におけるステップS120の受付完了応答を要求者端末12が受信した場合における、ステップS122の通知の表示例を示す。例えば、要求者端末12は、図13の上記説明におけるステップS122の通知を、「検索要求を通知しました。1〜2分経過後、更新ボタンを押すか、検索履歴より検索結果を確認して下さい。」と表示することにより通知する。要求者1が更新ボタン2020をクリックした場合、要求者端末12は、検索結果要求をユーザ情報提供装置20に送信する。
図16は、本実施形態に係る要求者端末12または対象者端末14における表示画面の一例を示す。具体的には、図13の上記説明におけるステップS126のリトライ応答を要求者端末12が受信した場合における、ステップS128の通知の表示例を示す。例えば、要求者端末12は、図13の上記説明におけるステップS128の通知を、「ただいま検索中です。もうしばらくお待ちください。」と表示することにより通知する。要求者1が更新ボタン2020をクリックした場合、要求者端末12は、検索結果要求をユーザ情報提供装置20に送信する。
図17は、本実施形態に係る要求者端末12または対象者端末14における表示画面の一例を示す。具体的には、図13の上記説明におけるステップS170の合成地図表示の一例を示す。要求者1が対象者であるBさんが使用している対象者端末14の位置を地図上で確認したい場合、要求者端末12の表示画面に表示される住所をクリックする(S1700)。要求者端末12は、ユーザ情報提供装置20から受信した合成地図情報が示す合成地図を、表示画面に表示する。これにより、要求者1は、Bさんが存在している位置を、地図上で確認できる。また、要求者1が対象者であるBさんが使用している対象者端末14の位置の詳細を確認したい場合(S1705)、要求者端末12は、Bさんが存在している位置の緯度・経度を表示する。また、要求者端末12は、要求者1が位置情報を検索した日時、分、および測地系を表示する。要求者端末12は、位置情報の精度を示すマークを更に表示してもよい。
図18は、本実施形態に係る要求者端末12または対象者端末14における表示画面の一例を示す。具体的には、取得不可通知部228が要求者端末12に、対象者(例えば、Bさん)の対象者位置情報の取得ができないことを通知した場合における、要求者端末12の表示画面を示す。取得不可通知部228は、要求者端末12に、例えば、「Bさんの位置は確認できませんでした。」と表示させる。なお、取得不可通知部228は、要求者端末12に、エラーコード、および要求者1が位置検索を要求した日時を更に表示させてもよい。また、取得不可通知部228は、要求者の要求者識別情報が許可リスト204に記録されていない場合においても、要求者端末12に、「Bさんの位置は確認できませんでした。」と、位置情報の取得ができない場合と同一の情報を表示させる。
図19は、本実施形態に係る要求者端末12または対象者端末14における表示画面の一例を示す。具体的には、要求者1が予め設定した日時に、要求者1が指定した対象者の位置情報を自動的に確認することができるスケジュール測位機能の設定画面の一例を示す。要求者端末12においてスケジュールを設定すると、要求者端末12は設定されたスケジュールに従って、自動的に対象者位置情報の取得要求を示す要求情報をユーザ情報提供装置20に送信する。そして、要求情報受信部226は、要求者端末12が自動的に送信した要求情報を受信して、ユーザ情報提供装置20は対象者の位置情報を取得する。
例えば、要求者1は、メニュー2100において、位置情報の検索を所望する対象者を選択する。そして、要求者1は、メニュー2105において、位置情報の検索を所望する時刻を指定する。要求者1は、メニュー2110において、位置情報の検索を所望する時間を指定することもできる。また、要求者1は、メニュー2115において、測位を実行する曜日を指定できる。そして、要求者1は、メニュー2120において、スケジュールに名称を設定できる。また、要求者1は、メニュー2125において、登録したスケジュール測位を実施する前に、ユーザ情報提供装置20から要求者にSMSで測位予告をするか否かを設定できる。更に、要求者1は、メニュー2135において、登録したスケジュール測位の起動または停止を設定できる。
図20は、本実施形態に係るユーザ情報提供装置20のハードウェア構成の一例を示す。本実施形態に係るユーザ情報提供装置20は、ホスト・コントローラ1582により相互に接続されるCPU1505、RAM1520、グラフィック・コントローラ1575、および表示装置1580を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ1584によりホスト・コントローラ1582に接続される通信インターフェイス1530、ハードディスクドライブ1540、およびCD−ROMドライブ1560を有する入出力部と、入出力コントローラ1584に接続されるROM1510、フレキシブルディスク・ドライブ1550、および入出力チップ1570を有するレガシー入出力部とを備える。
ホスト・コントローラ1582は、RAM1520と、高い転送レートでRAM1520をアクセスするCPU1505およびグラフィック・コントローラ1575とを接続する。CPU1505は、ROM1510およびRAM1520に格納されたプログラムに基づいて動作して、各部を制御する。グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等がRAM1520内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得して、表示装置1580上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1584は、ホスト・コントローラ1582と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス1530、ハードディスクドライブ1540、CD−ROMドライブ1560を接続する。通信インターフェイス1530は、ネットワークを介して他の装置と通信する。ハードディスクドライブ1540は、ユーザ情報提供装置20内のCPU1505が使用するプログラムおよびデータを格納する。CD−ROMドライブ1560は、CD−ROM1595からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供する。
また、入出力コントローラ1584には、ROM1510と、フレキシブルディスク・ドライブ1550、および入出力チップ1570の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1510は、ユーザ情報提供装置20が起動時に実行するブート・プログラム、ユーザ情報提供装置20のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ1550は、フレキシブルディスク1590からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供する。入出力チップ1570は、フレキシブルディスク・ドライブ1550、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供されるユーザ情報提供プログラムは、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595、またはICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。ユーザ情報提供プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM1520を介してユーザ情報提供装置20内のハードディスクドライブ1540にインストールされ、CPU1505において実行される。ユーザ情報提供装置20にインストールされて実行されるユーザ情報提供プログラムは、CPU1505等に働きかけて、ユーザ情報提供装置20を、図1から図19にかけて説明した対象者リスト200、対象者リスト変更部202、許可リスト204、許可リスト変更部206、照合判断部210、登録要求受信部220、通知許否送受信部222、登録通知部224、要求情報受信部226、取得不可通知部228、対象者情報取得部230、地図情報取得部232、地図生成部234、対象者情報通知部240、許可情報受信部250、対象者リスト要求受信部260、対象者リスト送信部262、データ送受信部270、アクセス制限部280、ロックリスト282、および申込者リスト290として機能させる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。