JP4923008B2 - ストレージ管理装置、ストレージ管理方法およびストレージ管理プログラム - Google Patents
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Description
また、他にも、各ボリュームに対する業務サーバからの要求I/O性能に従い、ユーザが設定したポリシを満たすマイグレーション方法の技術も開示されている(例えば、特許文献2参照)。
すなわち、前記したように、ボリュームへのWrite I/O量がマイグレーションの移動データ量(帯域)を上まっている場合、いつまでたってもマイグレーションが終了せず、結果、マイグレーションが失敗する可能性がある。
図1は、第1実施形態に係るシステム構成例を示す図である。
ストレージ管理システム10は、端末ホスト3、ストレージ管理サーバ1(ストレージ管理装置)、ストレージ装置2および業務サーバ4を有して構成されている。
表示装置13は、ディスプレイなどのような情報を表示させるための機器である。入力装置14はキーボードやマウスなどのような情報をストレージ管理サーバ1に入力するための機器である。
運用管理プログラム111(運用管理部)は、マイグレーションの実行を行う機能を有しており、さらに性能情報取得部112、マイグレーション候補検索部113および画面表示処理部114を含む。なお、性能情報取得部112、マイグレーション候補検索部113(ボリューム検索部)および画面表示処理部114は、ROM(Read Only Memory)や、HD(Hard Disk)に格納された運用管理プログラム111が、RAM(Random Access Memory:メモリ11)に展開され、CPU15によって実行されることによって具現化する。
アレイグループ性能テーブル121は、ストレージ装置2のアレイグループ21におけるI/O処理に関する情報を格納するためのテーブルである。ボリューム性能テーブル122は、アレイグループ21に属しているボリューム212におけるボリューム212の記憶容量とI/O負荷などの情報を格納するためのテーブルである。帯域テーブル123は、アレイグループ性能テーブル121より求められる、異なるアレイグループ21間の帯域を格納する為のテーブルである。分析結果テーブル124は、マイグレーション候補のリストを格納するためのテーブルである。なお、アレイグループ性能テーブル121、ボリューム性能テーブル122、帯域テーブル123および分析結果テーブル124については、それぞれ図2〜図5を参照して後記する。
図1では、各装置1〜4は、各1台の構成となっているが、それぞれ複数の装置から構成されていてもよい。
図2は、第1実施形態に係るアレイグループ性能テーブルの構成例を示す図である。
アレイグループ性能テーブル121は、アレイグループID、アレイグループ利用率(単位は%)、最大処理量(単位はMB/s)を含む。
アレイグループIDは、ストレージ装置2のアレイグループ21に対し一意に付される識別子である。アレイグループ利用率は、現在のアレイグループ21で処理されているI/O量を定量的に表したものであり、ディスクプロセッサ211から取得される値である。最大処理量は、該当するアレイグループ21において処理可能なI/O量の最大値を表わす。アレイグループ利用率と最大処理量の関係は、例えば、アレイグループID「AG1」を参照すると、最大処理量が400MB/sであるアレイグループ21に対し、アレイグループ利用率が10%である場合、このアレイグループ21において実際に処理されているI/O量は40(=400×0.1)MB/sであるという関係となる。
図3は、第1実施形態に係るボリューム性能テーブルの構成例を示す図である。
ボリューム性能テーブル122は、ボリュームID、使用容量(単位はGB)、Read I/O量(単位はMB/s)、Write I/O量(書込伝送量:単位はMB/s)を含む。
ボリュームIDは、ボリューム212に対し一意に付される識別子である。使用容量は、ボリューム212の容量である。Read I/O量は、ボリューム212に対する性能リソースの使用量であり、例えば、該当するボリューム212に対するデータ読込み時の転送速度(「LU01」のボリューム212では10MB/sなど)などである。同様に、Write I/O量は、ボリューム212の性能リソースの使用量であり、例えば、該当するボリューム212に対するデータ書込み時の転送速度(「LU04」のボリューム212では20MB/s)などである。なお、各ボリュームIDと、アレイグループIDとの関係は、図示しないアレイグループ構成テーブルで関係付けられている。
図4は、第1実施形態に係る帯域テーブルの構成例を示す図である。
ここで、帯域について説明する。前記したように帯域とは、アレイグループ21において転送可能なデータ量である。
例えば、あるアレイグループ21において、アレイグループ利用率がa(%)、最大処理量がb(MB/s)であった場合、このアレイグループ21における帯域cは、次の式(1)から算出される。
例えば、あるアレイグループ21においてアレイグループ利用率が50%、最大処理量が400MB/sの時、帯域は200MB/sとなる。これは、このアレイグループ21が、あと200MB/sのデータ転送ができる(余裕がある)ということを示している。
次に、異なるアレイグループ21間の帯域について説明する。アレイグループIDが「AG1」であるアレイグループ21(以下、アレイグループ「AG1」と記載する)の帯域が、c1([MB/s])、アレイグループ「AG2」の帯域がc2([MB/s])であった場合、アレイグループ「AG1」とアレイグループ「AG2」との間の帯域c3は、次の式(2)から算出される。
例えば、アレイグループ「AG1」の帯域が20MB/s、アレイグループ「AG2」の帯域が50MB/sであった場合、アレイグループ「AG1」、アレイグループ「AG2」間の帯域は20MB/sとなる。
帯域テーブル123は、移動元アレイグループID、移動先候補アレイグループID、帯域(単位はMB/s)を有する。移動元アレイグループIDは、I/O負荷を分散させたいアレイグループ21であり、ユーザより指定されている。移動先候補アレイグループは、データの転送先の候補となっているアレイグループ21である。帯域は、移動元アレイグループと移動先候補アレイグループとの間の帯域である。
図5は、第1実施形態に係る分析結果テーブルの構成例を示す図である。
分析結果テーブル124は、移動元アレイグループID(固定)、移動先アレイグループID(移動先アレイグループ情報)、移動元候補ボリュームのボリュームID(移動元ボリューム情報)、移動時間、移動効果などを含む。更に、移動効果は、アレイグループ利用率(移動前:単位は%)、アレイグループ利用率(移動後:単位は%)、マイグレーション効果(I/O負荷の軽減の度合い:単位はMB/s減)を有する。このテーブルにおける各値の算出については、後記して説明する。
次に、図1〜図5を参照しつつ、図6に沿って第1実施形態に係るストレージ管理処理を説明する。
図6は、第1実施形態に係るストレージ管理処理の流れを示すフローチャートである。
まず、運用管理プログラム111は、常にストレージ装置2のディスクプロセッサ211よりアレイグループ21の利用状況を監視しており、アレイグループ21の利用率が、予め設定してある閾値を超えた場合、警告を表示装置13に出力し、ユーザにその旨を知らせる。次に、ユーザは、入力装置14または端末ホスト3を介して運用管理プログラム111にマイグレーション候補の検索を要求する。このとき、運用管理プログラム111は、入力装置14または端末ホスト3を介して利用率が閾値を超えているアレイグループ21を移動元アレイグループとして指定する。
次に、性能情報取得部112は、移動元アレイグループのディスクプロセッサ211から、移動元アレイグループに所属する各ボリューム212における使用容量、ボリューム212への業務サーバなどからのRead I/O量MB/sおよびWrite I/O量MB/sを取得し、ボリューム性能テーブル122に格納する(S102)。
そして、マイグレーション候補検索部113が、アレイグループ性能テーブル121と、ボリューム性能テーブル122とを用いて、マイグレーション候補検索処理を行い(S103)、画面表示処理部114は、マイグレーション候補となるリスト(分析結果テーブル124)を作成し、表示装置13もしくは端末ホスト3に表示させる。ステップS103のマイグレーション検索判定処理は、図7を参照して後記する。また、ステップS103の後で、表示装置13に表示される画面は、図9を参照して後記する。
ステップS104の結果、時間優先と判定された場合(S104→時間優先)、画面表示処理部114は、分析結果テーブル124の移動時間を時間順(時間の短い順)にソートし、ソートした分析結果を表示装置13または端末ホスト3に表示させる(S105)。
ステップS104の結果、効果優先と判定された場合(S104→効果優先)、画面表示処理部114は、分析結果テーブル124のマイグレーション効果を高い効果順(効果が大きい順)にソートし、ソートした分析結果を表示装置13または端末ホスト3に表示させる(S106)。
ステップS105,S106の後、ユーザが、入力装置14もしくは端末ホスト3を介して図9に示す実行ボタン903が選択入力されることにより、運用管理プログラム111は、マイグレーションを実行する。
次に、図1〜図5を参照しつつ、図7に沿ってマイグレーション候補検索処理(図6のステップS103)の詳細を説明する。
図7は、第1実施形態に係るマイグレーション候補検索処理の流れを示すフローチャートである。図7では、分析結果テーブル124の生成を行う。
まず、マイグレーション候補検索部113は、ステップS101の前の段階で指定した移動元アレイグループのアレイグループ利用率および最大処理量といった情報を、移動元アレイグループIDを基に取得する(S201)。
そして、マイグレーション候補検索部113は、取得したアレイグループ利用率および最大処理量を使用し、移動元アレイグループの帯域cを式(1)の計算式より算出する(S202)。
マイグレーション候補検索部113は、処理の対象となっている移動先候補アレイグループの帯域tmpを式(1)に従って算出する(S204)。
そして、マイグレーション候補検索部113は、ステップS202で算出した移動元アレイグループの帯域cと、ステップS204で算出した移動先候補アレイグループの帯域tmpを式(2)に代入して、移動元アレイグループと、移動先候補アレイグループとの間の帯域(min(c,tmp))を算出し、当該帯域を移動先アレイグループID、および処理の対象となっている移動先候補アレイグループIDとの組のデータとして帯域テーブル123に追加(格納)する(S205)。
前記したようにマイグレーション候補検索部113は、ステップS204およびステップS205の処理をアレイグループ性能テーブル121内における移動元アレイグループ以外のすべてのアレイグループ21について行う(S206)。
まず、対象となっている移動先候補アレイグループIDを基に、帯域テーブル123からアレイグループ21間の帯域dを取得する(S208)。
次に、マイグレーション候補検索部113は、対象となっているボリュームIDに該当するボリューム212のWrite I/O量wをボリューム性能テーブル122から取得する(S209)。
そして、マイグレーション候補検索部113は、d>wであるか否かを判定する(S210)。
ステップS210の判定の結果、d>wではなかった場合(S210→No)、すなわち、ボリューム212に対するWrite I/O量が、マイグレーションによるデータ転送速度(帯域)以上である場合、いつまでたってもデータの転送が終了しないおそれがあるため、マイグレーション候補検索部113は、この移動先候補アレイグループと、ボリューム212との間のマイグレーションを分析結果テーブル124に出力せずにステップS214へ処理を進める。つまり、マイグレーション候補検索部113は、マイグレーションが失敗するボリューム212は移動元候補ボリュームから除外する。
ステップS201〜S214の処理により、マイグレーション候補検索部113は、分析結果テーブル124を生成する。
次に、図8および図9を参照して、表示装置13に表示される各画面例を示す図である。
図8は、画面例を示す図であり、(a)は、I/O負荷が閾値を超えたアレイグループ21が生じたときのアラート画面であり、(b)は、マイグレーション開始指示画面である。
前記したように、運用管理プログラム111は、ストレージ管理システム10内に設置されているすべてのアレイグループ21を監視しており、アレイグループ21のディスクプロセッサ211から取得したアレイグループ利用率が、事前に設定されている閾値を超えた場合、すなわち、I/O負荷が高まった場合、画面表示処理部114は、図8(a)に示すようなアラート画面800を表示装置13に表示させる。アラート画面の領域801には、該閾値を超えているアレイグループIDが表示される。ユーザは、領域801を確認後、入力装置14を介してYesボタン802か、Noボタン803を選択入力する。Noボタン803が選択入力された場合、運用管理プログラム111は、図6のステップS101以下の処理を行わず、したがってマイグレーションは行われない。
ここで、ラジオボタン811が入力装置14を介して選択入力され、実行ボタン817が選択入力されると、運用管理プログラム111は、図6のステップS101以下の処理を開始する。
なお、ラジオボタン812が入力装置14を介して選択入力されると、第2実施形態に係るストレージ管理処理が行われることとなる。また、符号813〜816については、第2実施形態において後記する。
マイグレーション候補表示画面900は、ソート種類選択領域901と、分析結果表示領域902と、実行ボタン903と、キャンセルボタン904とを含む。
分析結果表示領域902には、分析結果テーブル124(図5)の内容が表示される。
ソート種類選択領域901は、分析結果表示領域902を「時間優先」もしくは「効果優先」のいずれの順でソートさせるかを選択する領域である。分析結果表示領域902において、ユーザが「時間優先」を選択すると(図6のステップS104→時間優先)、画面表示処理部114は、「移動時間」の短い順に分析結果表示領域902をソートして、再表示する(図6のステップS105)。ユーザが「効果優先」を選択すると(図6のステップS104→効果優先)、画面表示処理部114は、「マイグレーション効果」の値が高い順に分析結果表示領域902をソートして、再表示する(図6のステップS106)。
なお、キャンセルボタン904が選択入力されると、ラジオボタン905の選択表示が消えて、再びユーザによるマイグレーション候補の選択に戻る。
第1実施形態によれば移動元アレイグループと、移動先アレイグループとの間で可能な情報伝送量である帯域を算出して、この帯域を基にマイグレーション先のアレイグループや、マイグレーション元のボリュームを選択するため、マイグレーション時に発生するI/O負荷に対応することができ、マイグレーションの失敗を防止することができる。つまり、過負荷な状態にある特定のアレイグループに対し、マイグレーションによってI/O負荷を安全に分散させることが可能であり、ストレージ資源を利用する他の業務サーバへの影響を最小化することができる。
次に、図10〜図16を参照して、本発明における第2実施形態を説明する。第2実施形態では、アレイグループ21およびボリューム212の過去の履歴情報から、未来におけるI/O負荷の状態を推測し、マイグレーション候補を検索する。第2実施形態体の特徴は、性能情報として過去の履歴情報に基づき、マイグレーション判定候補を検索することにある。
図10は、第2実施形態に係るストレージ管理サーバの一部の構成例を示す図であり、(a)は、メモリの構成を示し、(b)は、運用管理DBの構成を示す。
なお、図10において、図1と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図10(a)に示すように、運用管理プログラム111aは、過去の履歴を考慮したマイグレーション候補検索処理を行うマイグレーション候補検索部113aが含まれる。
また、図10(b)に示すように、運用管理DB12aには、期間毎に格納されているアレイグループ性能テーブル121aおよびボリューム性能テーブル122aに加えて、期間テーブル125、期間帯域テーブル126、期間分析テーブル127および期間分析結果テーブル128が格納されている。
期間テーブル125、期間帯域テーブル126、期間分析テーブル127および期間分析結果テーブル128については、それぞれ図11〜図14を参照して後記する。
なお、前記したようにアレイグループ性能テーブル121aおよびボリューム性能テーブル122aは、期間テーブル125で設定されている期間毎に作成されるテーブルである。
図11は、第2実施形態に係る期間テーブルの構成例を示す図である。
期間テーブル125は期間IDおよび期間を含む。図11の例では、過去1ヶ月の履歴を用いて、24時間を2等分した分割を行っているが、この分割の仕方による制限はなく、例えば1日を6時間毎に4等分してもよい。
図12は、第2実施形態に係る期間帯域テーブルの構成例を示す図である。
期間帯域テーブル126は、期間ID、アレイグループ間帯域(単位はMB/s)、各移動元候補ボリュームI/O量(単位はMB/s)を含む。アレイグループ間帯域は、移動元アレイグループと、各移動先候補アレイグループとの間の帯域である。また、期間帯域テーブル126には、各移動元候補ボリュームにおけるI/O量が、Read I/O量(R)およびWrite I/O量(W)毎に格納されている。符号1261〜1263については、後記して説明する。
図13は、第2実施形態に係る期間分析テーブルの構成例を示す図である。
期間分析テーブル127は、各移動先候補アレイグループに対し、移動元アレイグループに所属する各ボリューム212の移動可否を判断する為のテーブルである。期間分析テーブル127における各データの生成手順などの詳細は、図15を参照して後記する。例えば、行1271を参照して期間分析テーブル127のデータについて説明すると、最初の3つの列に該当する欄1272,1273,1274の情報は、アレイグループ「AG1」内にあるボリューム「LU04」(移動元候補ボリューム)をアレイグループ「AG4」へ移動するマイグレーションを表わす。次の列に該当する欄1275〜1278は、それぞれの期間で移動可能なボリューム212の容量を示している。。すなわち、欄1277から「期間3」では、最大432GBの容量をマイグレーションすることができる。これは、ボリューム「LU04」の容量が500GBである場合、「期間3」だけではマイグレーションが終了せず、次の「期間4」も使用する必要があることを示している。なお、ボリューム「LU04」が432GB以下であれば、「期間3」内にマイグレーション可能である。欄1278についても欄1277と同様である。また、例えば、欄1275,1276などにおける「×」は、この期間ではマイグレーションが失敗する可能性が高いことを示す。期間におけるマイグレーションの成功・失敗の判定については後記して説明する。
図14は、第2実施形態に係る期間分析結果テーブルの例を示す図である。
この期間分析結果テーブル128は、第1実施形態における分析結果テーブル124(図5)の内容を、該期間テーブル125に記述されている期間毎に記述したものであるが、図5の移動時間の欄が、マイグレーションを行うための時間帯(候補)となっている点が図5の分析結果テーブル124と異なる。ここで、時間帯における括弧内は、時間帯に記載してある時間を秒にしたものである。例えば、1行目の10000sは、2時間46分を秒に換算したものである。なお、第2実施形態では1日を12時間に分けた期間を例として用いているが、行1281における移動時間は、13時間53分であり期間を超えた移動時間となっている。これは1つの期間内ではマイグレーションが終了しないため、次の期間にもまたがってマイグレーションが行われることを示している。
次に、図1および図10〜図14を参照しつつ、図15に沿って第2実施形態に係るマイグレーション候補検索処理を説明する。
図15は、第2実施形態に係るマイグレーション候補検索処理の流れを示すフローチャートである。
まず、図15における処理が開始される前に、図8(b)におけるラジオボタン812が選択入力され、さらに領域813〜816にマイグレーションを完了させる期間(未来情報)を入力し、実行ボタン817を選択入力する。
例えば、現在の年月日および時刻が2008年6月1日13時であるとして、領域813〜816に2008年6月30日24時を入力すると、運用管理プログラム111aは、例えば、2007年6月2日0時から2007年6月30日24時までの過去データを使用して、どの期間でマイグレーションを行うのが最も望ましいかを検索する。つまり、運用管理プログラム111aは、過去の帯域の変化や、I/O量の変化などを参考に未来における帯域の変化や、I/O量の変化などを類推してマイグレーションに望ましい期間を検索する。
まず、性能情報取得部112は、過去の期間におけるディスクプロセッサ211から記憶部に記憶されている各アレイグループ21や、ボリューム212の性能情報を取得し、取得した各性能情報を期間毎にアレイグループ性能テーブル121aおよびボリューム性能テーブル122に格納することによって、アレイグループ性能テーブル121aおよびボリューム性能テーブル122を作成する(S301)。ステップS301の処理は、図6のステップS101およびステップS102の処理に相当する。
性能情報取得部112は、「期間2」から後の残りの期間に関しても同様に行う。
図12の期間帯域テーブル126において、例えば、列1261を参照すると、アレイグループ「AG1」とアレイグループ「AG2」の間の帯域が、「期間1」においては20MB/s確保できるのに対し、「期間2」では10MB/s、「期間3」では5MB/s、「期間4」では5MB/sと変化していることがわかる。すなわち、マイグレーション候補検索部113aは、アレイグループ「AG1」とアレイグループ「AG2」の間において、最も帯域を確保できる時間帯が「期間1」であると判定する。
例えば、図13における期間分析テーブル127の行1271を参照して例とする。この行1271は、移動元アレイグループ「AG1」にあるボリューム212(移動元候補ボリューム)「LU04」をアレイグループ「AG4」へ移動させるときに、どの期間ならどのくらいの容量のボリュームが移動可能であるかを示している。マイグレーション候補検索部113aは、各期間で移動可能なボリューム212の容量の各期間に関する値(欄1275〜1278に格納されている各値)の計算を以下のようにして行う。まず、欄1275が「×」である理由について説明する。まず、図12の期間帯域テーブル126の「期間1」の行1262に着目する。マイグレーション候補検索部113aは、行1262から移動先候補アレイグループ「AG4」の帯域として15MB/sを取得する(S305のxの値)。さらに、マイグレーション候補検索部113aは、同じく行1262から、移動元候補ボリューム「LU04」のWrite I/O量(W)として20MB/sを取得する(S305のyの値)。
まず、マイグレーション候補検索部113aは、ディスクプロセッサ211から移動元候補ボリュームIDに対応するボリューム212(移動元候補ボリューム)の容量Vを取得する(S308)。
次に、マイグレーション候補検索部113aは、移動先候補アレイグループIDと、移動元候補ボリュームIDとをキーとして、期間分析テーブル127(図13)から各期間で移動可能なボリューム212の容量Vaを取得し、取得したVaと、Vとを比較して、移動可能な期間を選択する。そして、この結果を期間分析結果テーブル128へ格納する(S309)。
例えば、期間分析テーブル127の行1271に着目して説明する。マイグレーション候補検索部113aは、この行1271より、移動元候補ボリューム「LU04」が「期間3」および「期間4」でマイグレーション可能であると判定する。このとき、移動元候補ボリューム「LU04」のボリューム212容量が300GBであると仮定すると(ボリューム212の使用容量はボリューム性能テーブル122aより取得)、マイグレーション候補検索部113aは、「期間3」および「期間4」のいずれの期間においても、期間内でマイグレーションを終了することができると判定する。しかしながら、移動元候補ボリューム「LU04」のボリューム212の使用容量が500GBであった場合、マイグレーション候補検索部113aは、「期間3」および「期間4」のいずれか一方の期間内では、マイグレーションを終了することができないと判定する。このような場合、マイグレーション候補検索部113aは、「期間3」と「期間4」とを合わせた期間を移動機間の候補として出力する。ただし、期間が連続していないものは合わせることができないものとする(例えば、「期間1」と「期間3」など)。
以下、マイグレーション候補検索部113aは、図6のステップS104〜S106と同様の処理を行う。
図16において、図9と同様の要素については、図9と同一の符号を付して説明を省略する。
図9のマイグレーション候補表示画面と異なる点は、分析結果表示領域1601において、図9の移動時間が、マイグレーションを行うための時間帯(候補)となっていることである。
ユーザは、この期間候補を参照して、どのボリューム212をどのアレイグループ21へ、いつマイグレーションするかを選択決定する。マイグレーションの実行手順は、第1実施形態(図9)と同様である。なお、時間帯の欄における括弧内の数値は、図14と同様である。
第2実施形態によれば、過去の性能情報である性能履歴情報を利用して、未来におけるアレイグループの帯域や、I/O量の変化を予測し、例えば、月末に比較的帯域が多くなり、マイグレーションが行いやすいなど、どの期間でマイグレーションを実行するのが望ましいかをユーザに示すことができる。これにより、マイグレーションの失敗を減少させることができる。
次に、図17および図18を参照して、本発明における第3実施形態を説明する。第1実施形態および第2実施形態では、同じストレージ装置2(図1)のアレイグループ間におけるマイグレーションを考慮していたが、第3実施形態では、異なるストレージ装置2,2b(図17)間のマイグレーションも管理する際の考慮に入れる点に特徴がある。このストレージ装置2bは、移動元アレイグループがあるストレージ装置2にSANなどを介して外接するストレージ装置2である。
図17は、第3実施形態に係るシステム構成例を示す図である。
なお、図17において図1と同様の構成要素に対しては、同一の符号を付して説明を省略する。また、ストレージ管理サーバ1の構成は、アレイグループ性能テーブル121が、ストレージ装置2,2bのポートを考慮したアレイグループ性能テーブル121b(図18)となっていること以外は、図1に示す構成と同様であるため、図示を省略してある。なお、アレイグループ性能テーブル121bは、図18を参照して後記する。
図17は、第3実施形態における、ストレージ装置2にネットワーク5を介して接続しているストレージ装置2bを含むストレージ管理システム10bのブロック図である。ストレージ装置2bの構成要素は、ストレージ装置2と同様であるため、ストレージ装置2bの構成要素の符号は、ストレージ装置2の構成要素の符号の末尾に「b」を付した符号とし、説明を省略する。
図18は、第3実施形態に係るアレイグループ性能テーブルの構成例を示す図である。
アレイグループ性能テーブル121bでは、ストレージ装置2,2bのポート22,22bにおけるポートプロセッサ利用率(単位は%)や、ポートプロセッサ最大処理量(単位はMB/s)が記述されている点が異なる。また、ポートを考慮しているため、図2におけるアレイグループIDは、リソースIDとなっている。そして、図18における「P1」および「P2」が、それぞれストレージ装置2,2bのポート22,22bのIDである。
まず、アレイグループ21からアレイグループ21bまでのパス上には、ポート222およびポート22bがあるので、性能情報取得部112(図1)は、これらのリソースの性能情報をポートプロセッサ221,221bからそれぞれ取得し、アレイグループ性能テーブル121bに格納する(図6のステップS101に相当)。なお、ここでは、アレイグループ21からアレイグループ21bまでのパス上にある性能情報を取得する資源としてポート22,22bを考えているが、例えば、スイッチなど、ポート22,22bに限定されるものではない。
第3実施形態によれば、同一のストレージ装置2におけるアレイグループ21間のマイグレーションだけでなく、異なるストレージ装置2,2b間のマイグレーションにおいてもマイグレーション時に発生するI/O負荷に対応することができる。
次に、図21を参照して本発明における第4実施形態を説明する。
第4実施形態では、ストレージ管理サーバ1は、マイグレーション実行時におけるアレイグループ21およびボリューム212の性能情報に基づいて、アレイグループ利用率をシステム使用領域とユーザ使用領域に分けて計算し、表示装置13に表示することに特徴がある。
また、フローチャートについても、マイグレーション実行後に運用管理プログラム111が、アレイグループ利用率をシステム使用領域とユーザ使用領域に分けて計算し、表示装置13に表示する処理を行う以外は、図6および図7と同様であるため図および説明を省略する。
まず、システム使用領域の計算方法について説明する。まず、ストレージ管理サーバ1からの指示によりマイグレーションが実行されると、性能情報取得部112は、移動先アレイグループおよび移動元ボリュームの性能情報(アレイグループ利用率、移動先ボリュームに対するRead I/O量およびWrite I/O量)を逐次モニタリングし、メモリ11や、ハードディスク上の適切な領域へ格納する。
入力装置14を介して、アレイグループ利用率の表示要求があった場合、格納されている性能情報を用いて、運用管理プログラム111は、システム使用領域とユーザ使用領域を区別してマイグレーションの為のアレイグループ利用率を算出し、画面表示処理部114が、表示装置13に、その算出結果を表示させる。計算方法は、例えば、以下のように計算することができる。アレイグループ「AG1」の最大処理量をj[MB/s]、アレイグループ「AG1」およびアレイグループ「AG2」の間で確保できる帯域をg[MB/s]、アレイグループ「AG1」内にある、移動元ボリュームにおけるWrite I/O量をh[MB/s]とし、該移動元ボリュームのデータをアレイグループ「AG2」へ移動する場合、運用管理プログラム111は、移動元アレイグループであるアレイグループ「AG1」のシステム領域におけるアレイグループ利用率Fを以下の式(5)で算出する。
また、ユーザ使用領域におけるアレイグループ利用率は、アレイグループ性能テーブル121(図2)における算出対象となっているアレイグループのアレイグループ利用率から、式(5)で算出した値を減算した値である。
図19(a),(b)ともに、横軸は時間を示し、縦軸はアレイグループ利用率(利用率)を示す。また、図19(a),(b)における破線1905は、そのアレイグループ21における最大処理量を示している。
そして、図19(a)における実線1901および図19(b)における実線1903は、ユーザ使用領域におけるアレイグループ利用率である。そして、図19(a)における破線1902および図19(b)における破線1904は、システム使用領域におけるアレイグループ利用率である。
図19(a),(b)より、マイグレーションが開始すると、移動元アレイグループおよび移動先アレイグループのアレイグループ利用率が、マイグレーションのために上昇していることがわかる。
第4実施形態によれば、マイグレーションによるシステムのアレイグループ利用率を確認しつつ、作業を行うことができる。
次に、図20〜図22を参照して、本発明における第5実施形態を説明する。
第5実施形態におけるストレージ管理システム10は、マイグレーション実行時のコピー転送速度を算出し、許容時間内にマイグレーションが終了しない可能性がある場合は、警告を表示部に表示することを特徴とする。
図20は、第5実施形態に係るストレージ管理サーバにおけるメモリの構成例を示す図である。図20のメモリ11dが図1のメモリ11と異なる点は、運用管理プログラム111dが実行制御部115を有していることである。その他の構成は、図1に示すメモリ11と同様であるため、説明を省略する。また、ストレージ管理システム10におけるメモリ11以外の構成は、図1と同様であるため、図および説明を省略する。
次に、図1および図20を参照しつつ、図21に沿って第5実施形態に係る実行制御処理を説明する。
図21は、第5実施形態に係る実行制御処理の流れを示すフローチャートである。なお、図21は、マイグレーションの実行指示が入力された後に行われる処理であり、例えば、図22で後記する許容時間設定画面2200内の実行ボタン2204を、ユーザが選択入力することで実行される。
まず、実行制御部115は、分析結果テーブル124(図5)から現在マイグレーションが実行されている移動元アレイグループIDと、移動先アレイグループIDと、移動元ボリュームIDおよび移動時間taを取得し、さらに移動元ボリュームIDをキーとして、ボリューム性能テーブル122(図3)から移動元ボリューム容量(使用容量)Vbを取得する(S401)。
そして、実行制御部115は、g<fとなっているか否かを判定する(S404)。
ステップS404の結果、g<fではない場合(S404→No)、現在のコピー転送速度gが、許容コピー速度fより大きい、すなわちコピー転送速度が速いこととなり、実行制御部115は、移動時間+許容時間内(ta+u)にマイグレーションが終了すると判定し、ステップS403へ処理を戻す。
そして、実行制御部115は、図22(b)を参照して後記する処理継続確認画面を表示部に表示させる(S405)。
そして、実行制御部115は、入力部を介して、マイグレーションの続行指示が入力されたか否かを判定することによって、マイグレーションを続行するか否かを判定する(S406)。
ステップS406の結果、続行と判定された場合(S406→Yes)、実行制御部115は、ステップS403へ処理を戻す。
ステップS406の結果、続行しないと判定された場合(S406→No)、実行制御部115は、マイグレーションの中断処理を行う(S407)。
移動元アレイグループ「AG1」および移動先アレイグループ「AG2」の性能情報から、現在確保されている帯域を計算する(帯域の計算は、前記した第1実施形態の図7などにおけるフローチャートで説明済み)。例えば、10MB/sとする(S401)。
実行制御部115は、ステップS401で移動元ボリュームの使用容量として10MBを取得し、移動時間(予測値)として1sを取得したものとする。
そして、予めユーザが許容時間を1s(Second)と設定しているものとする。許容時間とは、このマイグレーションは、1sで完了する予定であり、最大でも2s以内にマイグレーションが完了することを要請するものである。ステップS402で計算している許容コピー速度fの値は、最低でもこのコピー転送速度でマイグレーションを行わなければ、ユーザが想定している時間(2s)以内にマイグレーションが完了しない可能性があることを表わす。
そして、ステップS404で、実行制御部115は、現在のコピー転送速度を算出し、この現在のコピー速度と許容コピー速度とを比べ、ユーザが想定している時間(ここでは、2s)にマイグレーションが完了するかどうかをステップS405で判定し、想定時間でマイグレーションが完了しない場合は、マイグレーションの続行可否をユーザに判定してもらう(S406)。
図22は、第5実施形態に係る画面例であり、(a)は、許容時間設定画面の例であり、(b)は、処理継続確認画面の例である。
図22(a)に示すように、許容時間設定画面2200は、許容時間設定選択ラジオボタン2201と、警告非通知選択ラジオボタン2202とを有している。ユーザが、許容選択ラジオボタン2201を選択入力し、許容時間設定窓2203に許容時間を入力し、実行ボタン2204を選択入力することで、マイグレーションが開始されると共に、図21で説明した処理が行われる。なお、警告非通知選択ラジオボタン2202が選択入力されると、ストレージ管理サーバ1は、図21の処理を行うことなくマイグレーションを実行する。
第5実施形態によれば、マイグレーションにおけるデータのコピー速度を監視し、ユーザが所望する時間内にマイグレーションが終了するか否かをユーザが確認することができる。
2,2b ストレージ装置
3 端末ホスト
4 業務サーバ
5,6 ネットワーク
10,10b ストレージ管理システム
11,11a,11d メモリ
12,12a 運用管理DB(記憶部)
13 表示装置(表示部)
14 入力装置(入力部)
15 CPU
21,21b アレイグループ
22,22b ポート
23 メモリ
24 制御部
41 アプリケーション処理部
111,111a,111d 運用管理プログラム(運用管理部)
112 性能情報取得部
113,113a マイグレーション候補検索部(ボリューム検索部)
114 画面表示処理部
115 実行制御部
121,121a,121b アレイグループ性能テーブル
122,122a ボリューム性能テーブル
123 帯域テーブル
124 分析結果テーブル
125 期間テーブル
126 期間帯域テーブル
127 期間分析テーブル
128 期間分析結果テーブル
211 ディスクプロセッサ
212 ボリューム
221 ポートプロセッサ
222 ポート
800 アラート画面
810 マイグレーション指示画面
900 マイグレーション候補表示画面
1313 表示装置
2200 許容時間設定画面
2202 警告非通知選択ラジオボタン
2203 許容時間設定窓
2210 処理継続画面
Claims (16)
- ストレージ装置に具備されている複数のボリュームを有する複数のアレイグループのうち、現在のI/O量である現在の処理量を、当該アレイグループにおいて処理可能なI/O量である最大処理量で除算した利用率が所定の値を超えたアレイグループ中のボリュームのデータを、他のアレイグループを構成するボリュームへ移動させるストレージ管理装置であって、
前記利用率が所定の閾値を超えたときに、端末から入力される要求を受信すると、前記アレイグループにおけるデータの入出力を管理しているディスクプロセッサから取得したアレイグループの前記利用率およびアレイグループにおける前記最大処理量を基に、移動元のアレイグループと、移動先のアレイグループとの間における処理量の余裕分である帯域を算出し、前記移動元のアレイグループを構成しているボリュームのうち、情報の書き込みに関する情報伝送量である書込伝送量が、前記算出した帯域より小さいボリュームを選択するボリューム検索部と、
前記選択されたボリュームのデータを、前記移動先のアレイグループのボリュームへ移動させる運用管理部と、
を備えることを特徴とするストレージ管理装置。 - 前記帯域は、以下の式(1)および式(2)により算出されることを特徴とする請求項1に記載のストレージ管理装置。
c=b×{1−(a/100)} ・・・ (1)
c3=min(c1,c2) ・・・ (2)
ここで、cは、前記アレイグループにおける帯域であり、aは、性能情報取得部により前記ディスクプロセッサから取得されるアレイグループの利用率であり、bは、前記性能情報取得部により前記ディスクプロセッサから取得される前記アレイグループにおける前記最大処理量であり、c1は、前記移動元のアレイグループにおける帯域であり、c2は、前記移動先のアレイグループにおける帯域であり、c3は、前記移動元および移動先のアレイグループ間における帯域である。 - 前記ボリューム検索部は、
前記算出した帯域と、前記情報の書込伝送量を基に、データの移動時間を算出する機能をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のストレージ管理装置。 - 前記ボリューム検索部は、
前記選択されたボリュームの書込伝送量を基に、移動元のアレイグループにおけるI/O負荷の軽減の度合いを算出する機能をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のストレージ管理装置。 - 前記選択されるボリュームは、複数存在し、
前記ボリューム検索部は、
前記算出した帯域と、前記書込伝送量を基に、各選択されたボリュームにおけるデータの移動時間を算出し、
前記各選択されたボリュームの書込伝送量を基に、移動元のアレイグループにおけるI/O負荷の軽減の度合いを算出する機能を有し、
前記データの移動時間と、前記I/O負荷の軽減の度合いとを、前記各選択されたボリュームの情報と対応させて表示部に表示させ、入力部を介して、前記選択されたボリュームの情報を前記データの移動時間順に表示するか、前記I/O負荷の軽減の度合い順に表示するかを、ユーザに選択させる画面表示処理部を更に有することを特徴とする請求項1に記載のストレージ管理装置。 - 過去における前記アレイグループの帯域および当該アレイグループを構成しているボリュームにおける書込伝送量を含む履歴情報が、前記アレイグループ毎に記憶部に格納されており、
前記ボリューム検索部は、
前記履歴情報を基に、未来における前記アレイグループの帯域および当該アレイグループを構成しているボリュームにおける書込伝送量を推定する機能をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のストレージ管理装置。 - 前記履歴情報は、所定の期間毎に格納されており、
前記ボリューム検索部は、
前記推定された帯域および書込伝送量を基に、データを移動可能なボリュームと、前記データの移動先となるアレイグループとの組を、前記所定の期間毎に選択する機能を更に有し、
前記データを移動可能なボリュームの情報である移動元ボリューム情報および前記データの移動先となるアレイグループの情報である移動先アレイグループ情報の組を、前記所定の期間に対応する未来の期間に対応させて表示部に表示させる画面表示処理部をさらに有することを特徴とする請求項6に記載のストレージ管理装置。 - 前記画面表示処理部は、
前記表示部に、前記移動元ボリューム情報と、前移動先アレイグループ情報と、前記所定の期間に対応する未来の期間の情報との組である未来情報とを複数表示させており、
前記運用管理部は、
入力部を介して、前記表示されている未来情報のうち、所定の未来情報が選択されると、前記選択された未来情報における未来の期間に、前記未来情報に含まれるボリュームの情報に対応するボリュームから、前記未来情報に含まれるアレイグループの情報に対応するアレイグループへデータを移動させる機能をさらに有することを特徴とする請求項7に記載のストレージ管理装置。 - 前記ストレージ装置は、互いに通信可能な複数のストレージ装置であり、
前記運用管理部は、一方の前記ストレージ装置のボリュームから他方の前記ストレージ装置のボリュームへデータを移動させる機能をさらに有し、
前記帯域は、前記各ストレージ装置におけるリソースで消費される情報伝送量を考慮した値となっていることを特徴とする請求項1に記載のストレージ管理装置。 - 前記運用管理部は、
前記マイグレーション実行時において、
システムで消費している前記アレイグループの利用率と、ユーザ操作によって消費している前記アレイグループの利用率とを、それぞれ算出する機能をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のストレージ管理装置。 - データの移動元のアレイグループおよびデータの移動先のアレイグループにおける前記利用率の時間毎の変化として表示部に表示させる画面表示処理部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のストレージ管理装置。
- 移動元のボリュームに格納されているすべてのデータのデータ量を、所定の時間で除算した許容転送速度を算出し、前記データの移動中、前記データの実転送速度を監視しており、前記許容転送速度が、前記実転送速度以下となったとき、警告を表示部に表示させる実行制御部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のストレージ管理装置。
- 前記警告の表示と共に、入力部を介してデータの移動を続行するか否かの情報をユーザに入力させ、データの移動を続行させない旨の情報が入力された場合、前記データの移動を中断させる実行制御部をさらに有することを特徴とする請求項12に記載のストレージ管理装置。
- 前記ボリューム検索部は、
前記帯域に、1未満かつ0より大きい数値を乗算することを特徴とする請求項1に記載のストレージ管理装置。 - ストレージ装置に具備されている複数のボリュームを有する複数のアレイグループのうち、現在のI/O量である現在の処理量を、当該アレイグループにおいて処理可能なI/O量である最大処理量で除算した利用率が所定の値を超えたアレイグループ中のボリュームのデータを、他のアレイグループを構成するボリュームへ移動させるストレージ管理装置によるストレージ管理方法であって、
前記ストレージ管理装置は、
前記利用率が所定の閾値を超えたときに、端末から入力される要求を受信すると、前記
アレイグループにおけるデータの入出力を管理しているディスクプロセッサから取得したアレイグループの前記利用率およびアレイグループにおける前記最大処理量を基に、移動元のアレイグループと、移動先のアレイグループとの間における処理量の余裕分である帯域を算出し、
前記移動元のアレイグループを構成しているボリュームのうち、情報の書き込みに関する情報伝送量である書込伝送量が、前記算出した帯域より小さいボリュームを選択し、
前記選択されたボリュームのデータを、前記移動先のアレイグループのボリュームへ移
動させる
ことを特徴とするストレージ管理方法。 - 請求項15に記載のストレージ管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするストレージ管理プログラム。
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