次に、本発明に係る遊技機の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
遊技媒体としての遊技球を弾発する弾球遊技を行える遊技機(所謂パチンコ機)は、図1に示す遊技盤1を備える。この遊技盤1は弾球遊技の主体となるもので、ガイドレール2で囲まれた遊技領域3に各種の入賞口や遊技装置を設けると共に、非遊技領域などには各種ランプやLED等からなる装飾表示器を設けたものである。
図示を省略したロータリーソレノイド等の電気的駆動源によって弾発された遊技球は上記ガイドレール2に沿って遊技領域3内へ到達すると、遊技釘や風車等に当たりつつ流下して行き、遊技領域3内に設けた入賞領域たる各種入賞口4…の何れかに入賞すると、各入賞口4…(例えば、第1入賞口〜第N入賞口)毎に設けた入賞口センサ(図示省略)によって当該入賞球が検出され、この検出信号に基づいて賞球が遊技者に与えられ、入賞口4…等の入賞領域に入賞しなかった球は、アウト口5より外れ球として回収される。
なお、入賞口への入賞に対して遊技者に付与するのは賞球に限定されるものではない。例えば、封入球式の遊技機(遊技者が実際の球を取り扱うことなく、機内に封入された球を循環させて弾球遊技を行えるようにした遊技機)においては、仮想的な球数データを追加するような形態で遊技価値を付与するようにしても良い。また、遊技者への付与対象となる遊技価値も、パチンコ球やメダル等の遊技媒体に限らず、種々の景品等を遊技者に与えるようにしても良い。
また、遊技領域3には、入賞口4…の他に始動入賞口6を設けてあり、この始動入賞口6に遊技球が入賞して、これを特図始動センサ(図示省略)が検出すると、遊技盤1の略中央に設けた大型の遊技装置(特別図柄表示装置)である中央表示装置7の表示部71a(複数の識別情報を変動表示可能な液晶表示器等により構成)を用いて、複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームが開始される。なお、変動表示ゲームの開始・終了や後述する特別遊技など、パチンコ遊技を実現するための諸々の制御は、遊技機制御部(後に詳述)が行う。この遊技機制御部は、主制御装置(遊技制御装置)、第1副制御装置(演出制御装置)、第2副制御装置(排出・発射制御装置)、電源供給装置などの各種制御装置から構成される。
上記始動入賞口6は、例えば、ソレノイド等の電気的駆動源とリンク機構を介して接続された左右一対の可動片8a,8aを備え、電気的駆動源の作動・停止に応じて、これら可動片8a,8aが直立して遊技球を受け入れ難い閉状態と、可動片8a,8aの上端を互いに離隔させるように開いて遊技球を受け入れ易い開状態とに変換する普通電動役物たる補助変動入賞装置8と一体に設けてある。なお、本例で示す補助変動入賞装置8は、閉状態においても遊技球を受け入れ可能なものとしたが、閉状態においては遊技球を一切受け入れない構造のものとしても良い。また、始動入賞口6は、補助変動入賞装置8のように遊技球の受け入れ状態が変化する入賞具と一体に設けないで、通常の入賞口として独立させて設けても良い。また、遊技領域3に複数の始動入賞口を設け、遊技球が入賞した始動入賞口の種別に応じて、補助変動入賞装置8の開成時間を異ならしめるようにしても良い。
上記補助変動入賞装置8には、例えば、数字の0〜9を変動表示可能な7セグメント式表示器等からなる小型の普通図柄表示器8bを設けておき、遊技領域の適所に設けた通過チャッカ9(通過する遊技球を検出する通過センサたる普図始動センサを備えた通過入賞口)へ遊技球が通過入賞すると、通過チャッカ9からの検出出力に基づいて遊技機制御部が普通図柄表示器8bによる変動表示を開始させ、所定時間経過後に停止表示させる普通変動表示ゲームを行う。このときの停止図柄が予め定めた特定図柄(例えば、3もしくは7)であった場合には、補助変動入賞装置8を用いた普通変動遊技開始条件が達成されるものとし、補助変動入賞装置8の可動片8a,8aが比較的短時間だけ開状態に変換し、始動入賞口6への球入賞を容易にする普通変動遊技が行われる。
上記始動入賞口6への球入賞に基づき、遊技機制御部が中央表示装置7の表示部71aを用いて行う変動表示ゲームとは、例えば、3桁の数字や各種記号等を高速で変換表示した後に、所定の順序で停止表示させてゆき、3桁の停止表示態様が予め定めた特別結果態様(例えば、「0,0,0」「2,2,2」「3,3,3」「7,7,7」等、3桁の数字や記号が全て一致するぞろ目の停止態様)になると、特別遊技への遊技移行条件が達成され、例えば、横長四角形状の大入賞口(内部にて、更に、一般入賞口か特別入賞口の何れかに分別される入賞口。)を開閉板10aにより閉塞した第1状態と大入賞口へ球が入賞し得るように開閉板10aを開いた第2状態(開閉板10aの下辺部を軸にして前傾させるように開く事で、落下してきた遊技球を開閉板10aにより受け止めて大入賞口へ効率良く導く状態)とに変動可能な大入賞口装置たる変動入賞装置10を用いた特別遊技が開始される。
なお、本実施形態に係る遊技機では、特別遊技への移行条件が達成される特別結果態様の中でも特に定めた特賞結果態様(例えば、奇数のぞろ目である「1,1,1」「3,3,3」「5,5,5」「7,7,7」「9,9,9」)になった場合には、変動表示ゲームで特別結果態様が発生する確率が普通の第1確率から、特別結果態様が発生する確率が第1確率よりも高い第2確率へ変更する(所謂、確変モードに変更する)ことで、次の特別遊技移行条件を達成し易くする特典を与えるものとした。
なお、本実施形態に係る遊技機では、変動表示ゲーム実行中に始動入賞口6への入賞球が検出されると、これを所定数(例えば、50個)まで遊技機制御部で記憶しておき、変動表示ゲームの終了後に始動記憶に基づいて、次の変動表示ゲームを実行できるものとした。このように、変動表示ゲームの実行中でも始動入賞口6への入賞を記憶し、始動記憶による変動表示ゲームを行うようにすることで、変動表示ゲームの実行中に遊技を継続しても、始動入賞が無効にされるという遊技者の不利益を軽減できる。この始動入賞の記憶は、上限数50個に限定されるものではなく、無制限(例えば、始動記憶用のメモリ領域を広げて、通常の遊技では上限に達しない数まで記憶可能とすることにより、実用上は無制限)で記憶可能としても良いし、4個程度の少数しか記憶しないものとしても良い。
また、確変モードになると、特定遊技状態の発生条件が満たされ、特定遊技状態となる。この特定遊技状態とは、単位時間当りにおける補助変動入賞装置8の開状態への変換時間を通常よりも長くするもので、例えば、普通変動遊技での補助変動入賞装置8の開放時間を長く(例えば、0.5秒から3秒へ変更)する開放延長遊技状態、普通変動表示ゲームの単位時間あたりの実行回数を増加させる時短遊技状態、普通変動表示ゲームが特定結果態様となる確率が通常より高くなる普通確率変動遊技状態などがある。
このように、単位時間当りにおける補助変動入賞装置8の開放時間を長くする特定遊技状態とすることで、補助変動入賞装置8に設けた始動入賞口9への球入賞を一層容易とし、始動入賞(もしくは始動記憶)による変動表示ゲームが頻繁に実行されるようにして、特別遊技への移行条件が早期に達成されるようにする。
しかも、確変モードで特別遊技移行条件が達成されて開始された特別遊技中も特定遊技状態とすることで、特別遊技中も始動記憶を増やし易いので、特別遊技の終了に伴い確変モードが終了した後にも始動記憶による変動表示ゲームが行われるため、確変モード終了後に遊技者の遊技意欲が減退してしまうことを抑制できる。
また、確変モードでの変動表示ゲームで特別結果態様(特賞結果態様ではない大当り)となり実行された特別遊技が終了して確変モードが終了した後にも、所定期間(例えば、変動表示ゲームを100回行うまでの期間)は特定遊技状態を保持するものとし、確変モード終了後でも単位時間当りにおける補助変動入賞装置8の開放時間を長くすることにより、始動入賞口9への入賞を容易にして、始動記憶を増加させ易くし、確変モード終了後に遊技者の遊技意欲が減退してしまうことを、より効果的に抑制できるようにした。
特別遊技においては、変動入賞装置10の第2状態変換時間が所定時間(例えば30秒)に達するサイクル終了第1条件と、第2状態へ変換してから大入賞口への入賞球数が所定個数(例えば、10個)に達するサイクル終了第2条件のうち、何れかの条件が達成されると、これを以てサイクル遊技の終了となり、サイクル遊技の実行中、若しくは、サイクル遊技の終了後に設ける所定時間幅の有効タイムが経過するまでに、大入賞口内の特別入賞口へ分別された入賞球を検出する球センサである特別入賞センサ(図示省略)から特別入賞検出信号が出力されると、サイクル遊技の継続条件が達成され、所定時間幅のウェイトタイム経過後に再びサイクル遊技を行い、サイクル遊技の更新条件が達成されなかった場合には、そのサイクル遊技を以て特別遊技が終了する。
このような特別遊技において、サイクル遊技の更新が困難なために1〜2回程度のサイクル遊技で特別遊技が終了してしまうと、短時間で遊技者の獲得利益を高めることができず、遊技者にとって大きな不満となるので、大入賞口内の特別入賞口へは比較的容易に球が入賞し易いようにしておく必要があるものの、サイクル遊技が際限なく更新されて遊技者の獲得利益が著しく増えると、遊技店の損失が大きくなるので、サイクル遊技の継続条件が連続して15回達成され、サイクル遊技が計16回実行されると、以後の継続更新は行わず、16回目のサイクル遊技の終了を以て特別遊技を終了させるものとした。
なお、特別遊技の内容は、上述した例に限定されるものではなく、遊技者の獲得利益を高めるという特別遊技の趣旨に沿うように、適宜設定すれば良い。無論、普通変動表示ゲーム、普通変動遊技、変動表示ゲームなども、上述した例に限定されるものではない。また、普通変動表示ゲームを行うための普通図柄表示器8bを別途設けずに、中央表示装置7の表示部71aを用いて行うようにしても良い。
次に、変動表示ゲームを行うために用いる中央表示装置7の詳細な構造につき説明する。中央表示装置7は、図2に示すように、複数の識別情報を変動表示可能な表示部71aを有する表示装置本体71と、この表示装置本体71の前面側に配設されると共に、表示部71aを背面に臨ませる表示用開口窓部72bを有する前面構成部材72とからなる。なお、表示装置本体71は、液晶パネルと表示制御基板とを一体化したユニット構造で、相当の重量があるため、そのまま前面構成部材72へ装着せずに、遊技盤1の裏面へ強固に取り付けた表示装置取付補助部材73へ表示装置本体71を取り付け、表示装置取付補助部材73に設けた表示用開口窓部73aを介して、表示部71aが前面構成部材72の表示用開口窓部72aに臨むものとした。
上記前面構成部材72は、表示用開口窓部72aの左側に位置させた左下演出ユニットとしての第1演出ユニット11、表示用開口窓部72aの上部左側に位置させた左上演出ユニットとしての第2演出ユニット12、表示用開口窓部72aの上部右側に位置させた右上演出ユニットとしての第3演出ユニット13、表示用開口窓部72aの右側に位置させた右下演出ユニットとしての第4演出ユニット14、表示用開口窓部72aの上部中央に位置させた第5演出ユニット15、これら第1〜第5演出ユニット11〜15が取り付けられるベースユニット16からなる(図3〜図5参照)。
上記ベースユニット16には、遊技盤1の前面側へビス等により取り付けるための止着孔等を設けた取付部16aを形成した。また、ベースユニット16には、始動入賞口9への入賞による変動表示ゲームの開始が保留されている始動記憶を所定数まで可視表示(例えば、発光表示)するための、第1演出ユニット11の近傍にアラビア数字の“1”を模した第1始動記憶表示部16b1を、第2演出ユニット12の近傍にアラビア数字の“2”を模した第2始動記憶表示部16b2を、第3演出ユニット13の近傍にアラビア数字の“3”を模した第3始動記憶表示部16b3を、第4演出ユニット14の近傍にアラビア数字の“4”を模した第4始動記憶表示部16b4を、夫々設けてあり、これら第1〜第4始動記憶表示部16b1〜16b4の点灯(或いは点滅)によって、始動記憶数が0〜4であることを遊技者が認識できるようにしてある。なお、上述したように、本実施形態に係る遊技機においては、保留にした始動入賞を50個まで記憶するものとしたので、第1〜第4始動記憶表示部16b1〜16b4では5個以上の始動記憶を表示できないので、正確な始動記憶数を遊技者に表示するための始動記憶表示手段を別途設けても良いし、表示部71aの一部を用いて現在の始動記憶数を遊技者に可視表示するようにしても良い。
上記ベースユニット16は、図6に示すように、取付ベース161、左鎧部材162、右鎧部材163、中央鎧部材164、第5演出ユニット取付枠165、前側窓枠166、後側窓枠167等からなる。
上記取付ベース161は、遊技盤1の中央表示装置取付開口1aに嵌装されるもので、第1〜第5演出ユニット11〜15と表示用開口窓部72aを少なくとも包含し得る開口領域を備えた開口部161aの開口縁部に所要幅の内周壁161bを形成すると共に、この内周壁161bの前縁部から外側に張り出した薄板状の前面板部161cを形成したものである。なお、前面板部161cの一部に止着孔を設けることで、取付部16aとして機能させる。
上記左鎧部材162と右鎧部材163と中央鎧部材164は、それぞれ前面側へ突出する外周壁162a,163a,164aを有する凸状体に形成し、取付ベース161の前面側にこれらを取り付けると、上部から左右両側にかけて上方から流下する遊技球が外周壁162a,163a,164aに当たったときに、これを左右に振り分けて流下させるものとなる。
また、上記左鎧部材162と右鎧部材163は何れも中空状とし、透光性材料で形成した左鎧部材用レンズ部材168と右鎧部材用レンズ部材169を夫々の内部に装着することで、左鎧部材162と右鎧部材163に適宜開設した光透過用貫通孔162b…,光透過用貫通孔163b…を、貫通孔閉塞用レンズ部168a…,貫通孔閉塞用レンズ部169a…で裏面から塞ぎ、裏面側からの光を前面側へ透過させる透光部を構成する。なお、上記左鎧部材用レンズ部材168には第2演出ユニット用レンズ部168bを、右鎧部材用レンズ部材169には第3演出ユニット用レンズ部169bを夫々形成してあり、これらの後方に配置される第2演出ユニット12および第3演出ユニット13の視認性を高めるようにしてある。これら透光部の一つとして、上述した第1〜第4始動記憶表示部16b1〜16b4の前面部が形成される。
上記中央鎧部材164の後に取り付けられる中央鎧部材用レンズ部材170は、透光性材料で形成すると共に、中央鎧部材164により遮蔽されない発光領域170aが形成されるような形状とし、裏面側からの光を発光領域170aから前面側へ透過させる。この中央レンズ部材170の裏面側と、その左右側方に連なる左鎧部材162(左鎧部材用レンズ部材168)の上部右裏面側と右鎧部材163(右鎧部材用レンズ部材169)の上部左裏面側に臨むように電気的発光源(豆球や発光ダイオード等)を配した上部中央発光基板171を取付ベース161の上部中央裏面側に取り付け、これによって、中央表示装置7の中央上部の発光演出を行うのである。なお、上部中央発光基板171の後方より基板カバー172を取り付けてある。
上記取付ベース161の裏面側に設けられる前側窓枠166には、上記表示用開口窓部72aの前側の内周壁を形する周壁部166aと共に、左右両側方部には各々遊技球が通過可能な球受入口166b,166bを前面上部に有する背面開口の左縦長凹室166cおよび右縦長凹室166dを形成した。これら左縦長凹室166cおよび右縦長凹室166dの下方部における周壁部166aに欠截部を設け、夫々左球出口166e,右球出口166fとする。また、左縦長凹室166cおよび右縦長凹室166dの外側適所には、球が抜け落ちない程度の開口である左流下阻止部材用開口部166c′と右流下阻止部材用開口部166d′を夫々設けてある。なお、本例で示す左縦長凹室166cおよび右縦長凹室166dは、側壁部を蛇行させて波形状としたが、これに限らず、例えば、直線状側壁部としても良い。
上記前側窓枠166の裏面側に設けられる後側窓枠167は、上記表示用開口窓部72aの後側の内周壁を形成する周壁部167aと共に、左右両側方部には各々側方に延出して上記前側窓枠166の左縦長凹室166cおよび右縦長凹室166dの背面開口を各々塞ぐ板状の左延出部167bおよび右延出部167cを形成した。すなわち、前側窓枠166の裏面側に後側窓枠167を取り付けると、表示用開口窓部72aの左側には、球受入口166bから左縦長凹室166cを経て左球出口166eより周壁部166aの底面に至る球流路が、表示用開口窓部72aの右側には、球受入口166bから右縦長凹室166dを経て右球出口166fより周壁部166aの底面に至る球流路が、夫々形成される。
一方、上記取付ベース161には、後方より取り付けられた前側窓枠166の左側前面に設けた球受入口166bに達するように左側部適所より内側へ延出させて第2演出ユニット12の装着部位と第1演出ユニット11の装着部位を区画すると共に、球受入口166bに対応する部位で前後に貫通する貫通孔161dを設けた左取付ベース区画部161eと、後方より取り付けられた前側窓枠166の右側前面に設けた球受入口166bに達するように右側部適所より内側へ延出させて第3演出ユニット13の装着部位と第4演出ユニット14の装着部位を区画すると共に、球受入口166bに対応する部位で前後に貫通する貫通孔161dを設けた右取付ベース区画部161fと、を各々形成した。
また、左鎧部材162には、上記左取付ベース区画部161eの前面側に取り付けられ、外周壁162aの一部を欠截してなる球流入部162cから下り傾斜を経て左取付ベース区画部の貫通孔に至る背面開口の凹室162d′を有する左鎧部材区画部162dを形成し、右鎧部材163には、上記右取付ベース区画部161fの前面側に取り付けられ、外周壁163aの一部を欠截してなる球流入部163cから下り傾斜を経て右取付ベース区画部161fの貫通孔161dに至る背面開口の凹室163d′を有する右鎧部材区画部163dを形成する。
斯く構成する事で、上記左取付ベース区画部161eの前面と上記左鎧部材区画部162dの凹室内部とにより形成された左第1球流路16cLと、該左第1球流路16cLに連通する左取付ベース区画部161eの貫通孔161dと、該貫通孔161dに連通する球受入口166bを有する前側窓枠166の左縦長凹室166cの背面開口を後側窓枠167の左延出部167bで塞いだ内側部開口の左第2球流路16dLとにより、上記遊技領域3を流下する遊技球Pを上記表示用開口窓部の内側(前側窓枠166の左球出口166eより周壁部166aの底面左側)に誘導する左ワープ通路を構成する(図8中、c−c断面参照)。
同様に、上記右取付ベース区画部161fの前面と上記右鎧部材区画部163dの凹室内部とにより形成された右第1球流路16cRと、該右第1球流路16cRに連通する右取付ベース区画部161fの貫通孔161dと、該貫通孔161dに連通する球受入口166bを有する前側窓枠166の右縦長凹室166dの背面開口を後側窓枠167の右延出部167cで塞いだ内側部開口の右第2球流路16dRとにより、上記遊技領域3を流下する遊技球Pを上記表示用開口窓部の内側(前側窓枠166の右球出口166fより周壁部166aの底面右側)に誘導する右ワープ通路を構成する(図8中、A−A断面参照)。
上記の様に構成した右ワープ通路および左ワープ通路から流下した遊技球が転動する前側窓枠166の内周壁166a底面には、遊技球を遊技領域の適所に設けた所要の入賞口に案内可能な球誘導面166g′を有する球受けステージ166gを設けた。なお、本実施形態における所要の入賞口は始動入賞口6とし、球誘導面166g′は、この始動入賞口6へ案内可能な構造となるように、以下の構成とした。
上記球誘導面166g′は、中央部にかけて緩やかに盛り上がる表面形状の球受けステージ166の中央部に設けた窪みであり、この窪みに沿って後方へ誘導されると、後側窓枠167の周壁部167aの底面に誘導球入口167d′から有底凹部167dへ落下し、その底部で連なる前側窓枠166の球流路166hを経て取付ベース161の内周壁底面へ至る。この取付ベース161の内周壁161の中央下部には、上部に球受け面173aを形成した球通路構成部材173を取り付け、該球通路構成部材173の中央下部に形成した球通過用凹部173bと取付ベース161の内周壁161とで囲まれた誘導球排出口16eとなる。
すなわち、球誘導面166g′に至った遊技球は、その凹面形状により奥側の誘導球入口167d′から有底凹部167d、前側窓枠166の球流路166h、取付ベース161と球通路構成部材173からなる誘導球排出口16eへ至る球誘導路が構成される。そして、球誘導路の流下端である誘導球排出口16eは、始動入賞口16の直上方へ開口するように、中央入賞装置7を遊技盤1へ取り付けてある(図1参照)。
このように、中央表示装置7における右ワープ通路および左ワープ通路から流下した遊技球が転動する球受けステージ166gの球誘導面166g′は、球受けステージ166gよりも奥側に球入口を開口させた球誘導路へ案内し、該球誘導路の流下端を始動入賞口6の直上方に開口させることで、球誘導路を流下した遊技球が始動入賞口6へ入賞する可能性を高め、延いては、上記変動表示ゲームの始動条件を達成し易くするのである。
なお、球受けステージの形成箇所は、表示用開口窓部72aの内側底面部に限らず、表示用開口窓部72aよりも左右方向に広がりを持たせて、遊技球が転動する領域を広げるようにしても良い。また、球受けステージと球誘導案内面の構造は、上記のものに限らず、例えば、左右ワープ通路から流下した遊技球を中央表示装置7の前側中央部へ誘導して、始動入賞口9の直上方から落下させることにより、始動入賞口6へ入賞する可能性を高めるような構造としても良い。また、これら左右ワープ通路への入口近傍に配した釘や風車を微調整して、左右ワープ通路へ遊技球が誘導される確率を変えることにより、始動入賞口9への入賞率を調整することができる。
上記取付ベース161の開口部161aにおける中央上部には、第5演出ユニット取付枠165を取り付けて、略円形の第5演出ユニット挿通壁165aに第5演出ユニット15を装着できるようにすると共に、第5演出ユニット取付枠165における左右両側の下部適所より外側方へ延出する左区画片165bと右区画片165cを設け、これら左右区画片165b,165cが、取付ベース161の左取付ベース区画部161eの内側端部および右取付ベース区画部161fの内側端部の近傍に位置することにより、第2演出ユニット12装着用の領域と第3演出ユニット13装着用の領域とが形成される。
上記のようにして形成された第2演出ユニット12装着用の領域前面には左鎧部材用レンズ部材168の第2演出ユニット用レンズ部168bが、第3演出ユニット13装着用の領域前面には右鎧部材用レンズ部材169の第3演出ユニット用レンズ部169bが、各々位置することとなる。また、上記左取付ベース区画部161eを挟んで第2演出ユニット12装着用領域の下方に形成される第1演出ユニット11装着用の領域前面には、第1演出ユニット用レンズ部材174を配設し、上記右取付ベース区画部161fを挟んで第3演出ユニット13装着用領域の下方に形成される第4演出ユニット14装着用の領域前面には、第4演出ユニット用レンズ部材175を配設してある。
上記第5演出ユニット取付枠165へ内挿されて、適宜な固定手段で固定される第5演出ユニット15は、透光性素材よりなる保持枠体15aの前面側に透光性素材で花の形状を模した装飾体15bを配置し、保持枠体15bの裏面側に発光源基板15cを配置したもので、発光源基板15cの電気的発光源(例えば、表示LED15d…)からの光が保持枠体15aおよび装飾体15bを透過して、中央表示装置7の前面側から第5演出ユニット15が光って見える(図9参照)。また、第5演出ユニット15における視覚的な演出効果を高めるように、装飾体15bを化学繊維で作成した造花としても良い。
第1演出ユニット11は、演出レンズ部材111(任意形状のレンズ部面部111aと、該レンズ面部111aの周縁部より後方に延出する所要長さのリブ111bからなる。)と、この演出レンズ部材111の裏面側に配設される発光源基板112と、上記レンズ面部111aの前面側に配置される可動演出キャラクタ113と、該可動演出キャラクタ113を動かすための電気的駆動源114と、該電気的駆動源114の駆動力を可動演出キャラクタ113に伝達するリンク機構(図示省略)とからなる。なお、演出レンズ部材111の少なくともレンズ面部111aは透光性として、発光源基板112に取り付けられた複数の電気的発光源115(ランプや発光ダイオード等)からの光がレンズ面部111aを透過可能なようにした。
上記第1演出ユニット11の可動演出キャラクタ113は、例えば、第1パーツ113aと第2パーツ113bと第3パーツ113cとからなり、電磁ソレノイドからなる電気的駆動源114の励磁によってプランジャ114aが吸引されると、図10に示すように、第1パーツ113aは回動軸(図示省略)を支点に図中のA方向へ、第2パーツ113bは回動軸(図示省略)を支点に図中のB方向へ、第3パーツ113cは回動軸(図示省略)を支点に図中のC方向へ、夫々動く。
更に、第1演出ユニット11には、可動演出キャラクタ113を駆動させる電気的駆動源114と適宜なリンク機構を介して接続される流下阻止部材116を設け、電気的駆動源114がオフの間は流下阻止部材116の端部が左第2球流路16dLの流下阻止部材用開口部166c′より流路内へ進入しない(左ワープ通路を流下する遊技球の流下を許容する)流下許容状態で、電気的駆動源114がオンになると流下阻止部材116の端部が左第2球流路16dLの流下阻止部材用開口部166c′より流路内へ進入する(左ワープ通路内における遊技球の流下を阻止する)流下阻止状態となる(図11参照)。
すなわち、本実施形態の遊技機においては、中央表示装置7の第1演出ユニット11における電気的駆動源114とリンク機構と流下阻止部材116とが協働することで、左ワープ通路を流下する遊技球の流下を許容する流下許容状態と、遊技球の流下を阻止する流下阻止状態とに変換可能な左流下状態変換手段として機能するのである。
第2演出ユニット12は、演出レンズ部材121(任意形状のレンズ部面部121aと、該レンズ面部121aの周縁部より後方に延出する所要長さのリブ121bからなる。)と、この演出レンズ部材121の裏面側に配設される発光源基板122と、上記レンズ面部121aの前面側に配置される可動演出キャラクタ123と、該可動演出キャラクタ123を動かすための電気的駆動源124と、該電気的駆動源124の駆動力を可動演出キャラクタ123に伝達するリンク機構(図示省略)とからなる。なお、演出レンズ部材121の少なくともレンズ面部121aは透光性として、発光源基板122に取り付けられた複数の電気的発光源125(ランプや発光ダイオード等)からの光がレンズ面部121aを透過可能なようにした。
上記第2演出ユニット12の可動演出キャラクタ123は、例えば、第1パーツ123aと第2パーツ123bと第3パーツ123cとからなり、電磁ソレノイドからなる電気的駆動源124の励磁によってプランジャ124aが吸引されると、図11に示すように、第1パーツ123aは回動軸(図示省略)を支点に図中のA方向へ、第2パーツ123bは回動軸(図示省略)を支点に図中のB方向へ、第3パーツ123cは回動軸(図示省略)を支点に図中のC方向へ、夫々動く。
第3演出ユニット13は、演出レンズ部材131(任意形状のレンズ部面部131aと、該レンズ面部131aの周縁部より後方に延出する所要長さのリブ131bからなる。)と、この演出レンズ部材131の裏面側に配設される発光源基板132と、上記レンズ面部131aの前面側に配置される可動演出キャラクタ133と、該可動演出キャラクタ133を動かすための電気的駆動源134と、該電気的駆動源134の駆動力を可動演出キャラクタ133に伝達するリンク機構(図示省略)とからなる。なお、演出レンズ部材131の少なくともレンズ面部131aは透光性として、発光源基板132に取り付けられた複数の電気的発光源135(ランプや発光ダイオード等)からの光がレンズ面部131aを透過可能なようにした。また、可動演出キャラクタ133は、上述した第1演出ユニット11や第2演出ユニット12と同様に、複数のパーツが電気的駆動源134のON/OFFに応じて適宜に動作するもので、詳細な説明は省略する。
第4演出ユニット14は、演出レンズ部材141(任意形状のレンズ部面部141aと、該レンズ面部141aの周縁部より後方に延出する所要長さのリブ141bからなる。)と、この演出レンズ部材141の裏面側に配設される発光源基板142と、上記レンズ面部141aの前面側に配置される可動演出キャラクタ143と、該可動演出キャラクタ143を動かすための電気的駆動源144と、該電気的駆動源144の駆動力を可動演出キャラクタ143に伝達するリンク機構(図示省略)とからなる。なお、演出レンズ部材141の少なくともレンズ面部141aは透光性として、発光源基板142に取り付けられた複数の電気的発光源145(ランプや発光ダイオード等)からの光がレンズ面部141aを透過可能なようにした。また、可動演出キャラクタ143は、上述した第1演出ユニット11や第2演出ユニット12と同様に、複数のパーツが電気的駆動源144のON/OFFに応じて適宜に動作するもので、詳細な説明は省略する。
更に、第4演出ユニット14には、可動演出キャラクタ143を駆動させる電気的駆動源144と適宜なリンク機構を介して接続される流下阻止部材146を設け、電気的駆動源144がオフの間は流下阻止部材146の端部が右第2球流路16dRの流下阻止部材用開口部166d′より流路内へ進入しない(右ワープ通路を流下する遊技球の流下を許容する)流下許容状態で、電気的駆動源144がオンになると流下阻止部材146の端部が右第2球流路16dRの流下阻止部材用開口部166d′より流路内へ進入する(右ワープ通路内における遊技球の流下を阻止する)流下阻止状態となる。
すなわち、本実施形態の遊技機においては、中央表示装置7の第4演出ユニット14における電気的駆動源144とリンク機構と流下阻止部材146とが協働することで、右ワープ通路を流下する遊技球の流下を許容する流下許容状態と、遊技球の流下を阻止する流下阻止状態とに変換可能な右流下状態変換手段として機能するのである。
このように、左右ワープ通路に各々設けた左右流下状態変換手段は、電気的駆動源によって動作する一つ以上の可動パーツを遊技機の前面側より視認可能な状態で設けた可動演出手段たる第1,第4演出ユニット11,14の左右流下阻止部材116,146(可動演出キャラクタ113,143の動きと連係して動作する可動パーツ)がワープ通路の球流路内に突出することで流下阻止状態を生ぜしめ、左右流下阻止部材116,146がワープ通路の球流路から退くことで流下許容状態を生ぜしめるものとしたので、流下状態変換手段が流下阻止状態にあるか流下許容状態にあるかを、第1,第4演出ユニット11,14の可動パーツ(可動演出キャラクタ113,143および左右流下阻止部材116,146)の状態として遊技者に認識させることができ、演出的効果を高めることができる。しかも、第1,第4演出ユニット11,14に流下状態変換手段の機能を兼ねさせるので、コストダウンと省スペース化を期せるという利点もある。
なお、第1〜第4演出ユニット11〜14の電気的駆動源114〜144にはラッチングソレノイドを用いることで、電源断等により電気的駆動源114〜144への給電が断たれても、可動演出キャラクタ113〜143や左右流下阻止部材116,146は、そのままの状態を保持するものとした。しかしながら、電気的駆動源114〜144は、これに限らず、通常のソレノイドやモータなどを用いても良い。
上述した第1〜第5演出ユニット11〜15は、電気的発光源115,125,135,145,15dを点灯・点滅させたり、可動演出キャラクタ113,123,133,143を動作させることで、種々の演出に用いる事ができるが、中央表示装置7で行う変動表示ゲームに関する演出に用いると、効果的である。変動表示ゲームにおいて、変動表示される三桁のうち二桁までが同じ図柄に揃ったリーチ状態になった時に第1〜第5演出ユニット11〜15を作動させて、遊技者の注意を中央表示装置7へ惹きつけるようにしても良い。
また、変動表示ゲームの開始条件である始動入賞の記憶数に応じて、第1〜第4演出ユニット11〜14による演出動作を行うようにしても良い。例えば、始動記憶数が“1”のときは第1演出ユニット11の電気的発光源115を点灯させ、始動記憶数が“2”のときは第2演出ユニット12の電気的発光源125を点灯させ、始動記憶数が“3”のときは第3演出ユニット13の電気的発光源135を点灯させ、始動記憶数が“4”のときは第4演出ユニット14の電気的発光源145を点灯させるのである。これと併せて、可動演出キャラクタ113,123,133,143を動作させても良い。また、始動記憶の数が5以上の場合には、第1〜第4演出ユニット11〜14を全て点滅・点灯させたりして、その旨を遊技者に報らせるようにしても良い。
更に、第1〜第4演出ユニット11〜14を用いて行う演出としては、始動記憶の有無だけではなく、始動記憶の内容に応じた動作を行うものでも良い。変動表示ゲームを行う遊技機においては、始動入賞口6への入賞球が検出された時点で、その始動入賞に基づいて行う変動表示ゲームの結果を乱数により決定するもので、始動入賞記憶と併せて変動表示ゲームの結果が記憶されているので、その始動記憶に対して特別結果態様を発生させるか否かが分かる。そこで、特別結果態様を発生させる始動記憶の他に特別結果態様を発生させない始動記憶を適宜に含ませる等して特別結果態様の発生に対する信頼度が比較的高い確率(遊技者が期待を持てる程度に信頼できるよう、予め定めた確率)となるように信頼度予告の有無を決定し、信頼度予告を行うものと決定した始動記憶に対応する発光表示を行っている第1〜第4演出ユニット11〜14に対しては、可動演出キャラクタ113,123,133,143を動作させる事により、特別結果態様の発生可能性に対する信頼度予告を行う事ができる。同様の手法により、特賞結果態様に対する信頼度予告を行っても良い。
なお、本実施形態に係る遊技機での始動記憶の上限は50としたので、第1〜第4演出ユニット11〜14では全ての始動記憶に対する信頼度予告を行えないので、信頼度予告のための表示手段を別途設けるようにしても良い。しかしながら、始動記憶が消費されて変動表示ゲームが実行されると、後続の始動記憶の順位が上がって行くので、少なくとも4回目までの変動表示ゲームに対する信頼度予告を行うことは可能であるから、第1〜第4演出ユニット11〜14に対応する始動記憶分の信頼度予告を行うだけでも興趣を高めることができる。
上述した第1演出ユニット11と第2演出ユニット12の間に形成される左第1球流路16cLの後側縦壁となる左取付ベース区画部161eには左第1球流路16cLに沿った貫通孔よりなる左後方透光部161gを形成し、第3演出ユニット13と第4演出ユニット14の間に形成される右第1球流路16cRの後側縦壁となる右取付ベース区画部161fには右第1球流路16cRに沿った貫通孔よりなる右後方透光部161hを形成して、左取付ベース区画部161eおよび右取付ベース区画部161fの背面側からの光を前方へ透過させる。なお、左後方透光部161gおよび右後方透光部161hは貫通孔に限らず、貫通孔にレンズを設けたものでも良いし、透光性素材によって取付ベース161を形成し、透光部になる部位を除いて印刷または塗装したり、或いはシールを貼ったりして、右後方透光部および左後方透光部を形成するようにしても良い。
そして、左第1球流路16cLの前側縦壁となる左鎧部材区画部162dには、光透過用貫通孔162cを左鎧部材用レンズ部材168の貫通孔閉塞用レンズ部168aで閉塞してなる左前方透光部162d″を配して、上記左取付ベース区画部161eの左後方透光部161gを透過した光を左鎧部材162の前方へ透過させ、右第1球流路16cRの前側縦壁となる右鎧部材区画部163dには、光透過用貫通孔163bを右鎧部材用レンズ部材169の貫通孔閉塞用レンズ部169aで閉塞してなる右前方透光部163d″を配して、上記右取付ベース区画部161fの右後方透光部161hを透過した光を右鎧部材163の前方へ透過させる。なお、左前方透光部162d″および右前方透光部163d″は貫通孔をレンズで塞いだものに限らず、貫通孔のままでも良いし、透光性素材によって左鎧部材162および右鎧部材163を形成し、透光部になる部位を除いて印刷または塗装したり、或いはシールを貼ったりして、右前方透光部および左前方透光部を形成するようにしても良い。
上記のようにして、左第1球流路16cLにおける後側縦壁の左後方透光部161gから前側縦壁の左前方透光部162d″へ光を透過させるための発光源と、右第1球流路16cRにおける後側縦壁の右後方透光部161hから前側縦壁の右前方透光部163d″へ光を透過させるための発光源は、取付ベース161の背面側所定部位に設ければよいが、本実施形態に係る遊技機の中央表示装置7においては、第2演出ユニット12に設ける発光源と第3演出ユニット13に設ける発光源を、これに充てるものとした。
すなわち、上記取付ベース161の左取付ベース区画部161eの上方に装着される第2演出ユニット12の発光源基板122に、少なくとも左第1球流路16cLの背面側に達する所要形状の基板延出部122′を形成し、左取付ベース区画部161eの後方透光部161gの後方に球流路照射用電気的発光源としての電気的発光源125…を位置させ、また、上記取付ベース161の右取付ベース区画部161fの上方に装着される第3演出ユニット13の発光源基板132に、少なくとも右第1球流路16cRの背面側に達する所要形状の基板延出部132′を形成し、右取付ベース区画部161fの後方透光部161hの後方に球流路照射用電気的発光源としての電気的発光源135…を位置させるのである。なお、上記発光源基板122には第1始動記憶表示部16b1および第2始動記憶表示部16b2の表示用発光源を、上記発光源基板132には第3始動記憶表示部16b3および第4始動記憶表示部16b4の表示用発光源を設けるものとした。
なお、上記の例では、左右第1球流路16cL,16cRの上方に位置する第2,第3演出ユニット12,13に基板延出部を形成して球流路照明用電気的発光源を設けるものとしたが、これに限らず、第1演出ユニット11および第4演出ユニット14に基板演出部を形成して、球流路照明用電気的発光源を設けても良い。或いは、第1演出ユニット11と第2演出ユニットの双方に基板延出部を形成して、左第1球流路16cLの流下域をカバーするように球流路照明用電気的発光源を設けたり、第3演出ユニット13と第4演出ユニットの双方に基板延出部を形成して、右第1球流路16cRの流下域をカバーするように球流路照明用電気的発光源を設けたりしても良い。
上記左鎧部材162は、第1演出ユニット11の外側部を囲うように、左鎧部材区画部162dよりも下方へ取付ベース161の外形に沿って延び出す左下方延出部162eを備えるものとし、該左下方延出部162eには、外周壁162aの一部を欠截してなる下部球流入部162fから下り傾斜を経て下方端部へ至る背面開口の凹室162e′を形成することで、左下方延出部162eの凹室162a′と取付ベース161の前面板部161cとにより左第3球流路16fLを構成する。
上記右鎧部材163は、第4演出ユニット14の外側部を囲うように、右鎧部材区画部163dよりも下方へ取付ベース161の外形に沿って延び出す右下方延出部163eを備えるものとし、該右下方延出部163eには、外周壁163aの一部を欠截してなる下部球流入部163fから下り傾斜を経て下方端部へ至る背面開口の凹室163e′を形成することで、右下方延出部163eの凹室163a′と取付ベース161の前面板部161cとにより右第3球流路16fRを構成する。
そして、上記左第3球流路16fLを経て左下方延出部162eの流下端から遊技領域3へ飛び出した遊技球が始動入賞口9の近傍へ至る確率が高くなるように、左補助誘導手段3aとして始動入賞口9の上方近傍へ連なる遊技釘列を設けておく。これにより、左第3球流路16fLが、遊技領域3を流下する遊技球を受け入れて左下演出ユニットたる第1演出ユニット1の外側から始動入賞口9の近傍へ案内する左第1案内通路として機能する。
同様に、上記右第3球流路16fRを経て右下方延出部163eの流下端から遊技領域3へ飛び出した遊技球が始動入賞口9の近傍へ至る確率が高くなるように、右補助誘導手段3bとして始動入賞口9の上方近傍へ連なる遊技釘列を設けておく。これにより、右第3球流路16fRが、遊技領域3を流下する遊技球を受け入れて右下演出ユニットたる第1演出ユニット1の外側から始動入賞口9の近傍へ案内する右第1案内通路として機能する。
また、上記左第3球流路16fLの後側縦壁となる取付ベース161前面板部161cに左第3球流路16fLに沿った貫通孔よりなる左下部後方透光部161iを形成して、前面板部161cの背面側からの光を前方へ透過させるようにし、同様に、右第3球流路16fRの後側縦壁となる取付ベース161前面板部161cに右第3球流路16fRに沿った貫通孔よりなる右下部後方透光部161jを形成して、前面板部161cの背面側からの光を前方へ透過させるようにした。なお、左下部後方透光部161iおよび右下部後方透光部161jは貫通孔に限らず、貫通孔にレンズを設けたものでも良いし、透光性素材によって取付ベース161を形成し、透光部になる部位を除いて印刷または塗装したり、或いはシールを貼ったりして、右下部後方透光部および左下部後方透光部を形成するようにしても良い。
そして、左第3球流路16fLの前側縦壁となる左下方延出部162eには、光透過用貫通孔162bを左鎧部材用レンズ部材168の貫通孔閉塞用レンズ部168aで閉塞してなる左下部前方透光部162e″を配して、上記左取付ベース161eの左下部後方透光部161iを透過した光を左鎧部材162の前方へ透過させ、右第3球流路16fRの前側縦壁となる右下方延出部163eには、光透過用貫通孔163bを右鎧部材用レンズ部材169の貫通孔閉塞用レンズ部169aで閉塞してなる右下部前方透光部163e″を配して、上記右取付ベース161の右下部後方透光部161jを透過した光を右鎧部材163の前方へ透過させる。なお、左下部前方透光部162e″および右下部前方透光部163e″は貫通孔をレンズで塞いだものに限らず、貫通孔のままでも良いし、透光性素材によって左鎧部材162および右鎧部材163を形成し、透光部になる部位を除いて印刷または塗装したり、或いはシールを貼ったりして、右下部前方透光部および左下部前方透光部を形成するようにしても良い。
上記のようにして、左第3球流路16fLにおける後側縦壁の左下部後方透光部161iから前側縦壁の左下部前方透光部162e″へ光を透過させるための発光源と、右第3球流路16fRにおける後側縦壁の右下部後方透光部161jから前側縦壁の右下部前方透光部163e″へ光を透過させるための発光源は、取付ベース161の背面側所定部位に設ければよいが、本実施形態に係る遊技機の中央表示装置7においては、左下演出ユニットである第1演出ユニット11に設ける発光源と右下演出ユニットである第4演出ユニット14に設ける発光源を、これに充てるものとした。
すなわち、左下方延出部162eの内側に配される第1演出ユニット11の発光源基板112には、少なくとも左第3球流路16fLの背面側に達する所要形状の下部基板延出部112′を形成し、上記右下方延出部163eの内側に配される第4演出ユニット14の発光源基板142には、少なくとも右第3球流路16fRの背面側に達する所要形状の下部基板延出部142′を形成し、取付ベース161の前面板部161cの左右下部後方透光部161i,161jの後方に案内通路照射用電気的発光源としての電気的発光源115…,145…を位置させるのである。
また、取付ベース161の前面板部161cの左右両側下方部は、左右下部後方透光部161i,161jよりも更に下方まで延在させて左案内部材取付部161c′Lおよび右案内部材取付部161c′Rを各々形成し、上面に球流下面176aを有する任意形状の左案内部材176を左案内部材取付部161c′Lに取り付けることで、上記左鎧部材162の左下方延出部162eと左案内部材176との間に左第4球流路16gLを形成し、同様に、上面に球流下面177aを有する任意形状の右案内部材177を右案内部材取付部161c′Rに取り付けることで、上記右鎧部材163の右下方延出部163eと右案内部材177との間に右第4球流路16gRを形成する。
そして、左第4球流路16gLを通って遊技領域3へ飛び出した遊技球および右第4球流路16gRを通って遊技領域3へ飛び出した遊技球が上記始動入賞口9の近傍へ至る確率が高くなるように、上記した左右補助誘導手段3a,3bを遊技領域3の適所に設けておくことにより、左第4球流路16gLが、中央入賞装置7の外側から受け入れた遊技球を始動入賞口9の近傍へ案内する左第2案内通路として機能し、右第4球流路16gRが、中央入賞装置7の外側から受け入れた遊技球を始動入賞口9の近傍へ案内する右第2案内通路として機能する。
次に、上述した中央表示装置7等の実際の制御を行うことで、パチンコ遊技を実現する遊技機制御部につき詳述する。遊技機制御部は、例えば、主制御装置20,第1副制御装置21,第2副制御装置22,電源供給装置23からなり、これらの装置群が協働することで、遊技機能を実現する。
主制御装置20は、CPU,ROM,RAMを有する遊技用マイクロコンピュータ20aが発振器20bからの基準周波信号を受けて動作し、入出力インターフェース20cを介して、第1〜第N入賞口に各々設けた入賞口センサ24…からの入賞球検出信号、通過チャッカ4への通過球を検出する普図始動センサ25からの通過球検出信号、始動入賞口9への入賞球を検出する特図始動センサ26からの入賞球検出信号、変動入賞装置10における大入賞口の一般入賞口へ入賞した入賞球を検出する一般入賞センサ27からの一般入賞球検出信号、変動入賞装置10における大入賞口の特別入賞口へ入賞した入賞球を検出する特別入賞センサ28からの特別入賞球検出信号などが遊技情報として入力され、これらの遊技情報に応じて、種々の制御信号や情報信号などを入出力インターフェース20cを介して出力する。
主制御装置20から補助変動入賞装置8へは、普通変動遊技の開始条件成立により普電用ソレノイド29へ駆動信号を送出して、補助変動入賞装置8の可動片8a,8aを開閉させる普通変動遊技を実行し、普通変動表示ゲームの開始条件成立により普通図柄表示器8bへ変動表示信号を送出して、普通図柄表示器8bによる普通変動表示ゲームを実行する。また、本実施形態に係る遊技機では、普通変動表示ゲームの実行中に通過チャッカ9を通過して普図始動センサ25から通過球検出信号を受けた時に、これを無効とせずに、主制御装置20が所定数(例えば、4個)まで記憶保持するものとしたので、この普通変動表示ゲームの開始を保留している普図記憶の記憶数を普図記憶表示器30にて表示するものとした。
主制御装置20から変動入賞装置10へは、特別遊技の開始条件成立(変動表示ゲームの停止結果が特別結果態様)で大入賞口を開かせるためのソレノイド駆動信号を大入賞口用ソレノイド31へ送出して、個々のサイクル遊技を実行させ、また、サイクル遊技の更新条件である特別入賞センサ28からの特別入賞球検出信号により、再びソレノイド駆動信号を大入賞口用ソレノイド31へ送出してサイクル遊技を更新させ、特別遊技の終了条件が達成されるまで特別遊技を実行させるのである。
主制御装置20から第1副制御装置21へは、単方向通信で、演出関連のコマンドやデータが送信される。例えば、変動表示ゲーム情報として、変動表示開始信号(変動表示の開始を指示する信号),変動表示パターンコマンド(例えば、リーチ動作の有無や行うリーチ動作の種別など),停止図柄データ(特別結果態様の当り図柄、特賞結果態様の当り図柄、外れ図柄といった停止態様を示すデータ),変動表示停止信号(変動表示の停止を指示する信号)が主制御装置20から第1副制御装置21へ送られ、第1副制御装置21が中央表示装置7を制御して変動表示ゲームが実行される。すなわち、本実施形態に係る遊技機においては、「中央表示装置を用いた変動表示ゲームを実行する変動表示ゲーム実行手段」としての機能を、主制御装置20と第1副制御装置21とによって実現した。
また、特図始動記憶数コマンドとして、記憶演出コマンド(始動記憶に対応する演出動作を指示するコマンド)や流下動作コマンド(始動記憶数が4個に達すると流下状態変換手段を流下許容状態から流下阻止状態に変換させ、始動記憶数が4個未満になると流下状態変換手段を流下阻止状態から流下許容状態に変換させる指令信号)が主制御装置20から第1副制御装置21へ送られると、第1副制御装置21は、中央表示装置7における記憶1表示LED32a,記憶2表示LED32b,記憶3表示LED32c,記憶3表示LED32dを点灯させたり、第1〜第4演出ユニット11〜14の電気的駆動源114,124,134,144を駆動制御したりすることで、始動記憶数や信頼度の演出を視覚的に行ったり、第1演出ユニット11の左流下阻止部材116や第4演出ユニット14の右流下阻止部材146によるワープ通路内の球貯留/貯留球放出などの動作制御を行う。なお、第1副制御装置21は、中央表示装置7の装飾ランプLED33の発光制御を行ったり、スピーカ34から音声出力させることで、その他の演出制御も行う。
上述したように、本実施形態においては、「変動表示ゲーム実行手段による変動表示ゲームの実行中において始動条件が成立した場合に、この始動条件成立を、その後に変動表示ゲームを実行させるための始動記憶として記憶可能な始動記憶手段」としての機能を主制御装置20によって実現し、「流下状態変換手段の変換動作を制御する流下状態変換制御手段」としての機能を主制御装置20と第1副制御装置21によって実現した。よって、この流下状態変換手段は、始動記憶手段が記憶する始動記憶数が予め定めた所定数(例えば4個)に達すると、流下状態変換手段を流下許容状態から流下阻止状態に変換し、その後の変動表示ゲームの実行により始動記憶が減ぜられて、始動記憶手段が記憶する始動記憶数が所定数(例えば4個)未満になると、流下状態変換手段を流下阻止状態から流下許容状態に変換する機能を有するのである。
この流下状態変換制御手段が、上述したように、始動記憶数に応じて流下状態変換手段の変換制御を行えば、始動記憶手段が記憶する始動記憶数が所定数に達した後は、ワープ通路に遊技球が貯留されてゆき、始動記憶数が所定数未満になると、ワープ通路に貯留された遊技球が解放されて球受けステージ166gの球誘導面166g′から始動入賞口9へ案内され、始動記憶を増やすことができるのである。
すなわち、所謂スランプ状態になって始動入賞口9へ遊技球が入賞しなくなっても、始動記憶に基づく変動表示ゲームが行われている間に、ワープ通路に貯留させた遊技球を始動入賞口9へ入賞させて始動記憶を増やすことができるので、遊技者にスランプ状態を感じさせることなく、スランプ状態中も始動入賞口9への入賞球を発生させることが可能となり、スランプ状態が解消されるまで変動表示ゲームをコンスタントに実行できる可能性が高まるので、スランプ状態になっても遊技者に不快感やストレスを与えることなく遊技を継続させることの可能な遊技機となる。
しかも、ワープ通路における球流路の流路長と流下状態変換手段の配設位置(上記の例では、左右第2球流路16dL,16dRの下部)を適宜に設定することにより、当該遊技機で発生するスランプ状態に適した貯留数を確保できるように、ワープ通路の球流路内に貯留可能な遊技球の上限数を設定できるという利点もある。
なお、上記の例では、流下状態変換手段としての機能を第1演出ユニット11および第4演出ユニット14に設けるものとし、可動演出キャラクタ113,143の動作と連動させて、流下阻止状態と流下許容状態を生ぜしめるものとし、流下状態変換手段の状態を可動演出キャラクタ113,143の状態によって遊技者が確認できるものとしたが、これに限らず、別途に流下状態変換手段を設けても良い。無論、流下阻止状態と流下許容状態に変換させるための構造も、上記の例に限らず、ワープ通路の適所で遊技球の流下を止めたり開放したりできる構造であれば、如何様に構成しても構わない。
また、流下状態変換手段の制御として、例えば、始動記憶数が所定数未満となって流下状態変換手段を流下許容状態に変換した場合は、始動記憶数が4に達すると直ぐに閉止するものとせず、ワープ通路内に貯留されていた遊技球が全て球受けステージ166gへ放出されるのに必要十分な時間が経過するまで流下許容状態を維持する制御とし、始動記憶の数を一気に増やす様にしても良い。なお、本実施形態に係る遊技機の中央入賞装置7では、ワープ通路から解放されて球受けステージ166gに至った遊技球が球誘導面166g′から後方の誘導球入口167d′に入って誘導球排出口16eから排出されて遊技盤面上を流下し、始動入賞口9に入賞して特図始動センサ26に検出されるまでに2秒程度の時間を要する構造としたので、左右ワープ通路内の最上流側(左右第1球流路16cL,16cRへの球入口)まで遊技球が貯留されていても、これら全てが一気に開放されるまで流下状態変換手段が流下阻止状態に変換することは無い。
上記のように左右ワープ通路内の遊技球を一気に開放する制御とせずに、遊技球が2〜3個程度排出される比較的短い時間だけ流下状態変換手段を流下許容状態に変換させる制御としても良いし、遊技球を1個宛て排出する制御(例えば、遊技球が1個のみ通過するのに必要十分な時間だけ流下許容状態に変換して再び流下阻止状態に戻す制御や、流下阻止部材による球止め位置の直下方に設けた球検出器が開放された遊技球を検出したタイミングで再び流下阻止状態に戻す制御など)としても良い。
また、始動記憶手段の記憶可能な始動記憶の上限数を4個(流下状態変換制御手段が流下状態変換手段を流下許容状態から流下阻止状態に変換する所定数に等しい数)とした場合、始動記憶が上限数よりも少なくなると、流下状態変換制御手段による流下状態変換手段の状態変換によりワープ通路内に貯留された遊技球が解放されて始動入賞口9へ入賞する可能性が高まるので、速やかに始動記憶を上限値に埋め合わせることができる。これにより、入賞記憶が上限値を保っていると遊技者が認識できるので、スランプ状態を遊技者が意識することなく、安心して遊技を行えるし、止め打ち(始動記憶手段の記憶する始動記憶が上限数に達した場合、それ以上の始動入賞口への球入賞が記憶されることなく無効となることから、それ以上の遊技球の発射を止めて始動記憶が消化されるのを待つ遊技手法)の抑止にも効果がある。
上記のように、流下状態変換手段を流下許容状態から流下阻止状態に変換する所定数を上限数に設定した場合、始動記憶に基づく変動表示ゲームが終了して後続の始動記憶が消費されると、すぐに流下状態変換手段が流下許容状態に変換されるため、比較的短い周期でワープ通路内の貯留球が開放されることとなり、ワープ通路の解放時に多量の遊技球がワープ通路内に貯留されている可能性は低いので、最先の始動入賞により始動記憶数が上限値になった後に始動入賞口9へ入賞する遊技球(始動記憶の加算対象から除外される球)の数は大して多くないし、始動記憶の対象外となっても、始動入賞口9への入賞に対する賞価値(所定数の賞球)は与えられるので、これによる遊技者の不利益は実質的に大きな問題とはならない。
とはいえ、始動入賞口9へ入賞したにも拘わらず、これらの入賞球が始動記憶の対象除外とされることが、遊技者にとっては大きな不満となる可能性もある。そこで、上述したような、ワープ通路内の遊技球を1個宛て排出する制御(例えば、遊技球が1個のみ通過するのに必要十分な時間だけ流下状態変換手段を流下許容状態に変換して再び流下阻止状態に戻し、この時に開放された遊技球が始動入賞口9へ到達するのに必要十分な時間だけウェイトタイムを設け、その間に特図始動センサ26の始動入賞球検出による始動記憶の加算が行われなければ、再び流下状態変換手段を流下許容状態に変換して遊技球を1個のみ開放し、以後、始動記憶が上限値に達するまで同様の動作を繰り返す制御)を行えば、始動記憶数が上限値未満になる毎に、再び始動記憶数を上限値に戻すことができるし、始動入賞口9への入賞球が始動記憶の加算対象から除外されることもないので、遊技者の不満解消に効果的である。
また、本実施形態に係る遊技機に設けた中央表示装置7では、球受けステージ166gの左右両側に左球出口166e(左ワープ通路の流下端)と右球出口166f(右ワープ通路の流下端)を各々設け、球受けステージ166gの中央部に球誘導面166g′を形成したので、左右両側のワープ通路から同時に遊技球が開放されて、同じタイミングで球受けステージ166gの中央に達すると、双方の遊技球がぶつかって球誘導面166g′へうまく乗らず、始動入賞口9への誘導を効果的に行えない可能性がある。
そこで、流下状態変換制御手段には、「始動記憶手段が記憶する始動記憶数が所定数未満になって、流下状態変換手段を流下阻止状態から流下許容状態に変換する場合に、左流下状態変換手段もしくは右流下状態変換手段のどちらか一方を先に流下許容状態に変換させ、その所定時間経過後に、未だ流下阻止状態にある他方の流下状態変換手段を流下許容状態へ変換させ、始動記憶手段の始動記憶数が所定数に達するまで、左流下状態変換手段と右流下状態変換手段を交互に状態変換させる時差変換実行機能」を設けた。
すなわち、流下状態変換手段の時差変換実行機能により、左ワープ通路もしくは右ワープ通路の何れか一方のみが先に解放されて、片側のワープ通路内に貯留された遊技球が球受けステージ166gへ放出されるので、左右両側から同時に球受けステージ166g中央の球誘導面166g′へ転動して来た遊技球がぶつかり合って、始動入賞口へ入賞する可能性を失うことを効果的に防止できる。しかも、遊技者は、左ワープ通路から開放された遊技球が始動入賞口9へ入賞する過程と、右ワープ通路から解放された遊技球が始動入賞口9へ入賞する過程を目にするので、始動入賞口9への入賞に対する期待感を2度味わうことができ、一層興趣の高いものとなる。なお、他方のワープ通路の遊技球を開放するまでの時差である所定時間としては、先に開放されて球受けステージ166に至った全ての遊技球が球誘導面166g′(球受けステージ166の中央部)近傍にいなくなるのに必要十分な時間が望ましく、例えば、2秒とした。
また、流下状態変換手段の動作は、上述した始動記憶数の増減のみに限定されるものではなく、必要に応じて、適宜に設定して構わない。例えば、本実施形態に係る遊技機は、「予め定めた普通始動条件の成立である普図始動センサ25により、普通図柄表示器8を用いた普通変動表示ゲームを実行する普通変動表示ゲーム実行手段」と「普通変動表示ゲーム実行手段による普通変動表示ゲームの結果態様が予め定めた特定結果態様となった場合に、所定の態様で補助変動入賞装置8を開状態に変換させる普通変動遊技を実行する普通変動遊技制御手段」を遊技機制御部の主制御装置20により実現したので、流下状態変換手段を流下阻止状態に変換している時に行われる普通変動表示ゲームで、その結果が特定結果態様となって補助変動入賞装置8が開状態に変換される所定時間前から該補助変動入賞装置8が閉状態に変換されるまで、流下状態変換手段を流下許容状態に変換させるようにしても良い。
例えば、変動表示ゲームの停止結果態様が特定結果態様であった場合には、補助変動入賞装置8を開状態に変換する前に流下状態変換手段を流下許容状態に変換し、所定時間(ワープ通路から解放された遊技球が、始動入賞口9を設けた補助変動入賞装置8へ到達するまでに要する所定時間)経過するタイミングで補助変動入賞装置8を開状態に変換すれば、補助変動入賞装置8が開状態に変換される所定時間前から流下状態変換手段を流下許容状態に変換できる。
或いは、普通変動表示ゲームの結果態様が特定結果態様となる場合(上述したように、普通変動表示ゲームの結果態様も、普図始動センサ25による通過球検出に伴って抽出した乱数値から既に定まっている。)には、普通図柄表示器8を停止させる所定時間前(特定結果態様となって補助変動入賞装置8が開状態に変換される所定時間前)から流下状態変換手段を流下許容状態に変換させるようにする(図14参照)。
すなわち、普通変動表示ゲームの結果により補助変動入賞装置8が第2状態に変換される場合には、中央表示装置7の左右ワープ通路に貯留されていた遊技球を開放する際に、開放された遊技球が始動入賞口9を設けた補助変動入賞装置8へ到達するまでに要する所定時間(例えば、2秒)だけ早く左右流下阻止部材116,146を左右第2球流路16dL,16dRから退避させて、遊技球を開放するので、普通変動遊技として補助変動入賞装置8が開状態に変換されるタイミングで、左右ワープ通路に貯留されていた遊技球が補助変動入賞装置8へ流下してくるので、効率よく始動入賞球を発生させることができる。
なお、上記のように普通変動表示ゲームの結果と連動させて始動変動入賞装置が開状態に変換される所定時間前に流下状態変換手段を流下許容状態に変換させる制御は、常時行うものとせず、特定の遊技状態の時に限って行うようにしても良い。例えば、「予め定めた特定条件が成立することにより、単位時間当りの補助変動入賞装置8の開状態変換時間を、通常よりも長くする特定遊技状態を発生させる特定遊技制御手段」を遊技機制御部に設け、特定遊技制御手段の制御による特定遊技状態(上述した、開放延長遊技状態、時短遊技状態、普通確率変動遊技状態など)中、流下状態変換制御手段は、始動記憶手段の始動記憶が所定数以上で流下状態変換手段を流下阻止状態に変換している場合でも、補助変動入賞装置8が開状態に変換される所定時間(ワープ通路内に貯留されている遊技球が補助変動入賞装置の近傍に到達するのに要する妥当な時間で、例えば2秒)前から該補助変動入賞装置8が閉状態に変換されるまで、上記流下状態変換手段を流下許容状態に変換させるようにする。
このように、補助変動入賞装置8への球入賞を促進する(始動入賞口9への球入賞を容易にする)ように普通変動遊技における補助変動入賞装置変換時間を通常よりも長くしている特定遊技状態と併せて、ワープ通路に貯留された遊技球の早期開放を行えば、普通変動遊技で開状態となった補助変動入賞装置8の始動入賞口9へ遊技球が入賞する可能性を一層高めることができる。これにより、普通変動遊技の開始に伴って始動記憶が更に加算される可能性が高まると共に、補助変動入賞装置8への入賞に対する賞球を獲得できる可能性も高まるので、遊技者に有利な遊技展開を期せる。
なお、特定遊技制御手段が特定遊技状態を発生させるための所定条件は特に限定されるものではないが、例えば、普通変動表示ゲームの停止結果が予め定めた特殊結果態様になった場合で、その後、特別遊技移行条件が成立するまで、もしくは中央表示装置7を用いた変動表示ゲームを所定回数(例えば100回)行うまで特定遊技状態を保持するものでも良いし、普通変動表示ゲームとは関係なく、特別遊技の終了後に無条件で特定遊技状態となるようにしても良いし、確率変動状態で発生した特別遊技の終了後にのみ特定遊技状態となるようにしても良いし、その他、特定遊技状態の成立可否を判定する別の遊技を行うようにしても良い。
更に、流下状態変換手段を動作させる他の例として、中央表示装置7を用いて行う変動表示ゲーム中がある。例えば、変動表示ゲームを行う変動表示ゲーム実行手段が「3以上の変動表示部で各々識別情報を変動表示させる変動表示ゲームの途中態様が予め定めたリーチ態様となった場合に、所定のリーチ変動表示を行うリーチ変動表示制御機能」を備えるものとし、この変動表示ゲーム実行手段がリーチ変動表示を行っている場合に、流下状態変換制御手段が流下状態変換手段を流下許容状態から流下阻止状態に変換させる。
斯くすれば、変動表示ゲーム実行手段のリーチ変動表示制御機能により、所定のリーチ変動表示を行っている場合には、流下状態変換制御手段が流下状態変換手段を流下許容状態から流下阻止状態に変換させるので、リーチ変動中に遊技を継続して遊技領域3へ弾発された遊技球がワープ通路へ入れば、それらの遊技球はワープ通路内に貯留されて行くこととなり、リーチ変動中における遊技者の止め打ち防止に好適である。
上記のように、主制御装置20や第1副制御装置21の制御により進行する遊技で、各種入賞口へ遊技球が入賞し、これを入賞口センサ24…等が検出すると、これに対する賞として賞球を排出するために、主制御装置20から第2副制御装置22へ賞球排出のための信号が送信され、第2副制御装置22が排出装置35を制御して、遊技者に賞球が与えられる。なお、プリペイドカード等を用いた遊技球の貸出を行うために、球貸制御ユニットからの球貸信号に基づいて遊技者に遊技球を貸し出す制御を第2副制御装置が行う場合もある。
また、第2副制御装置22は、発射装置36に対する動作制御を行う機能を有し、例えば、当該遊技機での遊技で打止め制御(特別遊技の実行などで遊技者が十分な賞球を獲得した場合に、その遊技者が同じ遊技機で遊技を継続することを止めさせる制御)を行う場合、例えば、主制御装置20からの打止め信号に応じて、第2副制御装置22が発射装置36の動作を不能とすることにより、当該遊技機での遊技継続を不可能とし、確実な打止めを実現するのである。
さらに、主制御装置20は、当該遊技機における種々の遊技情報を外部出力端子37を介して外部へ出力する。この外部出力端子37を介して出力される情報は、遊技店の管理装置等で収集・処理され、遊技店運営のための参考的情報として活用される。
上記の各種制御装置群へ動作用電源を供給する電源供給装置23には、バックアップ電源23aを設け、停電時にも、電源供給が可能な構成としてある。すなわち、電源供給装置23と主制御装置20が協働することで、「遊技機の動作に供される電源の異常状態を検出する電源異常検出手段」と「電源異常検出手段が電源の異常状態を検出することに基づいて、始動記憶数を含む、予め定めたバックアップ対象データが消滅することの無いように保存するデータバックアップ手段」としての機能を備えるものとした。
そして、上述したように、流下状態変換手段として機能する第1,第4演出ユニット11,14の電気的駆動源114,144はラッチソレノイド構成とすることで、流下阻止状態に変換している時に電源異常検出手段が電源の異常状態を検出する電源異常が生じても、そのまま流下状阻止状態を保持する流下阻止状態維持機能を備え、流下状態変換制御手段には「電源異常検出手段の検出結果が異常状態から通常状態に復帰した場合に、流下状態変換手段を予め定めた流下許容時間だけ流下許容状態に変換させた後に、再び流下状態変換手段を流下阻止状態に変換させる電源復帰時流下制御機能」を設け、始動記憶手段には「電源異常検出手段の検出結果が異常状態から通常状態に復帰した場合に、始動記憶の上限数を予め定めた記憶上限解除時間だけ解除して、始動条件の成立を累積記憶可能とする電源復帰時記憶上限解除機能」を設け、電源異常により遊技機が動作不能となった後に電源復帰した場合には、流下状態変換手段を所定時間(例えば3秒間)流下許容状態にして、左右ワープ通路に貯留されていた遊技球を一気に球受けステージ166gへ放出することで、短時間に多くの遊技球が始動入賞口9へ入賞する可能性を高めると共に、電源復帰から所定時間(例えば、8秒)が経過するまでは、これら始動入賞口9への球入賞による始動条件の成立を無効とすることなく、上記始動記憶の上限数を超えて記憶させるようにした(図15参照)。
すなわち、電源異常により遊技機が動作不能となった後に電源復帰した場合には、流下状態変換制御手段の電源復帰時流下制御機能により流下制御手段を流下許容時間だけ流下許容状態に変換させ、左右ワープ通路に貯留されていた遊技球を一気に球受けステージ166gへ放出することで、短時間に多くの遊技球が始動入賞口へ入賞する可能性を高め、始動記憶手段の電源復帰時記憶上限解除機能により、電源復帰時から記憶上限解除時間の経過するまで、始動入賞口への球入賞による始動条件の成立を無効とすることなく、始動記憶の上限数を超えて記憶し、これによって変動表示ゲームを行えるので、停電等による遊技機の動作停止により遊技者に不快な思いをさせてしまったおまけとすることができる。
次に、上述した遊技機制御部の主制御装置20における始動入賞関連の処理の流れを、図16および図17のフローチャートに基づいて詳細に説明する。
まず、普段処理においては、始動記憶の有無を判定し(ステップS1)、始動記憶がなければそのまま処理を終了するが、始動記憶があった場合には、始動記憶から“1”を減じて(ステップS2)、減算後の始動記憶が3であるか否かを判定する(ステップS3)。
上記ステップS3で始動記憶が3であると判定された場合には流下許容コマンドをセットし(ステップS4)、一方、始動記憶が3ではない(4以上)と判定された場合にはそのまま、始動記憶数コマンドをセットし(ステップS5)、変動表示処理に変更する(ステップS6)。斯くして、始動記憶を“1”消費して変動表示ゲームが実行されるのである。
続いて、始動入賞処理においては、始動入賞口9への入賞の有無(特図始動センサ26からの始動入賞検出信号の有無)を判定し(ステップS11)、始動入賞がなければそのまま処理を終了するが、始動入賞があった場合には、始動記憶に“1”を加算して(ステップS12)、その始動記憶が大当りに該当するか(始動入賞検出に伴って抽出した乱数値が特別結果態様を発生させるべく定めてある数値に該当するか)否かを判定する(ステップS13)。この大当りか否かの判定で大当りとなる確率は、例えば、1/350である。上記ステップS13において、大当りでなければ、演出予告を抽出するか否かを、演出予告用の乱数から抽出した乱数値に基づいて判定し(ステップS14)、演出予告抽出であれば演出予告コマンドをセットする(ステップS15)。この演出予告抽出で、演出予告を行う確率は、例えば、1/50である。
一方、上記ステップS13の判定が大当りであった場合には、大当りの停止図柄を決定して、その図柄の種別が確変大当りに該当するか否かを判定し(ステップS16)、確変大当りの図柄であれば確変大当り確定コマンドをセットし(ステップS17)、確変大当りの図柄でなければ大当り確定コマンドをセットする(ステップS18)。確変大当りの図柄を抽出する確率と、通常の大当りの図柄を抽出する確率は、例えば、1/2である。そして、始動記憶数が3より多い(4以上)であるか否かを判定し(ステップS19)、始動記憶数が3より多かった場合には流下阻止コマンドをセットし(ステップS20)、始動記憶数コマンドをセットして(ステップS21)、この始動入賞処理を終了する。
すなわち、この始動入賞処理によって始動記憶数コマンドと共に演出予告コマンド,大当り確定コマンド,確変大当りコマンドが第1副制御装置21へ送出され、これに基づいて、第1副制御装置24が演出態様を決定し、中央表示装置7等による演出動作を実行するのである。なお、本実施形態に係る遊技機では、上記のように決定したコマンド種別に応じて予め定めた選定確率に基づき、何れかの演出態様を選定する。
例えば、始動記憶と演出ユニットを各々対応させた場合(始動記憶の上限が4で、第1演出ユニット11を始動記憶1に対応させ、第2演出ユニット12を始動記憶2に対応させ、第3演出ユニット13を始動記憶3に対応させ、演出ユニット14を始動記憶4に対応させた場合)、演出1の動作としては、始動記憶に対応する演出ユニットの可動演出キャラクタを1回動作させると共に発光源を点滅させるものとし、演出2の動作としては、始動記憶に対応する演出ユニットの可動演出キャラクタを3回動作させると共に発光源を点滅させるものとし、何れも行わない演出無しの態様もある。
上述した「演出1」「演出2」「演出無し」の態様は、所定の確率で選定されるもので、選定確率の一例を図18に示す。始動入賞処理で何れの演出コマンドもセットされなかった場合は、演出無しの確率が99/100で演出1を行う確率が1/100である。また、始動入賞処理で演出コマンドがセットされていた場合は、演出無しとする確率も演出1を行う確率も演出2を行う確率も1/3である。また、始動入賞処理で大当り確定コマンドがセットされていた場合は、演出無しとする確率も演出1を行う確率も演出2を行う確率も1/3である。また、始動入賞処理で確変大当り確定コマンドがセットされていた場合は、演出1を行う確率と演出2を行う確率を1/2とする。すなわち、始動記憶に対応する演出ユニットが演出無しか、演出1の動作を行っているか、演出2の動作を行っているかで、変動表示ゲームの結果をある程度の確率で予測できるのである。
斯くするために、本実施形態に係る遊技機においては、遊技機制御部に、「始動記憶手段が記憶する夫々の始動記憶に対応する変動表示ゲームの結果が特別結果態様になる信頼度の確率が、予め定めた確率となるように信頼度予告の有無を夫々の始動記憶に対して定める信頼度予告決定手段」を設け、信頼度予告決定手段により信頼度予告を行うものと決定された始動記憶に対応する演出ユニットに対し、演出ユニット制御手段が予め定めた予告動作を実行させるものとした。
このように、記憶の上限数が決められた始動記憶手段における各始動記憶と対応させて複数の演出ユニットを設けておき、信頼度予告決定手段により、始動記憶手段が記憶する記憶数に対応する変動表示ゲームの結果が特別結果態様になる信頼度の確率が、予め定めた確率となるように信頼度予告の有無を夫々の始動記憶に対して設定し、この信頼度予告決定手段により信頼度予告を行うものと決定された始動記憶に対応する演出ユニットに対して、演出ユニット制御手段が予め定めた予告動作を実行させるものとしたので、予告動作を行っている演出ユニットがあれば、その演出ユニットに対応する始動記憶に基づき行われる変動表示ゲームにおいて特定態様が発生する可能性が高いことを遊技者が認識できるので、変動表示ゲームに対する遊技者の期待感を効果的に高めることができる。
なお、本実施形態の遊技機においては、信頼度予告決定手段が、通常の大当りである特別結果態様のほかに、確変大当りである特賞結果態様も含めて信頼度予告を行うものとしたが、少なくとも大当りについての信頼度予告を行えれば良い。また、本実施形態では、セットコマンドの決定に用いる確率(変動表示ゲームのアタリ・ハズレの抽選に用いる乱数の確率、演出予告の抽出に用いる乱数の確率、特別結果態様に用いるアタリ図柄が“確変大当り用の図柄”か“通常の大当り用の図柄”かの種別による確率)と演出態様決定用の選定確率とによって、予告動作の有無や演出動作種別を決定するものとしたが、これに限らず、一つの確率のみで信頼度予告を決定しても良いし、より多くの確率を用いて信頼度予告を決定しても良く、最終的に決定された演出動作が特別結果態様(特賞結果態様を含む場合もある。)に対する妥当な信頼度を保持できれば、如何様に信頼度予告を決定しても構わない。
以上本発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態は全て例示であって、開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、上記の実施形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものではなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内での全ての変更が含まれる。