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JP4932161B2 - 視聴者情報測定装置 - Google Patents
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JP4932161B2 - 視聴者情報測定装置 - Google Patents

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Description

この発明は、番組や広告などのコンテンツを視聴する人の情報を測定する視聴率測定に関し、特に公共スペースなどに設置された大画面表示装置を視聴する人の情報を測定する視聴者情報測定装置に関するものである。
各テレビ番組がその地区のどのくらいの人々に視聴されたかを示す指標として、従来から視聴率が測定されている。視聴率は、広告効果の見積り、広告料の決定等の判断基準となり、各放送社の営業活動にとって重要な値である。視聴率の測定は、例えば日記式アンケートによる調査、調査対象の家庭に接続された専用機器を介した調査等に基づいて行われ、世帯ごとに調査する世帯視聴率、個人ごとに調査する個人視聴率等がある。例えば個人視聴率は、世帯内の専用機に接続された各視聴者用のボタンを押してもらうなどにより性別・年齢別のデータを収集し、番組の編成、制作等に役立てられている。さらに、カメラによる顔認識によって、テレビの前に存在する視聴者数を自動的に収集する特許文献1のような方法がある。
特開2004−64368号公報
公共スペースなどに設置される大画面表示装置でも同様に、視聴者情報は広告効果、広告料、また大画面表示装置の設置価値、運用費等を決定する指標となりうるため重要である。しかしながら、このような大画面表示装置は、視聴者がコンテンツを選択するのではなくあらかじめ決められたスケジュールで小規模広範囲の不特定多数に向けて表示されることが多いため、従来の家庭用テレビ放送向けの視聴率測定法を適用することはできないという課題があった。また、視聴者の手を煩わせるようなアンケートやボタンによるデータ収集では、広範囲の不特定多数から常にデータを収集することは不可能であるという課題もあった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、公共の場などに設置され、小規模広範囲かつ不特定多数の人に視聴されるディスプレイの視聴者に関する情報を、視聴者の手を煩わせることなく測定する視聴者情報測定装置を得ることを目的とする。
この発明に係る視聴者情報測定装置は、複数のコンテンツを同時に表示するマルチディスプレイへのコンテンツ表示を制御する表示制御手段と、各々が異なる視野を持つように設置され、マルチディスプレイ画面に対向する景色を各々撮像する複数の撮像手段と、複数の撮像手段が各々撮像した景色からマルチディスプレイを視聴する視聴者を抽出してその画像データを生成する視聴者データ生成手段と、視聴者データ生成手段が生成する画像データに基づいて、同一人物か否かを判別し、重複なく視聴者数をカウントすると共に、マルチディスプレイに同時に表示したコンテンツごとに視聴する視聴者数を測定する視聴者測定手段とを備えたものである。
この発明によれば、公共の場などに設置され、小規模広範囲かつ不特定多数の人に視聴されるマルチディスプレイに同時に表示されるコンテンツごとの視聴者数を、視聴者の手を煩わせることなく測定することができるという効果が得られる。
また、複数の撮像手段を用いてマルチディスプレイ画面に対向する景色を撮影するようにしたので、広角かつ広範囲の視聴者を捉えることができる効果が得られる。
さらに、このとき、広範囲の視聴者を捉えることができるので、多方向から撮影された視聴者は、顔の向きを算出する精度を高めることができると共に、同じ人物を抽出しないようにしたので、同一人物が複数回カウントされることを防ぐことができる効果が得られる。

実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による視聴者情報測定装置の構成を示すブロック図である。図に示すように、視聴者情報測定装置は、表示制御装置(表示制御手段)101、ディスプレイ102、カメラ(撮像手段)103、視聴者データ生成部(視聴者データ生成手段)104、視聴者測定部(視聴者測定手段)105を備える。
表示制御装置101はディスプレイ102に表示するコンテンツデータを保持し、ディスプレイ102への表示を制御する。カメラ103は、ディスプレイ102に対向する景色を撮像できる向きで設置され、景色を撮像して撮像データを生成する。視聴者データ生成部104は、カメラ103から撮像データを受け取り、これに含まれる人物画像を抽出して視聴者データを生成する。例えば、映像から人物領域を分離する手法として背景差分やフレーム差分を用いる。背景差分ではあらかじめ撮影された背景画像との比較により、人物を検出する。また、フレーム差分では別のフレームとの差分により、動体を検出する。視聴者測定部105は、視聴者データ生成部104が生成した視聴者データと、表示制御装置101が保持するある時間にどのコンテンツが表示されるかを示す表示コンテンツ情報とに基づいて、表示されるコンテンツの視聴者数を算出する。
次に動作について説明する。
表示制御装置101は、ディスプレイ102にコンテンツを出力し、表示させる。カメラ103はディスプレイ102に対向する景色を撮像し、撮像データを視聴者データ生成部104に供給する。視聴者データ生成部104は、受け取った撮像データから視聴者と思われる人物の領域を抽出し、視聴者を認識するための視聴者データを生成して視聴者測定部105に供給する。視聴者測定部105は、この視聴者データに基づいて視聴者の人数をカウントすると共に、表示制御装置101から表示コンテンツ情報を受け取り、現在の表示コンテンツの視聴者数を算出する。
以上のように、この実施の形態1によれば、カメラ103がディスプレイ102に対向する景色を撮像し、視聴者データ生成部104が撮像データから人物領域を抽出して視聴者データを生成し、視聴者測定部105が表示コンテンツの情報と視聴者データとから現在の表示コンテンツの視聴者数を算出するようにしたので、視聴者の手を煩わすことなく不特定広範囲における表示コンテンツの視聴者数を算出できる効果が得られる。
実施の形態2.
図2はこの発明の実施の形態2に係る視聴者データ生成部104の構成を示すブロック図である。その他の構成は、図1に示した構成と同様とする。図2に示すように、視聴者データ生成部104は顔認識部(顔認識手段)201を備える。顔認識部201は、カメラ103から送出される撮像データから人の顔として認識できる領域を顔領域として抽出する。例えば、予め顔テンプレート画像を備え、撮像データの部分領域と順次比較することで顔を抽出してもよい。撮像される顔の大きさは任意であるため、複数の異なる解像度の撮像データを用意して比較することで任意の大きさの顔が抽出できる。また、顔認識部201は顔テンプレート画像として正面顔画像を備え、撮像データから抽出される顔領域のうち正面を向いている顔領域のみを抽出するようにすれば、ディスプレイ102とは無関係の方向を向いている人は認識せず、ディスプレイ102の方向を向いている人のみを認識することができる。
以上のように、この実施の形態2によれば、顔認識部201が、撮像データから顔領域を抽出し、例えばディスプレイ102の方向を向いている人のみを認識できるようにしたので、ディスプレイ102の視聴者認識の精度をより高めることができる効果が得られる。
実施の形態3.
図3はこの発明の実施の形態3に係る視聴者データ生成部104の構成を示すブロック図である。その他の構成は、図1に示した構成と同様とする。図3に示すように、視聴者データ生成部104は、顔認識部201、顔位置算出部302、顔方向算出部303、注視座標算出部304を備える。
顔認識部201は、実施の形態2に示したように撮像データから顔領域を抽出する。またこのとき顔領域のサイズも抽出する。顔位置算出部302は、顔認識部201により抽出された顔認識領域のサイズからディスプレイ102に対面する視聴者の位置を算出する。人の顔の大きさは個人差はあるがほぼ一定であるため、およその位置を推定できる。つまり、顔認識領域のサイズが小さければその視聴者は遠くにおり、大きければ近くにいると判断できる。顔方向算出部303は抽出された顔領域から顔の向きを算出し、これにより顔がディスプレイ102のどの領域を見ているかを推定する。例えば、予め種々の向きの顔テンプレート画像を備えて顔の向きを照合してもよいし、目鼻位置のずれを検出して顔の向きを算出してもよい。続いて、注視座標算出部304は、上記算出された顔位置と顔方向から注視方向を算出して、これを元にディスプレイ102における注視座標を推定する。
視聴者データ生成部104は、このように算出した顔位置、顔方向および注視座標を視聴者測定部105に送出する。視聴者測定部105は、注視座標に基づいてディスプレイ102を向いている視聴者数を算出する。
以上のように、この実施の形態3によれば、視聴者データ生成部104が顔位置と顔方向から注視方向を算出してディスプレイ102における注視座標を推定し、ディスプレイ102とは無関係の方向を向いている人物を視聴者と認識しないようにしたので、視聴者認識の精度をより高めることができるという効果が得られる。
実施の形態4.
図4はこの発明の実施の形態4に係る視聴者データ生成部104の構成を示すブロック図である。その他の構成は、図1に示した構成と同様とする。図4に示すように、視聴者データ生成部104は、図3に示した構成にさらに視線算出部402、注視座標算出部403を備える。
視線算出部402は、視線方向を算出する手段であり、例えば顔認識において黒目の動きを抽出する特徴抽出動作により求めることができ、顔位置算出部302、顔方向算出部303による顔位置、顔方向と合わせて視線方向を算出する。注視座標算出部403は、算出された視線方向からディスプレイ102における注視座標を求める。視聴者データ生成部104は、このように算出した顔位置、顔方向および注視座標を視聴者測定部105に送出する。視聴者測定部105は、注視座標に基づいてディスプレイ102を向いている視聴者数を算出する。
以上のように、この実施の形態4によれば、視聴者データ生成部104が顔認識において黒目の動きを抽出する等により注視方向を算出してディスプレイ102における注視座標を推定し、ディスプレイ102とは無関係の方向を向いている人物を視聴者と認識しないようにしたので、視聴者認識の精度をさらに高めることができるという効果が得られる。
実施の形態5.
図5はこの発明の実施の形態5による視聴者情報測定装置の構成を示すブロック図である。図に示すように、視聴者情報測定装置は、表示制御装置101、マルチディスプレイ501、カメラ103a〜103c、視聴者データ生成部104a〜104c、視聴者測定部105を備える。この実施の形態5では、複数のカメラで視聴者を測定する場合について説明する。
表示制御装置101は複数のディスプレイを並べたマルチディスプレイ501に表示するコンテンツデータと、ある時間にどのコンテンツを表示するかを示す表示コンテンツ情報とを保持し、表示コンテンツ情報に合わせてマルチディスプレイ501にコンテンツを表示させる。カメラ103a〜103cは、マルチディスプレイ501周辺を撮像するカメラであり、それぞれマルチディスプレイ501に対向する景色を撮像できる向きで設置される。各カメラは異なる視野を持つような位置および向きで設置されており、それぞれマルチディスプレイ501に対向する景色を撮像し、撮像データを生成する。
視聴者データ生成部104a〜104cは、それぞれカメラ103a〜103cの撮像データを受け取り、それぞれに含まれる人物画像を抽出して視聴者データを生成する。視聴者測定部105は、同一人物判定部502、視聴者数算出部503を備え、コンテンツに関する視聴者測定データを生成する。同一人物判定部502は、視聴者データ生成部104a〜cから視聴者データを受け取り、抽出された人物画像の中に同一人物があるかどうかを判定する。視聴者数算出部503は、同一人物判定部502からの判定結果と、表示制御装置101からの表示コンテンツ情報に基づいて、視聴者数を算出する。
次に動作について説明する。
カメラ103aはマルチディスプレイ501に対向する景色を撮像し、撮像データを生成して視聴者データ生成部104aに供給する。視聴者データ生成部104aはカメラ103aの視野内で撮像された視聴者の視聴者データを抽出する。同様に、視聴者データ生成部104b,104cは、それぞれカメラ103b,103cの撮像データから視聴者データを抽出する。視聴者データ生成部104a〜104cは、それぞれ視聴者データを同一人物判定部502に送出する。
同一人物判定部502は、視聴者データ生成部104a〜104cから送出された視聴者データから、同一人物が複数回カウントされてしまうといったデータの重複が発生するのを防ぐために同一人物判定を行う。例えば、視聴者データ生成部104a〜104cが図2に示した顔認識部201を備える場合、視聴者データ生成部104a〜104cはそれぞれ人物画像から顔領域を抽出して視聴者データを生成し、同一人物判定部502は、抽出された複数の顔領域を比較してその特徴量から類似の判定を行う。視聴者数算出部503は、同一人物判定部502の判定結果に基づいて、類似していると判定された視聴者データは1つとしてカウントする。また、視聴者数算出部503は表示制御装置101から表示コンテンツ情報を受け取り、カウントした視聴者と合わせて時間ごと、およびコンテンツごとの視聴率を求める。
以上のように、この実施の形態5によれば、複数のカメラを用いてマルチディスプレイ501に対向する景色を撮影するようにしたので、広角かつ広範囲の視聴者を捉えることができる効果が得られる。このとき、複数のカメラの撮像領域が重なり合う場合に同一人物判定部502が同じ人物を抽出しないようにしたので、同一人物が複数回カウントされることを防ぐことができる。
なお、視聴率を測定するディスプレイは1つであってもよい。また、扇形、円柱形など、平面以外の形状に並べられたマルチディスプレイであってもよく、カメラおよび視聴者データ生成部はいくつであってもよい。カメラの数を増加させることでより広範囲に、最大360度の視聴者を捉えることができる。
実施の形態6.
図6はこの発明の実施の形態6による視聴者測定表示装置の構成を示すブロック図である。図1、図3、図5と共通する構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。この実施の形態6では、マルチディスプレイに複数種類のコンテンツを表示する際の視聴者測定について説明する。
図6に示すように、マルチディスプレイ501は、表示制御装置101からの指示に応じてコンテンツ1とコンテンツ2の2種類のコンテンツを表示しているとする。表示制御装置101は、それぞれのコンテンツの表示領域座標を表示コンテンツ情報として保持している。マルチディスプレイ501には対向する景色を撮像するカメラ103が設置される。カメラ103からの撮像データは視聴者データ生成部104に送られる。視聴者データ生成部104は、顔認識部201で顔領域を抽出し、顔位置算出部302で顔の位置を、顔方向算出部303で顔の向きをそれぞれ算出し、算出結果に基づいて注視座標算出部304で注視座標を算出する。
注視座標算出部304は算出した注視座標を視聴者データとして視聴者測定部105に送出する。視聴者測定部105は表示制御装置101から現在表示されているコンテンツの座標データを表示コンテンツ情報として受け取り、これと視聴者データとに基づいてコンテンツごとの視聴者数を測定する。
次に動作について説明する。
カメラ103は、マルチディスプレイ501を視聴している人物1および人物2を捉え、撮像データを生成したとする。顔認識部201は、顔テンプレート画像等を用いて撮像データから顔1、顔2を抽出する。抽出した顔領域を図6に示す。顔位置算出部302は、抽出された顔領域サイズに基づいてカメラ103からの顔1、顔2の距離を算出する。顔2は顔1よりも小さいので、人物2は人物1よりもカメラ103から離れた場所に位置することがわかる。このように、顔位置算出部302では、顔領域サイズからカメラ103からの距離と方角が算出でき、顔の位置が特定できる。
続いて、顔方向算出部303は顔テンプレート画像との照合により顔の向きを求める。続いて、注視座標算出部304は、抽出された顔の位置と向きのデータから視聴者の注視方向を特定し、注視方向と交差するマルチディスプレイ501上の座標を求める。視聴者測定部105は、注視座標を視聴者データ生成部104から視聴者データとして受け取り、さらに表示コンテンツの表示領域座標を表示制御装置101から受け取る。視聴者測定部105は、これらを元に、視聴者の注視座標がどのコンテンツに含まれるかを算出し、各視聴者が視聴するコンテンツを判別する。例えば、図6では人物1はコンテンツ1を視聴し、人物2はコンテンツ2を視聴していると判別する。
以上のように、この実施の形態6によれば、視聴者データ生成部104が視聴者の顔の位置、方向から注視座標を算出し、視聴者測定部105が表示コンテンツ情報に基づいて人物が視聴しているコンテンツを判別するので、コンテンツごとの視聴者数を計測できるという効果が得られる。このとき、カメラを複数台設置すれば広範囲の視聴者を捉えることができるので、多方向から撮影された視聴者は、顔の向きを算出する精度を高めることができる。
なお、図6の視聴者データ生成部104は図4に示した構成であってもよい。
実施の形態7.
図7はこの発明の実施の形態7に係る視聴者測定部105の構成を示すブロック図である。その他の構成は、図6に示した構成と同様とする。図7に示すように、視聴者測定部105は、視聴者数算出部503、母集団算出部701、視聴率算出部702を備える。
視聴率は、ある母集団に対する視聴者の割合を示す値である。視聴者数算出部503は、視聴者データ生成部104から視聴者データを受け取ると共に表示制御装置101から現在表示されているコンテンツの座標データを受け取り、コンテンツごとの視聴者数を測定する。母集団算出部701は、視聴者データ生成部104からの視聴者データから母集団を算出する。視聴率算出部702は、視聴者数算出部503から視聴者数を、母集団算出部701から母集団を受け取り、母集団に対する視聴者数の割合、すなわち視聴率を算出する。
ここで、母集団とは、例えば視聴者データ生成部104において顔認識領域画像が抽出された人物すべての数を示し、視聴者とは、注視座標算出部304において算出された注視座標がコンテンツの表示領域内にある人物のみを示す。また、母集団は、例えばマルチディスプレイ501が設置された空間の天井付近に設置したカメラで広範囲の人物をカウントできる人物検知装置などで捉えられた人物の数とし、視聴者は、カメラ103により捉えられたマルチディスプレイ501の正面にいる人物の数としてもよい。
以上のように、この実施の形態7によれば、視聴率算出部702が、視聴者数と母集団とから視聴率を算出するようにしたので、表示されたコンテンツの視聴者数のみでなく視聴率も取得できる効果が得られる。
実施の形態8.
図8はこの発明の実施の形態8による視聴者情報測定装置の構成を示すブロック図である。図において、図5と共通する構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。この実施の形態8では、視聴者に関する情報に基づいてコンテンツを変更させることを説明する。
図8に示すように、表示制御装置101は、コンテンツ生成部801、配信部802、表示指示部803a〜803hを備える。この構成は、図5,6と同様の構成であるが、これらの図では省略したものである。コンテンツ生成部801は、表示制御装置101内に格納されるコンテンツデータを読み出す、あるいは新たに作成する。配信部802は、コンテンツ生成部801からコンテンツデータを受け取り、表示したいマルチディスプレイの座標に応じて表示指示部803a〜803hの1または複数に配信する。表示指示部803a〜803hは、マルチディスプレイ501のうち対応するディスプレイに接続し、それぞれに対応するコンテンツデータを表示させる。
次に動作について説明する。
視聴者測定部105は、視聴者データ生成部104a〜104cから視聴者データを受け取ると、表示制御装置101からマルチディスプレイ501での表示領域座標を含む表示コンテンツ情報を受け取り、現在表示しているコンテンツの各視聴者数を測定して視聴者測定データを生成し、表示制御装置101に返信する。例えば、視聴者測定部105は視聴者データから、視聴率、視聴者数に関する視聴者測定データ、視聴者の年齢層、性別に関する視聴者測定データ、あるいは注視時間に関する視聴者測定データ等を生成してもよい。コンテンツ生成部801は、視聴者測定データを受け取り、この内容に基づいてマルチディスプレイ501に表示させるコンテンツを変更または変化させる。
ここで、コンテンツを変更または変化させるとは、例えばある広告から別の広告に切り替える、静止画から動画に切り替える、3次元グラフィックスで表示されたキャラクタ・オブジェクトを動かしたりイベントを発生させたりする、表示領域を変更したり同時に表示するコンテンツ数を増減したりする、等である。ディスプレイが、例えば図8のようにマルチディスプレイを使用する場合は、拡大器を用いてコンテンツを拡大して表示させてもよい。すなわち、例えば1ディスプレイで表示していた画像を複数ディスプレイで表示するようにしてもよい。あるいは、コンテンツ生成部801は配信部802に描画命令を送信してもよい。この場合、配信部802は各ディスプレイに接続された表示指示部803a〜803hに描画命令を配信する。表示指示部803a〜803hは、各ディスプレイ領域内に対応する画像を表示する。
例えば、視聴者測定部105が視聴率、視聴者数に関する視聴者測定データを生成した場合、コンテンツ生成部801は視聴率、視聴者数に応じて表示させるコンテンツを変更または変化させてもよい。例えば視聴者測定データに含まれる視聴率が低いと判定される場合は別のコンテンツに切り替えるようにしてもよい。
また、視聴者測定部105が視聴者の年齢層・性別に関する視聴者測定データを生成した場合、コンテンツ生成部801は年齢層、性別に応じて広告などのコンテンツを変化および変更させてもよい。例えば、男性より女性の視聴者の比率が多い場合には化粧品等の広告を流し、女性の視聴者宣伝効果の期待できる人物に向けて表示するようにしてもよい。
また、視聴者測定部105が注視時間に関する視聴者測定データを生成した場合、コンテンツ生成部801は注視時間に応じてコンテンツを変化および変更させてもよい。例えば、注視時間が長い視聴者はそのコンテンツに興味を持っていると考えられるので、注視時間が長いときはコンテンツ生成部801は詳しい情報を生成して表示させてもよいし、表示サイズが拡大するように対応する表示指示部803a〜803hに表示させてもよい。さらに、注視時間と年齢層などの判別とを組み合わせて、お年寄りがマルチディスプレイ501上のある一部のコンテンツをじっと眺めていることが認識されたら、その表示領域を拡大してサイズを大きくして見やすくする、ということも可能である。
以上のように、視聴者測定データに基づいて表示するコンテンツを変化または変更するようにしたので、視聴者の状態に応じた多種多様なコンテンツ表示をすることができ、より多くの視聴者の獲得が期待できるという効果が得られる。例えば、全国規模で放送されるようなテレビ番組では視聴者情報を即座にフィードバックさせ視聴者に合わせてコンテンツを切り替えることは難しいが、本発明による視聴者情報測定装置では、広告コンテンツ等は、広告主の意図した視聴者に広告を流すことができるので、効率的な表示や広告主の意図するターゲットに向けて広告を発信することができるという効果が得られる。
この発明の実施の形態1による視聴者情報測定装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る視聴者データ生成部の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係る視聴者データ生成部の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4に係る視聴者データ生成部の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態5による視聴者情報測定装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態6による視聴者測定表示装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態7に係る視聴者測定部の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態8による視聴者情報測定装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
101 表示制御装置(表示制御手段)、102 ディスプレイ、103,103a〜103c カメラ(撮像手段)、104,104a〜104c 視聴者データ生成部(視聴者データ生成手段)、105 視聴者測定部(視聴者測定手段)、201 顔認識部(顔認識手段)、302 顔位置算出部(顔位置算出手段)、303 顔方向算出部(顔方向算出手段)、304,403 注視座標算出部(注視座標算出手段)、402 視線算出部(視線算出手段)、501 マルチディスプレイ、502 同一人物判定部(同一人物判定手段)、503 視聴者数算出部、701 母集団算出部、702 視聴率算出部、801 コンテンツ生成部、802 配信部、803a〜803h 表示指示部。

Claims (6)

  1. 複数のコンテンツを同時に表示するマルチディスプレイへのコンテンツ表示を制御する表示制御手段と、
    各々が異なる視野を持つように設置され、前記マルチディスプレイに対向する景色を各々撮像する複数の撮像手段と、
    前記複数の撮像手段が各々撮像して生成した撮像データから前記マルチディスプレイの視聴者を抽出し、各視聴者を認識するための視聴者データを生成する視聴者データ生成手段と、
    前記視聴者データ生成手段が生成した視聴者データに基づいて、同一人物か否かを判別し、重複なく視聴者数をカウントすると共に、前記マルチディスプレイに同時に表示したコンテンツごとに視聴する視聴者数を測定する視聴者測定手段とを備えた視聴者情報測定装置。
  2. 視聴者データ生成手段は、撮像手段が生成した撮像データから、マルチディスプレイの視聴者の顔として認識される顔領域を抽出する顔認識手段を備え、当該顔認識手段により抽出された顔領域に基づいて視聴者データを生成することを特徴とする請求項1記載の視聴者情報測定装置。
  3. 視聴者データ生成手段は、顔認識手段により抽出された顔領域から、撮像データにおける視聴者の顔の位置を算出する顔位置算出手段と、
    前記顔領域から、視聴者の顔の向きを算出する顔方向算出手段と、
    前記算出された顔の位置と向きに基づいて視聴者のマルチディスプレイに対する注視座標を算出する注視座標算出手段とを備え、
    前記算出された注視座標に基づいて視聴者データを生成することを特徴とする請求項2記載の視聴者情報測定装置。
  4. 視聴者の顔の位置と向きに基づいて視聴者の視線方向を算出する視線算出手段を備え、
    注視座標算出手段は、前記算出された視線方向から注視座標を算出することを特徴とする請求項3記載の視聴者情報測定装置。
  5. 視聴者測定手段は、測定した視聴者数をもとにマルチディスプレイに表示したコンテンツの視聴率を算出することを特徴とする請求項1記載の視聴者情報測定装置。
  6. 表示制御手段は、視聴者測定手段が測定した視聴者数に応じてマルチディスプレイに表示するコンテンツを変更することを特徴とする請求項1記載の視聴者情報測定装置。
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