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JP4933549B2 - 無線通信方式のためのアウターループ電力制御方法および装置 - Google Patents
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無線通信方式のためのアウターループ電力制御方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は電気通信分野、特に無線通信システムのための携帯電話基盤における基地局と携帯電話双方の製造に貢献する産業に応用することができる。
特に、以下に記載された発明は通信分野の範囲の移動携帯電話通信網におけるアウターループ電力制御システムのための方法および装置に関する。
本発明の一つの態様アウターループの通常状態の検知、ワインドアップ(wind-up)状態、アンワインディング(unwinding)状態を含むアウターループプロセスを用いて電力制御を可能にし、そして、後者のアンワインディング(unwinding)状態に対して、所望信号対干渉比目標を通常状態のアウターループ電力制御動作に迅速に適応させるため所望信号対干渉比目標の適切な変更を提供する。
本発明の他の態様ワインドアップ(wind-up)状態の最後におけるアウターループ電力制御の収束時間を軽減すること及び、不可避なワインドアップ(wind-up)とアンワインディング(unwinding)現象が発生した時に無線通信システムの容量を減少させる不要な干渉を防止することである。
1998年1月、欧州電気通信標準化機構(ETSI)はユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)についての基礎技術選定た(非特許文献1参考)。提案された主要無線インターフェースは広帯域符号分割多元接続(WCDMA)プロトコルであり、その特徴は、第三世代(3G)携帯電話通信の要件を完全に満たす機会提供する。3Gの高速データ通信速度と、次第に要求が厳しくなるサービス品質(QoS)の要件により、新しい計画戦略の開発が必要となっている。電力制御システム戦略、特に前記システムのアウターループの実装に用いられるプロセスの戦略は、恐らくそれらの戦略の中で最も研究が行われている。
アウターループの機能性のために、本発明は方法を提供する。そして、そのアウターループの機能性は、本システムの他の構成要素による結果であるから、上記電力制御システムの概要を以下説明する。
全ての使用者が同周波数帯域を共有することと使用者の符号が完全には直行しないという事実に起因する(非特許文献2参考)干渉制限技術を考慮すると、WCDMAを基礎とする携帯電話網において、電力制御システムが必要となる。
WCDMAにおける電力制御方式の最終的な目的は、基地局から携帯装置または端末装置へのダウンリンクまたは携帯電話から基地局へのアップリンクから成る特定のリンクにおいて要求されるサービス品質を最少の送信電力レベル(まさにこの態様が本発明の焦点となる)によって達成することである。
WCDMA網における電力制御システムの主な態様は以下の通りである。
・近いものへのキャンセル遠いものへの影響
基地局への距離またはフェーディングを考慮すること無く全ての移動局が同じ電力を送信する場合には、その局に最も近い携帯電話は最も遠い端末への著しい干渉を意味する。
・深刻なフェーディングに対する保護
・その後の容量の改善によるネットワーク内干渉の最小化
・移動局の電池のより長い持続期間
WCDMAのための電力制御システム全体として3つの異なるプロセスによって実現される。
・オープンループについて
接続開始時のランダムアクセスプロセスの間、移動局と基地局はアップリンクダウンリンクにおける電力損失を評価し、その損失に応じてそれの送信電力を調整する。
・クローズドループまたはインナーループについて
また、高速電力制御(1500Hz)とも呼ばれ、以下の3段階で構成されている。
1)対応する受信装置端末(基地局または携帯電話装置)は受信した所望信号対干渉比(SIRrec)の値を、特定リンクに必要とされるサービス品質に応じて所望信号対干渉比目標(SIRtarget)と比較する。その所望の信号対干渉比目標(SIR target )後述するアウターループプロセスによって設定される。
2)同じ受信装置端末は、送信電力を所定の値によって(通常は1dB)増加(SIRrec < SIRtargetの場合)または減少させなければならない(SIRrec > SIRtargetの場合)ことを表す電力制御ビットを送信する。
3)送信装置(基地局または携帯電話)は前もって設定されている量、電力を増加または減少させる。
・アウターループ(OLPC、アウターループ電力制御)について
それは、クローズドループ(10-100Hz)より非常に遅い、そして、所定の品質目標を維持することを可能にする所望信号対干渉比目標(SIRtarget)を設定する。リンク品質の基準または測定は、所望の信号対干渉比(SIR target )の関数であるフレームエラーレート(FER)であり、又は、同様にブロックエラーレート(BLER)である。インナーループ信号対干渉比目標(SIRtarget)に近い、受信した所望信号対干渉比(SIRrec)の維持に役立つことを考慮すると、ブロックエラーレート(BLER)はこの目標値によって最終的に決定される。従って、所定のフェーディング環境のサービス品質を達成するために、信号対干渉比目標(SIRtarget)は環境にあった適切な値に調整される必要がある。
受信した所望信号対干渉比(SIRrec)は時折、所望信号対干渉比目標(SIRtarget)より常に低くなることがある。なぜならば、通信路の状態がに悪化することによって、受信装置は送信装置によって送信された電力制御ビットを適切に受け取らなくなる、または、送信装置がそれのリンク利用可能最大電力に到達するからである。
この状況の結果は受信したフレームエラーレート(PERrec)がフレームエラーレート目標(PERtarget)より増大することである。すなわち、リンクの品質は劣化することとなる。この劣化が、通信が切断されるのに十分なほど増大しないとしてもこれにより、通信は所望するより低い品質で維持される。
もし、通信を継続するのであれば、その通信は劣化した品質ではあるが、いわゆるワインドアップ(wind-up)状態またはアウターループの状態発生する可能性がある。アウターループ電力制御(OLPC)方法は目標品質基準(すなわちフレームエラーレート目標(PER target ))を達成しようと努めるために所望信号対干渉比目標(SIRtarget)を増加させる、前記の理由(通信路の状態の悪化または送信装置の飽和状態)によって、受信した所望の信号対干渉比(SIR rec )を所望信号対干渉比目標(SIRtarget)に従わせることができない。
この状況において、アウターループ電力制御(OLPC)方法は所望信号対干渉比目標(SIRtarget)を、急な伝播状態の悪化または電力制限の前に、それが有することができたレベルより非常に高いレベルに至るまで無制限に増加させ続ける。
その後、状況が改善した時または電力制限が消滅した時に、受信した所望信号対干渉比(SIRrec)はフレームエラーレート目標(PERtarget)に対応するより非常に高い値となる所望信号対干渉比目標(SIRtarget)に最終的に到達することができる。結果として、その時に得られる受信したフレームエラーレート(PERrec)は必要なレートより非常に低くなる。従って、通信路中の干渉は増加し、そして、容量減少、他のリンクの品質劣化する。
この好ましくない状態はアウターループ電力制御(OLPC)方法によって所望信号対干渉比目標(SIRtarget)が適切な値(すなわち、フレームエラーレート目標(FER target ))に減少するまで維持される。
所望信号対干渉比目標(SIRtarget)減少させるためのプロセスは、前記状態が終了した後、すなわち、ワインドアップ(wind-up)が終了した後アンワインディング(unwinding)状態またはアウターループの状態として知られている。そして、本発明はまさにこの状態のための方法を提供する。
課題は通常利用されるアウターループ電力制御(OLPC)アルゴリズム(非特許文献3参考)の特徴に起因して、所望信号対干渉比目標(SIRtarget)を減少させるためのプロセスが極めて遅いことであるこの遅い収束は前記アルゴリズムによって利用されダウンステップサイズ(down step size)がフレームエラーレート目標(FER target )のオーダーであるdBs(通常、値は、音声サービス(voice service)では10 -2 、テレビ会議サービス(videoconference service)では10 -3 )で測定されるという事実に起因している。すなわち、値が非常に小さい、これは、各dBをダウンさせるのに数十秒が必要であることを意味する。
アウターループ電力制御(OLPC)方法によって設定される所望信号対干渉比目標(SIRtarget)のダウンステップサイズアップステップサイズ(up step size)の間に不均衡があることを指摘することに関心がある。実際に、アップステップサイズダウンステップサイズより非常に大きく、後者は、前述の通り、dBs程度のフレームエラーレート目標(PERtarget)のオーダーである。そのアップステップサイズは約1dBのサイズである。これは関連性を有しており、なぜならば、アウターループ電力制御(OLPC)方法は所望信号対干渉比目標(SIRtarget)増加する状況ですぐに反応することができるということを意味しているからである。そして、これは、本発明で考慮されていることである。
前段落で説明されている要因を背景として、多様な解決方法がアウターループ電力制御のワインドアップ(wind-up)状態を回避するために説明がされている(特許文献1参考)。特許文献は以下のワインドアップ(wind-up)検知方法を提供している。ワインドアップ(wind-up)状態は所望信号対干渉比目標(SIRtarget)と受信した所望信号対干渉比(SIRrec)との間の差が特定の限界または閾値を超えた時に宣言される特許文献1では、ワインドアップ(wind-up)状態検知されると異なるメカニズムが設定される。特許文献1では、前記のワインドアップ(wind-up)状態が続く時間の間、所望信号対干渉比目標(SIRtarget)の値が制限される。最後に、特許文献1において、検知基準は前記アンワインディング(unwinding)プロセスの間設定される。すなわち、プロセスワインドアップ(wind-up)の終了を明らかにし、受信した所望信号対干渉比(SIRrec)が所望信号対干渉比目標(SIRtarget)に到達したときに開始する。
それにもかかわらず、特許文献1に記載の電力制御にいて、実際のアンワインディング(unwinding)プロセスのための基準については確立されていないすなわち、アンワインディングを検知できる唯一の方法は定義されているが、アウターループのこの状態におけるアウターループの所定の動作特定されていない。むしろ、ループ内での通常動作状態に相当する一つとして仮定されている。言い換えれば、通信路内での干渉増加に伴って極めて遅減少、容量減少と他のリンクの品質劣化が起こる。
注目すべきは、アウターループのワインドアップ(wind-up)を回避するための方法の存在は、その後のアンワインディング(unwinding)プロセス削減することであると特許文献1の例説明されている。しかし、そのようなプロセスは完全には回避されていない。
アメリカ特許出願第2003148769号 ETSI、1998年7月"The ETSI UMTS Terrestrial Radio Access (UTRA) ITU-R RTT Candidate Submission" ジョン・ウィリー・アンド・サンズ社刊、ホルマ、トスカラ著"WCDMA for UMTS, Radio Access for Third Generation Mobile Communications" 2002年、ウィリー社刊、ホルマ・H、トスカラ・A著"WCDMA for UMTS"
本発明はとりわけ、背景技術で説明された異なる態様それぞれ及び全てについて前記の課題を解決する。
提示する移動通信システムのためのアウターループ電力制御方法と装置は、特に、標準化されている符号分割多重アクセス(CDMA)プロトコロルの一またはいくつかに基づ第三世代技術のために設計され、ワインドアップ(wind-up)状態の終了(また言い換えると、アンワインディング(unwinding)処理を開始する)時の所望信号対干渉比目標(SIRtarget)を修正する。
さらに具体的には、本発明のアウターループ電力制御方法と装置によって、アンワインディグ(unwinding)開始時前記目標(SIRtarget)はワインドアップ(wind-up)の開始時の前所望信号対干渉比目標(SIRtarget)が有していた適切に近値と等しくなる。そのような適切な値(これにより、本発明は、アウターループ電力制御がアンワインディング(unwinding)状態に入った時に所望の信号対干渉比目標(SIR target )を設定する)は、可能な限り設定された値に近い値(ワインドアップ(wind-up)状態となる前に所望の信号対干渉比目標(SIR target )が有していた値)となる。これにより、電力制御は、アウターループのアンワインディング(unwinding)状態終了するとすぐに、通常状態で決定されるを続ける。
所望信号対干渉比目標(SIRtarget)の適切な変更が、本発明によって、アウターループ電力制御(OLPC)のアンワインディング(unwinding)開始時実行された場合、前記目標(SIRtarget)ならびに電力は迅速に通常状態のアウターループに調整される。
アウターループのアンワインディング(unwinding)状態開始時所望信号対干渉比目標(SIRtarget)を変更することの理由さらに、所望の信号対干渉比目標(SIR target )を、ワインドアップ(wind-up)状態の開始時に当該目標が有していた値に可能な限り近値に等しくすることの理由は、従来のアウターループ電力制御(OLPC)がワインドアップ(wind-up)現象を開始したから、さらに、その後のアンワインディング(unwinding)現象を開始した時から不完全に動作を開始することに起因する。実際、ワインドアップ(wind-up)を検知した時からそれが終了するまで、前記アウターループ電力制御(OLPC)は通常状態における動作が許可されないすなわち、所望信号対干渉比目標(SIRtarget)は無制限には増加し続けない。要するに、アウターループ電力制御方法についての本発明はワインドアップ(wind-up)終了時(すなわち、アンワインディング(unwinding)の開始時)に、所望の信号対干渉比目標(SIR target )を変更し、実際のアウターループ電力制御(OLPC)が通常状態の動作を中止する時(すなわち、ワインドアップ(wind-up)状態に入る前)に有していた値と可能な限り近値に等しすることを提供する
したがって、発明の一つの態様は、基地局または携帯電話から受信したデータ信号に基づく無線通信システムのためのアウターループ電力制御方法であり、以下の段階からなる。
i)基地局からまたは携帯電話から送られるデータ信号に基づいて、受信した所望信号対干渉比(SIRrec)を評価する。
ii)アウターループの通常状態中、必要とされる所望信号対干渉比(SIRreq)に近所望信号対干渉比目標(SIRtarget)を設定する。
iii)アウターループのワインドアップ(wind-up)状態の開始を検知する。
iv)アウターループのワインドアップ(wind-up)状態中所望信号対干渉比目標(SIRtarget)を設定する。
v)アウターループのアンワインディング(unwinding)状態開始を検知する。
vi)アウターループのアンワインディング(unwinding)開始時に所望信号対干渉比(SIRtarget)を最終的に、それを通常状態のアウターループ電力制御に調整するために変更する
したがって、アウターループ電力制御方法における本発明が提案する新しいアンワインディング(unwinding)メカニズムの結果として、この状態の開始時に設定された所望信号対干渉比目標(SIRtarget)は、新しい伝播状態のために適切な所望信号対干渉比目標(SIRtarget)(対応するフレームエラーレート目標(FER target )をみたす)に可能な限り近い値と等しくなる。
したがって、本発明は、前記特許文献1に記載されている技術と比較して多数の改善点が存在し、それは大幅にアンワインディング(unwinding)プロセスが続く時間を減少させ、さらに、通信路内の干渉を減少させそして、容量と他のリンクの品質を増加させる。
本発明の他の態様は、無線通信システムのためのアウターループ電力制御装置に関連しており、この装置は、前述した方法により動作する少なくとも1つのプログラム可能な電子装置を備える。プログラム可能な電子装置は汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向けIC(ASIC)、プログム可能カード(FPGA)または、これらのいずれかの組み合わせである。汎用プロセッサは望ましくはマイクロプロセッサーまたは他の可能な選択肢であって、その選択肢としては、従来のプロセッサー、マイクロ制御装置または任意の一般的な状態機械である。プログラム可能な電子装置は複数のマイクロプロセッサー、マイクロプロセッサーと一つ以上のDSP装置の組み合わせ、または、他の構成からなる。その他の構成において、前記方法に含まれる異なる段階の実行は、順次または同時に割り振られる
提案される無線通信システムのためのアウターループ電力制御装置は、基地局または携帯電話から送信されるデータ信号を受信できる無線周波受信機を任意に含むことができる。そのアウターループ電力制御装置は、対応する基地局または携帯電話に電力制御情報を送信可能な無線周波送信機を組み込むことができる。したがって、そのようなアウターループ電力制御装置は無線通信システムにおける無線通信網制御装置、ユーザ端末装置または携帯電話に組み込むことができる。
本発明の最後の態様として、無線ネットワーク制御装置(RNC、呼(call)処理のためのロジックが含まれている)と移動局(UE:ユーザー機器または遠隔端末)を含んでおり、互いに、上述した無線通信システムのためのアウターループ電力制御装置を含む装置である。
本発明は、1つあるいは複数のCDMAプロトコロル標準をサポートするどのような無線通信システムにも用が可能である。例えば、WCDMA、IS-95、CDMA2000 standards、the HDR specification等。
図面の簡単な説明において、実例と非限定的な文字を用いて示された説明の不可欠な部分のための一組の図について、最良の実用的な実施例に従い本発明の態様をより理解することを助ける目的として説明を補足する。
図1はWCDMA移動通信システムの一部(100)を示す。本発明はさておき、図で示される要素は良く知られているので、詳細は示さない。重要な一つの要素はユーザ端末装置または移動局(104)であって、車両のアイコンによって示される。WCDMA移動通信システムもまた、いくつかの基地局(102,103)または、UTMSネットワーク内のノードBからなり、それらは、組み込みソフトプログラム、インターフェースカード、メモリ、そして、プロセッサを含む。システムの一部には他の機能との間で、呼処理を提供する無線ネットワーク制御装置(101)または、RNCを含む。2つの基地局(102,103)と移動局(104)はコードレスインターフェースの終点を表している。互いの基地局(102,103)は地上通信線(105,106)を通じて、RNCに結合される。以下、ダウンリンクデータ信号(107)とアップリンクデータ信号(108)によって移動局(104)は基地局(102)と通信すると仮定する。
図2は基地局(102)と移動局(104)のお互いの局の一部(200)を示し、それらは、本発明の基礎となる原理を含む。図で言及されて示された要素の既知の解釈は記述しない。なぜならば、無線周波数送信機(202)と無線周波数受信機(203)は最先端の技術で詳述されるからである。お互いの基地局(102)と移動局(104)は制御装置(201)、送信機(202)、受信機(203)を含んでいる。このようにして、基地局(102)の場合、受信した信号はアップリンク(108)に相当し、移動局(104)の場合、信号は、それが受信するダウンンリンク(107)となり、お互いのそれらは受信機(203)を通して制御装置(201)に到達する。本発明の対象である電力制御装置の態様制御装置(201)の中に組み込まれ、そして、以下に示すアウターループ電力制御方法の結果に応じて、それの電力が増加または低下させる時に、送信機(202)を通して受信局に指示する命令を送る。電力制御のためにクローズドループにおける閾値としてふるまう所望信号対混信比目標(SIRtarget)を設定することが本発明の目的である。
本発明のアウターループ電力制御方法はワインドアップ(wind-up)状態検知メカニズムを組み入れる。したがってそのような状態が検知されると、アウターループは、通常状態を抜けワインドアップ(wind-up)動作状態に入る。これらは、通常状態とワインドアップ(wind-up)の状況を識別する既知であるアウターループ電力制御アルゴリズムによ前記特許文献1の図7、図8に説明されている。
本発明の対象である方法は、また、前述の定義によって、アンワインディング(unwinding)処理の開始と一致するワインドアップ(wind-up)現象の終了を検知するメカニズムを組み込む
これらの現象の過程の後に、通常状態が破棄されたときから、通常状態におけるアウターループ電力制御のための適切な所望信号対干渉比目標(SIRtarget)に相当する電力レベルに再調整する目的のため、本発明の態様によ制御装置(201)内実行される段階が図3のブロック図(300)に詳述されている。ブロック(301)において、既知のアルゴリズムにて、ワインドアップ(wind-up)状態で所望信号対干渉比目標(SIRtarget)の計算が行われる。そして、アンワインディング(unwinding)検知機(302)はワインドアップ(wind-up)の終了と、アンワインディング(unwinding)の開始を決定することを可能にする。そして、最後のブロック(303)において、通常状態におけるアウターループ電力制御の動作のために適切な値に調整されるように、所望信号対干渉比目標(SIRtarget)が変更される。アンワインディング(unwinding)開始時における前記所望信号対干渉比目標(SIRtarget)の変更は発明の目的であり、以下で説明する図4によって示される。
時間とともに電力制御の変化におけるアンワインディング(unwinding)状態開始時、この開始時時点は、ワインドアップ(wind-up)状態の終了時として検知され、以前に既知のメカニズムによって検出される。例えば、特許文献1に表されている。本発明の方法の態様所望信号対干渉比目標(SIRtarget)を修正することであり、アウターループのワインドアップ(wind-up)の開始(402)の前に所望の信号対干渉比目標(SIR target )が有してい値である元の値(401)と等しいまたは、可能な限り近値を与える。この値(401)は通常状態でのアウターループ電力制御の実行を破棄する前に設定した所望信号対干渉比目標(SIRtarget)であり、最後の正しい値である。これにより、所望信号対干渉比目標(SIRtarget)の変更及び、アウターループの通常状態によって決定される電力レベルの変更は、ワインドアップ(wind-up)状態が終わった後、直ちに継続する。
図4を参照すると、最後の正しい値(401)がワインドアップ(wind-up)状態前に存在していた値であることが分かる。ワインドアップ(wind-up)中、所望信号対干渉比目標(SIRtarget)の値は正しくない。なぜならば、所望信号対干渉比目標(SIRtarget)が無限に増加しつづけないようにするため、ワインドアップ(wind-up)状態中に動作する全てのメカニズムはアウターループ電力制御を制限または取り消す役割があるからである。図4はまた、点線でいわゆる必要とされる所望信号対干渉比(SIRrequired)示す。点線はフレームエラーレート目標(FERtarget)を満たす受信した所望号対干渉比(SIRrec)の理論上の最小値として定義される。計測対象の所望信号対干渉比(SIRmeasured)もまた、実線として表される。そして、この比率は無線ネットワーク内の基地局または移動電話の制御装置(201)によって最初に実行される受信した所望信号対干渉比(SIRrec)の実際の評価である。
所望信号対干渉比目標(SIRtarget)の最後の正しい値(401)を選択するために本発明の方法は、望ましい利用として、図4で表されるように、ワインドアップ(wind-up)検知が前記所望信号対干渉比目標(SIRtarget)と受信した所望信号対干渉比(SIRrec)の間の検知限界(M)を用いて、もたらされる場合、以下のメカニズムを提供する。この場合、検知機(302)によるワインドアップ(wind-up)状態の検知はアウターループのワインドアップ(wind-up)開始の時(402)に起こる。前記検知機(302)はその後、ワインドアップ(wind-up)状態の終了時も決定する。たがって検知機(302)は、アンワインディング(unwinding)の開始時(403)も検知する。この点(403)においては、このメカニズムは所望信号対干渉比目標(SIRtarget)から検知限界(M)と等しい量減少させる。したがって、このメカニズムは、所望の信号対干渉比目標(SIR target )の値が、ワインドアップ(wind-up)の開始(402)の前にそれが有していた元の値(401)にとても値を再度取得することを可能にする。
図4のグラフ(400)で理解できるように、アンワインディング(unwinding)状態の開始時(403)の直後の点(404)において、所望信号対干渉比目標(SIRtarget)の値はワインドアップ(wind-up)中の設定値(406)から検知限界(M)を減じた後、取得される値であり、固定値、また、ワインドアップ(wind-up)メカニズムの適用によって一定の制限内で変動値とすることができる。所望の信号対干渉比目標(SIR target )の値は、必要とされる所望信号対干渉比(SIRrequired)より、わずかに小さい。必要とされる所望の信号対干渉比(SIR required )は、通信路のわずかな品質低下を含む。しかし、この品質低下は非常に短時間であり、すでに言及したとおり、所望信号対干渉比目標(SIRtarget)を後に増加させなければならない時、既知のアウターループ電力制御ホップアルゴリズムは非常に早い。加えて、短時間の間の、この品質低下は利用者によって観測することはできない。なぜならば、ワインドアップ(wind-up)現象のすべての持続時間中の利用者の通信中、例えば、もし利用者がエレベーターの中に通話中の携帯電話を持ち込んだ場合、利用者はさらに低下した品質を有するからである。前記検知限界(M)より多いまたは少ないいずれかの減少は、本発明によって保護されると考えられる。
無線通信システムのために提案される方法含まれる新しいアンワインディング(unwinding)メカニズムに含まれる大きな利点はワインドアップ(wind-up)状態の終了時のアウターループ電力制御の収束時間を大幅に減らすことにある。そ結果として、システムの容量を減少させる不必要な干渉を防止する
前記の設計では本発明の原理が表されていた。それでも、詳述していない他の方法でさえも、同じ要素と目的を組み込むことは可能である。例えば、発明は、無線通信網制御装置(201)内で実行することができる分離した機能のブロックによって表されるとはいえ、いずれかのブロックの機能は一つまたはいくつかの適切なプログラム処理装置を使い実行することができる。
同様に、発明はWCDMAから離れ、他の標準のみならず、基地局、ユーザー端末装置、移動局などによって信号を受信する電力制御についても応用することができる。
この仕様書が草案された見地は常に広くかつ、非限定的な感覚で考慮すべきである。
本発明の目的に関連する移動基幹施設、利用者の携帯端末、基地局と遠隔ネットワーク制御装置それぞれの要素を含む、最先端の技術として知られている移動通信システムの一部示す。 本発明に関連する基地局の部分または携帯電話の部分について、最先端の技術によるブロック図を示す。 前図に含まれ、本発明の対象であるアンワインディング(unwinding)方法に相当する基地局または携帯電話の制御装置の要素で実行される段階をブロック図を示す。 アウターループのアンワインディング(unwinding)の開始時に所望信号対干渉比目標(SIRtarget)から減じなければならないワインドアップ(wind-up)状態の検知限界が存在することに従い、本発明の方法の考えられる実施例による、時間とともに所望信号対干渉比目標(SIRtarget)の変化を表すグラフを示す。

Claims (9)

  1. 基地局(102,103)または移動局(104)から送信される受信データ信号(107,108)に基づいて、受信した所望信号対干渉比(SIRrec)を評価する段階と、
    アウターループが通常状態中要とされる所望信号対干渉比(SIRreq)に近似する所望信号対干渉比目標(SIRtarget)を設定する段階と、
    前記アウターループのワインドアップの開始(402)を検知する段階と、
    前記アウターループの前記ワインドアップ中に前記所望信号対干渉比目標(SIRtarget)を設定する段階と、
    前記アウターループのアンワインディングの開始(403)を検知する段階と、を具備し、
    前記アウターループのアンワインディングの開始時(403)前記信号対干渉比(SIRtarget)を修正し、当該信号対干渉比(SIR target )の値を、当該アウターループのワインドアップの検知の前に前記所望の信号対干渉比目標(SIR target )が有していた値である元の値(401)と等しいまたは、可能な限り近い値に変更する段階をさらに含むことを特徴とする、CDMA技術を基礎とする無線通信システムのためのアウターループ電力制御方法。
  2. 前記所望信号対干渉比目標(SIRtarget)と前記受信した所望信号対干渉比(SIRrec)の差が前記アウターループの前記ワインドアップ上の定の検知限界(M)を超過し前記アウターループの前記ワインドアップ開始時(402)を検知することを特徴とする、請求項1に記載の無線通信システムのためのアウターループ電力制御方法。
  3. 前記アウターループのアンワインディング開始時(403)に、前記アウターループ内で検知された前記ワインドアップ状態の開始時(402)に設定された前記所望信号対干渉比(SIRtarget)から検知限界(M)を減じることを特徴とする、請求項に記載の無線通信システムのためのアウターループ電力制御方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の方法によって動作するプログラム可能な電子装置を少なくとも一つ備える無線通信システムのためのアウターループ電力制御装置。
  5. 前記プログラム可能な電子装置、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向けIC(ASIC)、プログム可能カード(FPGA)または、これらのいずれかの組み合わせから選択されていることを特徴とする、請求項に記載の無線通信システムのためのアウターループ電力制御装置。
  6. 無線通信システムの基地局(102,103)から、または移動局(104)から送信されるデータ信号(107,108)を受信する機能を有する無線周波受信機(203)を備るることを特徴とする、請求項または請求項に記載の無線通信システムのためのアウターループ電力制御装置。
  7. 無線通信システムの基地局(102,103)へ、または移動局(104)へ電力制御情報を送信する機能を有する無線周波数送信機(202)を備えることを特徴とする、請求項から請求項のいずれか一つに記載の無線通信システムのためのアウターループ電力制御装置。
  8. 請求項から請求項のいずれか一つに記載の無線通信システムのためのアウターループ電力制御装置は、無線通信網制御装置に結合されることを特徴とするアウターループ電力制御装置
  9. 請求項から請求項のいずれか一つに記載の無線通信システムのためのアウターループ電力制御装置は、無線通信システムのための移動局を結合されることを特徴とするアウターループ電力制御装置
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