JP4933779B2 - 減列型製品供給装置 - Google Patents
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Description
この製品供給装置は、ビスケットを複数列の移送路に沿って搬送する工程で停止させて複数のビスケットを各列に設けたストッパによってスタック状態にすると共に移送順序を規制する。次の直線振動フィーダを各列のトラック間の隔壁を除いた減列過渡部と減列トラック部で構成している。同様な減列を繰り返すことで低コスト高能率でビスケットを次工程に供給することになるとしている。
また、複数列のトイレットペーパを搬送しながら減列して包装する従来の減列型製品供給装置では、例えば、4列に分離されたトイレットペーパ列を3列に減列して、一段または二段に積層したトイレットペーパ群を包装する包装装置が知られている。この装置におけるトイレットペーパの減列型供給装置では、例えば図14に示すように、供給する4列のトイレットペーパ群について全ての列のトイレットペーパ群を一時停止させ、その後に4列中の前回停止していた一列を含めた3列のみを同時に起動させることで搬送タイミングを合わせていた。
この場合、減列搬送後に包装する場合には各列の製品停止位置にずれを生じることになり、整列された見栄えの良いきれいな包装を行えなかったり、包装フィルムから一部の製品がはみ出して包装できない等の不具合が生じていた。この場合にも包装効率等の製造効率が劣るという不具合があった。
本発明によれば、第一搬送部の複数の供給路でそれぞれ搬送する製品を減列しながら第二搬送部の各搬出路に受け渡すことで、他の供給路の製品を停止させることなく高速で第一搬送部から第二搬送部へ移送することができ、その際、前回停止状態の製品を連続搬送される製品に先立ってより早いタイミングで起動させることで連続搬送される製品に追いついて第二搬送路に同期して受け渡すことができる。
そして前回停止状態の製品の起動に関連して他の供給路における搬送状態の一部の製品を停止させることで、減列する製品を交換しながら減列状態で搬送する製品の必要な列数を確実に確保でき、連続搬送によって高速で効率よく製品の受け渡しができる。
また、起動列判断手段では、予め設定された次回停止すべき製品の供給路の制御コンベアの情報に対して、停止状態から起動すべき製品の供給路に設けた制御コンベアの起動信号を起動可否確認手段で確認できた場合には、予め設定した停止すべき製品の制御コンベアを停止させると共に起動予定の製品の供給路における制御コンベアを起動させるものとする。
このように停止状態から起動予定の制御コンベアの起動信号を確認した後に、次回停止すべき製品の供給路の制御コンベアについて駆動・停止を判断するようにしたため、減列状態で搬送する製品列数と1組の製品数を確実に搬送できる。
しかも、起動信号を確認できない場合には停止予定の製品について搬送を停止させない即ち制御コンベアを停止させないことによって、起動すべき制御コンベア等に故障や不具合があっても、確実に必要な搬送列数を確保して1組の製品群について連続的な搬送を実行できる。
停止することなく連続搬送される製品と、これらの製品より早いタイミングで停止状態から起動・加速して連続搬送される製品に同期して搬送される製品とは、第一搬送部の各供給路から制御コンベアによって送り出され、増速コンベアによってより高速で第二搬送部の各搬出路に受け渡されて後続の製品と分離される。他方、停止する製品は制御コンベアの減速停止によって増速コンベア近傍のプッシャ部材に干渉しない供給路上で停止保持される。そのため、停止状態の製品が供給路から次の工程で起動する際に、急速に加速することなくすべりを生じない程度に製品を起動加速させて連続搬送する他の製品に追いつくことができるため、製品の連続供給列にスムーズに同期させて搬送できる。この処理作業を停止及び起動する製品の供給路を順次変更しながら連続的にスムーズに実行できる。
本発明によれば、製品を第一搬送部から第二搬送部に受け渡す際に周回手段で周回運動するプッシャ部材は第一搬送部の各供給路上の製品が第二搬送部に移送された後、追いかけて第二搬送部の各搬出路上の製品を押動する。製品搬送のための制御コンベアや増速コンベアとプッシャ部材の周回運動にズレがある場合には、同期作動手段によって制御コンベアの速度を補正して製品とプッシャ部材とが干渉せずに同期するよう調整する。しかも、製品が停止する場合には駆動停止手段によって停止すべき制御コンベアの減速速度を補正することで、プッシャ部材に干渉しない位置に製品を停止できる。
供給路において製品が連続している、または連続して搬送されていることを確認して、制御コンベアを駆動させて製品を搬送させる。これによって、製品を連続して減列搬送できる。
製品の減列搬送がOFF作動された際に、駆動制御手段によって、第一搬送部で選択された複数の供給路中に位置する1組の製品群を第二搬送部に受け渡した後で各供給路の制御コンベアの作動を終了させることが好ましい。
製品の減列搬送がOFF作動された際に、その時点で全ての制御コンベアの作動を終了させると供給路に1組の製品群の一部が残って終了してしまうことがあるため、これらの製品を第二搬送部に移送させた後に停止させている。
また、一部の製品の停止状態から起動予定の制御コンベアの起動信号を確認した後に、次回停止すべき製品の供給路の制御コンベアについて駆動・停止を判断するようにしたため、減列状態で搬送する製品列数と1組の製品数を確実に搬送できる。
しかも、起動信号を確認できない場合には停止予定の製品について搬送を停止させない即ち制御コンベアを停止させないことによって、起動すべき制御コンベア等に故障や不具合があっても、確実に必要な搬送列数を確保して1組の製品群について連続的な搬送を実行できる。
図1に示す減列型製品供給装置1は、各種製品、例えばトイレットペーパPを減列しつつ搬送する装置であり、次の工程で例えば複数のトイレットペーパP列の1組を包装するものである。図1に示す減列型製品供給装置1では、例えば3行即ち3個づつ直列に接続されたトイレットペーパPを4列から3列に減列して3行×3列の9個のトイレットペーパPを1段に並べたものを1組として次工程で包装する。なお、これに代えて2段18個を1組としてもよいし、2行×2列×2段の8個を1組としてもよく、1組の行数、列数、段数、そして全体の個数は任意である。
各コンベア2a、2b、2c、2dはそれぞれモータM3を駆動源として基本的に常時作動状態に保持されている。各コンベア2a、2b、2c、2dの下流側の両側部には直列に当接して搬送される各トイレットペーパPを挟持する一対の制御コンベア10、10がそれぞれ設けられ、各トイレットペーパPの供給速度設定と停止を切り換え制御する。各一対の制御コンベア10は略ハの字形を呈するように前方に向けて間隔が狭くなるように配設され、先端部は各コンベア2より突出している(図2参照)。
そして、第一搬送部3において、各コンベア2a、2b、2c、2dの上方には、トイレットペーパPの搬送方向上流側から下流側に向けてプールセンサ11、下限センサ12、感知センサ13が順次設けられている。プールセンサ11と下限センサ12はタイマ11a、12aと共にそれぞれ各コンベア2a、2b、2c、2d上にトイレットペーパPが位置するまたは連続搬送されていることを検知するものである。感知センサ13は、各制御コンベア10、10の前方に突出するトイレットペーパPの先端を検知するものである。
これによって各列の制御コンベア10,10で挟持される先端のトイレットペーパPと増速コンベア14、14で挟持されるトイレットペーパPとの間に間隙Sが形成されている(図1参照)。
また減列路5では各搬出路4a、4b、4c、4d下流側の各仕切15が内側に湾曲または屈曲しており、更に隣り合う各搬出路4a、4b、4c、4dの前方側の仕切15、15間には例えば3本のガイド17が下流側に向けて相互の間隔が狭くなるように配設され、その長手方向中央部を支点として揺動可能に支持されている。そのため、第二搬送部7において、4本の搬出路4a、4b、4c、4dのうちのいずれか3本に供給された3列のトイレットペーパPはガイド17によってガイドされて減列搬出路6に誘導され、互いに近接した状態に整列させられる。
モータM2はその出力軸と同軸に連結された軸部21が各制御コンベア10の駆動ホイール22及び大径のプーリ18をそれぞれ一体回転させるように同軸に連結されている。また小径のプーリ19は各増速コンベア14の駆動ホイール23と同軸に連結されている。
そのため、モータM2の回転によって制御コンベア10及び増速コンベア14を連動させると共に増速コンベア14の送り速度を制御コンベア10の送り速度より増大させている。
なお1組のトイレットペーパPが2段の場合には等間隔、例えば180°間隔に2本、3段の場合には例えば120°間隔で3本連結されてもよい。或いは1本のプッシャロッド28を設けてトイレットぺーパPが2段の場合には2回転(720°)、3段の場合には3回転(960°)させることで同期送りさせてもよい。更に周回手段25の1回転を1組のトイレットペーパP群の搬送に対応させたが、周回手段25に複数本のプッシャロット28を所定間隔で設け、周回手段25の1回転で2組または3組のトイレットペーパP群を順次送り出すよう対応させても良い。
その周回運動において、プッシャロッド28はトイレットペーパ送り方向後方側のプーリ26aを介して第一及び第二搬送部3、7間の空間Sから上方に回動することで、第二搬送部7のいずれか3本の搬出路4に受け渡された3列のトイレットペーパPを同時に前方に押し出す。そして、送り方向前方側のプーリ26bを介して図2に示す第二搬送部7の切断空間7aを通って下方に回動する。
このときのプッシャロッド28の予め設定した基準角度をθ0とし、実際の測定値θaとの差異に応じて制御コンベア10の速度を調整することで、空間Sにプッシャロッド28が到達する時点でのトイレットペーパPの位置との誤差即ち干渉をなくすようにする。
また、トイレットペーパPを連続搬送している場合には一列のトイレットペーパPが搬出路4に移送された後、プッシャロッド28が空間S内に進入して一列のトイレットペーパPの後端を押すように制御コンベア10の速度を増減補正する(連続供給中補正という)。この場合の制御コンベア10の速度の増減補正は、一列のトイレットペーパPの個数(行数)によって相違する。
このように、感知センサ13でトイレットペーパP検知時におけるプッシャロッド28の周回角度測定値θa及び予め設定した基準角度θ0の差異(θ0−θa)と、一列のトイレットペーパPの個数及び各制御コンベア10の連続走行速度または停止位置との関係で、各対の制御コンベア10の速度を補正制御するように、制御装置32で各モータM2の速度を調整する。
制御装置32において、制御演算手段(CPU)33には入力手段34と記憶手段35が接続されている。入力手段34は、トイレットペーパP等の搬送すべき製品の種類、その寸法、搬送列数、減列数、行数即ち一列の製品の個数、包装時の積層段数、プッシャロッド28の周回速度即ち第二搬送部7での製品の押し出しタイミング等をそれぞれ設定入力する。
即ち、各コンベア2a〜2d毎(1列〜4列)にプールセンサ11及びタイマT2,下限センサ12及びタイマT1、感知センサ13を備え、更に各一対の制御コンベア10、10を駆動、停止させるモータM2を備えている。
また、各コンベア2a〜2dの列には、感知センサ13によるトイレットペーパPの先端位置検知に同期するエンコーダ30によるプッシャロッド28の測定角度θaと基準角度θ0との差から各モータM2の駆動速度即ち各制御コンベア10の速度を補正制御(連続供給中補正という)する同期作動手段36と、第一搬送部3の1のコンベア2における搬送状態のトイレットペーパPを有する制御コンベア10への停止信号の出力と感知センサ13による位置検知信号とを受けてモータM2の駆動速度即ち制御コンベア10の速度を減速補正(停止減速中補正という)してトイレットペーパP列を所定位置に停止させる駆動停止手段38とが制御演算手段33に接続されている。
また、プールセンサ11及びタイマ11aと下限センサ12及びタイマ12aとからの信号を受けて、第一搬送部3における各コンベア2が次回のトイレットペーパPを搬送できるか否かの起動信号を出力する起動可否確認手段37が、制御演算手段33に接続されている。しかも制御演算手段33は制御コンベア10のモータM2に接続されていてモータM2が実際に駆動しているか否かを検出している。
また、第一搬送部3における4列のコンベア2a〜2dにおけるトイレットペーパPに関し、いずれか一つのコンベア2におけるトイレットペーパPの駆動停止判断を行って停止列信号を制御演算手段33に出力する停止列判断手段41と、これとは別の停止状態にあるコンベア2におけるトイレットペーパPを起動させるための起動列信号を制御演算手段33に出力する起動列判断手段42とを備えている。
停止列判断手段41では、前回停止していたコンベア2が実際に動いているか否かを確認して次回停止すべき別のコンベア2に停止させるための信号を出力する。
起動列判断手段42では停止状態から起動すべき別のコンベア2用の制御コンベア10のための起動信号を起動可否確認手段37で確認した場合には記憶手段35で記憶した一のコンベア2用の制御コンベア10を停止すべきものとして選択し、書き換える。起動信号を起動可否確認手段37で確認できない場合には上述した停止状態の別のコンベア2用の制御コンベア10を停止すべき制御コンベア10として記憶手段35の情報をそのままに維持する。
これにより、これら2つの判断手段41、42では、4列のコンベア2a〜2dに関し、搬送状態から停止すべきトイレットペーパPの制御コンベア10と停止状態から起動すべきトイレットペーパPの制御コンベア10とを1組のトイレットペーパP群の搬送毎に順次変更するように制御する。
起動すべき制御コンベア10の起動信号を確認できない場合には、停止状態の別のコンベア2の制御コンベア10をそのまま停止すべき制御コンベア10と設定し、次回停止予定の一のコンベア2の制御コンベア10を停止させずに駆動状態に維持する。
図4乃至図6のタイミングチャートと図7乃至乃至図11のフローチャートに沿って説明する。図7はメインフローチャート、図8乃至図11はサブルーチンチャートである。
先ず、図示しないトイレットペーパPの製造装置で順次製造されるトイレットペーパPは例えば所定長さ毎に切断されて減列型製品供給装置1に供給される。減列型製品供給装置1では、複数のトイレットペーパP群が第一搬送部3に設けた例えば4列のコンベア2a〜2dに順次配分され、コンベア2a〜2dはモータM3によって常時駆動して各列のトイレットペーパP群を互いに当接させる状態で下流側の制御コンベア10方向に搬送させる。
ここで、図7のメインフローに示すように、減列型製品供給装置1の入力手段34から予め製品の種類、搬送列数、行数、段数、減列数等の各種の入力値を設定する(ステップ101)。なお、本第一の実施形態では、包装すべき1組のトイレットペーパPは1列3行(3個)×3列×1段とする。
また、第一搬送部3で停止させる一のコンベア2の一列のトイレットペーパPを制御コンベア10で減速停止させる際、一列の先端のトイレットペーパPを感知センサ13で検知したときの周回手段25におけるプッシャロッド28の角度θaと理論上の角度θxとの差異に基づき、制御コンベア10を駆動停止手段38で減速させてトイレットペーパPを空間Sの所定位置、即ちプッシャロッド28の停止角度θsに対応する所定位置で停止させる(図12参照:停止減速中補正)。この停止位置はハの字形の増速コンベア14、14の間に先頭のトイレットペーパPが進入した非接触位置である。
そして、横軸において、軸部21(プッシャロッド28の角度0°)から停止位置(同じく角度θs)までの距離をL1とし、軸部21(角度0°)から感知センサ13(角度θx)までの距離をL2とした場合、感知センサ13から停止位置までの距離は(L1-L2)となる。なお、図12でL1、L2は面積で示す。
そして、感知センサ13から停止位置までの角度はθs−θxとなる。そのため、
θs−θx:θs=√(L1−L2):√(L1)
となる。
従って、θx=θs{1−√(L1−L2)÷√(L1)}
となる。
これら補正演算(ステップ102)に基づいて、連続供給中補正と停止減速中補正を行うことで第一搬送部3中の3列の制御コンベア10を連続して移動させ、他の1列の制御コンベア10を減速停止させる。停止すべきコンベア2の制御コンベア10と起動すべきコンベア2の制御コンベア10は予め設定され、停止列判断手段41と起動列判断手段42とから包装する組毎に毎回、停止列信号と起動列信号として制御演算手段33に出力される。
これによって、減列した3列の各トイレットペーパPは連続的に周回運動するプッシャロッド28に干渉することなく空間Sを通過して第一搬送部3から第二搬送部7に移送された後にプッシャロッド28で押動可能になる。
他方、減列停止するコンベア2のトイレットペーパPは周回運動するプッシャロッド28に干渉することなく制御コンベア10から先端が空間Sの所定位置で突出停止して一対の増速コンベア14、14間近傍に非接触で保持される。これによって再起動した際に他の2列の連続走行するトイレットぺーパPに追いついて同期走行できる。
そして、ステップ103(起動可否判断フロー)で減列型製品供給装置1が起動可能か否かを判断する。即ち、各コンベア2a〜2dにおいて、下限センサ12及びプールセンサ11でそれぞれトイレットペーパPを検知し且つタイマー12a,11aで所定時間T1、T2継続して検知状態を維持できた場合に各制御コンベア10の起動が可能であると判断し、起動信号をONにする(図4参照)。そして、ステップ104の制御コンベア10の動作要求フローにおいて、各制御コンベア10の動作要求信号をON状態に維持する。
ステップ105〜107において、次に起動すべきコンベア2における停止状態の制御コンベア10の起動信号を起動可否確認手段37で判断し(起動判断)、起動可であればモータM2によって起動させる。また停止列判断手段41によって次に停止すべきコンベア2の制御コンベア10の停止すべきかを判断し(停止判断)、モータM2によって減速停止させる。
こうして起動判断と停止判断を前後して行い、連続作動する2列分の制御コンベア10、10と、起動及び停止する他の2列の各制御コンベア10、10とを順次切り換える。この切り換え手段を仮想クラッチ(による切り換え)と定義する。
本実施形態では、図5に示すように、制御コンベア10によって先ず最初の1組ではコンベア2a〜2cの各トイレットペーパP列を起動させて搬送すると共に、コンベア2dのトイレットペーパP列を停止させる。次の回ではコンベア2dのトイレットペーパP列をコンベア2b、2cの搬送状態のものに同期するよう起動させ、コンベア2aのトイレットペーパPを停止させる。こうして各コンベア2における制御コンベア10の起動と停止を順次切り換える。そして各コンベア2a〜2dのトイレットペーパPは3列からなる減列状態を維持しながら各制御コンベア10によってそれぞれ搬送される。
まず、ステップ103の起動可否判断フローについて図8のフローチャートに沿って説明する。各作動状態のコンベア2a〜2dについて、下方の各下限センサ12がトイレットペーパPを検知してONし(ステップ201)、その状態でタイマー12aが起動して所定時間T1が経過する(ステップ202)。この場合、各コンベア2a〜2dが作動状態であれば、各トイレットペーパPが搬送状態または停止状態のいずれでも連続して供給されていることを確認する。
次に、後方のプールセンサ11によって各コンベア2a〜2d上のトイレットペーパPを検知してONし(ステップ203)、その状態でタイマー11aが起動して所定時間T2が経過する(ステップ204)。この場合も、各コンベア2a〜2dが作動状態であれば、各トイレットペーパPが搬送状態または停止状態のいずれでも連続して供給されていることを確認する。
なお、その後、下限センサ12がOFFになるとトイレットペーパPが搬送されていないと判断して起動信号をOFFにする(ステップ208)。そして、その列の制御コンベア10は搬送不可能状態と判断する。
先ず、図9に示す起動判断フローにおいて、図6のタイミングチャート及び図8のフローにおける各起動信号ONが出力された後、4本のコンベア2a〜2dにおける制御コンベア10の動作要求ON状態か否か、供給装置32(複数のコンベア2を全て含む)が起動判断タイミングであるか否かを確認する(ステップ301)。
NOの場合には、起動させる必要がないからメインフローに戻る。YESの場合、全列のコンベア2a〜2dにおける各制御コンベア10について、全て仮想クラッチ接続要求OFFが出ている場合(ステップ302)には、運転開始時として、初期に起動する列の仮想クラッチ接続要求をONにして(ステップ303)減列するトイレットペーパPを起動可能とし、初期停止列フラグを設定する(ステップ311)。他方、仮想クラッチ接続要求OFFを出していない場合(ステップ302)には、供給装置32は運転中で減列するトイレットペーパPを切り換え可能状態になっている。
ここで、制御装置32の起動時には、図6に示すようにコンベア2a、2b、2cの制御コンベア10、10を作動させる。
変速駆動機構16では、モータM2を駆動源とする各制御コンベア10、10の作動に連動して各増速コンベア14、14をより高速作動させ、各コンベア2a、2b、2cのトイレットペーパPの列を第二搬送部7の搬出路4a、4b、4cに移送する。増速コンベア14で高速化されたトイレットペーパPは後続の組のトイレットペーパPから空間Sで分離される。
そして、空間Sに先頭のトイレットペーパPが突出する際に感知センサ13でこれを検知し、これに応じてエンコーダ30で各周回手段25のプッシャロッド28の角度θaを検知する。角度θaが理論角度θxと差異がある場合には同期作動手段36で各制御コンベア10の速度を連続供給中補正し、各コンベア2a、2b、2cのトイレットペーパPの列が搬出路4a、4b、4cに移送された後でプッシャロッド28が空間Sから浮上して周回し、その後端を押す。
また、図5、図6に示すように、起動するコンベア2dの制御コンベア10、10の次回の組のトイレットペーパPは、連続駆動している制御コンベア10の次回の組のトイレットペーパPより早く制御コンベア10で起動開始する。
これによって、4列のうち1列の制御コンベア10や変速駆動機構16やコンベア2等に不具合があっても減列搬送を確実に行える(図6参照)。
このようにして、順次、停止すべきコンベア2a〜2dと停止状態から起動すべきコンベア2a〜2dを順次仮想クラッチで切り換えしながら減列搬送できる。
先ず、ステップ301と同様に各コンベア2a〜2dにおける制御コンベア10、10について動作要求ONが出力されたか否かを判断し(ステップ401)、NOの場合には制御コンベア10を駆動させる必要がないので、全仮想クラッチ接続をOFFにする(ステップ402)。ステップ401で動作要求がなされた(YES)場合には、タイミングチェックして(ステップ403)、停止判断すべきタイミングか否かを判別し(ステップ404)、停止判断のタイミングでなければ図7のメインフロー(ステップ107)に戻る。
ここで、停止させるコンベア2aの制御コンベア10は先頭のトイレットペーパP先端を感知センサ13で検知してプッシャロッド28の角度θaを測定して、駆動停止手段38で制御コンベア10、10を停止減速中補正して先頭のトイレットペーパPの先端を増速コンベア14,14間近傍のプッシャロッド28に干渉しない所定位置に停止させる。停止するトイレットペーパPの列は、減速補正後の停止によって停止信号発生時より前方に進行して正確な停止位置に停止する。そのため、次回起動する際に、加速速度を大きくしなくても(且つ他の2列のコンベア2b、2cのトイレットペーパ列より早いタイミングで起動するため)他の2列のコンベア2b、2cのトイレットペーパ列に早期に追いついて同期して定速搬送できる。これにより、起動加速時の制御コンベア10のスリップを防止できる。
なお、ステップ406でコンベア2dの制御コンベア10が起動状態でない(NO)と判断した場合には、図9の起動判断フローで先にコンベア2dの制御コンベア10について起動判断しているため、異常と判断して(ステップ408)全てのコンベア2a〜2dの仮想クラッチ接続要求OFF(ステップ402)に制御して制御コンベア10を停止させる。
減列型製品供給装置1の作動OFFにする場合、まず次の工程、ここでは包装工程の動作要求があるか否かを判別する(ステップ501)。動作要求がある場合(YES)、全列の制御コンベア10、…が既に停止状態か否かを判別する(ステップ502)。全列停止中である場合には運転開始時として、全列の制御コンベア10、…の動作要求を出力(ON)し(ステップ503)、メインフロー(ステップ105)に戻る。ステップ502で全列の制御コンベア10、…が停止状態でない(NO)場合には、供給装置1が運転中と判断してそのままメインフロー(ステップ105)に戻る。
次に2列の組について1段を1組として包装するか否かを判別し(ステップ506)、2列1段の場合には制御コンベア10、…の動作要求OFFを出力し(ステップ507)、制御コンベア10、…の次の動作を行わずに終了する。
また、ステップ505で2列運転中でない(NO)場合には上述のように3列運転と認定する。次に3列1段を1組として包装するか否かを判別し(ステップ509)、3列1段の場合には起動判断タイミングを越えているか否かを判断して(ステップ510)、超えている場合(YES)には、制御コンベア10,10の動作要求OFFとする(ステップ511)。
動作要求OFFの場合、停止判断ルーチンで全列のクラッチ接続要求がOFFになり、各制御コンベア10が停止する。
次に停止状態のコンベア2aの制御コンベア10が起動し、その起動を確認してコンベア2bの制御コンベアが減速停止する。なお、コンベア2aの制御コンベア10、10の起動を確認する際、コンベア2aのモータM2からの信号を確認できない場合には異常と判断して、全てのコンベア2の制御コンベア10を作動停止させる。
このような動作を順次繰り返して3列2段を1組としたトイレットペーパPの減列搬送を行い、次工程で包装を行う。
また、トイレットペーパ列に関し減列停止させる列の停止のための減速開始に先だって停止状態の列が起動できるか否かの起動信号を確認すると共に、起動信号を確認できない場合には減列停止させる列の減速・停止を行わずに連続搬送させるから、確実に所要列の減列搬送を行える。
しかも起動加速に先立つ停止に際し、次第に減速走行させることでトイレットペーパ列を第一搬送部3における制御コンベア10,10より突出した第二搬送部7における増速コンベア14、14近傍のプッシャロッド28に干渉しない位置に保持できると共に、停止位置を減速搬送によって増速コンベア14、14近傍に設定するため、次の起動加速時に急加速させることなく他の連続搬送トイレットペーパ列に早期に追いついて同期搬送できて次の工程にスムーズに供給でき、加速時のトイレットペーパ列にすべりを発生させることがない。
感知センサ13によるトイレットペーパ列先端の検知に同期して周回手段25におけるプッシャロッド28の角度θaを測定することで、制御コンベア10、10の停止減速中補正や連続供給中補正を行うことができ、トイレットペーパ列の連続搬送速度や停止位置の制御を精度良く行える。
更にプールセンサ11及びそのタイマ11aと下限センサ12及びそのタイマ12aによって、後続のトイレットペーパ列を確認しながら連続搬送や起動の可否を判断するので、精度良く次工程への連続供給を行える。
2、2a,2b,2c,2d (連結供給)コンベア(供給路)
3 第一搬送部
4、4a,4b,4c,4d 搬出路
7 第二搬送部
10 制御コンベア
11 プールセンサ(第二検知センサ:検知センサ)
11a、12a タイマ
12 下限センサ(第一検知センサ:検知センサ)
13 感知センサ
14 増速コンベア
16 変速駆動機構
25 周回手段
28 プッシャロッド(プッシャ部材)
30 エンコーダ(測定器)
32 制御装置
34 入力手段
36 同期作動手段
37 起動可否確認手段
38 駆動停止手段
39 駆動制御手段
M1、M2、M3 モータ(駆動源)
P トイレットぺーパ(製品)
S 空間
Claims (5)
- 複数の製品をそれぞれ搬送する供給路を複数列設けた第一搬送部と、前記各供給路の製品をそれぞれ受け取る複数の搬出路を備えた第二搬送部と、前記各供給路にそれぞれ設けられていて当該各供給路の製品を前記第二搬送部の搬出路側に送り出す制御コンベアと、前記供給路から送り出された製品を前記制御コンベアより高速で前記搬出路に移送する増速コンベアとを備え、
前記制御コンベアによって前記第一搬送部の各供給路をそれぞれ搬送される製品の一部を停止させると共に他の供給路の製品を第二搬送部に受け渡すようにし、前記第一搬送部で製品を停止させる一部の供給路を変更しながら他の供給路の製品を第二搬出路に受け渡すようにした減列型製品供給装置であって、
いずれかの前記第一搬送部の供給路における製品の駆動停止判断を行って前記制御コンベアの停止信号を出力する停止列判断手段と、
予め設定された停止すべき製品を停止信号発生時よりも前方に進行して停止させる駆動停止手段と、
前記第一搬送部の各供給路に設けられていて各製品が停止状態または搬送状態であることを検知する検知センサと、
該検知センサからの信号によって前記第一搬送部の各供給路における制御コンベアの起動の可否を判断する起動可否確認手段と、
前記停止列判断手段から出力された次回停止すべき製品の供給路の制御コンベアの情報と前記起動可否確認手段で確認した制御コンベアの起動信号との関係から次回起動すべき製品の供給路の制御コンベア及び次回停止すべき製品の供給路の制御コンベアを設定する起動列判断手段とを備え、
停止状態の製品を起動させる際に、当該停止状態の製品は他の供給路を連続搬送される他の製品より早いタイミングで前記制御コンベアによって起動して、前記他の供給路の製品に同期して前記第一搬送部から第二搬送部へ移送されるようにしたことを特徴とする減列型製品供給装置。 - 前記第二搬送部の各搬出路に移送された製品を押し出すプッシャ部材を備えていて、
前記駆動停止手段によって停止させられる製品は、前記制御コンベアの減速した後の停止によって前記増速コンベア近傍であって前記プッシャ部材に干渉しない位置に停止させられるようにした請求項1に記載の減列型製品供給装置。 - 前記プッシャ部材を保持していて、前記第一搬送部と第二搬送部の間の空間を通過して周回運動させて第二搬送部に移送された製品を前記プッシャ部材によって更に前方に移動させる周回手段と、
前記各制御コンベアの下流側に配設されていて各供給路における製品の通過を検出する感知センサと、
該感知センサによる製品の検出信号に対応して前記周回手段によるプッシャ部材の周回角度を検出して、前記プッシャ部材が第二搬送路の各搬出路上に移送された製品を押動するよう同期させるべく前記制御コンベアによる各製品の搬送速度を補正する同期作動手段と、
前記感知センサによる製品の検出信号に対応して前記周回手段によるプッシャ部材の周回角度を検出して、停止すべき製品の減速を行う前記制御コンベアによる減速速度を補正する前記駆動停止手段とを
備えている請求項2に記載の減列型製品供給装置。 - 前記第一搬送部には各供給路上の製品を検知する前記検知センサが備えられていて、該検知センサが所定時間継続して検知状態を維持するときに前記制御コンベアを起動させるようにした請求項1乃至3のいずれかに記載の減列型製品供給装置。
- 製品の減列搬送がOFF作動された際に、駆動制御手段によって、第一搬送部で選択された複数の供給路中に位置する1組の製品群を第二搬送部に受け渡した後で前記各供給路の制御コンベアの作動を終了させるようにした請求項1乃至4のいずれかに記載の減列型製品供給装置。
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