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JP4933966B2 - 軒樋止まり及び軒樋の接続構造 - Google Patents
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JP4933966B2 - 軒樋止まり及び軒樋の接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、軒樋止まり及び軒樋の接続構造に関する。
建物に降る雨水を集めて流すために、軒樋を建物等の高所等に設置することが行なわれる。そして、この軒樋の端部を閉塞するために軒樋止まりが用いられる。軒樋止まりを軒樋の端部に装着することで、雨水の流出を防ぐことができる。軒樋止まりは装着後に軒樋から脱落せずにしっかりと装着できることが望まれる。そのため、軒樋と接触する軒樋止まりの接続部分に接着剤を塗布したりする。
例えば、特許文献1には、外取付片と内取付片とから形成される隙間を軒樋嵌合部として有する止まり部材において、止まり部材の軒樋嵌合部の内取付片先端に外方に傾斜するテーパー部を設けた部材が開示されている。このような止まり部材とすることで、止まり部材からの接着剤のはみ出しを無くし、接着剤のはみ出しによる外観上の不具合を起こすことを防止することができる。
特開2003−314002号公報。
しかし、軒樋止まりを軒樋に装着する際に接着剤の接着力に依存するだけでは不十分である。そこで、本発明は、軒樋の端部に確実に装着できる軒樋止まりを提供することを主な目的とする。
まず、本発明は、前耳部と後耳部とを有する軒樋の端部に装着される軒樋止まりであって、天板と、前記軒樋の端部周縁に沿って前記天板に立設した内周壁と、前記前耳部と係合する前耳係合部と、前記後耳部と係合する後耳係合部と、を備え、前記前耳係合部は、内側から外側に向かって略L字状に折り曲がって延設された前耳被覆部と、該前耳被覆部の下方に設けられた前耳保持片とによって、前記前耳部を上下から保持し、かつ前記前耳被覆部の下方に略垂直方向に立設された前耳ガイド部によって、前記前耳部が前記前耳被覆部と前記前耳保持片との間に導入される構造であり、前記後耳係合部は、内側から外側に向かって延設された後耳被覆部と、該後耳被覆部の下方に設けられた逆略L字形状である後耳保持片とによって、前記後耳部を上下から保持する構造である軒樋止まりを提供する。
本発明に係る軒樋止まりは、軒樋の前耳と係合する前耳係合部と、前記軒樋の後耳と係合する後耳係合部と、をそれぞれ備える。これによって、軒樋の前耳と後耳とをそれぞれ係合することができるため、軒樋止まりを軒樋の端部に確実に装着することができる。
次に、本発明は、前記前耳ガイド部と前記後耳被覆部は、前記内周壁と一体とする軒樋止まりを提供する。内周壁は軒樋の端部周縁に沿って立設されており、この内周壁に前耳ガイド部と後耳被覆部とを一体とすることで、強度性をより向上させることができる。
そして、本発明は、前記前耳被覆部の略L字状の下方への折れ曲がり長が、前記前耳ガイド部と前記前耳被覆部との設置距離よりも長い軒樋止まりを提供する。
前期被覆部の折れ曲がり長が、前耳ガイド部と前記被覆部との設置距離よりも長くすることで、軒樋止まりの天板に降った雨(特に、建物側からの斜めに降る雨)をより確実に軒樋止り内部から軒樋へと導くことができる。
続いて、前耳部と後耳部とを有する軒樋と、該軒樋の端部に装着される軒樋止まりからなる軒樋の接続構造であって、前記前耳部は、前記軒樋止まりの前耳ガイド部により、前記軒樋止まりの前耳被覆部と前耳保持片の間に導入されて、前記前耳被覆部と前記前耳保持片とによって上下から保持され、前記後耳部は、前記軒樋止まりの後耳被覆部と、後耳保持片とによって上下から保持される構造である軒樋の接続構造を提供する。
軒樋の前耳部と後耳部にそれぞれ対応する、前耳係合部と後耳係合部を軒樋止まりに設けることで、軒樋の前耳と後耳をそれぞれ係合させることができる。その結果、軒樋と軒樋止まりとを確実に接続することができる。
本発明に係る軒樋止まりによれば、軒樋の端部に確実に装着することができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明に係る軒樋止まりの好適な実施形態について説明する。なお、添付図面に示された各実施形態は、本発明に係わる代表的な実施形態の一例を示したものであり、これにより本発明の範囲が狭く解釈されることはない。
図1は、本発明に係る軒樋止まりの一実施形態の正面図である。図2は、同実施形態の上面図である。図3は、同実施形態の左上方視斜図である。図4は、同実施形態の右上方斜視図である。図5は、同実施形態の軒樋止まり1に軒樋2を接続した状態の斜視図である。
図1の符号1は、軒樋止まり1を示している。該軒樋止まり1は、天板11と、前記軒樋の端部周縁に沿って前記天板に立設した内周壁12と、前記前耳部と係合する前耳係合部13と、前記後耳部と係合する後耳係合部14と、を備えている。前記軒樋止まり1は、前記軒樋2に装着される。
軒樋2は、前耳部21と後耳部22とを備えている。軒樋止まり1を軒樋2に装着する場合、前記前耳部21を前記前耳係合部13に係合させ、前記後耳部22を前記後耳係合部14に係合させることで、軒樋止まり1を軒樋2に確実に装着させることができる。
前耳係合部13は、内側から外側に延設された前耳被覆部131と、該被覆部の下方に設けられた前耳保持片132とによって、前記前耳部21を上下から保持し、かつ前記前耳被覆部131の下方に略垂直方向に立設された前耳ガイド部133によって、前記前耳部21が前記前耳被覆部131と前記前耳保持片132との間に導入される構造である。
前耳ガイド部133によって、軒樋の前耳部21を前耳被覆部131と前耳保持片132の間に速やかに導入することができる。そして、導入された前記軒樋の前記前耳部21を、前記前耳被覆部131と前記前耳保持片132とで上下から保持する構造であるため、前記前耳部21を確実に保持できる。
本発明では、前記前耳ガイド部133によってのみガイド機能を発揮するものに限定されない。即ち、前記前耳被覆部131、前記前耳保持片132、前記前耳ガイド部133の3つの部位によって、前記軒樋の前記前耳部21を導く(ガイドする)こともできる。軒樋止まり1を軒樋2に容易に装着できるため、作業容易性を高めることができる。その結果、高所での軒樋止まり1の装着作業等も容易に行なうこともできる。
また、前耳部21の領域は、軒樋として使用する際には建物の外方に向かって設置される。従って、外方向から勢いよく雨水が降り注ぐことが多い(例えば、図1の矢印X1、X2参照)。本発明では、軒樋2に対する雨水の主なる進入方向も考慮しているため、雨水の浸入や溢れ出し等を効果的に防止することもできる。
前耳被覆部131を、少なくとも前記前耳保持片132と前記前耳ガイド部133よりも上方に設けることで、特に、軒樋止まり1の上方(例えば、矢印X1,X2方向)からの雨水の浸入を防止できる。そして、前記前耳被覆部131を、内側から外側に向かって略L字状の形状とすることで、ガイド性だけでなく雨水の侵入をも防止することができる。前記前耳被覆部131は、矢印X1方向に対して略L字状の折り曲げ面を形成した形状であるが、このような構造とすることで、特に前記X1方向からの雨水を効率よく軒樋2の内部へ流し込むことができる。
また、前記前耳保持片132は、正面視、内側から外側に向かって略L字状に折り曲げられた形状であることが望ましい(図1参照)。これにより、軒樋止まり1の側方(例えば、矢印X3方向)からの雨水の侵入を防止できる。さらに、前記前耳保持片132は、天板11の外周に沿った傾斜で折り曲げられた形状とすることもできる(図1参照)。前記前耳保持片132は、矢印X3方向に対して折り曲げ面を形成した形状である。このような形状とすることで、側方から降り注いだ雨水を下方へと流し、雨水の浸入を防止すること等ができる。加えて、前耳ガイド部133を略垂直方向に立設させることでも、雨水の浸入を防止する効果を得ることもできる。
前記後耳係合部14は、前記軒樋2の前記後耳部22を、後耳被覆部141と、後耳保持片142とで上下から保持する構造であるため、前記後耳部22を確実に保持できる。前記後耳保持片142は逆略L字状であるため、軒樋2の後耳部22をより滑らかに導入することができ、導入後はしっかりと前記後耳部22を保持できる。
特に、内周壁12と後耳被覆部141と後耳保持片142とがそれぞれガイドの機能を有するため、前記軒樋2の後耳部22を速やかに所定位置に導入することもできる。従って、容易に軒樋止まり1を軒樋2に装着させることができる。これにより、作業容易性を高めることができる。その結果、高所での軒樋止まりの装着作業等も容易に行なうこともできる。
また、本発明では、前記前耳ガイド部133や前記後耳被覆部141を、前記内周壁12と一体形成することができる。これによって、成型を容易にすることができる。そして、軒樋止まり1の端部周縁に沿って設けられた内周壁12と一体形成することで、前記前耳ガイド部133や前記後耳被覆部141の強度を向上させることができる。
また、本発明では、軒樋2の外周壁に長手方向に走る凹部Lを設け、この凹部Lと当接する軒樋止まり1の接触部位を設けることができる。軒樋2の外周壁の凹部Lと、前記軒樋止まり1の接触部位とが装着時に重ね合わさるため、ガイドレールとして機能させることもできる。前記軒樋2の外周壁は設置時に外部から視認できるため、このような部位に凹部Lを走らせることで意匠性の向上にも資することができる。
例えば、軒樋2の前耳部21の近傍に凹部Lを設ける。そして、軒樋止まり1を軒樋に装着する際に前記凹部Lに当接する接触部位として、前記前耳ガイド部133に曲面部Lを設けること等ができる。これによって、前記凹部Lが前耳ガイド部133の曲面部Lに当接することで、よりガイド性を高めることができる。
本発明に係る軒樋止まりの一実施形態の正面図である。 同実施形態の上面図である。 同実施形態の左上方斜視図である。 同実施形態の右上方斜視図である。 同実施形態に軒樋を接続した状態の斜視図である。
符号の説明
1 軒樋止まり
11 天板
12 内周壁
13 前耳係合部
14 後耳係合部
131 前耳被覆部
132 前耳保持片
133 前耳ガイド部
141 後耳被覆部
142 後耳保持片
2 軒樋
21 前耳部
22 後耳部
L 凹部
0 曲面部

Claims (4)

  1. 前耳部と後耳部とを有する軒樋の端部に装着される軒樋止まりであって、
    天板と、前記軒樋の端部周縁に沿って前記天板に立設した内周壁と、前記前耳部と係合する前耳係合部と、前記後耳部と係合する後耳係合部と、を備え、
    前記前耳係合部は、内側から外側に向かって略L字状に折り曲がって延設された前耳被覆部と、該前耳被覆部の下方に設けられた前耳保持片とによって、前記前耳部を上下から保持し、かつ前記前耳被覆部の下方に略垂直方向に立設された前耳ガイド部によって、前記前耳部が前記前耳被覆部と前記前耳保持片との間に導入される構造であり、
    前記後耳係合部は、内側から外側に向かって延設された後耳被覆部と、該後耳被覆部の下方に設けられた逆略L字形状である後耳保持片とによって、前記後耳部を上下から保持する構造である軒樋止まり。
  2. 前記前耳係合部の前記前耳ガイド部と前記前耳被覆部は、前記内周壁と一体であることを特徴とする請求項1に記載の軒樋止まり。
  3. 前記前耳被覆部の前記略L字状の下方への折れ曲がり長が、前記前耳ガイド部と前記前耳被覆部との設置間隔よりも長いことを特徴とする請求項1又は2に記載の軒樋止まり。
  4. 前耳部と後耳部とを有する軒樋と、該軒樋の端部に装着される軒樋止まりからなる軒樋の接続構造であって、
    前記前耳部は、前記軒樋止まりの前耳ガイド部により、前記軒樋止まりの前耳被覆部と前耳保持片の間に導入されて、前記前耳被覆部と前記前耳保持片とによって上下から保持され、
    前記後耳部は、前記軒樋止まりの後耳被覆部と、後耳保持片とによって上下から保持される構造である軒樋の接続構造。
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