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JP4938487B2 - 画像形成システム - Google Patents
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本発明は、画像形成システムに関する。
特許文献1には、画像形成の終了した転写材に対して綴じ処理(後処理)を施す綴じ処理手段(後処理手段)を備え、綴じ処理をすることが不可能なときには、綴じ処理を行わずに、転写材をそのまま機外の排紙トレイに排出する技術が開示されている。
特開平11−189365号公報
しかし、転写材に写真画像等のカラー画像が形成された場合には、転写材間の摩擦力が低下して転写材同士がすべりやすくなり、綴じ処理手段から綴じ処理を行わない転写材をそのまま排紙トレイに排出すると、排出時に転写材がバラバラになって、転写材の詰まり等の搬送不良を生じてしまうという問題があった。
本発明は、後処理手段で後処理を行わない転写材について搬送不良を発生させずに容易に取り除くことができる画像形成システムを得ることを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、転写材に画像形成を行う画像形成手段と、画像形成後の転写材に後処理を施す後処理手段と、前記後処理手段に積載される転写材の枚数をカウントして所定枚数を超えたか否かを検知する積載枚数カウント手段又は積載された転写材の厚みが所定の厚みを超えたか否かを検知する厚みオーバー検知手段と、転写材を搬送する搬送手段とを備え、積載枚数カウント手段によって得られたカウント枚数が所定枚数を超えた場合又は厚みオーバー検知手段が所定の厚みを超えたことを検知した場合には画像形成動作を停止すると共に搬送経路内に転写材が残っている場合には残った転写材を前記後処理手段まで搬送する画像形成システムであって、前記積載枚数カウント手段によって得られたカウント枚数が所定枚数を超えた場合又は前記厚みオーバー検知手段が所定の厚みを超えたことを検知した場合には前記後処理手段内に残った転写材を取り除く旨の表示を行う表示部を備えた操作パネルと、前記後処理手段内の転写材が取り除かれたか否かを判断する転写材検知手段と、待機中のジョブを解除する待機ジョブ解除手段とを有し、前記積載枚数カウント手段によって得られたカウント枚数が所定枚数を超えた場合又は前記厚みオーバー検知手段が所定の厚みを超えたことを検知した場合であってかつ前記転写材検知手段により前記後処理手段内の転写材が取り除かれたことを検知した場合には待機中のジョブを解除することを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の画像形成システムにおいて、さらに前記積載枚数カウント手段が検知する前記所定枚数及び前記厚みオーバー検知手段が検知する前記所定の厚みはそれぞれ変更自在であることを特徴とする。
本発明によれば、後処理手段に積載された転写材が所定の枚数又は所定の厚みを超えた場合には、画像形成動作を停止し、搬送経路内に転写材が残っている場合には残った転写材を後処理手段まで搬送しているので、後処理手段に搬送されてきた転写材を後処理手段から排出することで、後処理を行わない転写材について搬送不良を発生させずに容易に取り除くことができる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の第1実施の形態を詳細に説明する。尚、図1は本発明の第1実施の形態に係る画像形成システムの概略断面図、図2はスティプル処理トレイを用紙搬送面に垂直な方向から見た平面図、図3はスティプル処理トレイとその駆動機構を示す斜視図、図4は本発明に係る画像形成システムの制御ブロック図、図5は綴じ処理を行わない場合の処理を示すフローチャート、図6〜図8はスティプル処理トレイ内の用紙束をシフトトレイへ排出するまでの処理を説明するフローチャートであり、図9〜図12は操作パネルの表示部における表示を示す平面図である。
用紙後処理装置PDは、画像形成装置PRの側部に取付けられており、画像形成装置PRから排出された用紙(転写材)は用紙後処理装置PDに導かれる。用紙は、一枚の用紙に穿孔処理を施すパンチユニット100を有する搬送路Aを通り、上トレイ201へ導く搬送路B、シフトトレイ202へ導く搬送路C、整合及びスティプル綴じ等を行うスティプル処理トレイFへ導く搬送路Dへ、それぞれ分岐爪15及び分岐爪16によって振り分けられる様になっている。
搬送路A及びDを経てスティプル処理トレイFへ導かれ、スティプル処理トレイFで整合及びスティプル等を施された用紙は、偏向手段である分岐ガイド板54と可動ガイド55により、シフトトレイ202へ導く搬送路C、折り等を施す処理トレイG(以下、中折り処理トレイとも称する)へ振り分けられる様になっている。また、中折り処理トレイGで折り等を施された用紙は搬送路Hを通り下トレイ203へ導かれる。また、搬送路D内には分岐爪17が配置されており、用紙後端がこれを通過した後、搬送ローラ9、10、スティプル排紙ローラ11の内少なくとも搬送ローラ9を逆転することによって用紙後端を用紙収容部Eへ導いて用紙を滞留させ、次用紙と重ね合せて搬送できる様になっている。この動作を繰り返すことで2枚以上の用紙を重ね合せて搬送することもできる。
搬送路Aには、画像形成装置から受け入れる用紙を検出する入口センサ301、その下流に入口ローラ1、パンチユニット100、ホッパ101、搬送ローラ2、分岐爪15及び分岐爪16が順次配置されている。ソレノイドをONすることにより、分岐爪15は上方に、分岐爪16は下方に、各々回動することによって、搬送路B、搬送路C、搬送路Dへ用紙を振り分ける。
搬送路Bへ用紙を導く場合は、分岐爪15は図1の状態でソレノイドはOFF、搬送路Cへ用紙を導く場合は、ソレノイドをONすることにより、分岐爪15は上方に、分岐爪16は下方にそれぞれ回動した状態となり、搬送路Dへ用紙を導く場合は、分岐爪16はソレノイドがOFF、分岐爪15はソレノイドをONすることにより、上方に回動した状態となる。
この用紙後処理装置では、用紙に対して、穴明け(パンチユニット100)、用紙揃え
+端部綴じ(ジョガーフェンス53、端面綴じスティプラS1)、用紙揃え+中綴じ(ジ
ョガーフェンス53、中綴じスティプラS2)、用紙の仕分け(シフトトレイ202)、
中折り(折りプレート74、折りローラ81)などの各処理を行うことができる。
画像形成装置PRは、入力された画像データに基づいて感光体ドラムなどの画像形成媒体に光書き込みを行って感光体ドラム表面に潜像を形成し、形成された潜像をトナー現像して用紙に転写し、定着して用紙後処理装置に排紙している。
次に、用紙整合及びスティプル処理を施す処理トレイFの構成について説明する。スティプル排紙ローラ11により処理トレイFへ導かれた用紙は、順次積載される。この場合、用紙毎に叩きコロ12で縦方向(用紙搬送方向)の整合が行われ、ジョガーフェンス53にて横方向(用紙搬送方向と直交する用紙幅方向)の整合が行われる。ジョブの切れ目、すなわち、用紙束の最終紙から次の用紙束の先頭紙までの間で、制御部からのスティプル信号により端面綴じスティプラS1が駆動され、綴じ処理(後処理)が行われる。綴じ処理が行われた用紙束は、ただちに放出爪52aを有する放出ベルト52によりシフト排紙ローラ6へ送られ、受取り位置にセットされているシフトトレイ202に排出される。尚、図中符号64aは前側板、64bは後側板であり、符号310はスティプル処理トレイF上の用紙の有無を検出する紙有無センサである。
次に用紙の放出機構について説明する。放出爪52aは、放出ベルトHPセンサ311によりそのホームポジションが検知される様になっており、この放出ベルトHPセンサ311は放出ベルト52に設けられた放出爪52aによりオン・オフする。この放出ベルト52の外周上には対向する位置に2つの放出爪52aが配置されており、スティプル処理トレイFに収容された用紙束を交互に移動搬送する。また必要に応じて放出ベルト52を逆回転し、これから用紙束を移動する様に待機している放出爪52aと対向側の放出爪52aの背面で、スティプル処理トレイFに収容された用紙束の搬送方向先端を揃えても良い。
放出モータ157により駆動される放出ベルト52の駆動軸には、用紙幅方向の整合中心に放出ベルト52とその駆動プーリ62とが配置され、駆動プーリ62に対して対称に放出ローラ56が配置、固定されている。さらに、放出ローラ56の周速は放出ベルト52の周速より速くなる様になっている。
図4に示す様に、画像形成装置PRの本体制御部21には、用紙に画像形成を行う画像形成手段22、綴じ枚数が処理能力を超えていることを知らせる表示を行う表示手段23、用紙への転写回数をカウントする転写回数カウント手段24、待機中のジョブに実行可能なものがあるか否かを検索するジョブ検索手段25、後処理装置内の転写材検知手段により綴じ処理手段(後処理手段)内の用紙が取り除かれたことを検知した場合に待機中のジョブを解除する待機ジョブ解除手段26が接続されている。
後処理装置PDの後処理装置制御部31には、用紙に綴じ処理を施す綴じ処理手段(スティプル処理トレイ)F、スティプル処理トレイFに積載される用紙の枚数をカウントする積載枚数カウント手段(入口センサ)301、スティプル処理トレイF内の用紙をシフトトレイ202上に排出する制御を行う排出制御手段32、スティプル処理トレイF内の用紙が取り除かれた否かを判断する転写材検知手段(スティプル排紙センサ)305、後処理装置PR内に搬送されてきた用紙をスティプル処理トレイF内に向けて搬送する搬送手段(入口ローラ1、各搬送ローラ2、7、9、10、スティプル排紙ローラ11)が接続されている。
スティプル処理トレイFは複数枚の用紙をスタック可能であり、綴じ処理能力を超えない範囲内の用紙までは、綴じ処理を行った後に用紙束を外部トレイであるシフトトレイ202に排出する。一方、綴じ処理能力を超えてしまった場合には図5のフローチャートに示す様な処理が行われる。すなわち、綴じ処理能力を超えた用紙がスティプル処理トレイFに搬送された場合には、スティプル処理トレイFに搬送された用紙の枚数及び転写回数(両面コピーされた用紙の枚数及び片面コピーされた用紙の枚数)を判断できる装置かを確認する(ステップS11、S12)。
スティプル処理トレイFに搬送された用紙の枚数及び転写回数を判断できる場合には、次のステップS13では、搬送された用紙の枚数及び転写回数が予め決められた回数以上か否かを判断する。ステップS13において、搬送された用紙の枚数及び転写回数が予め決められた回数以内と判断された場合には、後述するスティプル処理トレイFからの自動用紙排出を行う(ステップS14)。この時、予め決められた搬送された用紙の枚数及び転写回数(つまり片面コピーされた用紙の枚数や両面コピーされた用紙の枚数)は本体の操作部などで変更可能である。
尚、搬送された用紙の枚数及び転写回数が予め決められた回数以内にないと判断された場合や、スティプル処理トレイFに搬送された用紙の枚数及び転写回数を判断できない場合には、新規の画像形成動作を禁止すると共に、システム内(画像形成装置+後処理装置)に残った用紙がスティプル処理トレイFへ搬送されるのを待つ(ステップS15〜S17)。例えば、両面コピーが設定された場合において片面コピーが終了した用紙が画像形成装置内にあった場合は、もう片面のコピーは行わずにそのままスティプル処理トレイFへ搬送する。
そして、システム内の用紙がスティプル処理トレイFへすべてスタックされたら、画像形成装置PRの操作部91(図9参照)や出力を行ったパソコンの画面又は画像形成本体の表示部23に綴じ枚数が処理能力を超えていることを知らせる表示を行うと共に図9に示す様に、スティプル処理トレイF内の用紙を取り除く様な表示を行う(ステップS18)。この時、スティプル処理トレイF内の用紙が取り除かれるまで時間がかかる可能性があるため、待機中の次のジョブが出力可能かどうか判断し(ステップS19)、ジョブが出力可能ならばその出力を先に行う様にする(ステップS24、S25)。このジョブの出力中にスティプル処理トレイF内の用紙を取り除く。
スティプル処理トレイF内の用紙が取り除かれた後、現在出力中のジョブをキャンセルするかどうかの判断を求める表示を表示部に行う(ステップS20)。そのジョブをキャンセルするかどうか判断を求める表示を行い、ジョブをキャンセルするか、それともそのままジョブを継続するか選択する(ステップS22、23)。
次に、処理トレイF内に積載された綴じ処理を行わない用紙を自動的にシフトトレイ202に排出する動作を説明する。図6〜図8のフローチャートに示す様に、処理トレイF内の用紙を自動的に排出する場合には、装置内の各ローラ(入口ローラ1、各搬送ローラ2、7、9、10、スティプル排紙ローラ11、12)を回転させる(ステップS31)。そしてソレノイドのONにより分岐爪15が上方に回動する(ステップS32)。次いで、端面綴じスティプラS1がホームポジションを検知した後、綴じ位置へ移動する(ステップS33)。同様に放出ベルト52、ジョガーフェンス53がホームポジションを検知した後、待機位置へ移動する(ステップS34、35)。また分岐ガイド板54及び可動ガイド55はホームポジション(シフトトレイ202に用紙束を搬送する位置)に移動する(ステップS36)。続くステップS37では仕向け地情報を取得する。
そして、入口センサ301を用紙が通過することにより、通過する用紙の枚数と用紙サイズの情報が取得される(ステップS38〜S40)。次いで、スティプル排紙センサ
305を用紙が通過すると(シフト排紙センサ303はOFF)、センサを通過した用紙枚数、用紙サイズ及び仕向け地情報により、用紙の排紙速度を決定する(ステップS41〜S43)。そして用紙が一定の距離だけ搬送されると、搬送速度が減速されて用紙は処理トレイ内へ案内される(ステップS44、S45)。次いで、叩きコロ12が支点12aを中心に叩きSOL(ソレノイド)170によって振り子運動を与えられ、スティプル処理トレイFへ送りこまれた用紙に作用して用紙を後端フェンス51に突き当てる。
次いで、ジョガーフェンス53がジョガーモータ158によりタイミングベルトを介して駆動され、用紙幅方向に往復動する(ステップS46、S47)。そして、用紙が部の最終紙の場合には、次のステップS49に進み、用紙が部の最終紙でない場合はステップS38からステップが繰り返される。
ステップS49においては、ジョガーフェンス53が待機位置から内側に所定量だけ内側に移動して、用紙束の両端揃えを行う。続いて、シフトトレイ202が所定量だけ下降すると共にシフト排紙ローラ6の回転も開始する(ステップS50、51)。そして、放出ベルト52が所定量回転して処理トレイF内に積載された用紙束がシフトトレイ202に排出される。
用紙束がシフト排紙センサ303を通過してシフトトレイ202に排出されると、放出ベルト52が放出位置から待機位置まで移動すると共に、ジョガーフェンス53も待機位置に戻る(ステップS53〜S56)。そして、用紙束がシフト排紙センサ303を通過してから所定時間経過後にシフト排紙ローラ6の回転が停止し、シフトトレイ202が用紙受け入れ位置まで上昇する(ステップS57、S58)。次のステップS59では用紙枚数のカウント値が消去される。続くステップS60において、排出された用紙束がジョブの最終部でない場合は、ステップS38に戻ってS38以降の動作が繰り返される。一方、排出された用紙束が最終部の場合は次のステップS61に進み、端面綴じスティプラS1、放出ベルト52及びジョガーフェンス53がホームポジションへ移動し、装置内の各ローラ(入口ローラ1、各搬送ローラ2、7、9、10、スティプル排紙ローラ11、12)の回転も停止する(ステップS64)。そしてソレノイドのOFFにより分岐爪15が下方に回動する(ステップS65)。
本実施の形態によれば、スティプル処理トレイFに積載される用紙の枚数が所定値を超えた場合には、画像形成動作を停止すると共に装置内の用紙をスティプル処理トレイFに集めてユーザが取り除き可能としている。よって、綴じ処理を行わない用紙をそのまま排出することがなく、搬送不良の発生を防止できる。
スティプル処理トレイFに積載される用紙の枚数が所定値を超えた場合に、スティプル処理トレイFにスッタクされた用紙を取り除く指示だけでなく、その後のジョブをキャンセルできる様になっているので、綴じ処理を複数部設定した場合に、残りのジョブが実行されてスティプル処理トレイFにスタックされることを防止できる。よって、ジョブ毎に用紙束を取り除く作業を行う必要がなく使い勝手が良い。
スティプル処理トレイF内の用紙が取り除かれるまでの間に待機中の次のジョブが出力可能かどうか判断し、ジョブが出力可能ならばその出力を先に行う様にしているので、スタックされた用紙を取り除くまで時間がかかる様な場合であっても、用紙を取り除くまで次のジョブを待つ必要がなく、時間の短縮化を図れる。
綴じ処理を行わず排出動作が必要となったときに、用紙の枚数と複写された回数の情報に基づいて、自動的に用紙をシフトトレイ202へ排出可能か判断しているので、スティプル処理トレイF内の用紙が少ない枚数などの場合には自動的に用紙を機外に排出することで、ユーザの用紙の取り除き作業を省略できる。尚、この場合、自動的に用紙をシフトトレイ202へ排出可能かの判断基準となる用紙の枚数及び複写回数の設定を変更可能としているので、ユーザが使用環境に応じて設定を自在に変えることができる。
次に、第1実施の形態の変形例について説明する。この変形例では、図5に示すフローチャートにおいて、ステップS20の操作部(操作パネル)の表示部23に図10に示す様に、「綴じ処理をする」「綴じ処理をしない」を表示し、操作者が指で何れかに触れるとその処理を実行するものである。
そして、「綴じ処理をしない」を選択した場合(指で触れた場合)には、図11に示す様に、「ジョブをコピーに変更しますか?」と表示し、「はい」を選択すると、次に図12に示す様に、各種の複写形態を表示し、複写形態を選択して指で画面を触れると、その選択した処理を実行する。図11において、「いいえ」を選択した場合には、綴じ処理を行う。尚、図12の「集約コピー」とは、例えば、転写材の片面に2枚又は4枚等の複数の原稿の複写画像を形成することをいう。
この変形例では、操作パネルの表示部には、転写部材を取り除く旨の表示(図9参照)や綴じ処理を行うか否かの表示(図10参照)を行うので、操作性が良い。ジョブ(綴じ処理)を終了して変更する場合には、各種のコピーモードを選択して、操作の続行ができる。特に、両面コピーや集約コピーを選択可能としてあるから、操作者の仕様に応じた選択の自由度が高い。
次に、図13〜図16を参照して本発明の第2実施の形態を説明する。尚、以下に説明する実施の形態では、上述した第1実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には、同一の符号を付することによりその部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では、上述した第1実施の形態と主に異なる点を説明する。
第2実施の形態は、綴じ処理手段Fに積載された転写材の厚みが所定の厚みを越えているか否かを検知し、所定の厚みを超えたことを検知した場合には、上述した第1実施の形態と同様の処理・操作を行うものである。
即ち、図13に示す様に、本実施の形態の画像形成システムの制御ブロックには、第1実施の形態の積載枚数カウント手段301(図4参照)に変えて、綴じ処理手段Fに積載された転写材の厚みオーバーを検知する厚みオーバー検知手段93を設けている。
厚みオーバー検知手段93は、図16に示す様にフォトセンサ97と、遮蔽部材99とから構成されており、図15に示す様に叩きコロ12の駆動軸95に遮蔽部材99が固定されており、遮蔽部材99は駆動軸95の回転と同期して回動する様になっている。遮蔽部材99には所定の領域に切除部(光透過部)98が形成されており、遮蔽部材99の回転角度が大きければフォトセンサ97を遮蔽する(図16(b))。叩きコロ12の駆動毎にフォトセンサ97は遮蔽部材99により遮蔽されると検知信号を発信しないが(図16(b))、叩きコロ12が駆動したときに遮蔽部材99による遮蔽がない(図16(c))と厚みオーバーを検知し、厚みオーバー検知信号を発する。尚、図16(a)は叩きコロ12が初期位置にあるときのフォトセンサ97と遮蔽部材99との位置関係を示している。
制御部が厚みオーバー検知信号を受けると、図14に示す様に、処理フローではステップS96において厚みオーバーと判断し、上述した第1実施の形態と同様に(図5参照)、以下のステップS15に移行し、以下第1実施例1と同様の工程を行う。
この第2実施の形態によれば、第1実施の形態と同様な作用効果を奏するが、特に、一枚の転写材が通常よりも厚みが厚い場合や薄い場合には、転写材の枚数だけでは綴じ処理オーバーか否かを判断できないので、転写材の種類(厚みが異なる)に対応して綴じ処理が可能か否かを判断することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できることは言うまでもない。上述の実施形態では、スティプル処理トレイFからの自動用紙排出を行うか否かの判断は、搬送された用紙の枚数及び転写回数を基準に行っているが、これに限定されず、転写の種別がカラーモードか白黒モードかを判断基準に入れても良い。
上述した実施の形態では、画像形成後の用紙(転写材)に後処理を施す手段として綴じ処理を例に用いて説明したが、これに限らず、後処理は用紙の孔あけや整合処理等の他の処理であってもよい。
本発明に係る画像形成システムの概略断面図である。 スティプル処理トレイを用紙搬送面に垂直な方向から見た平面図である。 スティプル処理トレイとその駆動機構を示す斜視図である。 第1実施の形態に係る画像形成システムの制御ブロック図である。 綴じ処理を行わない場合の処理を示すフローチャートである。 スティプル処理トレイ内の用紙束をシフトトレイへ排出するまでの処理(各ローラの回転が開始してから用紙がスティプル処理トレイに搬送される直前までの処理)を説明するフローチャートである。 スティプル処理トレイ内の用紙束をシフトトレイへ排出するまでの処理(用紙がスティプル処理トレイに搬送されてからシフトトレイへ排出されるまでの処理)を説明するフローチャートである。 スティプル処理トレイ内の用紙束をシフトトレイへ排出するまでの処理(用紙束がシフトトレイへ排出されてから各ローラの回転が停止するまでの処理)を説明するフローチャートである。 画像形成本体の操作パネルに設けられている表示部の表示を示す平面図である。 画像形成本体の操作パネルに設けられている表示部の表示を示す平面図である。 画像形成本体の操作パネルに設けられている表示部の表示を示す平面図である。 画像形成本体の操作パネルに設けられている表示部の表示を示す平面図である。 第2実施の形態に係る画像形成システムの制御ブロック図である。 第2実施の形態において、綴じ処理を行わない場合の処理を示すフローチャートである。 第2実施の形態において、スティプル処理トレイの叩きコロ及びその周囲部を抜き出して示す断面図である。 第2実施の形態において、転写材の厚みオーバーを検知するフォトセンサと遮蔽部材との関係を示す正面図であり、(a)は叩きコロが初期位置にある場合、(b)は積載された転写材の厚みが所定値を超えていない場合、(c)は積載された転写材の厚みが所定知を超えた場合である。
符号の説明
22 画像形成手段
23 表示手段
24 転写回数カウント手段
25 ジョブ検索手段
26 待機ジョブ解除手段
32 排出制御手段
91 操作部(操作パネル)
93 厚みオーバー検知手段
301 積載枚数カウント手段
305 転写材検知手段
F 綴じ処理手段(後処理手段)
PD 用紙後処理装置
PR 画像形成装置

Claims (2)

  1. 転写材に画像形成を行う画像形成手段と、画像形成後の転写材に後処理を施す後処理手段と、前記後処理手段に積載される転写材の枚数をカウントして所定枚数を超えたか否かを検知する積載枚数カウント手段、又は積載された転写材の厚みが所定の厚みを超えたか否かを検知する厚みオーバー検知手段と、転写材を搬送する搬送手段とを備え、積載枚数カウント手段によって得られたカウント枚数が所定枚数を超えた場合又は厚みオーバー検知手段が所定の厚みを超えたことを検知した場合には、画像形成動作を停止すると共に搬送経路内に転写材が残っている場合には残った転写材を前記後処理手段まで搬送する画像形成システムであって、
    前記積載枚数カウント手段によって得られたカウント枚数が所定枚数を超えた場合又は前記厚みオーバー検知手段が所定の厚みを超えたことを検知した場合には前記後処理手段内に残った転写材を取り除く旨の表示を行う表示部を備えた操作パネルと、前記後処理手段内の転写材が取り除かれたか否かを判断する転写材検知手段と、待機中のジョブを解除する待機ジョブ解除手段とを有し、前記積載枚数カウント手段によって得られたカウント枚数が所定枚数を超えた場合又は前記厚みオーバー検知手段が所定の厚みを超えたことを検知した場合であってかつ前記転写材検知手段により前記後処理手段内の転写材が取り除かれたことを検知した場合には待機中のジョブを解除することを特徴とする画像形成システム。
  2. 請求項1記載の画像形成システムにおいて、
    前記積載枚数カウント手段が検知する前記所定枚数及び前記厚みオーバー検知手段が検知する前記所定の厚みはそれぞれ変更自在であることを特徴とする画像形成システム。
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