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JP4938546B2 - トイレ換気遮音構造及び通気遮音構造 - Google Patents
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トイレ換気遮音構造及び通気遮音構造 Download PDF

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Description

本発明は、トイレ換気遮音構造及び通気遮音構造に関する。
例えば、トイレの換気性能と遮音性能を両立させる目的で、トイレの中からドアの施錠操作をすると、隣室と連通している通気口が閉じられて遮音状態が形成され、施錠を解除すると、通気口が開いて換気状態が形成されるようになされたものが、従来より知られている。
特開2006−057364号公報
しかしながら、上記のような換気遮音構造では、特に、男性が小便をするときに、いちいちドアの施錠操作をすることは、普通では考えられず、行為音が、通気口を通じて隣室に漏れてしまうという問題がある。
また、トイレに限らず、オーディオルームなどに上記のような施錠による切換え機構を採用した場合でも、ドアの施錠操作が必要となって、非常に厄介であり、施錠操作を忘れたために、音が室外に漏れてしまうという問題を生じる。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、使用中、音が外に漏れるのを、より確実に、しかも、負担少なく、防ぐことができるトイレ換気遮音構造及び通気遮音構造を提供することを課題とする。
上記の課題は、換気用排気口が設けられたトイレ室に隣室と連通する通気口が設けられると共に、該通気口を開閉する開閉材が備えられ、
前記通気口が開いた換気状態で、閉じられているドアを開き、そして閉じると、通気口が開閉材で閉じられて遮音状態が形成され、続いて、ドアを開き、そして閉じると、通気口が開かれて換気状態が形成されるようになされていることを特徴とするトイレ換気遮音構造によって解決される(第1発明)。
この構造では、トイレのドアはきちんと閉じておくという習慣を身につけておくことによって、換気状態において、トイレのために、ドアを開けて中に入り、ドアを閉じると、開いていた通気口が閉じられて遮音状態が形成されて、行為音が外に漏れず、行為終了後、ドアを開け、外に出て、ドアを閉じると、閉じられていた通気口が開かれて換気状態が形成される。これにより、男性が小便をするときであっても、トイレを確実にしかも負担なく容易に遮音状態にすることができて、行為音が、通気口を通じて隣室に漏れてしまうのを防ぐことができる。
第1発明において、前記換気用排気口が高所に設けられると共に、前記通気口が、ドアと床面との間に形成された隙間からなり、開閉材がドアに組み込まれているとよい(第2発明)。この場合は、換気用排気口と通気口とによってトイレ内を効果的に換気することができると共に、トイレ内で目視確認困難な通気口の開閉状態を、トイレのドアをきちんと閉じておくという習慣を身につけておくことで、適正に制御することができる。
第1,第2発明において、トイレ室及び/又は隣室に、遮音状態か換気状態かを表示する表示手段が備えられているとよい(第3発明)。この場合は、なんらかの原因で、換気状態と通気状態とがドアの開閉との関係で逆になっているような場合でも、表示手段による表示に基づいて、正常な状態に容易に戻すことができ、より確実な動作を実現することが可能になる。
また、上記の課題は、室外と連通する通気口が設けられると共に、該通気口を開閉する開閉材が備えられ、
前記通気口が開いた通気状態で、閉じられているドアを開き、そして閉じると、通気口が開閉材で閉じられて遮音状態が形成され、続いて、ドアを開き、そして閉じると、通気口が開かれて通気状態が形成されるようになされていることを特徴とする通気遮音構造によっても解決される。
この通気遮音構造では、トイレに限らず、オーディオルームなどの通気と遮音の両方が必要とされる各種の室において、その室の使用中、音が外に漏れるのを、確実に、しかも、負担少なく、防ぐことができる。
もちろん、この通気遮音構造において、通気口は、ドアと床面との間に形成された隙間からなり、開閉材がドアに組み込まれているのもよいし(第5発明)、また、室内及び/又は室外に、遮音状態か換気状態かを表示する表示手段が備えられているのもよい(第6発明)。
本発明のトイレ換気遮音構造及び通気遮音構造は、以上のとおりのものであるから、使用中、音が外に漏れるのを、より確実に、しかも、負担少なく、防ぐことができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5に示す実施形態は、トイレ換気遮音構造についてのもので、図1及び図2において、1はトイレ室、2はドア、3は廊下などの隣室であり、通気口4は、ドア2と床面5との間に形成された隙間で構成され、ドア2は、遮音ドアなどからなって、ドア2には、通気口4を開閉する開閉材6が組み込まれ、トイレ室1内には、図示しないが、高所に換気用の排気口が設けられており、図1(ロ)に示すように、開閉材6が上昇して通気口4が開かれることにより、隣室3の空気が通気口4を通じてトイレ室1内に引き込まれ、排気口を通じて屋外に排気される換気状態が形成され、図2(ロ)に示すように、開閉材6が下降して通気口4が閉じられることにより、遮音状態が形成されるようになされている。
そして、上記のトイレ換気遮音構造は、図1(ロ)に示すような通気口4が開いた換気状態で、閉じられているドア2を開き、そして閉じると、図2(ロ)に示すように、通気口4が開閉材6で閉じられて遮音状態が形成され、続いて、ドア2を開き、そして閉じると、図1(ロ)に示すように、通気口4が開かれて換気状態が形成されるようになされている。
これを実現する手段に制限はないが、例えば、図3〜図5に示すような機構20を採用することによって、簡素な構造で実現することができる。
この機構20は、次のような構造のものからなっている。即ち、図1〜図3、図4(イ)に示すように、ドア2の側において、その回動中心側、即ち丁番7側の側面部には、該回動中心位置から離間した位置において、スイッチ棒8が左右方向に出退可能に備えられ、該スイッチ棒8は第1付勢手段としての第1バネ9の付勢力によってドアの側枠10側に突出状態に保持されており、ドア2に組み込まれた連動機構11により、該スイッチ棒8が突出した状態では、開閉材6が上昇していて通気口4が開いた状態に保持され、該スイッチ棒8が、第1バネ9の付勢力に抗してドア2の内方に押し動かされて後退すると、開閉材6が下降して通気口4が閉じられるようになされている。
また、上記のスイッチ棒8に対するスイッチ制御のため、図4(イ)に示すように、ドアの側枠10側には、該スイッチ棒8と正対する位置において切換え制御部12が組み込まれている。該切換え制御部12は、ドア2側のスイッチ棒8の方に水平に向けられたシリンダー13と、該シリンダー13内に設けられた押動作動体14と、該押動作動体14をスイッチ棒8の側に付勢する第2付勢手段としての第2バネ15と、間欠切換え機構部16とを備えたものからなっている。
該間欠切換え機構部16は、第2バネ15との協働により、次のような動作を実現するものからなっている。即ち、図4(ロ)に示すように、進出待機状態の押動作動体14に後退方向の力が作用すると、押動作動体14は、第2バネ15の付勢力に抗して後退方向に小変位をした後、その位置でそれ以上の後退を阻止され、その力が解除されると、図4(ハ)に示すように、第2バネ15の付勢力で進出方向に小変位をして、元の進出待機状態に復帰する。そして、図4(ニ)に示すように、もう一度、後退方向の力が作用すると、押動作動体14は、第2バネ15の付勢力に抗して後退し、その力が解除されると、図4(ホ)に示すように、第2バネ15の付勢力で進出方向に小変位をして後退待機状態に保持される。そして、図4(ヘ)に示すように、更にもう一度、後退方向の力が作用すると、押動作動体14は、第2バネ15の付勢力に抗して後退方向に小変位をし、その力が解除されると、図4(ト)に示すように、第2バネ15の付勢力で進出待機位置に戻る、という動作が繰り返されるようにする構造のものからなっていて、例えば、ノック式ペンのノック機構を適合するように改造して構成されたものなどが用いられてよい。
そして、図3(イ)(ロ)に示すように、ドア2の開閉によって、ドア2側のスイッチ棒8と、ドア枠10側の押動作動体14とが干渉するようになされていて、第1バネ9の付勢力は、第2バネ15の付勢力よりも大きく設定されている。
このような機構20により、図5(イ)に示すように、後退待機状態の押動作動体14がスイッチ棒8によって後退方向に微小変位したドア閉じ状態では、図1に示すように、開閉材6が上昇位置に位置して通気口4が開かれた換気状態となっていて、その状態から、トイレ使用のためにドア2を開くと、図5(ロ)に示すように、押動作動体14が進出して進出待機状態となり、そして、トイレ室1に入ってドア2を閉じると、図5(ハ)に示すように、押動作動体14がスイッチ棒8を後退させ、これにより、図2に示すように、開閉材6が下降して通気口4が閉じられた遮音状態が形成される。行為終了後、続いて、ドア2を開くと、図5(ニ)に示すように、押動作動体14が進出方向に微小変位をすると共に、スイッチ棒8が突出状態に復帰し、図1に示すように、開閉材6が上昇して通気口4が開き、そして、トイレ室1を出て、ドア2を閉じると、図5(ホ)に示すように、スイッチ棒8が押動作動体14を後退させ、図5(イ)に示す状態に戻って換気状態が形成される。
このように、上記のトイレ換気遮音構造によれば、トイレのドア2はきちんと閉じておくという習慣を身につけておくことによって、換気状態において、トイレのために、ドア2を開けて中に入り、ドア2を閉じると、開いていた通気口4が閉じられて遮音状態が形成されて、行為音が外に漏れず、行為終了後、ドア2を開け、外に出て、ドア2を閉じると、閉じられていた通気口4が開かれて換気状態が形成されるので、例えば、男性が小便をするときであっても、トイレを確実に遮音状態にすることができて、行為音が、通気口4を通じて隣室3に漏れてしまうのを防ぐことができる。
また、本実施形態では、トイレ室1あるいは隣室3あるいは両室1,3に、図1(ロ)、図2(ロ)に示すように、上記の機構20の状態や開閉材6の位置等に基づいて、遮音状態か換気状態かを表示する表示手段としての表示装置17が備えられている。このような表示装置17が備えられることで、なんらかの原因で、換気状態と通気状態とがドア2の開閉との関係で逆になってしまったときに、表示装置17でそれに気付くことができて、正常な状態に容易に戻すことができ、より確実な動作を実現することが可能になる。なお、表示手段17としては、ヒトの視覚、聴覚、触覚等に訴えて表示行為を行う各種の表示手段が用いられてよい。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、トイレに適用した場合を示したが、第4発明では、トイレのほか、オーディオルームなどの通気と遮音の両方が必要とされる各種の室において適用することができる。また、上記の実施形態ではドアが開き戸からなる場合を示したが引き戸からなっていてもよいし、開口部を開閉する各種の建具からなっていてよい。
トイレ換気遮音構造及び通気遮音構造の実施形態のトイレ不在中の状態を示すもので、図(イ)は断面平面図、図(ロ)は断面正面図、図(ハ)は図(ロ)の要部拡大断面正面図である。 トイレ換気遮音構造及び通気遮音構造の実施形態のトイレ在室中の状態を示すもので、図(イ)は断面平面図、図(ロ)は断面正面図、図(ハ)は図(ロ)の要部拡大断面正面図である。 図(イ)はドアが閉じられた状態の断面平面図、図(ロ)はドアが開いた状態の断面平面図である。 図(イ)は、通気部を開閉させるための機構を示す断面正面図、図(ロ)〜図(ト)はドア枠側の機構部の作動状態を順次示す断面正面図である。 図(イ)〜図(ホ)は、同機構の作動状態を順次に示す断面正面図である。
符号の説明
1…トイレ室(室)
2…ドア
3…隣室(室外)
4…通気口
6…開閉材
20…機構

Claims (4)

  1. 換気用排気口が設けられたトイレ室に隣室と連通する通気口が設けられると共に、該通気口を開閉する開閉材と、該開閉材に通気口の開閉を行わせる手段とが備えられ、
    該手段により、通気口が開閉材で閉じられた遮音状態と、通気口が開閉材で開かれた換気状態とが形成されるようになされていて、
    該手段は、ドアが閉じられている状態において開閉材を前記遮音状態と換気状態のいずれか一方の状態に保持し、該一方の状態から、閉じられているドアを開きそして閉じるというドア操作が行われると、それに応答して、もう一方の状態となるよう開閉材を動作させ、該もう一方の状態から、閉じられているドアを開きそして閉じるというドア操作が行われると、それに応答して、前記一方の状態となるよう開閉材を動作させ、その動作を開閉材に繰り返し行わせるものからなっていることを特徴とするトイレ換気遮音構造。
  2. 前記換気用排気口が高所に設けられると共に、前記通気口が、ドアと床面との間に形成された隙間からなり、開閉材がドアに組み込まれている請求項1に記載のトイレ換気遮音構造。
  3. トイレ室及び/又は隣室に、遮音状態か換気状態かを表示する表示手段が備えられている請求項1又は2に記載のトイレ換気遮音構造。
  4. 室外と連通する通気口が設けられると共に、該通気口を開閉する開閉材と、該開閉材に通気口の開閉を行わせる手段とが備えられ、
    該手段により、通気口が開閉材で閉じられた遮音状態と、通気口が開閉材で開かれた換気状態とが形成されるようになされていて、
    該手段は、ドアが閉じられている状態において開閉材を前記遮音状態と換気状態のいずれか一方の状態に保持し、該一方の状態から、閉じられているドアを開きそして閉じるというドア操作が行われると、それに応答して、もう一方の状態となるよう開閉材を動作させ、該もう一方の状態から、閉じられているドアを開きそして閉じるというドア操作が行われると、それに応答して、前記一方の状態となるよう開閉材を動作させ、その動作を開閉材に繰り返し行わせるものからなっていることを特徴とする通気遮音構造。
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