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JP4938564B2 - ページ閲覧装置 - Google Patents
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Description

この発明はウェブページの閲覧を快適にする技術に関する。
近年、インターネットの普及により世界中の情報を家にいながら取得できるようになった。ユーザは、ウェブブラウザと呼ばれるインターネット閲覧ソフトを用いて、様々な情報が掲載されたウェブページを閲覧できる。ユーザは興味の赴くままに次々とウェブページを閲覧することができ、こうしたユーザの行動はネットサーフィンと呼ばれる。
特開2004−213280号公報 特開2006−139614号公報
ネットサーフィンで新たなウェブページを閲覧する際、ユーザは、そのウェブページが表示されるまで待たされることがある。多数のウェブページを閲覧する場合、この待ち時間は、ネットサーフィンをするユーザのストレスとなる。また、ネットサーフィンを続けているとウェブブラウザのウィンドウが画面上に多数展開されることがあり、ユーザにとってその処理が負担となる。
本発明は上記課題に鑑みてなされた発明であり、その主たる目的は、ウェブページを快適に閲覧しやすくするページ閲覧装置を実現するための技術を提供することにある。
本発明のある態様は、ページ閲覧装置である。当該ページ閲覧装置は、ユーザから、表示対象となるページの指定を受け付けるページ指定受付部と、表示対象となるページを指定ページとして、外部サーバから取得する指定ページ取得部と、指定ページとあらかじめ関連づけられているページであって、ユーザによる明示的な指定対象外の関連ページも指定ページに付随して外部サーバから取得する関連ページ取得部と、指定ページおよび関連ページを保持するページキャッシュ部と、指定ページを表示させるページ表示部と、を備え、ページ表示部は、指定ページが表示されているときに新たに表示対象となるページの指定が受け付けられたときであって、新たに表示対象となるページが指定ページの関連ページであるときには、ページキャッシュ部から関連ページを読み出して表示させることを特徴とする。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ウェブページを快適に閲覧しやすくするページ閲覧装置を実現する上で効果がある。
図1は、従来の処理における画面遷移を示す画面図である。
以下、本実施例では、ユーザが証券会社のウェブサイトから株式の注文を発注する場合を想定して説明する。
図1(a)は、ユーザが買い注文を発注する際、ウェブブラウザに表示される画面の画面図10である。ユーザは、購入しようとする株式の銘柄コードまたは銘柄名を入力フォーム12に入力する。入力後、次へボタン14が押され、銘柄が確定されると、図1(b)に示される画面がブラウザに表示される。
図1(b)は、購入しようとする銘柄の数量・価格を入力するための画面の画面図20である。ユーザは、購入予定の数量を入力フォーム22に、購入予定の価格を入力フォーム24に入力する。入力後、次へボタン26が押され、図1(c)に示される画面がブラウザに表示される。
図1(c)は、取引暗証番号を入力するための画面の画面図30である。ユーザは取引暗証番号を入力フォーム34に入力する。入力後、注文ボタン36が押され、株式の発注処理が終了する。
こうした一連の処理では、ユーザが図1(a)にて次へボタン14を押した後に、図1(b)の画面情報が外部のサーバから読み込まれる。図1(b)から図1(c)へと画面が遷移する場合も同様である。そのため、外部サーバからの読み込みが遅延すると、ユーザは株式の発注を迅速に行うことができない。
図1(a)、(b)、(c)の順に画面が遷移することがあらかじめ定められている場合、図1(a)の画面情報が外部サーバから読み込まれる際に、本発明のページ閲覧装置は図1(b)、(c)の画面情報もあらかじめ読み込んでおく。読み込まれた画面情報はページ閲覧装置の内部キャッシュに保持されるため、ユーザは新たな画面情報の読み込みに待たされる必要がない。そのため、ユーザはストレスを感じることなく快適に操作できる。また、図1で示すような一連の処理の場合、ユーザは、希望する処理を迅速に行うことができるため、本発明のページ閲覧装置はユーザの満足度向上に貢献できる。
図2は、ページ閲覧装置の機能ブロック図である。
ここに示す各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPUをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現される。ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。よって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。ここでは、主として各機能ブロックの発揮すべき機能について述べ、その具体的な作用については、後述する。
ページ閲覧装置100は、ユーザ対応部200、外部サーバ対応部300、データ保持部400、ページ表示部500及び外部記憶装置対応部600を含む。ユーザ対応部200は、ユーザ700からの入力処理を主に担当する。外部サーバ対応部300は、ページ閲覧装置100と接続されている外部サーバ720との間でデータの授受処理を担当する。
データ保持部400は、あらかじめ設定された各種の設定データや、ユーザ対応部200及び外部サーバ対応部300が取得したデータを保持する。データ保持部400は、ユーザ対応部200または外部サーバ対応部300と、ページ表示部500または外部記憶装置対応部600との間のインタフェースの役割も果たす。
ユーザ対応部200は、ページ指定受付部210及びデータ入力受付部220を含む。ページ指定受付部210は、ユーザ700から表示対象となるページの指定を受け付ける。ページは、インターネット上のサーバに保存されているウェブページであってもよい。
通常、ページはhtml形式で記述されているデータであるが、PDFなどの別の形式のデータであってもよい。また、ページとして表示される内容は文章形式のデータに限定されず、画像形式や動画形式のデータ、数値、表及びグラフなどのデータでもよい。更にこれらのデータを任意に組み合わせたデータであってもよい。
データ入力受付部220は、表示装置710に表示されているページに対するユーザ700からのデータ入力を受け付ける。表示装置710にはページ閲覧装置100が外部サーバから取得したページが表示される。表示装置710として例えば液晶ディスプレイなどが用いられる。
外部サーバ対応部300は、指定ページ取得部310及び関連ページ取得部320を含む。指定ページ取得部310は、ユーザ700から指定されたページを指定ページとして外部サーバから取得する。ページの指定は、ユーザ700がURL(Uniform Resource Locator)を入力することによって指定可能であり、ブックマークや既に表示されているページ上のハイパーリンクの選択などの方法によって指定されてもよい。
関連ページ取得部320は、ユーザ700による明示的な指定対象外である関連ページを指定ページに付随して外部サーバから取得する。関連ページは、指定ページとあらかじめ関連づけられているページである。図1のような一連の処理の場合、ユーザ700から図1(a)のページが指定ページとして指定されたとき、関連ページ取得部320は、ユーザ700がその後に必要とするページ図1(b)、(c)を関連ページとして取得する。
関連ページは、このようにユーザ700が直接指定した指定ページの表示後に必要とされるページであってもよいし、必要とされる可能性があるページであってもよい。例えば、指定されたページに含まれるハイパーリンクにより示されるページを関連ページとして取得してもよい。いずれの場合であっても、関連ページはユーザ700から直接的に指定されていないページである。
データ保持部400は、関連ページ情報保持部410及びページキャッシュ部420を含む。関連ページ情報保持部410は、指定ページと関連づけられている関連ページの情報を保持する。ページキャッシュ部420は、指定ページ取得部310が取得した指定ページと関連ページ取得部320が取得した関連ページを保持する。ページ表示部500は、ページキャッシュ部420に保持されている指定ページや関連ページを表示装置710に表示させる。
外部記憶装置対応部600は、データ送信部610及びデータ取得部620を含む。データ送信部610は、表示装置710に表示されているページに対して入力されたデータを入力対象のページと関連づけて外部記憶装置730に送信する。送信されたデータは、外部記憶装置730に保存される。データ取得部620は、外部記憶装置730に保存されているデータを取得する。外部記憶装置730は、ページ閲覧装置100とネットワーク回線を介して接続されているサーバなどの装置であってもよいし、USBメモリのように携帯可能な記憶デバイスであってもよい。
図3は、ユーザ700が証券会社のウェブサイトから買い注文に発注する際、ページ閲覧装置100により表示装置710に表示される画面の画面図である。
図3の各図は図1の各図と対応し、図1と同様な構成については適宜省略する。図3(a)の画面図40は、図1(a)の画面図10と異なり領域42と領域44の2つの領域から構成される。同様に、図3(b)の画面図50は領域52と領域54から、図3(c)の画面図60は領域62と領域64から構成される。こうした画面の分割は、ウェブブラウザのフレーム機能を用いることによって実現できる。
ページ閲覧装置100は、ユーザ700からページの指定を受け付けると、指定ページと関連ページを取得する。取得されたページはデータ保持部400に保持され、指定ページが図3(a)の領域44に表示される。ユーザ700が指定ページと関連ページとを切り換えるべく各ページを選択できるように、同図の領域42には各ページを指定するための情報が表示される。
ここでは、同図の領域42に各ページのタイトルがそれぞれ表示され、各タイトルには対応するページを表示させるためのハイパーリンクが付されている。図3(b)の領域52、図3(c)の領域62も同様である。各ページのタイトルは、ページ閲覧装置100にあらかじめ設定されていてもよい。取得されるページがhtml形式のページである場合には、タイトルタグに記載された情報がタイトルとして用いられてもよい。
図3(a)を例にとると、領域42では領域44に表示されているページのタイトルである「銘柄」に「●」マークが付されている。これにより、領域44に表示されているページがどのタイトルに対応するページであるかが示される。図3(b)、(c)についても同様に「数量・価格」、「取引暗証番号」に「●」マークが付されている。
図4は、指定ページの表示後に新たなページの指定がなされたときの処理過程を示すフローチャートである。
ページ閲覧装置100のページ指定受付部210は、ユーザ700からページの指定を受け付ける(S10)。ページ指定受付部210は、指定ページとあらかじめ関連づけられている関連ページの情報を関連ページ情報保持部410から取得する(S12)。
指定ページの情報と取得された関連ページの情報は、外部サーバ対応部300に送られる。指定ページ取得部310は指定ページの情報を参照して外部サーバ720から指定ページを取得し、関連ページ取得部320は関連ページの情報を参照して外部サーバ720から関連ページを取得する(S14)。ここでは、指定ページ及び関連ページを同一の外部サーバ720から取得しているが、それぞれのページを取得する外部サーバが異なっていてもよい。
取得された指定ページ及び関連ページは、データ保持部400に送られ、ページキャッシュ部420に保持される(S16)。保持された指定ページ及び関連ページのうち、ユーザ700から指定された指定ページのみがページ表示部500に送られる。ページ表示部500は、ユーザ700がその指定ページを視認できるよう表示装置710に出力し、表示させる(S18)。
指定ページの表示を図3を例に説明すると、ユーザ700が指定したページは図3(a)の領域44に表示される。同図の領域42に表示される情報は、指定ページがページ表示部500に送られる際に、データ保持部400がページキャッシュ部420から必要な情報を取得し、指定ページと共にページ表示部500に送信する。ページ表示部500は、送信された情報を同図の領域42に表示させる。
図4に戻り、説明を続ける。表示装置710に指定ページが表示されている状態で、ページ指定受付部210はユーザ700から新たなページの指定を受け付ける(S20)。図3を例にとると、ユーザ700は、図3(a)の領域44の入力フォーム46に必要な情報を入力し、次へボタン48を押して、図3(b)の画面を表示させようとする場合である。
ページ指定受付部210は、新たに指定されたページがS18で表示された指定ページの関連ページに該当するかを判定するため、関連ページ情報保持部410を参照する。新たに指定されたページが関連ページでない場合(S22のN)、ページ指定受付部210は新たに指定されたページの関連ページの情報を関連ページ情報保持部410から取得する(S12)。その後、S14〜S18の処理が実行される。
新たに指定されたページが関連ページである場合(S22のY)、ページ指定受付部210はデータ保持部400にその関連ページの情報を送る。データ保持部400は、ページキャッシュ部420に保持されているその関連ページをページ表示部500に送る。ページ表示部500は、その関連ページを表示装置710に表示させる(S24)。この結果、表示装置710に表示されるページが指定ページから関連ページへと切り換えられる。
こうした処理によれば、ページ閲覧装置100は指定ページと関連ページとをあらかじめ取得するため、指定ページから関連ページへの画面の切り換えを迅速に実行できる。つまり、関連ページが保存されている外部サーバの状態や外部サーバまでのネットワークの状況に影響されることなく関連ページを迅速に表示させることができる。そのため、ユーザは、関連ページの読み込こみに待たされること無く快適にページを閲覧できる。
図4を用いて説明した処理では、外部サーバ対応部300は指定ページと関連ページを一緒に取得している。しかし、指定ページを表示させることを優先し、指定ページの表示処理が完了した後に、関連ページを取得し、ページキャッシュ部420にその関連ページが保持されてもよい。
これにより、指定ページと関連ページの処理を同時に実行する場合に比べて、ページ閲覧装置100はより迅速に指定ページを表示させることができる。表示された指定ページをユーザ700が閲覧している間に関連ページの取得・保持処理が実行されるため、ページ閲覧装置100の処理能力の効率が向上する。
図4を用いて説明した処理では、図3(a)の画面図40を例にとり指定ページから関連ページへの切り換えが、同図の次へボタン48が押されることによって行われる。ページ閲覧装置100は、他のページへの切り換え手段として次へボタン48以外にも同図の領域42に他ページへのハイパーリンクを表示させる。よって、ユーザ700は、同図の領域42のハイパーリンクを用いて新たなページを指定してもよい。
図4を用いて説明した処理では、関連ページの情報を取得(S12)する際、ページ指定受付部210はページ閲覧装置100内部の関連ページ情報保持部410から情報を取得している。しかし、関連ページの情報は外部サーバ720などの外部装置に保存され、外部から関連ページの情報を取得してもよい。以下、関連ページの情報が外部サーバ720に保存されている場合に関連ページを取得する処理について述べる。
ページ指定受付部210により受け付けられた指定ページの情報は外部サーバ対応部300から外部サーバ720に送信される。指定ページの情報を受信した外部サーバ720は、その指定ページに関連づけられている関連ページの情報を外部サーバ対応部300に送信する。関連ページ取得部320は、送信された関連ページの情報を参照して関連ページを取得する。
なお、図4の処理ではS22においても関連ページ情報保持部410が参照されている。関連ページの情報が外部サーバ720に保存されている場合には、外部サーバ対応部300が関連ページを取得する際に外部サーバ720から取得した関連ページの情報をデータ保持部400に保持しておいてもよい。保持された情報を参照することによりページ指定受付部210は、新たに指定されたページが指定ページの関連ページに該当するかを判定できる。データ保持部400に関連ページの情報が保持されることなく、ページ指定受付部210は、外部サーバ720に保存されている関連ページの情報を参照することにより判定してもよい。
図5は、表示されているページに対して入力されたデータをページ閲覧装置100の内部に保持するときの処理過程を示すフローチャート図である。
ここでは、表示装置710に指定ページが表示されており、ユーザ700は表示されているページに対してデータを入力している。
ユーザ対応部200は、ユーザ700の入力操作を監視する(S26)。入力操作の監視中、ユーザ対応部200は、ユーザ700のデータ入力操作についてあらかじめ設定されている所定の条件が成立するか否かを判定する(S28)。
所定の条件が成立しない場合(S28のN)、ユーザ対応部200は引き続きユーザの入力操作を監視する(S26)。所定の条件が成立する場合(S28のY)、ユーザ対応部200はユーザ700から入力されたデータをデータ保持部400に送る。送られたデータは入力対象の指定ページと関連づけてページキャッシュ部420に保持される(S30)
所定の条件について図3を例にとり説明する。ここでは、表示装置710に図3(b)の画面図50が表示されている。同図の領域54には、数量についての入力フォーム56と価格についての入力フォーム58とが表示されている。ユーザ700は、まず入力フォーム56に購入予定の数量を入力する。その後、ユーザ700は入力フォーム58に購入予定の価格を入力する。
このように、表示されているページに複数の入力フォームが表示されている場合、ユーザ対応部200は、ユーザの入力が一方の入力フォームから他方の入力フォームへ移行した際に一方の入力フォームへの入力が完了したと判定し、保持条件が成立したと判定する。
具体的には、入力フォーム58への入力が開始された際に保持条件が成立したと判定される。その結果、既に入力フォーム56に入力されたデータが同図の領域54に表示されるページと関連づけてページキャッシュ部420に保持される。なお、ここでは、入力フォーム56から入力フォーム58への順に入力した場合を例にとり説明したが、入力フォーム58から入力フォーム56への順であっても同様である。
更に別の所定の条件について図3を例にとり説明する。ここでは、表示装置710に図3(a)の画面図40が表示されている。ユーザ700は、同図の入力フォーム46に購入予定の銘柄コードまたは銘柄名を入力する。その後、ユーザ700は次へボタン48を押し、図3(b)の画面図50を表示させようとする。
ユーザ対応部200は、次へボタン48が押された際に同図の入力フォーム46への入力が完了したと判定し、保持条件が成立したと判定する。その結果、既に入力フォーム46に入力されたデータが図3(a)の領域44に表示されるページと関連づけてページキャッシュ部420に保持される。
この保持条件では、ユーザ700によって次へボタン48が押された際に条件が成立したと判定される。しかし、図3(a)の領域42に表示されているハイパーリンクを用いて新たなページが指定された際に、ユーザ対応部200は保持条件が成立したと判定してもよい。
以上、所定の条件について説明したが、ページ閲覧装置100ではいずれの条件が用いられてもよい。全ての条件がページ閲覧装置100に設定されており、ユーザ700がいずれかを選ぶことができるように構成されていてもよい。また、全ての条件が設定され、いずれの条件が成立しても入力データを保持してもよいし、以上の条件が任意の組み合わせで設定されていてもよい。
図5に戻り、説明を続ける。入力されたデータが指定ページと関連づけられてページキャッシュ部420に保持された後、ページ指定受付部210は新たに関連ページの指定を受け付ける(S32)。関連ページの指定は、図3(a)の次へボタン48が押されることによる指定であってもよいし、同図の領域42に表示されているハイパーリンクによる指定であってもよい。
データ保持部400は、ページキャッシュ部420に保持されている関連ページをページ表示部500に送る。ページ表示部500はその関連ページを表示装置710に表示させる(S34)。
その後、ユーザ700は、関連ページの前に表示されていた指定ページを表示させるべくその指定ページを指定する。図3を例にとり説明すると、図3(a)の画面図40から図3(b)の画面図50を表示させた後、ユーザ700は領域52のハイパーリンクから指定することで図3(a)の画面図40を再度表示させる場合である。
ページ指定受付部210は、指定ページの指定を受け付ける(S36)。ユーザ対応部200は、その指定ページと関連づけて保持されている入力データの存在を確認するべくページキャッシュ部420を参照する。指定ページと関連づけられている入力データが存在しない場合(S38のN)、データ保持部400は、ページキャッシュ部420に保持されている指定ページをページ表示部500に送る。ページ表示部500はその指定ページのみを表示させる(S42)。
指定ページと関連づけられている入力データが存在する場合(S38のY)、データ保持部400は、ページキャッシュ部420に保持されている指定ページとその入力データをページ表示部500に送る。ページ表示部500は、指定ページ内の入力フォームにその入力データが入力された状態の指定ページを表示装置710に表示させる(S40)。
こうした処理によれば、ユーザ700が過去に入力した内容は、表示対象のページが切り換えられても再度表示される。データの入力途中に過去の入力内容の誤りに気づき、元のページに戻ったら入力内容が消えていたという事態を抑制できる。同様に、データ入力中にどうしても別のページを表示させなければならない状況であっても、ユーザ700は入力内容の消失を心配することなく別のページを表示させることができる。
また、データ入力中にコンピュータがフリーズし、再起動後、再度入力対象のページを表示させる場合であってもページキャッシュ部420に保持されている入力データを復旧できる。更に、以前購入したことがあるショッピング用のウェブサイトで再度購入する場合についても同様である。この場合、過去に入力した名前、住所、電話番号などのデータが入力対象のページと関連づけて保持されているため、ユーザ700は次回から変更部分のみを入力するだけでよい。
図6は、表示されているページに対して入力されたデータを外部記憶装置730に送信するときの処理過程を示すフローチャート図である。
ここでは、表示装置710に指定ページが表示されており、ユーザ700は表示されているページに対してデータを入力している。
ユーザ対応部200は、ユーザ700の入力操作を監視する(S44)。入力操作の監視中、ユーザ対応部200は、ユーザ700のデータ入力操作についてあらかじめ設定されている所定の条件が成立するか否かを判定する(S46)。所定の条件が成立しない場合(S46のN)、ユーザ対応部200は引き続きユーザの入力操作を監視する(S44)。
所定の条件が成立する場合(S46のY)、ユーザ対応部200はユーザ700から入力されたデータを入力対象の指定ページと関連づけて外部記憶装置対応部600のデータ送信部610に送る。データ送信部610は、その入力データを外部記憶装置730に送信する(S48)。外部記憶装置730は、その入力データを保存する。所定の条件は図5で説明した内容と同様であり、ここでの説明を省略する。
ページ指定受付部210は新たに関連ページの指定を受け付ける(S50)。データ保持部400は、ページキャッシュ部420に保持されている関連ページをページ表示部500に送る。ページ表示部500はその関連ページを表示装置710に表示させる(S52)。その後、ユーザ700は、関連ページの前に表示されていた指定ページを表示させるべくその指定ページを指定する。
ページ指定受付部210は、指定ページの指定を受け付ける(S54)。ユーザ対応部200は、その指定ページの情報をデータ取得部620に送る。データ取得部620は、その指定ページと関連づけて保持されている入力データの存在を確認するべく外部記憶装置730を参照する。指定ページと関連づけられている入力データが存在しない場合(S56のN)、データ保持部400は、ページキャッシュ部420に保持されている指定ページをページ表示部500に送る。ページ表示部500はその指定ページのみを表示させる(S60)。
指定ページと関連づけられている入力データが存在する場合(S56のY)、データ取得部620は、その入力データを外部記憶装置730から取得し、ページ表示部500に送る。データ保持部400は、ページキャッシュ部420に保持されている指定ページをページ表示部500に送る。ページ表示部500は、指定ページ内の入力フォームにその入力データが入力された状態の指定ページを表示装置710に表示させる(S58)。
こうした処理によれば、図5で説明したように入力データをページ閲覧装置100の内部に保持する場合と同様の効果が得られる。また、外部に入力データを保存する場合、内部に保存する場合では得られない効果がある。例えば、外部記憶装置730がネットワーク回線を介して接続されるサーバである場合、その回線に接続されているコンピュータであれば別のコンピュータであっても入力データを表示させることができる。また、外部記憶装置730がUSBメモリなどの携帯型の記憶装置である場合、ネットワーク回線に接続されていないオフラインコンピュータであっても入力データを表示させることができる。
図7は、各ページに対するユーザのデータ入力状況が表示されるときの画面の画面図70である。
図3を例に説明すると、従来、ユーザ700はあらかじめ設定された図3(a)、(b)、(c)の順にしかページを表示させることができなかった。つまり、図3(a)の入力が完了し、次へボタン48を押さなければ図3(b)の画面図50は表示されなかった。しかし、ページ閲覧装置100では図3(a)の領域42に示されるハイパーリンクによって、ユーザは表示対象のページを自由に切り換えることができる。
そのため、ユーザ700は、データの入力が完了していない入力フォームの存在に気づかず、一連の処理が完了されない場合がある。図3でいえば、全ての入力フォームに必要なデータが入力されていないため、発注処理を証券会社のサーバに送信できない場合である。図7の画面図70は、こうした入力のし忘れを抑制するためユーザ700に各ページのデータ入力状況を表示する。
画面図70では図3(a)の「銘柄」ページの入力が完了したことが示されている。一方、図3(b)の「注文情報」ページでは入力が完了しておらず、まだ入力の途中であることが示されている。更に、図3(c)の「取引暗証番号」ページではユーザ700からの入力が未だなされていないことが示されている。
画面図70は、図3の各画面図に図示されない入力状況表示ボタンが押されることにより表示される。しかし、図3の各画面図の上部には、各ページのタイトルが示される領域(例えば図3(a)の領域42)があるため、この領域の各タイトル情報に付加される形でそれぞれの入力状況が表示されてもよい。
図8は、ユーザ700から入力状況表示の要求があったときの処理過程を示すフローチャート図である。
ユーザ対応部200は、ユーザ700の入力操作を監視する(S60)。入力操作の監視中、ユーザ対応部200は、ユーザ700のデータ入力操作についてあらかじめ設定されている所定の条件が成立するか否かを判定する(S62)。所定の条件が成立しない場合(S62のN)、ユーザ対応部200は引き続きユーザの入力操作を監視する(S60)。
所定の条件が成立する場合(S62のY)、ユーザ対応部200は成立した条件を参照して入力対象のページに対するユーザ700の入力状況を判定する(S64)。ここでは入力状況として「入力完了」、「編集中」、「未入力」の3つの状況が用いられ、それぞれの具体的な判定方法について図3を例にとり説明する。
まず、ユーザ700からの指定により図3(a)のページ表示されると、ユーザ対応部200は表示された指定ページ及び表示されていない関連ページの入力状況を「未入力」と判定する。ユーザ対応部200はユーザ700の入力操作を監視し、ユーザ700が同図の入力フォーム46に入力を開始すると、ユーザ対応部200は同図のページの入力状況を「未入力」から「編集中」へと変更する。
入力状況が「編集中」の状態で、ユーザ700が同図の領域42のハイパーリンクを用いて図3(b)に表示対象を切り換えても、図3(a)のページの入力状況は「編集中」のままである。一方、「編集中」の状態で、ユーザが図3(a)の次へボタン48を押して表示対象を図3(b)に切り換える場合、ユーザ対応部200は、図3(a)の入力フォーム46への入力が完了したと判定し、入力状況を「編集中」から「入力完了」へと変更する。
ユーザ対応部200によって判定された入力状況はその対象ページと関連づけられてデータ保持部400に送られ、保持される(S66)。その後、ユーザ対応部200は、ユーザ700から各ページの入力状況の表示要求を受け付ける(S68)。ユーザ対応部200は、表示要求のあったページの情報をデータ保持部400に送る。データ保持部400は、その情報を参照して各ページの入力状況をページ表示部500送る。ページ表示部500は、その入力状況を表示装置710に表示させる(S70)。
こうした処理によれば、各ページの入力が完了していなくても自由にページを切り換えることができるページ閲覧装置100の長所を活かしつつ、ユーザ700の入力し忘れという事態が抑制される。よって、一連の処理が実行されないという問題の発生が抑制される。なお、図8では入力状況がデータ保持部400に保持されるが、図6で説明したように外部記憶装置対応部600によって外部記憶装置730に保存されてもよい。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。なお本発明はこの実施の形態に限定されることなく、そのさまざまな変形例もまた、本発明の態様として有効である。
本発明のページ閲覧装置は関連づけられている複数のページを内部のデータ保持部に保持するため、ユーザは表示対象のページを迅速に切り換えることができる。そのため、当該ページ閲覧装置の応用の一例としてRSSリーダが挙げられる。RSSリーダとは、ウェブサイトの更新情報を取得し、その更新情報が示されるウェブページへのハイパーリンクを一覧の形で表示するソフトウェアである。最近では、ブログやニュースの更新情報の取得に用いられる。
例えばニュースサイトの更新情報の取得であれば、RSSリーダが取得するデータは更新されたニュースのヘッドライン及びそのニュースが記載されたウェブページのURLなどである。ページ閲覧装置がRSSリーダに組み込まれることで、ページ閲覧装置は、取得したウェブページのURLを参照し、それらのウェブページをあらかじめ保持しておくことができる。
ユーザは、使用するコンピュータがインターネットなどのネットワーク回線に接続されていない状況であっても、保持されている更新ニュースのウェブページを閲覧できる。また、ユーザが、多数の更新ニュースを閲覧する場合であってもネットワーク回線の状況に影響されることなく、次から次へ快適に更新ニュースを閲覧できる。
図1(a)は、ユーザが買い注文を発注する際、ウェブブラウザに表示される画面の画面図である。図1(b)は、購入しようとする銘柄の数量・価格を入力するための画面の画面図である。 図1(c)は、取引暗証番号を入力するための画面の画面図である。 ページ閲覧装置の機能ブロック図である。 図3(a)は、ページ閲覧装置を用いてユーザが買い注文を発注する際、ウェブブラウザに表示される画面の画面図である。図3(b)は、購入しようとする銘柄の数量・価格を入力するための画面の画面図である。図3(c)は、取引暗証番号を入力するための画面の画面図である。 指定ページの表示後に新たなページの指定がなされたときの処理過程を示すフローチャートである。 表示されているページに対して入力されたデータをページ閲覧装置の内部に保持するときの処理過程を示すフローチャート図である。 表示されているページに対して入力されたデータを外部記憶装置に送信するときの処理過程を示すフローチャート図である。 各ページに対するユーザのデータ入力状況が表示されるときの画面の画面図である。 ユーザから入力状況表示の要求があったときの処理過程を示すフローチャート図である。
符号の説明
100 ページ閲覧装置、 200 ユーザ対応部、 210 ページ指定受付部、 220 データ入力受付部、 300 外部サーバ対応部、 310 指定ページ取得部、 320 関連ページ取得部、 400 データ保持部、 410 関連ページ情報保持部、 420 ページキャッシュ部、 500 ページ表示部、 600 外部記憶装置対応部、 610 データ送信部、 620 データ取得部、 700 ユーザ、 710 表示装置、 720 外部サーバ、 730 外部記憶装置。

Claims (4)

  1. ユーザから、表示対象となるページの指定を受け付けるページ指定受付部と、
    前記表示対象となるページを指定ページとして、外部サーバから取得する指定ページ取得部と、
    前記指定ページとあらかじめ関連づけられているページであって、ユーザによる明示的な指定がなされていないページである関連ページも前記指定ページに付随して外部サーバから取得する関連ページ取得部と、
    前記指定ページおよび前記関連ページを保持するページキャッシュ部と、
    前記指定ページを表示させるページ表示部と、
    表示されているページに対するユーザのデータ入力を受け付けるデータ入力受付部と、
    を備え、
    前記ページ表示部は、前記指定ページが表示されているときに新たに表示対象となるページの指定が受け付けられたときであって、前記新たに表示対象となるページが前記指定ページの関連ページであるときには、前記ページキャッシュ部から前記関連ページを読み出して表示させ
    前記ページキャッシュ部は、入力対象のページが複数の入力フォームを有する場合において、ユーザの入力が第1の入力フォームから第2の入力フォームに移行したときに、前記第1の入力フォームに入力されたデータを前記入力対象のページと関連づけて保持することを特徴とするページ閲覧装置。
  2. 前記ページキャッシュ部は、新たに表示対象となるページの指定が受け付けられたときに、入力されたデータを入力対象のページと関連づけて保持することを特徴とする請求項に記載のページ閲覧装置。
  3. 力されたデータを入力対象のページと関連づけて外部装置に送信するデータ送信部を更に備え、
    前記データ送信部は、データ入力操作についてあらかじめ設定されている所定の送信条件が成立したときに、入力されたデータを入力対象のページと関連づけて外部装置に送信することを特徴とする請求項1に記載のページ閲覧装置。
  4. 入力対象のページおよびその関連ページに対する入力状況を判定するユーザ対応部を更に備え、
    ユーザから入力状況の表示要求があったとき、前記ページ表示部は、表示要求があったページおよびその関連ページの入力状況を表示させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のページ閲覧装置。
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