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JP4940313B2 - 光データパケット信号をルーティングする通信ノードおよび方法 - Google Patents
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JP4940313B2 - 光データパケット信号をルーティングする通信ノードおよび方法 - Google Patents

光データパケット信号をルーティングする通信ノードおよび方法 Download PDF

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Description

本発明は通信ネットワークに関する。また、具体的には通信ネットワークのノード、そのオペレーション方法およびソフトウェアに関するものであるが、上記に限られるものではない。
波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)を用いた周知の通信ネットワークオペレーティングには、ネットワーク内外へデータを搬送する個々の波長を追加または放棄するノードが含まれる。このようなノードを、リングネットワークに配置することがある。リングネットワークでは、ノードが光ファイバで直列に接続されており、閉ループ、つまりリングを形成している。各ノード内の光クロスコネクトによって、データを搬送する波長を色々な線方向にルーティングすることが可能となる。光クロスコネクトは、必要に応じて波長を選択して終了させることもできる。
大容量の中継接続へ多くの回路接続が多重化された大容量伝送ネットワークに、高密度波長分割多重(DWDM:Dense Wavelength Division Multiplexing)を用いることで、高い効率が得られている。この構成においては、ネットワークノード間の回路接続を光接続として恒常的または一時的に確立し、回路交換ネットワークを形成する。
DWDM技術は、インターネットプロトコル(IP:Internet Protocol)を用いたものなどのパケット交換ネットワークに対してはむしろ適したものではない。それは、使用可能な最大のリンク容量が1〜10Gギガビット/チャネル程度であり、使用可能な最大のチャネルが現状ではファイバごとに4〜120の範囲であることに起因する。パケット交換ネットワークでは同時に数多くの接続を維持することが必要とされる場合があるが、そのためにはこのようなリンク容量では不十分なのである。回路交換ネットワークと比べてパケット交換ネットワークが効果的である点としては、ネットワーク内の資源を予備的に割り当てることなく、ネットワークの複数のユーザに対するトラフィックを統計的に多重化することが可能であるということがある。
光パケットを全て電気領域に変換するのに、光電気コンバータを用いた交換ノードを用いることは周知である。このようなコンバータは市販されており、その交換容量は40GHzまである。チップを有した特殊マザーボードをこのようなコンバータに使用することも可能ではあるが、費用のかかるものであり、例えば数千のノードが接続を要求する移動アクセスネットワークなどについて大量に使用するのは、経済的に実現可能なものではない。周知の光電気コンバータで光信号(すなわちパケット)が電気信号へ変換されるので、ルーティング機能および交換機能は交換ノード内で電気的に行われる。その後の送信のために、電気信号は交換ノードの出力ポートで光信号へ変換し直される。パケットレベルの交換はこのようにして行われる。
このような光電気コンバータは、本質的に無駄なステップであるからして、通信処理における障害の典型である。交換容量は増加の傾向が続いており、産業における目下の目標は、THzの桁の大きさの交換容量を達成することである。
パケット交換ネットワークでは、パケットのヘッダに含まれるアドレスによって、パケットのルートが定められる。ヘッダには宛先アドレスが通常含まれており、パケットが光領域から電気領域へ変換されると、電気回路によってヘッダの復号および承認が行われる。効率の良いパケット交換ネットワークには、ネットワークの効率の良いオペレーションのために、パケットをバッファすることが必要である。現行のバッファおよびスケジューラは、光学部品の処理容量が制限されているため、光学的に実現することが難しい。さらに、遅延線型光バッファはあるのに、バッファとしてはたらく光ランダムアクセスメモリは存在していない。
本発明の課題は、少なくともその実施形態の1つにおいて、ノードが高速交換できるアーキテクチャを提供し、データスループットのより大きなノードを費用効率良く実現することにより、周知の構成における問題の解決、または少なくとも改善を課題とする。本発明は、光領域から電気領域へ変換する必要性の回避、または少なくとも低減あるいは制限を課題とする。
本発明の第1の観点によれば、第1のデータフローからのデータパケットを少なくとも1つ含む光信号をルーティングする通信ノードが提供される。前記ノードは、互いに連通する入力光リンクと出力光リンクを有する。入力光リンクは、着信光信号を実質的に同一の少なくとも2つの光信号へ分割する光スプリッタに連通する。光スプリッタはさらに光信号の片方を光相関部へ、光信号の他方を入力光スイッチへ渡す。光相関部は、パケットのアドレスを参照アドレスと比較して、参照アドレスがパケットのアドレスと一致する場合にはトリガを生成する。入力光スイッチは、トリガに応じてデータパケットを光電気コンバータへルーティングして、データパケットをノードから放棄する。
このようにして構成されたノードは、パケットヘッダを光領域のまま復号および認識可能であるという効果があり、必要に応じてノードから個々の光データパケットを放棄することを可能とする。ヘッダを電気領域へ変換する必要がないため、光相関部によって非常に高速のアドレス復号が可能となる。このような光復号は、光パケットのヘッダを認識可能な光相関部が行う。光相関部および光スイッチを用いることで、全部のデータパケットを電気領域へ変換する必要性がなくなる。全部の光データを電気領域へ変換するよりも高いデータ送信レートが可能となる。というのも、全部の光データを電気領域へ変換すると、ディテクタおよび電子部品の処理速度によって送信レートが制限されてしまうからである。典型的に、ヘッダが有するデータコンテンツは、その関連するパケットのヘッダ以外の部分よりもはるかに少ない。
このような構成には、光領域から電気領域への変換の必要性を制限しつつ、ノードをより費用効率良く実現するという効果がある。このノードはパケット交換ネットワークにおいて特に使い道があり、パケット交換ネットワークでは、大抵、個々の接続が回路交換ネットワークよりもずっと多く、個々の接続の多くは同一の資源を共有している。光スイッチが宛先ではないデータパケットは光電気コンバータへ送信されることがないということが理解されるであろう。この構成には、光電気コンバータは光伝送ネットワーク自体よりもずっと低いレートを処理するだけでよいという効果があるということが理解されるであろう。この構成によって、必要に応じて、より複雑に(かつ、より遅く)光電気コンバータへデータパケットを送信することが可能となる。このノードには、複数のデータフローを1つの波長(すなわち1つのチャネル)で伝送できるという効果がある。さらに、光学装置ではなく電気的プロセッサを用いてデータ処理部を実現することができるため、このノードを実施するのは、より安価となる。
入力遅延線が、光スプリッタと入力スイッチとの間に設けられることが好ましい。このような遅延線には、光相関部が参照アドレスとパケットのアドレスとの間の比較を行うのに、より多くの時間をかけることができるという効果がある。
光電気コンバータはデータ処理部に連通して、データパケットを放棄することが好ましく、データ処理部は、データ処理部を宛先とするデータパケットのみを処理する構成であることが好ましい。このような構成には、宛先がデータ処理部ではないデータパケットをデータ処理部が処理して時間を無駄にするということがない、という効果がある。
通信ノードは、送信部からの入力を有する出力光スイッチと、入力光スイッチとを有し、出力光スイッチは出力光リンクへの出力を有し、ノードへデータパケットを追加するのに送信部が使用されることが好ましい。
送信部は、光相関部からのトリガに応じて、出力光スイッチへ光パケットを送信する構成であることが好ましい。出力光スイッチは、光相関部からのトリガに応じて、送信部からの光パケットを出力リンクへ交換する構成であることが好ましい。この構成によって、光パケットが正しい時刻に子出力光リンクへ送信されることが保証される。
出力光スイッチは、光電気コンバータへデータパケットを交換する入力光スイッチに応じた出力光リンクへデータパケットを交換する構成であることが好ましい。これによって、ノードに追加されたパケットが、光リンクに作り出された使用可能なスペースを埋めることが保証される。このようにすると、ノードに追加されたトラフィックは光リンクにおいてさらなるスペースを占めることなく、単に、光リンクにおいてノードから放棄されたトラフィックが作り出した使用可能なスペースを埋めるだけであるので、効率良くノードのオペレーションを行うことができる。
ノードは、送信部の上流にあるバッファを有し、このバッファは、ノードに追加されたデータパケットを受信するものであることが好ましい。
使用中、光相関部へ参照アドレスを提供可能な制御チャネル制御部がさらにノードに備えられていてもよい。制御部はノードの外部にあることが好ましい。
ある実施形態においては、ダミーパケットがノードへ追加され、そのペイロードは、ノードへ追加されたデータパケットのペイロードで埋められる。送信部は、ノードへ追加されるダミーパケットを要求する構成であることが好ましい。ある実施形態においては、ノードは、入力光リンクに連通する制御ノードをさらに備え、制御ノードはノードへダミーパケットを追加するものである。
ダミーパケットは、ノードを宛先とするが、光電気コンバータを宛先とはしないことが好ましい。
ある実施形態においては、制御ノードは、所定のレートでノードへダミーパケットを追加する構成である。別の実施形態においては、ノードはデータ監視装置をさらに備え、ノードから放棄されたデータの量とノードへ追加されたデータの量とをデータ監視装置が監視し、ノードから放棄されたデータの量とノードへ追加されたデータの量との間の差が閾値を下回る場合にはダミーパケットがノードへ追加される構成である。なお、別の実施形態においては、ノードはデータ監視装置を備え、ノードから放棄されたデータの量とノードへ追加されるデータの量とをデータ監視装置が監視し、ノードから放棄されたデータの量が閾値を下回る場合にはダミーパケットがノードへ追加される構成である。
トリガは、相関部が検出したダミーパケットに応じて生成されてもよい。
ある実施形態においては、通信ノードは、入力スイッチからの入力を有する遅延スイッチをさらに備える。遅延スイッチは、出力スイッチへの出力と出力遅延線への別の出力とを有する。出力遅延線は出力スイッチへの入力に連通する。遅延スイッチは、入力スイッチからのデータを受け取り、送信部の制御の下で出力遅延線へ、または出力スイッチへそのデータを送信する構成である。この構成によって、リアルタイムでノードへデータを追加することができるようになり、これが例えばリアルタイムビデオストリーミングなどに必要とされる場合がある。
さらに通信ノードは、送信部を、出力遅延線へ送信されている入力スイッチからのデータに応じて、出力スイッチへデータを送信する構成として備えてもよい。このために、送信部は遅延スイッチへ制御信号を送信する。
遅延スイッチは、1交換期間、入力光スイッチからのデータを遅延させる構成であることが好ましい。
通信ノードは、入力光リンクにおいて第2のデータフローからの少なくとも1つのデータパケットをルーティングすることをさらに含む。
入力光スイッチは単安定装置または双安定装置であることが好ましい。
本発明の第2の観点によれば、第1のデータフローからの少なくとも1つのデータパケットを含む光信号をルーティングする通信ノードが提供される。ノードは、互いに連通する入力光リンクと出力光リンクを有している。入力光リンクは、着信光信号を実質的に同一の少なくとも2つの光信号へ分割する構成の光スプリッタに連通し、さらに光スプリッタは、光相関部への片方の光信号と出力光スイッチへの他方の光信号のうち1つを渡す構成であり、光相関部はデータパケットに応じてトリガを生成する構成とされており、出力光スイッチは、トリガに応じて出力光リンクへ別のデータパケットを交換し、ノードへデータを追加する構成とされている。
このような構成により、データが追加されるべきときを制御する相関部の制御の下でデータを追加できるようになり、アップリンクにおいて使用可能なスペースを最適に使用することができるようになる。
入力遅延線が光スプリッタと出力スイッチとの間に設けられることが好ましい。
送信部が出力光スイッチに連通して設けられ、ノードへデータを追加するものであることが好ましい。
ノードは送信部の上流にバッファをさらに備え、使用中、ノードは、ノードへ追加されたデータを、送信部へデータを入力する前にバッファへ当該データを入力する構成であることが好ましい。
送信部は、光相関部からのトリガに応じて、出力光スイッチへ光パケットを送信する構成であってもよい。
通信ノードは、光スプリッタと出力光スイッチとの間に入力光スイッチをさらに備えてもよく、出力光スイッチは、ノードからのデータを放棄する入力光スイッチに応じた出力光リンクへデータパケットを交換する構成である。
制御部が設けられ、出力スイッチは、制御部が提供する制御チャネルの管理の下でオペレーションを行うことができる。制御部はノードの外部にあってもよい。
ある実施形態においては、さらに通信ノードは、ノードへダミーパケットを追加し、ダ
ミーパケットのペイロードを、ノードへ追加されたデータパケットのペイロードで埋める構成であってもよい。
送信部は、ノードへ追加するダミーパケットを要求する構成であることが好ましい。
ある実施形態において、ダミーパケットは、入力光リンクに連通する制御ノードによってノードへ追加される構成である。ある実施形態においては、制御ノードは、所定のレートでノードへダミーパケットを追加する構成である。別の実施形態においては、データ監視装置が設けられ、ノードから放棄されたデータの量とノードへ追加されたデータの量とを監視するものとされる。ノードは、ノードから放棄されたデータの量とノードへ追加されたデータの量との間の差が閾値を下回る場合にはダミーパケットがノードへ追加される構成とされている。なお、別の実施形態においては、データ監視装置が設けられ、ノードから放棄されたデータの量とノードへ追加されるデータの量とを監視するものとされる。ノードは、使用中、ノードから放棄されたデータの量が閾値を下回る場合にはノードへダミーパケットを追加する構成とされている。
トリガは、相関部が検出したダミーパケットに応じて生成されることが好ましい。
ある実施形態において、通信ノードは、光スプリッタからの入力を有する遅延スイッチをさらに備える。遅延スイッチは、出力スイッチへの出力と出力遅延線への別の出力とを有する。出力遅延線は出力スイッチへの入力に連通する。遅延スイッチは、光スプリッタからのデータを受け取り、送信部の制御の下で出力遅延線へ、または出力スイッチへ当該データを送信する構成である。
さらに通信ノードは、送信部を、出力遅延線へ送信されている入力スイッチからのデータに応じて、出力スイッチへデータを送信する構成として備えてもよい。遅延スイッチは、1交換期間、光スプリッタからのデータを遅延させる構成であることが好ましい。
さらに通信ノードは、使用中、第2のデータフローからの少なくとも1つのデータパケットをルーティングするものであってもよい。
出力光スイッチは単安定装置または双安定装置であることが好ましい。
本発明の第3の観点によれば、第1のデータフローからの少なくとも1つのデータパケットを含む光信号をルーティングされる通信ノードが提供される。ノードは、互いに連通する入力光リンクと出力光リンクとを有する。入力光リンクは、出力光スイッチへの出力と出力遅延ラインへの別の出力とを有する遅延スイッチに連通する。出力遅延線は、出力光スイッチへの入力に連通する。遅延スイッチは、入力光リンクからのデータを受け取り、送信部の制御の下で出力遅延線へ、または出力スイッチへ当該データを送信する構成である。送信部は、遅延スイッチが出力遅延線へデータを送信するのに応じて、出力スイッチへデータを送信し、ノードへデータを追加する構成である。
このようにして構成したノードによって、リアルタイムでノードへデータを追加することができるようになり、これが例えばリアルタイムビデオストリーミングなどに必要とされる場合がある。
ノードは、送信部の上流にバッファをさらに備え、使用中は、ノードへ追加されたデータが、送信部へ入力される前にバッファへ入力されるような構成であることが好ましい。
送信部、遅延スイッチ、出力光スイッチのうち少なくとも1つは、制御部が提供する制御チャネルの管理の下でオペレーションが行われることが好ましい。
制御部はノードの外部にあってもよい。
遅延スイッチは、1交換期間、入力光リンクからのデータを遅延させる構成であることが好ましい。
出力光スイッチおよび遅延スイッチは、単安定装置または双安定装置であることが好ましい。
通信ノードは、入力光リンクおよび出力光リンクが、波長分割多重化(WDM:Wavelength Division Multiplexed)光信号の形態で複数のチャネルを搬送するような構成であることが好ましい。
入力光リンクと出力光リンクとのうち少なくとも1つは光ファイバであることが好ましい。
本発明の第4の観点によれば、本発明の第1、第2、第3の観点によるノードを含む通信ネットワークが提供される。
通信ネットワークは、リングネットワークに配置された複数のノードをさらに含むことが好ましい。
本発明の第5の観点によれば、互いに連通する入力光リンクと出力光リンクを有する通信ノードを用いて、第1のデータフローからの少なくとも1つのデータパケットを含む光信号をルーティングする方法が提供される。当該方法には、光スプリッタを用いて着信光信号を実質的に同一の少なくとも2つの光信号へ分割することと、光信号の片方を光相関部へ、光信号の他方を入力光スイッチへ渡すことと、光相関部を用いてパケットのアドレスを参照アドレスと比較することと、参照アドレスがパケットのアドレスに一致する場合にはトリガを生成することと、トリガに応じ、入力光スイッチを用いて光電気コンバータへデータパケットを交換し、データパケットをノードから放棄することとが含まれる。
当該方法は、入力遅延線を用いて、光スプリッタと入力スイッチとの間で光信号を遅延させることをさらに含んでもよい。
当該方法は、光電気コンバータに連通するデータ処理部を用いて、ノードからのデータパケットを放棄することをさらに含むことが好ましい。
当該方法は、データ処理部を宛先としたデータパケットのみを処理することをさらに含むことが好ましい。
当該方法は、入力光スイッチからの入力を有する入力光スイッチに連通する送信部を用いて、ノードへデータを追加することをさらに含み、出力光スイッチは出力光リンクへの出力を有することが好ましい。
当該方法は、光相関部からのトリガに応じて、送信部から出力光スイッチへ光パケットを送信することをさらに含むことが好ましい。
当該方法は、光相関部からのトリガに応じ、出力光スイッチを用いて、送信部からの光パケットを出力光リンクへ交換することをさらに含んでもよい。
当該方法は、光電気コンバータへデータパケットを交換する入力光スイッチにしたがって、出力光リンクへ光パケットを交換することをさらに含んでもよい。
当該方法は、ノードへダミーパケットを追加することと、ダミーパケットのペイロードを、ノードへ追加されたデータパケットのペイロードで埋めることとをさらに含んでもよい。
ある実施形態においては、当該方法に、送信部を用いて、ノードへ追加されるダミーパケットを要求することがさらに含まれている。
ある実施形態においては、当該方法に、所定のレートでノードへダミーパケットを追加することがさらに含まれている。別の実施形態においては、当該方法に、ノードから放棄されたデータの量とノードへ追加されたデータの量とを監視することと、ノードから放棄されたデータの量とノードへ追加されたデータの量との間の差が閾値を下回る場合にはノードへダミーパケットを追加することとがさらに含まれている。なお、別の実施形態においては、当該方法には、ノードから放棄されたデータの量とノードへ追加されたデータの量とを監視することと、ノードから放棄されたデータの量が閾値を下回る場合にはノードへダミーパケットを追加することとがさらに含まれている。
当該方法は、相関部が検出したダミーパケットに応じてトリガを生成することを含むことが好ましい。
当該方法は、入力光スイッチからの入力を有する遅延スイッチを用いて入力光スイッチからのデータを遅延させることをさらに含んでもよい。ここで遅延スイッチは、出力スイッチへの出力と出力遅延線への別の出力とを有し、出力遅延線は出力スイッチへの入力に連通してもよい。また当該方法は、入力スイッチからのデータを、送信部の制御の下で遅延スイッチを用いて出力遅延線へ、または出力スイッチへ交換することを含んでもよい。
当該方法は、遅延スイッチを用いて、1交換期間、入力光スイッチからのデータを遅延させることをさらに含んでもよい。
本発明の第6の観点によれば、通信を用いて第1のデータフローからの少なくとも1つのデータパケットを含む光信号をルーティングする方法が提供される。通信ノードは、互いに連通する入力光リンクと出力光リンクを有する。当該方法には、光スプリッタを用いて、入力光リンクへ入力された着信光信号を実質的に同一の少なくとも2つの光信号へ分割することと、光信号の片方を光相関部へ、光信号の他方を出力光スイッチへ渡すことと、光相関部を用いてパケットのアドレスを参照アドレスと比較することと、参照アドレスがパケットのアドレスに一致する場合にはトリガを生成することと、トリガに応じ、出力光スイッチ(38)を用いて、出力光リンクへ別のデータパケットを交換して、ノードへデータを追加することとが含まれている。
当該方法は、入力遅延線を用いて光スプリッタと出力スイッチとの間で光信号を遅延させることをさらに含むことが好ましい。
当該方法は、出力光スイッチに連通する送信部を用いてノードへデータパケットを追加することをさらに含むことが好ましい。
当該方法は、データが送信部へ入力される前に、当該データをバッファへ追加することをさらに含んでもよい。
当該方法は、光相関部からのトリガに応じて、出力光スイッチへ光パケットを送信することをさらに含むことが好ましい。
当該方法は、出力光スイッチが出力光リンクへデータパケットを交換すると、光スプリッタと出力光スイッチとの間の入力光スイッチを用いて、ノードからのデータパケットを放棄することをさらに含むことが好ましい。
ある実施形態において、当該方法には、ノードへダミーパケットを追加することと、ダミーパケットを、ノードへ追加されたデータパケットで埋めることがさらに含まれている。
当該方法は、送信部を用いて、ノードへ追加されるダミーパケットを要求することを含むことが好ましい。
ある実施形態においては、当該方法に、所定のレートでノードへダミーパケットを追加することがさらに含まれている。別の実施形態においては、当該方法に、監視装置を用いて、ノードから放棄されたデータの量とノードへ追加されたデータの量とを監視することと、ノードから放棄されたデータの量とノードへ追加されたデータの量との間の差が閾値を下回る場合にはノードへダミーパケットを追加することとがさらに含まれている。なお、別の実施形態においては、当該方法に、ノードから放棄されたデータの量とノードへ追加されたデータの量とを監視することと、ノードから放棄されたデータの量が閾値を下回る場合にはノードへダミーパケットを追加することとがさらに含まれている。
当該方法は、相関部が検出したダミーパケットに応じてトリガを生成することをさらに含むことが好ましい。
ある実施形態においては、当該方法に、光スプリッタからの入力を有する遅延スイッチを用いて光スプリッタからのデータを遅延させることがさらに含まれている。遅延スイッチは、出力スイッチへの出力と出力遅延線への別の出力とを有する。出力遅延線は、出力スイッチへの入力に連通する。また当該方法には、光スプリッタからのデータを、送信部の制御の下で遅延スイッチを用いて出力遅延線へ、または出力スイッチへ交換することがさらに含まれている。
当該方法は、光スプリッタから出力遅延線へデータを送信することに応じて、送信部から出力スイッチへデータを送信することをさらに含むことが好ましい。
当該方法は、遅延スイッチを用いて、1交換期間、光スプリッタからのデータを遅延させることをさらに含むことが好ましい。
本発明の第7の観点によれば、互いに連通する入力光リンクと出力光リンクとを有する通信ノードを用いて、第1のデータフローからの少なくとも1つのデータパケットを含む光信号をルーティングする方法が提供される。当該方法には、出力光スイッチへの出力と出力遅延線への別の出力とを有する遅延スイッチへ入力光リンクからのデータを入力することが含まれている。出力遅延線は出力光スイッチへの入力に連通する。また当該方法には、遅延スイッチへ入力されたデータを、送信部の制御の下で出力遅延線へ、または出力スイッチへ渡すことと、出力遅延線へデータを送信する遅延スイッチに応じて、送信部を用いて出力スイッチへデータを送信して、ノードへデータを追加することとが含まれている。
当該方法は、送信部へデータを送信する前に、バッファへ当該データを追加することをさらに含むことが好ましい。
当該方法は、遅延スイッチを用いて、1交換期間、入力光リンクからのデータを遅延させることをさらに含むことが好ましい。
本発明の第8の観点によれば、通信ノードのコンピュータプロセッサ上で動作すると、ノードからデータを放棄させるソフトウェアまたはコンピュータプログラムプロダクトが提供される。ノードは、第1のデータフローからの少なくとも1つのデータパケットを含む光信号をルーティングするものである。ノードは、互いに連通する入力光リンクと出力光リンクとを有する。ソフトウェアは、光スプリッタを用いて、入力光リンクへ入力された着信光信号を実質的に同一の少なくとも2つの光信号へ分割させ、光信号の片方を光相関部へ、光信号の他方を入力光スイッチへ渡すものである。光相関部は、パケットのアドレスを参照アドレスと比較し、参照アドレスがパケットのアドレスに一致する場合にはトリガを生成するものである。またソフトウェアは、トリガに応じ、入力光スイッチを用いて光電気コンバータへデータパケットを交換して、ノードからデータパケットを放棄するものである。
本発明の第9の観点によれば、通信ノードのコンピュータプロセッサ上で動作すると、データをノードへ追加させるソフトウェアまたはコンピュータプログラムプロダクトが提供される。ノードは、第1のデータフローからの少なくとも1つのデータパケットを含む光信号をルーティングするものである。ノードは、互いに連通する入力光リンクと出力光リンクとを有する。ソフトウェアは、光スプリッタを用いて、入力光リンクへ入力された着信光信号を実質的に同一の少なくとも2つの光信号へ分割させ、光信号の片方を光相関部へ、光信号の他方を出力光スイッチへ渡すものである。光相関部は、パケットのアドレスを参照アドレスと比較し、参照アドレスがパケットのアドレスに一致する場合にはトリガを生成するものである。またソフトウェアは、トリガに応じ、出力光スイッチを用いて出力光リンクへ別のデータパケットを交換し、ノードへデータを追加するものである。
本発明の第10の観点によれば、通信ノードのコンピュータプロセッサ上で動作すると、データをノードへ追加させるソフトウェアまたはコンピュータプログラムプロダクトが提供される。ノードは、第1のデータフローからの少なくとも1つのデータパケットを含む光信号をルーティングするものである。通信ノードは、互いに連通する入力光リンクと出力光リンクとを有する。ソフトウェアは、出力光スイッチへの出力と出力遅延線への別の出力とを有する遅延スイッチへ、入力光リンクからのデータを入力させる。出力遅延線は出力光スイッチへの入力に連通する。またソフトウェアは、遅延スイッチへ入力されたデータを、送信部の制御の下で出力遅延線へ、または出力スイッチへ渡し、出力遅延線へデータを送信する遅延スイッチに応じ、送信部を用いて出力スイッチへデータを送信して、ノードへデータを追加するものである。
本発明の他の特徴は、以下の、添付図面に例示のみを目的として示した好適な実施形態の説明から明らかとなろう。
本発明の第1の実施形態によるノードに対するアーキテクチャの概略図である。 ダミーパケットを追加するために変形した図1のノードを示す。 図1のノードにおいて時間とともに追加または放棄されるトラフィックを説明するグラフを示す。 代替実施形態によるダミーパケットを追加するために変形した図1のノードを示す。
図1は、本発明の第1の実施形態によるノードに対するアーキテクチャの概略図を示したものであり、当該ノードは一般に10と示す。図1において、矢印はノード10の制御機能を表しており、矢印なしの線は、光領域または電気領域で伝送されるデータフローを含んだデータ線を表している。ノード10は、1つの入力光ファイバ12と1つの出力光ファイバ14とを有する光リンク11とともに示してある。入力ファイバ12は、例えば隣接ノードから、トラフィックを受信するものである。出力ファイバは、例えば隣接ノードへ、トラフィックを送信するものである。簡略のため、図1に見られるように西から東へ伝送されるデータを含んだ光ファイバ1つだけを詳細に説明するが、実際には、ノード10は、東から西へ伝送されるデータを含んだ光ファイバも有することが理解されることであろう。また本発明の実施形態の原理を用いてそれを実現するために必要なことは、当業者ならば分かっていることであろう。典型的には、ノード10は、周知の構成を用いて時計回りまたは反時計回りの方向にファイバでリンクした同様のノードのリングへ配置されるであろう。
ノード10のオペレーションは、明確にするために以下では1つの波長、つまり1つのチャネルについて説明するが、必要に応じて複数の波長の規模のものとして、入力光ファイバ12および出力光ファイバ14を、低密度WDM(CWDM:Coarse WDM)または高密度WDM(DWDM)のような波長分割多重化(WDM:Wavelength Division Multiplexed)光信号の形態で複数のチャネルを搬送する構成とすることも可能であることが理解されよう。
ノード10はマルチプレクサ部16とデマルチプレクサ部18とを備える。デマルチプレクサ部16は、光スプリッタ20と、光相関部22と、入力光スイッチ24と、入力遅延線26と、光電気コンバータ28と、処理部30とを備える。マルチプレクサ部16は、バッファ32と、送信部36と、出力光スイッチ38とを備える。本発明の目的に対して適当なスプリッタ20は、2つの光ファイバを密接させた構成であり、着信信号を2つの同様な信号へ光学的に分割するものである。当業者ならば、このようなスプリッタ20に必要なものが分かるであろう。以下では、図5を参照しながら、相関部22および入力スイッチ24のオペレーションおよびやり取りを詳細に説明する。
ノード10はマルチプレクサ部16とデマルチプレクサ部18とを備える。デマルチプレクサ部18は、光スプリッタ20と、光相関部22と、入力光スイッチ24と、入力遅延線26と、光電気コンバータ28と、処理部30とを備える。マルチプレクサ部16は、バッファ32と、送信部36と、出力光スイッチ38とを備える。本発明の目的に対して適当なスプリッタ20は、2つの光ファイバを密接させた構成であり、着信信号を2つの同様な信号へ光学的に分割するものである。当業者ならば、このようなスプリッタ20に必要なものが分かるであろう。以下では、図5を参照しながら、相関部22および入力スイッチ24のオペレーションおよびやり取りを詳細に説明する。
使用中の図1を参照すると、入力光ファイバ12においてノード10へ単一の波長が入力される。この単一の波長は、データパケットの光データストリームを含んだデータチャネルに対応する。光データストリームは、2以上のデータフローからのデータパケットを含んでいてもよい。このパケットには周知の構成によるペイロードおよびヘッダが含まれており、光強度に違いのあるビットパターンとして符号化されている。本発明によって、単一の波長を含んだ入力光ファイバ12は図1に示す光スプリッタ20に連通している。光スプリッタ20は着信光信号を実質的に同一の2つの信号へ分割する。この信号の片方は光相関部22へ入力され、他方の信号は入力遅延線26へ入力されて入力スイッチ24へ渡る。光相関部22は、パケットヘッダを、光相関部22へ40にて入力される参照アドレスと比較する。参照アドレスは、ノード10の外部の制御部42が提供する制御チャネルの管理の下で光相関部22へ入力される。光スイッチ24は、光相関部22が制御しており、図1では相関部22と光スイッチ24との間の矢印で示してある。
オペレーション中、光相関部22は、着信パケットのヘッダを参照アドレスと比較する。一致するビットパターンが発見されると、光相関部22は光スイッチ24に対してトリガを与え、光スイッチ24は、スプリッタ20および入力遅延線26から受信した着信パケットのペイロードを光電気コンバータ28へ送る。光電気コンバータ28はフォトディテクタを備え、光信号を電気信号へ変える。フォトディテクタとしては、着信パケットのビットレートを受け入れられるだけ高速なものが選択される。当業者ならば、このような光電気コンバータに必要なものが分かるであろう。電気信号は次にデータ処理部30へ渡り、そこでノード10からデータを44にて放棄することも可能である。
光スイッチ24は、2つの状態があり、単安定装置または双安定装置のどちらかになることができる。単安定装置の場合、光スイッチ24の状態のうち片方のみ安定であり、他方は安定ではなく、光スイッチ24は、外部のイベントまたはトリガに応じて、不安定状態へ切り替わることができる。単安定装置は最終的には安定状態へ戻る。双安定装置の場合、光スイッチ24は、外部のイベントまたはトリガによる作用を受けるまではどちらの状態にあるか定かではないであろう。どちらの場合でも、このようなトリガは、光相関部22から光信号として提供することもできるし、または電気信号として提供することもできる。
光スイッチ24の構成としては、データ処理部30がデータ処理部30宛てのデータパケットのみを処理する構成とされるというものである。ノード10宛てではない、つまり光アドレスが参照アドレスに一致しないデータパケットは、光スイッチ24がデータ処理部30へ送信することはない。データ処理部30が対処する必要があるのは、光リンク11に見られるような光伝送ネットワーク自体よりも低いビットレートのみである、という効果がこの構成にあることが理解されるであろう。このような構成によって、データ処理部30は電気的に実施可能なものとなり、必要に応じて個々のデータフローをより複雑に処理することができるという効果がさらにある。
アップリンク46にてノード10へデータが追加可能である。このようなデータはまずバッファ32へ入力され、処理されるまではここに一時的に格納される。データは、光相関部22の制御の下で送信部36が出力光スイッチ38へ送信する。かかる制御は、光相関部22から送信部36への矢印で示してある。光多重化が出力光スイッチ38において行われるが、出力光スイッチ38は光相関部22が制御しており、光相関部22から出力光スイッチ38への矢印で示してある。入力光ファイバ12へ入力され、ノード10から放棄されないデータは、出力ファイバ14まで存続するということが理解されるであろう。
ノード10では、46におけるデータ追加レートは44におけるデータ放棄レートに制限される。なぜなら、出力光スイッチ38が、入力光スイッチ24がノード10からトラフィックを放棄するのに応じて、光リンク11へデータを追加することしかできないためであり、これにより光リンク11において光データパケットが壊れるのを防いでいる。実際、ダウンリンク44は、光リンク11を通るデータストリーミングにスペースを作り出し、そのスペースをアップリンク46が埋めることができる。ノード10へ追加されたトラフィックが光リンク11のデータシーケンスにおいてさらなるスペースを占めることなく、光リンク11においてノード10から放棄された使用可能なスペースを単に埋めるだけとなるため、このようなノード10のオペレーションは非常に効果的である。実際、アップリンク46は、データトラフィックにおいてダウンリンク44が作り出したタイムスロットを使用する。
最も実際的な状況においては、アップリンクトラフィックの量は大抵ダウンリンクトラフィックの量よりも少ないため、44にてノード10からデータを放棄して作り出すタイムスロットによって、ノード10へ追加されたデータに対して十分な容量が提供される。さらに、使用可能なタイムスロットが一時的に存在しない場合、データを一時的に格納するようにして、最適に、または少なくとも効率良くアップリンクトラフィックをノード10へ追加することが可能であることを保証する手立てが、バッファ32によって提供される。しかしながら、より高いアップリンクデータレートが必要となれば、図2を参照しながら以下で説明するようにダミーパケットを追加して、タイムスロットを光リンク11が使用可能なものとすることができる。
図2は、ダミーパケットを追加するために変形した図1のノードを示す。図1の実施形態と同様の特徴は同様の参照番号で示してある。図2では、入力光ファイバ12に連通する制御ノード50を用いて、ノード10へダミーパケットを追加する。ダミーパケットは、パケットをダミーパケットとして識別するヘッダと、空のペイロードとを実質的に含む。ダミーパケットはノード10を宛先としているが、データ処理部30を宛先としてはいない。ダミーパケットは、光スイッチ24が光電気コンバータ28へ送るのではなく、出力光スイッチ38へ直接渡る。したがって、データ処理部30はダミーパケットには対応しない。このようにして、制御ノード50がダミーパケットをデータストリームに挟み、ダミーパケットがデータストリームにスペースを作り、アップリンク46においてノード10へ追加されるデータがそのスペースを埋めることができる。本発明によれば、ダミーパケットを挟むには3つの別々の方法がある。第1の方法には、図2における送信部36と制御部50との間の矢印で示したように、送信部36が制御ノード50からダミーパケットを要求するということが必ず含まれている。第2の方法は、制御部50が所定のレートで周期的にダミーパケットを自動的に挟むということが必ず含まれており、ノード10が制御ノード50からダミーパケットを要求する必要はない。第3の方法には、44にてノードから放棄されるデータの量と46にてノードへ追加されるデータの量とを監視することと、図3を参照しながら説明するやり方でダミーパケットを挟むこととが必ず含まれている。
図3は、ノード10において時間とともに追加または放棄されるトラフィックを説明するグラフを示しており、ここでグラフを一般に60と示す。グラフ60には、トラフィックロードを示すy軸62と、時間を示すx軸64とがある。アップリンクトラフィックは66で示し、ダウンリンクトラフィックは68で示している。ダウンリンクトラフィック68の量とアップリンクトラフィック66の量との間の差が特定の閾値Tを下回るまで減少すると、制御ノード50がデータストリームにダミーパケット70を挟むということが、図3に示されている。また、ダウンリンクトラフィック68の量が閾値Tを下回ることがあれば、制御ノード50はデータストリームにダミーパケット72も挟むということも、図3には示されている。
T1がT2のような絶対閾値ではないということは理解されるであろう。T1は浮遊閾値であり、ダウンリンクトラフィック68およびアップリンクトラフィック66のレートが比較的高いあるいは比較的低い場合に生じるものである。このため、ダウンリンクトラフィック68の量とアップリンクトラフィック66の量との間の差が特定の閾値を下回るまで減少する時、例えば図3に示す時刻tを参照するのがより適切である。
再び図2を参照するが、相関部22がダミーパケットを検出すると、送信部36へトリガが送信される。これは、相関部22と送信部36との間の矢印で示してある。このトリガは、送信部36がトラフィックを出力光スイッチへいつ送信すべきかを示しており、ダミーパケットが作り出したスペースに一致している。
図4は、別の実施形態によるダミーパケットを追加するために変形した図1のノードを示す。図1の実施形態と同様の特徴は同様の参照番号で示してある。図4では、送信部36が遅延スイッチ80および出力スイッチ38の制御にあって、それぞれ、送信部36と遅延スイッチ80との間に示した矢印と、送信部36と出力スイッチ38との間に示した矢印とで示してある。遅延スイッチ80は、入力スイッチ24からトラフィックを受け取ると、出力遅延線82へ送ることも、出力スイッチ38へ送ることも可能である。出力遅延線82は、出力スイッチ38にも連通している。図4の実施形態は、遅延を最小としてアップリンクトラフィックを配信する必要がある映像通信または音声通信のようなリアルタイムの応用において用いることを意図したものである。
使用中、図4のノードは、アップリンクトラフィックを最小の遅延で送信する必要があると認識する。この認識は、例えば、送信部36がパケットヘッダにあるインジケータを認識することなどによって行うことができる。送信部36は、光リンク11においてトラフィックが放棄されることによりタイムスロットが使用可能になるまで待機することはせずに、光ファイバリンク11におけるトラフィックを出力遅延線82へ送って遅延させるよう遅延スイッチ80に通知する。これにより、光ファイバリンク11に使用可能なタイムスロットが作り出され、アップリンクトラフィックに使用することができる。つまり、このようにして、アップリンクトラフィックが最小の遅延で送信可能であることを保証するのである。典型的には、送信部36は、光リンク11におけるトラフィックを1交換期間だけ遅延させるのだが、必要に応じてそれよりも長い時間を適用可能であることは理解されよう。そして、出力遅延線82へ送ったトラフィックは、出力光スイッチ38へ挿入して、光ファイバリンク11へ再び挿入する。このようにして、図4のノードを用いることで遅延を最小にしてトラフィックを送信することができる。
本発明の実施形態によるノード10は、大容量光伝送ネットワークに使用可能であり、THzのビットレートにおける光交換をサポートするのに用いることもできる。ノード10には、複数のデータフローを1つの波長(すなわち1つのチャネル)で伝送することができるという効果がある。ノード10を用いることで、データの全部を光領域から電気領域へ変換する必要がなくなるため、より大きなデータを伝送することが可能となる。したがって、全部の光データを電気データへ変換することに比べ、ノード10を用いることで、ずっと高いデータレートを実現することができる。というのも、全部の光データを電気データへ変換すれば、ディテクタおよび電子部品の処理速度によって送信レートが制限されてしまうからである。さらに、光学装置ではなく電気的プロセッサを用いてデータ処理部30を実現することができるため、ノード10を実施するのは、より安価となる。
光リンク11で送信された第2のデータフローをノード10から放棄するには、光電気コンバータ28およびデータ処理部30を重複させることができるということが、当業者ならば分かるであろう。そうすると、第2のデータフローを、重複した光電気コンバータ28とデータ処理部30とに送り、必要に応じてノードから放棄することができる。あるいは、参照アドレス60を変更して第2のデータフローを参照し、第2のデータフローを光電気コンバータ28およびデータ処理部30を宛先とすることもできる。この代替構成によって、光電気コンバータ28および処理部を重複させる必要性がなくなる。
以上の実施形態については、光強度に違いをつけて符号化した光ヘッダを含んだデータストリームを用いて説明した。使用する光相関部に応じた光ヘッダの他の符号化法に対しても、本発明の基礎をなす同様の原理を適用することができる。

Claims (15)

  1. 第1のデータフローからのデータパケットを少なくとも1つ含む光信号をルーティングする通信ノードであって、前記通信ノードは互いに連通する入力光リンクと出力光リンクとを有し、前記入力光リンクは、着信光信号を実質的に同一の少なくとも2つの光信号へ分割する光スプリッタに連通し、前記光スプリッタは、さらに前記光信号の片方を光相関部へ、前記光信号の他方を入力光スイッチへ渡し、前記光相関部は、前記パケットのアドレスを参照アドレスと比較し、前記参照アドレスが前記パケットのアドレスに一致する場合にはトリガを生成し、前記入力光スイッチは、前記トリガに応じて、前記データパケットを光電気コンバータへルーティングし、前記通信ノードから前記データパケットを放棄する、通信ノードであって、
    前記光スプリッタと前記入力スイッチとの間に入力遅延線をさらに備え、
    送信部および前記入力光スイッチからの入力を有する出力光スイッチをさらに備え、前記出力光スイッチは、前記出力光リンクへの出力を有し、前記送信部は前記通信ノードへデータパケットを追加する、通信ノードであって、
    前記送信部は、前記光相関部からの前記トリガに応じて、前記出力光スイッチへデータパケットを送信し、
    前記通信ノードは、されに、
    前記入力光リンク(12)と通信し、ダミーパケットを追加するように構成された制御ノード(50)を含め、
    前記光相関部(22)は、ダミーパケットを検知することに応じて、前記送信部へトリガを送信するように構成され、
    前記送信部は、ダミーパケットのペイロードを前記通信ノードへ追加されたデータパケットのペイロードで埋める通信ノード。
  2. 前記ダミーパケットは前記通信ノードに宛てられるが、前記光電気コンバータには宛てられない、請求項に記載の通信ノード。
  3. ダミーパケットが所定のレートで前記通信ノードへ追加される、請求項1または2に記載の通信ノード。
  4. データ監視装置をさらに備え、前記通信ノードから放棄されたデータの量と前記通信ノードへ追加されたデータの量とが前記データ監視装置によって監視され、前記通信ノードから放棄されたデータの量と前記通信ノードへ追加されたデータの量との間の差が閾値を下回る場合、または前記通信ノードから放棄されたデータの量が閾値を下回る場合には、ノードへダミーパケットが追加される、請求項1〜のいずれか1項に記載の通信ノード。
  5. 前記入力光リンクにおいて第2のデータフローからの少なくとも1つのデータパケットをルーティングすることをさらに含む、請求項1〜いずれか1項に記載の通信ノード。
  6. 第1のデータフローからの少なくとも1つのデータパケットを含む光信号をルーティングする通信ノードであって、前記通信ノードは、互いに連通する入力光リンクと出力光リンクとを有し、前記入力光リンクは、出力光スイッチへの出力と出力遅延線への別の出力とを有する遅延スイッチに連通し、前記出力遅延線は前記出力光スイッチへの入力に連通し、前記遅延スイッチは、前記入力光リンクからデータパケットを受け取り、送信部の制御の下で前記出力遅延線へ、または前記出力スイッチへ前記データパケットを送信し、前記送信部は、前記遅延スイッチが前記出力遅延線へデータパケットを送信することに応じて、前記出力スイッチへデータパケットを送信し、前記通信ノードにデータパケットを追加し、
    前記通信ノードは、されに、
    前記入力光リンク(12)と通信し、ダミーパケットを追加するように構成された制御ノード(50)を含め、
    前記送信部は、ダミーパケットのペイロードを前記通信ノードへ追加されたデータパケットのペイロードで埋める、通信ノード。
  7. 前記遅延スイッチは、1交換期間、前記入力光リンクからのデータを遅延させる、請求項記載の通信ノード。
  8. 互いに連通する入力光リンクと出力光リンクとを有する通信ノードを用いて、第1のデータフローからのデータパケットを少なくとも1つ含む光信号をルーティングする方法であって、光スプリッタを用いて、前記入力光リンクへ入力された着信光信号を実質的に同一の少なくとも2つの光信号へ分割することと、前記光信号の片方を光相関部へ、前記光信号の他方を入力光スイッチへ渡すことと、前記光相関部を用いて、前記パケットのアドレスを参照アドレスと比較することと、前記参照アドレスが前記パケットのアドレスに一致する場合にはトリガを生成することと、前記トリガに応じ、前記入力光スイッチを用いて、前記データパケットを光電気コンバータへ交換することとを含むことで、前記通信ノードから前記データパケットを放棄する方法であって、
    入力遅延線を用いて、前記光スプリッタと前記入力スイッチとの間で前記光信号を遅延させることをさらに含み、
    前記入力光スイッチからの入力を有する出力光スイッチに連通する送信部を用いて、前記通信ノードへデータパケットを追加することをさらに含み、前記出力光スイッチは前記出力光リンクへの出力を有し、
    前記光相関部からの前記トリガに応じて、前記送信部から前記出力光スイッチへのデータパケットを送信することをさらに含み、
    前記方法は、されに、
    前記入力光リンク(12)と通信する制御ノードにより、ダミーパケットを追加することと、
    前記光相関部(22)により、ダミーパケットを検知することに応じて、前記送信部へトリガを送信することと、
    前記送信部により、ダミーパケットのペイロードを前記通信ノードへ追加されたデータパケットのペイロードで埋める方法。
  9. 所定のレートで前記通信ノードへダミーパケットを追加することをさらに含む、請求項記載の方法。
  10. 前記通信ノードから放棄されたデータの量と前記通信ノードへ追加されたデータの量とを監視することと、前記通信ノードから放棄されたデータの量と前記通信ノードへ追加されたデータの量との間の差が閾値を下回る場合、または前記通信ノードから放棄されたデータの量が閾値を下回る場合には、ノードへダミーパケットを追加することとを含む、請求項8または9に記載の方法
  11. 前記光相関部によって検出されたダミーパケットに応じて、前記トリガを生成することをさらに含む、請求項8〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記入力光スイッチからの入力を有する遅延スイッチを適宜用いて、前記入力光スイッチからのデータパケットを遅延させることをさらに含み、前記遅延スイッチは前記出力スイッチへの出力と出力遅延線への別の出力とを有し、前記出力遅延線は前記出力スイッチへの入力に連通するものであり、前記入力スイッチからのデータパケットを、送信部の制御の下で前記遅延スイッチを用いて前記出力遅延線へ、または出力スイッチへ交換することをさらに含む、請求項8〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 互いに連通する入力光リンクと出力光リンクとを有する通信ノードを用いて、第1のデータフローからの少なくも1つのデータパケットを含む光信号をルーティングする方法であって、光スプリッタを用いて、入力光リンクへ入力された着信光信号を実質的に同一の少なくとも2つの光信号に分割することと、前記光信号のうち片方を光相関部へ、前記光信号の他方を出力光スイッチへ渡すことと、前記光相関部を用いて、前記パケットのアドレスを参照アドレスと比較することと、前記参照アドレスが前記パケットのアドレスに一致する場合にはトリガを生成することと、前記トリガに応じ、前記出力光スイッチを用いて、前記出力光リンクへ別のデータパケットを交換することと、更に、
    前記入力光リンク(12)と通信する制御ノードにより、ダミーパケットを追加することと、
    前記光相関部(22)により、ダミーパケットを検知することに応じて、前記送信部へトリガを送信することと、
    前記送信部により、ダミーパケットのペイロードを前記通信ノードへ追加されたデータパケットのペイロードで埋めることを含むことで、前記通信ノードへデータパケットを追加する方法。
  14. 前記光スプリッタからの入力を有する遅延スイッチを適宜用いて、前記光スプリッタからのデータを遅延させることをさらに含み、前記遅延スイッチは前記出力スイッチへの出力と出力遅延線への別の出力とを有し、前記出力遅延線は前記出力スイッチへの入力に連通するものであり、前記光スプリッタからのデータパケットを、送信部の制御の下で前記遅延スイッチを用いて前記出力遅延線へ、または出力スイッチへ交換することをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 互いに連通する入力光リンクと出力光リンクとを有する通信ノードを用いて、第1のデータフローからの少なくとも1つのデータパケットを含む光信号をルーティングする方法であって、出力光スイッチへの出力と出力遅延線への別の出力とを有する遅延スイッチへ前記入力光リンクからデータパケットを入力することと、前記出力遅延線は前記出力光スイッチへの入力に連通することと、前記遅延スイッチが前記出力遅延線へデータパケットを送信することに応じ、前記送信部を用いて、前記遅延スイッチへ入力されたデータパケットを前記出力遅延線へ、または前記出力スイッチへ渡すことと、更に
    前記入力光リンク(12)と通信する制御ノードにより、ダミーパケットを追加することと、
    前記送信部により、ダミーパケットのペイロードを前記通信ノードへ追加されたデータパケットのペイロードで埋めることを含むことで、前記通信ノードへデータパケットを追加する方法。
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