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JP4940480B2 - ドリルヘッド - Google Patents
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Description

本発明は、削孔装置、削岩装置および高炉や転炉等の出銑口の補修装置、等に使用するドリルヘッドに関する。
ドリルヘッドは、先端にビットを備えるロッド(以下、削孔ロッドと称す)に回転力と給進力あるいは回転力、給進力および打撃力を付与し、削孔、削岩および出銑口の補修等を行うものである。従って、ドリルヘッドには、回転力を付与する回転駆動装置(例えば、モータ、歯車など)および打撃力を付与する打撃装置(例えばピストン)が内蔵され、また、ドリルヘッドは、リーダまたはガイドセルに沿って摺動自在のスライドテーブル(スライダー)に固着され、このスライドテーブルには給進装置(例えば、油圧シリンダやリーダまたはガイドセルの両端に設けられたスプロケットに懸回されたチェーン)が連結されて進退され、このスライドテーブルの進退でドリルヘッドを進退させ、これにより削孔ロッドに給進力および引抜力を付与するものである(例えば、特許文献1および2参照)。
また、ドリルヘッドには、クリーニングスイベルを連結し、削孔ロッドより流体(例えば、水や空気)を供給し、削孔ロッド先端のビット部より流体を噴出しつつ削孔、削岩または出銑口の補修等を行うものがある(例えば、特許文献3および4参照)。これによれば、削孔ロッドに回転、推進(給進)および打撃を与える他に、削孔ロッド先端のビット部より流体を噴出させるので、掘削土や削岩屑および出銑口の鉄屑等が排除されるので、削孔、削岩または出銑口の補修の障害にならず、削孔効率が向上する。
従来、このクリーニングスイベルを連結したドリルヘッドは、例えば図2に示す構造となっている。ドリルヘッド101は、トランスミッションハウジング110内にシャンクロッド102を備え、このシャンクロッド102に回転駆動装置103および打撃装置104が連係されている。シャンクロッド102には、スピンドルギア105がスプライン結合されており、このスピンドルギア105に回転駆動装置103を構成するモータ107で回転するギア106が噛合され、シャンクロッド102に回転力が付与される。また、シャンクロッド102の直上には、打撃装置104を構成するシリンダ108を設け、そのピストン109がシャンクロッド102と同軸状に設けられ、このピストン109でシャンクロッド102の頭を打撃することで打撃力が付与される。また、ドリルヘッド101は、図示しないが、リーダまたはガイドセルに沿って摺動自在のスライドテーブル(スライダー)に固着され、このスライドテーブルには給進装置(例えば、油圧シリンダやスプロケットに懸回されたチェーン)が連結されて進退され、これによりドリルヘッドも進退する。
一方、クリーニングスイベル111は、ジョイントアダプタ112とシールケース113とで構成されている。ジョイントアダプタ112は、一端側にドリルヘッド101のシャンクロッド102にねじ結合するねじ孔114が設けられ、他端側に内アダプタロッド121および外アダプタロッド122がねじ結合するねじ孔115、116が設けられ、このねじ孔115、116から側面に開口する流体の供給孔117および掘削土等の排出孔118が設けられている。
前記内アダプタロッド121および外アダプタロッド122は、一端側がジョイントアダプタ112のねじ孔115、116にねじ結合され、同心状の二重管に配設され、この内アダプタロッド121の他端側には内管124がねじ結合126され、外アダプタロッド122の他端側には外管125がねじ結合127されて連結される、そして、内アダプタロッド121および内管124の中空部が流体の供給通路128となり、内アダプタロッド121と外アダプタロッド122との間および内管124と外管125との間が排出通路129となっており、供給通路128は供給孔117に連通し、排出通路129は排出孔118と連通している。
従って、クリーニングスイベル111では、開口119より流体(例えば、空気や水)を供給し、供給孔117から供給通路128を経て削孔ロッド123(内管124および外管125で構成)の先端ビット部(図示省略)より噴出させることができ、噴出された流体の圧力で、例えば、掘削土は、流体と共に排出通路129から排出孔118を経て開口120より外部に排出できる。
このようなクリーニングスイベル111が連結されたドリルヘッド101によれば、内管124および外管125で構成する削孔ロッド123には、ドリルヘッド101により回転力、給進力(推進力)および打撃力が付与され、クリーニングスイベル111より流体が供給される。
そこで、クリーニングスイベル111より流体を供給しつつドリルヘッド101を駆動させて削孔ロッド123に回転力、給進力および打撃力を付与して削孔、削岩または出銑口の補修をする。この時の流体の供給は、例えば、削孔では削孔ロッド123が地盤中に進入してから開始してもよい。
特開平10−37645号公報 実開平4−77689号公報 実開平6−71587号公報 実開平7−20387号公報
しかし、ドリルヘッド101は、リーダまたはガイドセルに沿って摺動自在のスライドテーブル(スライダー)に固着され、このスライドテーブルには給進装置(例えば、油圧シリンダやスプロケットに懸回されたチェーン)が連結されて進退され、このスライドテーブルの進退でドリルヘッド101を進退させ、これにより削孔ロッド123に給進力(推進力)および引抜力を付与する構成となっている。従って、ドリルヘッド101の進退距離は、リーダまたはガイドセルの長さに制約を受け、例えば、削孔で削孔深度が大きい場合には、ドリルヘッド101の始端から終端までの1回のストロークでは、削孔ロッドを所定深度に到達させることができない。このような場合には、ドリルヘッド101が始端から移動して終端にきたら、ドリルヘッド101から地盤中の削孔ロッド123は切り離し、ドリルヘッド101を始端に戻し、ドリルヘッド101と地盤中の削孔ロッド123との間に新しい削孔ロッド123を継ぎ足し、再び削孔することを繰り返し実施することで、所定深度まで削孔する。
この削孔ロッド123のドリルヘッド101からの切り離しおよび継ぎ足しは、内アダプタロッド121および外アダプタロッド122のねじ結合126、127部分において行っている。
ところが、従来のドリルヘッド101とクリーニングスイベル111は、別体で構成され、ドリルヘッド101のシャンクロッド102の螺軸102aに、クリーニングスイベル111のジョイントアダプタ112のねじ孔114をねじ込むことで、ドリルヘッド101にクリーニングスイベル111を連結しドリルヘッド101とクリーニングスイベル111との間にスイベルストッパ130が設けられた構成となっている。従って、削孔ロッド123(内管124、外管125)は、内アダプタロッド121および外アダプタロッド122にねじ結合126、127されているため、前記削孔ロッド123の切り離し時には、ねじ結合126、127を解除する回転を与え、継ぎ足し時にはねじ結合126、127させる回転を与えることとなるため、このねじ結合126、127を解除したり、ねじ結合させる回転力は、ドリルヘッド101のシャンクロッド102の螺軸102aとクリーニングスイベル111のジョイントアダプタ112のねじ孔114とのねじ結合部分にも作用する。これによりドリルヘッド101のシャンクロッド102の螺軸102aとクリーニングスイベル111のジョイントアダプタ112のねじ孔114とのねじ結合に次第に緩みが生じてしまい、損傷の原因になったり、また、ねじ結合状態の緩みを修正するための作業に多大の手数、時間がかかり、例えば、削孔作業全体の効率が低下するなどの課題があった。
また、シャンクロッド102の螺軸102aとジョイントアダプタ112のねじ孔114とのねじ結合の緩みを防止するために、このねじ結合部分に砂を噛ませるなどしているが、この方法ではねじ結合部分が焼き付いて固着状態となり、損傷したり、再利用が不可になってしまう課題がある。
本発明は、かかる従来の課題を解決せんと提案されたものであり、その目的は、削孔ロッドの切り離しおよび継ぎ足しを実施しても、ドリルヘッドとクリーニングスイベルのねじ結合の緩みを全く心配することがなく、削孔効率の向上を図ったドリルヘッドの提供にある。
前記課題を解決するため、本発明のドリルヘッドは、トランスミッションハウジング内に、シャンクロッドと、このシャンクロッドを回転する回転駆動装置と、シャンクロッドを打撃する打撃装置と、を内蔵し、
前記シャンクロッドの下端にシャンクロッドと共に回動可能なジョイントアダプタが一体に連結され、このジョイントアダプタ部分は、前記トランスミッションハウジングに固定的に連結されたシールケースで被覆されて該シールケースとともにクリーニングスイベルを構成し、
前記ジョイントアダプタの下端面の軸心には、外アダプタロッドが螺合する大径の袋ねじ孔と、この大径の袋ねじ孔の天面に内アダプタロッドが螺合する大径の袋ねじ孔より小径の袋ねじ孔が軸線方向に同心的に設けられ、
また、ジョイントアダプタには、側面に開口し前記大径の袋ねじ孔に連通する通孔と、側面に開口し前記小径の袋ねじ孔に連通する通孔とが設けられ、
前記シールケースには、前記各通孔のうち一方の通孔に連通する流体の供給口と、他方の通孔に連通する流体の排出口とが、それぞれ設けられていることを特徴とする。
この構成によりシャンクロッドは、回転駆動装置で回転され、打撃装置で打撃される。ジョイントアダプタは、シャンクロッドに一体に連結されているので、回転駆動装置の回転力および打撃装置の打撃力は、シャンクロッドを介しジョイントアダプタに伝達される。
ジョイントアダプタの小径の袋ねじ孔には内アダプタロッドが螺合されて連結され、大径の袋ねじ孔には外アダプタロッドが螺合されて連結され同心状の二重管となり、内アダプタロッドにはインナロッド(内管)が連結され、外アダプタロッドにはアウタロッド(外管)が連結され、このインナロッドとアウタロッドの二重管が削孔ロッドを構成する。ジョイントアダプタはシャンクロッドと共に回動可能となっているので、回転駆動装置でシャンクロッドが回転されると、このシャンクロッドに連結されているジョイントアダプタも回転する。
従って、回転駆動装置の回転力および打撃装置の打撃力は、シャンクロッドを介しジョイントアダプタに伝達されるから、このジョイントアダプタに連結されている削孔ロッド(インナロッド、アウタロッド)にも伝達される。これにより削孔ロッドには、回転駆動装置で回転力を、打撃装置で打撃力を付与することができる。
また、ドリルヘッドは、リーダまたはガイドセルに沿って摺動自在のスライドテーブル(スライダー)に固着され、このスライドテーブルには給進装置、(例えば、油圧シリンダやスプロケットに懸回されたチェーン)が連結されて進退され、このスライドテーブルの進退でドリルヘッドを進退させ、これにより削孔ロッドに給進力(推進力)および引抜力を付与することができる。
さらに、ジョイントアダプタの小径の袋ねじ孔には内アダプタロッドが螺合されて連結され、大径の袋ねじ孔には外アダプタロッドが螺合されて連結され、同心状の二重管となり、内アダプタロッドにはインナロッド(内管)が連結され、外アダプタロッドにはアウタロッド(外管)が連結され、二重管の削孔ロッドとなっている。そして、内アダプタロッドおよびインナロッドの中空部は連通し通路となり、また、内アダプタロッドと外アダプタロッドとの間およびインナロッドとアウタロッドの間が連通し通路となり、いずれか一方の通路が流体の供給通路となり、他方の通路がスライム等の排出通路となる。この一方の通路は、ジョイントアダプタの一方の通孔に連通し、他方の通路はジョイントアダプタの他方の通孔に連通している。シールケースには、供給口と排出口が設けられ、供給口はジョイントアダプタの一方の通孔の開口に対応する位置に設けられ、排出口はジョイントアダプタの他方の通孔の開口に対応する位置に設けられている。
従って、例えば、内アダプタロッドおよびインナロッドの中空部の通路を流体の供給通路として、シールケースの、この供給通路に連通するジョイントアダプタの通孔の開口に対応する位置に設けられた開口を供給口とし、内アダプタロッドと外アダプタロッドとの間およびこれと連通するインナロッドとアウタロッドとの間を排出通路とし、シールケースの、この排出通路に連通するジョイントアダプタの通孔の開口に対応する位置に設けられた開口を排出口とすると、供給口より供給(圧入)した流体は、ジョイントアダプタの一方の通孔より供給通路に流入し、削孔ロッドの先端ビット部より噴出されることができ、噴出した流体はスライム等と共に排出通路を経てジョイントアダプタの他方の通孔を通り排出口より外部に排出させることができる。
また、本発明のドリルヘッドの前記シャンクロッドとジョイントアダプタとの連結は、スプライン結合であることを特徴とする。
この構成によりシャンクロッドに伝達された回転力および打撃力をジョイントアダプタに確実に伝達することができると共に、シャンクロッドとジョイントアダプタの間に緩衝部材を介在させることができ、シャンクロッドとジョイントアダプタの連結部の損傷を防止できるし、騒音の発生も防止できる。
本発明に係るドリルヘッドによれば、次のような効果を奏する。
(1)本発明のドリルヘッドは、クリーニングスイベルを一体に備えるので、従来のようにドリルヘッドに別体のクリーニングスイベルをねじ結合して取り付ける必要がない。従って、本発明のドリルヘッドは、ドリルヘッドに別体のクリーニングスイベルを取り付けるねじ結合部分がないので、従来のように削孔ロッドの切り離しおよび継ぎ足しで、該ねじ結合が緩むことも発生しないので、それに伴う修正作業も必要ないし、ねじ結合するに際し砂を噛まし緩みを防止する、等の作業も不要となる。これによりねじ結合部分で焼き付く損傷も生じない。
(2)本発明のドリルヘッドによれば、クリーニングスイベルを一体に備えるので、削孔ロッドに回転力、給進力および打撃力を付与できると共に、クリーニングスイベルを取り付けることなく、流体を供給して削孔、、削岩または出銑口の補修、等を実施できる。
(3)削孔ロッドの切り離し、継ぎ足しで螺合の解除およびねじ結合させるために削孔ロッドを回転させても、本発明はドリルヘッドとクリーニングスイベルのねじ結合部分がないので、このねじ結合部分の緩みに配慮することなく作業でき、速やかに削孔ロッドの切り離しおよび継ぎ足しを実施できる。
本発明の実施の形態を示すドリルヘッドの断面図である。 従来のドリルヘッドを示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態を示すドリルヘッドの断面図である。
ドリルヘッド1は、トランスミッションハウジング10内にシャンクロッド2と、このシャンクロッド2を回転する回転駆動装置3と、前記シャンクロッド2を打撃する打撃装置4と、を内蔵し、前記シャンクロッド2の下端にシャンクロッド2と共に回動可能なジョイントアダプタ12がスプライン結合で連結され、このジョイントアダプタ12部分は前記トランスミッションハウジング10に連続して設けられたシールケース13で被覆されてクリーニングスイベル11となっている。符号、12aはジョイントアダプタピンである。このようにジョイントアダプタ12は、シャンクロッド2に一体に連結されている。
前記ジョイントアダプタ12の下端面の軸心には、外アダプタロッド22が螺合する大径の袋ねじ孔16と、この大径の袋ねじ孔16の天面に設けられた内アダプタロッド21が螺合する前記大径の袋ねじ孔16より小径の袋ねじ孔15とが軸線方向に同心的に設けられ、また、ジョイントアダプタ12には、側面に開口18aし前記大径の袋ねじ孔16に連通する通孔18と、側面に開口17aし前記小径の袋ねじ孔15に連通する通孔17とが設けられ、前記シールケース13には、前記一方の通孔17の開口17aに対応する位置に供給口19が、前記他方の通孔18の開口18aに対応する位置に排出口20が、設けられて大略構成されている。
前記回転駆動装置3は、シャンクロッド2にスプライン結合されたスピンドルギア5に、モータ7で駆動されるギア6が噛合されて構成されている。従って、モータ7でギア6を回転駆動させることによって、スピンドルギア5を介してシャンクロッド2を回転することができる。符号5aはスピンドルギアピンである。
前記打撃装置4は、シャンクロッド2の直上にシリンダ8を設け、そのピストン9がシャンクロッド2と同軸上に配置され、該ピストン9がシャンクロッド2の頭部を打撃する構成となっている。従って、シリンダ8のピストン9を駆動してシャンクロッド2の頭部を打撃することができる。
前記ジョイントアダプタ12の小径の袋ねじ孔15には、内アダプタロッド21が螺合されて連結され、大径の袋ねじ孔16には外アダプタロッド22が螺合されて連結され、同軸状の二重管となり、内アダプタロッド21にはインナロッド(内管)24が螺合26されて連結され、外アダプタロッド22にはアウタロッド(外管)が螺合27されて連結され、二重管の削孔ロッド23となっている。そして、内アダプタロッド21およびインナロッド24の中空部は連通し通路28となり、また、内アダプタロッド21と外アダプタロッド22との間およびインナロッド24とアウタロッド25との間は連通し通路29となり、いずれか一方の通路が流体(例えば、水や空気)の供給通路となり、他方の通路が使用した流体やスライム等の排出通路となる。本例では、通路28を流体の供給通路とし、通路29を排出通路として説明する。従って、供給通路28は、ジョイントアダプタ12の一方の通孔17に連通し、排出通路29は、ジョイントアダプタ12の他方の通孔18に連通している。
シールケース13には、供給口19と排出口20が設けられ、供給口19はジョイントアダプタ12の一方の通孔17の開口17aに臨み、排出口20はジョイントアダプタ12の他方の通孔18の開口18aに臨み設けられている。
従って、供給口19より流体を供給(圧入)すると、流体はジョイントアダプタ12の一方の通孔17から供給通路28を通って削孔ロッド23の先端ビット部(図示省略)より噴出させることができ、噴出した流体はスライム等と共に排出通路29を経てジョイントアダプタ12の他方の通孔18を通り排出口20より外部に排出させることができる。
しかして、この実施の形態に示すドリルヘッド1によれば、シャンクロッド2にはジョイントアダプタ12がスプライン結合で一体に連結され、ジョイントアダプタ12には、内および外アダプタロッド21、22を介し削孔ロッド23(インナロッド24、アウタロッド25)が連結されているので、削孔ロッド23には、回転駆動装置3でシャンクロッド2を回転することによって回転力を付与でき、打撃装置4でシャンクロッド2を打撃することによって打撃力を付与できる。
また、ドリルヘッド1は、図示は省略したがリーダまたはガイドセルに沿って摺動自在のスライドテーブル(スライダー)に固着され、このスライドテーブルには給進装置(例えば、油圧シリンダやスプロケットに懸回されたチェーン)が連結されて進退され、このスライドテーブルの進退でドリルヘッド1を進退させ、これにより削孔ロッド23に給進力(推進力)および引抜力を付与することができる。
従って、このドリルヘッド1では、削孔ロッド23(インナロッド24、アウタロッド25)に回転力、給進力(推進力)および打撃力を付与すると共に、シールケース13の流体の供給口19より流体を供給し、削孔ロッド23の先端ビット部より流体を噴出しつつ削孔、削岩および出銑口の補修、等を行うことできる。
そして、この削孔、削岩および出銑口の補修、等の実施中に、削孔ロッド23(インナロッド24、アウタロッド25)の切り離しや継ぎ足しを行っても、クリーニングスイベル11は、ドリルヘッド1内に一体に設けられており、ドリルヘッドとクリーニングスイベルとのねじ結合がないので、従来のようにこのねじ結合部分の緩みに配慮することなく作業できる。また、従来はドリルヘッドとクリーニングスイベルとを用意しなければならなかったが、本発明ではドリルヘッドだけ用意すればよい。
なお、前記実施の形態は、本発明を制限するものではなく、本発明は要旨を逸脱しない範囲において種々の変形が許容される。
本発明のドリルヘッドは、削孔装置、削岩装置および高炉や転炉等の出銑口の補修装置、等に用いて有用である。
1 ドリルヘッド
2 シャンクロッド
3 回転駆動装置
4 打撃装置
5 スピンドルギア
8 シリンダ
9 ピストン
10 トランスミッションハウジング
11 クリーニングスイベル
12 ジョイントアダプタ
13 シールケース
15 小径の袋ねじ孔
16 大径の袋ねじ孔
17、18 通孔
19 流体の供給口
20 排出口
21 内アダプタロッド
22 外アダプタロッド
23 削孔ロッド
24 インナロッド
25 アウタロッド
28 通路(供給通路)
29 通路(排出通路)

Claims (2)

  1. トランスミッションハウジング内に、シャンクロッドと、このシャンクロッドを回転する回転駆動装置と、シャンクロッドを打撃する打撃装置と、を内蔵し、
    前記シャンクロッドの下端にシャンクロッドと共に回動可能なジョイントアダプタが一体に連結され、このジョイントアダプタ部分は、前記トランスミッションハウジングに固定的に連結されたシールケースで被覆されて該シールケースとともにクリーニングスイベルを構成し、
    前記ジョイントアダプタの下端面の軸心には、外アダプタロッドが螺合する大径の袋ねじ孔と、この大径の袋ねじ孔の天面に内アダプタロッドが螺合する大径の袋ねじ孔より小径の袋ねじ孔が軸線方向に同心的に設けられ、
    また、ジョイントアダプタには、側面に開口し前記大径の袋ねじ孔に連通する通孔と、側面に開口し前記小径の袋ねじ孔に連通する通孔とが設けられ、
    前記シールケースには、前記各通孔のうち一方の通孔に連通する流体の供給口と、他方の通孔に連通する流体の排出口とが、それぞれ設けられていることを特徴とするドリルヘッド。
  2. 前記シャンクロッドとジョイントアダプタの連結は、スプライン結合であることを特徴とする請求項1記載のドリルヘッド。
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