JP4940766B2 - スティック型容器 - Google Patents
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Description
また、ケースAの裏面を上側にして持ってしまうと、カードAを表面へとひっくり返して反転させる必要がある。また、反転させた際に、キャップBが右下に位置した場合、さらに180度水平に回転させて、キャップBが左上の位置になるように再度持ち替える動作が必要である。このように、上記例では、手探りの状態でケースを掴んだ際に、正しい位置でケースAを持つ確率、すなわちキャップBを認識することができる確率は4回に1回の割合である。
先ず、本発明の容器10は、図5に示すように、容器本体2の上方に、スライドカバー3とクリップ4とが形成された蓋体1が縦方向に係合して縦長形状の容器10を形成している。図5(a)は左側面図を、図5(b)は正面図を、図5(c)は右側面図を、図5(d)は上面図を、図5(e)は下面図をそれぞれ示す。
図5(b)正面図に示すように、蓋体1の正面には、内容物を取り出すための開口9(図中点線部分)が形成され、該開口9を上下にスライド自在に形成されたスライドカバー3により覆っている。そして、図5(a)(c)の各側面図および図5(d)(e)に示すように、開口9を覆うスライドカバー3と対向する位置(反対位置)に、クリップ4が形成されている。特に、開口9を含むスライドカバー3とスライドカバー3が上下に移動する範囲(スライド枠)との、対向する位置において、クリップ4が形成されており、クリップ4側の作用(引っ掛け箇所)と、内容物の取り出し箇所とが、対向に位置しているため、互いの作用が干渉されることがない。
以下に、これら3つのパーツ(蓋体1、容器本体2、スライドカバー3)各々について、その構成を説明する。
図7に示すように、蓋体1は、下方に開口部Hを有する円筒形状の部材からなり、上方から下方へと緩やかに広がるテーパーを有する。蓋体1の正面の略上方には、内容物を取り出すための略四角形状の開口9が形成されている。この開口9の大きさは、例えば内容物がタブレット等の円形状かつ扁平な形状からなる内容物である場合、タブレットが縦に2つ以上取り出し可能な大きさを有する。図7に示す例においては、タブレットが最大で2つ取り出し可能な開口9を有する。開口9の周囲は、図示しないスライドカバー3が上下にスライドする範囲にわたって蓋体1の一部を窪ませたスライド枠15が形成されており、該スライド枠15の左右の側辺は、スライド方向に沿って縦方向に形成された凸形状のレール17を介して、さらに外側に凹形状のスライド凹レール19が縦方向に形成されている。このスライド凹レール19に、後述する、スライドカバー3の左右に形成されたスライド凸レール32が係合して、スライド凹レール19に沿って、スライドカバー3がスライドする。前記スライド枠15の前記開口9の下方には、蓋体3表面の円筒形状に沿った略四半円長の溝からなる、複数のロック溝18が形成されており、後述する、スライドカバー3のロック突起34が、このロック溝18に係合して、開口9を覆うスライドカバー3のスライドを停止させて、開口面積を調節する多段スライド機構を構成することが可能である。
一方、蓋体1の裏面(対向位置)には、蓋体1の天面から一体に、クリップ4が形成されており、また、蓋体1の天面は、正面から裏面にかけて傾斜面Sを形成している。
そして、蓋体1の裏面に形成されたクリップ4は、蓋体1の天面の傾斜Sとなめらかに連設しつつ連続して形成されている。クリップ4は、その上端部分が蓋体1の天面の一端部分と連設しており、クリップ4の下方にかけて外方へと湾曲した形状を有しており、クリップ4の下端部分は、内方へと凸形状を有する掛止部13が形成されている。
掛止部13と、図示しない容器本体2と、は接しておらず、わずかに隙間を残しており、クリップ4下端の隙間から、ポケットPの縁へと、掛止することが可能である。
スライドカバー3は蓋体1の正面形状に沿った湾曲形状を有し、スライドカバー3の表面には、図8(a)に示すように、凸形状の突起からなるスライド操作部33が縦方向にかけて複数(3個)形成されている。一方、スライドカバー3の裏面は、図8(b)に示すように、左右両側にそれぞれ縦方向の直線溝からなるロック溝31が形成され、該ロック溝31のさらに外方にはスライド凸レール32が形成されている。また、スライドカバー3の裏面の中央下方部分には、凸形状の突起からなるロック突起34(凹凸部材)が形成されている。このロック突起34が、図示しない前記蓋体3のロック溝18に順次係合することにより、スライドカバー3を停止させて開口9の開口面積を調節することが可能である。
容器本体2は、図9(a)に示すように、上方に開口部Hを有する縦長形状の筒部材からなり、開口部Hの直下の、容器本体2の外周部分には、図示しない蓋体3を打栓して係合するための凸リング21が形成されている。特に、容器本体2は、図9(b)に示すように、上方に向かって緩やかなテーパーを形成しており、容器本体2の内径(m、M)が、内容物の外径の1.2倍〜1.5倍の範囲で上方へと広がったテーパーを有する形状を成している。例えば、内容物の外径が1cmで、容器本体2の高さhが10cmであるならば、容器本体2の下方内径mを1.2cmとし、かつ上方へと広がるテーパー角度θを1°〜2°の範囲内とすることにより、容器本体2の開口部Hの上方内径Mが、約1.4cm〜1.6cmの開口部Hを形成する。このように、上方に向かって内径Mを大とすることにより、後述する、複数の内容物が積み重なった状態で、容器10が振動しても、内容物が縦方向に立ってしまい通路を塞ぐブロッキングを防止することが可能である。また、内容物を充填する際に、容器本体2上方の大きな開口部Hから、多数の内容物を一気に充填することが可能であり、充填効率や速度が高いという効果がある。
前述のとおり、蓋体1のスライド枠15には、縦方向に3段のロック溝18が形成されており、該ロック溝18にスライドカバー3の内側下方に形成されたロック突起34が、順次ロック溝18に係合して、蓋体1の開口面積を調節することが可能である。例えば、図12(a)に示すように、開口9部分を完全にスライドカバー3により覆う位置において、スライドカバー3のロック突起34と、スライド枠15の1段目のロック溝18とが係合して、開口を閉封する。そして、所望個数の内容物を取り出すときには、蓋体をわずかに下方へと傾けると内容物が蓋体1の天面部分に集結するとともに、図12(b)に示すように、内容物Bを1個取り出し可能な開口9を形成するスライド位置までスライドカバー3をスライドさせると、スライドカバー3のロック突起34と、スライド枠15の2段目のロック溝18'とが係合して、内容物を1個取り出し可能な開口を形成し、この状態で、容器10をわずかに回転させて開口9を下方へと向けることにより、開口量に応じた1個の内容物を取り出しが可能である。そして、図12(c)に示すように、内容物Bを2個取り出し可能な開口9を形成するスライド位置までスライドカバー3をスライドさせると、スライドカバー3のロック突起34と、スライド枠15の3段目のロック溝18"とが係合して、内容物Bを2個取り出し可能な開口9を形成し、容器10を回転させて開口9を下方に向けることにより、開口量に応じた2個の内容物(B、B')を取り出し可能である。このように、スライドカバー3のロック突起34と、蓋体1に形成された複数段のロック溝(18、18'、18")とが、所定位置において係合して、所望個数の内容物を取り出し可能とする多段スライド機構を形成することが可能である。
2 容器本体
3 スライドカバー
4 クリップ
9 開口
10 容器(スティック型容器)
12 凹リング
13 掛止部
15 スライド枠
17 凸形状のレール
18 ロック溝(1段目のロック溝)
18'2段目のロック溝
18"3段目のロック溝
19 スライド凹レール
21 凸リング
31 ロック溝
32 スライド凸レール
33 スライド操作部
34 ロック突起
50 人差し指
60 親指
S 傾斜
B 内容物
H 開口部
P ポケット
Claims (6)
- 内容物を収容する容器本体と、前記内容物を取り出す開口を有する蓋体と、が係合してなる、縦長形状のスティック型容器であって、前記蓋体に形成された前記開口を、スライド自在なスライドカバーにより覆い、
前記スライドカバーと対向する位置にクリップを形成し、
前記スライドカバーに形成されたスライド凸レールが、前記開口の左右側に形成されたスライド凹レールに係合して、前記スライドカバーを前記開口部へとスライド自在に形成するとともに、前記スライドカバーの裏面と、スライド枠の表面とに、複数の凹凸部材を形成し、前記開口が所定の開口面積を形成する位置において前記凹凸部材が順次係合することにより、開口面積を多段階に調節可能な多段スライド機構を有することを特徴とする、スティック型容器。 - 前記容器本体は、該容器本体の下方から上方へと広がるテーパーを有することを特徴とする、請求項1記載のスティック型容器。
- 前記蓋体は、該蓋体の上方から下方へと広がるテーパーを有することを特徴とする、請求項1乃至2のいずれかに記載のスティック型容器。
- 前記容器本体の内径は、容器に収容する内容物の外径の120%〜150%の範囲であることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のスティック型容器。
- 前記スライドカバーの少なくとも一部に、凹凸形状からなる操作部を形成したことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載のスティック型容器。
- 前記容器本体もしくは前記蓋体は、半透明もしくは透明の部材からなり、前記容器内の内容物を目視可能としたことを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載のスティック型容器。
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| JP2006155461A JP4940766B2 (ja) | 2006-06-02 | 2006-06-02 | スティック型容器 |
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2006
- 2006-06-02 JP JP2006155461A patent/JP4940766B2/ja not_active Expired - Fee Related
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