JP4941766B2 - 車両用昇降装置 - Google Patents
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Description
ちなみに、このような車両昇降装置では、基枠が、床部を構成する板状の床形成部材にボルトにて締め付け固定される状態で、床部に取り付けられていた。
前記床部が、板状の床形成部材とその床形成部材の下面に溶接されるフランジ部を備えた長尺状の補強部材とを備えて構成され、前記基枠が、その基枠、前記床形成部材、及び、前記補強部材のフランジ部を共締めするボルトにて前記床部に締め付け固定される状態で、前記床部に取り付けられ、前記フランジ部の下面及びそのフランジ部の側方に位置する前記床形成部材の下面に当て付ける補助部材が、前記ボルトにて、共締め固定されている点にある。
つまり、車両の床形成部材の下面には、補強のための長尺状の補強部材が溶接されることに着目して、その補強部材のフランジ部をも利用して基枠を床部に締め付け固定するようにすることにより、基枠を床部に強固に取り付けることが可能となるのである。
従って、基枠を強固に床部に取り付けることができる車両用昇降装置を提供することができるに至った。
従って、基枠をより強固に床部に取り付けることができる車両用昇降装置を提供することができるに至った。
従って、ボルトの装着が行い易く、又、基枠を床部に対して緩み難い状態で締め付け固定することができる車両用昇降装置を提供することができるに至った。
従って、基枠の床部に対する締め付け固定が行い易い車両用昇降装置を提供することができるに至った。
従って、基枠を安定した状態で床部に取り付けることができる車両用昇降装置を提供することができるに至った。
従って、使い勝手のよい車両用昇降装置を提供することができるに至った。
図1および図2に示すように、車両用昇降装置Lは、後部の車両開口部Oを開閉する開閉扉Dを備えたワゴン車のような車両Vにおいて、その後部に取り付けて用いられているものであり、車椅子Cを載置する平板状の載置体1と、その載置体1を地面G上又はその近くの下降位置と車両Vの床面と同高さ又は略同高さの上昇位置とに平行または略平行姿勢で昇降操作する昇降操作手段Sと、この昇降操作手段Sを支持する基枠7とを設けて構成されている。
この昇降操作手段Sは、基枠7に対して起伏揺動操作されて、車両開口部Oを通して車両外方側に突出する倒伏姿勢と車両内方側に引退する起立姿勢とに姿勢変更される平行4連リンク式の昇降リンク機構4と、前記載置体1を車両内外方向に沿ってスライド移動自在に支持し且つ前記昇降リンク機構4にて支持されて平行または略平行姿勢で昇降されて、車両外方の地面G側に下降される下降状態と車両内方側に収納される上昇状態とに操作される昇降枠2と、昇降リンク機構4を倒状姿勢と起立姿勢との姿勢変更させる駆動アクチュエータとしての油圧シリンダ5とを備えて構成されている。
また、左右に位置する部材については、左右の勝手違いはあるものの、略同じ構成なので、左右いずれか一方のみについて説明し、左右で構成の異なる部材については、その都度説明を加える。
そして、図2に示すように、車両Vの床面F上に、載置体1を案内支持する左右一対のレール17が設けられており、これら左右一対のレール17の夫々は、後方側端部が基枠7に連結されており、内方側端部が車両横幅方向に沿う姿勢の連結枠18に連結されている。
図4に示すように、基枠7の左側端部には、水平支持板29が連結されており、基枠7の右側端部には、垂直支持板30が立設されている。そして、図2に示すように、水平支持板29に、油圧シリンダ5に作動油を供給する油圧ポンプ6や車両用昇降装置Lの作動を制御する制御装置、及び、これらを覆う制御装置用カバー31が支持されている。また、垂直支持板30に、載置体1の車両Vに対する昇降位置を検出する昇降位置センサ、及び、これを覆うセンサ用カバー32が支持されている。
尚、アーム側ブラケット3aは、昇降枠2における上方に延びるアーム部3の上端部に備えられている。また、昇降リンク機構4は、リンク用カバー8にて覆われている。
そして、図12(a)に示すように、油圧シリンダ5を短縮させることにより、昇降リンク機構4が車両V外方側に突出する倒状姿勢に姿勢変更されて載置体1が地面G上又はその近くの下方位置に下降移動し、図12(b)及び図12(c)に示すように、油圧シリンダ5を伸長させることにより、昇降リンク機構4が車両V側に収納される起立姿勢に姿勢変更されて載置第1が床面F上の上方位置に上昇移動するように構成されている。
また、昇降枠2には、載置体1に車両前後方向に沿う姿勢で設けられたラック(図示せず)と咬合するピニオン(図示せず)を回転駆動させるスライド用電動モータ(図示せず)が設けられており、載置体1が上昇位置に上昇移動している状態で、スライド用電動モータを正逆回転駆動させることにより、載置体1が、図12(c)に示すような車両V内方の格納位置と、図12(b)に示すような車両Vから外方に突出する突出位置とに亘って、昇降枠2に対して車両前後方向にスライド移動操作され、このように載置体1が格納位置と突出位置とに亘ってスライド移動する際に、載置体1に設けられたレール用遊転ローラ(図示せず)が車両Vの床面F上に設けられた左右一対のレール17上を転動するように構成されている。
説明を加えると、前記床部Fが、板状の床形成部材21とその床形成部材21の下面に溶接されるフランジ部22cを備えた長尺状の補強部材22とを備えて構成され、前記基枠7が、その基枠7、前記床形成部材21、及び、前記補強部材22のフランジ部22cを共締めするボルト24にて前記床部Fに締め付け固定される状態で、前記床部Fに取り付けられている。
前記フランジ部22cの下面及びそのフランジ部22cの側方に位置する前記床形成部材21の下面に当て付ける補助部材23が、前記ボルト24にて、共締め固定されている。この補助部材23は、前記ボルト24にて共締めする箇所に、前記床形成部材21に螺合するビス20にて保持されている。
ちなみに、前記連結枠18も、床部Fに取り付けられているが、連結枠18は、その連結枠18、及び、床形成部材21を共締めするボルト24にて床部Fに締め付け固定される状態で、床部Fに取り付けられており、補強部材22のフランジ部22cや補助部材23は共締めされていない。
図5に示すように、床部Fの補強部材22は、車両前後方向に沿う長尺状の左右一対の前後フレーム材22aと、この左右一対の前後フレーム22aに亘って架設された車両横幅方向に沿う長尺状の複数の横フレーム材22bとを備えて構成されており、左右一対の前後フレーム材22aと複数の横フレーム材22bとを枠組み形成して梯子状に形成されている。
そして、図7及び図8に示すように、前後フレーム材22a及び横幅フレーム材22bは、長手方向視で上方が開口するコ字状に形成された本体部の上端から外方に延びる一対のフランジ部22c備える形状に形成されており、フランジ部22cが床形成部材21の下面に溶接されている。
つまり、図4に示すように、基枠7には、車両横幅方向の間隔が前後フレーム材22aのフランジ部22cに対応する間隔で複数の基枠側挿通孔26が形成されており、その複数の基枠側挿通孔26が、車両横幅方向に位置をずらして2組形成されている。
説明を加えると、前枠部分7aには、右側の前後フレーム22aにおける左右両側のフランジ部22cに対応する2箇所と、左側の前後フレーム22aにおける左右両側のフランジ部22cに対応する2箇所との計4箇所の基枠側挿通孔26の組が、車両横幅方向に位置をずらして2組形成されており、前枠部分7aには、計8箇所に基枠側挿通孔26が形成されている。
また、後枠部分7bには、右側の前後フレーム22aにおける右側のフランジ部22cに対応した1箇所と、左側の前後フレーム22aにおける左右いずれか一方のフランジ部22cに対応する1箇所との計2箇所の基枠側挿通孔26の組が、車両横幅方向に位置をずらして2組形成されており、後枠部分7bには、計4箇所に基枠側挿通孔26が形成されている。
尚、以下、便宜上、2組の基枠側挿通孔26のうち、右側の組を構成する基枠側挿通孔26を右側挿通孔26R、左側の組を形成する基枠側挿通孔26を左側挿通孔26Lと称して説明する。
ちなみに、連結枠18には、左右2箇所に連結枠側挿通孔27が形成されている。
そして、図8に示すように、後枠部材7bに形成された基枠側挿通孔26及びその周囲は、床形成部材21の突条部上には位置していないため、後枠部材7bにおける車両横幅方向の両端部の下面にはスペーサ19が設けられている。
そして、前記補助部材23の下面に、前記ボルト24が螺合する雌ネジ部材としての補助ナット23aが取り付けられており、ボルト24は、基枠7の上方から、基枠側挿通孔26と車両側挿通孔28とを挿通して、床部Fの下方において、補助部材23の補助ナット23a、ナット25の順に螺合されている。
そして、補助部材23をビス20にて床形成部材21に保持し、ボルト24を、基枠7の上方から基枠7の基枠側挿通孔26と床形成部材21の車両側挿通孔28と補強部材22のフランジ部22cの車両側挿通孔28とに挿通し、補助部材23の補助ナット23a、ナット25の順に螺合する。また、ボルト24を連結枠18の上方から連結枠18の連結枠側挿通孔27と床形成部材21の車両側挿通孔28とに挿通してナット25を螺合する。
このように左側挿通孔26Lを用いて車両用昇降装置Lを床部Fに取り付けることにより、左右一対の基枠側ブラケット7cの夫々が補助部材23の前後フレーム材22aの右側に位置して、車両用昇降装置Lを車両V(車両開口部O)に対して車両横幅方向の右寄り箇所に取り付けられる。
その後の、補助部材23の保持やボルト24の螺合は右寄り箇所に取り付ける場合と同じである。
このように左側挿通孔26Lを用いて車両用昇降装置Lを床部Fに取り付けることにより、左右一対の基枠側ブラケット7cの夫々が補強部材22の前後フレーム材22aと上下方向に重複する箇所に位置して、車両用昇降装置Lを車両V(車両開口部O)に対して車両横幅方向の中央箇所に取り付けられる。
尚、その他の左側挿通孔26Lは、右側挿通孔26Rに対して左側に位置をずらした箇所に形成されており、車両用昇降装置Lを車両Vに対して車両横幅方向の中央箇所に取り付ける場合と右寄り箇所に取り付ける場合とで車両側挿通孔28を形成する箇所は同じである。
(1) 上記実施の形態では、補助部材23を、ボルト24にて共締めする箇所に、床形成部材21に螺合するビス20にて保持したが、補助部材23を、ビス20にて保持しなくてもよい。
また、補助部材23の下面に、ボルト24が螺合する雌ネジ部材23aを取り付けたが、補助部材23の下面に、雌ネジ部材23aを取り付けなくてもよい。
つまり、ボルト24を挿通する挿通孔26を、右側挿通孔26Rと左側挿通孔26Lとの2箇所に形成したが、いずれか一方の箇所にのみ形成してもよく、さらに車両用昇降装置Lを車両Vに対して車両横幅方向の左寄り箇所に取り付けるための挿通孔26を形成する等、3箇所以上に形成してもよい。
7 基枠
20 ビス
21 床形成部材
22 補強部材
22c フランジ部
23 補助部材
23a 雌ネジ部材
24 ボルト
26 挿通孔
C 車椅子
F 床部
G 地面
O 車両開口部
S 昇降操作手段
V 車両
Claims (5)
- 車椅子を載置する平板状の載置体を地面上又はその近くの下降位置と車両の床面と同高さ又は略同高さの上昇位置とに平行又は略平行姿勢で昇降操作する昇降操作手段を支持する基枠が、前記昇降操作手段が車両内外方向に出退する車両開口部に臨む床部の上面に載置される状態で、前記床部に取り付けられた車両用昇降装置であって、
前記床部が、板状の床形成部材とその床形成部材の下面に溶接されるフランジ部を備えた長尺状の補強部材とを備えて構成され、
前記基枠が、その基枠、前記床形成部材、及び、前記補強部材のフランジ部を共締めするボルトにて前記床部に締め付け固定される状態で、前記床部に取り付けられ、
前記フランジ部の下面及びそのフランジ部の側方に位置する前記床形成部材の下面に当て付ける補助部材が、前記ボルトにて、共締め固定されている車両用昇降装置。 - 前記補助部材の下面に、前記ボルトが螺合する雌ネジ部材が取り付けられている請求項1記載の車両用昇降装置。
- 前記補助部材が、前記ボルトにて共締めする箇所に、前記床形成部材に螺合するビスにて保持されている請求項1又は2記載の車両用昇降装置。
- 前記基枠が、前記車両開口部の横幅方向に伸びる横長状に形成されて、その両横端部が前記ボルトにて前記床部に締め付け固定されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用昇降装置。
- 前記基枠に、前記ボルトを挿通する挿通孔が、取り付け位置調整用として、前記車両開口部の横幅方向に位置をずらして複数形成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用昇降装置。
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