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JP4947330B2 - 接着剤吐出装置のノズルキャップ - Google Patents
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JP4947330B2 - 接着剤吐出装置のノズルキャップ - Google Patents

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JP4947330B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば紙おむつ等の衛生材料のPE製のバックシートや不織布等の平面・平板形状を有したシート状等の被塗物に、ホットメルト接着剤等の接着剤を塗布する接着剤吐出装置のノズルキャップに係り、特に被塗物に塗布するために制御されたパターンで接着剤の細長いストランド又は繊維を生成する接着剤吐出装置のノズルキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、紙おむつ等のPE製バックシートや不織布等の平面(平板)形状を有したシート状の被塗物に、非接触状態に配置された塗布装置の接着剤供給口から接着剤を吐出し、該被塗物に例えば接着剤としての溶融状態のホットメルトを塗布する装置として、例えば特公平6−51150号公報や特公平6−88008号公報に開示されているような接着剤吐出装置のノズルキャップが知られている。
【0003】
上記各公報に示された接着剤吐出装置のノズルキャップは、ガン本体に一体に取付けられ、接着剤通路と加圧空気通路とを備えたノズルに取付けられように構成されている。そして、該ノズルキャップには、その中央部に該ノズルの接着剤通路に連通する接着剤吐出孔が貫通されて形成されると共に、該接着剤吐出孔から吐出される接着剤ビードに螺旋状パターンを形成させるための加圧空気を噴出させる螺旋状パターン形成用の加圧空気噴出孔が、複数個それぞれ該ノズルの空気通路と連通されて該接着剤吐出孔を取り巻く円周囲に設けられ、かつ、該接着剤吐出孔に対してある角度を以って形成される。
【0004】
このことにより、該ノズルキャップの接着剤吐出孔から連続して吐出される接着剤ビードの外周部に、該加圧空気噴出口から噴出されるパターン形成用の加圧空気を接触させて、該接着剤ビードを引き伸ばして細い(薄い)ファイバ状のストランド(繊維)にし、かつ螺旋(スパイラル)状のパターンに制御してノズルキャップの下方位置で走行するシート状被塗物の上に連続塗布するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のノズルキャップでは、接着剤を螺旋状パターンで被塗物上に塗布するとき、ノズルキャップから連続吐出する接着剤ビードに螺旋状パターンを形成させるための複数の加圧空気噴出孔から噴出される加圧空気が被塗物に到達する前に勢いを失ってしまい、該接着剤ビードの螺旋状パターンがきれいな螺旋状を維持できなくなり、図10又は図11に示すように、シート32に塗布された螺旋状パターンP、P1、P2が小さく丸みがいびつ(円形がゆがめられる)になるという問題があった。そして、周波数(時間あたりの螺旋パターンの数)も少なく、パターンの終わりの部分(終端)PT、PT1、PT2が螺旋の軌跡の中に収まらず、外側に飛び出してしまうという問題があった。なお、図10は、ガン本体が1台設置される場合の塗布パターンを示し、図11はガン本体が隣接されて2台設置される場合の塗布パターンを示すものである。
【0006】
また、ガン本体が2台以上隣接されて接着剤吐出装置が構成される場合には、図11に示すように、ノズルキャップから連続して噴出される螺旋パターンを形成させるための複数の加圧空気が隣接しているお互いの接着剤ビードの螺旋状パターンに干渉して該螺旋状パターンを乱してしまい、また、螺旋パターンP1、P2間に隙間ができるという問題があった。
【0007】
一方、このようなノズルキャップにおいては、該ノズルとの間に、加圧空気通路と接着剤通路を隔離するためのシール装置であるOリングが介装されて、接着剤が接着剤通路から、加圧空気通路に、ひいては該加圧空気通路と連通する複数の加圧空気噴出孔に、接着剤が流入しないように構成されているが、該ノズルキャップの該ノズルへの着脱を繰り返すうちに、磨耗や損耗、破損などにより、シール機能を果さなくなったり、取付け忘れなどの人為的ミスなどにより、接着剤が該加圧空気通路や螺旋パターンを形成させるための複数の加圧空気噴出孔に流れ込んでしまい、該通路や噴出孔が詰まってしまうという問題もあった。
【0008】
本発明は以上のような問題点に鑑みなされたもので、接着剤の螺旋状パターンを被塗物に塗布したとき、きれいで大きく丸く高周波の螺旋パターンが得られ、パターンの終端が螺旋の軌跡の中に入るようにすることのできる接着剤吐出装置のノズルキャップを得ることを目的とする。また、ノズルとの間で、加圧空気通路と接着剤通路、ないしは、加圧空気噴出孔と接着剤吐出孔との隔離が確実に行える接着剤吐出装置のノズルキャップを得ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は次のような構成とした。
【0010】
接着剤通路と加圧空気通路とを備えたノズルに螺合されて取付けられ、該ノズルの接着剤通路に連通する接着剤吐出孔が形成されると共に、該接着剤吐出孔から吐出される接着剤ビードに螺旋状パターンを形成させるための加圧空気を噴出させる加圧空気噴出孔が、複数個それぞれ該ノズルの加圧空気通路と連通されて該接着剤吐出孔を取り巻く円周囲に設けられ、かつ、該接着剤吐出孔に対してある角度を以って形成されたノズルキャップであり、さらに、該ノズルと該ノズルキャップとの間に加圧空気通路と接着剤通路を隔離するためのシール装置が介装された接着剤吐出装置のノズルキャップであって、該ノズルキャップの該螺旋状パターン形成用の加圧空気噴出孔の外周囲に、別の多数の加圧空気噴出孔を、該螺旋状パターン形成用の加圧空気噴出孔を取り巻いて該ノズルの加圧空気通路と連通させて設け、かつ、その各々から噴出される加圧空気が全体的に該螺旋状パターンの旋回方向と同じ向きの旋回流となって噴出されるように円周方向側に所定角度傾けて形成すると共に、該シール装置を該ノズル側とノズルキャップ側とがテーパー面で嵌合されるテーパーシール装置とし、該テーパーシール装置は、該ノズルの接着剤通路の縦軸線を軸とするノズル中心部分に位置してノズル端面に形成されたテーパー状凸部と、該ノズルキャップの接着剤吐出孔の縦軸線を軸とする中心部分に位置して該テーパー状凸部と対向し該テーパー状凸部と同じ勾配を有して該ノズルキャップの内側面に形成されたテーパー状凹部とで構成され、該ノズルキャップのねじ部を該ノズルのねじ部に締め込んだときに、該ノズルのテーパー状凸部と該ノズルキャップのテーパー状凹部との嵌合を行うと共に該加圧空気通路と該接着剤通路の連通を遮断するものである構成にした。
【0011】
【作用】
上記構成の接着剤吐出装置のノズルキャップでは、接着剤ビードに螺旋状パターン形成させるための加圧空気噴出孔の外周囲に該噴出孔を取り巻いて形成した多数の別の加圧空気噴出孔から、接着剤ビードに螺旋状パターンを形成させるための加圧空気(以下、パターンエアということもある)とは別の加圧空気(以下、アシストエアということもある)を該螺旋状パターンの旋回方向と同じ向きになるように連続して噴出させると、該アシストエアによって、該パターンエアが勢いを失う前に、接着剤ビードの螺旋状パターンに回転方向の力(回転力)が加えられ、被塗物に接着剤ビードが到達するまで螺旋状パターンを維持する。
【0012】
これにより、接着剤の螺旋状パターンを被塗物に塗布したとき、きれいで大きく丸く、かつ、高周波の螺旋パターンが得られる。そして、当然に螺旋状パターンの終わりの部分も回転方向の力が加えられため、被塗物上の螺旋状パターンの終わり部分(終端)が螺旋の軌跡の中に入るようにすることができる。
【0013】
さらに、パターンエアによって形成される接着剤ビードの螺旋状パターンの外周に、別の多数の加圧空気噴出孔からアシストエアが噴出されることによってエアーカーテンが形成されることにより、接着剤吐出装置が2台以上、隣接されて設置され、被塗物上に2条以上の接着剤の螺旋状塗布パターンを形成させる場合でも該エアーカーテンによって隣接する螺旋パターン形成用のパターンエアが遮られ、互いに他の接着剤の螺旋状パターンへ干渉することが防がれる。これによりそれぞれの塗布装置のノズルキャップから吐出される接着剤ビードの螺旋状パターンの形状が乱されることがなく、2条以上のきれいで大きく丸い形状の高周波の螺旋状パターンが被塗物上に形成される。また、このため、複数条の互いに隣接する螺旋状パターン間を近接させたり、ラップさせたりすることが可能とされる。
【0014】
さらに、ノズルとノズルキャップとの間に設けられる加圧空気通路と接着剤通路を隔離するためシール装置を、該ノズル側とノズルキャップ側とがテーパー面で嵌合されるテーパーシール装置とし、該テーパーシール装置は、該ノズルの接着剤通路の縦軸線を軸とするノズル中心部分に位置してノズル端面に形成されたテーパー状凸部と、該ノズルキャップの接着剤吐出孔の縦軸線を軸とする中心部分に位置して該テーパー状凸部と対向し該テーパー状凸部と同じ勾配を有して該ノズルキャップの内側面に形成されたテーパー状凹部とで構成され、該ノズルキャップのねじ部を該ノズルのねじ部に締め込んだときに、該ノズルのテーパー状凸部と該ノズルキャップのテーパー状凹部との嵌合を行うと共に該加圧空気通路と該接着剤通路の連通を遮断する構成としたことにより、従来のようにOリングからなるシール装置が磨耗や損耗或いはノズルキャップ交換時の取付け忘れ等の要因によりシール機能を果さなくなるという問題が排除され、接着剤がノズルの加圧空気通路や該加圧空気通路と連通する螺旋状パターン形成用加圧空気噴出孔及び別の加圧空気噴出孔に流入することが確実に防止される。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1〜図8は本発明の第1実施形態を示し、図9は第2実施形態を示す。図1はノズルキャップを組み込んだ接着剤吐出装置の部分縦断正面図、図2はノズルキャップを示し、左半分は正面図、右半分は縦断面図、図3は図2のB線矢視によるノズルキャップの底面図、図4は図3又は図5のA〜A線矢視断面図であり、アシストエア噴出孔(別の加圧空気噴出孔)の取付け形状を示す図、図5は図3の拡大図であり、パターンエア(加圧空気)噴出方向、及び、アシストエア(別の加圧空気)噴出状態(方向)を説明する図、図6は図1の部分拡大縦断面図であり、接着剤吐出装置のノズルにノズルキャップを組み込んだ状態を示すと共に接着剤ビードの螺旋状パターンの形成状況を示す図である。
【0016】
図7は1台の吐出装置のノズルキャップによってバックシート(被塗物)上に形成された1条の接着剤の塗布パターン示す平面図、図8は隣接した2台の吐出装置の各々のノズルキャップによってバックシート(被塗物)上に形成された2条の接着剤の塗布パターン示す平面図、図9は接着剤通路と加圧空気通路をシールするシール装置をテーパーシール装置として図6に対応させて示した第2実施形態を示す縦断面図である。
【0017】
まず、図1に基づき本発明のノズルキャップ20が組み込まれた接着剤吐出装置1を説明する。接着剤吐出装置1は、ガン本体3とその一端の下部にネジで固定されたノズル2と、該ガン本体3に一体に取付けられた接着剤マニホールド4と、該ノズル2に一体に取付けられた空気マニホールド5から構成されている。ガン本体3には、図示していないが中央部に縦方向に延びて形成された接着剤通路の内部に上方部分に空気圧作動ピストンを備え下部分が後記のノズル2の内部に該ガン本体の接着剤通路と連通して形成された接着剤通路10の内部にまで延び下端に尖った弁を有したプランジャー11が上下動可能に取付けられている。
【0018】
該ノズル2には、前記の通り該ガン本体3に形成された接着剤通路と連通して延在するように形成された接着剤通路10と、加圧空気通路12が形成されている。該接着剤通路10の最下部は該プランジャー11の下端の弁の逆円錐形状にほぼ合わせて逆円錐形状に絞られて形成され、その下端開口部は接着剤の排出口10aを構成する。該接着剤排出口10aはノズル2の下端9において該ノズルの端面側が開放されて形成されノズル端面の中心部に形成された円形溝14に接続されている。
【0019】
ノズル2の該接着剤通路10の内部には該ガン本体3に取付けられた該プランジャー11の下部分が延びて位置している。該プランジャー11は図示していないがガン本体3の内部で上端をバネで下方に付勢され、常時はその下端の先鋭弁でノズル2の接着剤排出口10aを塞ぐ構成とされている。加圧空気通路12の終端はノズル2の下端9において該ノズルの端面側が開放されて形成された加圧空気環状溝13に接続されている。
【0020】
接着剤マニホールド4には、圧縮空気管接続口6と接着剤ホース接続口7が取付けられている。該圧縮空気管接続口6は、該ガン本体3内に形成された該プランジャー11のピストン収容用のシリンダに連通しピストン作動用の圧縮空気を供給するための図示していない内部空気流路に接続され、また、該接着剤ホース接続口7は、該ガン本体3及びノズル2内に形成された接着剤通路10に連通し接着剤を供給するための図示していない内部接着剤通路(マニホールド)に接続されている。空気マニホールド5には加圧(圧縮)空気管接続口8が取付けられ、該加圧空気接続口8は、前記ノズル2の加圧空気通路12に連通し加圧空気を供給するための図示していない内部空気流路に接続されている。
【0021】
次に、上記のように構成された接着剤吐出装置1のノズル2の下端9に組み込まれるノズルキャップ20を図2乃至図6に基づいて説明する。ノズルキャップ20は、平面視円板状のノズルプレート22と平面視六角形状のねじ付きナット21で構成され、該ノズルプレート22がそのフランジ23部を該ねじ付きナット21の一端部側のナット先端部21aによって折り曲げられてかしめられる(ロールフォーミング加工)ことによりねじ付きナット21と一体に結合されて形成されている。ナット21の内面には雌ねじが形成され、該雌ねじが前記ノズル2の雄ねじに螺合されることにより、ノズルキャップ20がノズル2に一体的に組み込まれる。
【0022】
ノズルプレート22には、図2に示すように、その中心部に下方に突出した截頭逆円錐状のノズルチップ28が形成されている。そして、ノズルプレート22の中心部には、ノズルプレート22の内面(上側)と該ノズルチップ28を含んだ外面(下側)との間で上下に貫通して段付きの接着剤吐出孔27が設けられている。該接着剤吐出孔27はノズルキャップ20がノズル2に組み込まれたときには、図6に拡大して示すようにそのノズル端面の接着剤通路の一部をなす前記円形溝14に連通される。
【0023】
そして、ノズルプレート22の内面には、該接着剤貫通穴27を中心として、加圧空気用の幅広環状溝26が形成される共に、該幅広環状溝26と該接着剤貫通孔27の間にシール装置を構成する環状のOリング取付け溝29が形成されている。該加圧空気用幅広環状溝26はノズルキャップ20がノズル2に組み込まれたときには、図6に拡大して示すようにそのノズル端面の加圧空気環状溝13と連通される。また、該Oリング取付け穴29の内部に取付けられたOリング30はノズル2の下端9の端面との間で接着剤通路10、14、27と加圧空気通路12、13、24、25、26とを隔離するためのシール作用を成す。
【0024】
ノズルプレート22の該接着剤吐出孔27の外周囲で、ノズルプレート22の内面の該加圧空気用幅広環状溝26と外面の間には、該吐出孔27から吐出される接着剤ビードに螺旋状パターンを形成させるための加圧空気PAを噴出させる加圧空気噴出孔24(以下、パターンエア噴出孔ということもある)が、吐出孔27を中心とした同一円周上に、等間隔で、該吐出孔27を取り巻くように、複数個(本実施形態では12個)配置されて形成されている。
【0025】
該パターンエア噴出孔24は、それぞれ、接着剤吐出孔27に対してある角度を以って形成されている。即ち、パターンエア噴出孔24は、正面視では図2に示すように接着剤吐出孔27の縦軸線(縦方向の中心線)に対して角度θだけ該縦軸線側に傾けられて配向されている。本実施形態ではθは約30度とされている。そして、パターンエア噴出孔24は、平面視では図3に示すように、パターンエア噴出孔24の長手軸線CL1と、接着剤吐出孔27の縦軸線とパターンエア噴出孔24のノズルプレート22の外面(下側面)の開口(噴出口)の中心とを結ぶ線CL2とが、角度αを成すようにして偏向されて形成されている。本実施形態では角度αは約10度とされる。なお、アシストエア噴出孔25とパターンエア噴出孔24は、いずれも幅広環状溝26から起点が形成されており、接着剤吐出装置1のノズル2から送られて来る同じ加圧空気を使用できるよう構成されている。
【0026】
以上のようにパターンエア噴出孔24を形成することにより、パターンエア噴出孔24の噴出口から噴出される加圧空気のパターンエアPAは、図5に平面視の噴出方向を矢印PADで示すように、接着剤吐出孔27から吐出(射出)される接着剤ビードに対してその外周にほぼ接するように指向される。
【0027】
一方、ノズルキャップ20のノズルプレート22には、該パターンエア噴出孔24の外周囲で該パターンエア噴出孔24を取り巻いて、前記パターンエアPAとは別の加圧空気であるアシストエアAAを噴出させるためのアシストエア噴出孔25が、該接着剤吐出孔27を中心とした直径AADの同一円周上に多数個(本実施形態では24個)、等間隔で配置され、ノズルプレート22の内面の該加圧空気用幅広環状溝26と外面の間に形成されている。該アシストエア噴出口25は、その長手軸線CL4が、図5に示すように、その各々から噴出されるアシストエアAAが全体的に、接着剤ビードの螺旋状パターンの旋回方向、即ち、パターンエアPAの旋回方向と同じ向きの旋回流(本実施形態では底面視で左方向の旋回)となって噴出されるように、図4に示すように円周方向側に所定角度γだけ傾けられて形成されている。
【0028】
即ち、アシストエア噴出孔25は、その長手軸線CL4が、図5に示すように、底面視で、接着剤吐出孔27の縦軸線とノズルプレート22の外面のアシストエア噴出孔25の開口(噴出口)の中心を結ぶ線CL3と直交する方向に、即ち、円周方向側に(即ち、該アシストエア噴出孔25の噴出口が配置される接着剤吐出孔27を中心とする円の接線方向側に)角度γだけ傾けられて形成されている。本実施形態では角度γは約10度とされている。また該噴出孔25の孔径dは0.2〜0.5mmφとされ、好ましくは0.3〜0.4mmφとされる。図5の矢印AADは底面視でのアシストエアAAの噴出方向を示す。なお、図2、図6に示すように、該アシストエア噴出孔25は、ノズルプレート22を該噴出孔25のノズルプレート外面の噴出口を通る直径線で切断して見たときはノズルプレートに対して垂直状の孔として現れる。
【0029】
また、該アシストエア噴出孔25の円周方向への傾斜角度γは5〜15度の範囲で設定することが望ましい。この範囲の適切な角度γを選ぶことにより、ノズルキャップ20を備えた吐出装置1を2台以上隣接して設置する場合、隣のパターンエアPAの噴出流を乱すことを防止する。また、該アシストエア噴出孔25をあける位置(半径方向位置)は、パターンエア噴出孔24の外側周囲であれば任意の位置でよいが、できるだけ半径方向外側に設けることが望ましい。また、アシストエア噴出孔25の数は特に限定されるものではないが、できるだけ等間隔で全周に設けるのが望ましい。
【0030】
次に、以上のように構成されたノズルキャップ20の作動を説明する。
ノズルキャップ20は、図6に示すように、接着剤吐出装置1のノズル2の下端9に対して、そのナット21がノズル2の下端面にOリング取付溝29に内装したOリング30が当接するまでねじ込まれて、接着剤塗布装置1に一体的に組み付けられる。この状態では、ノズル2の接着剤通路10及び円形溝13と、ノズルキャップ20の接着剤吐出孔27が連通状態にされると共に、ノズル2の加圧空気通路12及び加圧空気環状溝13とノズルキャップ20の幅広環状溝26が連通状態とされる。また、該加圧空気通路12、該加圧空気環状溝13及びノズルキャップ20の幅広環状溝26は、該Oリング30によって、該接着剤通路10、該接着剤円形溝13及び該接着剤吐出孔27との連通が遮断される。
【0031】
このようにノズルキャップ20がノズル2に組み付けられた状態において、加熱された加圧空気を接着剤吐出装置1の空気マニホールド5を通してガン本体3のノズル2の加圧空気通路12に送ると、該加熱加圧空気は該ノズル2の加圧空気環状溝13に入り、さらにノズルキャップ20の幅広環状通路26に至り、ノズルキャップの複数のパターンエア噴出孔24の噴出口からパターンエアPAとして、及び、多数のアシストエア噴出孔25の噴出口からアシストエアAAとして、連続して噴出される。
【0032】
このとき、図5に示すように、同一円周上の複数のパターンエア噴出孔24の各々の噴出口から噴出される加圧されたパターンエアPAの噴出流は、該複数の各々の該パターンエア噴出孔24の取付け角度が前記したように接着剤吐出孔27に対して或る角度θ、αを成して偏向した角度とされているので、全体的に接着剤吐出孔27の縦軸線を取り巻いてノズルキャップ20の斜め下方へ指向した螺旋状(渦巻状)の旋回流として形成される。
【0033】
また、アシストエアAAは、該パターンエアPAの旋回噴出流の外側の周囲で該旋回噴出流を取り巻くようにして、該旋回噴出流の向きと同じ向きで、同一円周上に配設した多数のアシストエア噴出孔25の各々の噴出口から同一直径の円筒面を斜め下方向に沿って下降するように噴出され、結果として全体的に円筒状のエアーカーテンを形成した旋回噴出流となって噴出される。
【0034】
このようにパターンエアPA、及び、アシストエアAAの噴出流が形成されている状態で、接着剤マニホールド4を通して加熱溶融されたホットメルト接着剤等の接着剤をガン本体3及びノズル2の接着剤通路10に送給し、ガン本体2のプランジャー11のピストンに操作用の圧縮空気を作用させて該プランジャー11を上方に押上げると、プランジャー下端の弁が開かれ、接着剤はノズル2の下端の円形溝14を経てノズルキャップ20の接着剤吐出孔27を通りその先端の吐出口から接着剤ビード31として吐出される。
【0035】
吐出された接着剤ビードは、図6に示すように、前記したように全体が螺旋状(渦巻状)となってほぼ接着剤吐出孔27の縦軸線方向へ向けて下方へ向かう旋回噴出流として形成されたパターンエアPAによって引き伸ばされて細いファイバー状の繊維(ストランド)にされつつ螺旋状パターンに形成されて矢印方向(BSD)に旋回しつつ下降し、その下位置で略水平上に走行する被塗物としてのバックシート32上へ向かう。
【0036】
しかして、その螺旋状のパターンを形成した接着剤ビード31は、下降する途中で前記の通りのアシストエアAAの旋回噴出流により、その旋回方向に力、所謂、回転力を受ける。従って、該螺旋状パターンが旋回して下降する途中でパターンエアPAの勢いが衰えたり、失われたりして螺旋状パターンの旋回力が衰えたとしても該アシストエアAAの噴出旋回流の旋回補助作用によって、該バックシート32に到達する間において螺旋状パターンの旋回力が衰えることがなく、或いは、該旋回力が所望量増加されることにより、きれいで大きく丸い螺旋状パターンの形状で旋回数の多い所謂高周波の接着剤ビードの螺旋流れを形成することができる。該螺旋状パターンの丸(円)の大きさや旋回数(周波数)の数はアシストエアAAの噴出圧力を増減させて調整することができる。
【0037】
これにより、該接着剤ビードの螺旋状パターンが下降し被塗物であるバックシート32に到達して塗布されたとき、図7に示すように、きれいで大きく丸く、かつ、高周波の螺旋パターンPを得ることができる。そして、当然に螺旋状パターンの終わりの部分も回転方向の力が加えられため、バックシート32上の螺旋状の塗布パターンPの終わり部分(終端)PTが螺旋の軌跡の中に入るようにすることができる。
【0038】
さらに、パターンエアPAによって形成される接着剤ビードの螺旋状パターンの外周に、アシストエアAAの噴出流によるエアーカーテンが形成されることにより、接着剤吐出装置1が複数台、例えば2台、隣接されて設置され、バックシート32上に2条の接着剤の螺旋状塗布パターンを形成させる場合でも、該エアーカーテンによって隣接する螺旋パターン形成用のパターンエアPAが遮られ、互いに他の接着剤の螺旋状パターンへ干渉することが防がれる。
【0039】
これによりそれぞれの吐出装置1のノズルキャップ20から吐出される接着剤ビードの螺旋状パターンの形状が乱されることがなく、図8に示すように、2条のきれいで大きく丸い形状の高周波の螺旋状パターンP1、P2をバックシート32上に形成させることができる。また、このように大きくきれいな円形状の螺旋状パターンとすることができるため、2条の隣接する螺旋状パターンP1、P2間を近接させたり、ラップさせたりすることができるようになり、所望する接着剤の塗布パターンを得ることができるようになる。この隣接する螺旋状パターンP1、P2の間の距離(隙間)はアシストエアAA及びパターンエアPAの噴出圧力の大きさを相互に調節することにより調整することができる。
【0040】
次に、図9に基づいて本発明の第2の実施形態を説明する。
本実施形態は、前記図1〜図6に示した第1実施形態におけるシール装置としてのOリングを、テーパーシール装置に代えたものである。他の構成は第1実施形態と同一であるので説明を省略する。また、第1実施形態の図面と同一部分には同一符号を付して説明する。この実施形態では、ノズル2とノズルキャップ35のノズルプレート37の間でそれらの中心部分にテーパー面同士が嵌合されるテーパーシール装置を設けたものである。
【0041】
即ち、ノズルキャップ35のノズルプレート37の中心部の内面側には接着剤吐出孔27の縦軸線を軸としたテーパー状の内壁(周)面41を有した截頭逆円錐状の凹部40が形成されており、一方、ノズル2の端面には該凹部40に対向する位置に該凹部40と同じ勾配のテーパー状の外壁(周)面39を有した截頭逆円錐状の凸部38が形成されている。該凸部38と該凹部40はテーパーシール装置を構成する。
【0042】
このようにテーパーシール装置を構成することにより、ノズルキャップ35のねじ付きナット36をノズル2に螺合させて締め込んで行けば、該ノズル2の凸部38のテーパー状の外周面39とノズルキャップ35の凹部40のテーパー状の内周面41が周面同士で当接、嵌合される。これにより、加圧空気通路12、加圧空気環状溝13及びノズルキャップ20の幅広環状溝26と、接着剤通路10、該接着剤用段付き円形溝14a及び接着剤吐出孔27との連通を完全に遮断させることができる。
【0043】
従って、シール装置をOリングで形成する場合のようなノズルキャップ35の交換等に伴う磨耗、損耗、或いは着け忘れ等に起因するシール機能の欠如を完全に無くすことができ、接着剤が加圧空気供給路26、24、25へ侵入してパターンエアPA及びアシストエアAAの噴出を阻害することを確実に防ぐことができる。なお、該凸部38のテーパー状の外周面39と該凹部40のテーパー状の内周面41のテーパー傾斜角度は任意であり限定されないが、両者は同一であることが望ましい。
【0044】
【実験例】
次の条件のもとで、図1〜図6に示す第1実施形態のノズルキャップ20を備えた接着剤吐出装置1を、それぞれ1台設置した場合と2台隣接設置した場合について、それぞれ、バックシート32上にホットメルト接着剤を塗布する実験を繰り返し行った。その結果、いずれも図7(1台設置の場合)及び図8(2台隣接設置の場合)に示すような規則正しく、大きく、丸い円形で螺旋数の多い(周波数の大きい)螺旋状パターンを形成した良好な塗布結果が得られた。
(1)ノズルキャップ20を備えた接着剤吐出装置1を1台設置した場合
▲1▼被塗物であるシート状のバックシート32:材質 ポリエチレン、厚み 40μm(ミクロン)、幅 200mm、走行速度 100〜200m/min
▲2▼使用接着剤の種類:粘着系ホットメルト
▲3▼接着剤の加熱溶融温度:150℃
▲4▼接着剤の吐出量(塗布量):30g/m
▲5▼接着剤吐出孔27の吐出口から被塗物32までの距離:25mm
▲6▼接着剤吐出孔27の吐出口の口径:0.45mm
▲7▼接着剤の吐出圧力:1MPa〜4MPa
▲8▼パターンエア噴出孔24の噴出口径:0.45mm
▲9▼パターンエア噴出孔24の噴出口の配置直径(図3のPAD):5mm
▲10▼パターンエア噴出圧力:0.1MPa〜0.3MPa
▲11▼アシストエア噴出孔25の噴出口径:0.40mm
▲12▼アシストエア噴出孔25の噴出口の配置直径(図3のAAD):9mm
▲13▼アシストエア噴出圧力:0.1MPa〜0.3MPa
【0045】
(2)ノズルキャップ20を備えた接着剤吐出装置1を2台、左右に隣接して設置した場合(但し、左右とも同じ大きさ、仕様のノズルキャップを同一高さに設置した場合)
▲1▼被塗物であるシート状のバックシート32:材質 ポリエチレン、厚み 40μm(ミクロン)、幅 200mm、走行速度 100〜200m/min
▲2▼使用接着剤の種類:粘着系ホットメルト
▲3▼接着剤の加熱溶融温度:150℃
▲4▼接着剤の吐出量(塗布量):30g/m
▲5▼隣合う左右のノズルキャップ20の中心(接着剤吐出孔27)間の距離:22.3mm
▲6▼接着剤吐出孔27の吐出口から被塗物32までの距離:25mm
▲7▼接着剤吐出孔27の吐出口の口径:0.45mm
▲8▼接着剤の吐出圧力:0.1MPa〜0.3MPa
▲9▼パターンエア噴出孔24の噴出口径:0.45mm
▲10▼パターンエア噴出孔24の噴出口の配置直径(図3のPAD):5mm
▲11▼パターンエア噴出圧力:0.1MPa〜0.3MPa
▲12▼アシストエア噴出孔25の噴出口径:0.4mm
▲13▼アシストエア噴出孔25の噴出口の配置直径(図3のAAD):9mm
▲14▼アシストエア噴出圧力:0.1MPa〜0.3MPa
【0046】
また、テーパー状凸部38(ノズル側)及びテーパー状凹部40(ノズルキャップ側)でなるテーパーシール装置を備えた図9に示す第2実施形態のノズルキャップ35を装着した接着剤吐出装置について、上記と同一条件のテストをしたところ、上記と同等の、規則正しく、大きく、丸い円形で螺旋数の多い(周波数の大きい)螺旋状パターンを形成した良好な塗布結果が得られると共に、接着剤の接着剤通路側から加圧空気流路側への漏れは全く認められず、良好なシール効果が認められた。
【0047】
以上の説明では、被塗物として使い捨て紙おむつのバックシート32について説明したが、該紙おむつの場合でも当該バックシート32と張り合わせられる平板状の不織布が被塗物とされる場合もある。本発明は、被塗物としては、勿論、シート等の平板状のものに限らず、他のものであっても適用可能なものである。
【0048】
また、塗布する液体としてホットメルト接着剤の場合を示したが、本発明は他の接着剤、例えばコールドグルー等の接着剤、或いはコーティング剤等、の液体の塗布にも適用できるものである。
【0049】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の接着剤吐出装置のノズルキャップによれば、次のような優れた効果を奏する。接着剤ビードに螺旋状パターン形成させるための加圧空気噴出孔の外周囲に該噴出孔を取り巻いて形成した多数の別の加圧空気噴出孔から、接着剤ビードに螺旋状パターンを形成させるための加圧空気(パターンエア)とは別の加圧空気(アシストエア)を該螺旋状パターンの旋回方向と同じ向きになるように連続して噴出させることにより、該アシストエアの噴出流によって、該パターンエアが勢いを失う前に、接着剤ビードの螺旋状パターンに回転方向の力(回転力)を加えるようにすることができ、接着剤ビードが被塗物に到達するまで螺旋状パターンを維持させることができるようになる。
【0050】
これにより、接着剤の螺旋状パターンを被塗物に塗布したとき、きれいで大きく丸く、かつ、高周波の螺旋パターンを得ることができる。そして、当然に螺旋状パターンの終わりの部分も回転方向の力が加えられため、被塗物上の螺旋状パターンの終わり部分(終端)が螺旋の軌跡の中に入るようにすることができる。
【0051】
さらに、パターンエアによって形成される接着剤ビードの螺旋状パターンの外側の周周に、別の多数の加圧空気噴出孔からアシストエアが噴出されることによってエアーカーテンが形成されることにより、接着剤吐出装置が2台以上、隣接されて設置され、被塗物上に2条以上の接着剤の螺旋状塗布パターンを形成させる場合でも、該エアーカーテンによって隣接する螺旋パターン形成用のパターンエアが遮られ、互いに他の接着剤の螺旋状パターンへ干渉することが防がれる。
【0052】
これによりそれぞれの塗布装置のノズルキャップから吐出される接着剤ビードの螺旋状パターンの形状が乱されることがなく、2条以上のきれいで大きく丸い形状の高周波の螺旋状パターンが被塗物上に形成される。また、このため、複数条の互いに隣接する螺旋状パターン間を近接させたり、ラップさせたりすることが可能とされる。
【0053】
さらに、ノズルとノズルキャップとの間に設けられる加圧空気通路と接着剤通路を隔離するためシール装置を、該ノズル側とノズルキャップ側とがテーパー面で嵌合されるテーパーシール装置とし、該テーパーシール装置は、該ノズルの接着剤通路の縦軸線を軸とするノズル中心部分に位置してノズル端面に形成されたテーパー状凸部と、該ノズルキャップの接着剤吐出孔の縦軸線を軸とする中心部分に位置して該テーパー状凸部と対向し該テーパー状凸部と同じ勾配を有して該ノズルキャップの内側面に形成されたテーパー状凹部とで構成され、該ノズルキャップのねじ部を該ノズルのねじ部に締め込んだときに、該ノズルのテーパー状凸部と該ノズルキャップのテーパー状凹部との嵌合を行うと共に該加圧空気通路と該接着剤通路の連通を遮断する構成としたことにより、従来のようにOリングからなるシール装置がノズルキャップ交換に伴う磨耗や損耗或いは取付け忘れ等の要因によりシール機能を果さなくなるという問題をなくすことができ、接着剤がノズルの加圧空気通路や該加圧空気通路と連通する螺旋状パターン形成用加圧空気噴出孔及び別の加圧空気噴出孔に流入することを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のノズルキャップを組み込んだ接着剤吐出装置の部分縦断正面図である。
【図2】図2は本発明の第1実施形態のノズルキャップを示し、左半分は正面図、右半分は縦断面図である。
【図3】図2のB線矢視によるノズルキャップの底面図である。
【図4】図3又は図5のA〜A線矢視断面図であり、アシストエア噴出孔(別の加圧空気噴出孔)の形成状態を示す図である。
【図5】図3の拡大図であり、パターンエア(加圧空気)噴出方向、及び、アシストエア(別の加圧空気)噴出状態(方向)を説明する図である。
【図6】図1の部分拡大縦断面図であり、接着剤吐出装置のノズルにノズルキャップを組み込んだ状態を示すと共に接着剤ビードの螺旋状パターンの形成状況を示す図である。
【図7】1台の吐出装置のノズルキャップによってバックシート(被塗物)上に形成された1条の接着剤の塗布パターン示す平面図である。
【図8】隣接した2台の吐出装置の各々のノズルキャップによってバックシート(被塗物)上に形成された2条の接着剤の塗布パターン示す平面図である。
【図9】本発明のノズルキャップの第2実施形態を示すものであり、接着剤通路と加圧空気通路をシールするシール装置をテーパーシール装置として図6に対応させて示した縦断面図である。
【図10】従来の1台の接着剤吐出装置のノズルキャップによりバックシート上に塗布された接着剤の塗布パターンを示す平面図である。
【図11】従来の隣接した2台の接着剤吐出装置のノズルキャップによりバックシート上に塗布された接着剤の塗布パターンを示す平面図である。
【符号の説明】
1 接着剤吐出装置
2 ノズル
3 ガン本体
10 接着剤通路(ノズル)
12 加圧空気通路(ノズル)
20、35 ノズルキャップ
21、36 ねじ付きナット
22、37 ノズルプレート
24 パターンエア噴出孔(螺旋状パターン形成用加圧空気噴出孔)
25 アシストエア噴出孔(別の加圧空気噴出孔)
26 加圧空気用幅広環状溝
27 接着剤吐出孔
28 ノズルチップ
PA パターンエア(螺旋状パターン形成用加圧空気)
AA アシストエア(別の加圧空気)
PAD パターンエア噴出方向(底面視)
AAD アシストエア噴出方向(底面視)
29 Oリング取付溝
30 Oリング
31 接着剤ビード
32 バックシート(被塗物)
P、P1、P2 螺旋状パターン(被塗物上)
PT、PT1、PT2 パターンの終端
BSD 接着剤ビードの旋回方向
38 テーパー状凸部(ノズル側のテーパーシール装置)
40 テーパー状凹部(ノズルキャップ側のテーパーシール装置)

Claims (1)

  1. 接着剤通路と加圧空気通路とを備えたノズルに螺合されて取付けられ、該ノズルの接着剤通路に連通する接着剤吐出孔が形成されると共に、該接着剤吐出孔から吐出される接着剤ビードに螺旋状パターンを形成させるための加圧空気を噴出させる加圧空気噴出孔が、複数個それぞれ該ノズルの加圧空気通路と連通されて該接着剤吐出孔を取り巻く円周囲に設けられ、かつ、該接着剤吐出孔に対してある角度を以って形成されたノズルキャップであり、さらに、該ノズルと該ノズルキャップとの間に加圧空気通路と接着剤通路を隔離するためのシール装置が介装された接着剤吐出装置のノズルキャップであって、該ノズルキャップの該螺旋状パターン形成用の加圧空気噴出孔の外周囲に、別の多数の加圧空気噴出孔を、該螺旋状パターン形成用の加圧空気噴出孔を取り巻いて該ノズルの加圧空気通路と連通させて設け、かつ、その各々から噴出される加圧空気が全体的に該螺旋状パターンの旋回方向と同じ向きの旋回流となって噴出されるように円周方向側に所定角度傾けて形成すると共に、該シール装置を該ノズル側とノズルキャップ側とがテーパー面で嵌合されるテーパーシール装置とし、該テーパーシール装置は、該ノズルの接着剤通路の縦軸線を軸とするノズル中心部分に位置してノズル端面に形成されたテーパー状凸部と、該ノズルキャップの接着剤吐出孔の縦軸線を軸とする中心部分に位置して該テーパー状凸部と対向し該テーパー状凸部と同じ勾配を有して該ノズルキャップの内側面に形成されたテーパー状凹部とで構成され、該ノズルキャップのねじ部を該ノズルのねじ部に締め込んだときに、該ノズルのテーパー状凸部と該ノズルキャップのテーパー状凹部との嵌合を行うと共に該加圧空気通路と該接着剤通路の連通を遮断するものであることを特徴とする接着剤吐出装置のノズルキャップ。
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