JP4947466B2 - 化粧板及び化粧板の製造方法 - Google Patents
化粧板及び化粧板の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4947466B2 JP4947466B2 JP2007241102A JP2007241102A JP4947466B2 JP 4947466 B2 JP4947466 B2 JP 4947466B2 JP 2007241102 A JP2007241102 A JP 2007241102A JP 2007241102 A JP2007241102 A JP 2007241102A JP 4947466 B2 JP4947466 B2 JP 4947466B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- side adhesive
- base material
- adhesive
- wood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Finished Plywoods (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
本発明の実施形態に係る化粧板は、木質基材と、木質基材の表面に接着層を介して貼着される木質薄単板とを備え、床材として使用されるものである。
木質基材は、少なくとも表面が硬質な木質基材で構成されていれば、例えば木材でもよいし、インシュレーションボードやMDF、ハードボード等の木質繊維板でもよいし、合板、パーティクルボードでもよい。
上記接着層は、厚みが30〜75μmであって、硬度がタイプAデュロメーターで30°以下である、弾性を有する基材側接着剤の硬化物で構成されている。このように、接着層が充分な厚みと弾性とを有することにより、キャスターの長期的かつ連続的な荷重に対しても、木質薄単板の剥離を抑制することができる。
木質薄単板としては、天然木質材や、これらの積層物をスライスした薄切片を使用することができる。天然木質材は、針葉樹、広葉樹、いわゆる早生樹等、どのようなものでも使用することができる。また、天然木質材の積層物をスライスしたものとは、いわゆる人工突板といわれるものである。
次に、上記化粧板の製造方法について説明する。
まず、上記木質基材に基材側接着剤を塗布する。基材側接着剤を塗布する手段としては、フローコーター又はロールコーターが好適に用いられる。この基材側接着剤によって、30〜75μmの厚みの接着層が形成されるように塗布する。
次に、上記基材側接着剤を半硬化状態として接着層を形成する。
上記接着層上に単板側接着剤を塗布する。なお、この単板側接着剤は、基材側接着剤を半硬化状態とする前に塗布してもよい。少なくとも木質薄単板を積層する前に基材側接着剤が半硬化状態となっていればよい。
上記基材側接着剤を半硬化させた後に単板側接着剤を塗布した場合、次に、単板側接着剤を半硬化状態とする。単板側接着剤を半硬化状態とする方法は、上述した基材側接着剤を半硬化状態とする方法と同じであるが、この際、基材側接着剤が硬化状態とならないようにする。
少なくとも基材側接着剤が半硬化状態で、次の木質薄単板の載置が行われる。
次に、上記積層体を積層一体化して化粧基材を得るために、積層体を熱圧プレスする。熱圧プレスの方法は、一般的なロールプレスや平板プレス等、様々な方法があるが、好ましくは平板プレスが使用される。熱圧プレスは、100〜130℃でかつ0.2〜1.0MPaの条件下で、30〜90秒程度行われる。これにより、基材側接着剤及び単板側接着剤が完全に硬化され、接着層の厚みが30μm以上でかつ75μm以下であるとともに、接着層の硬度がタイプAデュロメーターで30°以下となり、積層体が積層一体化される。
次に、上記化粧基材の表面に、ショットブラスト法による浮造り加工を施す。ショットブラスト法とは、硬質で微細なブラスト用研磨材を木質薄単板の表面に衝突させて表面に微細な傷をつける加工である。これにより、木質薄単板の軟らかい部分が研削され、硬い部分が残り、表面に凹凸を有する化粧基材を得ることができる。
最後に、上記浮造り加工が施された化粧基材や、面均一に研削された化粧基材の表面に透明性樹脂塗料を塗布し、これを硬化させて透明性樹脂塗膜を形成する化粧加工を施して化粧板を得る。
このように、本発明の実施形態に係る化粧板は、接着層が30μm以上でかつ75μm以下の厚みを有し、タイプAデュロメーターで30°以下の硬度となり弾性を有するので、柔軟でかつ充分な厚みを有する接着層が木質基材と木質薄単板との間に介装されることになり、長期的かつ連続的にキャスターを使用しても、その応力が分散されて木質薄単板の剥離を効果的に抑制することができる。
厚さ9mmの針葉樹合板の表面に、厚さ2.7mmのMDFをビニルウレタン系接着剤で、コールドプレスによって貼着し、木質基材を得た。
上記実施例1で得られた化粧基材の表面に、ショットブラスト法により浮造り加工を施した。この浮造り加工により、柔らかい導管以外の部分が優先的に研削され、硬い導管部分が残り、凹凸感に優れた外観を持つ化粧基材を得ることができた。この化粧基材の表面を研磨剤が含まれたスポンジで研磨した後、透明樹脂塗料を塗布して透明樹脂塗膜を形成し、美麗な化粧板を得た。
比較例1の化粧板は、基材側接着剤が尿素メラミン樹脂系接着剤60重量部に対して、変性酢ビ系接着剤40重量部を混合したものである点で上記実施例1の化粧板と異なり、他は実施例1と同じ構成であり、同じ製造方法により化粧板を得た。接着層の強度を測定すると80°であった。
比較例2の化粧板は、上記比較例1において、基材側接着剤の塗布量を35g/尺2とし、この基材側接着剤を乾燥させずに、つまり半硬化状態とせず、また単板側接着剤を使用せずに、0.35mmのホワイトオーク生単板を積層して積層体を得た。この積層体を120℃で0.8MPaの圧力下で60秒のプレススケジュールで熱圧プレスして化粧基材を得た。
上記比較例2で得られた化粧基材の表面に、ショットブラスト法により浮造り加工を施した。木質薄単板の接着剤が染み上がっている部分がほとんど研削されず、浮造り加工にムラが生じていた。
Claims (8)
- 少なくとも表面が硬質な木質基材の表面に、接着層を介して木質薄単板が積層一体化された化粧板であって、
上記接着層は、半硬化状態において木質薄単板が積層されることで、厚みが30μm以上でかつ75μm以下であり、硬度がタイプAデュロメーターで30°以下となる基材側接着剤で構成されていることを特徴とする化粧板。 - 請求項1の化粧板において、
上記接着層と木質薄単板とが単板側接着剤により接合一体化されていることを特徴とする化粧板。 - 請求項2の化粧板において、
上記単板側接着剤の木質薄単板への染み上がりが、該木質薄単板の厚みの50%以下とされていることを特徴とする化粧板。 - 請求項2又は3の化粧板において、
上記木質薄単板の表面に、単板側接着剤の該木質薄単板裏面からの染み上がり部分に到る深さまでショットブラスト法による浮造り加工が施されていることを特徴とする化粧板。 - 少なくも表面が硬質な木質基材の表面に、硬化状態で弾性を有する基材側接着剤を塗布する基材側接着剤塗布工程と、
上記基材側接着剤を半硬化させて接着層を形成する接着層形成工程と、
上記接着層上に単板側接着剤を塗布する単板側接着剤塗布工程と、
上記単板側接着剤が塗布された接着層上に木質薄単板を積層して積層体を得る積層工程と、
上記積層体を熱圧プレスして積層一体化することで、上記接着層の厚みが30μm以上でかつ75μm以下であるとともに該接着層の硬度がタイプAデュロメーターで30°以下となる化粧基材を得る熱圧プレス工程と、
上記化粧基材の表面に化粧加工を行う化粧加工工程とを含むことを特徴とする化粧板の製造方法。 - 請求項5の化粧板の製造方法において、
上記単板側接着剤塗布工程の後に、上記単板側接着剤を半硬化させる半硬化工程をさらに含むことを特徴とする化粧板の製造方法。 - 少なくとも表面が硬質な木質基材の表面に、硬化状態で弾性を有する基材側接着剤を塗布する基材側接着剤塗布工程と、
上記基材側接着剤上に、該基材側接着剤よりも低粘度である単板側接着剤を塗布手段が接触しないように塗布する単板側接着剤塗布工程と、
上記基材側接着剤及び単板側接着剤を半硬化させる半硬化工程と、
上記単板側接着剤上に木質薄単板を積層して積層体を得る積層工程と、
上記積層体を熱圧プレスして積層一体化することで、上記基材側接着剤で構成された接着層の厚みが30μm以上でかつ75μm以下であるとともに該接着層の硬度がタイプAデュロメーターで30°以下となる化粧基材を得る熱圧プレス工程と、
上記化粧基材の表面に化粧加工を行う化粧加工工程とを含むことを特徴とする化粧板の製造方法。 - 請求項5から7のいずれか1つの化粧板の製造方法において、
上記熱圧プレス工程の後、ショットブラスト法により、上記木質薄単板の表面に上記単板側接着剤の木質薄単板裏面からの染み上がり部分に到る深さまで浮造り加工を施す浮造り加工工程をさらに含むことを特徴とする化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007241102A JP4947466B2 (ja) | 2007-09-18 | 2007-09-18 | 化粧板及び化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007241102A JP4947466B2 (ja) | 2007-09-18 | 2007-09-18 | 化粧板及び化粧板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009067034A JP2009067034A (ja) | 2009-04-02 |
| JP4947466B2 true JP4947466B2 (ja) | 2012-06-06 |
Family
ID=40603800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007241102A Active JP4947466B2 (ja) | 2007-09-18 | 2007-09-18 | 化粧板及び化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4947466B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2670971B2 (ja) * | 1993-09-25 | 1997-10-29 | 大建工業株式会社 | 木質化粧材の製造方法 |
| JP2004216612A (ja) * | 2003-01-10 | 2004-08-05 | Matsushita Electric Works Ltd | 床材の製造方法 |
| JP4417752B2 (ja) * | 2004-03-16 | 2010-02-17 | 住友ベークライト株式会社 | ポストフォーム化粧板及びその製造方法 |
| JP4483628B2 (ja) * | 2005-03-04 | 2010-06-16 | パナソニック電工株式会社 | 建築板製造方法 |
-
2007
- 2007-09-18 JP JP2007241102A patent/JP4947466B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2009067034A (ja) | 2009-04-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN106457781A (zh) | 生产单板部件的方法以及此类单板部件 | |
| JPH07144307A (ja) | 木質板、表面化粧木質板およびその製法 | |
| CN105873762A (zh) | 生产带单板构件的方法 | |
| CN103770430A (zh) | 一种柔性复合装饰薄木饰面工艺 | |
| WO1988000134A1 (fr) | Feuille decorative et procede de production | |
| CN103753656A (zh) | 一种柔性复合薄木及其加工方法 | |
| JP5004357B2 (ja) | 化粧板の製造方法 | |
| JPH04228767A (ja) | 表面強化化粧床材 | |
| CN110206262A (zh) | 一种表层为pp膜的复合木质地板及制备方法 | |
| JP4996534B2 (ja) | 化粧板の製造方法 | |
| KR101327756B1 (ko) | 이중경화방식을 이용한 보호층을 가지는 마루바닥재 및 그 제조방법 | |
| JP4185940B2 (ja) | 床基材の製造方法及び床材の製造方法 | |
| JP4947466B2 (ja) | 化粧板及び化粧板の製造方法 | |
| JP4947468B2 (ja) | 化粧板及び化粧板の製造方法 | |
| CN110788955A (zh) | 一种软木复合集成材地板及制备方法 | |
| JP4996544B2 (ja) | 化粧基材の製造方法 | |
| JP3781605B2 (ja) | 樹脂強化化粧板の製造方法 | |
| JP2008179065A (ja) | フロアー用台板の製造方法 | |
| JP3836317B2 (ja) | 強化化粧板の製造方法 | |
| JP5494179B2 (ja) | 直貼り床材の製造方法 | |
| JP4018008B2 (ja) | 木質化粧シートの製造方法 | |
| JP5452946B2 (ja) | 化粧板及び化粧板の製造方法 | |
| JP2009101571A (ja) | 床材 | |
| JP2681598B2 (ja) | 化粧板およびその製造方法 | |
| JP5681909B2 (ja) | 木質化粧板及びその製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110823 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120207 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120224 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4947466 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |