JP4948466B2 - 内型枠の組立方法 - Google Patents
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Description
内型枠は複数個の型枠ピースにより形成される。図5;6に示すように、内型枠30を形成する複数の型枠ピース40は、地山20を掘削した掘削孔により形成されたトンネル空洞部21の内周面33に沿って内周面33と間隔を隔てて対向するように設置される型枠面34と、トンネル空洞部21の内周面33の周方向において隣接するように設置される型枠ピース40;40同士を繋ぐためのピース継手面47aが形成されたピース継手板45を備えるとともに、トンネル空洞部21の内周面33の掘削進行方向において隣接するように設置される型枠ピース40;40同士を繋ぐためのリング継手面47bが形成されたリング継手板46を備える。
ピース継手板45には、トンネル空洞部21の内周面33の周方向において互いに隣接するピース継手面47a同士が図外のボルト及びナットによる締結によって密接状態に結合されるように、ピース継手板45を貫通してボルトを通すためのボルト孔43aが形成される。同様に、リング継手板46には、トンネル空洞部21の内周面33の掘削進行方向において隣接するリング継手面47b同士がボルト及びナットによる締結によって密接状態に結合されるように、リング継手板46を貫通してボルトを通すためのボルト孔43bが形成される。
従って、トンネル空洞部21の内周面33の周方向において互いに隣接して設置される型枠ピース40のピース継手面47a同士を接触させた状態でボルト孔43aに図外のボルトを挿入し、ボルトの先端からナットを締結していくことで、ピース継手面47a同士が密接状態に結合される。また、トンネル空洞部21の内周面33のトンネル掘削進行方向において互いに隣接して設置される型枠ピース40のリング継手面47b同士を接触させた状態でボルト孔43bに図外のボルトを挿入し、ボルトの先端からナットを締結していくことで、リング継手面47b同士が密接状態に結合される。
図6に示すように、複数個の型枠ピース40がトンネル空洞部21の内周面33に沿って1周するように設置されて形成される内型枠30を1リングと呼ぶ。つまり、1リングを形成するには、複数個の型枠ピース40を、トンネル空洞部21の内周面33との間に覆工部の厚さ分の間隔dを隔ててトンネル空洞部21の内周面33に沿って内周面33を1周するように設置していく。この場合、ピース継手面47a同士が密接状態に結合されるように、図外の内型枠組立装置によって1リング分の内型枠30を組み立てていく。そして、掘削が進んだ後、掘削進行方向に向けてさらに1リング分の内型枠30を組み立てていく。この場合、型枠ピース40が、トンネル空洞部21の内周面33の周方向においてピース継手面47a同士が密接状態に結合されるように、かつ、トンネル空洞部21の内周面33の掘削進行方向において1つ前に組み立てた1リングのリング継手面47bと今回組み立てる1リングを形成する型枠ピース40のリング継手面47bとが密接状態に結合されるように、内型枠組立装置によって1リング分の内型枠30を組み立てていく。
型枠ピース40は、所定数のリング分の内型枠30を形成できる数分だけ用いられ、所定数のリング分の内型枠30を設置した後は、坑口側に組み立てられた内型枠30の掘削進行方向後部に位置する1リング分の型枠ピース40を図外の内型枠脱型装置を用いて解体して取り外した後に、シールド掘削機を進行させ、取り外した1リング分の型枠ピース40を内型枠30の掘削進行方向先頭位置に盛り替えて使う。即ち、所定数のリング分の内型枠30を設置した後は、掘削が進む毎に、型枠ピース40を後方(坑口側)から前方(切羽側)に盛り替えて繰り返して使用して内型枠30の掘削進行方向先頭位置に1リングを組み立てていく。つまり、掘削進行方向に向けて次々と1リングづつ組み立てていって内型枠30を形成する。
尚、図6に示すように、1リング分の内型枠30を形成する複数個の型枠ピース40のうちの少なくとも1つの型枠ピースは、脱型用の型枠ピース39に形成される。K型枠ピースと呼ばれる脱型用の型枠ピース39は、トンネル空洞部21の内周面33に近い方に位置して型枠面34となる当該型枠面34側のトンネル空洞部21の周方向の幅寸法bが、型枠面34の反対側の面39b(トンネル空洞部21の中心2Cに近い方に位置した面)のトンネル空洞部21の周方向の幅寸法aよりも小さい。また、脱型用の型枠ピース39の周方向の両隣に設置される型枠ピースも専用の型枠ピース38が用いられる。1リング分の内型枠30を形成する脱型用の型枠ピース39及び型枠ピース38以外のA型枠ピースと呼ばれる型枠ピース40は、トンネル空洞部21の内周面33に近い方に位置して型枠面34となる当該型枠面34側のトンネル空洞部21の周方向の幅寸法bが、型枠面34の反対側の面39bのトンネル空洞部21の周方向の幅寸法aよりも大きい。そして、1リングを組み立てるときは、脱型用の型枠ピース39を最後に取付け、1リングを解体する場合は、脱型用の型枠ピース39から取り外す。つまり、A型枠ピースと呼ばれる型枠ピース40だけを用いて1リングを組み立てようとしても、最後の型枠ピース40をトンネル空洞部21の中心2C側からトンネル空洞部21の内周面33の方向に向けて(つまり、トンネル空洞部21の断面円の径方向に向けて)組み付けることは不可能であるので、最後に組み付けて最初に取り外す型枠ピースとしてK型枠ピースと呼ばれる脱型用の型枠ピース39を用いる。
そこで、本発明は、先頭のリング継手面が掘削進行方向と直交する平面でなくなった場合に、先頭のリング継手面を補正する方法を提供する。
切羽側に位置するリング状の内型枠の先頭のリング継手面で反力を取るシールド掘削機の上下の推進ジャッキのストロークの平均値と左右のシールドジャッキのストロークの平均値との差が所定値以上となった場合に、先頭のリング継手面の補正を行うことも特徴とする。
切羽側に位置するリング状の内型枠の先頭のリング継手面で反力を取るシールド掘削機の上下の推進ジャッキのストロークの平均値と左右のシールドジャッキのストロークの平均値との差が所定値以上となった場合に、先頭のリング継手面の補正を行うので、補正作業の必要性を的確に判断できるようになる。
まず、シールド掘削機1の構造を説明する。シールド掘削機1は、前端に回転切削部2を有し、回転切削部2の後部には後方に延長する円筒状のテールプレート3を備える。テールプレート3の内側には複数の推進ジャッキ4とプレスジャッキ5と妻型枠7とが設けられる。妻型枠7は、プレスジャッキ5の後端5aに取付けられてテールプレート3の内周面3aに沿って前後に移動可能なようにリング筒状に形成されたプレス型枠である。つまり、妻型枠7は、テールプレート3の内周面3aと内型枠30の型枠面34との間を塞いだ状態でプレスジャッキ5の伸縮で前後に移動可能な型枠であり、後述する覆工形成空間100を形成するとともに覆工形成空間100に流入した高流動性生コンクリート80を加圧するものである。8はシールド掘削機1の推進に伴って図外の牽引手段で牽引されるコンクリート供給装置である。このコンクリート供給装置8は例えば高流動性生コンクリート80を生成する1台のレミキサー81とこのレミキサー81に接続管82で繋がれた6台のコンクリートポンプ83とで構成される。
47b リング継手面、52 補正リング継手面、53 坑口側面、
54 切羽側面、A 掘削進行方向。
Claims (2)
- 地山を掘削した掘削孔により形成されたトンネル空洞部の内周面に沿って設置されてトンネル空洞部の内周面との間に覆工部を形成するための内型枠の型枠ピースがトンネル空洞部の内周面に沿って内周面を1周するように複数設置されてリング状の内型枠を形成し、このリング状の内型枠を掘削進行方向に向けて順次組み立てていく内型枠の組立方法において、切羽側に位置するリング状の内型枠の先頭のリング継手面が掘削進行方向と直交する平面でなくなった場合に、当該先頭のリング継手面を掘削進行方向と直交する平面となるように又は当該平面に近づくように所定の厚みを有した補正部品を用いて補正した補正リング継手面を形成したことを特徴とする内型枠の組立方法。
- 切羽側に位置するリング状の内型枠の先頭のリング継手面で反力を取るシールド掘削機の上下の推進ジャッキのストロークの平均値と左右のシールドジャッキのストロークの平均値との差が所定値以上となった場合に、先頭のリング継手面の補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の内型枠の組立方法。
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Applications Claiming Priority (1)
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| JP2008091281A JP4948466B2 (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 内型枠の組立方法 |
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