JP4951994B2 - エレベータの釣合錘装置 - Google Patents
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Description
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの釣合錘装置を示す斜視図、図2は実施の形態1におけるエレベータの釣合錘装置の加減錘と縦枠との係合部を示す要部斜視図である。
図において、1はエレベータかごの懸架手段(図示せず)と係合したエレベータの釣合錘装置で、前記エレベータかごと相反して昇降し該エレベータかごと釣合いを保つものである。2は上下左右の四枠で構成され、この四枠の端部同士が直角に連結してなる直立した四辺形状の釣合錘装置1の外枠で、上端部が前記懸架手段と連結している。3は外枠2内に設けられ釣合錘装置1の重量をなす複数の加減錘で、左右方向に延在する角棒状の鋳造物が上下方向一列に積層されたものである。以下釣合錘装置1の外枠2及び複数の加減錘3の詳細な構成を説明する。
21は上下垂直方向に延在し釣合錘装置1の左右端部をなす外枠2の左右一対の縦枠で、それぞれは底辺21aと、強度を保つため底辺21aの長手側両端が同方向に直角に折り曲げられてなる両側辺21bで構成された断面コ字状である。また左右一対の縦枠21はそれぞれ開口側が対向するよう配置されている。ここで左右一対の縦枠21と上下一対の横枠20との連結構成は、それぞれの端部において横枠20の両側辺20bの両内側に縦枠21の両側辺21bが嵌合して面同士で当接し、該当接面を貫通する貫通孔に係合するボルトナット4により締結されるものである。
ここで上下一対の横枠20下側は複数の加減錘3の下面と当接し、該加減錘3を下側から保持している。また左右一対の縦枠21の底辺21a及び両側辺21bはそれぞれ複数加減錘3の端面及び両側面(前面及び後面)と近接に対向し、該複数の加減錘3の前後左右側を抑えている。これにより複数の加減錘3は外枠2内に設けられ、また最上段のみは上下方向に可動である。
21cは一対の縦枠21の両側辺21bのそれぞれ前面側上部に左右方向に凹設された左右一対の加減錘挿入用の切欠きで、それぞれの切欠き底部間幅(左右幅)は加減錘3の長手方向幅より広く、切欠き幅(上下幅)は加減錘3の上下方向厚みより広く設けられている。これにより複数の加減錘3はそれぞれ左右一対の切欠き21c間を通過可能である。
ここで以上の構成においては、地震等で重量物である複数の加減錘3が水平方向に揺れた時、一対の縦枠21が複数の加減錘3を保持し脱落を防ぐには強度不足である。従来においては左右一対の縦枠21の中間部において該左右一対の縦枠21間を連結する厚板からなる補強材を設け、左右一対の縦枠21が左右方向に開くのを防ぐ構成としていた。
5は左右一対の縦枠21の底辺21aのそれぞれ内面中央に突設された左右一対のT字リブからなる係合機構で、左右一対の縦枠21の下端から左右一対の切欠き21cの下端高さまで設けられている。左右一対のT字リブ5はそれぞれ垂直方向に延在する頭辺及び足辺からなる断面T字型で、頭辺は底辺21a内面と対向し、足辺先端は底辺21a内面中央と垂直に連結している。3aは複数の加減錘3の左右両端面中央に、上面から下面に亘って垂直に設けられた断面T字型のT字切欠き部からなる係合機構で、左右一対のT字リブ5が摺動可能に嵌合している。これにより左右一対の縦枠21と複数の加減錘3両端は互いに水平方向に拘束し合う。
これにより複数の加減錘3は釣合錘装置1が懸架手段と連結し懸架された状態において装着可能であり、釣合錘装置1の重量調整、及び据付を可能としている。
図3はこの発明の実施の形態2におけるエレベータの釣合錘装置の縦枠及び加減錘を示す平面図、図4は実施の形態2におけるエレベータの釣合錘装置の縦枠と加減錘の係合部を示す斜視図である。
図において22はT字リブが省略された左右一対の縦枠、22bは左右一対の縦枠22の両側辺からなる係合機構で、先端側の間隔が狭められた傾斜角を有する断面ハの字形状である。3bは複数の加減錘3の左右両端部の両側面(前面及び後面)が略三角状に切欠かれて設けられた一対の傾斜面からなる係合機構で、一対の縦枠22の両側辺22bの傾斜角と同角度であり、該両側辺22b間に嵌合している。これにより左右一対の縦枠22と複数の加減錘3両端は互いに水平方向に拘束し合う。
図5はこの発明の実施の形態3における図3相当図、図6は実施の形態3における図4相当図である。
図において23はT字リブが省略された左右一対の縦枠、23cは左右一対の縦枠23の両側辺23bのそれぞれ先端部が内向側に折り曲げられてなる凸辺からなる係合機構である。3cは複数の加減錘3の左右両端部近傍の両側面が切り欠かれて設けられたくびれ部からなる係合機構で、凸辺23cが嵌合する。これにより左右一対の縦枠23と複数の加減錘3両端は互いに水平方向に拘束し合う。
図7はこの発明の実施の形態4におけるエレベータの釣合錘装置の加減錘の連結部を示す平面図である。
図において、34は中央部にて左右二分割された二分割式の加減錘である、34aは二分割式の加減錘34をそれぞれ連結する連結部で、例えば図7で示すような互いに噛み合う鍵形であり、二分割式の加減錘34をそれぞれ水平方向に動かしても連結は外れず、いずれかを上下方向に動かすことで連結を外せる構成としたものである。
ここで二分割式の加減錘34の釣合錘装置1への装着方法は、まず二分割式の加減錘34の一方の端部を左右一対の縦枠21の一方に嵌合させて落とし込み、次に同様にもう二分割式の加減錘34の他方を左右一対の縦枠21の他方に嵌合させて落とし込み、次に連結部34aを連結させる。
また二分割式の加減錘34を実施の形態1で示す構成に適用させれば、加減錘34は図1で示すような左右一対の縦枠21の加減錘挿入用の切欠き21cを省略しても装着可能である。これにより左右一対の縦枠21は製作が容易となりコストを下げられるとともに、切欠きが設けられないため強度が下がらない。
図8はこの発明の実施の形態5におけるエレベータの釣合錘装置の加減錘、及び縦枠の要部を示す断面図、図9は加減錘を軸回転させた様子を示す図8相当図である。本実施の形態5は実施の形態3の応用である。
本実施の形態5は実施の形態3で示した一対のくびれ部3cの断面形状を円形としたもので、加減錘3が左右一対の縦枠23と嵌合した状態において軸回転可能としたものである。これにより複数の加減錘3の左右一対の縦枠23への装着がより容易となり、エレベータ釣合錘装置の据付作業をより容易とできる。
2 外枠、
20 横枠、
20a 横枠の底辺、
20b 横枠の両側辺、
20c 係合孔、
21、22、23、縦枠
21a 縦枠の底辺、
21b、22b、23b、縦枠の両側辺、
21c 切欠き部、
23c 凸辺、
3、34 加減錘、
3a T字切欠き部、
3b 傾斜面、
3c くびれ部、
34a 連結部、
4 ボルトナット、
5 T字リブ、
Claims (4)
- 上下一対の横枠と、
前記上下一対の横枠と連結した左右一対の縦枠と、
前記左右一対の縦枠間に設けられた複数の加減錘と、
この複数の加減錘両端と前記左右一対の縦枠とを係合させ、前記複数の加減錘に前記左右一対の縦枠が開くことを防止する耐震部材の機能を設ける係合機構と、を備え、
前記係合機構は、前記左右一対の縦枠の両側辺に設けられ、それぞれの先端部が内向側に折り曲げられてなる一対の凸辺部と、前記複数の加減錘に設けられ前記凸辺部が嵌合するくびれ部とからなり、
前記くびれ部は、断面形状が円形に形成され、
前記複数の加減錘は、前記くびれ部が前記凸辺部に嵌合した状態で軸回転可能に前記左右一対の縦枠間に設けられることを特徴とするエレベータの釣合錘装置。 - 前記両側辺の上部に加減錘挿入用の切欠き部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの釣合錘装置。
- 前記複数の加減錘は二分割構造であり、それぞれを連結する連結部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のエレベータの釣合錘装置。
- 前記連結部は互いが噛み合う鍵形とし、互いを水平方向に拘束することを特徴とする請求項3記載のエレベータの釣合錘装置。
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