JP4952984B2 - ウレタン系床材 - Google Patents
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Description
本発明に使用するポリオール(A)の主成分として用いられる多分岐ポリエーテルポリオールは、ヒドロキシアルキルオキセタン(a1)と1官能性エポキシ化合物(a2)とを開環反応させて得られるものである。
かかる多分岐ポリエーテルポリオールは、官能基が分子表面上に配向し、球状に近い構造をとるようになるため、分子間の凝集エネルギーが高くなるものと推定している。
また、多分岐ポリエーテルポリオールの「多分岐」とは、分岐した先で更に分岐する分子構造を意味するものである。
ここで、一般式(1)中、R1は、メチレン基、エチレン基、若しくはプロピレン基であり、一方、R2は、水素原子、炭素原子数1〜8のアルキル基、炭素原子数1〜5のアルコキシアルキル基、又は炭素原子数1〜6のヒドロキシアルキル基を表す。また、炭素原子数1〜8のアルキル基の例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、及び2−エチルヘキシル基が挙げられ、炭素原子数1〜5のアルコキシアルキル基の例としては、メトキシメチル基、エトキシメチル基、プロポキシメチル基、メトキシエチル基、エトキシエチル基、プロポキシエチル基が挙げられる。また、炭素原子数1〜3のヒドロキシアルキル基の例としては、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、及びヒドロキシプロピル基が挙げられる。
すなわち、ヒドロキシアルキルオキセタン(a1)と、1官能性エポキシ化合物(a2)とを、モル基準で、(ヒドロキシアルキルオキセタン(a1)/1官能性エポキシ化合物(a2)=1/1〜1/10、好ましくは1/1〜1/3となる割合で混合し、これらをパーオキサイドフリーの有機溶媒、例えば、ジエチルエーテル、ジ−i−プロピルエーテル、ジ−n−ブチルエーテル、ジ−i−ブチルエーテル、ジ−t−ブチルエーテル、t−アミノメチルエーテル、又はジオキソランで、原料成分/有機溶剤の質量比が1/1〜1/5、好ましくは1/1.5〜1/2.5となる割合で溶解する。
本発明では、ポリオール(A)の構成成分として、さらに水酸基含有高級脂肪酸アルキルエステルを含むことが、2液混合状態での混合物の疎水性を高め、硬化時の発泡を抑制できる点から好ましい。
また、椰子油、大豆油などの水酸基を実効量含有しない天然油脂であっても、これらを多価アルコールとエステル交換反応させて水酸基を導入することにより、水酸基含有高級脂肪酸アルキルエステルとして使用することができる。
これら水酸基含有高級脂肪酸アルキルエステルの例のなかでも、特に塗膜強度を向上させるためには、水酸基価100〜300mg・KOH/gが好ましく、塗膜の疎水性を向上させるためには、アルキル鎖部分の炭素原子数が10〜25であることが好ましい。
ポリイソシアネート(B)としては、公知の脂肪族ポリイソシアネート及び芳香族ポリイソシアネートを挙げることができる。これらを1種類あるいは2種類以上を組み合わせて用いることができる。
通常、核体数が増加するに従い、硬化物の硬度は高まるものの増粘しやすくなる。その一方で、核体数が低下するに従い、ポリオール(A)との相溶性が良好で、かつ粘度は低くなるものの、結晶化しやすくなって低温での安定性に劣る。そこで、本発明ではポリメリックMDIに占める前記MDIの割合、即ち、2官能性成分の割合を50〜80質量%とするのが好ましく、55〜75質量%となる割合に調節することが、前記これらの性能バランスの点から特に好ましい。とりわけこの物性バランスに優れ、かつ被膜面の色斑防止といった、所謂、仕上がり性が良好となる点から、60〜70質量%であることが最も好ましい。
ここで使用し得るポリオールの例としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、テトラメチレングリコール、1,3−ブタンジオール、3−メチルペンタンジオール、3,3−ジメチロールヘプタン、トリメチロールプロパン等のアルキレンジオール、或いは、これらのアルキレンジオールにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイド等のアルキレンオキサイドを重合させたポリアルキレンエーテルポリオールが挙げられる。また、前記アルキレンジオールに、フタル酸、マレイン酸、アジピン酸、ヘット酸、コハク酸、水添ダイマー酸等の二塩基酸とのエステル化反応によって得られるポリエステルポリオール類、前記アルキレンジオールにイプシロンカプロラクトンを共重合させたポリオール等が挙げられる。
活性アルミナ粉末(C)は、平均粒径が150μm以下、さらに50μm以下のものが好ましい。この範囲で使用することにより、ポリオール(A)との混練により得られるコンパウンドにおいて、貯蔵中に沈降の問題を生じる可能性が少ない。
活性アルミナ粉末(C)の含有量は、本床材に対し、5〜30重量%が好ましく、特に10〜25重量%が好ましい。5〜30重量%の範囲で使用すれば、良好な塗布作業性が確保され、硬化物性を損なうことなく均一な塗膜が得られ、更に塗膜の発泡抑制に効果がある。
なお本発明のウレタン系床材は、特に問題の無い限り、様々な塗布方法や用途に使用できる。例えば塗布方法の例としては、刷毛塗りやローラー塗り、スプレー塗布などが挙げられるが、もちろんレーキ塗布その他の方法であっても良い。また、使用用途の例としては、床材以外に防水材、舗装材、コーティングなどが挙げられる。
さらに必要に応じ、ジブチルチンジラウレートまたはジブチルチンジアセテートの如き有機金属化合物や各種アミン類などの硬化触媒を始め、ジオクチルフタレート、アスファルト、またはタールの如き可塑剤や、重油または芳香族炭化水素の如き石油系希釈剤などを、本発明の効果を損なわない範囲で使用してもよい。
基材としては、合成高分子系の敷物、例えばPVC製のタイル、シートまたはゴム製のタイル、シート或いはこれらに類似するタイル、シート状のものが接着剤で基材に貼られているものも使用することができる。
プライマーとしては、主にエポキシ系、ウレタン系、重合性不飽和系のプライマーが挙げられる。具体的な市販品としては、エポキシ系はケミクリートプライマー(ABC商会(株)製)、ウレタン系はプライアデックT−150−35(大日本インキ化学工業(株)製)、重合性不飽和系はディオバーNS−19(大日本インキ化学工業(株)製)などが挙げられるが、これら以外のものを用いてもなんら支障はない。
かかるウレタン系床材以外の床材としては、エポキシ系床材、硬質ウレタン系床材、軟質ウレタン系床材、重合性不飽和床材などが挙げられる。
かかるウレタンプレポリマー(f1)は、分子内に1級または2級の水酸基を2個以上有するポリオールと有機ポリイソシアネートとの反応により得られる末端にイソシアネート基を2個以上有するものである。前記ポリオールの水酸基(OH)と有機ポリイソシアネートのイソシアネート基(NCO)との反応割合は、当量比でNCO/OHが、好ましくは1.6以上であり、特に好ましくは1.8〜4.0である。
残存NCOの量は、1〜15重量%であることが好ましい。またウレタンプレ
ポリマーの有する末端イソシアネート基数は、1分子中に2〜3個有するのが好
ましい。
プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1.4ブタンジオール、トリ
メチロールプロパン等の単鎖ポリオール、これら単鎖ポリオールとアルキレンオ
キサイド(例えばエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサ
イド、スチレンオキサイド等)を単独または併用で重合させたポリアルキレンエ
ーテルポリオールあるいは二塩基酸と単鎖グリコールのエステル化反応によって
得られるポリエステルポリオール、天然油及びその誘導体、ポリブタジエンポリ
オール、ポリオール型キシレンホルムアルデヒド樹脂の単体または混合物のポリ
オールが挙げられる。これらのうち、ポリエーテルポリオールが好ましく、特に
ポリエーテルジオール及び/又はポリエーテルトリオールが好ましい。その他、
ポリカーボネートポリオール、ポリブタジエンポリオール等のウレタン用ポリオ
ールも使用できる。またこのポリオールの分子量は、数平均分子量で500〜1
6,000であることが好ましい。
かかるポリオールとしては、前記のウレタンプレポリマーに用いられるポリオールを用いることができる。またポリアミンとしては、例えば3,3'−ジクロロ−4,4'−ジアミノジフェニルメタン(以下MBOCAという)、4,4'−ジアミノジフェニルメタン、ジエチルトルエンジアミン、オルソクロロアニリンとホルムアルデヒドとの縮合物等の公知慣用の芳香族ポリアミンが用いられる。これらの単独または2種以上の混合物を用いることができる。
なお、これらに用いられる充填材等は、前記に挙げられたものを任意に使用できる。
塗布方法としては、各床材の粘度に対応して、コテ、ハケ、ローラー、レーキ、スプレーなどで塗布することが出来る。また、塗布後約6〜24時間程度で硬化する。
なお、参考例1〜2中の多分岐ポリエーテルポリオール中の全水酸基数に対する2級水酸基(H2)の割合は、多分岐ポリエーテルポリオールをトリフロロ酢酸エステル化した後に、19F−NMRによって測定した。
<多分岐ポリエーテルポリオール(a−1)の合成>
リフラックスコンデンサー、マグネット式攪拌棒、温度計を具備した2リットル三口フラスコ中で、3−ヒドロキシメチル−3−エチルオキセタン 348g(3モル)と、プロピレンオキサイド 348g(6モル)とを、乾燥かつ過酸化物フリーの1リットルのジエチルエーテルに溶解し、次いで、このフラスコを−14℃のアイスバスで冷却した。
次いで、HPF6 5.5gの60質量%水溶液を10分間滴下した。反応混合物は僅かに白濁した。次いで、室温で一晩反応させ、翌朝、透明な反応混合物を3時間還流した。次いで、前記開始剤は、NaOMe9gの30質量%メタノール溶液を加えて失活させた。濾過した後、減圧下でバス温度75℃でジエチルエーテルを除去した。ジエチルエーテルを完全に除去した後、多分岐ポリエーテルポリオール(a−1)667gを得た。収率89%であった。
この多分岐ポリエーテルポリオール(a−1)は、Mn=1,440、Mw=3,350、OHV=265mg・KOH/gであり、プロトンNMRから、モル基準で3−ヒドロキシメチル−3−エチルオキセタン:プロピレンオキサイド=1:1.9であることが判明した。また、全水酸基数に対する2級水酸基(H2)数の割合は、39.0%であった。
<多分岐ポリエーテルポリオール(a−2)の合成>
リフラックスコンデンサー、マグネット式攪拌棒、温度計を具備した500mlの三口フラスコ中で、3−ヒドロキシメチル−3−エチルオキセタン 69.6g(0.6モル)と、プロピレンオキサイド 104.4g(1.8モル)とを、乾燥かつ過酸化物フリーの250mlのジエチルエーテルに溶解し、次いで、このフラスコを−10℃のアイスバスで冷却した。
次いで、HPF6 1.46gの60質量%水溶液を10分間滴下した。反応混合物は僅かに白濁した。次いで、室温で一晩反応させ、翌朝、透明な反応混合物を4時間還流した。その後、樹脂溶液からジエチルエーテル300mlを留去し、生成物をKOH2.8gと水400mlからなる水溶液で洗浄した。
単離した有機層は、次いで、非イオン水400mlで2回洗浄し、再度、ジエチルエーテルを除去し、低粘性の透明多分岐ポリエーテルポリオール163.2gを得た。収率94%であった。
この多分岐ポリエーテルポリオールは、Mn=1,750、Mw=3,630、OHV=188mg・KOH/gであり、プロトンNMRから、モル基準で3−ヒドロキシメチル−3−エチルオキセタン:プロピレンオキサイド=1:2.9であることが判明した。また、全水酸基数に対する2級水酸基(H2)数の割合は、46.3%であった。
<ポリオール(A−1)の調製>
前記合成例1で得られた多分岐ポリエーテルポリオール(a−1)491部と水酸基当量350のひまし油509部を混合し、平均水酸基当量が265のポリオール(A−1)を得た。
<ポリオール(A−2)の調製>
前記合成例2で得られた多分岐ポリエーテルポリオール(a−2)642部と水酸基当量350のひまし油358部を混合し、平均水酸基当量が315のポリオール(A−2)を得た。
<ポリオール(A−3)の調製>
エポキシ当量が188なるビスフェノールA型エポキシ樹脂の40重量部と、ひまし油脂肪酸の60重量部とを、トリフェニルフォスフィンの0.2重量部の存在下に、窒素バブリングしながら110℃で15時間反応させて得られる酸価0.1、水酸基当量265、分子量936のエポキシエステルの340重量部と、水酸基当量350のひまし油の660重量部を混合して、平均水酸基当量316のポリオール(A−3)を得た。なお前記エポキシエステルは本発明の多分岐ポリエーテルポリオールとは異なる。
<ポリイソシアネート(B)の調製>
MDIが40質量%、ポリメリックMDIが60質量%、MDI中の4,4’−MDIが97質量%、2,4’−MDIが3質量%である市販のクルードMDI(ミリオネートMR−200:日本ポリウレタン工業(株)製)100重量部、
4,4’−MDIが50質量%、2,4’−MDIが50質量%であるMDI(ルプラネートMI:BASF INOACポリウレタン(株)製)を26重量部、及び、4,4’−MDI(ミリオネートMT:日本ポリウレタン工業(株)製)を24重量部加え、ポリイソシアネート(B)を得た。
<ウレタンプレポリマー(B−1)の調製>
温度計、攪拌機、不活性ガス導入口、及び還流冷却器を備えた2リットルの四つ口フラスコに樹脂設計値のイソシアネート基/水酸基(NCO基/OH基)が2.0になるようにコスモネートT−80(2,4トリレンジイソシアネート/2,6トリレンジイソシアネート=80/20TDI:三井武田ケミカル(株)製)149部、エクセノール2020(ポリプロピレングリコール:旭硝子ポリウレタン(株)製)597部、エクセノール3030(ポリプロピレングリコール:旭硝子ポリウレタン(株)製)254部を加え、80℃で2時間、100℃で3時間反応させ、遊離NCO%:3.63のウレタンプレポリマー(B−1)を得た。
<活性水素化合物(A−4)の調製>
パンデックスM−3202(MBOCA溶液:大日本インキ化学工業(株)製)128部、ジオクチルフタレート(大八化学(株)製)168部、NS−200(炭酸カルシウム:日東粉化(株)製)674部、トナー30部の合計1000部をプラネタリーミキサーに仕込み、−600mmHg以下で減圧脱法しながら攪拌混合し、活性水素化合物(A−4)を得た。
<耐摩耗性試験>
30cm×30cmのスレート板に、プライアデックT−150−35(ウレタンプライマー:大日本インキ化学工業(株)製)、1層又は2層床材を指定重量塗布し、硬化後に10cm×10cmの大きさに切断した。その試験体について、JISK7204(摩耗輪CS−17、荷重1kg、1000サイクル後の減量を測定)に則り、耐摩耗性の評価を実施した。
30cm×30cmのコンクリート舗道板に、プライアデックT−150−35、1層又は2層床材を塗布し、室温にて2週間養生した。その後、据え切り試験機NKA−187(ニッケン株式会社製)にて設置圧40kg/cm2の条件で、据えきり試験を実施し、上層と下層の間で剥離等の異常が生じるまでの据えきり回数を測定した。据えきり回数300回でも剥離等の異常が生じない場合は異常なしとした。
30cm×30cmのスレート板とコンクリート舗道板に対し、プライアデックT−150−35(大日本インキ化学工業(株)製)を150g/m2塗布した。下層床材として、参考例3にて調製したポリオール(A−3)500部、酸化アルミナ粉末(BK−112:住化アルケム(株)製)250部、炭酸カルシウム(NN500:日東粉化(株)製)210部、顔料25部をプラネタリーミキサーを用い真空脱泡しながら均一混合したコンパウンドと、参考例5で得られたポリイソシアネート(B)とをイソシアネート当量と水酸基当量の比率1.15となる割合にて撹拌混合し、1.5kg/m2塗布した。その後、上層床材として、参考例1にて調製したポリオール(A−1)500部、酸化アルミナ(BK−112:住化アルケム(株)製)250部、炭酸カルシウム(NN500:日東粉化(株)製)210部、顔料25部をプラネタリーミキサーを用い真空脱泡しながら均一混合したコンパウンドと、コスモネートNBDI(三井化学ポリウレタン(株)製)とをイソシアネート当量と水酸基当量の比率1.15となる割合にて撹拌混合し、1.0kg/m2塗布し、上記の各種性能試験を行った。結果を第1表に示す。
下層床材において、ケミクリートE(エポキシ系床材:エービーシー商会(株)製)を用いた以外は、実施例1と同様にして各種性能試験を行った。
下層床材として、ウレタンプレポリマー(B−1)と活性水素化合物(A−4)とをイソシアネート当量と水酸基当量の比率1.05となる割合にて撹拌混合し、2.0kg/m2塗布した以外、実施例1と同様にして各種性能試験を行った。結果を第1表に示す。
下層床材として、ディオバーHTP−563(重合性不飽和樹脂系床材:大日本インキ化学工業(株)製)を用いた以外、実施例1と同様にして各種性能試験を行った。結果を第1表に示す。
下層床材を塗布しないこと以外、実施例1と同様にして各種性能試験を行った。結果を第1表に示す。
上層床材において、参考例2のポリオール(A−2)を用いた以外は、実施例1と同様にして各種性能試験を行った。結果を第1表に示す。
上層床材において、下層床材と同様の床材を用いた以外は、実施例1と同様にして各種性能試験を行った。結果を第1表に示す。
上層床材において、ケミクリートEを用いた以外は、実施例2と同様にして各種性能試験を行った。結果を第1表に示す。
上層床材において、ディックトップ500(アクリルウレタン系塗料:大日本インキ化学工業(株)製)を0.2kg/m2塗布した以外は、実施例3と同様にして各種性能試験を行った。結果を第1表に示す。
上層床材において、ディオバーHTP−550(重合性不飽和樹脂系床材:大日本インキ化学工業(株)製)を0.3kg/m2塗布した以外、実施例4と同様にして各種性能試験を行った。結果を第1表に示す。
比較例6
下層床材を塗布しないこと以外、比較例1と同様にして各種性能試験を行った。結果を第1表に示す。
Claims (6)
- ヒドロキシアルキルオキセタン(a1)と1官能性エポキシ化合物(a2)とを開環反応させて得られる多分岐ポリエーテルポリオールであって、前記ヒドロキシアルキルオキセタン(a1)が、3−ヒドロキシメチル−3−エチルオキセタン又は3−ヒドロキシメチル−3−メチルオキセタンであり、前記1官能性エポキシ化合物(a2)が、プロピレンオキサイド、1−ブテンオキサイド、1−ペンテンオキサイド、又は1−ヘキセンオキサイドであり、その分子構造中に1級水酸基(H1)と2級水酸基(H2)とを有しており、かつ、1,000〜2,500の数平均分子量(Mn)及び200〜300mg・KOH/gの水酸基価を有する多分岐ポリエーテルポリオールを主成分とするポリオール(A)及びポリイソシアネート(B)を含有するウレタン組成物からなるウレタン系床材。
- 前記多分岐ポリエーテルポリオールが、前記1官能性エポキシ化合物(a2)に対しヒドロキシアルキルオキセタン(a1)[(a1)/(a2)]を1/1〜1/3のモル比で反応させて得られるものであり、1官能性エポキシ化合物(a2)が、オレフィンエポキサイドであり、かつその分子構造中に2級水酸基(H2)数が、全水酸基数に対して30〜60%である請求項1記載のウレタン系床材。
- 前記ポリイソシアネート(B)が、脂環式炭化水素構造含有ジイソシアネートである請求項1又は2記載のウレタン系床材。
- 前記ポリオール(A)が、水酸基含有高級脂肪酸アルキルエステルを含み、水酸基含有高級脂肪酸アルキルエステルに対する多分岐ポリエーテルポリオール(多分岐ポリエーテルポリオール/水酸基含有高級脂肪酸アルキルエステル)が重量比で3/7〜7/3であり、かつこのポリオール(A)の全水酸基数が4以上である請求項1〜3のいずれか1項に記載のウレタン系床材。
- 前記ウレタン組成物が、活性アルミナ粉末(C)を5〜30重量%含む請求項1〜4のいずれか1項に記載のウレタン系床材。
- 基材層と第一被覆層(下層)と第二被覆層(上層)の少なくとも3層から構成される床構造体であって、前記第二被覆層(上層)が請求項1〜5のいずれかのウレタン系床材からなることを特徴とする床構造体。
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