JP4960071B2 - Vehicle interior parts - Google Patents
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Description
本発明は、車両内装部材に関し、更に詳細には、第1壁部分と、前記第1壁部分の端縁部から該第1壁部分の後方に向け折曲的に形成された第2壁部分と、前記第2壁部分の後端縁部から内側に向け折曲的に形成された第3壁部分とを備えた基材を、車体嵌合手段を装備した取付部材により車体に固定する車両内装部材に関するものである。 The present invention relates to a vehicle interior member, and more specifically, a first wall portion and a second wall portion formed to be bent from an end edge portion of the first wall portion toward the rear of the first wall portion. And a base member provided with a third wall portion bent inward from the rear edge of the second wall portion, and fixed to the vehicle body by an attachment member equipped with vehicle body fitting means. The present invention relates to an interior member.
乗用車等の車両における乗員室内には、図11に示すように、例えばリアサイドトリム12、ドアトリム14、ピラーガーニッシュ16およびリアゲートトリム18等の種々の車両内装部材10が、該乗員室内の側から車体Bへ組付けられている。これら車両内装部材10は、車体の金属部分が乗員室内へ露出しないように被覆するため、比較的大型でかつ複雑な凹凸形状に形成される場合が多く、一般的にはインジェクション成形技術により成形された合成樹脂製の基材20を主体としている。図12は、前述したリアサイドトリム12の裏面を概略的に示した背面図であって、該リアサイドトリム12を含む前述の車両内装部材10は、裏面の所要位置に複数のクリップ(車体嵌合手段)Cを設けてある。従って車両内装部材10は、これらクリップCを車体Bに設けた各係止孔B1(図13および図14参照)へ対応的に突入して嵌合させることで、該車体Bに対して取外し可能に組付けられる。
As shown in FIG. 11, various vehicle
前述した車両内装部材10は、基材20の裏面が複雑な凹凸形状に形成されているため、車体Bに組付けた際の基材20と車体Bとの間隔が各部位毎に異なっている。従って基材20の裏面には、図13および図14に示すように、所謂「やぐら形状」をなす所要高さの取付台座部22または取付台座部材(取付部材)24が設けられており、これら取付台座部22の上面および取付台座部材24の上面にクリップCが取付けられている。図13に示した取付台座部22は、基材20に一体的に形成されたものであって、基材20を成形する成形型のスライド機構を利用して成形可能な場合は、このように基材20に一体的に形成することが多い。
In the vehicle
また、図14に示した取付台座部材24は、基材20とは別体に形成されたものであって、隣接した部位に突部や壁部等があって成形型により取付台座部22の成形が不可能な場合は、基材20の付属部材として該基材20とは別体に該取付台座部材24を成形して、後工程において該基材20に組付けるようになっている。この場合には、基材20の裏面にボス状の突部28,28等からなる設置支持部26を成形し、別体に成形した取付台座部材24を、タッピングネジS等を利用して設置支持部26に組付けるよう構成される。なお、基材に設置支持部を設け、この設置支持部を利用して付属部材等を組付けるようにした車両内装部材に関しては、例えば引用文献1等に開示されている。
前述した車両内装部材10の基材20は、車体Bを被覆し得る形状とするために、図12および図14に示すように、車体Bに取付けた際に乗員室内へ臨む第1壁部分20Aと、第1壁部分20Aの端縁部から該第1壁部分20Aの後方に向け折曲的に形成された第2壁部分20Bと、第2壁部分20Bの後端縁から内側(第1壁部分20Aの後方側)に向け折曲的に形成されて車体Bに近接する第3壁部分20Cとを備えたものがある。図14に示した形状の基材20は、スライド構造を備えない成形型で成形しようとすると、第2壁部分20Bおよび第3壁部分20Cで形成される部分が所謂アンダーカット形状となり、成形型の型開放および該基材20の脱型が不可能となってしまう。従って、図14に示したようなアンダーカット形状を有する基材20は、例えば図15に示すようなスライド型84を備えた成形型M1を使用して成形するようになっている。
Since the
成形型M1は、成形面80Aを設けた第1成形型80と、成形面82Aを設けた第2成形型82と、第1壁部分20Aの一部と第2壁部分20Bおよび第3壁部分20Cを成形するスライド型84とを有している。第2成形型82は、図示しない作動装置により該第2成形型82に対し近接・離間移動が可能な型フレーム86を有している。この型フレーム86には、成形型M1で成形された基材20を脱型する際に該基材20を突出す突出しロッド88と、スライド型84を第2成形型82のガイド面82Bに沿って移動させる支持ロッド90とを有している。支持ロッド90は、第2成形型82に対して傾斜状態で貫通しており、一方の端部がフレーム86に設けたガイドレール86Aに対してスライドピン90Aを介して連結されている。このような成形型M1は、図15に示すように、第2成形型82から型フレーム86を離間移動させてスライド型84を該第2成形型82へ密着させたもとで、第1成形型80に対して第2成形型82を型閉めすることで内部にキャビティDが画成され、このキャビティD内に充填した樹脂を固化させることで、裏面に設置支持部26を一体的に設けた基材20を成形し得る。
The molding die M1 includes a
そして、基材20の成形完了後には、図16に示すように、先ず第1成形型80から第2成形型82を離間移動させて成形型M1を型開きする。次いで、図17に示すように、型フレーム86を第2成形型82に向けて近接移動させることで、突出しロッド88が成形面82Aから突出すると共に、ガイドレール86Aに沿って移動しながら型内に向け突出する支持ロッド90によりスライド型84がガイド面82Bに沿って斜め下方へ移動し、成形された基材20が第2成形型82の成形面82Aから離間されるようになる。すなわちスライド型84は、図17から理解できるように、ガイド面82Bに沿って斜めに移動することで、基材20の第2壁部分20Bおよび第3壁部分20Cから相対的に離間するため、アンダーカット形状を有する該基材20を第2成形型82から脱型し得る。
Then, after the molding of the
しかしながら、図15〜図17に示した従来の成形型M1は、各図から理解できるように、第2成形型82の成形面82Aに設けた成形凹部92,92により、設置支持部26の各突部28,28を成形するようになっていた。しかも、基材20の第1壁部分20Aと型フレーム86に設けたガイドレール86Aとが平行の関係となっているため、第2成形型82のガイド面82Bに沿って移動するスライド型84は、第1壁部分20Aの裏面に接触した状態で第2壁部分20Bおよび第3壁部分20Cから相対的に離間するようになる。従って、従来の成形型M1により成形された基材20は、第2壁部分20Bに近い位置の突部28(図14および図17では図示左側の突部28)を、スライド型84が第1壁部分20Aの裏面に沿って移動する際に干渉しない位置に形成せざるを得ないことから、突部28,28からなる設置支持部26が第2壁部分20Bからかなり離間した位置に設けられ、この設置支持部26に装着した取付台座部材24は、図14に示すように、取付台座部材24を第2壁部分20Bの側に傾斜した形状にしても、クリップCと第2壁部分20Bとの間隔Lが大きくなっていた。この間隔Lが大きくなると、クリップCを利用して基材20を車体Bに組付けた場合に、該基材20の突部28より第2壁部分20Bの側に位置する第1壁部分20Aや、該第2壁部分20Bおよび第3壁部分20Cの熱履歴等に伴う変形を防止できない問題が発生する。
However, as can be understood from the drawings, the conventional mold M1 shown in FIGS. 15 to 17 has each of the
そこで本発明では、第1壁部分に対して折曲的に形成された第2壁部分に近接した位置に、基材を車体に組付けるために供される取付部材を装着し得るようにすると共に、装着後は容易に外れないようにした車両内装部材を提供することを目的とする。 Therefore, in the present invention, an attachment member provided for assembling the base material to the vehicle body can be mounted at a position close to the second wall portion that is bent with respect to the first wall portion. In addition, an object of the present invention is to provide a vehicle interior member that is not easily detached after being mounted.
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、
合成樹脂製の基材と、この基材の後側に該基材と一体的に成形された設置支持部とを有し、前記設置支持部に装着された取付部材の車体嵌合手段により車体に固定される車両内装部材であって、
前記基材は、
後面が前記車体に臨む第1壁部分と、
前記第1壁部分の端縁部から後方に向け折曲するように形成された第2壁部分と、
前記第2壁部分の後端縁部から前記第1壁部分の後側に迫り出すように斜め後方へ折曲して形成された第3壁部分とを備え、
前記設置支持部は、
前記第2壁部分における前記第1壁部分の後面に連なる壁面に、該壁面に繋がる基端から先端に向かうにつれて前記第1壁部分から離間するよう立設され、前記取付部材に設けた第1取付部が締結手段により締結される柱状の突起と、
前記第1壁部分の後面および前記第2壁部分の前記壁面の少なくとも一方に立設されたリブの前記突起より第1壁部分に近い位置に、該突起の傾斜方向と同一方向に延在するように切り欠いて形成され、前記取付部材に設けた第2取付部が係止されるスリットとを備えることをことを要旨とする。
In order to solve the problem and achieve the intended purpose, the invention according to
A base material made of synthetic resin, and an installation support portion formed integrally with the base material on the rear side of the base material, and the vehicle body is fitted by the vehicle body fitting means of the mounting member attached to the installation support portion. A vehicle interior member fixed to
The substrate is
A first wall portion whose rear surface faces the vehicle body ;
A second wall portion formed so as to bent oriented towards after edge or al of the first wall portion,
And a third wall portion from the rear end edge portion is formed by bending obliquely rearward so pushed out to the rear side of the first wall portion of the second wall portion,
The installation support part is
A first wall provided on the mounting member is provided on a wall surface connected to a rear surface of the first wall portion in the second wall portion so as to be separated from the first wall portion toward a distal end from a base end connected to the wall surface . A columnar protrusion whose mounting portion is fastened by fastening means ;
At a position closer to the surface and the at least one upright has been the first wall portion Ri by projections of the ribs to the wall surface of the second wall portion after the first wall portion, projecting extending inclined in the same direction of the force are formed by cutting to way, the second mounting portion provided in the mounting member is summarized in that in that it comprises a slit to be engaged.
従って、請求項1に係る発明によれば、設置支持部の突起およびスリットが、第1壁部分の後面に対し傾斜し、かつ同一方向に延在するように設けられているため、基材の後側から設置支持部に対して取付部材を斜めに装着することができ、設置支持部に対する取付部材の装着作業を行ない易い。そして、突起の傾斜方向とスリットの延在方向が同じであるから、これら突起およびスリットを、第1壁部分の一部、第2壁部分および第3壁部分の成形に併せて基材におけるアンダーカット形状の部分に成形することができ、該突起およびスリットを基材における第2壁部分に近接する位置に設けることができる。また、基材における第2壁部分に近接する位置に、車体嵌合手段を装備した取付部材を装着することができ、車体嵌合手段により基材を車体へ取付けた場合に、第2壁部分に隣接した第1壁部分および該第2壁部分の変形を好適に規制でき、第3壁部分と車体との間に隙間が形成され難くなる。また、突起よりスリットが第1壁部分に近いところに位置していることにより、該突起に第1取付部を締結手段で締結する際の締結作業をスリットに係止した第2取付部の影響を受けることなく行なうことができるため、取付部材の装着作業の容易化を図り得る。 Therefore, according to the first aspect of the present invention, the protrusion and the slit of the installation support portion are provided so as to be inclined with respect to the rear surface of the first wall portion and extend in the same direction. The attachment member can be attached obliquely to the installation support portion from the rear side, and the attachment operation of the attachment member to the installation support portion can be easily performed. Since the inclination direction of the protrusions and the extending direction of the slits are the same, these protrusions and slits are formed under the base material together with the molding of the first wall part, the second wall part, and the third wall part. It can be formed into a cut-shaped portion, and the protrusion and the slit can be provided at a position close to the second wall portion of the substrate. In addition, the mounting member equipped with the vehicle body fitting means can be mounted at a position close to the second wall portion of the base material. When the base material is attached to the vehicle body by the vehicle body fitting means, the second wall portion The deformation of the first wall portion adjacent to the second wall portion and the deformation of the second wall portion can be suitably controlled, and a gap is hardly formed between the third wall portion and the vehicle body. In addition, since the slit is positioned closer to the first wall portion than the projection , the influence of the second mounting portion that locks the fastening operation when the first mounting portion is fastened to the projection by the fastening means is provided. Therefore, it is possible to facilitate the mounting work of the mounting member.
請求項2に記載の発明は、前記スリットに対する前記第2取付部の挿脱方向は、前記車体に対する前記車体嵌合手段の組付け方向と交差し、かつ前記スリットと前記第2取付部の係止位置が、前記車体嵌合手段の組付け方向に延在して該車体嵌合手段を通る直線上となるよう設定されたことを要旨とする。
従って、請求項2に係る発明によれば、車体に組付けられている基材を該車体から取外すに際しては、取付部材が基材から脱離する方向とは異なる方向の力が該取付部材に作用し、かつ該取付部材におけるスリットに係止した第2取付部で力を効果的に受け止めるため、該取付部材が基材から外れてしまう不都合が発生し難い。
Invention according to claim 2, interpolation de direction of the second mounting portion for the previous SL slit assembly intersects with the direction of the vehicle body fitting means for said body, and said slit and said second mounting portion The gist is that the locking position is set so as to be on a straight line extending in the assembly direction of the vehicle body fitting means and passing through the vehicle body fitting means.
Therefore, according to the second aspect of the present invention, when the base member assembled to the vehicle body is removed from the vehicle body, a force in a direction different from the direction in which the mounting member is detached from the base member is applied to the mounting member. Since the force is effectively received by the second mounting portion that acts and is latched by the slit in the mounting member, it is difficult for the mounting member to be detached from the base material.
請求項3に記載の発明は、前記リブは、前記スリットから前記第1壁部分の側に位置し、該スリットに係止された前記第2取付部が当接する第1当接部と、該スリットから前記車体の側に位置し、該スリットに係止された該第2取付部が当接する第2当接部とからなることを要旨とする。
従って、請求項3に係る発明によれば、基材を車体から取外す際は、取付部材に作用する力を第2取付部が当接する第2当接部で受け止めるようになるため、該取付部材の装着状態を好適に維持できる。また、車体に対して基材を取付ける際は、基材に加えた押圧力が第1当接部を介して取付部材に作用するため、車体へ車体嵌合手段を適切に嵌合させ得る。
According to a third aspect of the present invention , the rib is positioned on the first wall portion side from the slit, and the first abutting portion on which the second mounting portion locked to the slit abuts, The gist of the present invention is that it comprises a second abutting portion which is located on the vehicle body side from the slit and abuts on the second mounting portion locked to the slit .
Therefore, according to the third aspect of the present invention, when removing the base material from the vehicle body, the force acting on the mounting member is received by the second abutting portion where the second mounting portion abuts. Can be suitably maintained. Further, when the base material is attached to the vehicle body, the pressing force applied to the base material acts on the attachment member via the first contact portion, and therefore the vehicle body fitting means can be appropriately fitted to the vehicle body.
請求項4に記載の発明は、前記突起には、該突起を補強するリブが、前記スリットを設けた前記リブに連設して形成されていることを要旨とする。
従って、請求項4に係る発明によれば、突起を補強するリブとスリットを設けたリブとが単一のリブとして構成される。
The gist of the invention described in claim 4 is that a rib for reinforcing the protrusion is formed on the protrusion continuously with the rib provided with the slit .
Therefore, according to the invention which concerns on Claim 4, the rib which reinforces protrusion, and the rib which provided the slit are comprised as a single rib.
本発明に係る車両内装部材によれば、第1壁部分に対して折曲的に形成された第2壁部分に近接した位置に、基材を車体に組付けるために供される取付部材を装着することができると共に、装着後は容易に外れることがない。 According to the vehicle interior member of the present invention, the mounting member provided for assembling the base material to the vehicle body at a position close to the second wall portion that is bent with respect to the first wall portion. It can be mounted and does not easily come off after mounting.
次に、本発明に係る車両内装部材につき、好適な実施例を挙げ、添付図面を参照しながら、以下に説明する。なお実施例では、車両内装部材として、図14に示した従来の基材20と同一形状の基材20を備えたものを例示する。従って、図11〜図14で既出の部材、部位と同一の部材、部位については、同一の符号を付して説明する。
Next, a preferred embodiment of the vehicle interior member according to the present invention will be described and described below with reference to the accompanying drawings. In addition, in an Example, what provided the
実施例の車両内装部材10を構成する基材20は、図4に示すと共に後述する成形型M2により、ポリプロピレン(PP)やガラス繊維強化AS(ASG)等の合成樹脂材料からインジェクション成形されたものである。すなわち基材20は、図1〜図3に示すように、車体Bに組付けた際に乗員室内へ臨む第1壁部分20Aと、第1壁部分20Aの端縁部から該第1壁部分20Aの後方に向け折曲的に形成された第2壁部分20Bと、第2壁部分20Bの後端縁から内側(第1壁部分20Aの後方側)に向け折曲的に形成されて車体Bに近接する第3壁部分20Cとを備えている。なお、説明の便宜上、図1における下方を車両内装部材10の前側(表側)とすると共に上方を後側(裏側)とし、また図1における紙面と直交する方向を該車両内装部材10の上下方向とする。
A
基材20の裏側には、図1〜図3に示すように、車体Bへ組付けるために供される取付台座部材(取付部材)60を装着するための設置支持部40が、該基材20と一体的に形成されている。この設置支持部40は、後述するように、基材20を成形する成形型M2のスライド型104に設けた成形凹部120により、該基材20の裏側に形成されたものである。すなわち設置支持部40は、第2壁部分20Bの裏側に設けられ、取付台座部材60に設けた当接板部(第1取付部)64がタッピングネジ(締結手段)Sにより締結される取付ボス(締結部)42と、この取付ボス42より第1壁部分20Aに近い位置に設けられ、取付台座部材60に設けた鉤状板部(第2取付部)66が係止されるスリット(係止部)44とを有している。
As shown in FIGS. 1 to 3, an
取付ボス42は、基材20における第2壁部分20Bの裏側に立設された円柱状の柱状突起であり、取付台座部材60の当接板部64を先端部で当て受けるようになり、前述したタッピングネジSが突入して螺合する有底穴46が先端部に形成されている。この取付ボス42は、図2に示すように、第2壁部分20Bの裏面に対し所要の角度で傾斜した状態に形成されており、よって第1壁部分20Aの裏側に対して所要の角度で傾斜した姿勢となっている。すなわち取付ボス42は、基端部から先端部に向かうに従って第1壁部分20Aから徐々に離間する向きに形成されており、基材20の裏側開口部21を指向している。なお取付ボス42は、径方向へ突出して軸方向へ延在する十字状のリブ48,50が一体的に形成され、補強が図られている。
The mounting
スリット44は、基材20の第1壁部分20Aの裏側に立設されたリブ52に所要長に形成されて、該リブ52の右側端縁部に開口した切り欠きであり、取付台座部材60の鉤状板部66が該開口から嵌入して係止される。このスリット44は、図2に示すように、第1壁部分20Aの裏面に対して所要の角度で傾斜した状態、すなわち図左側の奥側から図右側の開口側に向かうに従って第1壁部分20Aから徐々に離間する向きに延在するように形成されており、基材20の裏側開口部21を指向している。なお、スリット44が形成されたリブ52は、図2に示すように、該スリット44から第1壁部分20Aの側に位置する第1当接部52Aと、該スリット44から車体Bの側に位置する第2当接部52Bとからなる。
The
従って、設置支持部40を構成する取付ボス42およびスリット44は、何れも第1壁部分20Aに対して傾斜して同一方向を指向するように設けられている。すなわち、取付ボス42およびスリット44は、図6に示すと共に後述するように、スライド型104の成形凹部120により成形されるため、成形された基材20を第2成形型102から脱型するに際して、第1壁部分20Aおよび第2壁部分20Bの両方から相対的に離間するスライド型104の移動方向と同一方向に指向するように形成されている。
Therefore, both the mounting
なお、実施例の設置支持部40は、取付ボス42を補強する前述のリブ50とスリット44を設けたリブ52とは、直線上に整列するように形成されているので、一体的に連設された単一のリブとして構成されている。また、実施例の設置支持部40は、図3に示すように、リブ50,52により連設された取付ボス42およびスリット44が、基材20の上下方向へ所要間隔をおいて2組ずつ設けられている。
In addition, the
また、両取付ボス42,42の間には、該取付ボス42と同一方向を指向する位置決めボス54が、第2壁部分20Bの裏側に立設されている。この位置決めボス54は、設置支持部40へ取付台座部材60を組付けるに際して、該取付台座部材60に設けた後述の位置決め孔72に整合して突入し得るようになっており、設置支持部40に対する取付台座部材60の位置決めを図るために機能する。更に、スリット44,44を形成した両リブ52,52の間には、該スリット44の延在方向と同一方向に沿った支持面56Aを有した支持リブ56,56が、第1壁部分20Aの裏側に突設されている。これら支持リブ56,56は、設置支持部40へ取付台座部材60を組付けるに際して、該取付台座部材60の部材本体62(後述)の底面に接触して案内すると共に、該設置支持部40に組付けた該取付台座部材60の部材本体62を下方から支持するようになっている。
In addition, a
取付台座部材60は、図2および図3に示すように、前述した設置支持部40の取付ボス42およびスリット44が、第1壁部分20Aの裏側に対して傾斜した同一方向を指向して、基材20の裏側開口部21を指向するように設けられているので、該裏側開口部21から設置支持部40に向けて斜め方向から装着し得るようになっている。この取付台座部材60は、基材20の後方側を指向するようになる頂部の頂面にクリップCを着脱可能に装着し得るブロック状の部材本体62と、第2壁部分20Bに対向する当接板部64と、部材本体62を基材20に装着する方向と交差する幅方向の両側部分から夫々外方へ延出する鉤状板部66,66とを有した合成樹脂製の一体成形部材である。部材本体62の頂面には、クリップCを装着するための切り欠き状の設置開口部68が形成されており、この設置開口部68にクリップCの軸部が嵌合するようになっている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the mounting
当接板部64は、図3に示すように、横長のプレート状を呈し、設置支持部40の各取付ボス42,42の先端部へ当接するようになっている。そして、設置支持部40に対する装着方向と交差する幅方向へ延出した当接板部64の両側部分には、各取付ボス42,42の有底穴46,46に夫々対応してタッピングネジSの挿通を許容する挿通孔70,70が穿設されている。また、当接板部64の幅方向の中央には、基材20の第2壁部分20Bに設けた前述の位置決めボス54の挿通を許容する位置決め孔72が穿設されている。従って、設置支持部40に対して取付台座部材60を装着するに際し、位置決め孔72を位置決めボス54に整合させることで、各挿通孔70,70を各取付ボス42,42の有底孔46,46に整合させ得るようになっている。
As shown in FIG. 3, the
鉤状板部66,66は、図3に示すように、設置支持部40に対する取付台座部材60の組付姿勢を基準とした部材本体62の底部端から側外方へ延出すると共に、各鉤状板部66の先端部分は所要量だけ組付け方向の前方へ延出して、全体的には鉤状を呈している。これら鉤状板部66,66は、前述したスリット44,44へ夫々対応的に嵌合し得る厚さに設定されている。また、鉤状板部66,66が対応のスリット44,44に係合した状態においては、両鉤状板部66,66の先端部分は各リブ52,52の外側へ延出するようになるため、設置支持部40に対する取付台座部材60の幅方向の動きを規制し得るようになっている。
As shown in FIG. 3, the bowl-shaped
前述のように構成された取付台座部材60は、図2および図3に示すように、当接板部64を設置支持部40に対向させた向きに把持し、取付ボス42,42およびスリット44,44の延在方向から設置支持部40へ装着する。先ず、両鉤状板部66,66を対応のスリット44,44の開口部に整合させると共に、位置決め孔72を位置決めボス54に整合させる。鉤状板部66,66および位置決め孔72がスリット44,44および位置決めボス54へ各々整合したら、取付台座部材60を第2壁部分20B側へ更に移動させると、両鉤状板部66,66がスリット44,44へ嵌合し、位置決め孔72が位置決めボス54に嵌合すると共に、当接板部64が各取付ボス42,42の先端に当接する。当接板部64が各取付ボス42,42の先端部に当接すると、これら取付ボス42,42の有底穴46,46と当接板部64の挿通孔70,70とが夫々整合するので、挿通孔70,70を介して有底穴46,46へタッピングネジS,Sをネジ込むことで、部材本体62が支持リブ56,56の支持面56Aに接触するようになり、設置支持部40に対して取付台座部材60が強固に固定される。
As shown in FIGS. 2 and 3, the mounting
そして、当接板部64と取付ボス42との締結方向と、鉤状板部66とスリット44との係脱方向とは、図1に示すように、何れも、車体Bに対するクリップCの組付け方向と所要角度で交差する方向となっており、車体Bに対する該クリップCの組付け方向と同一方向とはなっていない。すなわち、設置支持部40に対する取付台座部材60の脱離方向(取付ボス42およびスリット44に対するタッピングネジSおよび鉤状板部66の脱離方向)Pは、該取付台座部材60の組付け方向と反対向きとなるから、車体Bに対するクリップCの組付け方向Qと異なっている(交差している)。更に、鉤状板部66とスリット44との係止位置は、図1に示すように、車体Bに対するクリップCの組付け方向に沿い、かつ該クリップCを通る直線上に臨んでいる(図1に一点鎖線で示す)。従って、取付台座部材60を装着した基材20を車体Bに組付ける際には、第1壁部分20Aを車体Bに向けて押すと、前述した直線上に臨むリブ52の第1当接部52Aを介して取付台座部材60が押されるようになり、車体Bの係止孔B1に対するクリップCの嵌合が効率的になされる構造となっている。一方、取付台座部材60を装着した基材20を車体Bから取外す際には、該基材20を引っ張ると、前述した直線上に臨むリブ52の第2当接部52Bが取付台座部材60を後方側から押すようになり、係止孔B1からのクリップCの脱抜が効率的になされる構造となっている。すなわち、クリップCによって車体Bに組付けられている車両内装部材10を該車体Bから取外す場合には、該クリップCが係止孔B1から脱抜する際に、取付ボス42からタッピングネジSが脱抜するような応力を受けても、当接板部64と該取付ボス42との締結が解除することを好適に防止できる。
The fastening direction between the
次に、前述のように構成された設置支持部40を裏側に設けた基材20を成形するための成形型M2を、図4を参照して説明する。この成形型M2は、基材20の表面意匠形状を再現可能な成形面100Aを有する第1成形型100と、第1成形型100に対して型閉め可能で、基材20の裏面形状を再現可能な第2成形型102と、第2成形型102に対して斜めに往復スライド移動するスライド型104とを有している。
Next, a molding die M2 for molding the
第2成形型102は、図示しない作動装置により該第2成形型102に対し近接・離間移動が可能な型フレーム106を有している。この型フレーム106には、成形型M2で成形された基材20を脱型する際に該基材20を突出す突出しロッド108と、スライド型104を第2成形型102のガイド面102Bに沿って移動させる支持ロッド110とを有している。突出しロッド108は、第2成形型102の成形面102Aに対して垂直方向へ貫通するように配設され、一方の端部が該フレーム86に端部固定され、他方の端部が成形面102Aに臨んでいる。また支持ロッド110は、第2成形型102に対して傾斜状態で貫通するように配設され、一方の端部がフレーム106に設けたガイドレール106Aに対してスライドピン110Aを介して連結され、他方の端部がスライド型104に固定されている。そして、型フレーム106に配設したガイドレール106Aは、基材20の第1壁部分20Aの裏側に対応する第2成形型102の成形面102Aとは平行となっておらず、該成形面102Aと所要の角度で斜めに延在している。すなわちガイドレール106Aは、図4に示すように、型フレーム106の端部側から中央側に向かうに従って第2成形型102(成形面102A)から離間するよう斜めに延在している。
The
一方、スライド型104には、第1成形型100に対面する型面に開放し、設置支持部40を成形するための成形凹部120が凹設されている。この成形凹部120は、前述した取付ボス42を成形するための第1成形部122と、前述したスリット44を含むリブ52を成形するための第2成形部124とを有しており、成形型M2を型閉めした際には(図4)、内部に画成されるキャビティDの一部を構成するようになる。なお、第1成形部122および第2成形部124は連通しており、該第1成形部122は、第2壁部分20Bに対応するスライド型104の壁面(図4では垂直部分)に開口しており、第2成形部124は、第1壁部分20Aに対応する該スライド型104の壁面(図4では水平部分)に開口している。
On the other hand, the
前述のように構成された成形型M2は、図4に示すように、型フレーム106を第2成形型102から最大に離間するように移動させることで、第1成形型80に対する第2成形型102の型閉めおよび型開きが可能となる。そして、第1成形型100と第2成形型102とを型閉めすることで、前述した成形凹部120に連通するキャビティDが内部に画成され、このキャビティD内で充填した樹脂を固化させることで、成形された基材20における第2壁部分20Bの裏側に、設置支持部40における取付ボス42を成形すると共に、該取付ボス42より第1壁部分20Aに近い位置(第1壁部分20Aの裏側)に、該設置支持部40におけるスリット44を成形することが可能となっている。なお、型フレーム106を最大に離間させた状態では、支持ロッド110のスライドピン110Aが、ガイドレール106Aの左端に位置する。
As shown in FIG. 4, the molding die M2 configured as described above moves the
そして成形型M2は、第1成形型100に対して第2成形型102を開放したもとで(図5)、型フレーム106を第2成形型102へ近接するように移動させると、図6に示すように、突出しロッド108が第2成形型102の成形面102Aから突出すると共に、スライド型104がガイド面102Bに沿って移動して第2成形型102から突出するようになっている。しかも前述したように、ガイドレール106Aが、型フレーム106の端部側から中央部に向けて傾斜した状態に形成されているので、型フレーム106が第2成形型102に向けて移動する際は、スライドピン110Aがガイドレール106Aに沿って右端方向へ移動すると、スライド型104は型フレーム106に対して相対的に近接移動する。
When the mold M2 is moved so as to be close to the
すなわち、実施例の成形型M2は、型フレーム106を第2成形型102に向けて移動させる際に、突出しロッド108およびスライド型104の両方が該第2成形型102から延出するようになるものの、突出しロッド108の移動速度よりもスライド型104の移動速度が相対的に小さくなるよう構成されている。従ってスライド型104は、図6および図7に示すように、成形された基材20を突出しロッド108を利用して第2成形型102から脱型するに際し、第2成形型102から離間する該基材20の第1壁部分20Aおよび第2壁部分20Bの両方から相対的に離間する方向へ移動するようになる。そして、図7に示すように、型フレーム106が第2成形型102へ最接近すると、スライド型104は第3壁部分20Cの後端縁部より内側へ移動すると共に、基材20に成形された設置支持部40が成形凹部120から抜け出るようになり、該基材20が第2成形型102から脱型することを許容する。
That is, when the mold M2 of the embodiment moves the
従って、前述のように構成された成形型M2を使用して実施例の基材20を成形する場合には、先ず図4に示すように、第2成形型102に対して型フレーム106を最大に離間させ、突出しロッド108の先端を第2成形型102の成形面102Aと面一とすると共に、スライド型104を第2成形型102に密着させたもとで、第1成形型80に対して第2成形型102を型閉めする。そして、成形型M2内に画成された成形凹部120を含むキャビティD内へ、溶融した所要量の合成樹脂材料を射出して固化させることで、第1壁部分20Aと、第1壁部分20Aの端縁部から該第1壁部分20Aの後方に向け折曲的に形成された第2壁部分20Bと、第2壁部分20Bの後端縁部から内側に向け折曲的に形成された第3壁部分20Cとを備えた基材20を成形する。
Therefore, when the
そして、キャビティDで合成樹脂材料が固化したら、図5に示すように、第1成形型100から第2成形型102を離間させ、成形型M2を型開きする。但し、成形型M2を型開きした段階では、基材20の第2壁部分20Bおよび第3壁部分20Cの裏側にスライド型104が突出しているため、該基材20は第2成形型102に保持されて脱型が不可能となっている。
When the synthetic resin material is solidified in the cavity D, as shown in FIG. 5, the
成形型M2の型開きが完了したら、図6に示すように、型フレーム106を第2成形型102に向けて移動させ、突出しロッド108を第2成形型102の成形面102Aから突出させて基材20の第1壁部分20Aを裏側から押すと共に、スライド型104を第2成形型102から延出させる。従って、突出しロッド108に押された基材20は、第2成形型102の成形面102Aから徐々に離間するようになる。
When the mold opening of the mold M2 is completed, as shown in FIG. 6, the
そして、成形完了した基材20を第2成形型102から脱型するに際し、設置支持部40の取付ボス42およびスリット44を成形する成形凹部120を設けたスライド型104が、第1壁部分20Aおよび第2壁部分20Bの両方から相対的に離間する方向へ移動するので、該取付ボス42およびスリット44が、該スライド型104の移動方向を指向するように形成される。すなわち、第1壁部分20Aおよび第2壁部分20Bの両方から相対的に離間するスライド型104の移動方向とは、図6に示すように、該第1壁部分20Aに対して斜め方向であるから、設置支持部40の取付ボス42およびスリット44は、何れも第1壁部分20Aに対し傾斜し、かつ同一方向を指向するように形成される。
Then, when removing the molded
従って、成形型M2を使用した実施例の成形方法によれば、次のような作用効果を奏する。すなわち、第1壁部分20Aの一部、第2壁部分20Bおよび第3壁部分20Cを成形するスライド型104に、取付ボス42およびスリット44からなる設置支持部40を成形するための成形凹部120を設けてあるため、該取付ボス42を該第2壁部分20Bの裏側に設けることができると共に、スリット44を設けたリブ52を、該取付ボス42より第1壁部分20Aに近い位置に設けることができる。また、スライド型104を、第1壁部分20Aおよび第2壁部分20Bの両方から相対的に離間する方向へ移動させるため、成形凹部120により形成される設置支持部40の取付ボス42およびスリット44を、第1壁部分20Aに対し傾斜し、かつ同一方向を指向するように形成し得る。
Therefore, according to the molding method of the embodiment using the molding die M2, the following operational effects can be obtained. That is, a
そして、実施例の成形型M2では、基材20に対して相対的に移動するスライド型104の移動方向(第1壁部分20Aおよび第2壁部分20Bの両方に対して相対的に離間する方向)は、型フレーム106に設けたガイドレール106Aの傾斜角度によって規定されるため、該ガイドレール106Aの角度設定を変更することで、形成される取付ボス42およびスリット44の指向方向を調整することが可能である。従って例えば、ガイドレール106Aを第3壁部分20Cと平行となる角度に設定した場合には、スライド型104を第3壁部分20Cの折曲方向に沿う方向へ移動させることができるから、設置支持部40における取付ボス42およびスリット44を、該第3壁部分20Cの折曲方向と同一方向を指向するように形成することが可能である。
And in the shaping | molding die M2 of an Example, the moving direction (direction relatively spaced with respect to both the
一方、前述した成形型M2により成形された実施例の車両内装部材10の基材20は、図1に示すように、設置支持部40の取付ボス42が第2壁部分20Bの裏側に設けられると共に、該設置支持部40のスリット44が該取付ボス42より第1壁部分20Aに近い位置に設けられているので、該設置支持部40は第1壁部分20Aから第2壁部分20Bに亘って位置している。従って、設置支持部40に装着した取付台座部材60は、第2壁部分20Bおよび第3壁部分20Cに隣接して基材20の裏側に取付けられるから、該取付台座部材60に装着されたクリップCの位置を、第2壁部分20Bおよび第3壁部分20Cに近接させることができ、第3壁部分20CとクリップCとの間隔Lを小さくできる。また、図1から明らかなように、取付ボス42およびスリット44に対するタッピングネジSおよび鉤状板部66の脱離方向Pと、車体Bに対する基材20の組付け方向(クリップCの嵌合方向)Qとが異なっている(交差している)。
On the other hand, as shown in FIG. 1, in the
従って、実施例の車両内装部材10によれば、次のような作用効果を奏する。先ず、基材20における第2壁部分20Bおよび第3壁部分20Cに近接する位置に、取付台座部材60を取付けることができるから、取付台座部材60に装着されているクリップCの位置が、基材20の外端部分(第2壁部分20B)に近接している。従って、クリップCを車体Bの係止孔B1へ嵌合させて基材20を該車体Bへ取付けた場合に、第2壁部分20Bに隣接した第1壁部分20A、該第2壁部分20Bおよび第3壁部分20Cが熱履歴等により変形することを好適に規制でき、該第3壁部分20Cと車体Bとの間に隙間が形成され難くなる。また、設置支持部40の取付ボス42およびスリット44が、第1壁部分20Aの裏側に対し傾斜し、かつ同一方向を指向するように設けられているため、裏側開口部21から設置支持部40に対して取付台座部材60を斜めに装着することができ、設置支持部40に対する取付台座部材60のセット作業を行ない易い。更に、締結部より係止部が第1壁部分に近いところに位置していることにより、締結部の締結作業を係止部の影響を受けることなく行なうことができるため、取付ボス42に対するタッピングネジSのねじ込み作業を行ない易く、取付台座部材60の装着作業の簡易化を図り得る。しかも、タッピングネジSを取付ボス42へねじ込むと共に鉤状板部66をスリット44へ係止させるため、設置支持部40に対して取付台座部材60を確実に装着し得る。
Therefore, according to the vehicle
また、スリット44と鉤状板部66との嵌合位置(スリット44の形成位置)と、取付台座部材60に対するクリップCの装着位置とが、車体Bに対する該クリップCの組付け方向Qに沿う直線上に臨んでいる。従って、基材20を車体Bから取外す際は、取付台座部材60に作用する力をリブ52の第2当接部52Bで受け止めるようになるため、設置支持部40に対する該取付台座部材60の装着状態を好適に維持できる。また、車体Bに対して基材20を取付ける際は、基材20の第1壁部分20Aに加えた押圧力がリブ52の第1当接部52Aを介して取付台座部材60に作用するため、係止孔B1に対してクリップCを適切に嵌合させ得る。
Further, the fitting position (the formation position of the slit 44) between the
また、図8に示すように、取付台座部材60の部材本体62の形状を変更して、クリップCの取付位置を当接板部64側に近い位置に設定すれば、クリップCの位置は、図1の形態と比べて更に第2壁部分20Bに近くなる。従って、第3壁部分20CとクリップCとの間隔Lを、より一層小さくすることができる。
Further, as shown in FIG. 8, if the shape of the member
更に、図10に示すように、スライド型104における成形凹部120の形成位置を、第2壁部分20Bに対応した該スライド型104の型面における垂直部分とすれば、図9に示すように、第2壁部分20Bの裏側に位置するように設置支持部40を設けることが可能である。すなわち、設置支持部40の取付ボス42は、第2壁部分20Bの裏側に位置するように設け、スリット44は、該取付ボス42より第1壁部分20Aに近い位置で、かつ該第2壁部分20Bの裏側に位置するように設けてもよい。
Furthermore, as shown in FIG. 10, if the formation position of the
更に前述した実施例では、設置支持部40における取付ボス42とスリット44とが、リブ50,52で一体的に連設された形態を例示したが、これら取付ボス42およびスリット44とは、個別に単独で設けるようにしてもよい。また実施例では、図3に示したように、取付ボス42およびスリット44を設けたリブ52を、一列に整列した状態に設けた場合を例示したが、これら取付ボス42およびスリット44を一列に整列させなくてもよい。また、取付ボス42およびスリット44の個数も、実施例に示した数に限定されるものではなく、取付台座部材60の形状、サイズに基づいて適宜増減される。
Further, in the above-described embodiment, the configuration in which the mounting
更に、前述した実施例では、締結部42に取付台座部材60の当接板部64を締結するための締結手段として、取付ボス42に対してタッピングネジSをねじ込むようにした締結形態を例示したが、この締結部の締結形態はこれに限るものではない。例えば、取付ボス42の頂部に該取付ボス42より小径のボス部を形成し、この小径のボス部を取付台座部材60の当接板部64に穿設した挿通孔70に挿通して突出させ、突出した該ボス部を溶融させて熱カシメする締結形態等としてもよい。
Further, in the above-described embodiment, as a fastening means for fastening the
本発明に係る車両内装部材は、第1壁部分と、前記第1壁部分の端縁部から該第1壁部分の後方に向け折曲的に形成された第2壁部分と、前記第2壁部分の後端縁部から内側に向け折曲的に形成された第3壁部分とを備えた基材を、車体嵌合手段を装備した取付部材により車体に固定するものであって、例えばリアサイドトリム、ドアトリム、ピラーガーニッシュおよびリアゲートトリム等の車両内装部材として実施可能である。 The vehicle interior member according to the present invention includes a first wall portion, a second wall portion that is bent from an end edge portion of the first wall portion toward the rear of the first wall portion, and the second wall portion. A base material provided with a third wall portion bent inward from the rear edge of the wall portion is fixed to the vehicle body by an attachment member equipped with vehicle body fitting means, for example, It can be implemented as a vehicle interior member such as a rear side trim, door trim, pillar garnish, and rear gate trim.
20 基材,20A 第1壁部分,20B 第2壁部分,20C 第3壁部分,
40 設置支持部,42 取付ボス(突起),44 スリット,50 リブ,
52 リブ,52A 第1当接部,52B 第2当接部,60 取付台座部材(取付部材),
64 当接板部(第1取付部),66 鉤状板部(第2取付部),
C クリップ(車体嵌合手段),S タッピングネジ(締結手段)
20 base material, 20A 1st wall part, 20B 2nd wall part, 20C 3rd wall part,
40 installation support, 42 mounting boss (projection), 44 slit DOO, 50 ribs,
52 rib, 52A 1st contact part, 52B 2nd contact part, 60 mounting base member (mounting member),
64 abutment plate portion (first attachment portion), 66 flange plate portion (second attachment portion),
C clip (body fitting means), S tapping screw (fastening means)
Claims (4)
前記基材は、
後面が前記車体に臨む第1壁部分と、
前記第1壁部分の端縁部から後方に向け折曲するように形成された第2壁部分と、
前記第2壁部分の後端縁部から前記第1壁部分の後側に迫り出すように斜め後方へ折曲して形成された第3壁部分とを備え、
前記設置支持部は、
前記第2壁部分における前記第1壁部分の後面に連なる壁面に、該壁面に繋がる基端から先端に向かうにつれて前記第1壁部分から離間するよう立設され、前記取付部材に設けた第1取付部が締結手段により締結される柱状の突起と、
前記第1壁部分の後面および前記第2壁部分の前記壁面の少なくとも一方に立設されたリブの前記突起より第1壁部分に近い位置に、該突起の傾斜方向と同一方向に延在するように切り欠いて形成され、前記取付部材に設けた第2取付部が係止されるスリットとを備える
ことを特徴とする車両内装部材。 A base material made of synthetic resin, and an installation support portion formed integrally with the base material on the rear side of the base material, and the vehicle body is fitted by the vehicle body fitting means of the mounting member attached to the installation support portion. A vehicle interior member fixed to
The substrate is
A first wall portion whose rear surface faces the vehicle body ;
A second wall portion formed so as to bent oriented towards after edge or al of the first wall portion,
And a third wall portion from the rear end edge portion is formed by bending obliquely rearward so pushed out to the rear side of the first wall portion of the second wall portion,
The installation support part is
A first wall provided on the mounting member is provided on a wall surface connected to a rear surface of the first wall portion in the second wall portion so as to be separated from the first wall portion toward a distal end from a base end connected to the wall surface . A columnar protrusion whose mounting portion is fastened by fastening means ;
At a position closer to the surface and the at least one upright has been the first wall portion Ri by projections of the ribs to the wall surface of the second wall portion after the first wall portion, projecting extending inclined in the same direction of the force are formed by cutting to way, the vehicle interior member second mounting portion and said <br/> further comprising a slit to be engaged provided on said mounting member.
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