JP4965486B2 - Proximity switch - Google Patents
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Description
本発明は、被検出体の接近の有無を検知する近接スイッチに関する。 The present invention relates to a proximity switch that detects whether or not an object to be detected is approaching.
周知のように、手動変速機を搭載した車両には、運転者による操作レバーの操作に基づいて変速機のギア段を変更するシフト装置が設けられている。図23にこのシフト装置の斜視構造を示す。同図23に示されるように、このシフト装置200のケース202には、y軸方向に延設される3つの溝201a,201b,201cと、これら3つの溝201a,201b,201cの中央部分をそれぞれ連結するようにしてx軸方向に延設される1つの溝201dとからなる案内溝201が設けられている。そして、この案内溝201に操作レバー210が挿通されることで、操作レバー210の移動が案内溝201によって案内されている。シフト装置としてのこうした構成により、運転者により操作レバー210が上記溝201aの両端部、溝201bの両端部、及び溝201cの両端部までそれぞれ操作されたとすると、手動変速機のギア段が「1速」、「2速」、「3速」、「4速」、「5速」、及び「リバース(R)」に対応したそれぞれの状態となる。また、操作レバー210が溝201dに操作されたとすると、手動変速機のギア段が「ニュートラル(N)」に対応した状態となる。そして従来、手動変速機には、車両の各種制御を実行するために、操作レバー210の操作位置がニュートラル位置であるか否かを検出するためのニュートラル検出スイッチが設けられているものがある。ここで、こうしたニュートラル検出スイッチが設けられる手動変速機としては、例えば特許文献1に記載の変速機が知られている。図24は、この手動変速機の部分断面構造を示したものである。
As is well known, a vehicle equipped with a manual transmission is provided with a shift device that changes the gear stage of the transmission based on an operation of an operation lever by a driver. FIG. 23 shows a perspective structure of the shift device. As shown in FIG. 23, the
同図24に示されるように、この手動変速機300には、操作レバー210の上記x軸方向の移動及びy軸方向の移動に連動してそれぞれ駆動するセレクトレバー301及びシフトレバー302が設けられている。ここで、セレクトレバー301は、手動変速機300のケース307の外側に設けられたブラケット303に回動可能に支持されている。また、このセレクトレバー301には、その一方の端部にセレクトケーブル301aを介して上記操作レバー210が連結されるとともに、その他方の端部に上記シフトレバー302が連結されている。一方、このシフトレバー302には、シフトケーブル302aを介して上記操作レバー210が連結されるとともに、手動変速機300のケース307の外周面から突出するかたちで配設されるチェンジシャフト304の上端部分が連結されている。ここで、このチェンジシャフト304は、その中心軸m1を中心に回動可能に、且つ同中心軸m1に沿って移動可能に手動変速機300のケース307によって軸支されている。すなわち、運転者によって操作レバー210が上記x軸方向に操作されたとすると、セレクトケーブル301aを介してセレクトレバー301が図中の矢印S10,S11で示す方向に揺動し、この揺動に伴って上記チェンジシャフト304がその中心軸m1に沿った方向、すなわち図中の矢印S20,S21で示す方向に移動する。また、運転者によって操作レバー210が上記y軸方向に操作されたとすると、シフトケーブル302aを介してシフトレバー302が図中の矢印T10,T11で示す方向に回動し、この回動に伴ってチェンジシャフト304がその中心軸m1を中心とした回転方向、すなわち図中の矢印T20,T21で示す方向に回動する。そして、このチェンジシャフト304の矢印S20,S21で示す方向への移動、及び矢印T20,T21で示す方向に回動に伴って車両の同期装置が作動し、これによって手動変速機のギア段が変更される。
As shown in FIG. 24, the
一方、チェンジシャフト304の中間部分には、その外周にカム部材306が設けられるとともに、このカム部材306に当接するようにしてニュートラル検出スイッチ305が配設されている。図25は、図24のB−B線に沿った断面構造を示したものであり、ニュートラル検出スイッチ305の近傍の部分の拡大断面構造を示したものである。
On the other hand, a
同図25に示されるように、カム部材306には、手動変速機300のケース307の内周面側に向けて延びる突出部306aが形成されるとともに、この突出部306aにニュートラル検出スイッチ305のセンシング部材305aが当接している。そして、このニュートラル検出スイッチ305は、チェンジシャフト304が操作レバー210の操作に伴い矢印T20,T21で示す方向に回動した際に、カム部材306の動作をセンシング部材305aで検出することで、操作レバー210の操作位置がニュートラル位置であるか否かを検出する。すなわち、操作レバー210の操作位置がニュートラル位置である場合には突出部306aの位置が図中の実線で示す位置となるため、センシング部材305aが没入して操作レバー210の操作位置がニュートラル位置である旨が検出される。一方、操作レバー210の操作位置がニュートラル位置以外の位置である場合には突出部306aの位置が図中の破線で示す位置となるため、センシング部材305aが突出して操作レバー210の操作位置がニュートラル位置でない旨が検出される。
このように、ニュートラル検出スイッチ305を用いることで操作レバー210の操作位置がニュートラル位置であるか否かを確かに検出することができるようにはなる。ただし、このニュートラル検出スイッチ305は、そのセンシング部材305aにカム部材306の突出部306aが接触することで操作レバー210の操作位置がニュートラル位置であるか否か検出する、いわゆる接触式の近接スイッチであるため、互いに接触する突出部306a及びセンシング部材305aが劣化し易い。このため、スイッチの寿命による信頼性の低下等が無視できないおそれがある。
Thus, by using the
なお、このような問題は、センシング部材305aに突出部306aが当接するか否かに基づいて同突出部306aの近接を検知するニュートラル検出スイッチに限らず、突出部306aのような部材を被検出体としてその近接の有無を検知する接触式の近接スイッチに共通する課題である。
Note that such a problem is not limited to the neutral detection switch that detects the proximity of the protruding
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、近接スイッチとしての寿命を改善することで、より信頼性の高い近接スイッチを提供することにある。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object thereof is to provide a proximity switch with higher reliability by improving the life as a proximity switch.
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、磁性体からなり所定の中心軸の周りを回動する被検出体と、磁気抵抗素子がブリッジ接続されたものであって、印加される磁気ベクトルの向きに応じて同素子の抵抗値が変化することで出力電圧が変化するとともに、前記被検出体の回転軌跡の法線に対して線対称に配設された一組の磁気抵抗効果センサと、これら一組の磁気抵抗効果センサにバイアス磁界を付与することで前記法線に直交するとともに同法線から前記一組の磁気抵抗効果センサのそれぞれに向かう方向に指向された磁気ベクトルを同一組の磁気抵抗効果センサの各々に付与する磁石とを備え、前記一組の磁気抵抗効果センサは、前記被検出体の回転軌跡と前記法線とが交わる点を基準位置として、
a.前記法線に直交するとともに同法線から該センサに向かう方向に指向された磁気ベクトルが付与されているとき、ブリッジ回路の中点電位よりも小さい出力電圧を示し、前記被検出体が前記基準位置まで変位して、付与される前記磁気ベクトルの向きが同被検出体の方向に変化したとき、ブリッジ回路の中点電位よりも大きい出力電圧を示す第1の磁気抵抗効果センサ、及び、
b.前記法線に直交するとともに同法線から該センサに向かう方向に指向された磁気ベクトルが付与されているとき、ブリッジ回路の中点電位よりも大きい出力電圧を示し、前記被検出体が前記基準位置まで変位して、付与される前記磁気ベクトルの向きが同被検出体の方向に変化したとき、ブリッジ回路の中点電位よりも小さい出力電圧を示す第2の磁気抵抗効果センサ、
といった2つの磁気抵抗効果センサからなり、これら第1及び第2の磁気抵抗効果センサのそれぞれの出力電圧の差分値に基づいて前記被検出体の前記基準位置への接近を検知することを要旨としている。
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
a. When a magnetic vector that is orthogonal to the normal and directed in the direction from the normal to the sensor is applied, the output voltage is smaller than the midpoint potential of the bridge circuit, and the detected object is the reference A first magnetoresistive sensor that exhibits an output voltage that is greater than the midpoint potential of the bridge circuit when the orientation of the magnetic vector applied is changed to the direction of the detected object after being displaced to a position; and
b. When a magnetic vector that is orthogonal to the normal and directed in the direction from the normal to the sensor is applied, the output voltage is greater than the midpoint potential of the bridge circuit, and the detected object is the reference A second magnetoresistive sensor that exhibits an output voltage that is smaller than the midpoint potential of the bridge circuit when the direction of the applied magnetic vector is changed to the direction of the detected object after being displaced to a position;
The gist is to detect the approach of the detected object to the reference position based on the difference value between the output voltages of the first and second magnetoresistive sensors. Yes.
同構成によれば、被検出体がその回転に伴い基準位置から離間した位置にある状態から基準位置に接近したとすると、一組の磁気抵抗効果センサのそれぞれに付与される磁気ベクトルの方向は、被検出体の回転軌跡の法線に直交するとともに同法線から同一組の磁気抵抗効果センサのそれぞれに向かう方向から被検出体の方向へと共に変化する。すなわち、第1の磁気抵抗効果センサの出力電圧は、そのブリッジ回路の中点電位よりも小さい値から同中電電圧よりも大きい値へと変化するとともに、第2の磁気抵抗効果センサの出力電圧は、そのブリッジ回路の中点電位よりも大きい値から同中点電位よりも小さい値へと変化する。したがって、これら第1及び第2の磁気抵抗効果センサのそれぞれの出力電圧の差分値を算出するようにすれば、同差分値は、被検出体が基準位置に近づくほど、負の値から正の値へと変化する値、あるいは正の値から負の値へと変化する値となる。このため、この差分値に基づいて被検出体が基準位置に接近したか否かを検知するようにすれば、被検出体と当該近接スイッチとの接触を伴うことなく被検出体の接近を検知することが可能となるため、近接スイッチとしての寿命が改善されるとともに、その信頼性を向上させることができるようになる。ところで、第1及び第2の磁気抵抗効果センサについては、これらが被検出体の回転軌跡に沿った方向に並設されているか、あるいは同回転軌跡に沿った方向と所定角度をなす方向に並設されているかにかかわらず、被検出体がその回転に伴い基準位置から離間した位置にある状態から基準位置に接近したとすると、一組の磁気抵抗効果センサのそれぞれに付与される磁気ベクトルの方向は、被検出体の回転軌跡の法線に直交するとともに同法線から同一組の磁気抵抗効果センサのそれぞれに向かう方向から被検出体の方向へと共に変化する。すなわち、第1の磁気抵抗効果センサの出力電圧は、そのブリッジ回路の中点電位よりも小さい値から同中電電圧よりも大きい値へと変化し、また、第2の磁気抵抗効果センサの出力電圧は、そのブリッジ回路の中点電位よりも大きい値から同中点電位よりも小さい値へと変化する。このため、これらの差分値も、同様に、被検出体が上記基準位置に近づくほど、負の値から正の値へと変化する値、あるいは正の値から負の値へと変化する値となり、その変化態様もほぼ同様になる。このため、上記構成によれば、被検出体の移動方向に対する磁気抵抗効果センサの配置の方向によらず、被検出体の位置を検出することができるようにもなる。 According to this configuration, if the detected object approaches the reference position from the state separated from the reference position along with its rotation, the direction of the magnetic vector applied to each of the pair of magnetoresistive effect sensors is In addition, the direction is orthogonal to the normal line of the rotation locus of the detected object and changes from the direction toward the same set of magnetoresistive effect sensors to the direction of the detected object. That is, the output voltage of the first magnetoresistive sensor changes from a value smaller than the midpoint potential of the bridge circuit to a value larger than the medium voltage, and the output voltage of the second magnetoresistive sensor. Changes from a value larger than the midpoint potential of the bridge circuit to a value smaller than the midpoint potential. Therefore, if the difference value between the output voltages of the first and second magnetoresistive effect sensors is calculated, the difference value increases from a negative value to a positive value as the detected object approaches the reference position. A value that changes to a value, or a value that changes from a positive value to a negative value. Therefore, if it is determined whether or not the detected object has approached the reference position based on the difference value, the approach of the detected object is detected without the contact between the detected object and the proximity switch. Therefore, the life as a proximity switch is improved and the reliability can be improved. By the way, the first and second magnetoresistive effect sensors are arranged side by side in a direction along the rotation locus of the detection target or in a direction forming a predetermined angle with the direction along the rotation locus. Regardless of whether or not the object to be detected is moved away from the reference position along with its rotation and approaches the reference position, the magnetic vector applied to each of the set of magnetoresistive effect sensors The direction is orthogonal to the normal line of the rotation trajectory of the detected object and changes from the direction from the normal line toward each of the same set of magnetoresistive effect sensors to the direction of the detected object. That is, the output voltage of the first magnetoresistive sensor changes from a value smaller than the midpoint potential of the bridge circuit to a value greater than the medium voltage, and the output of the second magnetoresistive sensor. The voltage changes from a value larger than the midpoint potential of the bridge circuit to a value smaller than the midpoint potential. For this reason, these difference values are similarly values that change from a negative value to a positive value or a value that changes from a positive value to a negative value as the detected object approaches the reference position. The change mode is almost the same. For this reason, according to the said structure, the position of a to-be-detected body can also be detected now irrespective of the direction of arrangement | positioning of a magnetoresistive effect sensor with respect to the moving direction of a to-be-detected body.
そしてこの場合、具体的には請求項2に記載の発明によるように、前記一組の磁気抵抗効果センサは、それぞれハーフブリッジ回路を構成する2つの磁気抵抗素子からなり、全体としてフルブリッジ回路を構成するようにしてもよい。
In this case, specifically, according to the invention described in
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の近接スイッチにおいて、前記磁石は、前記一組の磁気抵抗効果センサの間に端部を有して、前記法線に沿って前記基準位置から離間する方向に延設されるとともに、前記一組の磁気抵抗効果センサの間に位置する側の端部からその中央部にかけて凹部が形成された断面コ字形状をなすとともに、前記凹部が形成される部分がN極となり、同凹部が形成される部分と反対側の部分がS極となる着磁方向を有していることを要旨としている。 According to a third aspect of the present invention, in the proximity switch according to the first or second aspect, the magnet has an end portion between the pair of magnetoresistive effect sensors, and the magnet is arranged along the normal line. The concave portion extends in a direction away from a reference position, and has a U-shaped cross section in which a concave portion is formed from an end portion located between the pair of magnetoresistive effect sensors to a central portion thereof. The gist of the present invention is that it has a magnetization direction in which the portion where the is formed becomes an N pole and the portion opposite to the portion where the concave portion is formed has an S pole.
同構成によれば、被検出体の回転軌跡の法線に直交するとともに同法線から一組の磁気抵抗効果センサのそれぞれに向かう方向に指向される磁気ベクトルを一組の磁気抵抗効果センサにそれぞれ付与することができるようになる。 According to this configuration, a magnetic vector that is orthogonal to the normal line of the rotation trajectory of the detected object and that is directed in the direction from the normal line to each of the set of magnetoresistive effect sensors is set to the set of magnetoresistive effect sensors. Each can be granted.
本発明にかかる近接スイッチによれば、その寿命が改善されて、より信頼性の高い近接スイッチを提供することができるようになる。 According to the proximity switch according to the present invention, the lifetime of the proximity switch is improved, and a more reliable proximity switch can be provided.
以下、本発明にかかる近接スイッチを、車両の手動変速機に設けられるニュートラル検出スイッチに適用した一実施形態について図1〜図22を参照して説明する。
図1は、先の図24に対応する図として、本実施形態にかかるニュートラル検出スイッチの適用対象となる車両の手動変速機の部分断面構造を示したものである。なお、この図1に示す手動変速機300も、車両の操作レバーが操作された際に駆動する部分の構成は、先の図24に例示した手動変速機と基本的に同様である。すなわち、この図1に示す手動変速機300も、運転者による操作レバーの操作に伴ってセレクトレバー301が図中の矢印S10,S11で示す方向に揺動したとすると、チェンジシャフト304がその中心軸m1に沿った方向、すなわち図中の矢印S20,S21で示す方向に移動する。また、運転者による操作レバーの操作に伴ってシフトレバー302が図中の矢印T10,T11で示す方向に回動したとすると、チェンジシャフト304がその中心軸m1を中心とした回転方向、すなわち図中の矢印T20,T21で示す方向に回動する。なおこの図1において、先の図24に示した要素と同一の機能を有する要素には各々同一の符号を付して示しており、それらの要素についての重複する説明は割愛する。
Hereinafter, an embodiment in which a proximity switch according to the present invention is applied to a neutral detection switch provided in a manual transmission of a vehicle will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 shows a partial cross-sectional structure of a vehicle manual transmission to which the neutral detection switch according to the present embodiment is applied as a diagram corresponding to FIG. Note that the
同図1に示されるように、上記チェンジシャフト304の中間部分には、その外周面に被検出体としての凸部310が設けられている。すなわち、この凸部310は、チェンジシャフト304と一体となって矢印S20,S21で示す方向に移動するとともに、矢印T20,T21で示す方向に回動する。一方、この手動変速機300のケース307には、この凸部310と所定間隔を有して対向するようにしてニュートラル検出スイッチ120のセンシング部121が設けられている。ここで、このセンシング部121は、凸部310の矢印T20,T21で示す方向の回転に伴う同凸部310の接近を検知する部分である。
As shown in FIG. 1, a
続いて、図2(a),(b)を参照して、上記凸部310及びニュートラル検出スイッチ120のセンシング部121の構造について説明する。ここで、図2(a)は、図1のA−A線に沿った断面構造を、また、図2(b)は、センシング部121の斜視構造をそれぞれ示したものである。
Next, with reference to FIGS. 2A and 2B, the structure of the
同図2(a)に示されるように、上記凸部310は、操作レバー210の操作位置がニュートラル位置であるときの位置を回転位置P2として、その位置が回転位置P2である状態から同レバー210の操作に伴いチェンジシャフト304が矢印T20で示す方向に所定角度だけ回動すると回転位置P1まで回動する。また、凸部310は、その位置が回転位置P2である状態から同レバー210の操作に伴いチェンジシャフト304が矢印T21で示す方向に所定角度だけ回動すると回転位置P3まで回動する。一方、図2(b)に併せ示されるように、上記センシング部121は、凸部310の回転軌跡cの法線nを中心軸として円柱状に形成されており、内部の部品が樹脂部材によって樹脂封止されるとともに、この樹脂部材の外周面がねじ山の形成された金属筐体によって覆われる構造を有している。そして、このセンシング部121は、上記ケース307に形成されて、同じく法線nを中心軸として断面円形状に形成されたねじ孔307aに螺入されることで、その先端部が上記凸部310の側に突出するかたちでその位置が固定されている。そして、センシング部121は、このようにその位置が固定されることで、上記凸部310の回転軌跡cに対して所定間隔だけ外方に離間した位置であって、同凸部310が回転位置P2に位置したときに、すなわち操作レバー210がニュートラル位置に操作された際に凸部310と対向する位置となるように配設されている。また、凸部310は、中心軸m1に沿う方向に延設された形状を有しているため、チェンジシャフト304の矢印S20,S21で示す方向への移動に伴って凸部310が矢印S20,S21で示す方向に移動した場合であっても凸部310の一部がセンシング部121に対向するようになっている。
As shown in FIG. 2 (a), the
次に、このセンシング部121の内部の構造について図3〜図5を参照して説明する。ここで、図3(a)は、同センシング部121の内部の正面構造を、また、図3(b)は、センシング部121の内部の側面構造をそれぞれ示したものである。
Next, the internal structure of the
同図3(a)に示されるように、このセンシング部121には、上記凸部310に対向する側の端部に位置して回路基板130が配設されており、この回路基板130に各種電子部品が実装されている。ここで、この回路基板130は、その板厚方向が上記凸部310が延設される方向、すなわち中心軸m1に沿った方向となるように配設されるとともに、上記凸部310の回転軌跡cと上記法線nとが交わる点Pにおける同回転軌跡cの接線方向tに沿って延設されている。また、この回路基板130には、法線nに対して線対称となるかたちで図中の左右方向の両端部からやや内側に位置して一組の磁気抵抗効果センサ(MRセンサ)、すなわち第1のMRセンサ131及び第2のMRセンサ132が実装されている。なお、同図に示されるように、これら一組のMRセンサ131,132は、法線nに直交する方向であって、上記接線方向tに配設されている。また、センシング部121には、これら一組のMRセンサ131,132の間に端部を有するとともに、上記法線nに沿って上記点Pから離間する方向に延設されるバイアス磁石140が設けられている。ここで、図3(b)に併せ示されるように、このバイアス磁石140は、回路基板130の一組のMRセンサ131,132の間に位置する側の端部からその中央部にかけて凹部141が形成された断面コ字状をなすとともに、その凹部141を形成する部分がN極となり、また、凹部141を形成する部分とは反対側の部分がS極となる着磁方向を有している。図4は、図3(a)の回路基板130の部分を拡大した図として、バイアス磁石140によって回路基板130上に形成される磁界の様子を示したものである。
As shown in FIG. 3A, the
同図4に矢印で示されるように、バイアス磁石140によって形成されるバイアス磁界によって、回路基板130上には、上記凹部141の中央部分から、換言すれば上記法線nから図中の左右方向に指向された磁気ベクトルが形成されている。そして、こうしたバイアス磁界により、上記一組のMRセンサ131,132には、上記法線nにほぼ直交するとともに、これら一組のMRセンサ131,132に向かう方向に指向される磁気ベクトルMV10,MV20がそれぞれ付与されている。ここで、このセンシング部121では、これら一組のMRセンサ131,132を通じて磁気ベクトルMV10,MV20の向きの変化を検出している。図5は、これら一組のMRセンサ131,132が実装された上記回路基板130の回路構成を示したものである。
As indicated by arrows in FIG. 4, the bias magnetic field formed by the
同図5に示されるように、この回路基板130では、第1のMRセンサ131が、2つの磁気抵抗素子131a,131bが直列接続されたハーフブリッジ回路として構成されるとともに、第2のMRセンサ132も、同じく、2つの磁気抵抗素子132a,132bが直列接続されたハーフブリッジ回路として構成されている。ちなみに、この回路では、これら2つのハーフブリッジ回路にそれぞれ電圧Vccが印加されている。すなわち、この回路基板130では、これら一組のMRセンサ131,132によって、いわゆるフルブリッジ回路が構成されている。ここで、これら一組のMRセンサ131,132は、それぞれ印加される磁気ベクトルの向きに応じて各素子131a,131b,132a,132bの抵抗値が変化することで、これらセンサ131,132の出力電圧Va,Vbがそれぞれ変化する。
As shown in FIG. 5, in this
図6(a),図7(a)は、一組のMRセンサ131,132に印加される磁気ベクトルMV10,MV20をそれぞれ模式的に示したものである。なお、図6(a)では、図中の左方向を基準方向MV10bとして、同基準方向MV10bと第1のMRセンサ131に印加される磁気ベクトルMV10とが反時計回りの方向になす角度をθaで示している。また、図7(a)では、図中の右方向を基準方向MV20bとして、同基準方向MV20bと第2のMRセンサ132に印加される磁気ベクトルMV20とが時計回りの方向になす角度をθbで示している。そして、図6(b),図7(b)は、これら上記磁気ベクトルMV10,MV20及び基準方向MV10b,MV20bがなす角度θa,θbと上記一組のMRセンサ131,132の出力電圧Va,Vbとを、それぞれ横軸と縦軸とにとってこれらの両者の関係をそれぞれ示したグラフである。
FIGS. 6A and 7A schematically show magnetic vectors MV10 and MV20 applied to the pair of
図6(a)に示されるように、第1のMRセンサ131に印加されている磁気ベクトルMV10が、基準方向MV10bに指向されている状態から、上記法線nに沿った方向である図中の下方向に指向されるように変化したとする。このとき、図6(b)に示されるように、第1のMRセンサ131の出力電圧Vaは、ブリッジ回路の中点電位(Vcc/2)よりも低い値Va11から徐々に増加して同中点電位(Vcc/2)よりも大きい値Va12へと正弦波状に変化する。
As shown in FIG. 6A, in the figure, the magnetic vector MV10 applied to the
一方、図7(a)に示されるように、第2のMRセンサ132に印加される磁気ベクトルMV20が、基準方向MV20bに指向されている状態から、上記法線nに沿った方向である図中の下方向に指向されるように変化したとする。このとき、図7(b)に示されるように、第2のMRセンサ132の出力電圧Vbは、ブリッジ回路の中点電位(Vcc/2)よりも大きい値Vb11から徐々に減少して同中点電位(Vcc/2)よりも小さい値Vb12へと正弦波状に変化する。
On the other hand, as shown in FIG. 7A, a magnetic vector MV20 applied to the
続いて、図8〜図11を参照して、こうした出力特性を有する一組のMRセンサ131,132について、凸部310が回転位置P3に位置している状態から回転位置P2に向けて回動した際の出力電圧Va,Vbの変化態様について説明する。
Subsequently, with reference to FIGS. 8 to 11, the pair of
まず、図8(a)及び図9(a)は、先の図2(a)に対応する図として先の図1のA−A線に沿った断面構造をそれぞれ示したものであり、また、図8(b)及び図9(b)は、先の図4に対応する図として回路基板130上に形成される磁界の様子を矢印にて示したものである。
First, FIG. 8A and FIG. 9A show cross-sectional structures along the line A-A in FIG. 1 as diagrams corresponding to FIG. 2A, respectively. FIGS. 8B and 9B show the state of the magnetic field formed on the
図8(a)に示されるように、凸部310が回転位置P3に位置している状態から回転位置P2に向けて回動したとすると、同凸部310がセンシング部121に徐々に接近する。ここで、凸部310は、上述のように、磁性体により形成されているため、凸部310がセンシング部121に接近するほど、上記バイアス磁石140により形成されたバイアス磁界が同凸部310に引き寄せられるように変化する。具体的には、図8(b)に示されるように、このバイアス磁界は、凸部310が回転位置P2に達する直前の回転位置P10に達した時点で、回路基板130の右側の部分に対応する領域の磁界が凸部310の側に大きく引き寄せられるとともに、同基板130の左側の部分に対応する領域の磁界が凸部310の側に僅かに引き寄せられるように変化する。すなわち、上記一組のMRセンサ131,132にそれぞれ印加される磁気ベクトルMV10,MV20は、磁気ベクトルMV20がより大きく指向されるかたちで共に凸部310の側に指向される。したがって、これら磁気ベクトルMV10,MV20は、基準方向MV10b,MV20bとなす角度θa,θbが大きくなる方向にそれぞれ変化する。
As shown in FIG. 8A, if the
その後、凸部310が回転位置P2まで回動したとする。このとき、図9(a)に示されるように、上記バイアス磁石140により形成されたバイアス磁界は凸部310の側に引き寄せられたままの状態となるが、上記磁気ベクトルMV10,MV20は、上記凸部310が回転位置P10に達した時点と比較するとそれぞれ若干変化する。具体的には、図9(b)に示されるように、第1のMRセンサ131については、凸部310が先の図8(b)に示した状態よりも接近した状態となるため、これに印加される磁気ベクトルMV10が、より凸部310の側に引き寄せられる方向に、すなわち上記基準方向MV10bとなす角度θaが大きくなる方向に指向される。一方、第2のMRセンサ132については、凸部310が先の図8(b)に示した状態よりも離間するようになるため、これに印加される磁気ベクトルMV20が、凸部310の側から離間する方向に、すなわち上記基準方向MV20bとなす角度θbが小さくなる方向に指向される。
Thereafter, it is assumed that the
したがって、上記凸部310の回転位置が回転位置P3から回転位置P2へと変化した際には、図10(a)に示すように、第1のMRセンサ131に印加される磁気ベクトルMV10は、上記基準方向MV10bから凸部310に向かう方向へと、すなわち上記基準方向MV10bとなす角度θaが大きくなる方向へと徐々に変化する。一方、図10(b)に示すように、磁気ベクトルMV20は、上記基準方向MV20bから凸部310に向かう方向へと変化した後、若干基準方向MV20bへと戻る方向に、すなわち上記基準方向MV20bとなす角度θbが大きくなった後、同角度θbが若干小さくなる方向に変化する。そして、こうした凸部310の回転位置の変化に伴う磁気ベクトルMV10,MV20の変化に応じて上記一組のMRセンサ131,132の出力電圧Va,Vbが変化する。
Therefore, when the rotational position of the
図11は、凸部310の回転角度θcと一組のMRセンサ131,132の出力電圧Va,Vbとを、それぞれ横軸と縦軸とにとって両者の関係を示したグラフである。なお、この図11では、上記凸部310の回転軌跡cと法線nとが交わる点Pに位置しているときの凸部310の位置を基準位置として、同基準位置から上記中心軸m1を中心とする回転位置P3の方向への回転角度をθcとして示すとともに、同凸部310が回転位置P3に達したときの凸部310の回転角度をθc1として示している。すなわち、同図11では、上記凸部310が回転位置P3から回転位置P2に達する位置まで回動したとすると、回転角度θcが回転角度θc1から「0」の値まで変化する。
FIG. 11 is a graph showing the relationship between the rotation angle θc of the
同図11に示されるように、上記凸部310の回転位置が回転位置P3から回転位置P2まで変化したとすると、上記第1のMRセンサ131の出力電圧Vaは、そのブリッジ回路の中点電位(Vcc/2)よりも小さい値Va21から徐々に増加していき、同中点電位(Vcc/2)よりも若干大きい値Va22となるように変化する。一方、上記第2のMRセンサ132の出力電圧Vbは、そのブリッジ回路の中点電位(Vcc/2)よりも大きい値Vb21から徐々に減少していき、同中点電位(Vcc/2)よりも小さい値となって最小値Vb22を示した後、その値が僅かに増加して中点電位(Vcc/2)よりも小さい値Vb23となるように変化する。
As shown in FIG. 11, if the rotational position of the
ところで、先の図2(b)に対応する図として図12に示すように、また前述のように、上記センシング部121の位置の固定は同センシング部121が上記ケース307に形成されたねじ孔307aに螺入されることで行われているため、凸部310とセンシング部121との間には相対的な位置がずれが生じるおそれがある。すなわち、図13に示されるセンシング部121の上面構造を参照して説明すると、同センシング部121をねじ孔307aに螺入する際に、上記回路基板130の一組のMRセンサ131,132の配設されている方向Vsが上記法線nを中心とした回転方向にずれるおそれがある。そして、上記回路基板130の一組のMRセンサ131,132の配設されている方向Vsが上記回転軌跡cの接線方向tからずれたとすると、凸部310の回転位置の変化に伴う上記一組のMRセンサ131,132の出力電圧Va,Vbの変化態様が先の図11に示した態様と異なったものとなる。
By the way, as shown in FIG. 12 corresponding to the previous FIG. 2B, and as described above, the position of the
続いて、図14(a),(b)に示すように、一組のMRセンサ131,132の配設されている方向Vsが上記回転軌跡cの接線方向tから上記法線nを中心とする回転方向に「90°」だけずれた場合の一組のMRセンサ131,132の出力電圧Va,Vbの変化態様について、図15〜図18を参照して説明する。なお、ここでも、凸部310が回転位置P3に位置している状態から回転位置P2に向けて回動した際の一組のMRセンサ131,132の出力電圧Va,Vbの変化態様について説明する。
Subsequently, as shown in FIGS. 14A and 14B, the direction Vs in which the pair of
まず、図15(a)及び図16(a)は、先の図2(a)等に対応する図として先の図1のA−A線に沿った断面構造をそれぞれ示したものであり、また、図15(b)及び図16(b)は、先の図4等に対応する図として回路基板130上に形成される磁界の様子を矢印にて示したものである。
First, FIG. 15 (a) and FIG. 16 (a) show cross-sectional structures along the line AA of FIG. 1 as diagrams corresponding to FIG. 2 (a) and the like, respectively. FIG. 15B and FIG. 16B show the state of the magnetic field formed on the
図15(a)に示されるように、凸部310が回転位置P3に位置している状態から回転位置P2に向けて回動したとすると、この場合にも、上記バイアス磁石140により形成されたバイアス磁界が凸部310に引き寄せられるように変化する。具体的には、図15(b)に示されるように、このバイアス磁界は、凸部310が回転位置P2に達する直前の回転位置P10に達した時点で、全体的に凸部310の側に僅かに引き寄せられるように変化する。すなわち、上記一組のMRセンサ131,132にそれぞれ印加される磁気ベクトルMV10,MV20は共に凸部310の側に若干指向される。したがって、これら磁気ベクトルMV10,MV20は、基準方向MV10b,MV20bとなす角度θa,θbが大きくなる方向にそれぞれ変化する。
As shown in FIG. 15A, when the
その後、凸部310が回転位置P2まで回動したとする。このとき、図16(a)に示されるように、バイアス磁石140により形成されたバイアス磁界は凸部310の側に引き寄せられたままの状態となるが、上記磁気ベクトルMV10,MV20は、上記凸部310が回転位置P10に達した時点と比較するとそれぞれ若干変化する。具体的には、図16(b)に示されるように、一組のMRセンサ131,132に対して凸部310が先の図15(b)に示した状態よりも接近するようになるため、磁気ベクトルMV10,MV20は、より凸部310の側に引き寄せられる方向に、すなわち上記基準方向MV10b,MV20bとなす角度θa,θbがそれぞれ大きくなる方向に指向される。
Thereafter, it is assumed that the
したがって、上記凸部310の回転位置が回転位置P3から回転位置P2へと変化した際には、先の図10(a),(b)に対応する図として図17(a),(b)を示すように、磁気ベクトルMV10,MV20は、上記基準方向MV10b,MV20bから凸部310に向かう方向に、すなわち基準方向MV10b,MV20bとなす角度θa,θbが大きくなる方向にそれぞれ変化する。
Therefore, when the rotational position of the
図18は、先の図11に対応する図として、凸部310の回転角度θcと一組のMRセンサ131,132の出力電圧Va,Vbとを、それぞれ横軸と縦軸とにとって両者の関係を示したグラフである。なお、この図18でも、上記凸部310の回転軌跡cと法線nとが交わる点Pに位置しているときの凸部310の位置を基準位置として、同基準位置から上記中心軸m1を中心とする回転位置P3の方向への回転角度をθcとして示すとともに、同凸部310が回転位置P3に達したときの凸部310の回転角度をθc1として示している。すなわち、同図18でも、上記凸部310が回転位置P3から回転位置P2に達する位置まで回動したとすると、回転角度θcが回転角度θc1から「0」の値まで変化する。
FIG. 18 is a diagram corresponding to FIG. 11 described above, and the relationship between the rotation angle θc of the
同図18に示されるように、上記凸部310の回転位置が回転位置P3から回転位置P2まで変化したとすると、上記第1のMRセンサ131の出力電圧Vaは、そのブリッジ回路の中点電位(Vcc/2)よりも小さい値Va31から徐々に増加していき、同中点電位(Vcc/2)よりも若干大きい値Va32となるように変化する。一方、上記第2のMRセンサ132の出力電圧Vbは、そのブリッジ回路の中点電位(Vcc/2)よりも大きい値Vb31から徐々に減少していき、同中点電位(Vcc/2)よりも若干小さい値Vb32となるように変化する。
As shown in FIG. 18, if the rotational position of the
続いて、図19〜図21を参照して、一組のMRセンサ131,132が配設されている方向Vsが上記回転軌跡cの接線方向tから上記法線nを中心とする回転方向にずれている角度をずれ角度αとして、このずれ角度αが「30°」、「45°」、及び「60°」であるときの上記一組のMRセンサ131,132の出力電圧Va,Vbの変化態様についてそれぞれ説明する。ここで、図19(a)、図20(a)及び図21(a)は、先の図13等に対応する図として、センシング部121の上面構造をそれぞれ示したものである。また、図19(b)、図20(b)及び図21(b)は、先の図11等に対応する図として、凸部310の回転角度θcと一組のMRセンサ131,132の出力電圧Va,Vbとを、それぞれ横軸と縦軸とにとって両者の関係をそれぞれ示したグラフである。
Subsequently, referring to FIGS. 19 to 21, the direction Vs in which the pair of
例えばいま、同図19(a)に示されるように、上記ずれ角度αが「30°」であったとする。このとき、図19(b)に示されるように、一組のMRセンサ131,132の出力電圧Va,Vbは、先の図11に示した上記ずれ角度αが「90°」である場合の出力電圧Va,Vbの変化態様に近似する態様にて変化する。すなわち、上記凸部310が回転位置P3から回転位置P2に達するまで回動したとすると、上記第1のMRセンサ131の出力電圧Vaは、そのブリッジ回路の中点電位(Vcc/2)よりも小さい値Va41から徐々に増加していき、同中点電位(Vcc/2)よりも若干大きい値Va42となるように変化する。一方、上記第2のMRセンサ132の出力電圧Vbは、そのブリッジ回路の中点電位(Vcc/2)よりも大きい値Vb41から徐々に減少していき、同中点電位(Vcc/2)よりも小さい値となって最小値Vb42を示した後、その値が僅かに増加して中点電位(Vcc/2)よりも小さい値Vb43となるように変化する。
For example, assume that the deviation angle α is “30 °” as shown in FIG. At this time, as shown in FIG. 19B, the output voltages Va and Vb of the pair of
また、例えばいま、図20(a)に示されるように、上記ずれ角度αが「45°」であったとする。このときにも、図20(b)に示されるように、一組のMRセンサ131,132の出力電圧Va,Vbは、先の図11に示した上記ずれ角度αが「90°」である場合の出力電圧Va,Vbの変化態様に近似する態様にて変化する。すなわち、上記凸部310が回転位置P3から回転位置P2に達するまで回動したとすると、上記第1のMRセンサ131の出力電圧Vaは、そのブリッジ回路の中点電位(Vcc/2)よりも小さい値Va51から徐々に増加していき、同中点電位(Vcc/2)よりも若干大きい値Va52となるように変化する。一方、上記第2のMRセンサ132の出力電圧Vbは、そのブリッジ回路の中点電位(Vcc/2)よりも大きい値Vb51から徐々に減少していき、同中点電位(Vcc/2)よりも小さい値となって最小値Vb52を示した後、その値が僅かに増加して中点電位(Vcc/2)よりも小さい値Vb53となるように変化する。
Also, for example, as shown in FIG. 20A, it is assumed that the deviation angle α is “45 °”. Also at this time, as shown in FIG. 20B, the output voltages Va and Vb of the pair of
さらに、例えばいま、図21(a)に示されるように、上記ずれ角度αが「60°」であったとする。このときにも、図21(b)に示されるように、一組のMRセンサ131,132の出力電圧Va,Vbは、先の図11に示した上記ずれ角度αが「90°」である場合の出力電圧Va,Vbの変化態様に近似する態様にて変化する。すなわち、上記凸部310が回転位置P3から回転位置P2に達するまで回動したとすると、上記第1のMRセンサ131の出力電圧Vaは、そのブリッジ回路の中点電位(Vcc/2)よりも小さい値Va61から徐々に増加していき、同中点電位(Vcc/2)よりも若干大きい値Va62となるように変化する。一方、上記第2のMRセンサ132の出力電圧Vbは、そのブリッジ回路の中点電位(Vcc/2)よりも大きい値Vb61から徐々に減少していき、同中点電位(Vcc/2)よりも小さい値となって最小値Vb62を示した後、その値が僅かに増加して中点電位(Vcc/2)よりも小さい値Vb63となるように変化する。
Furthermore, for example, as shown in FIG. 21A, it is assumed that the deviation angle α is “60 °”. Also at this time, as shown in FIG. 21B, the output voltages Va and Vb of the pair of
このように、上記一組のMRセンサ131,132の出力電圧Va,Vbの変化態様は、上記ずれ角度αの大きさによって若干異なったものとなる。ところで、こうした出力特性を有する一組のMRセンサ131,132に対して、これらの出力電圧Va,Vbの差分値(Vb−Va)は、上記ずれ角度αの大きさによらず、上記凸部310の回転角度θcに対してほぼ同様の変化態様となることが発明者らによって確認されている。
As described above, the change modes of the output voltages Va and Vb of the pair of
図22は、上記ずれ角度αが「0°」、「30°」、「45°」、「60°」、「90°」であるときの上記凸部310の回転角度θcと出力電圧Va,Vbの差分値(Vb−Va)とを、それぞれ横軸と縦軸とにとって両者の関係をそれぞれ示したものである。なお、同図22では、差分値(Vb−Va)をVdとして示している。
FIG. 22 shows the rotation angle θc of the
同図22に示されるように、ずれ角度αが「0°」、「30°」、「45°」、「60°」、「90°」のいずれの値であったとしても、凸部310の回転角度θcが回転角度θc1から「0」の値へと変化したとすると、出力電圧Va,Vbの差分値Vdは、ほぼ同一の値Vd71から徐々に減少していき、「0」の値よりも若干小さい負の値Vd72となるように変化する。そして、これら出力電圧Va,Vbの差分値Vdは、凸部310の回転角度θcが所定の角度θc70となった時点で「0」の値をほぼ示すことが確認されている。
As shown in FIG. 22, even if the deviation angle α is any value of “0 °”, “30 °”, “45 °”, “60 °”, “90 °”, the
そして、こうしたニュートラル検出スイッチ120からの出力電圧Va,Vbに基づいて、車両側の制御装置では、出力電圧Va,Vbの差分値Vdを算出するとともに、この差分値Vdに対して「0」の値を閾値として設けた上で、以下のようにして操作レバー210がニュートラル位置に操作されているか否かを判定する。
Based on the output voltages Va and Vb from the
a.出力電圧Va,Vbの差分値Vdが「0」の値よりも大きい値である旨が判断されたときには、凸部310の回転位置が上記回転角度θc70に対応する回転位置まで近接していない旨が判断される。すなわちこの場合には、凸部310が上記回転位置P2に接近していない旨が判断されて、操作レバー210がニュートラル位置に操作されていない旨が判定される。
a. When it is determined that the difference value Vd between the output voltages Va and Vb is larger than “0”, the rotation position of the
b.出力電圧Va,Vbの差分値Vdが「0」の値以下である旨が判断されたときには、凸部310の回転位置が上記回転角度θc70に対応する回転位置まで近接した旨が判断される。すなわちこの場合には、凸部310が上記回転位置P2に接近している旨が判断されて、操作レバー210がニュートラル位置に操作されている旨が判定される。
b. When it is determined that the difference value Vd between the output voltages Va and Vb is equal to or less than “0”, it is determined that the rotation position of the
ニュートラル検出スイッチとしてのこうした構成によれば、センシング部121をねじ孔307aに螺入する際に、一組のMRセンサ131,132が配設されている方向Vsが上記回転軌跡cの接線方向tから上記法線nを中心とする回転方向にずれたとしても、凸部310の接近を検知することができるようになる。
According to such a configuration as the neutral detection switch, when the
なお、本実施形態では、凸部310の回転位置が回転位置P3から回転位置P2に変化する場合について例示したが、本実施形態にかかるニュートラル検出スイッチ120によれば、凸部310の回転位置が回転位置P1から回転位置P2に変化する場合についても同様に、凸部310の接近を検出することができることは言うまでもない。
In the present embodiment, the case where the rotational position of the
以上説明したように、本実施形態にかかるニュートラル検出スイッチによれば、以下のような効果が得られるようになる。
(1)被検出体としての凸部310を磁性体により形成するとともに、同凸部310の回転軌跡cの法線nに対して線対称に一組のMRセンサ131,132を設けるようにした。また、これら一組のMRセンサ131,132にバイアス磁石140を通じてバイアス磁界を付与することで、法線nに直交するとともに同法線nから一組のMRセンサ131,132のそれぞれに向かう方向に指向された磁気ベクトルMV10,MV20をこれら一組のMRセンサ131,132にそれぞれ付与するようにした。そして、これら一組のMRセンサ131,132の出力電圧Va,Vbを検出しつつ、これら出力電圧Va,Vbの差分値Vdが「0」の値以下であることに基づいて凸部310が上記回転位置P2に接近している旨を判断するようにした。これにより、凸部310と当該ニュートラル検出スイッチとの接触を伴うことなく凸部310の接近を検知することが可能となるため、ニュートラル検出スイッチとしての寿命が改善され、その信頼性を向上させることができるようになる。また、従来の接触式のニュートラル検出スイッチと比較すると、運転者が操作レバーを操作する際の操作フィーリングが改善されるようにもなる。さらに、ずれ角度αによらず、すなわち一組のMRセンサ131,132が配設されている方向Vsが上記回転軌跡cの接線方向tから上記法線nを中心とする回転方向にずれている角度の大きさによらず、凸部310の接近を検知することができるようにもなる。
As described above, according to the neutral detection switch according to the present embodiment, the following effects can be obtained.
(1) The
(2)バイアス磁石140を、一組のMRセンサ131,132の間に端部を有して、法線nに沿って同法線nと凸部310の回転軌跡cとが交わる点Pから離間する方向に延設するようにした。また、このバイアス磁石140にその一組のMRセンサ131,132の間に位置する側の端部からその中央部にかけて凹部141を形成することで、同バイアス磁石140を断面コ字状に形成するようにした。さらに、バイアス磁石140の着磁方向を、この凹部141が形成される部分がN極となり、同凹部141が形成される部分と反対側の分がS極となるように設定した。これにより、凸部310の回転軌跡cの法線nに直交するとともに同法線nから同一組のMRセンサ131,132のそれぞれに向かう方向に指向される磁気ベクトルMV10,MV20を一組のMRセンサ131,132にそれぞれ付与することができるようになる。
(2) The
(3)バイアス磁石140と一組のMRセンサ131,132とを樹脂部材により封止し、これによってバイアス磁石140と一組のMRセンサ131,132とを一体に形成するようにした。これにより、バイアス磁石140と一組のMRセンサ131,132との間に相対的な位置ずれが生じることを抑制することができるようになる。
(3) The
(4)凸部310を中心軸m1に沿った方向に延設するようにした。これにより、チェンジシャフト304の矢印S20,S21で示す方向への移動に伴って凸部310が矢印S20,S21で示す方向に移動した場合であっても凸部310の一部がセンシング部121と対向するようになる。したがって、凸部310の回転に伴うバイアス磁界の磁気ベクトルの変化を適切に維持することができるため、ひいては凸部310が上記回転位置P2に近接しているか否かの適切な検出を維持することができるようになる。
(4) The
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記実施形態では、一組のMRセンサ131,132の出力電圧Va,Vbの差分値(Vb−Va)に対して「0」の値を閾値として設けるようにしたが、検出したい凸部310の回転位置によっては適宜、「0」の値以外の値を閾値として設けるようにしてもよい。
In addition, the said embodiment can also be implemented with the following forms which changed this suitably.
In the above embodiment, the value “0” is provided as the threshold value for the difference value (Vb−Va) between the output voltages Va and Vb of the pair of
・上記実施形態では、一組のMRセンサ131,132の出力電圧Va,Vbの差分値(Vb−Va)に基づいて凸部310の回転位置を検出するようにしたが、例えば差分値(Va−Vb)に基づいて凸部310の回転位置を検出するようにしてもよい。
In the above embodiment, the rotational position of the
・上記実施形態では、回路基板130上に一組のMRセンサ131,132を設けるようにしたが、フェールセーフを目的として、例えば更に一組のMRセンサを回路基板130に設けるようにするなど、一組のMRセンサの数を増やしてよい。
In the above embodiment, a set of
・上記実施形態では、一組のMRセンサ131,132を、一つの回路基板130上に設けるようにしたが、これら一組のMRセンサ131,132ごとに回路基板を各別に用意した上で、これら回路基板上にそれぞれ設けるようにしてもよい。
In the above embodiment, a set of
・上記実施形態では、樹脂部材によってバイアス磁石140と一組のMRセンサ131,132とを一体に形成するようにしたが、バイアス磁石140と一組のMRセンサ131,132とを各別にケース307に取り付けるようにしてもよい。
In the above embodiment, the
・上記実施形態では、一組のMRセンサ131,132を、それぞれハーフブリッジ回路として構成するようにしたが、フルブリッジ回路として構成するようにしてもよい。
・上記実施形態では、本発明にかかる近接スイッチを、車両の手動変速機に設けられるニュートラル検出スイッチに適用するようにしたが、例えば運転者による操作レバーの各種操作を通じてヘッドライトのオン/オフやターンシグナルランプのオン/オフ等、各種車載機器のスイッチングを操作するレバースイッチ装置にも適用することも可能である。すなわち、このレバースイッチ装置では、操作レバーの回転位置を検出するための装置として本発明にかかる近接スイッチを適用することが可能である。要は、所定の中心軸の周りを回動する可動部材を被検出体とするものであれば、本発明は同様に適用することが可能である。
In the above embodiment, the pair of
In the above embodiment, the proximity switch according to the present invention is applied to the neutral detection switch provided in the manual transmission of the vehicle. For example, the headlight is turned on / off through various operations of the operation lever by the driver. The present invention can also be applied to a lever switch device that operates switching of various in-vehicle devices such as turning on / off of a turn signal lamp. That is, in this lever switch device, the proximity switch according to the present invention can be applied as a device for detecting the rotational position of the operation lever. In short, the present invention can be similarly applied as long as a movable member that rotates around a predetermined central axis is a detection target.
・上記実施形態では、被検出体としての凸部310を中心軸m1に沿った方向に延設するようにしたが、この凸部310の延設方向の長さについては、同凸部310の中心軸m1に沿った方向の移動距離に応じて適宜短く設定したり、あるいは長く設定したりすることは可能である。
(付記)
次に、上記実施形態及びその変形例から把握できる技術的思想について追記する。
In the above embodiment, the
(Appendix)
Next, a technical idea that can be grasped from the above embodiment and its modifications will be additionally described.
(イ)請求項1〜3のいずれか一項に記載の近接スイッチにおいて、前記中心軸を中心として回転可能であるとともに、同中心軸に沿って移動可能なシャフトを更に備え、前記被検出体が、前記シャフトの外周面に設けられるとともに、前記中心軸に沿って延設される凸部として形成されてなることを特徴とする近接スイッチ。例えば所定の中心軸を中心に回動するシャフトの外周面に被検出体を設けるようにすれば、上述のような所定の中心軸の周りを回動するといった運動を被検出体に付与することも容易となる。ただし、このシャフトがその中心軸の方向に沿っても移動可能である場合、同シャフトの中心軸に沿った方向への移動に伴って被検出体も同方向に移動してしまうため、被検出体が磁気抵抗効果センサ及び磁石の配設位置から離間してしまうといった状況が生じ得る。そして、こうした状況下では、上記被検出体の回転に伴うバイアス磁界の磁気ベクトルの変化が微弱となり、ひいては被検出体の回転位置を適切に検出することができなくなるおそれがある。この点、同構成によれば、たとえシャフトが中心軸に沿った方向に変位したとしても、延設される被検出体の部分の一部が上記磁気抵抗効果センサ及び磁石に接近するようになるため、同被検出体の位置の適切な検出を維持することができるようになる。
(A) The proximity switch according to any one of
(ロ)請求項1〜3及び付記イのいずれか一項に記載の近接スイッチにおいて、前記磁石と前記一組の磁気抵抗効果センサとが一体に形成されてなることを特徴とする近接スイッチ。前述のように、一組の磁気抵抗効果センサには、被検出体の回転軌跡の法線に直交するとともに同法線から一組の磁気抵抗効果センサのそれぞれに向かう方向に指向される磁気ベクトルを付与する必要があるため、同一組の磁気抵抗効果センサと磁石との間の相対的な位置を正確に設定する必要がある。この点、同構成によるように、磁石と一組の磁気抵抗効果センサとを一体に形成するようにすれば、これらの間に相対的な位置ずれが生じることを抑制することができるようになるため、その実現も容易となる。
(B) The proximity switch according to any one of
120,305…ニュートラル検出スイッチ、121…センシング部、130…回路基板、131…第1の磁気抵抗効果センサ(MRセンサ)、131a,131b,132a,132b…磁気抵抗素子、131b…磁気抵抗素子、132…第2の磁気抵抗効果センサ(MRセンサ)、140…バイアス磁石、141…凹部、200…シフト装置、201…案内溝、201a,201b,201c,201d…溝、202…ケース、210…操作レバー、300…手動変速機、301…セレクトレバー、301a…セレクトケーブル、302…シフトレバー、302a…シフトケーブル、303…ブラケット、304…チェンジシャフト、305a…センシング部材、306…カム部材、306a…突出部、307…ケース、307a…ねじ孔、310…凸部。 DESCRIPTION OF SYMBOLS 120,305 ... Neutral detection switch, 121 ... Sensing part, 130 ... Circuit board, 131 ... 1st magnetoresistive effect sensor (MR sensor), 131a, 131b, 132a, 132b ... Magnetoresistive element, 131b ... Magnetoresistive element, 132: second magnetoresistive sensor (MR sensor), 140: bias magnet, 141: recess, 200: shift device, 201: guide groove, 201a, 201b, 201c, 201d ... groove, 202: case, 210 ... operation Lever, 300 ... manual transmission, 301 ... select lever, 301a ... select cable, 302 ... shift lever, 302a ... shift cable, 303 ... bracket, 304 ... change shaft, 305a ... sensing member, 306 ... cam member, 306a ... projecting Part, 307 ... case, 307a ... screw , 310 ... convex portion.
Claims (3)
前記一組の磁気抵抗効果センサは、前記被検出体の回転軌跡と前記法線とが交わる点を基準位置として、
a.前記法線に直交するとともに同法線から該センサに向かう方向に指向された磁気ベクトルが付与されているとき、ブリッジ回路の中点電位よりも小さい出力電圧を示し、前記被検出体が前記基準位置まで変位して、付与される前記磁気ベクトルの向きが同被検出体の方向に変化したとき、ブリッジ回路の中点電位よりも大きい出力電圧を示す第1の磁気抵抗効果センサ、及び、
b.前記法線に直交するとともに同法線から該センサに向かう方向に指向された磁気ベクトルが付与されているとき、ブリッジ回路の中点電位よりも大きい出力電圧を示し、前記被検出体が前記基準位置まで変位して、付与される前記磁気ベクトルの向きが同被検出体の方向に変化したとき、ブリッジ回路の中点電位よりも小さい出力電圧を示す第2の磁気抵抗効果センサ、
といった2つの磁気抵抗効果センサからなり、これら第1及び第2の磁気抵抗効果センサのそれぞれの出力電圧の差分値に基づいて前記被検出体の前記基準位置への接近を検知する
ことを特徴とする近接スイッチ。 A to-be-detected body made of a magnetic material and rotating around a predetermined central axis and a magnetoresistive element are bridge-connected, and the resistance value of the element changes according to the direction of the applied magnetic vector. As a result, the output voltage changes, and a set of magnetoresistive effect sensors arranged symmetrically with respect to the normal line of the rotation locus of the detected object, and a bias magnetic field is applied to the set of magnetoresistive effect sensors. A magnet that is perpendicular to the normal line and that is directed in a direction from the normal line to each of the pair of magnetoresistive effect sensors. Prepared,
The set of magnetoresistive effect sensors has, as a reference position, a point where a rotation locus of the detected object and the normal line intersect,
a. When a magnetic vector that is orthogonal to the normal and directed in the direction from the normal to the sensor is applied, the output voltage is smaller than the midpoint potential of the bridge circuit, and the detected object is the reference A first magnetoresistive sensor that exhibits an output voltage that is greater than the midpoint potential of the bridge circuit when the orientation of the magnetic vector applied is changed to the direction of the detected object after being displaced to a position; and
b. When a magnetic vector that is orthogonal to the normal and directed in the direction from the normal to the sensor is applied, the output voltage is greater than the midpoint potential of the bridge circuit, and the detected object is the reference A second magnetoresistive sensor that exhibits an output voltage that is smaller than the midpoint potential of the bridge circuit when the direction of the applied magnetic vector is changed to the direction of the detected object after being displaced to a position;
And the proximity of the detected object to the reference position is detected based on the difference value between the output voltages of the first and second magnetoresistive sensors. Proximity switch.
請求項1に記載の近接スイッチ。 The proximity switch according to claim 1, wherein each of the pair of magnetoresistive effect sensors includes two magnetoresistive elements that form a half-bridge circuit, and forms a full-bridge circuit as a whole.
請求項1又は2に記載の近接スイッチ。 The magnet has an end portion between the pair of magnetoresistive effect sensors, extends in a direction away from the reference position along the normal line, and the pair of magnetoresistive effect sensors. A section formed in a U-shape in which a recess is formed from the end located on the side to the center thereof, and the portion where the recess is formed becomes an N pole, and is on the side opposite to the portion where the recess is formed The proximity switch according to claim 1, wherein the portion has a magnetization direction in which the portion becomes an S pole.
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