JP4965599B2 - コンセント - Google Patents
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Description
請求項1又は請求項2に記載の発明は、栓刃が突出する面である前面と前記栓刃の挿入方向に対して前記前面とは反対側の面である背面とを有するプラグケースを備えるプラグの前記栓刃が挿入される栓刃挿入口が形成される挿入面を有するとともに同プラグに電力を供給するコンセント本体を備えるコンセントにおいて、当該コンセントには、前記コンセント本体に設けられるとともに前記挿入面における前記プラグが挿入される表面側から前記栓刃挿入口を覆うことにより閉状態とする動作及び前記栓刃挿入口から離間することにより開状態とする動作を行う扉体を有し、前記扉体には、前記プラグの栓刃が前記栓刃挿入口に挿入されたときに、前記栓刃が前記栓刃挿入口に挿入された状態を保持する保持部が設けられることを要旨とする。
(1)とくに、請求項1に記載の発明は、前記コンセント本体の前記挿入面には、前記プラグの挿入方向の奥側に向かい凹む凹部が設けられ、前記凹部には、前記栓刃挿入口が設けられる底面と、前記底面を取り囲む側面とが設けられ、前記プラグの栓刃が前記栓刃挿入口に挿入されたときに、前記プラグは前記側面に近接し、前記扉体が閉状態となるときに、前記保持部が前記凹部に収納され、前記扉体には、前記栓刃挿入口の全体を覆う扉本体が設けられ、前記保持部には、前記プラグの挿入方向の手前側から奥側に向かうにつれて前記扉本体からの突出量が増加する傾斜部が設けられ、前記プラグの栓刃を前記栓刃挿入口に挿入するとき、前記傾斜部と前記プラグとが当接することにより前記扉体が前記栓刃挿入口から離間する方向に移動し、当該コンセントには、前記扉体が前記栓刃挿入口に向かい付勢する付勢手段が設けられ、前記付勢手段は、前記プラグの栓刃が前記栓刃挿入口に挿入されたときに、前記保持部が前記プラグに当接した状態を維持するように付勢するとともに、前記プラグの栓刃が前記栓刃挿入口に挿入されていないときに、前記扉体が前記栓刃挿入口を閉状態に維持するように付勢することを要旨とする。
この発明によれば、プラグが凹部の側面と近接することにより、プラグの栓刃を栓刃挿入口に挿入するときにおいて、使用者の手の指が栓刃に触れることを抑制することができるようになる。したがって、使用者の手が栓刃に触れることによる感電を抑制することができる。ここで「近接」とは、凹部の側面とプラグとの間に使用者の指が入らない程度の距離をいう。
また、保持部を収納するスペースがコンセント本体に設けられていない場合、保持部がコンセント本体に当接することにより、扉体が閉状態とするときに扉体とコンセント本体との間に空間が形成されてしまい、その空間から水が侵入してしまう場合がある。また、保持部を収納するためのスペースを凹部とは別にコンセント本体に設けた場合、コンセント本体の構成が複雑となり、コンセントが大型化してしまうこととなる。その点において、本発明では、凹部に保持部が収納される構成であるため、扉体とコンセント本体との間の空間の形成を抑制することができる。その上、凹部が保持部を収納するスペースを兼ねるため、コンセント本体に別途保持部を収納するためのスペースを省略することができ、コンセントの大型化を抑制することができる。
また、この発明によれば、保持部に傾斜形状に形成された傾斜部が設けられることにより、プラグと傾斜部とが当接するときには、プラグが挿入されるにつれて扉体が栓刃挿入口から離間する方向に移動することとなる。したがって、傾斜部がプラグのコンセントへの挿入を阻害することを抑制することができる。その結果、プラグの栓刃を栓刃挿入口に挿入するときに、保持部に対するプラグの挿入方向への移動を円滑に行うことができるようになり、プラグをコンセントへ挿入する作業が容易となる。
また、この発明によれば、付勢手段により保持部がプラグに当接した状態を維持するため、外部衝撃等により保持部がプラグに対して離間しようとしても付勢手段により保持部はプラグに向かい付勢されることとなる。したがって、保持部がプラグに対して離間することに起因した抜止機能の低下を抑制することができる。
その上、付勢手段の作用により扉体が閉状態を維持することができるため、扉体を開状態にした後において、扉体の閉め忘れを回避することができる。したがって、プラグがコンセントに対して挿入されていない状態において、水等が栓刃挿入口に侵入する確率を低減することができる。以上により、本発明の構成によれば、保持部がプラグに対して離間することに起因した抜止機能の低下の抑制と、水等の栓刃挿入口への侵入の確率の低減とを両立することができるようになる。
(2)とくに、請求項2に記載の発明は、前記扉体が閉状態において、前記保持部は、前記栓刃挿入口の周縁の全周に亘り当接することにより、前記栓刃挿入口を塞ぐことを要旨とする。
この発明によれば、扉体が閉状態において保持部が栓刃挿入口の周縁に当接することにより、爪部が栓刃挿入口の蓋の役割を果たすことになる。したがって、プラグがコンセントに挿入されていない状態において、コンセントの防水性能を向上させることができる。
この発明によれば、接触部がプラグケースの背面に接触することにより、プラグが挿入方向の手前側、即ちプラグの栓刃が栓刃挿入口に対して抜ける方向への移動が規制されることになる。したがって、抜止機能の低下をより一層抑制することができるようになる。
図1〜図8を参照して、本発明のコンセントを家屋等の造営物の造営面である外壁に取り付けられる屋外用コンセントとして具体化した第1の実施形態について説明する。
図2に示すように、コンセントブロック20は、ボディ10の枠体部11よりも前後方向の前方に配置されているとともにカバー部12内に収納されている。そして、コンセントブロック20の一部は、カバー部12の鉛直方向の下方に設けられた貫通孔である挿通口12aに挿入されている。具体的には、コンセントブロック20のコンセントケース21の側面の全周に亘りに設けられた突起状の係合部21dが挿通口12aの周縁と当接した状態において、コンセントケース21の係合部21dより先端側の挿入部21eが挿通口12aに挿入されることにより、カバー部12に対してコンセントブロック20が配置されている。
この扉体3は、回転機構4によりプラグ5(図7参照)が栓刃挿入口21aに挿入されていないときには、挿通口12a(挿入面21g)を鉛直方向の下方より覆うように動作する(以下、このような扉体3が挿通口12aを鉛直方向の下方より覆う状態を「閉状態」という。)。具体的には、この扉体3が閉状態のときには、扉体3は、挿入口12a(挿入面21g)におけるプラグ5が屋外用コンセント1に挿入される挿入方向の前面12A側(即ち挿入面21gの表面側)より栓刃挿入口21aを覆う態様となる。
まず、図2、図4及び図5を参照して、プラグ5の栓刃5aが栓刃挿入口21aへ挿入されていないとき、即ち扉体3が閉状態における扉体3の態様について説明する。
図6に示すように、プラグ5の栓刃5aを栓刃挿入口21aに挿入するときには、扉体3を図4及び図5に示す周壁部63と挿通口12aの周縁とが当接した状態から周壁部63を挿通口12aの周縁から離間させた状態にさせる。具体的には、使用者の手の指(不図示)によって、突起部62cを引っ掛けて、扉体3を鉛直方向の下方に移動させる。このとき、扉体3は、シャフト80を中心にして、鉛直方向の下方に回動する。ここで、栓刃挿入口21aは、プラグ5の栓刃5aのうちの一対の電源端子5a1(図7参照)が挿入される略長方形の電源端子挿入口21a2とプラグ5の栓刃5aのうちの接地端子5a2(図7参照)が挿入される略半円形状の接地端子挿入口21a3とにより構成されている。
コンセントブロック20に収納された刃受22は、プラグ5の各栓刃5aに対応して設けられている。具体的には、刃受22は、栓刃5aにおける一対の電源端子5a1のそれぞれを電源端子5a1の両側から挟む電源側刃受と、栓刃5aにおける接地端子5a2を接地端子5a2の両側から挟む接地側刃受とにより構成されている。電源側刃受及び接地側刃受のそれぞれは、電源端子5a1及び接地端子5a2を挟むときに、弾性変形する。そしてこの弾性変形に起因する復元力によって、電源側刃受及び接地側刃受は、電源端子5a1及び接地端子5a2のそれぞれを保持するようになる。
(1)本実施形態によれば、扉体3には、プラグ5の栓刃5aが栓刃挿入口21aに挿入されたときに、栓刃5aが栓刃挿入口21aに挿入された状態を保持する保持部70が設けられる構成としている。したがって、特許文献1のような従来の栓刃と刃受との間に抜け止め機構が設けられる構造と比較して、刃受が必要以上に弾性変形しないため、プラグ5の栓刃5aの栓刃挿入口21aへの挿抜の回数を多く行ったとしても刃受のばね性の低下を抑制することができる。したがって、プラグ5を屋外用コンセント1に対して挿抜する回数を増加させたとしても、栓刃5aが栓刃挿入口21aから挿入された状態を保持することができるようになる。
図10を参照して、本発明のコンセントを家屋等の造営物の造営面である外壁に取り付けられる屋外用コンセントとして具体化した第2の実施形態について説明する。本実施形態においては、第1の実施形態と比較して扉体3の保持部の形状が異なるのみであるため、同一部材には同一符号を付し、その説明を省略する。
(14)本実施形態によれば、プラグ5が屋外用コンセント1Aに挿入されたときに、後方傾斜部104がプラグケース5bの連結部5fに当接する構成である。したがって、コンセントケース21の凹部21fの底面21f1からプラグケース5bの背面5c(連結部5f)までの距離のばらつきがあったとしても、後方傾斜部104と連結部5fとの当接を維持することができる。その結果、上記ばらつきを生じたとしても、抜け止め機構の性能の低下を抑制することができるようになる。
図11を参照して、本発明のコンセントを家屋等の造営物の造営面である外壁に取り付けられる屋外用コンセントとして具体化した第3の実施形態について説明する。本実施形態においては、第1の実施形態と比較して扉体3の保持部の形状が異なるのみであるため、同一部材には同一符号を付し、その説明を省略する。
(15)本実施形態によれば、扉体3が閉状態となるときには、保持部110は電源端子挿入口21a2に挿入される構成としている。したがって、保持部110の爪部111が電源端子挿入口21a2の蓋の役割を果たすことになる。したがって、プラグ5が屋外用コンセント1Bに挿入されていない状態において、屋外用コンセント1Bの防水性能を向上させることができる。
本実施形態の屋外用コンセントは、上記各実施形態に限定されることなく、例えば以下の変更が可能である。また、以下の変形例は、上記各実施形態についてのみ適用されるものでなく、異なる変形例同士を互いに組み合わせて実施することもできる。
Claims (8)
- 栓刃が突出する面である前面と前記栓刃の挿入方向に対して前記前面とは反対側の面である背面とを有するプラグケースを備えるプラグの前記栓刃が挿入される栓刃挿入口が形成される挿入面を有するとともに同プラグに電力を供給するコンセント本体を備えるコンセントにおいて、
当該コンセントには、前記コンセント本体に設けられるとともに前記挿入面における前記プラグが挿入される表面側から前記栓刃挿入口を覆うことにより閉状態とする動作及び前記栓刃挿入口から離間することにより開状態とする動作を行う扉体を有し、
前記扉体には、前記プラグの栓刃が前記栓刃挿入口に挿入されたときに、前記栓刃が前記栓刃挿入口に挿入された状態を保持する保持部が設けられ、
前記コンセント本体の前記挿入面には、前記プラグの挿入方向の奥側に向かい凹む凹部が設けられ、
前記凹部には、前記栓刃挿入口が設けられる底面と、前記底面を取り囲む側面とが設けられ、
前記プラグの栓刃が前記栓刃挿入口に挿入されたときに、前記プラグは前記側面に近接し、
前記扉体が閉状態となるときに、前記保持部が前記凹部に収納され、
前記扉体には、前記栓刃挿入口の全体を覆う扉本体が設けられ、
前記保持部には、前記プラグの挿入方向の手前側から奥側に向かうにつれて前記扉本体からの突出量が増加する傾斜部が設けられ、
前記プラグの栓刃を前記栓刃挿入口に挿入するとき、前記傾斜部と前記プラグとが当接することにより前記扉体が前記栓刃挿入口から離間する方向に移動し、
当該コンセントには、前記扉体が前記栓刃挿入口に向かい付勢する付勢手段が設けられ、
前記付勢手段は、前記プラグの栓刃が前記栓刃挿入口に挿入されたときに、前記保持部が前記プラグに当接した状態を維持するように付勢するとともに、前記プラグの栓刃が前記栓刃挿入口に挿入されていないときに、前記扉体が前記栓刃挿入口を閉状態に維持するように付勢する
ことを特徴とするコンセント。 - 栓刃が突出する面である前面と前記栓刃の挿入方向に対して前記前面とは反対側の面である背面とを有するプラグケースを備えるプラグの前記栓刃が挿入される栓刃挿入口が形成される挿入面を有するとともに同プラグに電力を供給するコンセント本体を備えるコンセントにおいて、
当該コンセントには、前記コンセント本体に設けられるとともに前記挿入面における前記プラグが挿入される表面側から前記栓刃挿入口を覆うことにより閉状態とする動作及び前記栓刃挿入口から離間することにより開状態とする動作を行う扉体を有し、
前記扉体には、前記プラグの栓刃が前記栓刃挿入口に挿入されたときに、前記栓刃が前記栓刃挿入口に挿入された状態を保持する保持部が設けられ、
前記扉体が閉状態において、前記保持部は、前記栓刃挿入口の周縁の全周に亘り当接することにより、前記栓刃挿入口を塞ぐ
ことを特徴とするコンセント。 - 請求項1又は2に記載のコンセントにおいて、
前記保持部には、前記プラグケースの前記背面に接触する接触部が設けられる
ことを特徴とするコンセント。 - 請求項1を引用する請求項3に記載のコンセントにおいて、
前記接触部は、前記傾斜部より前記挿入方向の奥側において、前記傾斜部と連続するとともに前記プラグと接触する略L字形状に形成される
ことを特徴とするコンセント。 - 請求項2に記載のコンセントにおいて、
前記扉体は、前記栓刃挿入口を覆う略平板状の扉本体を備え、
前記保持部には、前記プラグの挿入方向の手前側から奥側に向かうにつれて前記扉本体からの突出量が増加する傾斜部が設けられ、
前記プラグの栓刃が前記栓刃挿入口に挿入されたとき、前記プラグと前記傾斜部とが接触することにより、前記栓刃が前記栓刃挿入口に挿入された状態を保持する
ことを特徴とするコンセント。 - 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のコンセントにおいて、
前記扉体は、前記プラグの栓刃が前記栓刃挿入口に挿入されたときに、前記プラグの側面の少なくとも一部を覆う
ことを特徴とするコンセント。 - 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のコンセントにおいて、
前記コンセント本体が壁面に取り付けられた状態において、前記栓刃挿入口が鉛直方向の略下方に向かい開口し、
前記コンセント本体には、前記扉体の回動中心となるシャフトが設けられ、
前記扉体は、前記シャフトを中心に前記壁面に対して前方から後方に向かうにつれて鉛直方向の下方に向かい回動する
ことを特徴とするコンセント。 - 請求項1に記載のコンセントにおいて、
前記扉体及び前記コンセント本体の少なくとも一方には、前記栓刃挿入口を取り囲む態様にて弾性部材が設けられ、
前記扉体が閉状態となるときに、前記弾性部材は前記コンセント本体における前記栓刃挿入口を取り囲む周縁に圧縮した状態にて当接する
ことを特徴とするコンセント。
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