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JP4977191B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents
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JP4977191B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技領域と遊技領域の周囲の非遊技領域とを有した遊技盤の前面側に、製造番号や製造会社名等を記載した証紙が貼付されるパチンコ遊技機に関する。
従来、製造番号や製造会社名等を記載した証紙は、非遊技領域に貼付されていた。この証紙は、遊技盤の前面枠の小窓から見えるように、遊技盤右下の非遊技領域に、貼付されたり、受け皿の下部ユニットの小窓から見えるように、遊技盤右下の非遊技領域に、貼付される場合があった(例えば、特許文献1,2参照)。さらに、正面から目視できるように、ガイドレールの右外側の非遊技領域に、スペックや賞球数等の表示ラベルとともに、貼付されたり、あるいは、ガラス枠の小窓から見えるように、遊技盤の左右の上隅や右下隅の非遊技領域に、証紙が貼付されるものもあった(例えば、特許文献3,4参照)。
なお、この証紙は、製造番号を表示した製造番号表示欄と製造会社名を表示した会社名表示欄とを相互に離れた両端側に配置させ、製造番号表示欄と会社名表示欄との間に、日本遊技機工業組合の組合証を表示した組合証表示欄を配置させて構成されていた(例えば、特許文献3参照)。
特開2009−219939号公報 特開2007−312815号公報 特開2005−329029号公報 特開2002−085757号公報
しかし、従来のパチンコ遊技機では、遊技領域の周囲の非遊技領域に、証紙が貼付される構成であり、その貼付スペースの確保のために、逆に、遊技領域を狭めることになっていた。また、前面枠や下部ユニット等の小窓から証紙を見る構造では、小窓の開口位置自体が、証紙から前方に離れており、証紙の見易さの点で、課題があった。さらに、現在、液晶表示部が拡大される傾向にあって、一層、遊技領域を小さくしてしまう要因が発生していた。
そのため、前方側から容易に目視できるように証紙を貼付する構成としても、遊技領域を広く確保できるパチンコ遊技機が要望されていた。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、前方側から容易に目視できるように証紙を貼付する構成としても、遊技領域を広く確保できるパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
本発明に係るパチンコ遊技機は、遊技領域と遊技領域の周囲の非遊技領域とを有した遊技盤の前面側に、証紙が貼付され、
証紙が、製造番号を表示した製造番号表示欄と製造会社名を表示した会社名表示欄とを相互に離れた両端側に配置させ、製造番号表示欄と会社名表示欄との間に、組合証を表示した組合証表示欄を配置させて構成されるパチンコ遊技機であって、
証紙が、遊技機の前方側から目視可能として、遊技領域に対して前後方向に沿った後方側で重なり、かつ、遊技領域側と非遊技領域側とに跨って、貼付され、
証紙の前方側における遊技領域と非遊技領域との境界部位に、遊技球と摺接して遊技球を遊技領域内に留める区画壁面が配設され、
区画壁面が、製造番号表示欄と会社名表示欄とを分断するように、組合証表示欄の前方側に、配設されていることを特徴とする。
本発明に係るパチンコ遊技機では、証紙が、製造番号表示欄と会社名表示欄との一方を、遊技領域の後方側に配置させており、遊技球の転動する遊技領域を狭めることなく、証紙を配置できる。すなわち、遊技領域を狭めるような、遊技盤の非遊技領域側に証紙の貼付領域を広く確保しなくともよいことから、遊技領域の面積を狭めることなく、証紙を配置できる。また、本発明に係るパチンコ遊技機では、遊技機のガラス扉のガラス等の透明材を介在させて、遊技機の前方側から目視可能として、証紙が配設されており、証紙が遊技領域側と非遊技領域側とに跨って配設されても、証紙全体を、前方側から容易に目視できる。
さらに、区画壁面を前方側で重ならせている組合証表示欄は、証紙毎に同じであり、組合証表示欄が、区画壁面によって、細部まで目視できなくとも、その表示の確認は、容易に行える。そして、区画壁面と重ならない製造番号表示欄や会社名表示欄の重要な製造番号や製造会社名は、細部まで、容易に目視できることから、証紙の貼付目的は、阻害されない。
さらにまた、証紙は、その全体を遊技領域側に配設する訳ではなく、製造番号表示欄と会社名表示欄との一方の証紙全体の略半分の面積を遊技領域側に配設させるだけであって、極力、遊技領域の意匠性を損なわない。
そして、本発明に係るパチンコ遊技機では、証紙の製造番号表示欄を、遊技領域側に配設することが望ましい。このような構成では、遊技機毎に必ず相違することとなって重要となる製造番号の記載を含んだ製造番号表示欄が、ガラス扉のガラスを介在させて容易に目視できる遊技領域側に、配設されていることから、区画壁面に邪魔されることなく、簡単かつ確実に目視できる。そのため、上記のような構成では、証紙の製造番号表示欄を非遊技領域側に配設する場合に比べて、製造番号表示欄の記載内容を確認し易く、好ましい。
また、本発明に係るパチンコ遊技機では、証紙の前面側には、証紙のめくれ、汚れ、擦れ等の防止のために、遊技領域を転動する遊技球との直接接触を防止する透明な保護層を、配設することが望ましい。なお、この場合の透明は、無色透明の他、証紙の表示内容を目視できれば、青色や黄色等の有色透明であっても良い。
そして、この場合、本発明に係るパチンコ遊技機では、証紙を貼付する貼付台部と、
保護層を構成する透明な形状保持性を有した板状のカバー本体部、及び、区画壁面を有してカバー本体部から前方側に突出する突出部、を有したカバープレートと、
証紙を貼付させた貼付台部とカバープレートとを一体的に組み付けて遊技盤に取着可能な取着ベース部と、
を有した証紙組付体を設け、
証紙を貼付した貼付台部を組み付けた状態の証紙組付体を、遊技盤に取着させることにより、証紙を遊技機に貼付(配設)させることが望ましい。
このような構成では、証紙を貼付した貼付台部とカバープレートとを取着ベース部に組み付けて形成した証紙組付体を、取着ベース部を利用して、遊技盤に取着させれば、証紙を遊技機に配設することができる。そのため、証紙を貼付させた貼付台部を組み付けた証紙組付体を、予め、準備しておけば、パチンコホールにおいて、証紙以外の部位が完成しているパチンコ遊技機に対し、後付けとして、簡単に、証紙組付体ごと、証紙を取り付けることができる。そして、例えば、工場から出荷したパチンコ遊技機が輸送中に故障しても、容易に、現場において、適正機種に対し、証紙組付体ごと、対応する証紙を貼付(配設)することができる。勿論、カバープレートには、区画壁面を有した突出部が配設されており、遊技領域側と非遊技領域側とに跨る貼付領域に証紙を後付けで配設することとしても、遊技球を、区画壁面に規制させて、安定して、遊技領域内に留めることができる。
さらに、この場合、カバープレートを、突出部を含めて透明材料から形成すれば、証紙を遊技領域側と非遊技領域側とに跨がせて配設させる構成としても、カバープレートの突出部自体も透明であることから、区画壁面越しに見ても、証紙の非遊技領域側に配置される部位(会社名表示欄若しくは製造番号表示欄や組合証表示欄)を、容易に目視することができる。
本発明に係るパチンコ遊技機では、前方側から容易に目視できるように証紙を貼付する構成としても、遊技領域を広く確保することができる。
本発明に係る一実施形態のパチンコ遊技機の概略正面図である。 実施形態のパチンコ遊技機の証紙付近を示す概略部分拡大正面図である。 実施形態のパチンコ遊技機の証紙付近の概略縦断面図であり、図2のIII−III部位に対応する。 実施形態のパチンコ遊技機の証紙付近を示す概略部分分解斜視図である。 実施形態の変形例を示す概略部分分解斜視図である。
(実施形態)
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態のパチンコ遊技機(以下、単に遊技機と略す)1は、図1に示すように、外枠(機枠)2に、遊技盤12を設けた中枠(内枠)11と、中枠11の前面側に位置してガラス扉4を設けたガラス枠ユニット(前面扉ユニット)3と、を、開き可能に取り付けて構成されている。ガラス枠ユニット3には、下部側に、球受け部6を設けた皿ユニット部5が設けられている。皿ユニット部5には、遊技球を遊技盤12の遊技領域17に打ち出すために操作するハンドル7や皿球抜きボタン8、通路球抜きボタン9、演出ボタン10が配設されている。
遊技盤12は、外側レール13や内側レール14、あるいは、右縁側の区画壁面15、に囲まれて遊技球が転動する遊技領域17と、遊技領域17の周囲の遊技球の転動しない非遊技領域18と、を備えて構成されている。遊技領域17の中央部には、センター装飾部材20が配設され、センター装飾部材20の内側に、画像表示器21の表示画面21aが配設されている。
遊技領域17のセンター装飾部材20の周囲には、図示しない釘、風車23、普通入賞口24、賞球の無い入賞口(ゲート)25、第1始動口26、第2始動口(電動チューリップ)27、大入賞口(アタッカー)28、アウト口29等の公知の部材が配設されて、ハンドル7を操作し、遊技球を外側レール13と内側レール14との間から遊技領域17に打ち出せば、遊技球は、普通入賞口24、ゲート25、第1始動口26、第2始動口27、大入賞口28、アウト口29のいずれかに入球する。そして、遊技球が、普通入賞口24、第1始動口26、開放時の第2始動口27や大入賞口28に入賞すれば、所定数の遊技球を獲得でき、ゲート25を通過すれば、抽選により第2始動口27を所定時間若しくは所定回数開放させることとなる。また、遊技球が、第1始動口26や開放時の第2始動口27に入賞すれば、抽選により、大当たり、中当たり、小当たり等の当たりや外れが決定され、当たりとなれば、大入賞口28を、その当たりに応じて開放時間、開放回数、入賞個数等を制限して、開放することとなる。これらの作動や遊技フローは、公知のものであり、遊技盤12の背面側(後面側)に配置された図示しないメイン制御基板が、入賞時のセンシングに基づき、各種の作動信号を出力し、そして、メイン制御基板からの当たりや外れ等の抽選結果に基づいて、図示しないサブ制御基板が、所定数の遊技球を払い出したり、所定のランプ38やスピーカ39等を作動させつつ、所定の演出を画像表示器21に表示することとなる。
また、非遊技領域18における遊技盤12の右下隅には、図柄表示エリア30が設けられている。図柄表示エリア30には、図2に示すように、第1始動口26への入賞を契機に画像表示器21による装飾図柄の変動表示と同期して第1特別図柄を変動表示する第1特別図柄表示器31、第2始動口27への入賞を契機に画像表示器21による装飾図柄の変動表示と同期して第2特別図柄を変動表示する第2特別図柄表示器32、第1始動口26へ入賞した遊技球Bの保留球数を最大4個まで表示する第1特別図柄保留ランプ33、第2始動口27へ入賞した遊技球Bの保留球数を最大4個まで表示する第2特別図柄保留ランプ34、遊技球Bがゲート25を通過したことを契機に普通図柄を変動表示する普通図柄表示器35、ゲート25を通過した遊技球Bの保留球数を最大4個まで表示する普通図柄保留ランプ36、が配設されている。
そして、実施形態の遊技機1では、図1,2に示すように、遊技盤12の図柄表示エリア30の上方における遊技領域17側と非遊技領域18側とに跨るエリアを、証紙43を配設する貼付領域41としている。さらに、この貼付領域41に配設された証紙43は、遊技領域17に対し、前後方向に沿った後方側で重なり、かつ、遊技盤12の前面12aと連なるように、配設されている。実施形態の場合、この貼付領域41には、証紙43を貼付した状態で遊技盤12に取着された証紙組付体48が、配設されている。
なお、実施形態の遊技機1では、ガラス扉4におけるガラス4bを保持した枠本体4aが、貼付領域41の前方側において、ガラス4bの露出エリアを広げるように、右方側に凹む凹部4aaを備えている。そのため、実施形態の場合、凹部4aaの開口を含めた凹部4aa付近をガラス扉4の透視部位4cとして、貼付領域41の証紙43は、透視部位4cのガラス4bを介在させて、遊技機1の前方側から目視されることとなる。さらに、実施形態の場合、証紙43は、ガラス4bの他、証紙43の前面を覆う後述する透明なカバープレート51も介在させて、遊技盤12の前方側から目視されることとなる。
証紙43は、図2,4に示すように、正面側(前面側)に、製造番号44a、組合証45a、製造会社名46a等の遊技機情報を記載して構成されている。そして、実施形態の場合、製造番号44aを記載した製造番号表示欄44、製造会社名46aを記載した会社名表示欄46、及び、日本遊技機工業組合の組合証45aを記載した組合証表示欄45が、配設されている。実施形態の場合、製造番号表示欄44には、製造時期44bも記載され、また、会社名表示欄46には、適宜、新台か否かの記号も表示される。そして、製造番号表示欄44と会社名表示欄46とは、組合証表示欄45を間にした両端に配設されている。この証紙43では、少なくとも、製造番号44aが、遊技機1の一台ごとに相違することとなって、製造番号表示欄44の記載が、最も、重要となる。なお、証紙43の記載内容としては、組合証45aが証紙43毎に同じであることから、製造会社名46aを記載する会社名表示欄46が、製造番号表示欄44についで、証紙43毎の識別機能として、重要となる。
そして、この証紙43は、裏面側に塗布された粘着剤により、貼付台部50の前面の貼付面50aに貼付されている(図3参照)。さらに、実施形態の場合には、証紙43は、製造番号表示欄44と会社名表示欄46とを左右方向に沿って配置させるとともに、製造番号表示欄44を、遊技領域17内の左縁側に配置させるように、横向きに配設されている。
証紙組付体48は、図2〜4に示すように、ABS樹脂、ポリアセタール、ポリカーボネイト、アクリル等の合成樹脂から形成されて、実施形態の場合、取着ベース部49、貼付台部50、及び、カバープレート51、の三部品から構成されている。また、カバープレート51は、透明材料から形成されているものの、取着ベース部49と貼付台部50とは、不透明な合成樹脂材料等から形成されている。
そして、取着ベース部49は、若干前方へ突出しつつ遊技盤12の前面12aと連なるような縦長の略長方形板状として、前面側に貼付台部50を当てて載せる載置面49aを備え、載置面49aの外周縁には、貼付台部50の外周を囲むように、リブ49bが前方側に突設されている。また、取着ベース部49の載置面49aにおける上下の縁側付近と左方の縁側付近とには、貼付台部50のずれ防止用の挿入孔49c,49d,49eが、前後方向に貫通されている。さらに、取着ベース部49の上下のリブ49b付近には、カバープレート51を取り付ける係止孔49f,49gが、前後方向に貫通されている。
取着ベース部49の背面側(後面側)には、取着手段47としての棒状の取着片47aが、上下に離れて、後方側に突設されて配設されている。取着手段47は、これらの取着片47aと、遊技盤12に設けられて前後方向に貫通する取着孔47cと、から構成されている。取着片47aには、取着孔47cに嵌挿された際に、取着孔47cの内周面に係止されて抜け止めを図る複数の円盤状の係止リップ部47bが、配設されている。
貼付台部50は、前面側を証紙43の貼付用の貼付面50aとする縦長の略長方形板状としている。貼付台部50の背面側には、取着ベース部49の各挿入孔49c,49d,49eに挿入される略四角柱状の係止突起50b,50c,50dが後方に突設されている。係止突起50b,50c,50dは、対応する挿入孔49c,49d,49eに挿入されて、貼付台部50の取着ベース部49に対する上下左右へのずれ移動を、規制することとなる。
カバープレート51は、透明なポリカーボネイトやアクリル等の合成樹脂から形成され、貼付台部50の前面側に配置されて長方形板状のカバー本体部52と、カバー本体部52の前面52a側から前方に突出する突出部53と、を備えて構成されている。
カバー本体部52は、貼付台部50に貼付された証紙43のめくれ、汚れ、擦れ等を防止するように、証紙43の遊技球Bとの直接接触を防止する保護層としての役目を果たすものである。そのため、カバー本体部52は、証紙43の前方側を覆って、前面52aを遊技球Bの通過スペースS(遊技領域17)の後方側に露出させている。カバー本体部52の後面側には、取着ベース部49の上下の係止孔49f,49gに挿入されて、取着ベース部49に係止される係止脚52b,52dが後方側に突設されている。係止脚52bは、取着ベース部49の上縁側の係止孔49fに挿入されて、取着ベース部49の後面側における係止孔49fの周縁に係止される係止鉤52cを備え、係止脚52dは、取着ベース部49の下縁側の係止孔49gに挿入されて、取着ベース部49の後面側における係止孔49gの周縁に係止される係止鉤52eを備えて構成されている。
カバープレート51の突出部53は、正面から見て略J字形に曲がる帯板状に形成され、遊技領域17と非遊技領域18とを区画するとともに、遊技球Bと摺接して遊技球Bを遊技領域17内に留める区画壁面53aを、曲がった弧面の内周側に配設させて、構成されている。実施形態の場合、区画壁面53aは、遊技盤12の右縁側における遊技領域17と非遊技領域18とを区画するように、外側レール13の内周面に連なる区画壁面15の一部を構成するもので、上端側から下方側にかけて、区画壁面15のアウト口29側の下部15a側に連なるように、湾曲して形成されている。
そして、この証紙組付体48では、まず、貼付台部50の貼付面50aに、証紙43を貼付する。ついで、貼付台部50の各係止突起50b,50c,50dを取着ベース部49の対応する挿入孔49c,49d,49eに挿入させつつ、貼付台部50を、取着ベース部49の載置面49aに当てて載せる。その後、カバープレート51の係止鉤52eを係止孔49gの下縁側の後面周縁に当てるように、係止脚52dを係止孔49gに挿入させ、さらに、係止鉤52c側を撓ませつつ係止脚52bを係止孔49fに挿入させて、係止鉤52cを係止孔49fの上縁側の後面周縁に係止させる。すると、カバープレート51のカバー本体部52が証紙43を覆い、かつ、貼付台部50が取着ベース部49の載置面49aとカバー本体部52との間で挟持された状態で、カバープレート51が取着ベース部49に取り付けられて、証紙組付体48の組み付けが完了することとなる。
なお、証紙組付体48は、組付完了時に、取着ベース部49のリブ49bの前端を、カバープレート51のカバー本体部52の前面52aと略面一とするように、設定されている。
証紙組付体48の組付完了後には、取着手段47としての取着ベース部49の各取着片47aを、遊技盤12の取着孔47cに挿入させて、取着孔47cの内周面に取着片47aの係止リップ部47bを撓ませて係止させれば、証紙組付体48が遊技盤12に取着されて、証紙43を貼付領域41に配置させることができる。
そして、遊技機1に配設された証紙43は、区画壁面53aが、証紙43の組合証表示欄45を左右に分断するように、配設されて、証紙43の製造番号表示欄44が、区画壁面53aの左方側で正面側(前面側)に露出されるように、配設され、会社名表示欄46が、区画壁面53aの右方側で露出されることとなる。換言すれば、区画壁面53aが、製造番号表示欄44と会社名表示欄46とを分断するように、組合証表示欄45の前方側に、配設されることとなる。
(実施形態の作用・効果)
(1)
以上のように、実施形態の遊技機1では、証紙43が、製造番号表示欄44と会社名表示欄46との一方(実施形態では、製造番号表示欄44)を、遊技領域17の後方側に配置させており、遊技球Bの転動する遊技領域17を狭めることなく、証紙43を配置できる。すなわち、遊技領域17を狭めるような、遊技盤12の非遊技領域18側に証紙43の貼付領域41を広く確保しなくともよいことから、遊技領域17の面積を狭めることなく、証紙43を配置できる。また、実施形態の遊技機1では、遊技機1のガラス扉4のガラス4bやカバープレート51の透明材を介在させて、遊技機1の前方側から目視可能として、証紙43が配設されており、証紙43が遊技領域17側と非遊技領域18側とに跨って配設されても、証紙43全体を、前方側から容易に目視できる。
したがって、実施形態の遊技機1では、前方側から容易に目視できるように証紙43を貼付する構成としても、遊技領域17を広く確保することができる。
(2)
また、区画壁面53aを前方側で重ならせている組合証表示欄45は、証紙43毎に同じであり、組合証表示欄45が、区画壁面53aによって、細部まで目視できなくとも、その表示の確認は、容易に行える。そして、区画壁面53aと重ならない製造番号表示欄44や会社名表示欄46の重要な製造番号44aや製造会社名46aは、細部まで容易に目視できることから、証紙43の貼付目的(遊技機1が適正か否かの識別機能)は、阻害されない。
(3)
さらに、証紙43は、その全体を遊技領域17側に配設する訳ではなく、製造番号表示欄44と会社名表示欄46との一方(実施形態では、製造番号表示欄44)であって、証紙43の全体の略半分の面積を遊技領域17側に配設させるだけであって、極力、遊技領域17の意匠性を損なわない。
(4)
そして、実施形態の遊技機1では、証紙43の製造番号表示欄44を、遊技領域17側に配設している。すなわち、遊技機1毎に必ず相違することとなって重要となる製造番号44aの記載を含んだ製造番号表示欄44が、ガラス扉4のガラス4bを介在させて容易に目視できる遊技領域17側に、配設されていることから、区画壁面53aに邪魔されることなく、簡単かつ確実に目視できる。そのため、上記のような構成では、証紙43の製造番号表示欄44を非遊技領域18側に配設する場合に比べて、製造番号表示欄44の記載内容を確認し易く、好ましい。
(5)
また、実施形態の遊技機1では、証紙43の前面側には、遊技領域17を転動する遊技球Bとの直接接触を防止する透明な保護層としてのカバー本体部52が、配設されており、証紙43のめくれ、汚れ、擦れ等の防止を図ることができる。
(6)
さらに、実施形態の遊技機1では、証紙43を貼付した状態の証紙組付体48を、遊技盤12に取着させることにより、証紙43を遊技機1に貼付(配設)させる構成としている。この証紙組付体48は、証紙43を貼付する貼付台部50と、保護層を構成する透明な形状保持性を有した板状のカバー本体部52、及び、区画壁面53aを有してカバー本体部52から前方側に突出する突出部53、を有したカバープレート51と、証紙43を貼付させた貼付台部50とカバープレート51とを一体的に組み付けて遊技盤12に取着可能な取着ベース部49と、を備えて構成されている。
このような構成では、既述したように、証紙43を貼付した貼付台部50とカバープレート51とを取着ベース部49に組み付けて形成した証紙組付体48を、取着ベース部49を利用して、遊技盤12に取着させれば、証紙43を遊技機1に配設することができる。そのため、証紙43を貼付させた貼付台部50を組み付けた証紙組付体48を、予め、準備しておけば、パチンコホールにおいて、証紙43以外の部位が完成している遊技機1に対し、後付けとして、簡単に、証紙組付体48ごと、証紙43を取り付けることができる。そして、例えば、工場から出荷した遊技機1が輸送中に故障しても、容易に、現場において、適正機種に対し、証紙組付体48ごと、対応する証紙43を貼付(配設)することができる。勿論、カバープレート51には、区画壁面53aを有した突出部53が配設されており、遊技領域17側と非遊技領域18側とに跨る貼付領域41に証紙43を後付けで配設することとしても、遊技球Bを、区画壁面53aに規制させて、安定して、遊技領域17内に留めることができる。
(7)
さらに、実施形態では、カバープレート51を、突出部53を含めて透明材料から形成しており、証紙43を遊技領域17側と非遊技領域18側とに跨がせて配設させる構成としても、カバープレート51の突出部53自体も透明であることから、区画壁面53a越しに見ても、証紙43の非遊技領域18側に配置される部位(実施形態では、組合証表示欄45の略右半分と会社名表示欄46)を、容易に目視することができる。
(8)
また、実施形態の証紙組付体48では、証紙43を貼付する貼付台部50が、取着ベース部49やカバープレート51と別体として構成されており、証紙43を別の遊技機1に配設する際、証紙43だけを貼付台部50から剥がすことなく、証紙43を貼付した貼付台部50ごと、予め準備しておいた他の取着ベース部49とカバープレート51とを備えて構成された証紙組付体48に対し、組み付けることができる。すなわち、上記のような構成では、証紙43を剥がす手間を無くして、奇麗な状態の取着ベース部49とカバープレート51とを備えて構成された証紙組付体48に対して、簡単に、証紙43を組み付けることができる。
(変形例)
なお、実施形態では、証紙43を遊技領域17側と非遊技領域18側とに跨って配設させる場合、製造番号表示欄44側を遊技領域17側に配置させた場合を示したが、正面から容易に目視できれば、図5に示すように、製造番号表示欄44側を非遊技領域18側に配置させるように、左右を逆転させても良い。
また、実施形態では、証紙43のめくれや汚れ等の防止のために、透明な保護層としてのカバー本体部52を配設させた場合を示したが、めくれや汚れ等を防止できるように、証紙43が、貼付領域41に強固に貼付され、かつ、汚れ難い(擦れ難い)貼付領域41に配設されれば、保護層は不要となる。
さらに、保護層を設ける場合には、実施形態のカバープレート51におけるカバー本体部52のように、形状保持性を有したものでなくとも、可撓性を有した透明なフィルム状のシート材、あるいは、塗布して配設するコーティング層から、保護層を構成しても良い。
また、実施形態では、カバープレート51の突出部53が、帯板状に形成される場合を示したが、図5に示すように、区画壁面53aの前端から、非遊技領域18側の証紙43の前面側を覆うように、遊技盤12に沿って延びる平板状のカバー部53bを、突出部53に設けてもよい。このような構成でも、カバー部53bが透明な平板状であることから、容易に、証紙43の記載内容(図例では、会社名表示欄46や組合証表示欄45の記載内容)を目視できる。
さらに、実施形態の証紙組付体48は、取着ベース部49、貼付台部50、及び、カバープレート51の三部品から構成したが、取着ベース部49と貼付台部50とは、一体的に製造された一体成形品から形成し、カバープレート51と併せた二部品から、証紙組付体48を構成しても良い。
また、実施形態では、区画壁面53aを証紙組付体48に一体的に組み付けた場合を示したが、区画壁面53aを備えた突出部53の部位を、区画壁面15と一体的に形成しておいたり、あるいは、別部品として、証紙43を貼付した貼付台部50と別に、貼付領域41に配設するように構成しても良い。
さらにまた、実施形態では、証紙組付体48を遊技盤12に取着する取着手段47として、係止リップ部47bを備えた取着片47aを、遊技盤12に設けた取着孔47cに嵌合させる構造を例示した。しかし、証紙組付体48を遊技盤12に取着させる取着手段は、係止リップ部47bのようなばね弾性的に撓んで係止する撓み片やカバー本体部52の係止脚52b等のような係止構造を利用する他、証紙組付体48と遊技盤12とで相互に対応させて、ボルト・ナット止め構造、リベット止め構造等により、構成してもよい。
1…(遊技機)パチンコ遊技機、
12…遊技盤、
17…遊技領域、
18…非遊技領域、
43…証紙、
44…製造番号表示欄、
44a…製造番号、
45…組合証表示欄、
45a…組合証、
46…会社名表示欄、
46a…製造会社名、
48…証紙組付体、
49…取着ベース部、
50…貼付台部、
51…カバープレート、
53…突出部、
53a…区画壁面、
B…遊技球。

Claims (5)

  1. 遊技領域と該遊技領域の周囲の非遊技領域とを有した遊技盤の前面側に、証紙が貼付され、
    該証紙が、製造番号を表示した製造番号表示欄と製造会社名を表示した会社名表示欄とを相互に離れた両端側に配置させ、前記製造番号表示欄と前記会社名表示欄との間に、組合証を表示した組合証表示欄を配置させて構成されるパチンコ遊技機であって、
    前記証紙が、前記遊技機の前方側から目視可能として、前記遊技領域に対して前後方向に沿った後方側で重なり、かつ、前記遊技領域側と前記非遊技領域側とに跨って、貼付され、
    前記証紙の前方側における前記遊技領域と前記非遊技領域との境界部位に、遊技球と摺接して前記遊技球を前記遊技領域内に留める区画壁面が配設され、
    該区画壁面が、前記製造番号表示欄と前記会社名表示欄とを分断するように、前記組合証表示欄の前方側に、配設されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記証紙の前記製造番号表示欄が、前記遊技領域側に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記証紙の前面側には、前記遊技球との直接接触を防止する透明な保護層が、配設されていることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記証紙を貼付する貼付台部と、
    前記保護層を構成する透明な形状保持性を有した板状のカバー本体部、及び、前記区画壁面を有して前記カバー本体部から前方側に突出する突出部、を有したカバープレートと、
    前記証紙を貼付させた前記貼付台部と前記カバープレートとを一体的に組み付けて前記遊技盤に取着可能な取着ベース部と、
    を有した証紙組付体を備え、
    前記証紙を貼付した前記貼付台部を組み付けた状態の前記証紙組付体を、前記遊技盤に取着させることにより、前記証紙が貼付されることを特徴とする請求項3に記載のパチンコ遊技機。
  5. 前記カバープレートが、前記突出部を含めて透明材料から形成されていることを特徴とする請求項4に記載のパチンコ遊技機。
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