以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[再生装置の構成例]
図1は、本発明を適用した再生装置の一実施の形態の構成を示す図である。図1に示した再生装置11は、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話など、動画像や静止画像を扱うことができる装置に適用することができる。以下の説明においては、“画像”との記述は、特に断りのない限り、動画像または静止画像のことであるとする。
再生装置11は、RAM(Random Access Memory)12、出力部13、伸張処理部14、制御部16、入力部17、電源制御部18、ROM(Read Only Memory)19、内部記録部20、およびドライブ21を含むように構成される。これらの各部は、バス15により相互に接続されている。
RAM12は、制御部16の制御の基に、画像データや音声データを一時的に記憶したり、制御部16が実行するプログラムやデータなどを記憶したりする。出力部13は、表示部31やスピーカ32などを含む構成とされる。例えば、出力部13の表示部31は、液晶ディスプレイなどから構成され、RAM12などから供給される画像データを基に、画像を表示する。出力部13のスピーカ32も同じく、RAM12などから供給される音声データを基に音声を再生する。
伸張処理部14は、制御部16の制御を基に、内部記録部20またはリムーバブルメディア41から画像データを取得する。取得される画像データは、所定の方式により圧縮されており、伸張処理部14は、その圧縮されている画像データを伸張し、RAM12を介して出力部13に供給する。ここで、圧縮や伸張にかかわる所定の方式とは、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group phase)やJPEG(Joint Photographic Experts Group)などである。
制御部16は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などから構成され、ROM19や内部記憶部20に記録されているプログラムを実行し、再生装置11全体を制御する。また、制御部16は、入力部17から供給された入力信号に応じて各種の処理を行う。
入力部17は、ユーザの指示を入力する部分であり、複数のボタン(不図示)から構成され、ユーザの操作に応じた入力信号を制御部16に供給する。電源制御部18は、制御部16から電力の供給が指示されると、図示せぬ電池、または再生装置11に接続されている外部電源から再生装置11の各部に電力を供給する。ROM19は、各種のプログラムやデータを記録し、記録しているプログラムやデータを制御部16に供給する。
内部記録部20は、例えば、再生装置11に内蔵されているハードディスク、不揮発性のフラッシュメモリなどから構成され、画像データやプログラムなどを記録する。ドライブ21には、必要に応じてリムーバブルメディア41が装着(接続)される。ドライブ21は、リムーバブルメディア41が装着されると、必要に応じてリムーバブルメディア41に記録されているデータを読み出したり、リムーバブルメディア41に対してデータを書き込んだりする。
リムーバブルメディア41は、例えば、不揮発性のフラッシュメモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどから構成され、再生装置11に着脱自在とされている。
なお、図1において出力部13は、再生装置11に含まれるとしたが、出力部13は、再生装置11とは異なる外部の装置で構成することも可能である。例えば、再生装置11と所定のケーブルで接続されるテレビジョン受像機などを出力部13としてもよい。
[再生装置の機能について]
図2は、再生装置11の機能について説明する図である。再生装置11は、テーブル記憶部61、テーブル参照部62、操作部63、速度設定部64、タイマー65、画像データ記憶部66、および、表示制御部67から構成されている(これらの機能を有する)。
テーブル記憶部61は、図3を参照して後述するテーブルを記憶する機能である。テーブル参照部62は、テーブル記憶部61に記憶されているテーブルを参照する機能である。操作部63は、ユーザからの指示を受け入れる機能である。テーブル参照部62は、操作部63のユーザからの指示に対応するテーブルであり、テーブル記憶部61に記憶されているテーブルを参照する。
テーブル参照部62により参照された値は、速度設定部64に供給される。速度設定部64は、再生される画像の速度を設定する機能である。再生される画像が動画像である場合、その動画像の再生速度が設定され、再生される画像が静止画像である場合、複数の静止画像の連続再生における再生速度が設定される。
タイマー65は、時間を計測する機能である。速度設定部64は、タイマー65により計測される時間を用いて、後述するように、所定の時間だけ、所定の速度で画像が再生されるように、その再生速度を設定する。速度設定部64により設定された再生速度は、表示制御部67に供給される。
表示制御部67は、画像データ記憶部66に記憶されているデータも供給される。画像データ記憶部66は、画像データを記憶する機能である。表示制御部67は、画像データ記憶部66から供給される画像データに基づく画像を、速度設定部64により設定された再生速度で再生されるように制御する。
すなわち、本実施の形態における再生装置11は、例えば、動画像データに基づく動画像を再生するとき、その動画像が再生される速度を、テーブルに基づき変化させることができる。以下の説明においては、再生装置11において実行される速度が変化される再生のことを、適宜、変速再生と記述する。
ここで、図2に示した再生装置11の機能と、図1に示した再生装置11の構成との対応について説明を加える。なお、以下に示す対応関係は、一例であり、限定を示すものではない。
テーブル記憶部61(図2)は、例えば、内部記憶部20(図1)により実現される機能である。テーブル参照部62は、例えば、制御部16が、ROM19(または内部記憶部20)に記憶されている、変速再生を実行するときに起動されるプログラムに基づき処理を実行することにより実現される機能である。
操作部63は、入力部17により実現される機能である。なおタッチパネルなどの操作部材が設けられた再生装置11の場合、操作部63は、表示部31なども含まれることにより実現される機能である。
速度設定部64は、制御部16が、変速再生を実現するときに起動されるプログラムに基づき処理を実行することにより実現される機能である。タイマー65は、専用のハードウェアを設けても良いし、制御部16が、変速再生を実現するときに起動されるプログラムに基づき処理を実行することにより実現される機能であるとしても良い。画像データ記憶部66は、内部記憶部20により実現される機能である。
表示制御部67は、制御部16が、変速再生を実現するときに起動されるプログラムに基づき処理を実行することにより実現される機能である。また、表示制御部67は、再生速度を変化させるために、例えば、RAM12に、伸張処理部14により伸張された画像データを一旦記憶させ、そのデータの出力部13への読み出し速度を変えることにより、再生速度を変化させるため、RAM12や伸張処理部14も、表示制御部67を実現するための機能として必要である。表示制御部67を実現するRAM12は、例えば、フィールドメモリなどと称されるメモリを用いることができる。
なお、ここでは、制御部16が所定のプログラムに基づいて処理を実行することにより、実現される機能であるとの表記をしたが、各部は、専用のハードウェアで構成される機能としても良い。
[テーブルについて]
このような変速再生を行う再生装置11の動作について説明する。まず、再生の際に参照されるテーブル(テーブル記憶部61に記憶されているテーブル)について説明を加える。図3は、テーブル記憶部61に記憶されているテーブルを示す図である。図3では、テーブル記憶部61には、テーブル81乃至83の3つのテーブルが記憶されている例を示している。
テーブル記憶部61に記憶されるテーブル81乃至83は、変速再生が実行されるときに参照されるテーブルであるが、各テーブルの違いは、再生速度(再生速度の変化のパターン)の違いである。すなわち、テーブル参照部62により参照されるテーブルが異なると、同一の動画像を再生したときであっても、再生時間が異なってくる(再生速度が異なってくる)ように構成されている。
テーブル81は、再生時間が短い(再生速度が速い)ときに参照されるテーブルであり、テーブル82は、再生時間が普通(再生速度が普通)ときに参照されるテーブルであり、テーブル83は、再生時間が長い(再生速度が遅い)ときに参照されるテーブルである。
ただし、ここでの再生時間が“短い”、“普通”、“長い”との表記は、変速再生のときの再生時間の比較であり、変速再生でない通常(等倍)の再生時間との比較ではない。また、同様にここでの再生速度が“速い”、“普通”、“遅い”との表記は、変速再生のときの再生速度との比較であり、変速再生でない通常の再生速度の比較ではない。また、“普通”との表記は、変速再生がされない(すなわち通常再生がされる)ことを意味しているのではなく、変速再生時における中間の時間(中間の速度)という意味である。
テーブル81乃至83を参照するに、各テーブルは、再生速度と、その再生速度での再生を継続する時間とが関連付けられたテーブルである。テーブル81を参照するに、再生速度“1倍”には、“2.0秒”が関連付けられ(以下、このような場合、(1倍、2.0秒)と記述する)、その次に、(8倍、0.75秒)、(1倍、1.0秒)、(4倍、1.0秒)、(1倍、1.5秒)・・・という順に、再生速度と継続時間が関連付けられている。
テーブル81が参照されて変速再生が行われる場合、1倍速(等倍)の再生が2.0秒行われ、その後、8倍速の再生が0.75秒行われ、その後、1倍速の再生が1.0秒行われ、その後、4倍速の再生が1.0秒行われといったように、順次、テーブル81に記載されている順に、再生速度が設定され、その設定された再生速度での再生が、関連付けられている時間だけ行われるといった処理が繰り返される。
再生速度が1倍のときは、等倍再生であり、通常の再生と同等の速度で再生されることを示している。再生速度が1倍以上のときには、早送り再生であり、通常の再生よりも速い速度で再生されることを示している。図3に示したテーブル81乃至83の再生速度は、1倍以上の値が記述されている。よって、テーブル81乃至83に従って再生が行われると、通常のときよりも速い再生が行われるときが多いことになる。
再生速度が1倍以下のときには、スロー再生であり、通常の再生よりも遅い速度で再生されることを示している。テーブルの値として、1倍以下の数値が記述されるようにしても良い(1倍以下の数値が記述されたテーブルを設けても良い)。
テーブル82とテーブル83も、テーブル81と同様に、再生速度と継続時間が関連付けられたテーブルとされている。このようなテーブル81乃至83が記録されているテーブル記憶部61を含む、再生装置11の動作について説明する。
[再生装置の動作について]
図4のフローチャートを参照し、再生装置11の動作について説明する。ステップS11において、再生が指示されたか否かが判断される。ここでの再生は、変速再生を意味している。テーブル参照部62は、操作部63から入力されるユーザからの指示を解析し、その指示が、変速再生を指示しているものであるか否かを判断する。ユーザが変速再生を指示するときには、ユーザにより変速再生させる画像が既に選択されている状態である。
例えば、出力部13としての表示部31上には、図5Aに示したような画面が表示されている。この表示されている画像は、例えば、動画像である場合、その動画像の最初のシーンの画像であり、静止画像である場合、連続再生させる複数の静止画像の先頭となる画像である。ユーザは、再生させたい動画像または連続再生させたい静止画像の先頭の画像を選択し、表示部31に表示させる。なお、動画像と静止画像が、混在している状況で連続再生が指示され、動画像と静止画像が連続再生されるようにすることも可能である。
さらに、変速再生がされる場合、表示部31には、速度を設定するための画面が表示される。例えば、図5Aに示した画面例では、“はやい”という速度を設定できる状態の画面を示している。図5Bに示した画面例では、“ふつう”という速度を設定できる状態の画面を示している。図5Cに示した画面例では、“ゆっくり”という速度を設定できる状態の画面を示している。
変速再生時の速度を決定するための画面のデフォルトとしては、“ふつう”という速度を設定できる状態の画面(図5B)が表示部31に表示されるようにし、“ふつう”という文字の左右(図5Bの図中の“ふつう”という文字列の左右)に表示されている矢印が選択されることにより、“はやい”または“ゆっくり”という速度が選択できる画面に遷移される(図5Aの画面または図5Cの画面に遷移される)ようにしても良い。
いずれにしても、ユーザは、変速再生を指示し、その変速再生時の再生速度を設定する。ユーザによる設定が行われた場合、ステップS11(図4)において、再生が指示されたと判断され、ステップS12に処理が進められる。
ステップS12において、指示された再生速度に対応するテーブルが参照される。テーブル参照部62は、操作部63から供給されたユーザからの指示が、変速再生を指示しており、所定の再生速度が指示されていると判断すると、その指示されている再生速度に対応し、テーブル記憶部61に記憶されているテーブルの参照を開始する。
例えば、図3に示したようなテーブル81乃至83がテーブル記憶部61に記憶されている場合、テーブル81乃至83のうちの、ユーザにより指示された再生速度に対応するテーブルが参照される。ユーザにより指示された再生速度が“はやい”であった場合(図5Aに示した画面で速度が決定された場合)、テーブル81が参照される。
ステップS13において、画像データが読み出される。画像データ記憶部66は、操作部63からのユーザの指示により、変速再生が指示された画像を判断し、その判断結果に基づく画像データを読み出し、表示制御部67への供給を開始する。ユーザにより変速再生が指示された画像が、動画像である場合、動画像データが読み出され、表示制御部67に供給される。ユーザにより変速再生が指示された画像が、静止画像である場合、例えば、所定のフォルダ内に記憶されている静止画像データが、順次読み出され、表示制御部67に供給される。
ステップS14において、テーブルに記述されている再生速度に合わせて再生速度が設定される。速度設定部64は、テーブル参照部62により参照されているテーブルから、その時点で設定すべき再生速度を判断し、その判断結果に基づき、再生速度を設定する。例えば、テーブル81(図3)の1行目に記述されている(1倍、2.0秒)が参照されている場合、速度設定部64は、再生速度として“1倍”を設定する。
ステップS15において、設定された再生速度での再生が行われる。表示制御部67は、速度設定部64により設定された再生速度で、画像データ記憶部66から供給される画像データに基づく画像が再生されるように表示を制御する。
表示制御部67による表示の制御について図1を参照し説明する。内部記憶部20またはリムーバブルディスク41から伸張処理部14に圧縮されている画像データが供給される。伸張処理部14により伸張された画像データはRAM12に供給され、一旦記憶される。RAM12は、フィールドメモリなどから構成され、画像のイメージを作成する。
RAM12に記憶された画像データは、表示部31に供給されるが、その供給するタイミング(RAM12から画像データが読み出されるタイミング)が制御されることにより、再生速度が制御される。例えば、再生速度が2倍と設定されているときには、1倍速のときの読み出し速度の2倍の読み出し速度で、RAM12からの画像データの読み出しが行われるように制御される。
ステップS15において、設定された再生速度での再生が行われると共に、ステップS16において、所定の時間が経過したか否かの判断が行われる。所定の時間とは、参照されているテーブルの行に記述されている継続時間のことである。例えば、テーブル81(図3)の一行目に記述されている(1倍、2.0秒)が参照されている場合、ステップS16における所定の時間とは、“2.0秒”のことである。
速度設定部64は、タイマー65からの計測時間により、所定の時間が経過したか否かを判断する。このような判断を行うために、速度設定部64は、ステップS14において再生速度を設定した時点から、設定した再生速度に関連付けられている継続時間が経過したか否かを、タイマー65による計測時間を参照し判断し続ける。
そして、ステップS16において、速度設定部17により、継続時間(所定の時間)が経過したと判断されると、ステップS17に処理が進められる。ステップS17において、その時点で再生が指示されている画像が最後まで再生されたか否かが判断される。速度設定部64は、継続時間が経過したと判断した時点で、画像データ記憶部66から表示制御部67に供給されている画像データがあるか否か(画像データの供給が継続されているか否か)を判断することにより、変速再生が指示された画像が最後まで再生されたか否かを判断する。
なお、変速再生が指示された画像が、動画像の場合、その動画像の最後のシーンまで再生が終了されたか否かが判断される。また、変速再生が指示された画像が、静止画像の場合、その静止画像が含まれるフォルダに含まれる全ての画像(ユーザが連続再生を指示した静止画像の全て)が再生されたか否かが判断される。また、動画像と静止画像が混在しているフォルダ内の画像に対して変速再生が指示された場合、そのフォルダに含まれる全ての画像が再生されたか否かが判断される。
ステップS17において、ユーザにより指示された画像は、最後まで再生されたと判断された場合、図4に示したフローチャートの処理(変速再生の処理)は終了され、最後まで再生されていないと判断された場合、ステップS12に処理が戻され、それ以降の処理が繰り返し行われる。
ステップS12に処理が戻されることにより、まず、ステップS12において、指示された再生速度に対応するテーブルの次の行に記載されている再生速度と継続時間が参照される。そして、ステップS13において、画像データ記憶部66から表示制御部67に対して画像データが供給される。なお、画像データ記憶部66からは、指示された画像データが連続的に表示制御部67に供給されているため、ステップS13の処理が実行されるときだけ画像データが読み出されるのではない。
ステップS14において、ステップS12において参照された再生速度に、再生速度が設定される。そして、ステップS15において、表示制御部67により、新たに設定された再生速度による画像データの再生が行われる。すなわち、この時点で、再生速度が変更される。
このような処理が行われることにより、例えば、テーブル81(図3)の1行目の(1倍、2.0秒)から2行目の(8倍、0.75秒)が参照された場合、再生速度は、1倍速から8倍速に変更されることになる。
このような処理が繰り返されることにより、所定の時間(間隔)毎に、所定の再生速度で再生を行うことを実現することが可能となる。換言すれば、一定の速度で再生が行われるのではなく、再生速度を変化させながら再生が行われるようにすることができる。
このようにすることで、一定の速度で単調に再生されるのではなく、例えば、動画像が変速再生されるとき、再生速度が変化することにより、画像自体の流れに変化を持たせることができる(画像の切り換えが早い場面と遅い場面とが入り交じる状態が混在するようにすることができる)。このことは、再生される画像にエフェクトをかけたような効果を生み出すことができることを意味している。また、再生される画像にリズム感を与えることができる。このようなことから、エンターテイメント性を向上させる(ユーザを退屈させるようなことをなくす)ことが可能となる。
また、テーブルに記述される再生速度として、1以上の値を記述しておけば、当倍速再生(通常再生)よりも早い速度で再生させることができるので、長時間の動画像であっても、または、枚数が多い静止画像であっても、ユーザは、比較的短い時間で全部を閲覧することができ、手軽に閲覧することができるようになる。
ところで、上記したような変速再生は、例えば、スライドショーなどと称される機能に適用することができる。スライドショーとは、静止画像や動画像を連続的に再生する機能である。スライドショーとして再生されるのが、静止画像のみである場合、静止画像が次々と切り替えられることにより、スライドショーが行われる。スライドショーとして再生されるのが、動画像のみまたは動画像が含まれると、その動画像が通常再生され、最後まで再生される(複数の動画像が連続的に通常再生される)。
しかしながら、スライドショーという機能に対し、本発明を適用すると、静止画像のみがスライドショーされるときには、静止画像が切り換えられるタイミングが異なる(1枚の静止画像が表示されている時間が、静止画像毎に異なる)ように再生されるようにすることができる。
動画像のみがスライドショーされるときには、1ストリームの動画像中において、再生速度が所定の間隔毎(この間隔自体も変化する)に変化されるように再生することができる。
また、静止画像と動画像が混在するときのスライドショーがされるときには、静止画像のときには、1枚の静止画像と次の静止画像または動画像に、再生が移るタイミングが異なるように再生され、動画像のときには、その動画像中での再生速度が変化するように再生されるようにすることができる。
よって、本発明をスライドショーなどと称される機能に対して適用した場合であっても、上記したような効果、すなわち、スライドショーにより再生される画像にエフェクトをかけるようなことをでき、エンターテイメント性を向上させることができる。また、再生時間を早めることができるため、長時間の動画像や、枚数が多い静止画像をスライドショーさせるようなときでも、効率良く閲覧させることが可能となる。
[再生装置の他の構成について]
本発明を適用することにより、エンターテイメント性などが向上するが、さらにエンターテイメント性などを向上させるために、変速再生が行われるときに、BGM(Back Ground Music)(音楽)が流されるようにしても良い。BGMとは、ここでは、変速再生が行われるときの静止画像や動画像の内容に関係ない音楽(再生される画像に関連性がない音楽)であるが、変速再生時に流される音楽であるとする。
BGMが変速再生時に流されるようにしたとしても、上記したように画像に関する変速再生は行われる。すなわち、図4に示したフローチャートの処理に基づいて、画像に関する変速再生は行われる。BGMも出力するようにした場合、図4に示したフローチャートの処理が実行されるとともに、BGMを出力するための処理も行われる。
BGMが出力される場合、再生装置11の機能としては、図6に示したようになる。図6に示した機能と、図2に示した機能とを比較するに、図6に示した再生装置11の機能には、図2に示した再生装置11の機能に、BGMデータ記憶部101とBGMデータ処理部102が追加された構成とされている。
BGMデータ記憶部101は、内部記憶部20(図1)またはリムーバブルメディア41(図1)で構成することができ、BGMのデータ(BGMデータ)(音楽データ)を記憶する機能である。BGMデータ処理部102は、制御部16(図1)が、変速再生のときに起動されるプログラムのうち、BGMデータを処理するプログラムに基づいて処理を実行することにより実現される機能である。
BGMデータ記憶部101は、操作部63から供給されるユーザからの指示に基づき、記憶しているBGMデータを、BGMデータ処理部102に供給する。例えば、ユーザは、変速再生を実行させるとき、変速再生の指示や再生速度の指示を出すとともに、BGMの出力とどのようなBGMを出力させるかの指示も出す。その指示は、操作部63からBGMデータ記憶部101に供給される。BGMデータ記憶部101は、ユーザの指示に対応するBGMデータを読み出し、BGMデータ処理部102に供給する。
BGMデータ処理部102は、供給されたBGMデータを基に、BGMを生成し、出力部13としてのスピーカ32(図1)に供給する。このような処理が、図4に示したフローチャートの処理とともに行われることにより、変速再生時に、BGMが流されるようにすることが可能となる。
ところで、変速再生の再生速度と、BGMとが関連性がない場合、上記したように、変速再生の処理とBGMを出力する処理が別々に行われても良い。換言すれば、変速再生の処理のために、テーブル参照部62が参照するテーブルと、BGMデータ記憶部101から読み出されるBGMデータに関連性がなく、別々に処理が行えるように構成しても良い。
さらに換言すれば、このようなときには、ユーザが、変速再生時の再生速度と、BGMを別々に(個々に)に選択できるようにしても良い。
このように、変速再生時の再生速度とBGMを別々に選択できるようにしても良いが、どちらか一方のみが選択されるようにしても良い。すなわち、再生速度が選択されると、一意にBGMが決定される、または、BGMが選択されると、一意に再生速度が決定されるようにしても良い。
このようにした場合、ユーザは、変速再生時の再生速度か、または、変速再生時に流すBGMかのどちらか一方を選択する。このように、どちらか一方のみが選択されるようにした場合、例えば、変速再生のときの速度が、BGMのテンポやリズム(BGMとしての音楽がもつ特徴)にあわせて変更されるようにすることができる。すなわち、BGMのテンポやリズムが速いときには、再生速度が速く設定され、BGMのテンポやリズムが遅いときには、再生速度が遅く設定されるようにすることもできる。
このようにした場合、例えば、テーブル記憶部62に記憶されるテーブルは、BGMデータと関連付けられた状態で記憶される。テーブル記憶部62には、例えば、図7に示したようなテーブル121乃至123が記憶される。
図7に示したテーブル121乃至123は、図3に示したテーブル81乃至83と同様に、再生速度とその再生速度の継続時間が関連付けられたテーブルであるが、テーブル81乃至83と異なり、各テーブル121乃至123には、それぞれBGM ID1乃至BGM ID3が、さらに関連付けられている。このBGM ID1乃至BGM ID3は、BGMデータ記憶部101に記憶されているBGMデータを、一意に区別するための識別子である。
例えば、テーブル121は、BGM ID1で識別されるBGMデータと関連付けられている。すなわち、テーブル121が参照されるときには、BGM ID1で識別されるBGMデータが、BGMデータ記憶部101(図6)から読み出され、BGMデータ処理部102に供給される。
また、テーブル121は、BGM ID1で識別されるBGMのテンポやリズムの変化にあわせて、再生速度や維持時間が変化するようなパターンが記述されている。例えば、テンポが速い部分では、再生速度が速くなるようにパターンが記述されている。
このようなテーブル121乃至123が用いられることにより、BGMの変化と、画像の変化が一致し、ユーザに対して、スライドショーなどと称される画像の連続表示を、より効果的に、よりエンターテイメント性を高めた状態で提供することが可能となる。
このように、テーブル記憶部61に記憶されるテーブルと、BGMデータ記憶部101に記憶されるBGMデータが関連付けられている場合であり、かつ、BGMデータが、ユーザの指示によりBGMデータ記憶部101に記憶されるような場合、BGMデータが記憶されるときに、テーブルも記憶される。
例えば、再生装置11は、ネットワークなどを介して他の装置から供給されるBGMデータなどをBGMデータ記憶部101に記憶することができるように構成される。このように再生装置11が構成されている場合、BGMデータ記憶部101に、BGMデータが記憶されるとき、その記憶されるBGMデータに関連付けられているテーブル(既にテンポやリズムが解析され、そのテンポやリズムが、再生速度と継続時間というデータとして(パターンとして)記述されているテーブル)も、テーブル記憶部61に記憶される。
このようなテーブル(図7に示したテーブル121乃至123)が用いられる場合、再生装置11の動作は、図8のフローチャートに基づいて行われる。図8に示したフローチャートの処理は、図4に示したフローチャートの処理と比較し、ステップS35における処理が追加された処理の流れとされている。すなわち、ステップS31乃至S34は、ステップS11乃至S14と基本的に同様の処理であり、ステップS36乃至S38は、ステップS15乃至S17と基本的に同様の処理であるので、その詳細な説明は省略する。
ステップS31乃至S34の処理が実行されることにより、ユーザにより指示された再生速度に対応するテーブルが決定され、参照が開始(継続)され、画像データの読み出しが開始(継続)される。ステップS35において、参照されているテーブルに関連付けられているBGM IDが読み出され、その読み出されたBGM IDで識別されるBGMデータが、BGMデータ記憶部101(図6)から読み出され、BGMデータ処理部102に対して供給される。
ステップS36において、表示制御部67において画像データの再生が行われ、BGMデータ処理部102においてBGMデータの再生(処理)が行われる。このような処理が行われることにより、ユーザ側に画像とBGMが提供される。
このような処理によりBGMが変速再生時に出力される場合、1つのBGMデータに対して1つのテーブルが用意される(例えば、図7に示したように、テーブル121には、1つのBGM ID1が割り当てられる)。このようなときには、予めBGMデータが解析された結果としてのテーブルが用意され、そのテーブルが、テーブル記憶部61に記憶されていることになる。このように(上記したように)、テーブルを用意し、そのテーブルを記憶するようにしても良いが、再生装置11自体が、BGMデータを解析し、その解析結果に基づき、再生速度や継続時間を決定する(すなわち、テーブルに記述されているデータと同等のデータを生成する)ようにしても良い。
このようにした場合、再生装置11は、BGMデータを解析する解析部(不図示)を備える構成とされ、その解析部により解析された結果が用いられて、再生速度が制御される。この際、解析結果を基に、テーブルが作成され、記憶され、そのテーブルが参照されることにより再生速度の制御が行われるようにしても良い。
このようなBGMデータの解析(具体的には、BGMデータに基づくBGMのテンポやリズムの解析)には、本出願人が先に出願した特開2005−122664号公報に記載されている技術を適用することができる。
このように、再生装置11でBGMデータの解析を行うようにした場合であっても、上記したような効果、すなわち、スライドショーなどと称される機能により再生される画像にエフェクトをかけるようなことができ、エンターテイメント性を向上させることができる。また、再生時間を早めることができるため、長時間の動画像や、枚数が多い静止画像をスライドショーさせるようなときでも、効率良くユーザに閲覧させることが可能となる。
なお、ユーザは、上記したような変速再生と、変速再生ではない通常の再生を、再生開始時に設定できるように構成されている。通常再生が設定された場合、再生装置11は、通常再生、すなわち、再生速度が1倍で、変化しない再生を行う。通常再生のときにはテーブルを参照する必要がないが、仮に、通常再生のときもテーブルを参照するようにした場合、そのテーブルは、再生速度がすべて1倍と記述されていればよい。
なお、上述した実施の形態においては、テーブルが参照されて再生速度や継続時間が決定されるとしたが、テーブルなどに予め記述されている再生速度や継続時間に依存せずに、ランダムに、再生速度や継続時間が設定されるようにしても良い。
[記録媒体について]
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納媒体からインストールされる。
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム格納媒体は、図1に示すように、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disc)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア41、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格納されるROM19や、内部記憶部20を構成するハードディスクなどにより構成される。プログラム格納媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースである通信部(不図示)を介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
なお、本明細書において、プログラム格納媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
11 再生装置, 12 RAM, 13 出力部, 14 伸張処理部, 15 バス, 16 制御部, 17 入力部, 18 電源制御部, 19 ROM, 20 内部記憶部, 21 ドライブ, 31 表示部, 32 スピーカ, 41 リムーバブルメディア, 61 テーブル記憶部, 62 テーブル参照部, 63 操作部, 64 速度設定部, 65 タイマー, 66 画像データ記憶部, 67 表示制御部