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JP4979362B2 - 再送信装置、再送信方法、及び再送信プログラム - Google Patents
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JP4979362B2 - 再送信装置、再送信方法、及び再送信プログラム - Google Patents

再送信装置、再送信方法、及び再送信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、再送信装置、再送信方法、及び再送信プログラムに係り、特に容易に受信側でのデータの取得時間を短縮させるための再送信装置、再送信方法、及び再送信プログラムに関する。
従来、デジタル放送等においては、映像、音声サービスの映像等の他、データ放送と呼ばれる文字データ、画像データ等の情報サービスがある。また、デジタル放送の映像、音声、データ、その他の制御情報は、TS(Transport Stream)パケット単位で伝送される。
また、映像、音声、データ等の情報を伝送するTSパケットの区別は、パケットヘッダに記載されたPID(Packet Identification)によって行うことができる。更に、どのPIDを持つTSパケットがどの情報を伝送しているかを示すテーブル等の制御情報も併せて伝送され、受信側において希望するサービスの種類や詳細な情報を把握することができるようになっている。
一方、ケーブルテレビ等では、受信側から伝送されるデジタル放送を一旦ヘッドエンドと呼ばれる再送信設備で受信し、そのヘッドエンドから対象とする家庭へ再送信するサービスが行われている。また、ヘッドエンドから家庭までの再送信時の伝送路は、同軸ケーブルや光ファイバー等の有線伝送路が利用されることがあり、これらを利用した再送信時の伝送路は、放送局からヘッドエンドまでの伝送路よりも広帯域である場合がある。
こうした伝送路を利用して再送信サービスを行う場合、TSに対しヌルパケットを挿入することで、TSのレートを変換し、伝送路の帯域に合わせることがある。例えば、ケーブルテレビのトランスモジュレーション方式においては、一搬送波の伝送帯域(31.644Mbps)及びケーブルテレビ用フレーム構成(TSMF:Transport Stream Multiplexing Frame)に合わせて、再送信するTSにヌルパケットを挿入して伝送している。
更に、データ放送の伝送方式には、独立PES(Packetized Elementary Stream)方式、イベントメッセージ方式の他、カルーセル方式と呼ばれる、コンテンツを繰り返し伝送する方法がある(例えば、非特許文献1参照。)。
カルーセル方式では、データ放送のコンテンツを構成するデータは、DDB(Download Data Block)と呼ばれるブロックにより分割されたモジュールと呼ばれる単位で伝送される。また、カルーセル方式では、各モジュールに関する管理情報(ディレクトリ情報)やカルーセルの識別情報も併せて伝送される。この管理情報は、DII(Download Info Indication)と呼ばれる。また、上述したDII、DDBは、何れもDSM−CC(Digital Storage Media Command and Control)セクションとしてTSパケットに格納され、繰り返し伝送される。
ここで、カルーセル方式で伝送されるデータ放送サービスには、番組の進行に伴い自動的に画面表示、更新が行われるサービスや、ユーザのリクエストによりコンテンツを取得し、画面表示、或いは更新するサービス等がある。例えば、ユーザのリクエストにより画面表示、更新が行われるデータ放送サービスにおいては、ユーザがリモコンのリクエストボタンを押下する等の操作により、受信機本体にリクエスト信号が到達してから、コンテンツの画面表示、更新が行われるまでに、場合により数秒に達する時間を要することがある。これは、データ放送の伝送帯域に制限があり、したがってカルーセルデータの周期(コンテンツを構成する各モジュールを伝送し終えるまでの時間)が長いことが一因である。
このように、ユーザによるコンテンツリクエストから画面表示、更新までに大きなタイムラグがある場合、ユーザの操作と表示画面との間のくい違いが生じるため、ユーザにとってストレスとなる。ここで、上述した課題に対応するために、データ放送のコンテンツリクエストから、実際の画面表示、更新までの時間を短縮する手法や再送信設備を対象とした手法が存在する(例えば、特許文献1〜4参照。)。
ARIB STD−B24 第三編 第4章 特開2005−94051号公報 特開2005−39764号公報 特開2004−23379号公報 特開2004−260758号公報
ここで、上述した特許文献1〜3に示されている技術は、主にデータ放送コンテンツリクエストから実際の画面表示、更新までの時間を短縮する手法が示されているが、これらは何れも放送局におけるTS多重化時に適用されるものであり、再送信設備において容易に行える手法ではない。
また、特許文献4に示されている技術は、再送信設備を対象とした手法が示されているが、コンテンツが複数の搬送波を使用して伝送される場合にのみ適用されるものであり、例えば1TSあたり1搬送波に制限される場合や、再送信サービスが搬送波を用いないベースバンド信号によって行われる場合等に利用できるものではない。
本発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであり、容易に受信側でのデータの取得時間を短縮させるための再送信装置、再送信方法、及び再送信プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
請求項1に記載された発明は、送信側から伝送されたTSを受信し、カルーセル方式により再送信する再送信装置において、前記TSに含まれるパケット列から、ユーザからのリクエストに対する応答を含むデータが格納されている対象パケットを識別して分離する対象パケット識別・分離手段と、前記パケット列に対して冗長データのパケット位置を把握する冗長パケット位置把握手段と、前記対象パケット識別・分離手段により分離した対象パケットについて、カルーセルの伝送単位及び伝送周期を把握し、更に受信したデータの更新の有無を検知するカルーセル周期・更新検知手段と、前記カルーセル周期・更新検知手段により得られる前記カルーセルの伝送単位及び伝送周期に対応させて前記パケット列を蓄積し、更に前記データの更新があった場合に、蓄積されているパケットを更新されたパケットで置き換えるカルーセルデータ蓄積手段と、前記カルーセルデータ蓄積手段により蓄積された前記パケット列のうち、前記冗長パケット位置把握手段により得られる冗長パケット位置に前記対象パケットをカルーセル伝送単位で繰り返し格納し、TSとして再多重化する再多重化する再多重化手段と、前記再多重化手段によるパケットの再多重化時に、予め設定された制限に対応させてカルーセルデータを格納するように監視するカルーセルデータ監視手段とを有することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、効率的にカルーセルデータを送信することができる。したがって、容易に受信側でのデータの取得時間を短縮させることができる。また、容易に受信側でのデータの取得時間を短縮させるための対象パケットの格納を実現することができる。また、既に規格化されている各種制限に対応したカルーセル伝送を実現することができる。
請求項2に記載された発明は、前記冗長パケット位置把握手段は、再送信時における伝送路の帯域又は予め設定された伝送速度に基づいて、前記TSに冗長パケットを挿入することでレート変換を行う場合、前記レート変換により挿入された冗長パケットの位置及び冗長データの伝送レートを把握することを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、レート変換により挿入された冗長パケットの位置及び冗長データの伝送レートを把握することで、効率的に冗長パケットに対象パケットを格納することができる。
請求項3に記載された発明は、前記冗長パケット位置把握手段は、前記TSに含まれるパケット列から冗長データのパケットの位置及び冗長データの伝送レートを把握することを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、パケット列に含まれる冗長データのパケットの位置及び冗長データの伝送レートを把握することで、効率的に冗長パケットに対象パケットを格納することができる。
請求項4に記載された発明は、前記カルーセル周期・更新検知手段は、TSパケットヘッダ及びDSM−CCセクション内に記述された情報から、DSM−CCセクション内で分割して伝送されるデータの種類を把握し、更に前記DSM−CCセクション内に記述された所定項目の記述内容に基づいて、受信したデータの更新の有無を把握することを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、既存の規格化されているデータに記述された内容からカルーセル周期、及びデータの更新を容易に把握することができる。
請求項に記載された発明は、送信側から伝送されたTSを受信し、カルーセル方式により再送信する再送信方法において、前記TSに含まれるパケット列から、ユーザからのリクエストに対する応答を含むデータが格納されている対象パケットを識別して分離する対象パケット識別・分離ステップと、前記パケット列に対して冗長データのパケット位置を把握する冗長パケット位置把握ステップと、前記対象パケット識別・分離ステップにより分離した対象パケットについて、カルーセルの伝送単位及び伝送周期を把握し、更に受信したデータの更新の有無を検知するカルーセル周期・更新検知ステップと、前記カルーセル周期・更新検知ステップにより得られる前記カルーセルの伝送単位及び伝送周期に対応させて前記パケット列を蓄積し、更に前記データの更新があった場合に、蓄積されているパケットを更新されたパケットで置き換えるカルーセルデータ蓄積ステップと、前記カルーセルデータ蓄積ステップにより蓄積された前記パケット列のうち、前記冗長パケット位置把握ステップにより得られる冗長パケット位置に前記対象パケットをカルーセル伝送単位で繰り返し格納し、TSとして再多重化する再多重化する再多重化ステップと、前記再多重化ステップによるパケットの再多重化時に、予め設定された制限に対応させてカルーセルデータを格納するように監視するカルーセルデータ監視ステップとを有することを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、効率的にカルーセルデータを送信することができる。したがって、容易に受信側でのデータの取得時間を短縮させることができる。また、容易に受信側でのデータの取得時間を短縮させるための対象パケットの格納を実現することができる。また、既に規格化されている各種制限に対応したカルーセル伝送を実現することができる。
請求項に記載された発明は、コンピュータを、請求項1乃至4の何れか1項に記載の再送信装置が有する各手段として機能させるための再送信プログラムである
請求項記載の発明によれば、効率的にカルーセルデータを送信することができる。したがって、容易に受信側でのデータの取得時間を短縮させることができる。また、実行プログラムをコンピュータにインストールすることにより、容易に再送信を実現することができる。
本発明によれば、容易に受信側でのデータの取得時間を短縮させることができる。
<本発明の概要>
本発明は、例えばカルーセル方式で伝送されるデータ放送コンテンツを含むデジタル放送のTSを再送信するサービス等において、カルーセル方式等で伝送されるコンテンツの取得時間を短縮する。また、取得時間の短縮は、カルーセル方式で伝送されるコンテンツのデータ構造、或いはデータの内容を解析・変更することなく、コンテンツを格納するTSパケットレベルの処理で容易に行えるようにする。
具体的には、再送信設備(ヘッドエンド)において、受信したTSから、例えばカルーセル伝送されているユーザのリクエストに対するレスポンスの取得等を前提としたデータ放送コンテンツを格納しているTSパケット等の予め設定されている対象パケットを分離し、メモリ等の蓄積手段に蓄積する。また、蓄積したデータコンテンツのTSパケットをカルーセル伝送周期単位で複製し、再送信時においてTS内に存在する冗長なパケットの帯域に繰り返し格納する。
この手法により、TSに含まれるデータ放送の伝送帯域が広くなり、またデータ放送のカルーセル伝送周期が短くなるため、受信側においてデータ放送のコンテンツリクエストから取得までの時間が短縮される。
<実施の形態>
次に、上述した特徴を有する本発明における再送信装置、再送信方法、及び再送信プログラムを好適に実施した形態について、図面を用いて説明する。
<放送システム>
図1は、本発明における再送信装置を適用した放送システムの一実施形態の構成例を示す図である。図1に示す放送システム10は、送信装置11と、再送信装置12と、受信装置13とを有するよう構成されている。
送信装置11は、有線或いは無線等によりケーブルテレビや地上デジタル放送等のTSを再送信装置12に送信する。なお、送信装置11は、例えば放送衛星(送信装置11−1)や放送塔(送信装置11−2)等がある。
再送信装置12は、有線或いは無線等により送信されるケーブルテレビ、地上デジタル放送等のTSを受信する。また、再送信装置12は、各受信装置13−1〜13−nにそれぞれに対して再送信可能な伝送方式へ変換して、各受信装置13−1〜13−nに伝送する。
受信装置13では、再送信装置12から伝送されたTSを受信し、映像、音声のデコード、及びデータ放送コンテンツの復号を行い、受信者(視聴者)に所望する映像を提供する。
<再送信装置12:第1の実施形態>
次に、本発明における再送信装置12の具体的な装置構成例について図を用いて説明する。図2は、第1の実施形態における再送信装置の一構成例を示す図である。また、図3は、カルーセル方式のTSパケット構造の一例を示す図である。
図2に示す第1の実施形態における再送信装置12−1は、ビットレート取得手段21と、対象パケット識別・分離手段22と、カルーセル周期・更新検知手段23と、冗長パケット位置把握手段としてのレート比較手段24及び冗長パケット挿入・位置把握手段25と、カルーセルデータ蓄積手段26と、カルーセルデータ監視手段27と、対象パケット再多重化手段28とを有するよう構成されている。なお、図2において、実線矢印は、TSパケット列のデータを示し、点線矢印は、対応する各構成部分を制御する制御情報を示している。
ビットレート取得手段21は、入力されるTSの単位時間あたりのビット数をビットレートとして取得する。また、ビットレート取得手段21は、取得したビットレートをレート比較手段24に出力する。なお、ビットレートの測定は、上述したように単位時間あたりの受信ビット数から求める方法以外にも、例えば、TSパケット列内のPCR(Program Clock Reference)パケットに記載されたタイムスタンプ等から求める方法等がある。
また、対象パケット識別・分離手段22は、入力される再送信対象のデジタル放送のTSパケット列について、カルーセル伝送されているデータ放送のコンテンツが格納されたTSパケット、つまり、複製し、繰り返し格納する対象となるTSパケットを識別し、TSパケット列から分離する。また、対象パケット識別・分離手段22は、分離後のTSパケット列の該当位置に冗長データからなるTSパケットを代わりに格納する。なお、対象パケット識別・分離手段22におけるパケット識別、分離手法の詳細な説明については後述する。
また、対象パケット識別・分離手段22は、分離し冗長データを格納したパケットデータをカルーセル周期・更新検知手段23、冗長パケット挿入・位置把握手段25、及びカルーセルデータ蓄積手段26に出力する。
カルーセル周期・更新検知手段23は、分離されたデータ放送のTSパケット列について、CAS(Conditional Access System)の暗号化を解除する。
なお、カルーセル周期・更新検知手段23におけるCASの暗号化の解除は、予め取得された暗号化を解除(復号)するための関連情報や鍵情報等を用いて行われる。また、暗号化の解除は、TSパケット単位で行われるため、DSM−CCセクションの確認のために解除したTSパケットと、解除せずに再送信するTSパケットとを容易に比較することができる。
また、カルーセル周期・更新検知手段23は、暗号化を解除したTSパケット列から、図3に示すTSP(パケット)ヘッダ、セクションヘッダ、及びDIIメッセージに含まれる各項目から所定の項目の記述内容を参照することにより、当該セクションで伝送されるコンテンツのカルーセル伝送周期、及びカルーセルデータの更新の有無を検知する。なお、カルーセル周期・更新検知手段23におけるカルーセル伝送周期及び更新の有無の検知手法の詳細な説明については後述する。また、カルーセル周期・更新検知手段23は、検知した結果をカルーセルデータ蓄積手段26に出力する。
また、冗長パケット位置把握手段は、入力されたTSパケット列から冗長データのパケット位置を把握し、その結果に基づいて分離したデータ放送コンテンツのパケットの格納を制御する。
ここで、第1の実施形態では、再送信時の伝送路の帯域に合わせ、外部入力クロック、又は予め設定した伝送速度に合わせてTSに冗長パケットを挿入してレート変換を行う場合、レート変換により挿入される冗長パケットの位置、及び冗長データの伝送レートを把握する手段を備える。つまり、再送信時の伝送路の帯域に合わせてTSに対してレート変換を行い、レート変換の際に挿入された冗長パケットの帯域を利用する。
更に具体的に説明すると、冗長パケット位置把握手段に含まれるレート比較手段24は、ビットレート取得手段21から得られる再送信対象とするTSパケットのビットレートと、予め設定される再送信時の伝送路の帯域とに基づいて設定されるビットレート、或いは外部入力された予め設定されたビットレート(外部入力クロック)とを比較する。また、レート比較手段24は、比較によりTSパケット列のビットレート(伝送帯域)の増加分の情報を把握し、その情報からレート変換における制御情報を生成し、冗長パケット挿入・位置把握手段25及びカルーセルデータ蓄積手段26に出力する。
ここで、再送信対象とするTSパケット列のビットレートは、例えば伝送路符号化された変調波を受信し、復調する際にTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)情報等を取得することで把握可能である。また、再送信対象とするTSパケット列が、IPネットワーク網で伝送される場合等のようにTMCC情報が得られない場合は、他の手法でビットレートを測定する必要がある。このような場合には、単位時間あたりの受信ビット数から求めたり、TSパケット列内のPCRパケットに記載されたタイムスタンプ等から求める手法等がある。
また、冗長パケット位置把握手段に含まれる冗長パケット挿入・位置把握手段25は、再送信時の伝送路の帯域に基づいて設定されるビットレート、或いは外部入力される予め設定されたビットレート(外部入力クロック)に基づいて、TSパケット列のレートを変換する。なお、レート変換は、冗長データからなるTSパケットを挿入することにより行う。また、冗長パケット挿入・位置把握手段25は、変換したレート後にパケットを対象パケット再多重化手段28に出力する。
また、冗長パケット挿入・位置把握手段25は、PCRを伝送するパケットについて、レート変換に伴うPCR値の修正を行い、修正したパケットを対象パケット再多重化手段28に出力する。
カルーセルデータ蓄積手段26は、複製、繰り返し挿入するデータ放送パケットをカルーセル伝送の一周期分を単位として蓄積する。また、カルーセルデータ蓄積手段26は、データ放送パケットをTSパケット列へ再多重するために、カルーセル伝送の一周期分を単位として繰り返しパケットを出力する。
また、カルーセルデータ蓄積手段26は、カルーセル周期・更新検知手段23により得られる情報から、例えばデータ放送コンテンツの更新が発生した場合、蓄積したデータ放送パケットを更新されたデータ放送パケットで置き換える。
カルーセルデータ監視手段27は、対象パケット再多重化手段28においてデータ放送パケット列を再多重する際のパケット挿入のスケジューリングを行う。また、カルーセルデータ監視手段27は、データ放送パケットにおけるTSパケット列内の配置方法として予め設定されている制限等がある場合には、その制限を満たすように、データ放送パケットのTSパケット列への格納を制御する。
なお、上述した制限としては、例えば同一PIDで6つ以上のTSパケットを連続して送信しないようにしたり、同時に受信するコンポーネント(DII、DDB、イベントメッセージを含む)の合計ビットレートを4Mbps以下としたり、1サブテーブルあたりの最大ビットレートを2Mbpsとする等の制限を用いることができる。これにより、既に規格化されている各種制限に対応したカルーセル伝送を実現することができる。
なお、上述の1コンポーネントには1PIDが対応し、また上述のサブテーブルとは、DSM−CCセクションで伝送される図3に示すセクションヘッダに示される「table_id_extension」で区別されるデータストリームの一単位を示している。
対象パケット再多重化手段28は、冗長パケット挿入・位置把握手段25から得られるヌルパケットを含むTSパケット列に対し、カルーセルデータ蓄積手段26から出力した対象パケットとしてのデータ放送パケットを、冗長パケットと置き換えて格納し、再多重化したデータを受信装置13に伝送する。
また、対象パケット再多重化手段28は、格納の際にTSパケット列内の同一PIDを持つTSパケットについて、図3に示すTSPヘッダに記述された「continuity_counter」の値を不連続とならないように書き換える。更に、対象パケット再多重化手段28は、データ放送パケットに置き換えられなかった冗長パケットについては、もし冗長パケットがヌルパケットでない場合、ヌルパケットに置き換えて受信装置13に伝送する。
ここで、図4は、第1の実施形態におけるレート変換の一例を示す図である。図4に示すように、再送信装置12が受信時の伝送帯域に対して、再送信時の各伝送路のクロックやビットレートに合わせてレート変換を行うことにより、単位時間あたりのデータ量を増大させることができる。したがって、DDB及びDIIを効率よく例えばデータ放送パケット等を伝送させることができる。
また、図5は、第1の実施形態における対象パケットの格納例を示す図である。なお、図5において、P1〜P4は、映像、音声等のようにユーザのリクエストに対する応答の迅速性を有しないパケット(対象外パケット)を示し、またPt1〜Pt4は、例えばカルーセル方式で伝送されるデータ放送のように、ユーザのリクエストに対する応答の迅速性を有するようなパケット(対象パケット)を示している。
第1の実施形態では、図5(a)に示すように入力されたTSを図5(b)に示すように対象パケットと対象外パケットとに分離する。また、再送信時の伝送路に基づいて、変換されたレート増加分のパケットを利用して、図5(c)に示すように対象パケットを繰り返し格納する。このように、レート増加分の冗長パケットの領域を利用して対象パケットを格納することで容易に受信側でのデータの取得時間を短縮させることができる。
<対象パケット識別・分離手段22におけるパケット識別、分離手法>
次に、対象パケット識別・分離手段22におけるパケット識別、分離手法について詳細に説明する。
まず、TSパケットの識別には、例えば、ISO/IEC 13818‐1 2.4.4、ARIB STD−B10 第2部 5.2等に示されているTSの管理情報であるPAT(Program Association Table)、又はPMT(Program Map Table)等を参照することによって行う。
また、例えばISO/IEC 13818−1 2.4.4等に示されているPMT内の各ストリームについてのストリームタイプ「stream_type」を参照することにより、データ放送を伝送するPIDのTSパケットを把握する。
ARIB STD−B24 第4章等に示されているように、カルーセル方式で伝送されるデータ放送のストリームタイプは、「stream_type=0x0B」及び「stream_type=0x0D」である。したがって、PMTを参照し、「stream_type=0x0B」及び「stream_type=0x0D」であるPIDのTSパケットを複製対象候補とする。
複製対象候補となったPIDを持つTSパケットについて、TSパケットのペイロード内のDSM−CCセクション内に記述されたテーブル識別「table_id」を参照する。例えば、ARIB STD−B24 第6章 6.5等に示されているように、カルーセル方式で伝送されるDIIメッセージのテーブル識別は「table_id=0x3B」、DDBメッセージのテーブル識別は「table_id=0x3C」である。したがって、複製対象候補のうち、「table_id=0x3B」及び「table_id=0x3C」であるTSパケットを複製対象と識別し、TSパケット列から分離する。
<カルーセル周期・更新検知手段23におけるカルーセル伝送周期及び更新の有無の検知手法>
次に、カルーセル周期・更新検知手段23におけるカルーセル伝送周期及び更新の有無の検知手法について詳細に説明する。
まず、図3に示すDIIメッセージに記述された「モジュール数(number_of modules)」、及び「module_size」を参照し、カルーセル伝送されるモジュール数、及び各モジュールのサイズを把握する。また、伝送されるDIIメッセージ、DDBメッセージで伝送される各モジュールを受信することにより、カルーセル伝送される各モジュールの伝送周期を検知する。また、DIIメッセージに記述された図3に示す「download_id」を参照し、データ放送コンテンツの更新を把握する。
例えば、ARIB STD‐B24 第三編 6.1等に示されているように、図3に示すDIIメッセージに記述された「download_id」の全32ビット中、先頭4ビット(=data_event_id)、及びDIIメッセージ内の各モジュールについて記述された「module_version」を参照し、データ放送コンテンツの更新の有無を検知する。つまり、上述した各項目に記述された値が変更されている場合、データ放送コンテンツの更新が行われたことになる。
<カルーセルデータ蓄積手段26>
ここで、カルーセル蓄積手段26は、DIIメッセージ、及びDDBメッセージからなるカルーセルの一単位を保存するが、データ放送コンテンツの更新が発生した場合、具体的にはカルーセル周期・更新検知手段23において「data_event_id」が更新されている場合に該当するDIIメッセージ、及びDDBメッセージからなるカルーセルの一単位を全てクリアにして、再度新たなDIIメッセージ、DDBメッセージを蓄積し直す。
また、カルーセル蓄積手段26は、データ放送コンテンツの更新が発生した場合、具体的には「module_version」が更新されている場合、該当する「module_id」に対応するDDBメッセージをクリアにして、再度同じ「module_id」を持つDDBメッセージを蓄積し直す。
上述したように、第1の実施形態によれば、容易にカルーセル方式で伝送されるコンテンツ(データ)の取得時間を短縮することができる。これにより、例えばユーザのコンテンツリクエストに対するレスポンスを向上させることができる。
<再送信装置12:第2の実施形態>
次に、再送信装置12の第2の実施形態について説明する。一般に、TSパケットには、ヌルパケットと呼ばれる冗長パケットが含まれている。ヌルパケットは、情報を持たないパケットであり、TS内に含まれる量に規定はないため、TSとしての整合性を満たせば、ヌルパケットを置き換えて別のパケットを伝送することも可能である。そこで、第2の実施形態では、TSに含まれるヌルパケットの帯域を利用して再送信することにより、容易に受信側でのデータの取得時間を短縮させることができる。
図6は、第2の実施形態における再送信装置の一構成例を示す図である。なお、図6に示す第2の実施形態における再送信装置12−2において、上述した再送信装置12−1と同様の動作を行う構成については、同一符号を付すものとし、その詳細な説明は省略する。
図6に示す第2の実施形態における再送信装置12−2は、対象パケット識別・分離手段22と、カルーセル周期・更新検知手段23と、ヌルパケット位置把握手段35と、カルーセルデータ蓄積手段36と、カルーセルデータ監視手段27と、対象パケット再多重化手段38とを有するよう構成されている。なお、実線矢印は、TSパケット列のデータを示し、点線矢印は、対応する各構成部分を制御する制御情報を示している。
対象パケット識別・分離手段22は、上述した第1の実施形態にと同様に、入力される再送信対象のデジタル放送のTSパケット列について、カルーセル伝送されているデータ放送のコンテンツが格納されたTSパケット、つまり、複製し、繰り返し格納する対象となるTSパケットを識別し、TSパケット列から分離する。また、対象パケット識別・分離手段22は、分離後のTSパケット列の該当位置に冗長データからなるTSパケットを代わりに格納する。
また、対象パケット識別・分離手段22は、分離し冗長データを格納したパケットデータをカルーセル周期・更新検知手段23、カルーセルデータ蓄積手段36、及びヌルパケット位置把握手段35に出力する。
カルーセル周期・更新検知手段23は、分離されたデータ放送のTSパケット列について、CASの暗号化を解除する。また、カルーセル周期・更新検知手段23は、暗号化を解除したTSパケット列について、TSPヘッダ、セクションヘッダ、及びDIIメッセージを参照することにより、当該セクションで伝送されるコンテンツのカルーセル伝送周期、及びカルーセルデータの更新の有無を検知する。また、カルーセル周期・更新検知手段23は、検知した結果をカルーセルデータ蓄積手段36に出力する。
また、第2の実施形態における冗長パケット位置把握手段としてのヌルパケット位置把握手段35は、TSパケット列に含まれるヌルパケットの位置、及びヌルパケットの帯域を把握する。また、ヌルパケット位置把握手段35は、複製対象として分離したデータ放送パケットを繰り返し格納するためのカルーセルデータ蓄積手段36に対して、ヌルパケットの位置や増加した帯域等の情報を把握し、その情報から把握し、その情報からヌルパケットを対象パケットに置換するための制御情報を生成し、カルーセルデータ蓄積手段36に出力する。
カルーセルデータ蓄積手段36は、対象パケット識別・分離手段22から分離した対象パケットを取得し、カルーセル周期・更新検知手段23から得られる情報と、ヌルパケット位置把握手段35により得られるヌルパケット位置情報とに基づいて、複製、繰り返し挿入するデータ放送パケットをカルーセル伝送の一周期分を単位として蓄積する。また、カルーセルデータ蓄積手段36は、データ放送パケットをTSパケット列へ再多重するために、カルーセル伝送の一周期分を単位として繰り返しパケットを出力する。
また、カルーセルデータ蓄積手段36は、データ放送コンテンツの更新が発生した場合、蓄積したデータ放送パケットを更新されたデータ放送パケットで置き換える。
カルーセルデータ監視手段27は、対象パケット再多重化手段38においてデータ放送パケット列を再多重化する際のパケット挿入のスケジューリングを行う。また、カルーセルデータ監視手段27は、データ放送パケットにおけるTSパケット列内の配置方法として予め設定されている制限がある場合には、その制限を満たすように、データ放送パケットのTSパケット列への格納を制御する。なお、上述した制限としては、例えば第1の実施形態と同様の制限等を用いることができる。
対象パケット再多重化手段38は、ヌルパケットを含むTSパケット列に対し、カルーセルデータ蓄積手段36から出力したデータ放送パケットを、ヌルパケットと置き換えて格納し、再多重化したデータを受信装置13に伝送する。
また、対象パケット再多重化手段38は、格納の際にTSパケット列内の同一PIDを持つTSパケットについて、TSパケットヘッダに記述された「continuity_counter」の値を不連続とならないように書き換える。更に、対象パケット再多重化手段38は、データ放送パケットに置き換えられなかったヌルパケットについては、そのまま伝送する。
ここで、図7は、第2の実施形態における対象パケットの格納例を示す図である。なお、図7において、P1〜P4は、データ放送等のように迅速性を有しないパケット(対象外パケット)を示し、またPt1〜Pt4は、例えばユーザのリクエストに対するレスポンス等のように迅速性を有するようなパケット(対象パケット)を示し、N1、N2は、ヌルパケットを示している。
第2の実施形態では、図7(a)に示すように入力されたTSを図7(b)に示すように対象パケットと対象外パケットとに分離する。また、再送信時には、先に伝送されるヌルパケットN1、N2の領域を利用して図7(c)に示すように対象パケットを繰り返し格納する。このように、TSに含まれる冗長パケットの領域を利用して対象パケットを繰り返し格納することで容易に受信側でのデータの取得時間を短縮させることができる。
このように、第2の実施形態によれば、容易にカルーセル方式で伝送されるコンテンツ(データ)の取得時間を短縮することができる。これにより、例えばユーザのコンテンツリクエストに対するレスポンスを向上させることができる。
なお、本発明では、上述した第1の実施形態及び第2の実施形態を組み合わせてデータカルーセル伝送を実現することができる。
<実行プログラム>
ここで、上述した再送信装置12は、上述した専用の装置構成等を用いて本発明における再送信処理を行うこともできるが、各構成における処理をコンピュータに実行させるための実行プログラムを生成し、例えば汎用のパーソナルコンピュータ、サーバ等にそのプログラムをインストールすることにより、本発明に係る再送信処理を実現することができる。
<ハードウェア構成>
ここで、本発明における再送信処理が実行可能なコンピュータのハードウェア構成例について図を用いて説明する。図8は、本発明における再送信処理が実現可能なハードウェア構成の一例を示す図である。
図8におけるコンピュータ本体には、入力装置41と、出力装置42と、ドライブ装置43と、補助記憶装置44と、メモリ装置45と、各種制御を行うCPU(Central Processing Unit)46と、ネットワーク接続装置47とを有するよう構成されており、これらはシステムバスBで相互に接続されている。
入力装置41は、ユーザ等が操作するキーボード及びマウス等のポインティングデバイスや音声入力デバイス等を有しており、ユーザ等からのプログラムの実行指示等、各種操作信号、音声信号を入力する。出力装置42は、本発明における処理を行うためのコンピュータ本体を操作するのに必要な各種ウィンドウやデータ等を表示するディスプレイやスピーカ等を有し、CPU46が有する制御プログラムにより実行経過や結果等を表示又は音声出力することができる。
ここで、本発明において、コンピュータ本体にインストールされる実行プログラムは、例えばCD−ROM等の記録媒体48等により提供される。プログラムを記録した記録媒体48は、ドライブ装置43にセット可能であり、記録媒体48に含まれる実行プログラムが、記録媒体48からドライブ装置43を介して補助記憶装置44にインストールされる。
また、ドライブ装置43は、本発明に係る実行プログラムを記録媒体48に記録することができる。これにより、その記録媒体48を用いて、他の複数のコンピュータに容易にインストールすることができ、容易に再送信処理を実現することができる。
補助記憶装置44は、ハードディスク等のストレージ手段であり、本発明における実行プログラムや、コンピュータに設けられた制御プログラム等を蓄積し必要に応じて入出力を行うことができる。また、補助記憶装置44は、上述したパケットや各種制御情報等を蓄積する蓄積手段として用いることもできる。
メモリ装置45は、CPU46により補助記憶装置44から読み出された実行プログラム等を格納する。なお、メモリ装置45は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等からなる。
CPU46は、OS(Operating System)等の制御プログラム、及びメモリ装置45に格納されている実行プログラム等に基づいて、各種演算や各ハードウェア構成部とのデータの入出力等、コンピュータ全体の処理を制御して、再送信処理を実現することができる。また、プログラムの実行中に必要な各種情報等は、補助記憶装置44から取得することができ、また格納することもできる。
ネットワーク接続装置47は、電波を送信又は受信することができるアンテナ装置や、電話回線、LAN(Local Area Network)ケーブル等の通信ネットワーク(各種伝送路)等と接続することにより、実行プログラムや各種データを他の端末等から取得したり、プログラムを実行することで得られた実行結果又は本発明における実行プログラムを他の端末等に提供することができる。
上述したようなハードウェア構成により、特別な装置構成を必要とせず、低コストで再送信処理を実現することができる。また、プログラムをインストールすることにより、容易に再送信処理を実現することができる。
<再送信処理手順>
次に、本発明における実行プログラムを用いた再送信処理手順についてフローチャートを用いて説明する。図9は、本発明における再送信処理手順の一例を示すフローチャートである。
図9において、まず放送衛星や放送塔等から伝送されたコンテンツ信号を受信し(S01)、伝送信号に含まれるTSデータの中からコンテンツに該当する対象パケットを識別・分離する(S02)。
次に、冗長パケットの位置の把握を行う(S03)。具体的には、再送信対象とするTSパケット列のビットレートと、再送信時の伝送路の帯域に基づいて設定されるビットレートと、或いは外部入力されたクロックとを比較することにより、TSパケット列のビットレートの増加分を把握し、レート変換を制御する。また、再送信時の伝送路の帯域により設定されるビットレート、或いは外部入力されたクロックに合わせて、TSパケット列のレートを変換する(第1の実施形態)。また、S03の処理においては、上述の手法の他にも例えばTSに含まれるヌルパケットの帯域を把握してもよい(第2の実施形態)。
次に、上述したS02の処理により分離されたデータ放送のTSパケット列に基づいて、カルーセルの周期と、カルーセルデータの更新の有無を検知する(S04)。また、複数、繰り返し挿入するカルーセルデータとしてのデータ放送パケットを、カルーセル伝送の一周期分を単位として蓄積し(S05)、ヌルパケットを含むTSパケット列に対し、S05の処理により蓄積されたデータ放送パケットをヌルパケットと置き換えて再多重化し(S06)、再多重化したデータを受信装置13に伝送する(S07)。
上述したように再送信処理によれば、効率的にカルーセルデータを送信することができるため、容易に受信側でのデータの取得時間を短縮させることができる。また、実行プログラムをコンピュータにインストールすることにより、容易に再送信を実現することができる。
上述したように本発明によれば、効率的にカルーセルデータを送信することができるため、容易に受信側でのデータの取得時間を短縮させることができる。具体的には、例えばカルーセル方式で伝送されるデータ放送コンテンツを含むデジタル放送のTSを再送信するサービス等において、カルーセル方式等で伝送されるコンテンツの取得時間を短縮することができる。また、取得時間の短縮は、カルーセル方式で伝送されるコンテンツのデータ構造、或いはデータの内容を解析・変更することなく、コンテンツを格納するTSパケットレベルの処理で容易に行うことができる。
なお、上述した実施形態においては、パケットの一例としてデータ放送パケットを用いたが、本発明においては特にこれに限定されるものではなく、例えば他の分野のコンテンツに含まれるパケット等にも適用することができる。
以上本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
本発明における再送信装置を適用した放送システムの一実施形態の構成例を示す図である。 第1の実施形態における再送信装置の一構成例を示す図である。 カルーセル方式のTSパケット構造の一例を示す図である。 第1の実施形態におけるレート変換の一例を示す図である。 第1の実施形態における対象パケットの格納例を示す図である。 第2の実施形態における再送信装置の一構成例を示す図である。 第2の実施形態における対象パケットの格納例を示す図である。 本発明における再送信処理が実現可能なハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明における再送信処理手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 放送システム
11 送信装置
12 再送信装置
13 受信装置
21 ビットレート取得手段
22 対象パケット識別・分離手段
23 カルーセル周期・更新検知手段
24 レート比較手段
25 冗長パケット挿入・位置把握手段
26,36 カルーセルデータ蓄積手段
27 カルーセルデータ監視手段
28,38 対象パケット再多重化手段
35 ヌルパケット位置把握手段
41 入力装置
42 出力装置
43 ドライブ装置
44 補助記憶装置
45 メモリ装置
46 CPU
47 ネットワーク接続装置
48 記録媒体

Claims (6)

  1. 送信側から伝送されたTSを受信し、カルーセル方式により再送信する再送信装置において、
    前記TSに含まれるパケット列から、ユーザからのリクエストに対する応答を含むデータが格納されている対象パケットを識別して分離する対象パケット識別・分離手段と、
    前記パケット列に対して冗長データのパケット位置を把握する冗長パケット位置把握手段と、
    前記対象パケット識別・分離手段により分離した対象パケットについて、カルーセルの伝送単位及び伝送周期を把握し、更に受信したデータの更新の有無を検知するカルーセル周期・更新検知手段と、
    前記カルーセル周期・更新検知手段により得られる前記カルーセルの伝送単位及び伝送周期に対応させて前記パケット列を蓄積し、更に前記データの更新があった場合に、蓄積されているパケットを更新されたパケットで置き換えるカルーセルデータ蓄積手段と、
    前記カルーセルデータ蓄積手段により蓄積された前記パケット列のうち、前記冗長パケット位置把握手段により得られる冗長パケット位置に前記対象パケットをカルーセル伝送単位で繰り返し格納し、TSとして再多重化する再多重化する再多重化手段と、
    前記再多重化手段によるパケットの再多重化時に、予め設定された制限に対応させてカルーセルデータを格納するように監視するカルーセルデータ監視手段とを有することを特徴とする再送信装置。
  2. 前記冗長パケット位置把握手段は、
    再送信時における伝送路の帯域又は予め設定された伝送速度に基づいて、前記TSに冗長パケットを挿入することでレート変換を行う場合、前記レート変換により挿入された冗長パケットの位置及び冗長データの伝送レートを把握することを特徴とする請求項1に記載の再送信装置。
  3. 前記冗長パケット位置把握手段は、
    前記TSに含まれるパケット列から冗長データのパケットの位置及び冗長データの伝送レートを把握することを特徴とする請求項1に記載の再送信装置。
  4. 前記カルーセル周期・更新検知手段は、
    TSパケットヘッダ及びDSM−CCセクション内に記述された情報から、DSM−CCセクション内で分割して伝送されるデータの種類を把握し、更に前記DSM−CCセクション内に記述された所定項目の記述内容に基づいて、受信したデータの更新の有無を把握することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の再送信装置。
  5. 送信側から伝送されたTSを受信し、カルーセル方式により再送信する再送信方法において、
    前記TSに含まれるパケット列から、ユーザからのリクエストに対する応答を含むデータが格納されている対象パケットを識別して分離する対象パケット識別・分離ステップと、
    前記パケット列に対して冗長データのパケット位置を把握する冗長パケット位置把握ステップと、
    前記対象パケット識別・分離ステップにより分離した対象パケットについて、カルーセルの伝送単位及び伝送周期を把握し、更に受信したデータの更新の有無を検知するカルーセル周期・更新検知ステップと、
    前記カルーセル周期・更新検知ステップにより得られる前記カルーセルの伝送単位及び伝送周期に対応させて前記パケット列を蓄積し、更に前記データの更新があった場合に、蓄積されているパケットを更新されたパケットで置き換えるカルーセルデータ蓄積ステップと、
    前記カルーセルデータ蓄積ステップにより蓄積された前記パケット列のうち、前記冗長パケット位置把握ステップにより得られる冗長パケット位置に前記対象パケットをカルーセル伝送単位で繰り返し格納し、TSとして再多重化する再多重化する再多重化ステップと、
    前記再多重化ステップによるパケットの再多重化時に、予め設定された制限に対応させてカルーセルデータを格納するように監視するカルーセルデータ監視ステップとを有することを特徴とする再送信方法。
  6. コンピュータを、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載の再送信装置が有する各手段として機能させるための再送信プログラム。
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