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JP4981802B2 - 通信ネットワークにおけるデータの暗号化 - Google Patents
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JP4981802B2 - 通信ネットワークにおけるデータの暗号化 - Google Patents

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Description

本発明はネットワークプロトコルに関する。より詳細には、本発明は通信ネットワークにおけるデータの暗号化に関する。
通信ネットワークにおいては、鍵と呼ばれる秘密情報なしでネットワークノードまたは盗聴者が容易に情報を決定することが可能でないように、暗号化を用いて情報の不明瞭化が行われている。暗号は、暗号化を実行するためのアルゴリズムである。次期米国標準暗号(AES)などのブロック暗号は、「平文ブロック」と呼ばれる固定長ブロックのデータを暗号鍵で暗号化し、暗号化された「暗号文ブロック」を生成する、対称鍵暗号である。暗号鍵を用いて暗号文ブロックを解読し、平文ブロックを再現することが可能である。
暗号化されるデータストリームがブロックサイズより長いとき、ブロック暗号ではデータストリームを暗号化するために「動作モード」が用いられる。電子コードブック(ECB)モードと呼ばれる1つの動作モードでは、ストリームは複数のブロックへ分割され、各平文ブロックは暗号鍵を用いて個別に暗号化される。ECBモードでは、ストリームの異なる部分における同一の平文ブロックは同じ暗号文ブロックに対しマッピングされるので、元のデータストリームの一部のパターンが不明瞭化されない場合がある。
暗号ブロック連鎖(CBC)モードと呼ばれる別の動作モードでは、ストリームは複数のブロックへ分割され、各平文ブロックは暗号化される前に先の暗号文ブロックに基づき(排他的論理和演算を用いて)処理される。CBCモードでは、各暗号文ブロックはすべての先の暗号文ブロックに依存しており、これによって元のデータストリームのパターンの不明瞭化が補助される。
第1の暗号文ブロックは、先の暗号文ブロックを有しないので、「初期化ベクトル」に基づき処理される。CBCモードブロック暗号または他の種類の暗号において用いられる初期化ベクトルによっても、ある形態の無作為化が提供される。異なるデータストリームに対し異なる初期化ベクトルを用いることによって、暗号化されたストリームからの元のデータストリームまたは暗号鍵についての情報を取得することは、より困難となる。初期化ベクトルは対応する暗号化ストリームを解読するために(暗号鍵と共に)用いられ、(暗号鍵と異なり)セキュリティを損なうことなく、対応する暗号化ストリームと共にネットワークを通じて送信可能である。
一態様では、一般に、本発明はネットワークにおける通信方法を特徴とする。この方法は、上位層からの複数の上位データユニットのコンテンツをカプセル化し、ストリームを生成する工程と、ストリームを複数のセグメントに分割する工程と、少なくとも幾つかのセグメントを個別に暗号化する工程と、暗号化されたセグメントは複数の暗号化されたブロックを含むことと、少なくとも幾つかの暗号化されたブロックは暗号化されたセグメント内の他の1つ以上の暗号化されたブロックに基づき暗号化されることと、ネットワークを通じて物理的な通信を取扱う物理層に下位データユニットを供給する工程と、少なくとも幾つかの下位データユニットは複数の暗号化されたセグメントを各々含むことと、を含む。
本発明のこの態様の実施形態は、次の特徴のうちの1つ以上を含んでよい。
各セグメントは複数のデータブロックに分割され、各暗号化されたセグメントはオーバ
ヘッド情報に関連しており、各下位データユニットは関連するオーバヘッド情報であり、第1の下位データユニット内の第1の暗号化されたセグメント内の第1の暗号化されたブロックは、暗号鍵と、第1の暗号化されたセグメント内の第2の暗号化されたブロック、または、少なくとも部分的には第1の暗号化されたセグメントに関連したオーバヘッド情報の一部および第1の下位データユニットに関連したオーバヘッド情報の一部のうちの1つ以上から導出される初期化ベクトルのいずれかとを用いて、第1のデータブロックから形成される。
初期化ベクトルは、少なくとも部分的には、下位データユニットを受信するための暗号化以外の少なくとも幾つかの機能に関連したオーバヘッド情報から導出される。
下位データユニットを供給する工程は一連の物理層ブロックを形成する工程を含み、各物理層ブロックは暗号化されたセグメントおよび同暗号化されたセグメントに関連したオーバヘッド情報を含む。
暗号化されたセグメントに関連したオーバヘッド情報は、ヘッダおよび完全性検査シーケンスのうちの1つ以上を含む。
完全性検査シーケンスは、ヘッダおよび暗号化されたセグメントに基づき算出される巡回冗長検査符号を含む。
初期化ベクトルは、少なくとも部分的には、第1の暗号化されたセグメントに関連したオーバヘッド情報の部分と、第1の下位データユニットに関連したオーバヘッド情報の部分との両方から導出される。
この方法は、さらに、異なる下位データユニットに対して前記オーバヘッド情報のいずれの部分が異なる可能性を有するかに基づき、第1の下位データユニットに関連したオーバヘッド情報の部分を選択する工程を含む。
下位データユニットに関連したオーバヘッド情報の部分は、発信元の識別子および宛先の識別子のうちの1つ以上の少なくとも一部を含む。
この方法は、さらに、異なるセグメントに対して前記オーバヘッド情報のいずれの部分が異なる可能性を有するかに基づき、第1の暗号化されたセグメントに関連したオーバヘッド情報の部分を選択する工程を含む。
第1の暗号化されたセグメントに関連したオーバヘッド情報の部分は、第1の暗号化されたセグメントに関連したシーケンス番号と、下位データユニット内の第1の暗号化されたセグメントの位置を識別する情報と、第1の暗号化されたセグメントが生成されたセグメント内の上位データユニット間の境界の位置を識別する情報と、のうちの1つ以上の少なくとも一部を含む。
各暗号化されたセグメントは独立に再送信可能である。
少なくとも一部のセグメントは前方誤り訂正を用いて符号化される。
この方法は、さらに、新たな初期化ベクトルを用いてセグメントを再暗号化する工程を含む、受信に成功していないセグメントを再送信する工程を含む。
この方法は、さらに、少なくとも幾つかのセグメントに関連したパディングを削減するようにセグメントの長さを選択する工程を含む。
選択される長さは、セグメントの暗号ブロック連鎖モード暗号化に用いられる暗号ブロックサイズの倍数である。
初期化ベクトルの長さは、セグメントの暗号ブロック連鎖モード暗号化に用いられる暗
号ブロックサイズの長さと同じである。
上位層は媒体アクセス制御層を含む。
別の態様では、一般に、本発明はネットワークを通じて情報を送信するための装置を特徴とする。この装置は、通信媒体へ信号を接続するように構成された回路と、回路へ接続されたネットワークインタフェースモジュールと、を備える。ネットワークインタフェースモジュールは、上位層からの複数の上位データユニットのコンテンツをカプセル化してストリームを生成し、ストリームを複数のセグメントに分割し、少なくとも幾つかのセグメントを個別に暗号化し、ネットワークを通じて物理的な通信を取扱う物理層に下位データユニットを供給するように構成された回路を含む。暗号化されたセグメントは複数の暗号化されたブロックを含み、少なくとも幾つかの暗号化されたブロックは暗号化されたセグメント内の他の1つ以上の暗号化されたブロックに基づき暗号化され、少なくとも幾つかの下位データユニットは複数の暗号化されたセグメントを各々含む。
本発明の多く利点(その一部は本発明の様々な態様および実施形態のうちの一部においてのみ達成され得る)は、とりわけ、以下である。
セグメントの暗号化および解読のための初期化ベクトルを、少なくとも部分的には、セグメントにまたはセグメントを含む下位データユニットに関連したオーバヘッド情報から導出することによって、より高い通信効率(例えばペイロード対オーバヘッド比に関して)を達成可能である。オーバヘッド情報が下位データユニットを受信するための暗号化以外の少なくとも幾つかの機能に関連している場合、初期化ベクトルによる追加のオーバヘッドは付加されない。
受信局が下位データユニットに対するオーバヘッド情報を受信した後、所与の暗号化されたセグメントに対する初期化ベクトルを導出するために必要な他の情報は、そのセグメントに関連したオーバヘッド情報のみである。各セグメントに対して独立なオーバヘッド情報からIVを導出することを含め、セグメントを独立に暗号化することによって、次いで、セグメントにおいて訂正不可能な誤りが検出されるとき、セグメントを復号するために再送信する必要があるのは、そのセグメントを含む下位データユニットの部分のみである。
図1に示すように、ネットワーク構成2は、幾つかの通信局6〜10(例えば、計算装置または視聴覚装置)が互いに通信を行うための通信媒体3を備える。通信媒体3は、例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、無シールドツイストペアケーブルまたは送電線など、1つ以上の種類の物理的な通信媒体を含むことが可能である。また、ネットワーク構成2は、ブリッジまたはリピータなどの装置を備えることも可能である。通信媒体3は、様々なネットワークトポロジー(例えば、バス、ツリー、スター、メッシュなど)のうちの任意のものにしたがって、ネットワーク構成2において通信局を接続することが可能である。
通信局は、所定のネットワークアーキテクチャにしたがって、互いに通信を行う。ネットワークアーキテクチャの複数の層を形成する抽象オブジェクトは、通信プロトコルと呼ばれることがある。通信プロトコルによって、通信サービスには、情報を送受信するために用いられるより上位のオブジェクト(アプリケーション処理、すなわち、より上位の層など)が提供される。例えば、一部のネットワークアーキテクチャでは、最下層は物理(PHY)層および媒体アクセス制御(MAC)層の通信プロトコルを含む。PHY層は、データと通信媒体3を通じて送信される信号波形との間の変換を行う。MAC層はデータリンク層の副層であり、例えば、開放型システム間相互接続(OSI)ネットワークアーキテクチャ標準にしたがって、PHY層に対するインタフェースを提供する。
通信局6〜10は、それぞれの局に対しハードウェア、ソフトウェアまたはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせにより通信プロトコルを実装する、それぞれのネットワークインタフェースモジュール12〜16を備える。これらの局は、用いられる特定の通信プロトコルが異なることもあるが、それらのプロトコルが互換性を有する場合、依然として互いに通信することが可能である。送信局の通信プロトコルは、受信局のピア通信プロトコルへデータユニットの形態でデータを送信する。各々の局にて、データユニットは通信プロトコルの複数の層(すなわち、「プロトコルスタック」)の間を上下に渡される。通信プロトコルは、より上位の層のプロトコルからサービスデータユニット(SDU)を受信し、プロトコル制御情報(PCI)を用いて(例えば、ヘッダとして)SDUをカプセル化し、より下位の層へSDUとして提供されるプロトコルデータユニット(PDU)を形成する。したがって、各下位層は上位層にサービスを提供し、カプセル化されたSDUがピアプロトコルへ配信されることを保証する。
例えば、送信局のMAC層プロトコルは受信局のMAC層プロトコルへMACプロトコルデータユニット(MPDU)を送信する。MPDUは、アプリケーション層ペイロードに加え、PCIや、MAC層および上位層のSDUに関連した他のオーバヘッド情報(例えば、ヘッダの情報または末尾の巡回冗長検査(CRC)符号)を含む。MAC層は、通信媒体3を通じて輸送されるPHYサービスデータユニット(PSDU)として、MPDUをPHY層へ提供する。PHYプロトコルデータユニット(PPDU)は、通信媒体3を通じて送信されるPSDUを表現する変調された信号波形を表す。
図2には、ネットワーク構成2によって使用可能な参照ネットワークアーキテクチャ50の一部における代表的なシステムインタフェースと、それに関連したデータユニットとを示す。この部分は各局にて実装されてよい。ネットワークアーキテクチャの3つの層、すなわち、ブリッジ/PAL 52、MAC 54、物理層(PHY)56の1つ以上の層を含むプロトコル適応層(PAL)を示す。ブリッジ/PAL 52、MAC 54、物理層(PHY)56は、それぞれM1インタフェース62、PSインタフェース64によって分離されている。
上位のインタフェースH1 58は、第i番目のホストインタフェースを表す。各プロトコルについて1つのインタフェースがサポートされている。H1インタフェース58は、ネットワークアーキテクチャ50の上位層に対する第i番目のホストプロトコルデータユニット(HPDU)68および第i番目のプロトコル適応層サービスデータユニット(PAL SDU)69の境界の点を定義する。
サポートされる各プロトコルについて、対応するブリッジ/PAL 52は、部分的にはホストソフトウェアにより、また部分的にはファームウェア、ハードウェアまたはその両方により、実装されてよい。アーキテクチャ50の例はIEEE 802.3および等時性ストリームプロトコルをサポートするとともに、インタフェース60を通じて他のネットワークの専用のプロトコルに対するアクセスを提供する。ブリッジ/PAL 52は、上位層適応(HLA)機能、ブリッジ機能またはその両方をサポートする。HLAおよびブリッジ動作の両方は、PALプロトコルデータユニット(PALPDU)70を含むホストデータパケットのMACサービスデータユニット(MSDU)71への翻訳と、反対にMACサービスデータユニット(MSDU)71のPALプロトコルデータユニット(PALPDU)70を含むホストデータパケットへの翻訳とをサポートし、また、H1インタフェース58から対応するネットワークインタフェース12〜16のアドレス(例えば、MACアドレス)へのホストアドレスの翻訳をサポートする。また、HLAおよびブリッジ動作は、MAC層に調和したストリームの確立に加え、トラフィッククラスおよびQoSパラメータの決定もサポートする。
M1インタフェース62は、すべてのプロトコル適応層に対し共通であり、所与のブリッジ/PAL 52とMAC層54との間の境界を定義する。PALプロトコルデータユニット(PALPDUs)70はMACサービスデータユニット(MSDU)71としてブリッジ/PAL 52からMAC層54へと下に渡され、反対にMAC層54からブリッジ/PAL 52へと上に渡される。
媒体アクセス制御(MAC)層54はブリッジ/PAL 52からのMACサービスデータユニット(MSDU)71を処理し、PHYサービスデータユニット(PSDU)73として物理層56に配信するためのMACプロトコルデータユニット(MPDU)72を生成する。MAC層54の処理は、例えば、PAL 52に対するサービスインタフェース、ネットワーク管理、承認制御、暗号化、誤り制御(ARQ)、再送信、エスカレーション、フレーミング、分割・再組立て、パケットのカプセル化・脱カプセル化、チャネルアクセス(無競合バースト、管理セッション、CSMA/CAなど)、タイムスタンプ、マルチメディアクロックによる同期、および無競合セッションを含む。
物理層シグナリング(PS)インタフェース64はMAC層54およびPHY 56を分離しており、MACプロトコルデータユニット(MPDU)72は、PHYサービスデータユニット(PSDU)73として、PSインタフェース64を通じてMAC層54からPHY 56へ、また反対にPHY 56からMAC層54へ渡される。
物理層(PHY)56プロトコルは、PHYプロトコルデータユニット(PPDU)信号74を送信するために様々な動作を提供する。PHYプロトコルデータユニット(PPDU)信号74は、変調方式にしたがってPSDU 73データが変調されるシンボルを含む。例えば、送電線媒体など共有の通信媒体を通じた直交周波数分割多重(OFDM)変調方式では、PHY 56は、前方誤り訂正(FEC)符号化、暗号化、物理キャリア感知、フレーム制御復号、誤り検出、およびOFDM通信に用いられるキャリア周波数の「トーンマップ」のチャネル推定および選択に必要な情報を提供することが可能である。
データと通信媒体を通じて送信される信号波形との間の変換を行うネットワークインタフェースモジュールの部分を実装するために、様々な通信システムアーキテクチャのうちの任意のものを用いることが可能である。OFDM変調では、データはOFDM「シンボル」の形態で送信される。各シンボルは所定の持続時間、すなわち、シンボル時間Tを有する。各シンボルは、互いに直交でありOFDMキャリアを形成する、N個の正弦キャリア波形の重ね合せによって生成される。各キャリアは、ピーク周波数fと、シンボルの開始から測定される位相φとを有する。これらの互いに直交なキャリアの各々について、正弦波形の全周期数はシンボル時間T以内に収まっている。すなわち、各キャリア周波数は、周波数間隔Δf=1/Tの整数倍である。キャリア波形の位相φおよび振幅Aは、得られる変調された波形の直交性に影響を与えることなく、(適切な変調方式にしたがって)独立に選択可能である。キャリアは、OFDM帯域幅と呼ばれる周波数f〜fの周波数範囲を占有する。
図3を参照すると、通信システム300は、通信媒体304を通じて受信機306へ信号(例えば、一連のOFDMシンボル)を送信するために送信機302を備える。送信機302および受信機306は、いずれも各局のネットワークインタフェースモジュールに組込可能である。通信媒体304は、送電線ネットワークを通じた1つの装置から別の装置への経路を表現し得る。
送信機302にて、PHY層を実装するモジュールは、MAC層からMPDUを受信する。MPDUは、スクランブル化、誤り訂正符号化、およびインタリーブ化などの処理を実行するために、符号器モジュール320へ送信される。
符号化されたデータはマッピングモジュール322へ供給される。マッピングモジュール322は、現在のシンボルに用いられるコンスタレーション(例えば、BPSK、QPSK、8−QAM、16−QAMコンスタレーション)に応じて一群のデータビット(例えば、1,2,3,4,6または10ビット)を取得し、それらのビットによって表現されるデータ値を現在のシンボルのキャリア波形の同相成分(I)および直角位相成分(Q)の対応する振幅にマッピングする。これによって、その実数部分がピーク周波数fのキャリアのI成分に対応し、その虚数部分がQ成分に対応する、対応する複素数C=Aexp(jφ)に関連した各データ値が生じる。これに代えて、変調されたキャリア波形にデータ値を関連付ける任意の適切な変調方式を用いることが可能である。
また、マッピングモジュール322は、システム300が情報を送信するためにOFDM帯域幅内のキャリア周波数f,...,fのいずれを用いるかを決定する。例えば、フェージングを経験している一部のキャリアを回避することが可能であり、それらのキャリア上では情報が送信されない。あるいは、マッピングモジュール322は、そのキャリアについて、擬似ノイズ(PN)シーケンスからのバイナリ値を用いて変調されたコヒーレントBPSKを用いる。電力放射可能な媒体304上の制限された帯域(例えば、アマチュア無線帯域)に対応する一部のキャリア(例えば、キャリアi=10)については、それらのキャリア上ではエネルギーが送信されない(例えば、A10=0)。また、マッピングモジュール322は、「トーンマップ」にしたがって、キャリアの各々に対し用いられる変調の種類(すなわち、「トーン」)を決定する。トーンマップはデフォルトのトーンマップであってもよく、あるいは、受信局によって決定されるカスタマイズされたトーンマップであってもよい。
逆離散フーリエ変換(IDFT)モジュール324は、マッピングモジュール322がピーク周波数f,...,fを有するN個の直交キャリア波形に対し決定したN個の複素数(それらのうちの一部は未使用キャリアについて0であってよい)の組の変調を実行する。(サンプリングレートfにおける)離散時間シンボル波形S(n)を形成するために、変調されたキャリアをIDFTモジュール324によって結合する。これは、次式のように書くことができる:
Figure 0004981802
ここで、時間のインデックスnは1からNへ進み、Aは振幅であり、φはピーク周波数f=(i/N)fによるキャリアの位相であり、j=√(−1)である。一部の実施形態では、離散フーリエ変換は、Nが2の累乗である高速フーリエ変換(FFT)に相当する。
後処理モジュール326は、一連の連続的な(重なる可能性がある)シンボルを結合し、通信媒体304を通じた連続的なブロックとして送信可能な「シンボルセット」にする。後処理モジュール326は、プリアンブルを自動利得制御(AGC)およびシンボルタイミング同期に使用可能なシンボルセットの後部に付加する(prepend)。シンボル間およびキャリア間の干渉(例えば、システム300、通信媒体304またはその両方
の欠陥による)を軽減するため、後処理モジュール326は、シンボルの最後の部分の複製であるサイクリックプレフィックスを用いて各シンボルを延長することが可能である。また、後処理モジュール326は、シンボルセット内のシンボルのサブセットにパルス整形ウィンドウを適用し(例えば、2乗余弦窓または他の種類のパルス整形ウィンドウを用いて)、シンボルのサブセットを重ね合わせることなど、他の機能を実行することが可能である。
アナログフロントエンド(AFE)モジュール328は、時間連続(例えば、ローパスフィルタ処理された)バージョンのシンボルセットを含むアナログ信号を通信媒体304に接続する。通信媒体304を通じた波形S(t)の時間連続バージョンの送信の効果は、通信媒体を通じた送信のインパルス応答を表す関数g(τ;t)を用いる畳み込みによって表現可能である。通信媒体304はノイズn(t)を付加してもよく、このノイズはジャマーによって放射されるランダムノイズ、狭帯域ノイズまたはその両方であってよい。
受信機306にて、PHY層を実装するモジュールは、通信媒体304から信号を受信し、MAC層に対するMPDUを生成する。AFEモジュール330は自動利得制御(AGC)モジュール332および時間同期モジュール334と共に動作し、離散フーリエ変換(DFT)モジュール336へサンプリングした信号データおよびタイミング情報を提供する。
サイクリックプレフィックスを除去した後、受信機306はサンプリングした離散時間シンボルをDFTモジュール336に供給し、(N点のDFTを実行することによって)符号化されたデータ値を表現する一連のN個の複素数を抽出する。復調器/復号器モジュール338は、対応するビットシーケンスに対し複素数をマッピングし、適切なビットの復号(脱インタリーブ処理およびスクランブル解除を含む)を実行する。
送信機302または受信機306のモジュールを含む通信システム300の任意のモジュールは、ハードウェア、ソフトウェアまたはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせにより実装可能である。
一部の実施形態では、MPDUは、MSDUとMPDUとの間に必ずしも1対1の対応が存在しないように、MSDUのストリームから生成可能である。例えば、MACフレーミング処理では、一連のMACフレーム(または「サブフレーム」)の各々は1つ以上のMSDUから生成され、複数のMACフレームはMACフレームのストリームへと連結される。次いで、このMACフレームストリームは、MPDUに含まれ得る複数のセグメント(例えば、固定のサイズのセグメント)へと区分される。
図4を参照すると、MACフレームストリーム100は、長さの変化する可能性のあるMACフレームの連続的なストリームを含む。セグメント102はMACフレームストリーム100の一部から形成される。セグメント102およびMACフレームの相対的なサイズに応じて、セグメントは、1つのMACフレームの一部、複数のMACフレームまたはその両方を含むことが可能である。したがって、セグメントはMACフレーム間の0または1つ以上の境界を含むことが可能である。各セグメントについて、MAC層は、そのセグメント内の第1のMACフレーム境界のオフセットを記録する。この境界情報はセグメントと共に送信され、受信されるセグメントからMACフレームを区別するために受信局によって用いられる。他のMACフレーム境界(存在する場合)は先のMACフレームの情報(例えば、MACフレームの長さの情報)から決定可能であるので、セグメントにおける第1のMACフレーム境界で充分である。受信局が先のMACフレームからのセグメントを破棄し、次のMACフレームによる受信を継続する必要がある場合、MACフレ
ーム境界情報によって、受信局が次のMACフレームの開始部を見出すことが可能となる。また、各セグメントはセグメントシーケンス番号(SSN)に関連付けられている。SSNはMACフレームストリームの第1のセグメントに対し0に初期化され、新たなセグメントが形成されるとき、1だけインクリメントされる。SSNによって、受信局において、順序通りでないセグメントの受信と、複製の検出とが可能となる。
MACフレームストリーム100の終止部は、セグメントがMPDUへカプセル化される(PSDUとしてPHY層へ送出される)とき、一度にセグメント102を完全に充填するのに充分なデータを含んでいない場合がある。そのような場合、MACフレームストリーム100はパッド部分104を用いてパディングを行うことが可能であり(例えば、0を詰め込む)、そうして完全なセグメント102を形成することが可能である。MACフレームストリームのパディングを行い最後のセグメント(例えば、図3の「セグメントn」)を形成することは、セグメントがPHY層への送出のために処理される直前まで遅延させることが可能であり、次のMACフレームがMACフレームストリーム100に付加されるための時間を許容することが可能となる。セグメントの残部におけるパディングの存在を示すために、パッド部分104の開始部に所定のデータ値を含めることが可能である。
セグメント102は、MAC層およびPHY層による信頼可能な配信サービスの対象となるエンティティとして取り扱われる。各セグメント102は、各セグメントが他のセグメントのいずれも必要とすることなく受信局にて解読可能であるように、個別に暗号化可能である。例えば、CBCモードブロック暗号(例えば、CBCモードによる128ビットのAES暗号)は、MACフレームストリーム100のデータを、所与のサイズ(例えば、128ビット、すなわち、16バイト)のデータブロック(すなわち、「平文ブロック」)に分割することによって使用可能である。セグメントの最後のデータブロックにパディングを行う必要を除去するため、データブロックのサイズの倍数となるようにセグメントのサイズを選択することが可能である。したがって、各暗号化されたセグメント106は、所定数の暗号化されたブロック(すなわち、「暗号文ブロック」)を含む。
MAC層は、MPDU 110のPHYブロック(PB)108内に、各々の暗号化されたセグメント106を送信する。PB 108のPB本体(PBB)フィールド114は、暗号化されたセグメント106をPB 108のペイロードとして搬送する。PB 108の他のフィールドは、オーバヘッド情報(例えば、暗号化されたセグメント106を送信するためにPHY層によって用いられる情報)を搬送する。PBヘッダ116は、例えば、SSNと、そのセグメントに関連した第1のMACフレーム境界オフセット(存在する場合)とに対するフィールドを含む。また、PBヘッダ116は、セグメントが属するストリームの種類(例えば、データストリームまたは管理ストリーム)など、セグメントの他の特性を示す情報を含むことが可能である。PB検査シーケンス(PBCS)118は、受信局にてPB 108の完全性を検査するために用いられる。PBCSは、例えば、PBB 114およびPBヘッダ116に対し算出されるCRC符号である。
各セグメント102(および暗号化されたセグメント106)は、独立に再送信可能な異なるPB 108(または「FECブロック」)に対応する。FEC符号化によってPHY層がPHYブロックに基づき誤りを検出することが可能であるので、誤りを有しないセグメント102の再送信を必要とすることなく誤りを有するセグメント102を再送信することが可能である。
セグメント102のサイズは、高い効率と低い遅延時間との間のトレードオフを提供するように選択可能である。例えば、セグメント102に関連したオーバヘッド情報(例えば、PBヘッダ116およびPBCS 118)がセグメント102のサイズに比較して
小さい(例えば、小さなオーバヘッド対ペイロード比)ように、セグメントは充分に大きいことが可能である。セグメントは、情報を再送信するための遅延時間が短いように、誤りの周囲の小さな範囲のデータに誤りの影響を隔離するのに充分であるように小さいことが可能である。また、小さい区分によって、最終のPB 108のパディング部分104の潜在的なサイズを減少させることが可能である。16バイトのデータブロック、4バイトのPBヘッダ116および4バイトのPBCS 118による場合のそのようなトレードオフの一例は、512バイトであり、これによって520バイトのPB 108が得られる。
また、MPDU 110は、一連のPB 108に先行するMPDUヘッダ120(すなわち、「フレーム制御」部分)を含む。MPDUヘッダ120は、MPDU 110の送信に関連したオーバヘッド情報、MPDU 110のすべてのPB 108に関連する情報またはその両方を含む。MPDU 110はPHY層へ渡されてPPDU信号に対し変調され、受信局へ送信される。MPDUヘッダ120およびPBヘッダ116に含まれる情報は、セグメント102が属するストリームなど上層のデータユニットの再組立てのため受信局によって用いられることが可能である。
セグメント102を暗号化して暗号化されたセグメント106を生成する処理の別の態様は、暗号化処理を初期化するために用いられる初期化ベクトル(IV)の選択である。例えば、CBCモード暗号では、暗号化されたセグメント106内の所与の暗号化されたブロックは、セグメント102内の対応するデータブロックを、先行する暗号化されたブロックまたは(形成される第1の暗号化されたブロックについては)セグメント102に関連したIVと結合する(例えば、排他的論理和演算を用いて)ことによって形成される。次いで、結合されたブロックは暗号鍵を用いて暗号化される。
暗号化されたセグメント106を適切に解読するために、暗号鍵およびIVの両方は受信局にて知られている必要がある。1組の共有の秘密暗号鍵は、(例えば、セキュアなプロトコルによる分配後に)送信局および受信局の両方に知られることが可能であり、MPDUヘッダ120のフィールド(「暗号鍵選択」(EKS)フィールド)は、対応するMPDU 110の暗号化されたセグメント106を解読するためにいずれの暗号鍵が用いられるかを指定することが可能である。IVは必ずしも暗号鍵のように秘密が保持されている必要はない。しかしながら、同じまたは非常に予測可能なIVを同じ暗号鍵と共に用いることによって、一定の暗号攻撃に対する脆弱性が増大する場合がある。所与の暗号化されたセグメント106の暗号化に用いられるIVは、(例えばPBヘッダ116により)セグメントと共に送信可能である。しかしながら、付加されたオーバヘッド(例えば、16バイト)はセグメントのサイズ(例えば、512バイト)と比較して有意であり、効率を低下させる場合がある。
IVの送信におけるオーバヘッドを低下させる一手法は、CBCモード暗号化を用いる長い連鎖により、MPDUペイロード全体(複数のPB)、またはMACフレーム全体を暗号化することであり、これには単一のIVしか必要でない。しかしながら、この場合、連鎖のいずれかの部分が失われるか破損したときには、以降の暗号化ブロックに対するCBCモード暗号化はその失われた部分に依存するので、連鎖のその点から先のデータは失われる。
IVの送信におけるオーバヘッドを低下させる別の手法は、新たなIVをより低い頻度で送信することであり、次いで、所定の手法(例えば、既知のハッシュ関数によるインクリメントおよび変換)により、それらの新たなIVに応じて他のPBに対するIVを生成する。しかしながら、この場合、新たなIVのうちのいずれが失われるときには、失われたIVに依存しているIVを用いて暗号化されたデータは失われる。
IVの送信におけるオーバヘッドを低下させる別の手法は、セグメント102に関連したオーバヘッド情報(例えばPBヘッダ116)、MPDU 110に関連したオーバヘッド情報(例えばMPDUヘッダ120)またはその両方を含む、MPDU 110を受信するための暗号化以外の少なくとも幾つかの機能に既に関連しているオーバヘッド情報から、IVを導出することである。代表的な一実施形態では、所与のPBBフィールド114における暗号化されたセグメント106に対するIVは、対応するPBヘッダ116からのフィールドと、MPDUヘッダ120からのフィールドと、MPDU 110におけるセグメント106(および対応するPB 108)の相対位置を示す「セグメントカウント」とを連結することによって取得される。セグメントカウントは受信局にて決定可能な値であり、MPDU 110の任意のオーバヘッド情報によって送信または表現される必要はない。受信局は、MPDUにおいて受信される各セグメントに対し、単純にセグメントカウントをインクリメントすることが可能である。
より予測不能なIVを提供するために、IVの一部を供給するために用いられ得る複数のフィールドから、1つのMPDU 110から次のMPDUへ、または1つのPB 108から次のPBへと変化する可能性がより高いフィールドを選択することが可能である。複数のフィールドのうちのいずれかが同じままである可能性が存在する場合にも、変化する可能性のある複数のフィールド(またはフィールドの一部分)を選択することによって、全IVにおいて1つのMPDU 110またはPB 108から次のMPDUまたはPBまでが同じままである可能性は減少する。この例では、所与のMPDU 110において1つのPB 108から次のPBまでセグメントカウントがインクリメントするので、連続する暗号化されたセグメント106に対するIVは同じにならない。
異なるMPDUに対して異なる可能性があるようにIVに含められる選択可能なMPDUヘッダ120のフィールドの例は、発信元アドレス、宛先アドレス、リンク識別子、EKS、係留PB、ビットロード推定値、トーンマップインデックス、MPDUカウントおよびバーストカウントである。発信元アドレスおよび宛先アドレスを用いることによって、通信する発信局/宛先局の各対に対してIVが異なることが保証される。また、他の方向では発信元が宛先になり宛先が発信元になるので、各方向においてIVが異なる。リンク識別子は、発信元から宛先への可能な複数のストリームのうちの1つを識別する。いずれの暗号鍵を用いるか判定するために受信機によって用いられるEKSは、局が属する論理ネットワークなど様々な他の因子に応じて異なってよい。係留PBは、送信されるPBのバッファにおける残量を表し、通常、異なるMPDUでは異なる。ビットロード推定値は、所与のトーンマップに関連したデータレートに基づく。トーンマップインデックスは、異なるトーンマップが用いられるときに変化する。MPDUカウントは連続するMPDUに対して変化する。バーストカウントは、送信されるMPDUのバーストに対してカウントダウンされる(例えば、3,2,1,0)。これに加えて、IVはMPDUヘッダ120に対する検査シーケンスを含むことが可能である。この検査シーケンスは、MPDUヘッダにおける他のすべてのフィールドの関数として算出され、他のフィールドのうちの1つ以上が変化するときに変化する尤度の高いハッシュ値として作用する。
異なるPBに対して異なる可能性があるようにIVに含められる選択可能なPBヘッダ116のフィールドの例は、SSN、MACフレーム境界オフセットおよびMACフレーム境界フラグである。SSNはセグメントカウントがするように1つのPB 108から次のPBまでインクリメントするが、SSNは、セグメントカウントがするように、MPDU 110の開始部で必ずしも0(または1その他の開始値)に戻る必要はない。SSNはMPDU境界を通じてもインクリメントするので、SSNはその最大値(例えば、16ビットのSSNではNmax=65,535)を超えて1回りするまでは反復されない。SSNが反復する(1回り後)ときまで、変化するフィールドにおいて少なくとも幾つ
かのビットが変化する(例えば、セグメントは同じSSNを有する最後のセグメントとMPDU内の位置が同じでない場合があるので、セグメントカウントの異なる可能性がある)、あるいは新たな暗号鍵が用いられる尤度が高い。互いにNmax+1以内の任意の2つのセグメントは、同じIVを有しない。
MACフレーム境界フラグは、PB内の2つのMACフレーム間に1つ以上の境界が存在するか否かを示す。1つ以上の境界が存在する場合、MACフレーム境界オフセットはPBにおいて第1の境界が発生する場所を示す。MACフレームのサイズが変化するか、あるいはセグメントサイズの倍数でない場合、それらのフィールドは変化する可能性がある。
IVにおいて用いられるフィールドの組み合わせは、所与の暗号鍵に対する反復の可能性の低いIVを提供する。この暗号鍵は、依然として暗号攻撃からの許容可能な水準の保護を提供することが可能である。
MPDU 110が受信局にて受信された後、各PB 108のPBCS 118は検査され、良好なPBが解読される。訂正不可能な誤りを含むPB 108は、肯定応答信号によって送信局へ報告され、現在の暗号鍵と、そのPBが送信されているMPDUの新たなオーバヘッド情報から導出される新たなIVとを用いて再び暗号化され、再送信される。
ネットワーク構成の図。 参照ネットワークアーキテクチャの図。 通信システムのブロック図。 MPDUのフォーマットの図。

Claims (18)

  1. ネットワークにおける通信方法において
    上位層からの複数の上位データユニットのコンテンツをカプセル化し、ストリームを生成するストリーム生成工程と、
    ストリームを複数のセグメントに分割するストリーム分割工程であって、各セグメントは複数のデータブロックへ分割され、各セグメントはオーバヘッド情報に関連している工程と、
    少なくとも幾つかのセグメントを個別に暗号化するセグメント暗号化工程であって第1の暗号化されたセグメントは複数の暗号化されたブロックを含み、該複数の暗号化されたブロックは第1の暗号化されたブロックを含み、第1の暗号化されたブロックは、暗号鍵と初期化ベクトルとを用いて第1のデータブロックから形成される第1の下位データユニットに関連し、初期化ベクトルは、少なくとも部分的には第1の暗号化されたセグメントに関連したセグメントオーバヘッド情報の一部と第1の下位データユニットに関連したオーバヘッド情報の一部とから導出される工程と、
    ネットワークを通じて物理的な通信を取扱う物理層に第1の下位データユニットを含む下位データユニットを供給する下位データユニット供給工程であって、少なくとも幾つかの下位データユニットは複数の暗号化されたセグメントを各々含む工程と、からなる方法。
  2. 各下位データユニットはデータユニットオーバヘッド情報に関連しており、前記複数の暗号化されたブロックは、さらに
    号鍵と、第1の暗号化されたブロックとを用いて第2のデータブロックから形成される第1の下位データユニットに関連する第1の暗号化されたセグメント内の第2の暗号化されたブロックを含む請求項1に記載の方法。
  3. 初期化ベクトルは、少なくとも部分的には、下位データユニットを受信するための、暗号化以外の少なくとも幾つかの機能に関連したデータユニットオーバヘッド情報から導出される請求項2に記載の方法。
  4. 下位データユニット供給工程は、一連の物理層ブロックを形成する工程と、各物理層ブ
    ロックは暗号化されたセグメントおよび同暗号化されたセグメントに関連したオーバヘッド情報を含むことと、を含む請求項に記載の方法。
  5. 暗号化されたセグメントに関連したオーバヘッド情報は、ヘッダおよび完全性検査シーケンスのうちの1つ以上を含む請求項4に記載の方法。
  6. 完全性検査シーケンスはヘッダおよび暗号化されたセグメントに基づき算出される巡回冗長検査符号を含む請求項5に記載の方法。
  7. 異なる下位データユニットに対して前記オーバヘッド情報のいずれの部分が異なる可能性を有するかに基づき、第1の下位データユニットに関連したオーバヘッド情報の部分を選択する工程を含む請求項に記載の方法。
  8. 下位データユニットに関連したオーバヘッド情報の部分は、発信元の識別子および宛先の識別子のうちの1つ以上の少なくとも一部を含む請求項7に記載の方法。
  9. 異なるセグメントに対して前記オーバヘッド情報のいずれの部分が異なる可能性を有するかに基づき、第1の暗号化されたセグメントに関連したオーバヘッド情報の部分を選択する工程を含む請求項に記載の方法。
  10. 第1の暗号化されたセグメントに関連したオーバヘッド情報の部分は、
    第1の暗号化されたセグメントに関連したシーケンス番号と、
    下位データユニット内の第1の暗号化されたセグメントの位置を識別する情報と、
    第1の暗号化されたセグメントが生成されたセグメント内の上位データユニット間の境界の位置を識別する情報と、のうちの1つ以上の少なくとも一部を含む請求項9に記載の方法。
  11. 各暗号化されたセグメントは独立に再送信可能である請求項1に記載の方法。
  12. 少なくとも一部のセグメントは前方誤り訂正を用いて符号化される請求項11に記載の方法。
  13. 新たな初期化ベクトルを用いてセグメントを再暗号化する工程を含む、受信に成功していないセグメントを再送信する工程を含む請求項11に記載の方法。
  14. 少なくとも幾つかのセグメントに関連したパディングを削減するようにセグメントの長さを選択する工程を含む請求項1に記載の方法。
  15. 選択される長さは、セグメントの暗号ブロック連鎖モード暗号化に用いられる暗号ブロックサイズの倍数である請求項14に記載の方法。
  16. 初期化ベクトルの長さは、セグメントの暗号ブロック連鎖モード暗号化に用いられる暗号ブロックサイズの長さと同じである請求項1に記載の方法。
  17. 上位層は媒体アクセス制御層を含む請求項1に記載の方法。
  18. ネットワークを通じて情報を送信するための装置において
    通信媒体へ信号を接続するように構成された回路と、
    同回路へ接続されたネットワークインタフェースモジュールと、を備え、
    ネットワークインタフェースモジュールは、
    上位層からの複数の上位データユニットのコンテンツをカプセル化してストリームを生成る工程と
    ストリームを複数のセグメントに分割工程であって、各セグメントは複数のデータブロックへ分割され、各セグメントはオーバヘッド情報に関連している工程と
    少なくとも幾つかのセグメントを個別に暗号化する工程であって、第1の暗号化されたセグメントは複数の暗号化されたブロックを含み、該複数の暗号化されたブロックは第1の暗号化されたブロックを含み、第1の暗号化されたブロックは、暗号鍵と初期化ベクトルとを用いて第1のデータブロックから形成される第1の下位データユニットに関連し、初期化ベクトルは、少なくとも部分的には第1の暗号化されたセグメントに関連したセグメントオーバヘッド情報の一部と第1の下位データユニットに関連したオーバヘッド情報の一部とから導出される工程と
    ネットワークを通じて物理的な通信を取扱う物理層に第1の下位データユニットを含む下位データユニットを供給する工程であって少なくとも幾つかの下位データユニットは複数の暗号化されたセグメントを各々含む工程と、を実行する回路を含む、装置。
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