実施の形態1.
図1は、本発明による実施の形態1の画像処理システムの要部構成を示すブロック図である。
同図に示すように、実施の形態1の画像処理システムは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)ネットワーク1に接続された画像処理装置としてのMFP(Multi Function Peripheral)100と情報処理装置としてのパーソナルコンピュータ(以下パソコンと称す)2からなる。尚、MFP100は、図1において、処理内容ごとにブロック分けした形態で示されている。
MFP100は、ユーザインタフェースを持ち、画像情報としての画像データの作成、外部から送信される画像データの受け入れ、画像データの出力処理、画像データの蓄積、画像データの検索等を行う装置である。画像データは、例えばページ単位の画像形式のデータであり、TIFF(Tagged Image File Format)の様なイメージデータ、或いはポストスクリプト(PostScript)の様なPDL(Page Description Language)データである。パソコン2は、ここではネットワーク1を介してMFP100と通信を行い、MFP100に対し画像データの処理の依頼を行ったり、MFP100に対し画像データの検索の指示を行ったりする装置である。
MFP100は、ネットワーク1とのインタフェースである送受信部11、利用者とのインタフェースである入出力部としてのオペレーションパネル12、スキャナを制御して画像データを受け取るスキャンデータ入力部13、ファックスデータの送受信を行うファックスデータ送受信部14、画像データの印刷を行う印刷部15、画像データの受信を行う画像データ受信部22、受信した画像データを蓄積する画像情報蓄積部としての画像データ蓄積部23、画像データから語句を抽出し全文検索用の検索インデックス20の作成及び保存を行うインデックス作成部25、検索インデックス20の作成要求を行うインデックス作成要求部21、検索インデックス20に含まれてはいけない禁止語句を格納した禁止語句格納部19、禁止語句格納部19に格納された禁止語句の追加と削除を行う、禁止語句追加部及び禁止語句削除部としての禁止語句登録削除部16、画像データに禁止語句が含まれているか否かを調査する画像データ調査部24、検索インデックス20を基に利用者からの要求に応じて検索を行う検索実行部17、及び検索実行部が出力した検索結果を通知する検索結果通知部18を備えている。
オペレーションパネル12は、MFP100に装着され、図示しない表示部と入力部から構成され、利用者とのユーザインタフェースとしての役割を果たす。表示部は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどから構成されて情報を表示する。入力部は、例えば、表示部と一体で構成されたタッチパネルと、表示部の周辺に配置されたメカニカルなキーとから構成され、利用者が様々な指示を入力するためのものである。尚、ここでは、オペレーションパネル12の表示部が、タッチパネルとして構成されていると説明したが、利用者が入力を過不足無く行うことができるメカニカルなキーが構成されていれば、タッチパネルとして構成されていなくても良い。
スキャンデータ入力部13は、図示しないイメージスキャナユニットを制御してイメージスキャナユニットにセットされた用紙を読み取って画像データを作成し、更に作成した画像データを画像データ受信部22へと送信する。
ファックスデータ送受信部14は、図示しないPSTN(Public Switched Telephone:公衆交換電話網)に接続され、ファックスの送信・受信を行う。送信するためのファックスデータは、画像データ蓄積部23から画像データとして受け取り、FAX規格に準じて符号化することにより生成する。受信したファックスデータはFAX規格に準じて復号化し、画像データに変換して画像データ受信部22に渡す。
印刷部15は、例えば電子写真プリンタで構成された場合、送受信部11を通してネットワーク1から送られた画像データや、スキャンデータ入力部13やファックスデータ送受信部14から送られた画像データや、画像データ蓄積部23に蓄積された画像データを入力し、入力した画像データの静電潜像を感光体ドラム上に形成し、その静電潜像上に形成されたトナーを記録紙に写し取り、定着させることで印刷を行う。
画像データ受信部22は、送受信部11、スキャンデータ入力部13、ファックスデータ送受信部14、及び画像データ蓄積部23から送られる画像データを受け取り、画像データ蓄積部23、印刷部15、ファックスデータ送受信部14へと送信する。尚、受け取った画像データを複数のモジュール(例えば、印刷部15と画像データ蓄積部23)に送信する場合もある。どのモジュールに画像データを送信するのかは、以下に説明するように画像データに付加され情報によって決まる。
受信した画像データ、即ち画像データ本体であるPDLデータやイメージデータの他に下記の付加情報、
・画像データの作成元のパソコン2上でのファイル名(例えば、Aaa.prn)
・画像データの作成アプリケーション名(例えば、Win−Word)
・画像データの作成日時(例えば、06/01/01)
・画像データの作成者(例えば、ZZZ)
・画像データの作成機器情報(例えば、OS VersionやHost名)
・画像データの処理方法(画像データ受信部22が、どのモジュールに画像データを送信するのか(例えば印刷部15等)が記述されている)
・画像データを画像データ蓄積部23に蓄積するか否か
・画像データを再利用する際に許可する操作の情報
・画像データの有効期限(この期限を過ぎると、画像データ蓄積部23に蓄積された画像データは削除される。或いは、再利用できなくなる)
・画像データの再利用回数
・画像データの解像度
・検索を許可するのか否か
・コメント
等が所定の領域に付加されている。
尚、画像データに付加情報が付加されている場合も、単に画像データと称して説明するが、必要に応じて付加情報が付加されていることを明確にする。
これらの付加情報は、画像データを作成した機器で付加される。パソコン2で画像データを作成した場合には、例えばプリンタドライバが上記の情報を画像データに付加するか、或いはMFP100のオペレーションパネル12から画像データを呼び出して設定する。MFP100上で画像を作成した場合には、MFP100の利用者がオペレーションパネル12を利用して上記の情報を付加するか、或いはパソコン2から上記の情報を付加する。尚、図示しないが、MFP100にUSBインタフェース、IEEE1394等の外部機器を接続するためのインタフェースを追加し、外部機器に保存されている画像データを取り込む、或いは画像データ蓄積部23に蓄積された画像データを外部機器に保存できるように構成することもできる。
画像データ蓄積部23は、例えばハードディスクなどの不揮発性記憶装置で構成され、画像データ受信部22から受け取った画像データを蓄積する。また必要に応じ、蓄積した画像データを、画像データ受信部22、画像データ調査部24、及びインデックス作成部25へと送信する。画像データ蓄積部23に画像データが蓄積されると、その蓄積された画像データの作成者に対して画像データのURL(Uniform Resource Locator)が提供される。MFP100の利用者は、パソコン2或いはオペレーションパネル12を利用して、このURLを基にして蓄積された画像データにアクセスし、蓄積された画像情報を呼び出して再利用することができる。
即ち利用者は、呼び出した画像データに対して、印刷或いはFAX送信等の指示を行なって、画像データを再利用できる。また、画像データを、添付ファイルとしてE−mailに添付して送信したり、更にはネットワーク1上にある別のMFP(図示せず)に対して送信したりすることもできる。
ここで、画像データを、FAX送信、E−mail送信、或いは別のMFPへ送信する場合には、宛先を入力する必要がある。この宛先は、オペレーションパネル12、又はパソコン2から入力する。尚、ファックス受信データから生成された画像データが画像データ蓄積部23に蓄積された場合は、MFP100の管理者パソコン(図示せず)に対してその画像データのURLが送信される。また、MFP100の利用者が、MFP100に対して、ファックス送信先の電話番号を登録しておく場合、登録した電話番号からファックスが届いた際には、そのファックス受信データから生成された画像データのURLがMFP100の利用者パソコン(例えばパソコン2)に送信される。
また画像データ蓄積部23は、蓄積された画像データのリストと、画像データ調査部24がまだ後述するインデックス化処理をしていない(インデックス化未処理)画像データのリストを保持している。図2には、画像データ蓄積部23に蓄積されている画像データのリスト(ファイル名による)の例が示されている。図2のリストは、画像データ蓄積部23に対して画像データが蓄積され、或いは削除された場合、画像データ蓄積部23によって逐次更新される。一方図3には、画像データ蓄積部23が保持するインデックス化未処理の画像データのリスト(ファイル名による)の例が示されている。また図3のリストは、画像データ調査部24が図2のリストに含まれる画像データのインデックス化処理を行った場合、その画像データの情報(ファイル名)が削除される。
検索インデックス20は、画像データ蓄積部23に蓄積されている画像データに含まれる語句とその画像データとを対応付けした検索用のリストであり、例えばインデックス作成部25の図示しないメモリに格納される。図4は、本実施の形態において、検索インデックス20に含まれる内容例を示している。同図(a)に示すように、検索インデックス20に登録されている語句と、その語句を有する画像データのファイル名が対応して格納されている。同図(b)は、他の内容例を示している。ここでは、検索インデックス20に登録されているファイル名とそのファイル名を有する画像データに含まれている語句が対応して格納されている。検索スピードの点で比較すると、同図(a)の内容例の方が優れている。尚、図4では、語句が可読な形で格納されているが、可読である必要はなく、語句のハッシュ値が格納されていても良い。
画像データ調査部24は、画像データに禁止語句格納部19に格納された禁止語句が含まれているか否かを調査する。禁止語句が含まれていないのならば、インデックス作成部25に調査した画像データを送信し、調査した画像データの情報(例えばファイル名)を検索インデックス20に追加する。
先ず、画像データ調査部24は、インデックス作成要求部21の指示に基づき、画像データ蓄積部23から画像データを取得し、取得した画像データを解析して画像データに含まれる文字列を抽出する。ここでは先ず画像データに付加された各種の付加情報(段落0018参照)から抽出し、次に画像データに含まれる文字列を抽出する。画像データが、PostScript等のPDLで記述されている場合にはPDLを解析して文字列を抽出し、一方、TIFF等のイメージデータである場合には、そのイメージデータに対してOCR(Optical Character Recognition)処理を行って文字列を抽出する。尚、PDLで記述された画像データのイメージデータに対してもOCR処理を行い、文字列を抽出しても構わない。
次に、抽出した文字列に、禁止語句格納部19に格納された禁止語句が含まれているか否かを調査する。含まれていないならば、抽出した文字列と調査した画像データ情報(例えばファイル名)、及び付加された各種の付加情報をインデックス作成部25に送信する。
インデックス作成部25は、画像データ調査部24から受け取った抽出した文字列と画像データ情報(例えばファイル名)を解析し、検索インデックス20の作成を行う。まず、画像データに付加された付加情報から、その画像データの検索が許可されているのかを調査する。許可されている場合、画像データ調査部24から受け取った文字列から、図示しない辞書を利用して単語を抽出し、抽出した単語と画像データのファイル名とを、図4(a)に示すように検索インデックス20に対応して登録する。更に、図示しないが、画像データに付加された各種の付加情報も、それが付加された画像データと対応して検索インデックス20に登録してもよい。
以上のように、画像データを受信したときにこれを解析し、予め検索インデックス20を作成することによって、検索実行時には、検索インデックス20を検索することによって、画像データを検索するのと同じ結果を得る。検索インデックス20が無い場合は、画像データの検索を行う度に画像データにアクセスして画像データを調査する必要があるため、検索のコスト(時間)がかかってしまう。尚、インデックス作成部25が画像データを解析し、画像データから文字列を抽出するように構成しても構わない。
インデックス作成要求部21は、以下のタイミングで、検索インデックス20の作成要求を行う。
・画像データ蓄積部23に新たな画像データが蓄積された場合。(追加された画像データに対して実行)
・画像データ蓄積部23から画像データが削除された場合。(インデックスの更新)
・検索インデックス20を作成してから、一定時間経過した場合。
・MFP100のCPUの負荷が低いとき。(インデックス未処理のものを実行)
・禁止語句登録削除部16によって禁止語句格納部19の内容が変更されたとき。(再インデックス化)
・パソコン2或いはオペレーションパネル12を利用してMFP100の利用者が検索インデックス20の作成を指示したとき。(再インデックス化)
尚、これら全ての場合に検索インデックス20の作成を行う必要はない。また、検索インデックス20は、毎回新規作成するのではなく、新たに受信したものについて行うようにしても良い。
禁止語句格納部19には、画像データ調査部24が画像データに禁止語句が含まれているか否かを調査する際に使用する禁止語句が格納されている。前記したように、画像データ調査部24は、画像データにこれらの禁止語句が含まれる場合、その画像データに関する情報をインデックス作成部25に送らないため、検索インデックス20には、これらの禁止語句を含む画像データの情報は登録されない。よって、その画像データは検索対照データから外れることになる。図5は、本実施の形態において、禁止語句格納部19に格納される内容例を示している。同図に示すように、ここでは、「名簿」、「顧客情報」、「社外秘」、「Confidential」という語句が禁止語句として登録されている。
禁止語句登録削除部16は、パソコン2或いはオペレーションパネル12を通し、利用者の指示により禁止語句格納部19に含まれる禁止語句の登録及び削除を行う。パソコン2との通信は、HTTP(Hyper Text Transform Protocol)を利用して行われる。利用者は、パソコン2上のブラウザを利用して禁止語句の登録・削除を行うか、或いはオペレーションパネル12を利用して禁止語句の登録・削除を行う。後述するように、禁止語句の登録時には、利用者に対して語句の入力が求められ、入力された語句が禁止語句格納部19へと登録される。この時、既に登録されている語句が入力された場合には、禁止語句格納部19への登録をせず、利用者に重複登録が行われたというメッセージを表示してもよい。
一方、禁止語句の削除時には、後述するように、現在登録されている禁止語句の一覧を提示し、利用者に対してどの禁止語句の削除を行うのか選択を求める。その選択結果を基に、禁止語句登録削除部16は、禁止語句格納部19に格納されている禁止語句の削除を行う。尚、禁止語句の登録・削除が行われた場合には、検索インデックス20の再作成を行っても良い。
検索実行部17は、パソコン2或いはオペレーションパネル12を通した利用者の指示により、検索インデックス20を検索することによって画像データ蓄積部23に蓄積された画像データの検索を行い、その検索結果を検索結果通知部18に送信する。
検索結果通知部18は、検索実行部17から受け取った結果を、送受信部11を通して検索要求のあったパソコン2に送信し、或いはオペレーションパネル12に表示して利用者に検索結果を提示する。利用者によって、提示された検索結果の中から必要な画像データが選択されると、更に後述するように、選択された画像データに対する操作項目がオペレーションパネル12に表示される。利用者は、その操作項目から目的の操作を選択して実行することによって、選択した画像データの再利用を行う。
尚、画像データ受信部22、インデックス作成部25、インデックス作成要求部21、禁止語句登録削除部16、画像データ調査部24、検索実行部17、及び検索結果通知部18は、ここではプログラムとして実装され、これ等の各部で行われる処理は、このプログラムに基づいて信号処理する図示しない信号処理手段によって実行されるものとする。これらのプログラムは、MFP100の揮発性メモリに格納されていても良いし、ROM等の不揮発性メモリに格納されても良いし、フラッシュメモリ等の不揮発性の書き換え可能な記憶装置に格納されても良く、更には、ハードディスクなどの磁気媒体に格納されても良い。また、画像データ蓄積部23、禁止語句格納部19、及び検索インデックス20は、MFP100の揮発性メモリに格納されていても良いし、フラッシュメモリ等の不揮発性の書き換え可能な記憶装置に格納されても良く、更には、ハードディスクなどの磁気媒体に格納されても良い。
以上の構成において、実施の形態1の画像処理システムの動作例について、以下に説明する。
図6は、本実施の形態において、パソコン2の利用者がMFP100に対して印刷処理を依頼する場合の処理の流れを示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照しながら、印刷処理依頼の動作について説明する。尚、このフローチャートにおいて、ステップS101〜ステップS103はパソコン2の動作であり、ステップS104〜ステップS113はMFP100の動作である。
先ず、パソコン2のプリンタドライバは、図7に示すように、利用者の要求に応じて、作成する画像データに付加する付加情報の設定画面51を表示し、作成した画像データをMFP100の画像データ蓄積部23(図1)に保存するか否か、検索を許可するか否か、印刷、ファックス送信等の実施を許可するか否かをチェックボックスで選択して設定し、更にコメント等の情報を設定する(ステップS101)。パソコン2のアプリケーションを基に画像データを作成し(ステップS102)、この画像データにステップS101で設定した情報を付加してMFP100に送信する(ステップS103)。
MFP100の画像データ受信部22は、パソコン2が送信した画像データを受信し(ステップS104)、受信した画像データに付加された付加情報に基づいて画像データを印刷処理する必要があるか否かを判断する(ステップS105)。ここで印刷する必要があると判断した場合(ステップS105、Yes)、画像データ受信部22は、受信した画像データを印刷部15に送信して印刷を実行させ(ステップS106)、印刷する必要がないと判断した場合(ステップS105、No)、この印刷処理をパスする。
次に画像データ受信部22は、受信した画像データに付加された付加情報に基づいて画像データをファックス送信処理する必要があるか否かを判断する(ステップS107)。ここでファックス送信する必要があると判断した場合(ステップS107、Yes)、画像データ受信部22は、受信した画像データをファックスデータ送受信部14に送信してファックス送信を実行させ(ステップS108)、ファックス送信の必要がないと判断した場合(ステップS107、No)、このファックス送信処理をパスする。
次に画像データ受信部22は、受信した画像データに付加された付加情報に基づいて画像データを画像データ蓄積部23に蓄積する必要があるか否かを判断する(ステップS109)。ここで蓄積する必要があると判断した場合(ステップS109、Yes)、画像データ蓄積部23は、画像データを蓄積し(ステップS110)、画像データ蓄積部23に蓄積されている画像データのファイル名リスト(図2参照)、及びインデックス化未処理の画像データのファイル名リスト(図3参照)を更新する(ステップS111)。但し、画像データに付加された付加情報に、検索を許可しない、という情報が設定されていた場合には、図3に示すインデックス化未処理の画像データのファイル名リストは更新しない。
画像データ蓄積部23は、蓄積した画像データのURLを作成し、画像データを作成したパソコン2に送信する(ステップS112)。尚、URLを受信したパソコン2は、このURLを、印刷の実行を指示した利用者に提示する。インデックス作成要求部21は、図3に示すインデックス化未処理の画像データのリストの情報を基に、検索インデックス20を作成してこのリストの情報を更新し(ステップS113)、動作を終了する。一方、ステップS109で、画像データを蓄積する必要がないと判断した場合(ステップS109、No)、その段階で動作を終了する。
尚、ステップS113の検索インデックス20の作成は、上記のように画像データを画像データ蓄積部22に蓄積した直後のタイミングで行う他に、前記した段落0031で説明したタイミングで行ってもよい。
図8は、インデックス作成要求部21がインデックス作成の指示を出し、検索インデックス20を作成する場合の流を示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照しながら、インデックス作成動作について説明する。尚、このフローチャートにおいて、ステップS151はインデックス作成要求部21の動作であり、ステップS152〜ステップS155、ステップS159は画像データ調査部24の動作であり、ステップS156〜ステップS158はインデックス作成部25の動作である。
先ず、インデックス作成要求部21では、ここで処理をする必要がある画像データの処理リストを作成する(ステップS151)。処理リストの内容は、インデックス作成要求部21が受けた指示の内容により変化する。例えば、利用者から検索インデックス20の再構築の指示を受けた場合、インデックス作成要求部21は、画像データ蓄積部23が、蓄積している全ての画像データに対応して保持する画像データのリスト(図2参照)の内容を受け取り、処理リストを作成する。一方、新たに画像データ蓄積部23に蓄積された画像データに関する情報を検索インデックス20に追加する場合には、画像データ蓄積部23が保持するインデックス化未処理の画像データのリスト(図3図参照)の内容を受け取り、処理リストを作成する。
何れの場合も、画像データ蓄積部23が保持するインデックス化未処理の画像データのリストの内容は、処理終了時に消去される。また、作成した処理リストは、画像データ調査部24に送信される。尚、図示していないが、処理リストの内容が無い場合には、その段階で処理を終了する。
画像データ調査部24は、ステップS151で作成した画像データの処理リストをインデックス作成要求部21から受け取り、更に禁止語句格納部19に格納された全ての禁止語句を取得する(ステップS152)。次に処理リストから一つの画像データを選択し、画像データ蓄積部23からその画像データを取得する。取得した画像データの情報は処理リストから削除し(ステップS153)、画像データから文字列を抽出する(ステップS154)。
この時、画像データ本体以前に、先ず格納された前記各種の付加情報(段落0018参照)から抽出し、次に画像データから抽出する。画像データがPostScript等のPDLで記述されている場合には、PDLを解析し文字列を抽出するし、一方、TIFF等のイメージデータである場合には、そのイメージデータに対してOCRを行って文字列を抽出する。尚、PDLで記述された画像データのイメージデータに対してもOCR処理を行い、文字列を抽出しても構わない。
次に、ステップS154で抽出した文字列に、ステップS152で取得した禁止語句が含まれているのかを調査する(ステップS155)。禁止語句は、ここでは「名簿」、「顧客情報」、「社外秘」、「Confidential」(図5参照)である。このとき、文字の大文字・小文字、全角・半角は区別せずに調査しても良い。
禁止語句が含まれていない場合(ステップS155、No)、その画像データに検索不許可のデータが付されているか否かを判定する(ステップS156)。ここで、検索不許可のデータが付されていない場合(ステップS156、No)、インデックス作成部25は、ステップS154で抽出した文字列と、文字列を抽出した画像データを受け取り、受け取った文字列を単語に分解する(ステップS157)。そして分解した単語と、画像データを対応付けて検索インデックス20に追加し(ステップS158)、ステップS159に至る。一方、ステップS155で禁止語句が含まれていると判定された場合(ステップS155、Yes)、及びステップS156で検索不許可のデータが付されていると判定された場合(ステップS156、Yes)、その時点でステップS159に至る。
ステップS159で、画像データ調査部24は、ステップS151で作成した画像データのリストに残りがあるか否かを調査し、残りがあるのならば、再びステップS153に戻ってインデックス作成動作を続行し、無ければ処理を終了する。
以上のようにして検索インデックス20を作成すれば、禁止語句格納部19に格納されている禁止語句を含む画像データに関する情報は、検索インデックス20に登録されることがない。その為、検索実行部17によって検索が実行された場合、禁止語句を含む画像データは検索されることがない。
図9は、本実施の形態において、禁止語句登録削除部16が禁止語句を登録する場合の処理の流れを示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照しながら、禁止語句の登録処理の動作について説明する。尚、禁止語句登録削除部16は、利用者が、パソコン2或いはオペレーションパネル12を利用してMFP100に禁止語句登録の指示を行うのを受けて、この動作を開始する。
先ず、禁止語句登録削除部16は、禁止語句の入力画面を作成し、パソコン2或いはオペレーションパネル12に送信する(ステップS201)。図10は、この時パソコン2或いはオペレーションパネル12によって表示される禁止語句の入力画面52の一例を示す。この画面を表示するには、例えば、MFP100の図示しない装置メニューに設けられた「禁止語句の追加」の項目を、利用者が選択することによって前記した禁止語句登録の指示が実行されて、表示される。
図10に示すように、この禁止語句の入力画面には、禁止語句を入力するテキストボックス52a、入力された文字列を禁止語句格納部19に登録する「追加」ボタン52b、テキストボックスの内容を消去する「クリア」ボタン52c、及び入力を終了する「戻る」ボタン52dがある。尚、この入力画面に、既に禁止語句格納部19に格納されている禁止語句の一覧を表示しても構わない。
ここで利用者による操作内容を監視し(ステップS202、ステップS203)、「戻る」ボタン52dが押下された場合(ステップS202、Yes)には処理を終了し、例えばオペレーションパネル12に設けられたキーによって文字入力が行われ、「追加」ボタン52bが押された場合(ステップS203、Yes)には、テキストボックスに入力された文字列を取得し、入力した文字列が既に禁止語句格納部19に格納された禁止語句と一致するか否かを調査する(ステップS204)。
ここで、一致する(登録されている:ステップS204、Yes)場合には、入力された文字列が、既に登録されているというメッセージをパソコン2或いはオペレーションパネル12に表示して(ステップS205)ステップS201に戻り、一致しない(登録されていない:ステップS204、No)場合には、禁止語句格納部19にステップS203で取得した文字列を登録し(ステップS206)、更にインデックス作成要求部21に、検索インデックス20の再作成を依頼して(ステップS207)、ステップS201に戻る。
尚、テキストボックスに何も入力されなかった場合は、テキストボックスに入力を促すメッセージをパソコン2或いはオペレーションパネル12に表示しても良い。また、ステップS205の表示処理は省略しても良い。更に、ここでは、検索インデックス20の再作成の依頼を、禁止語句を登録した後に行ったが、これに限定されるものではなく、ステップS202で「戻る」ボタンが押下されたと判断された後、処理を終了する前に行っても良い。再作成の処理は、図4(b)に登録されているファイルに対して行う。
図11は、本実施の形態において、禁止語句登録削除部16が、禁止語句格納部19に登録された禁止語句を削除する場合の処理の流れを示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照しながら、禁止語句の削除処理の動作について説明する。尚、禁止語句登録削除部16は、利用者が、パソコン2或いはオペレーションパネル12を利用してMFP100に禁止語句削除の指示を行うのを受けて、この動作を開始する。
先ず、禁止語句登録削除部16は、禁止語句格納部19に格納されている禁止語句のリストを取得し、取得した禁止語句のリストから、削除する禁止語句の選択画面を作成し、パソコン2或いはオペレーションパネル12に送信する(ステップS251)。図12は、この時パソコン2或いはオペレーションパネル12によって表示される禁止語句の選択画面53の一例を示す。この画面を表示するには、例えば、MFP100の図示しない装置メニューに設けられた「禁止語句の削除」の項目を、利用者が選択することによって前記した禁止語句の削除の指示が実行されて、表示される。
図12に示すように、この禁止語句の選択画面53には、禁止語句の一覧、禁止語句を選択するためのチェックボックス53e〜53h、削除を実行する「実行」ボタン53a、全ての禁止語句を選択する「全て選択」ボタン53b、選択を取り消す「クリア」ボタン53c、及び禁止語句の削除を終了する「戻る」ボタン53dがある。
ここで利用者による操作内容を監視し(ステップS252、ステップS253)、「戻る」ボタン53dが押下された場合(ステップS252、Yes)には処理を終了し、削除する禁止語句の選択が行われて「実行」ボタン53aが押された場合(ステップS253、Yes)には、利用者に選択された禁止語句を、禁止語句格納部19から削除し(ステップS254)、インデックス作成要求部21に、検索インデックス20の再作成を依頼して(ステップS255)、ステップS251に戻る。ステップS253で、禁止語句の選択が行われないまま「実行」ボタン53aが押された場合には、禁止語句の削除が行われないことは、勿論である。
尚、ステップS251で表示する禁止語句の選択画面において、リストアップする禁止語句が存在しない場合、禁止語句が格納されていない旨を表示すると共に自動的に処理終了となるように構成することも可能である。更に、ここでは、検索インデックス20の再作成の依頼を、禁止語句を削除した後に行ったが、これに限定されるものではなく、ステップS252で「戻る」ボタンが押下されたと判断された後、処理を終了する前に行っても良い。再作成の処理は、図2のリストに登録されているファイルに対して行う。
図13は、本実施の形態において、検索実行部17が、画像データ蓄積部23に蓄積された画像データを検索する場合の処理の流れを示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照しながら、画像データの検索処理の動作について説明する。尚、検索実行部17は、利用者が、パソコン2或いはオペレーションパネル12を利用してMFP100に、画像データ蓄積部23に蓄積された画像データの検索の指示を行うのを受けて、この動作を開始する。
また、このフローチャートにおいて、ステップS301〜ステップS305は検索実行部17の動作であり、ステップS306は検索結果通知部18の動作である。
先ず、検索実行部17は、検索キーワードの入力画面を作成し、パソコン2或いはオペレーションパネル12に送信する(ステップS301)。図14は、この時パソコン2或いはオペレーションパネル12によって表示される検索キーワードの入力画面54の一例を示す。この画面を表示するには、例えばMFP100の図示しない装置メニューに設けられた「検索」項目を選択することにより前記した画像データの検索の指示が実行されて、表示される。
図14に示すように、この検索キーワードの入力画面54には、検索キーワードを入力するテキストボックス54a、検索を実行する「検索」ボタン54b、テキストボックスに入力された文字列を削除する「クリア」ボタン54c、及び画像データの検索を終了する「戻る」ボタン54dがある。
ここで利用者による操作内容を監視し(ステップS302、ステップS303)、「戻る」ボタン54dが押下された場合(ステップS302、Yes)には処理を終了し、文字入力が行われて「検索」ボタン54bが押された場合(ステップS303、Yes)、検索実行部17は、検索インデックス20の情報を基に画像データ蓄積部23に格納された画像データの検索を実行する(ステップS304)。具体的には、先ず、入力された検索キーワード(文字列)が検索インデックス20(図4(a))に語句として含まれているのかを調査する。次に、検索インデックス20中で、入力された文字列に対応する語句を含む画像データの情報、ここではファイル名を取得する。
ステップS304での検索の結果、1件以上の画像データが検索された場合(ステップS305、Y)、ステップS306に至り、検出されなければ(ステップS305、N)、処理を終了する。尚、検出されなかった場合には、パソコン2或いはオペレーションパネル12に、何も検索されなかったというメッセージを表示しても良い。
ステップ306において、検索結果通知部18は、検索実行部17から検索された画像データのリストを受け取り、そのリストを基に、選択可能な形で画像データの一覧表を作成し、パソコン2或いはオペレーションパネル12に表示する。図15は、ステップS303で、「特許」という検索キーワードが入力された際の、検索結果通知部18が作成した検索結果表示画面55の一例を示している。同図に示すように、この検索結果表示画面55には、検索された画像データの名前(ファイル名)の他に、画像データの作成日時、画像データの作成者の情報が表示されている。画面の「戻る」ボタン55aが押下されたのならば、その時点で処理は終了する。尚、検索結果の画面に、検索された画像データの縮小画像や、画像データ中にある文字列のうち、検索キーワードが含まれる前後の部分を表示しても構わない。
次に、利用者が画面に表示された画像データをタッチパネルにより選択すると、選択された画像データに対して実行することができる操作の一覧が表示される。図16は、この時表示される操作選択画面56の一例を示している。同図に示すように、ここでは、選択された画像データに対して、印刷と他のMFPへの転送の操作が許可され、FAX送信とE−mail送信は行うことができない例を示している。従って、「FAX送信」ボタン56cと「E−mail」ボタン56dは操作できない状態にされている。この機能制限は、画像データに付加された前記した付加情報(図7参照)に基づいて行われるものである。
利用者によって、選択可能な機能一覧から所望の処理がタッチパネルにより選択されると、選択された画像データに対して、選択された処理が実行される。一方、ここで、画面の「戻る」ボタン56eが押下されたのならば、その時点で処理は終了する。尚、他のMFPへ画像データを転送する場合には、例えば、「転送」ボタン56bが押下された時点で、転送先のMFPの名称等を入力する必要があるが、ここでの詳細な説明は省略する。
尚、本実施の形態では、1つ検索キーワード(「特許」)が入力された例を説明したが、これに限るものではなく、複数の文字列、例えば「特許」、「日本」のように入力され、これら文字列の、何れか或いは全てを含む画像データが検索されるように構成することも出来る。
以上のように、本実施の形態1のMFP100或いはMFP100を含む画像処理システムによれば、検索インデックスの作成時に、画像データに禁止語句が含まれるのかを調査し、含まれるのならば、検索インデックスにその画像データに関する情報を登録しないため、利用者が検索を実行したとしても、禁止語句が含まれる画像データは検索結果に表示されることはない。その為、セキュリティが向上するという効果が得られる。
実施の形態2.
図17は、本発明による実施の形態2の画像処理システムの要部構成を示すブロック図である。
この画像処理システムが、前記した図1に示す実施の形態1の画像処理システムと主に異なる点は、MFP200に、禁止イメージ格納部31、禁止イメージ登録削除部32、及び画像データ禁止イメージ調査部33が備えられている点である。従って、図17に示す本実施の形態の画像処理システムが、図1に示す実施の形態1の画像処理システムと共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。尚、MFP200は、図17において、処理内容ごとにブロック分けした形態で示されている。
図17に示すように、本実施の形態によるMFP200には、前記した実施の形態1で説明したMFP100の構成に加え、後述する禁止イメージデータを格納する禁止イメージ格納部31、禁止イメージ格納部31に格納された禁止イメージデータの登録と削除を行う、禁止画像追加部及び禁止画像削除部としての禁止イメージ登録削除部32と、画像データに禁止イメージ格納部31に格納された禁止イメージデータが含まれているかを調査する蓄積画像情報画像調査部としての画像データ禁止イメージ調査部33とが備えられている。
画像データ禁止イメージ調査部33は、画像データ調査部24から画像データと抽出した文字列を受け取り、受け取った画像データに禁止イメージ格納部31に格納された禁止イメージデータが含まれているか否かを調査する。含まれていないのならば、インデックス作成部25に画像データ調査部24から受け取った画像データと文字列を送信する。
まず、画像データ禁止イメージ調査部33は、禁止イメージ格納部31から禁止イメージデータを取得し、その禁止イメージデータの特徴量を算出する。尚、禁止イメージ格納部31には、禁止イメージデータの特微量が格納されていても良く、その場合は、画像データ禁止イメージ調査部33は特微量を取得する。次に画像データ禁止イメージ調査部33は、画像データ調査部24から受け取った画像データのイメージ部分を抽出し、イメージ毎に領域分割を行い、そのイメージのイメージデータを作成し、更に分割したイメージデータ毎の特微量を算出する。イメージデータ毎の特徴量と、禁止イメージデータの特微量をそれぞれ比較し、一致、或いは類似したイメージデータであるか否かを判断する。全てのイメージデータが全く別のイメージデータであると判断された場合には、画像データ調査部24から受け取った、画像データと抽出した文字列をインデックス作成部25に送信する。
イメージデータの特徴量は、画像の特徴を数値として表現したものであり、例えば「色特徴」、「テクスチャ」、「形状」といった種類がある。色特徴とは画像中で使われている代表色とその色の割合、色の配置(色分布)などを表す数値であり、テクスチャとは、画像がもつパターンの規則性、方向性などを表す数値であり、形状とは、画像で使われているオブジェクト(特徴のある形)を表し、オブジェクトの特徴から特徴量を求める。従って、ここでの画像データ禁止イメージ調査部32は、これらの数値を比較してイメージデータの類似性を判断する。
禁止イメージ登録削除部32は、パソコン2或いはオペレーションパネル12を通し、利用者の指示により禁止イメージ格納部31に格納されている禁止イメージデータの登録及び削除を行う。後述するように、禁止イメージデータの登録時には、利用者に対してイメージの入力が求められる。入力されたイメージが、禁止イメージデータとして禁止イメージ格納部31へ登録される。このとき、入力された禁止イメージデータの特微量を算出し、算出した特微量も同時に格納しても良い。
一方、禁止イメージデータの削除を行う場合には、現在登録されている禁止イメージデータの一覧を提示し、利用者に、どの禁止イメージデータの削除を行うのか選択を求める。その選択結果を基に、禁止イメージ登録削除部32は、禁止イメージ格納部31に登録されている禁止イメージデータの削除を行う。尚、禁止イメージデータの登録・削除が行われた場合には、検索インデックス20の再作成を行っても良い。
禁止イメージ格納部31には、禁止イメージデータが格納されている。この禁止イメージデータは、画像データ禁止画像調査部33が画像データ蓄積部23に蓄積された画像データに禁止イメージデータが含まれているかを調査する際に使用する。図18は、本実施の形態において、禁止イメージ格納部31に登録されている内容例を示している。ここでは、2つのイメージが禁止イメージデータとして格納されている。尚、図示しないが、前記したように禁止イメージデータの特微量が禁止イメージ格納部31に格納されていても構わない。
以上の構成において、実施の形態2の画像処理システムの動作例について、以下に説明する。
本実施の形態の画像処理システムにおいて、パソコン2の利用者がMFP200に対して印刷処理を依頼する場合の処理の流れは、図6のフローチャートを参照して説明した実施の形態1の画像処理システムの場合と略同じであるので、共通するステップのここでの説明は省略する。異なる点は、同フローチャートのステップS104〜ステップS113がMFP200で実施される点と、そのステップS113でのインデックス作成処理の内容である。従って、先ず、本実施の形態におけるインデックス作成時の処理方法について以下に説明する。
図19は、インデックス作成要求部21(図17)がインデックス作成の指示を出し、検索インデックス20を作成する場合の流を示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照しながら、インデックス作成動作について説明する。尚、このフローチャートにおいて、ステップS351はインデックス作成要求部21の動作であり、ステップS352、ステップS354〜ステップS356、ステップS362は画像データ調査部24の動作であり、ステップS353、ステップS357、ステップS358は画像データ禁止イメージ調査部33の動作であり、ステップS359〜ステップS361はインデックス作成部25の動作である。
また、ステップS351、ステップS352、ステップS354〜ステップS356、ステップS359〜ステップS362は、それぞれ前記した実施の形態1で説明した図8のフローチャートの、ステップS151、ステップS152、ステップS153〜ステップS155、ステップS156〜ステップS159の動作と同じであるため、ここでの詳細な説明は省略する。
画像データ禁止イメージ調査部33は、禁止イメージ格納部31に格納された禁止イメージデータを取得して、必要に応じて禁止イメージデータの特微量を算出する(S353)。一方、画像データ禁止イメージ調査部33は、画像データから抽出された文字列に禁止語句が含まれていないことが確認されると、その画像データからイメージデータを抽出する。そして抽出されたイメージデータがPostScript等のPDLで記述された画像データであれば、PDLを解析し、イメージデータを抽出する。一方、TIFF等のイメージデータである場合には、領域分割を行って個別のイメージデータとして抽出し、更に、抽出したイメージデータの特微量を算出する(S357)。
そして画像データ禁止イメージ調査部33は、ステップS357で抽出したイメージデータの特徴量と、ステップS353で取得した禁止イメージデータの特微量を比較し、一致、或いはそれぞれが類似したイメージデータであるかを判断する。ここでの画像データのイメージデータが、全ての禁止イメージデータと違うと判断された場合には、前記したように文字列を単語に分解し、単語と画像データを対応付けて検索インデックス20に追加し(ステップS360、361)、ステップ362に至り、1つでもイメージデータと禁止イメージデータが一致、或いは類似していると判断した場合にはそのままステップ362に至る。
ステップ362で画像データ調査部24は、ステップS351で作成した画像データのリストに残りがあるか否かを調査し、残りがあるのならば、再びステップS354に戻ってインデックス作成動作を続行し、無ければ処理を終了する。
以上のようにして検索インデックス20を作成すれば、禁止語句格納部19に格納されている禁止語句を含む画像データ、或いは禁止イメージ格納部31に格納されている禁止イメージを含む画像データに関する情報は、検索インデックス20に登録されることがない。その為、検索実行部17によって検索が実行された場合、禁止語句或いは禁止イメージを含む画像データは検索されることがない。
図20は、本実施の形態において、禁止イメージ登録削除部32が禁止イメージデータを登録する場合の処理の流れを示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照しながら、禁止イメージデータの登録処理の動作について説明する。尚、禁止イメージ登録削除部32は、利用者が、パソコン2或いはオペレーションパネル12を利用してMFP200に禁止イメージデータ登録の指示を行うのを受けて、この動作を開始する。
先ず、禁止イメージ登録削除部32は、禁止イメージデータの入力画面を作成し、パソコン2或いはオペレーションパネル12に送信する(ステップS401)。図21は、この時パソコン2或いはオペレーションパネル12によって表示される禁止イメージデータの入力画面57の一例を示す。この画面を表示するには、例えば、MFP200の図示しない装置メニューに設けられた「禁止イメージデータの追加」の項目を、利用者が選択することによって前記した禁止イメージデータ登録の指示が実行されて、表示される。
図21に示すように、この禁止イメージデータの入力画面には、禁止イメージデータを手書き入力する手書きエリア57a、ファイルを利用して禁止イメージデータを入力するためのファイル名を入力するテキストボックス57bと確定するための「参照」ボタン57c、入力された禁止イメージデータを禁止イメージ格納部31に登録する「追加」ボタン57d、手書きエリアとテキストボックスの内容を消去する「クリア」ボタン58e、及び入力を終了する「戻る」ボタン57fがある。尚、この入力画面に、既に禁止イメージ格納部31に格納されている禁止イメージの一覧を表示しても構わない。
ここで利用者による操作内容を監視し(ステップS402、ステップS403)、「戻る」ボタン57fが押下された場合(ステップS402、Yes)には処理を終了し、禁止イメージデータ入力が行われて「追加」ボタン57dが押された場合(ステップS403、Yes)には、手書きエリアに入力された禁止イメージデータ、或いはテキストボックスのファイル名から禁止イメージデータを取得し、入力した禁止イメージデータが既に禁止イメージ格納部31に格納された禁止イメージデータと一致するか否かを調査する(ステップS404)。この時、手書きエリア、テキストボックスの双方に入力が行われた場合、両方の情報をイメージデータとして取得しても良いし、片方だけを優先して取得しても良いし、利用者に警告メッセージを提示し、どちらかを消去させても構わない。
ここで、取得したイメージデータの特微量を算出し、取得したイメージデータが既に禁止イメージ格納部31に格納された禁止イメージデータと一致、或いは類似する(登録されている:ステップS404、Yes))場合には、入力されたイメージデータが、既に登録されているというメッセージをパソコン2或いはオペレーションパネル12に表示して(ステップS405)ステップS401に戻り、一致しない(登録されていない:ステップS404、No)場合には、禁止イメージ格納部31にステップS403で取得したイメージデータを禁止イメージデータとして登録し(ステップS406)、更にインデックス作成要求部21に、検索インデックス20の再作成を依頼して(ステップS407)、ステップS401に戻る。
尚、手書きエリアとテキストボックスに何も入力されなかった場合は、テキストボックスに入力を促すメッセージをパソコン2或いはオペレーションパネル12に表示しても良い。また、ステップS405の表示処理は省略しても良い。更に、ここでは、検索インデックス20の再作成の依頼を、禁止イメージデータを登録した後に行ったが、これに限定されるものではなく、ステップS402で「戻る」ボタン57fが押下されたと判断された後、処理を終了する前に行っても良い。
図22は、本実施の形態において、禁止イメージ登録削除部32が、禁止イメージ格納部31に登録された禁止イメージデータを削除する場合の処理の流れを示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照しながら、禁止イメージデータの削除処理の動作について説明する。尚、禁止イメージ登録削除部32は、利用者が、パソコン2或いはオペレーションパネル12を利用してMFP200に禁止イメージデータ削除の指示を行うのを受けて、この動作を開始する。
先ず、禁止イメージ登録削除部32は、禁止イメージ格納部31に格納されている禁止イメージデータのリストを取得し、取得した禁止イメージデータのリストから、削除する禁止イメージデータの選択画面を作成し、パソコン2或いはオペレーションパネル12に送信する(ステップS451)。図23は、この時パソコン2或いはオペレーションパネル12によって表示される禁止イメージデータの選択画面58の一例を示す。この画面を表示するには、例えば、MFP200の図示しない装置メニューに設けられた「禁止イメージデータの削除」項目を、利用者が選択することによって前記した禁止イメージデータ削除の指示が実行されて、表示される。
図23に示すように、この禁止イメージデータの選択画面58には、禁止イメージデータの一覧、禁止イメージデータを選択するためのチェックボックス58e、58f、削除を実行する「実行」ボタン58a、全ての禁止イメージデータを選択する「全て選択」ボタン58b、選択を取り消す「クリア」ボタン58c、及び禁止イメージデータの削除を終了する「戻る」ボタン58dがある。
ここで利用者による操作内容を監視し(ステップS452、ステップS453)、「戻る」ボタン58dが押下された場合(ステップS452、Yes)には処理を終了し、削除する禁止イメージデータの選択が行われて「実行」ボタン58aが押された場合(ステップS453、Yes)には、利用者に選択された禁止イメージデータを、禁止イメージ格納部31から削除し(ステップS454)、インデックス作成要求部21に、検索インデックス20の再作成を依頼して(ステップS455)、ステップS451に戻る。ステップS453で、禁止語句の選択が行われないまま「実行」ボタン58aが押された場合には、禁止語句の削除が行われないことは、勿論である。
尚、ステップS451で表示する禁止イメージデータの選択画面において、リストアップする禁止イメージデータが存在しない場合、禁止イメージデータが格納されていない旨を表示すると共に自動的に処理終了となるように構成することも可能である。更に、ここでは、検索インデックス20の再作成の依頼を、禁止イメージデータを削除した後に行ったが、これに限定されるものではなく、ステップS452で「戻る」ボタン58dが押下されたと判断された後、処理を終了する前に行っても良い。
本実施の形態において、検索実行部17が、画像データ蓄積部23に蓄積された画像データを検索する場合の検索処理は、前記した実施の形態1で、図13のフローチャートを参照して説明した検索処理と同じなので、ここでの説明は省略する。
以上のように、本実施の形態2のMFP200或いはMFP200を含む画像処理システムによれば、前記した実施の形態1の効果に加え、検索インデックスの作成時に、画像データに禁止イメージデータが含まれるのかを調査し、含まれるのならば、検索インデックスにその画像データに関する情報を登録しないため、利用者が検索を実行したとしても、禁止イメージデータが含まれる画像データは検索結果に表示されることはない。その為、セキュリティがさらに向上するという効果が得られる。
実施の形態3.
図24は、本発明による実施の形態3の画像処理システムの要部構成を示すブロック図である。
この画像処理システムが、前記した図17に示す実施の形態2の画像処理システムと主に異なる点は、MFP300に禁止検索キーワード格納部41、禁止検索キーワード登録削除部42が備えられ、検索実行部17(図17)の代わりに検索キーワード比較実行部43を備えている点である。従って、図24に示す本実施の形態の画像処理システムが、図1に示す実施の形態1の画像処理システム或いは図17に示す実施の形態2の画像処理システムと共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。尚、MFP300は、図24において、処理内容ごとにブロック分けした形態で示されている。
図24に示すように、本実施の形態によるMFP300には、前記した実施の形態1で説明したMFP200の構成に加え、利用者からの検索キーワードとしての受付を禁止する禁止検索キーワードを格納する禁止検索キーワード格納部41と、禁止検索キーワード格納部41に格納された禁止検索キーワードの登録と削除を行う、禁止検索キーワード追加部及び禁止検索キーワード削除部としての禁止検索キーワード登録削除部42とが備えられている。
禁止検索キーワード格納部41には、画像データの検索時に検索キーワードとして受け付けてはいけないキーワードである禁止検索キーワードが格納されている。この禁止検索キーワードは、検索キーワード比較実行部43が、利用者から受け付けた検索キーワードが禁止検索キーワードなのか否かを調査する場合に使用する。第25図は、本実施の形態において、禁止検索キーワード格納部41に登録されている内容例を示している。ここでは、「電話帳」、「Secret」という2つの語句が禁止検索キーワードとして登録されている。
禁止検索キーワード登録削除部42は、パソコン2又はオペレーションパネル12を通し、利用者の指示により、禁止検索キーワード格納部41に格納される禁止検索キーワードの登録及び削除を行う。後述するように、禁止検索キーワードの登録時には、利用者に対して検索キーワードの入力を求め、入力された検索キーワードを禁止キーワードとして禁止検索キーワード格納部41へと登録する。この時、既に登録されている検索キーワードが入力された場合には、禁止検索キーワード格納部41への登録をせず、利用者に重複登録が行われたというメッセージを表示してもよい。
一方、禁止検索キーワードの削除時には、現在登録されている禁止検索キーワードの一覧を提示し、利用者に対してどの禁止検索キーワードの削除を行うのか選択を求め、その選択結果を基に、禁止検索キーワード格納部41に格納されている禁止検索キーワードの削除を行う。
検索キーワード比較実行部43は、前記した検索実行部17(図17)の機能に加え、利用者から与えられた検索キーワードが禁止検索キーワード格納部41に格納された禁止検索キーワードと一致するか否かを調査する。一致したのならば、その検索キーワードによる画像データの検索は行なわず、一致しないのならば、検索実行部17と同様に画像データの検索を行う。
以上の構成において、実施の形態4の画像処理システムの動作例について、以下に説明する。
本実施の形態の画像処理システムにおいて、パソコン2の利用者がMFP300に対して印刷処理を依頼する場合の処理の流れは、図6のフローチャートを参照して説明した実施の形態1の画像処理システムの場合と略同じであるので、共通するステップのここでの説明は省略する。異なる点は、同フローチャートのステップS104〜ステップS113がMFP300で実施され、そのステップS113でのインデックス作成処理の内容は、前記した実施の形態2で説明した図19のフローチャートによるものである。従って、ここでの印刷処理及びインデックス作成処理についての説明は省略する。
図26は、本実施の形態において、禁止検索キーワード登録削除部42が禁止検索キーワードを登録する場合の処理の流れを示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照しながら、禁止検索キーワードの登録処理の動作について説明する。尚、禁止検索キーワード登録削除部42は、利用者が、パソコン2或いはオペレーションパネル12を利用してMFP300に禁止検索キーワード登録の指示を行うのを受けて、この動作を開始する。
先ず、禁止検索キーワード登録削除部42は、禁止検索キーワードの入力画面を作成し、パソコン2或いはオペレーションパネル12に送信する(ステップS501)。図27は、この時パソコン2或いはオペレーションパネル12によって表示される禁止検索キーワードの入力画面62の一例を示す。この画面を表示するには、例えばMFP300の図示しない装置メニューに設けられた「禁止検索キーワードの追加」項目を、利用者が選択することにより前記した禁止検索キーワード登録の指示が実行されて、表示される。
図27に示すように、この禁止検索キーワードの入力画面には、禁止検索キーワードを入力するテキストボックス62a、入力された文字列を禁止検索キーワード格納部41に登録する「追加」ボタン62b、テキストボックスの内容を消去する「クリア」ボタン62c、及び入力を終了する「戻る」ボタン62dがある。尚、この入力画面に、既に禁止検索キーワード格納部41に格納されている禁止検索キーワードの一覧を表示しても構わない。
ここで利用者による操作内容を監視し(ステップS502、ステップS503)、「戻る」ボタン62dが押下された場合(ステップS502、Yes)には処理を終了し、例えばオペレーションパネル12に設けられたキーによって文字入力が行われ、「追加」ボタン62dが押された場合(ステップS503、Yes)には、テキストボックスに入力された文字列を取得し、入力した文字列が既に禁止検索キーワード格納部41に格納された禁止語句と一致するか否かを調査する(ステップS504)。
ここで、一致する(登録されている:ステップS504、Yes))場合には、入力された文字列が、既に登録されているというメッセージをパソコン2或いはオペレーションパネル12に表示して(ステップS505)ステップS501に戻り、一致しない(登録されていない:ステップS504、No)場合には、禁止検索キーワード格納部41にステップS503で取得した文字列を登録し(ステップS506)、ステップS501に戻る。
尚、テキストボックスに何も入力されなかった場合は、テキストボックスに入力を促すメッセージをパソコン2或いはオペレーションパネル12に表示しても良い。また、ステップS505の表示処理は省略しても良い。
図28は、本実施の形態において、禁止検索キーワード登録削除部42が、禁止検索キーワード格納部41に登録された禁止検索キーワードを削除する場合の処理の流れを示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照しながら、禁止検索キーワードの削除処理の動作について説明する。尚、禁止検索キーワード登録削除部42は、利用者が、パソコン2或いはオペレーションパネル12を利用してMFP300に禁止検索キーワード削除の指示を行うのを受けて、この動作を開始する。
先ず、禁止検索キーワード登録削除部42は、禁止検索キーワード格納部41に格納されている禁止検索キーワードのリストを取得し、取得した禁止検索キーワードのリストから、削除する禁止検索キーワードの選択画面を作成し、パソコン2或いはオペレーションパネル12に送信する(ステップS551)。図29は、この時パソコン2或いはオペレーションパネル12によって表示される禁止検索キーワードの選択画面63の一例を示す。この画面を表示するには、例えば、MFP300の図示しない装置メニューに設けられた「禁止検索キーワードの削除」の項目を、利用者が選択することによって前記した禁止検索キーワード削除の指示が実行されて、表示される。
図29に示すように、この禁止検索キーワードの選択画面63には、禁止検索キーワードの一覧、禁止検索キーワードを選択するためのチェックボックス63e、63f、削除を実行する「実行」ボタン63a、全ての禁止検索キーワードを選択する「全て選択」ボタン63b、選択を取り消す「クリア」ボタン63c、及び禁止検索キーワードの削除を終了する「戻る」ボタン63dがある。
ここで利用者による操作内容を監視し(ステップS552、ステップS553)、「戻る」ボタン63dが押下された場合(ステップS552、Yes)には処理を終了し、削除する禁止検索キーワードの選択が行われて「実行」ボタン63aが押された場合(ステップS553、Yes)には、利用者に選択された禁止検索キーワードを、禁止検索キーワード格納部41から削除して(ステップS554)、ステップS551に戻る。ステップS553で、禁止検索キーワードの選択が行われないまま「実行」ボタン63aが押された場合には、禁止検索キーワードの削除が行われないことは、勿論である。
尚、ステップS551で表示する禁止検索キーワードの選択画面において、リストアップする禁止検索キーワードが存在しない場合、禁止検索キーワードが格納されていない旨を表示すると共に自動的に処理終了となるように構成することも可能である。
図30は、本実施の形態において、検索キーワード比較実行部43が、画像データ蓄積部23に蓄積された画像データを検索する場合の処理の流れを示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照しながら、画像データの検索処理の動作について説明する。尚、検索キーワード比較実行部43は、利用者が、パソコン2或いはオペレーションパネル12を利用してMFP300に画像データ蓄積部23に蓄積された画像データの検索の指示を行うのを受けて、この動作を開始する。
また、このフローチャートにおいて、ステップS601〜ステップS607は検索キーワード比較実行部43の動作であり、ステップS608は検索結果通知部18の動作である。
先ず、検索キーワード比較実行部43は、検索キーワードの入力画面を作成し、パソコン2或いはオペレーションパネル12に送信する(ステップS601)。図14は、この時パソコン2或いはオペレーションパネル12によって表示される検索キーワードの入力画面54の一例を示す。この画面を表示するには、例えばMFP300の図示しない装置メニューに設けられた「検索」項目を選択することにより前記した画像データの検索指示が実行されて、表示される。
ここで利用者による操作内容を監視し(ステップS602、ステップS603)、「戻る」ボタン54dが押下された場合(ステップS602、Yes)には処理を終了し、文字入力が行われて「検索」ボタン54bが押された場合(ステップS603、Yes)、検索キーワード比較実行部43は、禁止検索キーワード格納部41に格納されている禁止検索キーワードのリストを取得する(ステップS604)。
次に、利用者がパソコン2或いはオペレーションパネル12から入力した検索キーワードの文字と、ステップS604で取得した禁止検索キーワードのリストを比較し、一致する検索キーワードを削除する(ステップS605)。入力した検索キーワードの中で、何れの禁止検索キーワードとも一致しないものがある場合(ステップS605、Yes)、検索キーワード比較実行部43は、この一致しなかった(残った)検索キーワードで、検索インデックス20の情報を基に画像データ蓄積部23に格納された画像データの検索を実行する(ステップS606)。具体的には、先ず、残った検索キーワード(文字列)が検索インデックス20(図4(a))に語句として含まれているのかを調査する。次に、検索インデックス20中で、入力された文字列に対応する語句を含む画像データの情報、ここではファイル名を取得する。
一方、入力した検索キーワードの全てが禁止検索キーワードの何れかと一致する場合(ステップS605、No)、入力した全ての検索キーワードを削除し、検索処理を終了する。
例えば、検索キーワードとして「記録」と「Secret」が与えられ、禁止検索キーワードが「電話帳」と「Secret」である場合、検索キーワードの「Secret」が削除され、「記録」だけが残る。尚、ここでは、入力した検索キーワードのうち、禁止検索キーワードと一致するものを削除するように説明したが、複数の検索キーワードの内、禁止検索キーワードと1つでも一致した場合、全ての検索キーワードを削除するように構成することもできる。
ステップS607での検索の結果、1件以上の画像データが検索された場合(ステップS607、Yes)、ステップS608に至り、検出されなければ(ステップS607、No)、処理を終了する。尚、検出されなかった場合には、パソコン2或いはオペレーションパネル12に、何も検索されなかったというメッセージを表示しても良い。
ステップS608以後の処理は、前記した実施の形態1で説明した図13のフローチャートのステップS306以後の処理と同じなので、ここでの詳細な説明は省略する。
尚、本実施の形態においては、受信した全ての画像データに対してインデックス作成処理を行なっても良い。また、所定のユーザのみ全てのキーワードを有効にするようにしても良いなど、種々の態様を取り得るものである。
以上のように、本実施の形態3のMFP300或いはMFP300を含む画像処理システムによれば、前記した実施の形態1、及び実施の形態2の効果に加え、画像データの検索時に利用者から与えられる検索キーワードが禁止されているか否かを調査するため、禁止検索キーワードが検索キーワードとして使用されることはない。その為、セキュリティがさらに向上するという効果が得られる。