以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態で説明する記録再生装置の概要を示している。図1に示す記録再生装置は、情報記録媒体として、DVD等の光ディスクとハードディスクとの双方を取り扱うことができる装置として示しているが、情報記録媒体としては、例えば半導体メモリ等に置換されてもよいものである。
図1において、各ブロックを大きく分けると、左側には記録部の主なブロックを示し、右側には再生部の主なブロックを示している。
図1に示す記録再生装置は、ディスクドライブ部11とHDD部12との2種類のディスクドライブを有する。まず、ディスクドライブ部11は、ビデオファイルを構築できる情報記録媒体である第1のメディアとしての光ディスク13を回転駆動し、情報の読み書きを実行する。ディスクドライブ部11は、光ディスク13に対する回転制御系、レーザ駆動系、光学系等を有する。また、HDD部12は、第2のメディアとしてのハードディスク14を駆動する。
データプロセッサ部15は、ディスクドライブ部11及びHDD部12に記録データを供給することができ、また、再生された信号を受け取ることができる。データプロセッサ部15は、記録または再生単位のデータを取り扱うもので、バッファ回路、変調・復調回路、エラー訂正部等を含む。
また、図1に示す記録再生装置は、記録側を構成するエンコーダ部16と、再生側を構成するデコーダ部17と、装置本体の動作を制御するマイクロコンピュータブロック18とを主たる構成要素としている。エンコーダ部16は、トランスポートストリーム処理部及び複数のエンコーダを含む。
エンコーダ部16は、基本的には入力されたアナログビデオ信号やアナログオーディオ信号をデジタル化するビデオ用及びオーディオ用のアナログデジタルコンバータと、ビデオエンコーダと、オーディオエンコーダとを有する。さらに、副映像エンコーダも含んでいる。
エンコーダ部16からのエンコード出力は、バッファメモリ19を含むフォーマッタ20にて所定のDVD−RAM(random access memory)のフォーマットに変換され、先のデータプロセッサ部15に供給される。なお、トランスポートストリームから抽出したパケットエレメンタリーストリームが、エンコーダ部16から直接HDD部12のハードディスク14に記録される場合もある。
エンコーダ部16には、スイッチ21を介して、A/V(audio/video)入力部22から得られる外部アナログビデオ信号と外部アナログオーディオ信号とを入力することができる。
また、エンコーダ部16には、スイッチ21を介して、地上波アナログチューナ23、地上波デジタルチューナ24、衛星BS(broadcasting satellite)/CS(communication satellite)チューナ25、衛星アナログチューナ26からの受信信号を選択的に入力することができる。
そして、エンコーダ部16で複数のエンコーダが活用される場合、地上波デジタルチューナ24で受信した番組をHDD部12で記録し、同時に、衛星BS/CSチューナ25で受信した番組を視聴することも可能である。
なお、エンコーダ部16は、圧縮されたデジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号が直接入力されるときは、圧縮デジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号を直接フォーマッタ20に供給することもできる。また、エンコーダ部16は、アナログデジタル変換されたデジタルビデオ信号やオーディオ信号を、ビデオミキシング部27やオーディオセレクタ28に直接供給することもできる。
エンコーダ部16に含まれるMPEG(moving picture experts group)ビデオエンコーダでは、デジタルビデオ信号はMPEG2またはMPEG1規格に基づいた可変ビットレートで圧縮されたデジタルビデオ信号に変換される。
デジタルオーディオ信号は、MPEGまたはAC(audio compression)−3規格に基づいて固定ビットレートで圧縮されたデジタルオーディオ信号、あるいはリニアPCM(pulse code modulation)のデジタルオーディオ信号に変換される。
副映像信号がA/V入力部22から入力された場合(例えば副映像信号の独立出力端子付DVDビデオプレーヤからの信号等)、または、このようなデータ構成のDVDビデオ信号が放送されて、それが図示しないTV(television)チューナ部で受信された場合は、DVDビデオ信号中の副映像信号が副映像エンコーダでエンコード(ランレングス符号化)されて副映像のビットマップとなる。
エンコードされたデジタルビデオ信号、デジタルオーディオ信号、副映像データは、フォーマッタ20にてパック化され、ビデオパック、オーディオパック、副映像パックとなり、さらに、これらが集合されて、DVD−ビデオ規格で規定されたフォーマット(DVD Videoフォーマット)や、DVD−レコーディング規格で規定されたフォーマット(DVD VRフォーマット)に変換される。フォーマッタ20は、上記の変換処理のときに、バッファメモリ19も利用している。
図1に示す記録再生装置は、フォーマッタ20でフォーマット化された情報(ビデオ、オーディオ、副映像データ等のパック)及び作成された管理情報を、データプロセッサ部15を介してHDD部12またはディスクドライブ部11に供給し、ハードディスク14または光ディスク13に記録することができる。
また、ハードディスク14または光ディスク13に記録された情報を、データプロセッサ部15、ディスクドライブ部11を介して光ディスク13またはハードディスク14に記録することもできる。
さらに、ハードディスク14または光ディスク13に記録されている複数番組のビデオオブジェクトを、一部削除したり、異なる番組のオブジェクトをつなげたり、といった編集処理を行なうこともできる。
上記マイクロコンピュータブロック18は、CPU(central processing unit)18aと、制御プログラム等が書きこまれたROM(read only memory)、プログラム実行に必要なワークエリアを提供するためのRAM、各種の設定情報が記録される不揮発性メモリ等を含むメモリ部18bとを含んでいる。
また、マイクロコンピュータブロック18は、ネットワークI/F(interface)29を介して、外部ネットワークに接続することが可能である。これにより、外部のサーバから電子番組案内情報(DEPG:dynamic electronic program guide)等を取り込むことも可能である。
さらに、マイクロコンピュータブロック18のCPU18aは、メモリ部18bのROMに格納された制御プログラムに従い、RAMをワークエリアとして用いて、欠陥場所検出、未記録領域検出、録画情報記録位置設定、UDF(universal disk format)記録、AVアドレス設定等を実行する。
また、マイクロコンピュータブロック18は、記録再生装置の各ブロックを統括して制御するために必要な各種の情報処理部を有する。この情報処理部は、図示しないが、ディレクトリ検出部、VMG(video manager)情報(全体のビデオ管理情報)作成部、コピー関連情報検知部、コピー及びスクランブリング情報(RDI)処理部、パケットヘッダ処理部、シーケンスヘッダ処理部、アスペクト比情報処理部等を備える。
さらに、マイクロコンピュータブロック18は、編集を実行する際の管理情報の制御部である編集時管理情報制御部と、録画を実行する際の管理情報の制御部である録画時管理情報制御部とを備えている。
また、マイクロコンピュータブロック18には、嗜好分析制御部18c、推薦番組検索制御部18d、不可キーワード設定制御部18e、番組評価制御部18f、番組情報取得制御部18g、番組予約制御部18h及びGUI(graphical user interface)画面制御部18i等が設けられている。これら各制御部18c〜18iの動作については、後で詳しく説明することにする。
マイクロコンピュータブロック18の実行結果のうち、ユーザに通知すべき内容は、記録再生装置の表示部30に表示されるか、または、モニターディスプレイ31にOSD(on screen display)表示される。
また、マイクロコンピュータブロック18は、この記録再生装置を操作するための操作信号を与えるキー操作入力部32を有する。このキー操作入力部32は、例えば記録再生装置の本体上に設けた操作スイッチ類や、後述するリモートコントローラ33等に相当する。また、記録再生装置と有線通信または無線通信(光通信や赤外線通信等を含む)等の手段を用いて接続されたPC(personal computer)であってもよい。いずれの形態であっても、ユーザがこのキー操作入力部32を操作することにより、入力された映像音声信号の記録処理や、記録されたコンテンツの再生処理、または記録されたコンテンツに対する編集処理等を施すことができる。
なお、マイクロコンピュータブロック18が、ディスクドライブ部11、HDD部12、データプロセッサ部15、エンコーダ部16及び/またはデコーダ部17等を制御するタイミングは、STC(system time clock)34からの時間データに基づいて実行することができる。記録や再生の動作は、通常はSTC34からのタイムクロックに同期して実行されるが、それ以外の処理はSTC34とは独立したタイミングで実行されてもよい。
デコーダ部17は、パック構造を持つDVDフォーマットの信号から各パックを分離して取り出すセパレータと、パック分離やその他の信号処理実行時に使用するメモリと、セパレータで分離された主映像データ(ビデオパックの内容)をデコードするV(video)デコーダと、セパレータで分離された副映像データ(副映像パックの内容)をデコードするSP(sub picture)デコーダと、セパレータで分離されたオーディオデータ(オーディオパックの内容)をデコードするA(audio)デコーダとを有する。また、デコードされた主映像にデコードされた副映像を適宜合成し、主映像にメニュー、ハイライトボタン、字幕やその他の副映像を重ねて出力するビデオプロセッサを備えている。
デコーダ部17の出力ビデオ信号は、ビデオミキシング部27に入力される。ビデオミキシング部27では、例えばテキストデータの合成が行なわれる。また、ビデオミキシング部27には、上記TVチューナ部やA/V入力部22からの信号を直接取り込むラインも接続されている。ビデオミキシング部27には、バッファとして用いるフレームメモリ部35が接続されている。ビデオミキシング部27の出力がアナログ出力の場合はI/F36を介して外部出力され、デジタル出力の場合はデジタルアナログ変換器37を介して外部へ出力される。
デコーダ部17の出力オーディオ信号は、オーディオセレクタ28を介してデジタルアナログ変換器38でアナログ変換され外部に出力される。オーディオセレクタ28は、マイクロコンピュータブロック18からのセレクト信号により制御される。これにより、オーディオセレクタ28は、上記TVチューナ部やA/V入力部22からのデジタル信号を直接モニタするとき、エンコーダ部16をスルーしたオーディオ信号を直接選択することも可能である。
なお、エンコーダ部16のフォーマッタ20では、記録中、各切り分け情報を作成し、定期的にマイクロコンピュータブロック18のCPU18aへ送る[GOP(group of picture)先頭割り込み時等の情報]。切り分け情報としては、VOBU(video object unit)のパック数、VOBU先頭からのI(intra)ピクチャのエンドアドレス、VOBUの再生時間等である。
同時に、図示しないアスペクト情報処理部からの情報が記録開始時にCPU18aに送られ、CPU18aはVOB(video object)ストリーム情報(STI:stream information)を作成する。ここでSTIは、解像度データ、アスペクトデータ等を保存し、再生時に、各デコーダ部ではこの情報を元に初期設定が行なわれる。
また、この記録再生装置では、DVDに記録するビデオファイルは1ディスクに1ファイルとしている。さらに、データをアクセス(シーク)している間に、途切れないで再生を続けるために、最低限連続する情報単位(サイズ)を決めている。この単位は、CDA(contiguous data area)と称される。CDAサイズは、ECC(error correcting code)ブロック(16セクタ)の倍数であり、ファイルシステムではこのCDA単位で記録を行なっている。
データプロセッサ部15は、エンコーダ部16のフォーマッタ20からVOBU単位のデータを受け取り、CDA単位のデータをディスクドライブ部11あるいはHDD部12に供給している。
また、マイクロコンピュータブロック18のCPU18aは、記録したデータを再生するのに必要な管理情報を作成し、データ記録終了のコマンドを認識すると、作成した管理情報をデータプロセッサ部15に送る。これにより、管理情報が光ディスク13またはハードディスク14に記録される。このため、エンコードが行なわれているとき、マイクロコンピュータブロック18のCPU18aは、エンコーダ部16からデータ単位の情報(切り分け情報等など)を受け取る。
さらに、マイクロコンピュータブロック18のCPU18aは、記録開始時に、光ディスク13及びハードディスク14から読み取った管理情報(ファイルシステム)を認識して、各ディスクの未記録エリアを認識することにより、データプロセッサ部15を介してデータの記録エリアをディスクに設定している。
図2は、上記リモートコントローラ33の概観を示している。主な操作キーを説明すると、符号33aは、電源をオンオフするための電源キーであり、符号33bは、トップメニュー画面を表示させるためのトップメニューキーである。メニューキー33cは、例えばDVD等の情報記録媒体に記録されているメニューを表示させるときに操作する操作キーである。さらに、符号33dは、決定キーであり、符号33e,33f,33g,33hは、画面に表示されたカーソルをそれぞれ上、下、右、左に移動させるためのカーソル操作キーである。
次に、この記録再生装置における番組推薦機能に関する特徴的な構成及び動作について説明する。すなわち、マイクロコンピュータブロック18の嗜好分析制御部18cは、ユーザの番組内容に対する嗜好を分析している。この分析は、ユーザが、過去に、視聴、記録、視聴予約、記録予約、再生、記録の削除、予約の取り消し、コピー等を行なった各種の番組に対して、属性別に統計をとることによって行なわれる。
すなわち、嗜好分析制御部18cは、図3にグラフィック化して示すように、番組をジャンル、タイトル、出演者等の属性別にそれぞれ分類し、番組に対するユーザの行動履歴に基づいて、各属性それぞれに含まれる複数の属性値に付す評価値を増減することにより、ユーザの嗜好を分析している。
例えば、1つのバラエティ番組に対して記録予約が行なわれた場合には、属性がジャンルでその属性値がバラエティその他の評価値を+1する。逆に、記録済みの1つのバラエティ番組に対して殆ど見ずに記録の削除が行なわれた場合には、属性がジャンルで属性値がバラエティその他の評価値を−1する。タイトル及び出演者についても、同様にして統計がとられる。
また、マイクロコンピュータブロック18の推薦番組検索制御部18dは、上記のようにして得られたユーザの番組内容に対する嗜好に基づいて、電子番組情報の中からユーザの嗜好に対応する番組を自動的に検索するものである。そして、この検索された番組は、推薦番組リストとして表示される。
この推薦番組リストを表示させるために、ユーザは、リモートコントローラ33のトップメニューキー33bを操作する。リモートコントローラ33のトップメニューキー33bが操作されると、GUI画面制御部18iの制御に基づいて、図4に示すようなメインメニュー画面がモニターディスプレイ31に表示される。
図4に示すメインメニュー画面には、「番組表」、「録画予約一覧」、「Myジャンル番組リスト」、「おすすめサービス」、「お気に入り番組リスト」、「シリーズ番組リスト」、「番組検索」、「人名検索」、「お知らせ」、「ライブラリ」、「キーワード設定」、「番組ナビ設定」等の各種の項目が表示される。
図4に示すメインメニュー画面において、リモートコントローラ33のカーソル操作キー33e,33f,33g,33hを操作して、「おすすめサービス」の項目を選択し、決定キー33dを操作すると、図5に示すように、ユーザの嗜好に基づいて検索された推薦番組のリスト(おすすめサービス番組リスト)が表示される。
この推薦番組リストには、各番組について、タイトル、放送方式、放送チャンネル、放送日時がそれぞれ記載されている。また、この推薦番組リストには、各番組について、それぞれ「おすすめ理由」の項目が表示されている。
そして、ユーザがリモートコントローラ33のカーソル操作キー33e,33f,33g,33hを操作して、いずれかの番組(例えば「愛し君に」)に対応する「おすすめ理由」の項目にカーソルK(図5ではハッチングで示す)を移動させ、決定キー33dを操作すると、図6に示すように、その番組の推薦理由が画面に表示される。
この推薦理由の表示は、嗜好分析制御部18cが嗜好分析した結果、つまり、属性(ジャンル、タイトル、出演者)別に集計した各属性値の評価値を棒グラフとして表示し、推薦した番組が、各属性においてどの属性値に含まれているかを、他の属性値の評価値と色を変えて表示する(図6ではハッチングで示す)ことにより行なわれる。
これにより、例えば、番組「愛し君に」では、属性がジャンルにおけるユーザの嗜好で3番目に高い属性値となる「国内ドラマ」に対応していることにより、推薦されたことがユーザに理解される。
また、番組「愛し君に」は、属性がタイトルにおけるユーザの嗜好で1番目に高い属性値に対応していることにより、推薦されたことがユーザに理解される。同様に、番組「愛し君に」は、属性が出演者におけるユーザの嗜好で2〜4番目に高い属性値に対応していることにより、推薦されたことがユーザに理解される。
このように、ユーザの番組内容に対する嗜好を分析し、電子番組情報の中からユーザの嗜好に対応する番組を自動的に検索して推薦する際、推薦番組毎にその推薦理由を表示することができるようにしたので、ユーザは、どのような理由でその番組が推薦されたのかを理解することができる。
このため、例えば、多数の番組が推薦された場合にも、各番組の推薦理由を考慮することにより、ユーザが自己の視聴したい番組を容易に検索することができるようになり、より一層の実用化を促進し得るとともに、ユーザにとっての取り扱いを便利にすることができる。
また、番組の推薦理由が表示される際、ユーザの番組内容に対する嗜好の分析結果がグラフ化されて表示されるため、ユーザは、自己の嗜好を把握することができる。
次に、上記マイクロコンピュータブロック18の不可キーワード設定制御部18eは、ユーザが任意の不可キーワードを複数個登録することを可能としている。そして、不可キーワード設定制御部18eは、登録された不可キーワードを電子番組情報中に1つでも含む番組に対して、推薦番組検索制御部18dによる推薦対象から除外するとともに、予約(視聴予約及び記録予約)や記録を行なうことも不可とするように制限する。
不可キーワードを登録するためには、ユーザが、図4に示したメインメニュー画面を表示させ、リモートコントローラ33のカーソル操作キー33e,33f,33g,33hを操作して、「キーワード設定」の項目を選択し、決定キー33dを操作する。
すると、ユーザが電子番組情報の中から番組をキーワード検索する際のキーワードを登録するためのキーワード設定画面と、不可キーワードを登録するための不可キーワード設定画面とのいずれかを選択する選択画面が表示されるので、後者を選択することにより、図7に示すような不可キーワード設定画面が表示される。
この不可キーワード設定画面においては、複数(図示の場合は6つ)の不可キーワードを登録することが可能となっている。そして、不可キーワード設定制御部18eは、登録された不可キーワードを1つでも電子番組情報に含む番組に対しては、視聴や記録の予約対象及び記録対象から外すだけでなく、推薦番組の対象からも外すように制限する。
図8は、このような不可キーワード設定制御部18eの動作をまとめたフローチャートを示している。すなわち、処理が開始(ステップS8a)されると、不可キーワード設定制御部18eは、ステップS8bで、不可キーワードが既に登録されているか否かを判別する。
不可キーワードが登録されていると判断された場合(YES)、不可キーワード設定制御部18eは、ステップS8cで、現在対象としている番組pの電子番組情報に、登録された不可キーワードが含まれているか否かを判別する。
そして、付加キーワードが含まれていると判断された場合(YES)、不可キーワード設定制御部18eは、ステップS8dで、番組pを、推薦不可、記録不可、予約不可に設定し、つまり、推薦、記録、予約の対象から外すように設定して処理を終了(ステップS8f)する。
また、上記ステップS8bで不可キーワードが登録されていないと判断された場合(NO)、または、上記ステップS8cで付加キーワードが含まれていないと判断された場合(NO)、不可キーワード設定制御部18eは、ステップS8eで、番組pを、推薦可、記録可、予約可に設定し、つまり、推薦、記録、予約の対象とするように設定して処理を終了(ステップS8f)する。
上記のように、番組を推薦、記録、予約の対象から外すための不可キーワードを設定可能とすることにより、例えば、家庭内において、暴力シーンの多い番組を子供に視聴させないように管理することが容易に行なえるようになる。
次に、上記マイクロコンピュータブロック18の番組評価制御部18fは、ユーザが1つの番組を最後まで視聴した場合、その番組に対する評価をユーザに入力させるように機能する。そして、番組評価制御部18fは、その評価結果を嗜好分析制御部18cによるユーザの嗜好分析に反映させるように機能している。
すなわち、この番組評価制御部18fは、1つの番組が最後まで再生されて停止された直後、つまり、番組のエンドタイトルが再生されて自動停止、または、ユーザによって再生停止された直後に、図9に示すような番組評価画面を自動的に表示させる。この番組評価画面では、「大変よかった」、「よかった」、「ふつう」、「あまりよくなかった」、「よくなかった」の5つの項目を表示させ、ユーザにリモートコントローラ33でいずれかの項目を選択させるようにした、5段階評価としている。
図10は、番組評価制御部18fが番組評価画面上でのユーザの評価を、嗜好分析制御部18cによるユーザの嗜好分析に反映させるための動作をまとめたフローチャートを示している。すなわち、処理が開始(ステップS10a)されると、番組評価制御部18fは、ステップS10bで、番組評価画面上でユーザの評価が行なわれたか否かを判別し、行なわれなかったと判断された場合(NO)、処理を終了(S10g)する。
また、番組評価画面上でユーザの評価が行なわれたと判断された場合(YES)、番組評価制御部18fは、ステップS10cで、視聴した番組pについてユーザが「大変よかった」または「よかった」等の+評価をしたか否かを判別する。そして、+評価をしたと判断された場合(YES)、番組評価制御部18fは、ステップS10dで、番組pが含まれる各属性(ジャンル、タイトル、出演者等)における属性値の評価値を上げて、処理を終了(S10g)する。
一方、上記ステップS10cで+評価をしなかったと判断された場合(NO)、番組評価制御部18fは、ステップS10eで、視聴した番組pについてユーザが「あまりよくなかった」または「よくなかった」等の−評価をしたか否かを判別する。そして、−評価をしたと判断された場合(YES)、番組評価制御部18fは、ステップS10fで、番組pが含まれる各属性(ジャンル、タイトル、出演者等)における属性値の評価値を下げて、処理を終了(S10g)する。
また、上記ステップS10eで−評価をしなかったと判断された場合(NO)、番組評価制御部18fは、「ふつう」の評価がなされたものと判断し、嗜好分析結果を変更することなく、処理を終了(S10g)する。
上記のように、最後まで視聴した番組に対する評価をユーザに入力させ、その評価結果を嗜好分析に反映させるようにすることにより、ユーザの実際の状況に対応したより正確な嗜好分析を行なうことが可能となる。
なお、番組評価画面を表示させるタイミングとしては、その番組が最後まで再生された直後、つまり、その番組のエンドタイトルが再生された直後が考えられるが、これに限らず、番組本編の再生が終了した直後や、番組の最後から所定時間(例えば5分)前までの範囲でユーザによって再生停止された場合等のように、番組のほぼ終了部分で再生停止された場合も含むものとする。
次に、上記マイクロコンピュータブロック18の番組情報取得制御部18gは、上記の光ディスク13が再生された場合に、その光ディスク13の再生内容(映画等)に関する情報(出演者、キーワード、監督等)をネットワーク上の専用サーバから自動的に取得する。そして、番組情報取得制御部18gは、その取得した情報を嗜好分析制御部18cによるユーザの嗜好分析に反映させるように機能している。
図11は、番組情報取得制御部18gが再生された光ディスク13に基づき、専用サーバから光ディスク13の内容に関する情報を取得し、嗜好分析制御部18cによるユーザの嗜好分析に反映させるための動作をまとめたフローチャートを示している。
すなわち、処理が開始(ステップS11a)され、ステップS11bで、光ディスク13がディスクドライブ部11に装着されて再生が開始されると、番組情報取得制御部18gは、ステップS11cで、記録再生装置、つまり、自己がネットワークに接続されているか否かを判別し、ネットワークに接続されていないと判断された場合(NO)、処理を終了(ステップS11i)する。
また、ネットワークに接続されていると判断された場合(YES)、番組情報取得制御部18gは、ステップS11dで、再生している光ディスク13の識別子をネットワーク上の専用サーバに送信する。
すると、専用サーバは、ステップS11eで、受信した識別子に基づいて、その光ディスク13の内容に関する情報を検索し、ステップS11fで、検索した情報を記録再生装置の受信可能なフォーマットに変換した後、ステップS11gで、ネットワークを介して記録再生装置に送信する。
これにより、番組情報取得制御部18gは、ステップS11hで、専用サーバから取得した情報を嗜好分析制御部18cによるユーザの嗜好分析に反映させて、処理を終了(ステップS11i)する。
なお、専用サーバから取得した情報の嗜好分析への反映は、図10のステップS10dと同様に、光ディスク13の内容が含まれる各属性(ジャンル、タイトル、出演者等)における属性値の評価値を上げることにより実現される。
上記のように、放送番組に関する記録再生等のユーザの行動履歴だけでなく、映画等の記録された市販の光ディスク13を再生した場合にも、その内容に関する情報を専用サーバから自動的に取得して、嗜好分析に反映させるようにしたので、このような点でもユーザの実際の状況に対応したより正確な嗜好分析を行なうことが可能となる。
次に、上記マイクロコンピュータブロック18は、番組を光ディスク13またはハードディスク14に記録した場合、その記録履歴をメモリ部18bに保存している。この記録履歴としては、例えば、記録した番組のタイトル、記録日時、記録した媒体、記録条件等を、記録した順序で保存したものである。
図12は、記録履歴をメモリ部18bに保存する動作をまとめたフローチャートを示している。なお、メモリ部18bに保存することができる記録履歴の数をxとしている。すなわち、処理が開始(ステップS12a)され、ステップS12bで、現在対象としている番組pの記録が行なわれると、マイクロコンピュータブロック18は、ステップS12cで、メモリ部18bに保存されている記録履歴の数がx未満であるか否かを判別する。
そして、x未満であると判断された場合(YES)、マイクロコンピュータブロック18は、ステップS12eで、番組pに関する記録履歴をメモリ部18bに追加記録して、処理を終了(ステップS12f)する。
また、上記ステップS12cでメモリ部18bに保存されている記録履歴の数がxであると判断された場合(NO)、マイクロコンピュータブロック18は、ステップS12dで、メモリ部18bに保存されている記録履歴のうち最も古いものを1件削除して、ステップS12eの処理に移行される。
ここで、上記マイクロコンピュータブロック18の推薦番組検索制御部18dは、上記のように作成された記録履歴を参照して既に記録済みである番組については、推薦対象から外す、つまり、推薦番組リストから削除するように制御している。
図13は、推薦番組検索制御部18dが既に記録した番組を推薦対象から外す動作をまとめたフローチャートを示している。すなわち、処理が開始(ステップS13a)されると、推薦番組検索制御部18dは、ステップS13bで、推薦番組リストに記述された番組数nを取得する。
そして、推薦番組検索制御部18dは、ステップS13cで、推薦番組数nが0を超えているか否かを判別し、0であると判断された場合(NO)、処理を終了(ステップS13g)する。
また、上記ステップS13cで推薦番組数nが0を超えていると判断された場合(YES)、推薦番組検索制御部18dは、ステップS13dで、推薦番組リストから所定の番組pを取得し、推薦番組数nを−1する。
そして、推薦番組検索制御部18dは、ステップS13eで、番組pが記録履歴に存在するか否かを判別し、存在しないと判断された場合(NO)、ステップS13cの処理に移行し、存在すると判断された場合(YES)、ステップS13fで、その番組pを推薦番組リストから削除してステップS13cの処理に移行する。
このように、既にユーザが記録予約した番組や記録した番組を推薦対象から外すことにより、番組推薦リストにユーザが既に記録予約した番組や記録した番組が重ねて表示されることがなくなり、より一層の実用化を促進し得るとともに、ユーザにとっての取り扱いを便利にすることができる。
なお、記録履歴に存在する番組を推薦番組リストから削除する以外に、マイクロコンピュータブロック18の番組予約制御部18hによって既に記録予約が設定されている番組に対しても、推薦番組リストから削除するようにすれば、より一層ユーザにとって便利となる。
また、上記マイクロコンピュータブロック18は、番組を視聴した場合、その視聴履歴をメモリ部18bに保存している。この視聴履歴としては、例えば、視聴した番組のタイトル、視聴日時、視聴した媒体等を、視聴した順序で保存したものである。
そして、上記マイクロコンピュータブロック18の推薦番組検索制御部18dは、視聴履歴を参照して既に視聴済みである番組については、推薦対象から外すように制御している。
このように、既にユーザが視聴した番組を推薦対象から外すことにより、番組推薦リストにユーザが既に視聴した番組が重ねて表示されることがなくなり、より一層の実用化を促進し得るとともに、ユーザにとっての取り扱いを便利にすることができる。
なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
11…ディスクドライブ部、12…HDD部、13…光ディスク、14…ハードディスク、15…データプロセッサ部、16…エンコーダ部、17…デコーダ部、18…マイクロコンピュータブロック、19…バッファメモリ、20…フォーマッタ、21…スイッチ、22…A/V入力部、23…地上波アナログチューナ、24…地上波デジタルチューナ、25…衛星BS/CSチューナ、26…衛星アナログチューナ、27…ビデオミキシング部、28…オーディオセレクタ、29…ネットワークI/F、30…表示部、31…モニターディスプレイ、32…キー操作入力部、33…リモートコントローラ、34…STC、35…フレームメモリ部、36…I/F、37,38…デジタルアナログ変換機。