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JP4999196B2 - 顧客応答システム - Google Patents
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Description

本発明は、コール振分装置及びコール振分方法に関する。詳しくは、コールセンタにおける顧客応答システムに使用するコール振分装置及びコール振分方法に関する。
従来より、ユーザに対する電話応対業務を専門とするコールセンタでは、ユーザからの電話をCTI(Computer Telephony Integration)によって、ユーザに対応していないオペレータに対して自動的に振り分ける顧客応答システムが提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の顧客応答システムは、全てのオペレータがユーザと対応している場合、オペレータが応対可能になるまで、新たに電話を掛けてきたユーザに対して自動応答を行うことで応対を行う。また、顧客応答システムによる自動応答では、ユーザに対してオペレータが応対可能になるまでの予想時間を通知したりすることで、ユーザにコールセンタの状況を把握させることができる。
特開2002−237892号公報
しかしながら、特許文献1で提案された顧客応答システムでは、頻繁にコールセンタに電話をするユーザにオペレータが応対する場合には、コールセンタに電話をすることがほとんどないユーザが待たされるといったおそれもある。すなわち、問い合わせ回数が多いユーザに対してオペレータが応対することにより、問い合わせ回数が少ないユーザが待たされる時間が長くなる可能性があり、同等のサポートを受けるべきユーザに対しての公平性が失われる可能性がある。
本発明は、全てのユーザが公平にサポートを受けることができる装置及び方法を提供することを目的とする。
(1) 通信網を介して着信したコールを受け付ける受付手段と、
コールセンタに備えられた複数の電話機のうち、応対可能な電話機にコールの自動振り分けを行う自動振分手段と、
前記コールの発信元の電話番号を特定する電話番号特定手段と、
前記着信したコールのコール回数を前記電話番号ごとに計数する計数手段と、
前記コールセンタの複数の電話機の全てが応対中である場合に、新たなコールが受け付けられると、該新たなコールを待ち状態にし、前記自動振分手段による自動振り分けが行われる優先順位を記憶する待ち状態記憶手段と、
閾値に基づいて、前記コール回数が少ないコールを前記コール回数が多いコールより前記優先順位を高く変更する優先順位変更手段と、
前記電話番号ごとに計数した前記コール回数及び前記電話機で通話を行うオペレータの人数に基づいて前記閾値を決定する閾値決定手段と、
を備えたコール振分装置。
(1)のコール振分装置は、受付手段により通信網を介して着信したコールを受け付け、自動振分手段により、コールセンタに備えられた複数の電話機のうち、応対可能な電話機にコールの自動振り分けを行い、電話番号特定手段により、コールの発信元の電話番号を特定し、計数手段により、着信したコールのコール回数を電話番号ごとに計数する。そして、待ち状態記憶手段により、コールセンタの複数の電話機の全てが応対中である場合に、新たなコールが受け付けられると、該新たなコールを待ち状態にし、自動振分手段による自動振り分けが行われる優先順位を記憶する。そして、優先順位変更手段により、閾値に基づいて、コール回数が少ないコールをコール回数が多いコールより優先順位を高く変更し、閾値決定手段により、電話番号ごとに計数したコール回数及び電話機で通話を行うオペレータの人数に基づいて閾値を決定する。
(1)記載のコール振分装置によれば、待ち状態のコールについて、コール回数が少ないコールを、コール回数が多いコールより優先順位を高く変更することができる。よって、コール回数が少ないコールのユーザは、コール回数の多いユーザよりも優先順位が高く変更されることにより、コール回数の多いユーザに比べて待ち状態が短くなる。よって、コール回数の少ないユーザは、待ち状態が短くなった結果、待ち状態が長く続くことが原因でサポートを受けることを断念するといったことが減少し、コールセンタによるサポートを受ける機会が増加する。したがって、コール回数の少ないユーザでもサポートを受けられる機会が増加するので、全てのユーザが公平にサポートを受けることができる。
(2) 前記閾値決定手段は、前記待ち状態であるコールについて、前記コール回数が少ない順に前記オペレータの人数分抽出し、抽出した該コールのコール回数の中で最も大きいコール回数の値を前記閾値として決定することを特徴とする(1)に記載のコール振分装置。
(2)記載のコール振分装置によれば、閾値決定手段により、待ち状態であるコールについて、コール回数が少ない順にオペレータの人数分抽出し、抽出した該コールのコール回数の中で最も大きいコール回数の値を閾値として決定する。このようにすることで、待ち状態となっているコールのコール回数及びコールセンタのオペレータの人数により、閾値を動的に変化させることができる。
(3) 前記優先順位変更手段は、前記コールの発信元の電話番号に基づいて前記コールを行ったユーザの前記コールセンタにおける会員種別を特定し、前記閾値及び該会員種別に基づいて前記優先順位を変更することを特徴とする(1)又は(2)に記載のコール振分装置。
(3)記載のコール振分装置によれば、待ち状態のコールについて、コールを行ったユーザのコールセンタにおける会員種別に基づいて優先順位が変更される。このため、例えば、会員種別において定額会員のユーザの優先順位を、無料サポートのユーザの優先順位に比べて高めることにより、本来サポートを受けるべき定額会員のユーザに対して、より確実にサポートを行うことができる。
(4) 前記優先順位変更手段は、前記コールの発信元の電話番号に基づいて前記コールを行ったユーザの前記コールセンタにおける総通話時間を特定し、前記閾値及び該総通話時間に基づいて前記優先順位を変更することを特徴とする(1)又は(2)に記載のコール振分装置。
(4)記載のコール振分装置によれば、待ち状態のコールについて、コールを行ったユーザのコールセンタにおける総通話時間に基づいて優先順位が変更される。このため、例えば、総通話時間が短いユーザの優先順位を、総通話時間が長いユーザの優先順位に比べて高めることにより、サポートをほとんど受けていない総通話時間が短いユーザに対して、より確実にサポートを行うことができる。
(5) 通信網を介して着信したコールを受け付けるステップと、
コールセンタに備えられた複数の電話機のうち、応対可能な電話機にコールの自動振り分けを行うステップと、
前記コールの発信元の電話番号を特定するステップと、
前記着信したコールのコール回数を前記電話番号ごとに計数するステップと、
前記コールセンタの複数の電話機の全てが応対中である場合に、新たなコールが受け付けられると、該新たなコールを待ち状態にし、前記自動振り分けを行うステップによる自動振り分けが行われる優先順位を記憶するステップと、
閾値に基づいて、前記コール回数が少ないコールを前記コール回数が多いコールより前記優先順位を高く変更するステップと、
前記電話番号ごとに計数した前記コール回数及び前記電話機で通話を行うオペレータの人数に基づいて前記閾値を決定するステップと、
を備えたコール振分方法。
このような方法によれば、当該方法を実施することにより、(1)と同様の効果が期待できる。
本発明によれば、全てのユーザが公平にサポートを受けることができる。
本実施形態に係るコールセンタシステム1の全体構成を示す図である。 本実施形態に係る待ち状態管理DB121を示す図である。 本実施形態に係る待ちユーザDB122を示す図である。 本実施形態に係るコール振分サーバ10のハードウェア構成を示す図である。 本実施形態に係るコールセンタシステム1において、コール振分サーバ10が通信網Tを介してコールを受け付けたときの処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係るコールセンタシステム1において、コール振分サーバ10が待ち状態のコールに係る処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係るコールセンタシステム1において、コール振分サーバ10が自動振分処理を行うときの処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係るコールセンタシステム1において、コール振分サーバ10が閾値を決定するときの処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係るコールセンタシステム1において、コール振分サーバ10が閾値に基づいて、待ち状態のコールの優先順位を変更するときの処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。
[全体構成]
図1は、本実施形態に係るコールセンタシステム1の全体構成を示す図である。
コールセンタシステム1は、コール振分サーバ10、複数のオペレータ側端末20及びオペレータ側電話機30を備えて構成されている。コールセンタシステム1では、オペレータが、オペレータ側端末20及びオペレータ側電話機30により、コールセンタ業務を行う。
また、コールセンタシステム1は、コール振分サーバ10により、電話網や電話サービスを行うIP(Internet Protocol)網等である通信網Tと接続可能である。通信網Tには、複数のユーザ側電話機40が接続されている。コール振分サーバ10は、通信網Tを介してユーザ側電話機40から着信したコールを受け付けると、コールセンタシステム1に備えられた複数のオペレータ側電話機のうち、応対可能なオペレータ側電話機30があるか判定する。そして、コール振分サーバ10は、応対可能なオペレータ側電話機30がある場合に、応対可能なオペレータ側電話機30にユーザ側電話機40から着信したコールの自動振り分けを行う。
オペレータ側端末20は、コール振分サーバ10が受け付けたコールについて、当該コールに対応するユーザの情報をコール振分サーバ10より受信する。そして、受信したユーザの情報をオペレータ側端末20が備えている表示部に表示することにより、オペレータ側電話機30により応対を行うオペレータに対する業務支援を行う。オペレータ側電話機30は、コール振分サーバ10がコールを受け付けたことに応じて、当該コールの自動振り分けが行われる。また、コールセンタシステム1に備えられている全てのオペレータ側電話機30が、既にコールに応対していることにより、オペレータ側電話機30に新たに受け付けたコールの自動振り分けを行えない場合には、コール振分サーバ10において新たに受け付けたコールに自動応答を行い、新たに受け付けたコールを待ち状態にする。そして、コール振分サーバ10は、待ち状態にしたコールへの自動振り分けが行われる優先順位を記憶して待ち状態のコールの管理を行う。
[機能構成]
図1に示すように、コール振分サーバ10は、制御部110と、記憶部120とを備える。
記憶部120は、コール振分サーバ10として機能させるための各種プログラム(図示省略)、本発明の機能を実行するプログラム(図示省略)、待ち状態管理データベース(以下、データベースをDBという)121、及びユーザDB122を記憶する。
図2は、本実施形態に係る待ち状態管理DB121を示す図である。待ち状態管理DB121は、コールセンタの複数のオペレータ側電話機30の全てが応対中である場合に着信したことにより、待ち状態となっているコールの情報を記憶するDBである。待ち状態管理DB121には、待ち状態から自動振り分けが行われる順番を示す「優先順位」フィールドと、待ち状態のコールに対応する電話番号を示す「発信者電話番号」フィールドと、発信者電話番号に対応するユーザのユーザIDを示す「ユーザID」フィールドと、後述の優先順位変更部116による待ち状態のコールの優先順位の変更がされたか否かを示す「順位変更フラグ」フィールドとが含まれている。順位変更フラグは「0」及び「1」の2値のいずれかを取る。「0」は、優先順位が変更されていない状態であり、「1」は、優先順位が変更された状態である。待ち状態管理DB121には、後述のACD処理部111がユーザ側電話機40から着信したコールを受け取った際に、対応中ではないオペレータ側電話機30がないと判定された場合に、ACD処理部111により当該コールの情報が記憶される。また、オペレータ側電話機30が応対可能となり、ACD処理部111により自動振り分けが行われる場合に、待ち状態管理DB121に記憶されている当該コールに対応する情報が削除される。
図3は、本実施形態に係るユーザDB122を示す図である。ユーザDB122は、コールセンタシステム1を利用するユーザの情報を記憶するDBである。ユーザDB122には、ユーザの情報として、ユーザを一意に特定する「ユーザID」フィールドと、ユーザの名称を示す「ユーザ名」フィールドと、ユーザの会員種別を示す「会員種別」フィールドと、ユーザの電話番号を示す「電話番号」フィールドと、ユーザがこれまでにコールセンタにコールした回数を示す「コール回数」フィールドと、ユーザに対してこれまでにオペレータが応対した時間を示す「総通話時間」フィールドとが含まれている。会員種別は、コールセンタを利用するユーザの会員の種類を規定するものであり優先順位の決定に影響を与える要素である。会員種別には、無料サポート会員、定額会員、特別会員等の会員種別が存在する。ユーザDB122には、ユーザがユーザ登録を行うことにより、ユーザの情報が記憶される。また、ユーザDB122は、ユーザがユーザ側電話機40により初めてコールセンタにコールをかけたときに、オペレータ側電話機30を介して応対を行ったオペレータにより、ユーザの情報が記憶される。また、ユーザDB122は、ユーザがユーザ側電話機40によりコールセンタにコールをかけたときに、後述の計数部114により「コール回数」フィールドが更新される。また、ユーザDB122は、後述の閾値決定部115により閾値を決定するときに参照される。
図1に戻り、制御部110は、コール振分サーバ10に係る各機能を統括的に制御する部分であり、本発明に係る各機能として、ACD(Automatic Call Distributor)処理部111と、自動応答部112と、電話番号特定部113と、計数部114と、閾値決定部115と、優先順位変更部116とを備える。
ACD処理部111は、通信網Tを介してユーザ側電話機40から着信したコールを受け付ける。そして、ACD処理部11は、電話番号特定部113に、受け付けたコールの電話番号を特定させ、電話番号を取得する。そして、ACD処理部11は、コールセンタに備えられた複数のオペレータ側電話機30のうち、応対可能なオペレータ側電話機30にコールの自動振り分けを行う。すなわち、ACD処理部11は、複数のオペレータ側電話機30の中から対応中ではないオペレータ側電話機30があるかを判定する。判定した結果、対応中ではないオペレータ側電話機30、すなわち、待機中のオペレータ側電話機30がある場合には、ACD処理部11は、当該オペレータ側電話機30に対してコールの自動振り分けを行う。自動振り分けを行うときには、ACD処理部11は、オペレータ側電話機30にコールを振り分けるとともに、ユーザDB122よりユーザ情報を取得して、オペレータ側端末20に対して送信する。判定した結果、対応中ではないオペレータ側電話機30がない場合には、ACD処理部11は、受け付けたコールに対して自動応答部13に自動応答を行わせるとともに、受け付けたコールを待ち状態管理DB121に記憶させる。
自動応答部112は、対応中ではないオペレータ側電話機30がない場合に、ACD処理部11が新たに受け付けたコールに対して自動応答を行う。
電話番号特定部113は、通信網Tを介してACD処理部111が受け付けたユーザ側電話機40から着信したコールの発信元の電話番号を特定する。電話番号特定部113は、電話番号を特定すると、特定した電話番号を計数部114に受け渡す。
計数部114は、着信したコールのコール回数を電話番号ごとに計数する。より具体的には、計数部114は、ACD処理部111によりコールがオペレータ側電話機30に振り分けられたことに応じて、待ち状態管理DB121を参照して、コールに対応する電話番号を取得する。そして、計数部114は、ユーザDB122を参照して、コールに対応した電話番号のコール回数を1加算する更新を行う。
閾値決定部115は、待ち状態管理DB121を参照して、コール回数及びオペレータ側電話機30で通話を行うオペレータの人数に基づいて閾値を決定する。ここで、閾値とは、優先順位変更部116による待ち状態のコールの優先順位の変更に用いる値である。具体的には、閾値決定部115は、待ち状態管理DB121を参照して、待ち状態となっているコールであって、順位変更フラグが「0」であるコールを抽出する。すなわち、閾値決定部115は、優先順位が変更されていない待ち状態のコールを抽出する。そして、ユーザDB122を参照して抽出したコールに係るコール回数を抽出し、コール回数が少ないコールから順に、コールセンタのオペレータの人数分のコールを抽出する。そして、抽出したコールに係るコール回数のうち、最も大きいコール回数の値を閾値として決定する。このように閾値を決定することで、待ち状態となっているコールのコール回数及びコールセンタのオペレータの人数により、閾値を動的に変化させることができる。
優先順位変更部116は、閾値決定部115で決定された閾値に基づいて、コール回数が少ないコールをコール回数が多いコールより優先順位を高く変更する。より具体的には、優先順位変更部116は、待ち状態管理DB121を参照して、優先順位が変更されていない待ち状態のコールを抽出する。そして、優先順位変更部116は、閾値よりも小さいコール回数であるユーザに対応するコールを、閾値よりも大きいコール回数であるユーザに対応するコールより優先順位を高くする変更を行う。
なお、本実施形態では、閾値決定部115で決定された閾値に基づいて、コール回数が少ないコールをコール回数が多いコールより優先順位を高く変更することとしたが、これに限らない。例えば、優先順位変更部116は、コールの発信元の電話番号に基づいて、コールを行ったユーザの会員種別を特定し、閾値及び会員種別に基づいて優先順位を変更することとしてもよい。より具体的には、優先順位変更部116は、待ち状態管理DB121を参照して、優先順位が変更されていない待ち状態のコールを抽出する。そして、優先順位変更部116は、ユーザDB122を参照して、待ち状態のコールに対応するユーザの会員種別を特定する。そして、優先順位変更部116は、閾値よりも小さいコール回数であるユーザであって、定額会員及び特別会員といった優先順位が高い会員の優先順位を高くする変更を行う。このようにすることで、会員種別において定額会員のユーザの優先順位を、無料サポートのユーザの優先順位に比べて高めることにより、本来サポートを受けるべき定額会員のユーザに対して、より確実にサポートを行うことができる。
また、優先順位変更部116は、コールの発信元の電話番号に基づいてコールを行ったユーザのコールセンタにおける総通話時間を特定し、閾値及び総通話時間に基づいて優先順位を変更することとしてもよい。より具体的には、優先順位変更部116は、待ち状態管理DB121を参照して、優先順位が変更されていない待ち状態のコールを抽出する。そして、優先順位変更部116は、ユーザDB122を参照して、待ち状態のコールに対応するユーザの総通話時間を取得する。そして、優先順位変更部116は、閾値よりも小さいコール回数であるユーザであって、総通話時間が短いユーザの優先順位を高くする変更を行う。このようにすることで、総通話時間が短いユーザの優先順位を、総通話時間が長いユーザの優先順位に比べて高めることにより、サポートをほとんど受けていない総通話時間が短いユーザに対して、より確実にサポートを行うことができる。
[ハードウェア構成]
図4は、コール振分サーバ10のハードウェア構成を示す図である。本発明が実施されるサーバは標準的なものでよく、以下に構成の一例を示す。
コール振分サーバ10は、CPU310(マルチプロセッサ構成ではCPU320等複数のCPUが追加されてもよい)、バスライン490、通信I/F(I/F:インターフェイス)330、メインメモリ340、BIOS(Basic Input Output System)350、表示装置360、I/Oコントローラ370、キーボード及びマウス等の入力装置380、ハードディスク390、光ディスクドライブ400、並びに半導体メモリ420を備える。なお、ハードディスク390、光ディスクドライブ400、並びに半導体メモリ420をまとめて記憶部120と呼ぶ。
CPU310(CPU320)は、コール振分サーバ10を統括的に制御する部分であり、制御部110を構成する。CPU310(CPU320)は、ハードディスク390に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
通信I/F330は、コール振分サーバ10が、上述した通信網Tを介してユーザ側電話機40との通信及び、コールセンタ内ネットワークを介してオペレータ側端末20との通信を行う場合のネットワーク・アダプタである。
メインメモリ340は、CPU310により各種プログラムを実行する際に生成されるデータを一時的に記憶する。BIOS350は、コール振分サーバ10の起動時にCPU310が実行するブートプログラムや、コール振分サーバ10のハードウェアに依存するプログラム等を記録する。
表示装置360は、ブラウン管表示装置(CRT)、液晶表示装置(LCD)等のディスプレイ装置を含む。
I/Oコントローラ370には、ハードディスク390、光ディスクドライブ400、及び半導体メモリ420等の記憶装置である記憶部120を接続することができる。
入力装置380は、コール振分サーバ10の管理者による入力の受け付けを行うものである。
ハードディスク390は、本ハードウェアをコール振分サーバ10として機能させるための各種プログラム、本発明の機能を実行するプログラム、DBに格納されているテーブル及びレコードを記憶する。なお、コール振分サーバ10は、外部に別途設けたハードディスク(図示せず)を外部記憶装置として利用することもできる。
光ディスクドライブ400としては、例えば、DVD−ROMドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−RAMドライブ、ブルーレイディスク(Blu−ray Disc:登録商標)ドライブ等を使用することができる。この場合は、各ドライブに対応した光ディスク410を使用する。光ディスク410から光ディスクドライブ400によりプログラム又はデータを読み取り、I/Oコントローラ370を介してメインメモリ340又はハードディスク390に提供することもできる。
なお、本発明でいうコンピュータとは、記憶装置、制御部等を備えた情報処理装置をいい、コール振分サーバ10は、制御部110、記憶部120等を備えた情報処理装置により構成され、この情報処理装置は、本発明のコンピュータの概念に含まれる。
[フローチャート]
図5は、本実施形態に係るコールセンタシステム1において、コール振分サーバ10が通信網Tを介してコールを受け付けたときの処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS11では、制御部110(ACD処理部111)は、ユーザ側電話機40から着信したコールを受け付ける。ステップS12では、制御部110(電話番号特定部113)は、通信網Tを介してACD処理部111が受け付けたユーザ側電話機40から着信したコールについて電話番号を特定する。
ステップS13では、制御部110(ACD処理部111)は、待機中のオペレータ側電話機30があるか否かを判定する。この判定結果がYESである場合には、ステップS14に移り、判定結果がNOである場合には、ステップS15に移る。ステップS14では、自動振分処理を実行する。自動振分処理では、待機中のオペレータ側電話機30に対してコールの振り分けを行う。自動振分処理については、図7で詳細に説明する。この処理が終了すると、コール時の処理を終了する。
ステップS15では、制御部110(自動応答部112)は、ステップS11にて受け付けられたコールに対して自動応答を行う。すなわち、制御部110(自動応答部112)は、オペレータ側電話機30が全て他のユーザのコールに対応中であるため、自動応答部112が自動応答することにより応対を行う。ステップS16では、制御部110(ACD処理部111)は、ステップS11にて受け付けたコールを待ち状態管理DB121に記憶させる。
図6は、本実施形態に係るコールセンタシステム1において、コール振分サーバ10が待ち状態のコールに係る処理の流れを示すフローチャートである。なお、この処理は、待ち状態管理DB121にコールが記憶されている状態、すなわち、待ち状態のコールがある場合に実行される。
ステップS21では、制御部110(ACD処理部111)は、待ち状態管理DB121を参照して、コールの情報を取得する。より具体的には、制御部110(ACD処理部111)は、待ち状態管理DB121を参照して、最も優先順位が高いコールの情報を取得する。
ステップS22では、制御部110(ACD処理部111)は、待機中のオペレータ側電話機30があるか否かを判定する。この判定結果がYESである場合には、ステップS23に移り、判定結果がNOである場合には、再びステップS22を実行する。
ステップS23では、自動振分処理を実行する。
ステップS24では、制御部110(計数部114)は、ステップS23にて振り分けられたコールに対応するユーザのコール回数を加算する。より具体的には、制御部110(計数部114)は、ユーザDB122を参照して、ステップS23にてオペレータ側電話機30に振り分けられたコールに対応したユーザのコール回数を1加算する更新を行う。
ステップS25では、制御部110(ACD処理部111)は、ステップS21にて取得したコール、すなわち、自動振分処理を行ったコールに係る情報を待ち状態管理DB121から削除する。
図7は、本実施形態に係るコールセンタシステム1において、コール振分サーバ10が自動振分処理を行うときの処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS31では、制御部110(ACD処理部111)は、待機中のオペレータ側電話機30に対してコールを振り分ける。ステップS32では、オペレータ側電話機30のオペレータは、振り分けられたコールの応対を実施する。
ステップS33では、制御部110(ACD処理部111)は、ユーザDB122を参照して、コールの電話番号に対応するユーザ情報を取得する。ステップS34では、制御部110(ACD処理部111)は、オペレータ側端末20にステップS33にて取得したユーザ情報を送信する。
ステップS35では、オペレータ側端末20は、ステップS34にて送信されたユーザ情報を受信する。ステップS36では、オペレータ側端末20は、ステップS35にて受信したユーザ情報を表示する。
図8は、本実施形態に係るコールセンタシステム1において、コール振分サーバ10が閾値を決定するときの処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS41では、制御部110(閾値決定部115)は、待ち状態管理DB121を参照して、優先順位が変更されていないコールに対応するユーザIDを取得する。そして、ユーザDB122を参照して、取得したユーザIDに対応するコール回数を抽出する。
ステップS42では、制御部110(閾値決定部115)は、ステップS41にて取得したコールのユーザID及びコール回数について、オペレータの人数分だけ抽出する。
ステップS43では、ステップS42にて抽出したコールのユーザID及びコール回数に基づいて閾値を決定する。すなわち、抽出したコールのユーザID及びコール回数のうち、最も値が大きいコール回数を閾値として決定する。
図9は、本実施形態に係るコールセンタシステム1において、コール振分サーバ10が閾値に基づいて、待ち状態のコールの優先順位を変更するときの処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS51では、制御部110(優先順位変更部116)は、待ち状態管理DB121を参照して、順位変更フラグが「0」であるコール、すなわち、優先順位が変更されていない待ち状態のコールを抽出する。
ステップS52では、制御部110(優先順位変更部116)は、ステップS51にて抽出されたコールについて、閾値決定部115により決定された閾値よりも小さいコール回数であるユーザに対応するコールを、閾値よりも大きいコール回数であるユーザに対応するコールより優先順位を高くする変更を行う。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
1 コールセンタシステム
10 コール振分サーバ
20 オペレータ側端末
30 オペレータ側電話機
40 ユーザ側電話機
110 制御部
111 ACD処理部
112 自動応答部
113 電話番号特定部
114 計数部
115 閾値決定部
116 優先順位変更部
120 記憶部
121 待ち状態管理DB
122 ユーザDB

Claims (5)

  1. 通信網を介して着信したコールを受け付ける受付手段と、
    コールセンタに備えられた複数の電話機のうち、応対可能な電話機にコールの自動振り分けを行う自動振分手段と、
    前記コールの発信元の電話番号を特定する電話番号特定手段と、
    前記着信したコールのコール回数を前記電話番号ごとに計数する計数手段と、
    前記コールセンタの複数の電話機の全てが応対中である場合に、新たなコールが受け付けられると、該新たなコールを待ち状態にし、前記自動振分手段による自動振り分けが行われる優先順位を記憶する待ち状態記憶手段と、
    閾値に基づいて、前記コール回数が少ないコールを前記コール回数が多いコールより前記優先順位を高く変更する優先順位変更手段と、
    前記電話番号ごとに計数した前記コール回数及び前記電話機で通話を行うオペレータの人数に基づいて前記閾値を決定する閾値決定手段と、を備えたコール振分装置。
  2. 前記閾値決定手段は、前記待ち状態であるコールについて、前記コール回数が少ない順に前記オペレータの人数分抽出し、抽出した該コールのコール回数の中で最も大きいコール回数の値を前記閾値として決定することを特徴とする請求項1に記載のコール振分装置。
  3. 前記優先順位変更手段は、前記コールの発信元の電話番号に基づいて前記コールを行ったユーザの前記コールセンタにおける会員種別を特定し、前記閾値及び該会員種別に基づいて前記優先順位を変更することを特徴とする請求項1又は2記載のコール振分装置。
  4. 前記優先順位変更手段は、前記コールの発信元の電話番号に基づいて前記コールを行ったユーザの前記コールセンタにおける総通話時間を特定し、前記閾値及び該総通話時間に基づいて前記優先順位を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載のコール振分装置。
  5. コール振分装置が実行するコール振分方法であって、
    通信網を介して着信したコールを受け付けるステップと、
    コールセンタに備えられた複数の電話機のうち、応対可能な電話機にコールの自動振り分けを行うステップと、
    前記コールの発信元の電話番号を特定するステップと、
    前記着信したコールのコール回数を前記電話番号ごとに計数するステップと、
    前記コールセンタの複数の電話機の全てが応対中である場合に、新たなコールが受け付けられると、該新たなコールを待ち状態にし、前記自動振り分けを行うステップによる自動振り分けが行われる優先順位を記憶するステップと、
    閾値に基づいて、前記コール回数が少ないコールを前記コール回数が多いコールより前記優先順位を高く変更するステップと、
    前記電話番号ごとに計数した前記コール回数及び前記電話機で通話を行うオペレータの人数に基づいて前記閾値を決定するステップと、を備えたコール振分方法。
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