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JP5000348B2 - 販売促進システム - Google Patents
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Description

本発明は、販売促進を支援するためのコンピュータ技術に関する。
販売促進の方法として、一般的に、販売促進対象の商品(以下、対象商品)について対象期間(いわゆるキャンペーン期間)を設定し、その対象期間中に、特定の活動、例えば、対象商品に景品を付けて販売する、シリアル番号を記録したシールを対象商品に付しておき対象商品の購入者に特定のURL(Uniform Resource Locator)上のサイトにアクセスさせてそのシリアル番号を入力させることでその購入者に何らかの利益を供与する(例えば、ポイントの蓄積)、対象商品に貼られているシールを所定の用紙に所定枚数貼ってもらいその所定の用紙を所定の宛先に郵送してもらう、或いは、コマーシャルメッセージやチラシ等で対象商品の広告を行う等の方法が採られる。例えば特許文献1には、そういったシール等を不要にするための販売促進システムが開示されている(例えば特許文献1)。
特開2006−113974号公報
販売促進方法によっては、顧客に、所望の商品を購入するといった通常の行動に加えて特別の行動を必要とさせる。特別の行動としては、例えば、通信端末を用いてサイトにアクセスしシールに記録されているシリアル番号を入力したり、シールを集めて所定の宛先に郵送する等である。
また、販売促進方法によっては、対象商品のサプライヤ(例えばメーカ或いは販売店)にとって、必ずしも効率的とは言えない。なぜなら、例えば、対象商品に全く興味の無い消費者に対しても、対象商品とは別に無償で提供するための景品やシール等を用意し商品に付して販売したり、対象商品を宣伝したりすることになるからである。
また、いずれの販売促進方法も、対象期間においては、対象商品の売上げは伸びるであろうが、その売上げの伸びは、チェリーピッカー(対象期間中にしか対象商品を購入しない消費者)による購入が影響することが少なからずあるであろう。販売促進にはコストがかかることもあり、サプライヤにとっては、せっかく販売促進をするなら対象商品の購入者をなるべくロイヤルカスタマー化したい。
従って、本発明の目的は、購入者に特別の行動をなるべく不要とする販売促進システムを提供することにある。
本発明の別の目的は、サプライヤにとって効率的な販売促進を実現する販売促進システムを提供することにある。
本発明のまた別の目的は、消費者のロイヤルカスタマー化に貢献する販売促進システムを提供することにある。
各店舗に備えられた一以上のレジスタと通信するサーバを備える。サーバが、ユーザIDを受信し、受信したユーザIDに対応した購買状況情報を複数の購買状況情報の中から特定し、その購買状況情報と予め用意された複数の販促プラン情報とを基に、そのユーザIDに対応したユーザ用販促プラン情報を準備する。レジスタが、ユーザが所持する媒体からそのユーザのユーザIDを読み取り、読み取られた一以上の商品情報要素に該読み取られたユーザIDに対応したユーザ用販促プラン情報が適用された取引内容で取引する。
一つの実施形態では、各店舗に備えられた一以上のレジスタと、各店舗の一以上のレジスタと通信するサーバとが備えられる。
レジスタが、ユーザが所持する媒体であるユーザ媒体からそのユーザのユーザIDを読み取るユーザID読取手段と、一以上の商品にそれぞれ対応した一以上の商品情報要素を読み取る商品読取手段と、読み取られた一以上の商品情報要素に上記読み取られたユーザIDに対応したユーザ用販促プラン情報が適用された取引内容で取引する取引手段とを備える。該ユーザ用販促プラン情報の適用は、後述するように、レジスタで行われても良いし、サーバで行われても良い。
サーバが、ユーザの購買状況を示しそのユーザのユーザIDに対応した購買状況情報を各ユーザ毎に記憶する購買状況記憶手段と、複数の販売促進プランにそれぞれ対応した複数の販促プラン情報を記憶するプラン記憶手段と、ユーザIDを受信するユーザID受信手段と、受信したユーザIDに対応した購買状況情報を購買状況記憶手段から特定し、その購買状況情報とプラン記憶手段内の複数の販促プラン情報とを基に、そのユーザIDに対応したユーザ用販促プラン情報を準備するユーザ用プラン準備手段とを備える。受信するユーザIDは、後述するように、レジスタが読み取ったユーザIDであっても良いし、レジスタとは別の場所に設置されている装置が読み取ったユーザIDであっても良い。
一つの実施形態では、レジスタが、読み取られたユーザIDである第一のユーザIDを送信するユーザID送信手段、を更に備える。この場合、サーバのユーザID受信手段は、レジスタから送信された第一のユーザIDを受信する。また、サーバが、その受信した第一のユーザIDに対応したユーザ用販促プラン情報を送信するユーザ用プラン送信手段を更に備える。レジスタは、第一のユーザIDの送信に応答して、サーバから送信された、第一のユーザIDに対応したユーザ用販促プラン情報を受信するユーザ用プラン受信手段と、一以上の商品情報要素に第一のユーザIDに対応したユーザ用販促プラン情報を適用するユーザ用プラン適用手段とを更に備える。
一つの実施形態では、店舗においてレジスタ以外の場所に、ユーザ媒体からユーザIDを読み取り送信するユーザIDリーダが設置されている。サーバのユーザID受信手段は、そのユーザIDリーダから送信されたユーザIDである第二のユーザIDを受信する。サーバのユーザ用プラン準備手段が、第二のユーザIDを含んだユーザ用販促プラン情報を準備し、サーバのユーザ用プラン送信手段が、第二のユーザIDを含んだユーザ用販促プラン情報を送信する。レジスタのユーザ用プラン受信手段は、第二のユーザIDを含んだユーザ用販促プラン情報を受信する。レジスタが、第二のユーザIDを含んだユーザ用販促プラン情報を記憶するユーザ用プラン記憶手段と、読み取られた第一のユーザIDに適合する第二のユーザIDを含んだユーザ用販促プラン情報をユーザ用プラン記憶手段から検索する検索手段とを更に備える。検索手段によりユーザ用販促プラン情報が見つかったならば、レジスタのユーザID送信手段により第一のユーザIDを送信することなく、レジスタのユーザ用プラン適用手段が、その見つかったユーザ用販促プラン情報を一以上の商品情報要素に適用する。検索手段によりユーザ用販促プラン情報が見つからなかったならば、レジスタのユーザID送信手段により第一のユーザIDを送信し、レジスタのユーザ用プラン適用手段が、該第一のユーザIDの送信に応答して受信された、該第一のユーザIDに対応したユーザ用販促プラン情報を、一以上の商品情報要素に適用する。
一つの実施形態では、店舗において前記レジスタ以外の場所に、ユーザ媒体からユーザIDを読み取り送信するユーザIDリーダが設置されている。サーバのユーザID受信手段は、ユーザIDリーダから送信されたユーザIDを受信する。サーバのユーザ用プラン準備手段は、受信したユーザIDを含んだユーザ用販促プラン情報を特定する。サーバが、受信したユーザIDを含んだユーザ用販促プラン情報を送信するユーザ用プラン送信手段を更に備える。レジスタは、サーバから送信された、ユーザIDを含んだユーザ用販促プラン情報を受信するユーザ用プラン受信手段と、ユーザIDを含んだユーザ用販促プラン情報を記憶するユーザ用プラン記憶手段と、レジスタの前記ユーザID読取手段により読み取られたユーザIDに適合するユーザIDを含んだユーザ用販促プラン情報を、ユーザ用プラン記憶手段から検索する検索手段と、検索手段により見つけられたユーザ用販促プラン情報を一以上の商品情報要素に適用するユーザ用プラン適用手段とを更に備える。
一つの実施形態では、レジスタが、削除手段を更に備える。削除手段は、取引手段による取引が終了したことを契機に、検索手段により見つけられたユーザ用販促プラン情報を、ユーザ用プラン記憶手段から削除する。
一つの実施形態では、ユーザIDに対応したユーザ用販促プラン情報は、ユーザIDに対応するユーザにとっての販売促進対象の商品である各ユーザ対象商品に対応した各プラン適用後金額を含む。レジスタのユーザ用プラン適用手段は、商品情報要素が所定件数読み取られる都度に、読み取られた商品情報要素に対応するプラン適用後金額をユーザ用販促プラン情報から探し、見つかったならば、そのプラン適用後金額を含んだ商品情報要素であるプラン適用後商品情報要素を記憶領域に格納し、見つからなかったならば、読み取られた商品情報要素それ自体を前記記憶領域に格納する。取引手段は、記憶領域に記憶されている少なくとも一つのプラン適用後商品情報要素を含んだ商品情報要素群が示す取引内容で取引する。
一つの実施形態では、レジスタが、読み取られた前記一以上の商品情報要素を送信する商品情報要素送信手段、を更に備える。サーバが、レジスタから送信された一以上の商品情報要素を受信する商品情報要素受信手段と、受信した一以上の商品情報要素に上記受信したユーザIDに対応するユーザ用販促プラン情報を適用することで、プラン適用後情報を作成するユーザ用プラン適用手段と、作成されたプラン適用後情報を送信するプラン適用後情報送信手段とを更に備える。レジスタは、サーバから送信されたプラン適用後情報を受信するプラン適用後情報受信手段、を更に備える。取引手段は、受信したプラン適用後情報が示す取引内容で取引する。
一つの実施形態では、レジスタが、取引内容を示しユーザIDを含んだ取引情報を送信する取引情報送信手段、を更に備える。サーバが、各店舗の一以上のレジスタの各々から送信された取引情報を受信する取引情報受信手段と、受信した取引情報を蓄積する取引情報蓄積手段と、蓄積されている複数の取引情報のうちの任意のユーザIDを含んだ一以上の取引情報を用いて、前記任意のユーザIDに対応した購買状況情報を作成し、その購買状況情報を前記購買状況記憶手段に格納する購買状況作成手段とを更に備える。
一つの実施形態では、レジスタが、プラン適用かプラン非適用かを判定する判定手段、を更に備える。取引手段が、プラン非適用と判定された場合、読み取られたユーザIDに対応したユーザ用販促プラン情報が適用されていない、読み取られた一以上の商品情報要素それ自体が表す取引内容で取引する。取引情報送信手段が、プラン非適用を意味するプラン非適用情報を更に含んだ取引情報を送信する。購買状況作成手段が、プラン非適用情報を含んだ取引情報を基に、どの取引でプラン非適用になったかを示す情報を、その取引情報中のユーザIDに適合するユーザIDに対応した購買状況情報に含ませる。ユーザ用プラン準備手段が、特定された購買状況情報に、どの取引でプラン非適用になったかを示す情報が含まれている場合には、そのプラン非適用になった取引内容を基に、ユーザ用販促プラン情報を準備する。
前述した複数の実施形態のうちの二以上の実施形態を組合せで実現することも可能である。また、前述した各手段は、ハードウェア(例えば回路)、コンピュータプログラム、或いはそれらの組み合わせ(例えば、一部をコンピュータプログラムで実行し残りをハードウェアで実行する)によって実現することもできる。各コンピュータプログラムは、コンピュータマシンに備えられる記憶資源(例えばメモリ)から読み込むことができる。その記憶資源には、CD−ROMやDVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体を介してインストールすることもできるし、インターネットやLAN等の通信ネットワークを介してダウンロードすることもできる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態に係る販売促進システムの全体構成を示す。
複数の店舗101と複数の店舗101を管理するセンタ114とがある。センタ114には、複数の店舗101に関する情報や多数の顧客に関する情報を管理するセンタサーバ115が備えられている。
各店舗101には、通信ネットワーク109(例えばLAN(Local Area Network))109が配備されており、その通信ネットワーク109に、サーバ(以下、店舗サーバ)105が接続されている。店舗101内の一又は複数のレジスタ(金銭計算機、以下、店舗レジ)103の各々が、通信ネットワーク109、店舗サーバ105及び通信ネットワーク(例えばインターネット、或いは専用回線)111を介して、センタサーバ115と通信するようになっている。
また、店舗101によっては、特定の位置(例えば、入口の近傍)に、顧客IDリーダ107が設置されている(すなわち、必ずしも顧客IDリーダ107が店舗101に設置されていなくてよい)。顧客IDリーダ107は、顧客IDを記憶し顧客が所持する記憶媒体(以下、顧客媒体、例えば、携帯電話機或いはICカード等)から、顧客IDを読み取る。具体的には、例えば、来店した顧客が、その顧客媒体を顧客IDリーダ107と通信させることで、顧客IDリーダ107が顧客媒体から顧客IDを読み取ることができる。顧客IDリーダ107は、読み出した顧客IDを、通信ネットワーク109を介して店舗サーバ105に送信し、店舗サーバ105が、受信した顧客IDを、通信ネットワーク111を介して、センタサーバ115に送信する。
以下、店舗サーバ105、店舗レジ103及びセンタサーバ115について詳細に説明する。また、以下、コンピュータプログラムが主語になる場合は、実際にはそのコンピュータプログラムを実行するCPUによって処理が行われるものとする。
図2Aは、店舗サーバ105の構成例を示す。
店舗サーバ105には、通信ネットワーク109を介して通信するためのインタフェース装置(I/F)123と、通信ネットワーク111を介して通信するためのI/F125と、CPU121と、記憶資源127とが備えられる。
記憶資源127は、メモリ及び/又はハードディスクといった記憶装置で構成されている。記憶資源127には、CPU121で実行されるコンピュータプログラムとして、センタサーバ115や店舗レジ103との通信を制御する通信制御プログラム129が記憶されている。
また、記憶資源127には、店舗サーバ105が配備された店舗101内の各店舗レジ103に関する情報(例えば、IPアドレス、レジ番号など)が記録された店舗レジ管理テーブル131が記憶される。
また、記憶資源127には、顧客IDリーダ107が店舗101に設置されている場合、この店舗101に来店した顧客に関する情報が記録される来店顧客管理テーブル133が記憶される。以下、来店顧客管理テーブル133に記憶される一件分の情報(例えば一レコードに記録される情報)を、「来店顧客管理情報」と呼ぶ。来店顧客管理情報の構成例を、図4Aに示す。来店顧客管理情報201には、顧客ID201Aと、来店日時201Bと、送信済みフラグ201Cとが含まれる。顧客ID201Aは、顧客IDリーダ107によって読み出された顧客IDであり、来店日時201Bは、その読み出し日時である。送信済みフラグ201Cは、顧客ID201A等がセンタサーバ115に送信されたか否かを示す情報である。
図2Bは、店舗レジ103の構成例を示す。
店舗レジ103には、通信ネットワーク109を介して通信するためのI/F153と、商品から商品情報を読み取るための装置である商品情報リーダ(例えばバーコードリーダ)155と、顧客が所持する顧客媒体から顧客IDを読み取る顧客IDリーダ156と、ユーザインタフェース1156と、CPU151と、記憶資源157とがある。
ユーザインタフェース1156は、ユーザからの操作を受け付ける入力装置(例えば複数のボタン)や、取引予定情報の内容を表示する表示装置などで構成することができる。入力装置は、GUI(グラフィカルユーザインタフェース)でも良い。入力装置には、例えば、取引終了の指示を受け付ける装置である取引終了指示部(例えば精算ボタン)が備えられている。取引終了指示部が操作された場合に、取引終了となる。
記憶資源157には、CPU151で実行されるコンピュータプログラムとして、例えば、取引毎処理(図7参照)における店舗レジ3の動作を制御する取引制御プログラム159と、POS情報記憶領域163に記憶されたPOS(Point Of Sale)情報を定期的処理(図8参照)においてセンタサーバ115に通知するPOS情報通知プログラム161とが記憶される。
また、記憶資源157には、レジスキャン情報記憶領域169が用意される。この記憶領域169には、商品情報リーダ155によって読み取られた商品情報を含むレジスキャン情報が取引制御プログラム159により格納される。レジスキャン情報は、一つの取引(店舗レジ101で決済した一回分の買い物)につき一つである。レジスキャン情報の構成例を、図4Bに示す。レジスキャン情報203には、顧客ID203A、レジスキャン日時203B、レジスキャン場所203C及びレジスキャン商品203Dが含まれる。レジスキャン日時203Bは、商品情報が読み取られた日時を示す情報である。レジスキャン場所203Cは、商品情報の読み取り行われた場所に関する情報(例えば、店舗101や店舗レジ103の識別子(例えばレジ番号)などを示す情報)である。レジスキャン商品203Dは、一以上の商品にそれぞれ対応した一以上の商品情報要素(例えば、JANコード、名称、金額など)である。
また、記憶資源157には、顧客IDリーダ107が店舗101に設置されている場合、来店顧客向けプランDB167が記憶される(このDB167は、記憶資源157に代えて、例えば、店舗サーバ105の記憶資源127に記憶され、複数の店舗レジ103で共有されても良い)。このDB167は、一又は複数の来店顧客向けプラン情報が含まれる。来店顧客向けプラン情報は、来店した顧客(顧客IDが顧客IDリーダ107により読み出された顧客)に対応する販促プランを示す情報であり、来店した顧客一人につき、一つ用意される。来店顧客向けプラン情報の構成例を、図4Cに示す。来店顧客向けプラン情報205には、顧客ID205A、適用プランID205B、適用販促パターン205C及び適用販促内容205Dが含まれる。適用プランID205Bは、顧客ID205Aの顧客の購買状況に対応し顧客に適用する販促プラン情報のプランIDである(販促プラン情報については後述する)。適用販促パターン205Cは、その顧客に適用する販促パターン(例えば、単品値引、セット値引或いはクーポン発行など)の定義を示す情報である。適用販促内容205Dは、販促パターンを具体的にどのように適用するかを示す情報(例えば、値引金額、値引割合、クーポン内容などに関する具体的な数値)である。
また、記憶資源157には、プラン適用後記憶領域165が用意される。この記憶領域165には、顧客に対応した販促プランをレジスキャン情報203に適用した後の情報を示すプラン適用後情報が記憶される。従って、一つのレジスキャン情報203につき、プラン適用後情報は一つである。プラン適用後情報の構成例を、図4Dに示す。プラン適用後情報207には、顧客ID207A、取引予定日時207B、取引予定場所207C及び取引予定商品207Dが含まれる。取引予定日時207Bは、取引が行われる直前の日時を示す情報であり、例えば、レジスキャン日時203の複製、或いは、販促プラン適用時の日時を示す情報である。取引予定場所207Cは、取引が行われる直前の場所に関する情報であり、例えば、レジスキャン情報203Cの複製である。取引商品203Dは、取引が行われる直前の一以上の商品情報要素であり、具体的には、例えば、レジスキャン商品203Dに販促プランが適用された後の一以上の商品情報要素である。
また、記憶資源157には、POS情報記憶領域163が用意される。この記憶領域169には、決済の済んだ取引に対応したPOS情報が取引制御プログラム159により格納される。一つの取引につきPOS情報は一つである。POS情報の構成例を、図4Eに示す。POS情報209には、顧客ID209A、取引日時209B、取引場所209C及び取引商品209Dが含まれる。取引日時209Bは、取引が行われた日時を示す情報であり、例えば、取引予定日時207Bの複製、或いは、店舗レジ103で取引終了となった日時(例えば、店舗レジ103上の精算ボタンが押された日時)を示す情報である。取引場所209Cは、取引が行われた場所に関する情報であり、例えば、取引予定場所207Cの複製である。取引商品209Dは、取引された商品の商品情報要素であり、例えば、取引予定商品207Dの複製である。
図3は、センタサーバ115の構成例を示す。
センタサーバ115には、通信ネットワーク111を介して通信するためのI/F173と、CPU171と、記憶資源175とがある。
記憶資源175には、CPU171で実行されるコンピュータプログラムとして、例えば、顧客の購買状況に適したその顧客用の販促プランを作成するプラン作成プログラム177と、後述する各DB181,183、189及び191を更新するDB更新プログラム179とが記憶される。後述する各DB181,183、189及び191は、例えば、センタサーバ115に接続された外部のストレージシステムに格納されても良い。
また、記憶資源175には、販促プランDB181が記憶される。販促プランDB181は、一又は複数の販促プラン情報を含む。販促プラン情報の構成例を、図5Aに示す。販促プラン情報211には、プランID211A、販促パターン211B、販促内容211C及び対象範囲211Dが含まれる。プランID211Aは、販促プランの識別子である。販促パターン211Bは、販促パターン(例えば、単品値引、セット値引、クーポン発行などのパターン)の定義を示す情報である。販促内容211Cは、販促パターンを具体的にどのように適用するかを示す情報(例えば、値引金額、値引割合、クーポン内容などに関する具体的な数値)である。対象範囲211Dは、この販促プラン情報211を適用する(つまり対象とする)顧客の範囲の定義を示す情報であり、例えば、全顧客、一部の顧客などである。一部の顧客は、例えば、顧客ID、顧客の住所、年齢などで定義することができる。
また、記憶資源175には、顧客情報DB189が記憶される。顧客情報DB189には、複数の顧客にそれぞれ対応した複数の顧客情報が含まれる。顧客情報の構成例を、図5Bに示す。顧客情報213には、顧客ID213A及び個人情報213Bが含まれる。個人情報213Bは、例えば、氏名、電話番号、住所、性別、年齢、メールアドレスなどの個人情報である。
また、記憶資源175には、POS情報DB191が記憶される。POS情報DB191には、店舗レジ103から送信されて来たPOS情報が蓄積される。POS情報の構成については、図4Eを参照して説明した通りである。
また、記憶資源175には、顧客購買状況DB183が記憶される。顧客購買情報DB183には、複数の顧客にそれぞれ対応した複数の顧客購買状況情報が含まれる。すなわち、顧客一人につき、顧客購買状況情報は一つである。顧客購買状況情報の構成例を、図5Cに示す。顧客購買状況情報215には、顧客ID215A、取引日時215B、取引場所215C及び取引商品215Dが含まれる。顧客購買状況情報215は、POS情報DB191内の複数のPOS情報が顧客毎に分類されたものに相当する。言い換えれば、例えば、或る顧客(以下、顧客A)に複数のPOS情報209がある場合、それら複数のPOS情報209にそれぞれ含まれている複数の取引日時209Bが、顧客Aに対応した一つの顧客購買状況情報215の取引日時215Bとして記録される。同様に、複数のPOS情報209にそれぞれ含まれている複数の取引場所209Cが、顧客Aに対応した一つの顧客購買状況情報215の取引場所215Cとして記録され、複数のPOS情報209にそれぞれ含まれている複数の取引商品209Dが、その顧客Aに対応した一つの顧客購買状況情報215の取引商品215Dとして記録される
以上が、販売促進システムの構成に関する説明である。以下、その販売促進システムで行われる処理について説明する。その際、複数の顧客のうちの或る任意の顧客を指す場合には、前述のように「顧客A」と表記する。
この販売促進システムで行われる処理は、例えば、取引前処理、取引毎処理及び定期的処理の3つに大別することができる。取引前処理は、顧客Aが顧客IDリーダ107の設定されている店舗101に来店し、顧客媒体から顧客IDを顧客IDリーダ107に読み出させてから店舗レジ103での取引が開始される前までに行われる処理である。取引毎処理は、店舗レジ103での取引に関する処理である。定期的処理は、顧客の来店の有無に関わらず定期的に行われる処理である。以下、それぞれの処理について詳述する。
図6は、取引前処理の流れの一例を示す。
顧客Aが、顧客IDリーダ107の設定されている店舗101に来店し、顧客Aが所持する顧客媒体から、顧客Aの識別子である顧客IDを、顧客IDリーダ107に読み出させる。顧客IDリーダ107は、その顧客媒体から顧客Aの顧客IDを読み出し、その顧客ID201Aと、その読出し日時を示す来店日時201Bとを、店舗サーバ105に送信する。
店舗サーバ105では、通信制御プログラム129が、受信した顧客ID201A及び来店日時201Bと、未送信を意味する送信済みフラグ201Cとを、来店顧客管理テーブル133に記録する(S3)。その後、通信制御プログラム129が、その顧客ID201A及び来店日時201Bを、センタサーバ115に送信し(S4)、その送信した顧客ID201A等に対応する送信済みフラグ201Cを、送信済みを意味する値に変更する。
センタサーバ115では、プラン作成プログラム177が、顧客ID201A等の受信に応答して、S5を実行する。すなわち、プラン作成プログラム177が、店舗サーバ105からの顧客ID201Aに一致する顧客ID215Aを含んだ購買履歴状況情報215を、顧客購買状況DB183から取得する。また、プラン作成プログラム177が、顧客Aに適合する一以上の販促プラン情報211を、販促プランDB181から取得する。顧客Aに適合する販促プラン情報211は、例えば、その顧客ID201Aに適合する対象範囲211D(これは、顧客Aの個人情報213Bを基に決められても良い)を含んだ販促プラン情報211である。プラン作成プラグラム177は、取得した顧客購買状況情報215中の取引日時215B、取引場所215C及び取引商品215Dのうちの少なくとも一部に、取得された販促プラン情報211中の販促パターン211B及び販促内容211Cのどこが適合するかに基づいて、顧客Aに対応した来店顧客向けプラン情報205を作成する。その来店顧客向けプラン情報205中の顧客ID205Aは、顧客Aの識別子となり、適用プランID205Bは、上記取得された一以上の販促プラン情報211の各々のプランID211Aの複製となる。また、適用販促パターン205C及び適用販促内容205Dは、上記取得された一以上の販促プラン情報211の各々の販促パターン211B及び販促内容211Cのうち適合した部分を示す情報となる。もし、顧客ID201Aに一致する顧客ID215Aを含んだ購買履歴状況情報215が無い場合には、プラン作成プログラム177は、例えば、顧客ID201Aは新規顧客の識別子であることを意味する情報(以下、新規顧客情報)を生成する。
プラン作成プログラム177は、S5で生成した、顧客Aの来店顧客向けプラン情報205(又は新規顧客情報)を、顧客ID201Aなどの送信元の店舗サーバ105に、送信する(S6)。
店舗サーバ105では、通信制御プログラム129が、センタサーバ115からの来店顧客向けプラン情報205(又は新規顧客情報)を、店舗101内の全ての店舗レジ103に送信する(S7)。それらの店舗レジ103は、例えば、店舗レジ管理テーブル131から特定される。
各店舗レジ103では、取引制御プログラム159が、店舗サーバ105からの来店顧客向けプラン情報205(又は新規顧客情報)を、来店顧客向けプランDB167に格納する(S8)。
図7は、取引毎処理の流れの一例を示す。
S10において、店舗レジ103において、まず、顧客Aの顧客媒体から顧客IDが、顧客IDリーダ156により読み出され、その顧客ID203Aが取引制御プログラム159によりレジスキャン情報記憶領域169に格納される。
そして、S11において、顧客Aが購入する予定の各商品について、商品情報要素が商品情報リーダ155により読み取られ、読み取られた各商品情報要素が、レジスキャン商品203Dに含まれる商品情報要素として取引制御プログラム159によりレジスキャン情報記憶領域169に蓄積される。また、いずれかの商品情報要素が読み取られた日時を示す情報が、レジスキャン日時203Bとして、取引制御プログラム159によりレジスキャン情報記憶領域169に格納される。更に、その店舗レジ103やそれを有する店舗101に関する情報が、レジスキャン場所203Cとして取引制御プログラム159によりレジスキャン情報記憶領域169に格納される。前述したS10とこのS11が完了した場合、レジスキャン情報記憶領域169に、今回の取引についてのレジスキャン情報203が記憶されている。
取引制御プログラム159は、そのレジスキャン情報203中の顧客ID203Aと一致する顧客ID205Aを含んだ来店顧客向けプラン情報205を、来店顧客向けプランDB167から検索する(S13)。見つかれば(S13:YES)、S14に進み、見つからなければ(S13:NO)、S15に進む。
S14で、取引制御プログラム159は、見つかった来店顧客向けプラン情報205を、レジスキャン情報203に適用することで、プラン適用後情報207を生成し、生成したプラン適用後情報207を、プラン適用後記憶領域165に格納する。具体的には、例えば、顧客Aのレジスキャン情報203が、図9Aに例示する情報203であり、顧客Aの見つかった来店顧客向けプラン情報205が、図10に例示する情報205である場合、JANコード“AAAAAA”に対応した商品が、顧客Aに対する販促対象商品の一つであることがわかる。レジスキャン情報203にも来店顧客向けプラン情報205にもJANコード“AAAAAA”が含まれているためである。図9A及び図10によれば、JANコード“AAAAAA”の商品は、1000円から980円に値引きされることがわかる。従って、取引制御プログラム159は、図9Aのレジスキャン情報203に図10の来店顧客向けプラン情報205を適用することにより、図9Bに例示するプラン適用後情報207を生成することができる。なお、来店顧客向けプラン情報205には、図10に例示したとおり、顧客Aが実際に購入しない商品についても、顧客Aに対する販促対象商品に関する適用販促パターン205C及び適用販促内容205Dが記録される。来店した顧客Aに実際にどんな商品が購入されるか取引前処理(図6参照)の段階では分からないためである。
S14の後、S19において、店舗レジ103で、顧客Aのプラン適用後情報207の内容で決済が行われ、取引制御プログラム159が、そのプラン適用後情報207を基に顧客AについてのPOS情報209を作成して、POS情報記憶領域163に蓄積する。なお、例えば、取引制御プログラム159は、顧客Aのプラン適用後情報207の内容で決済が行われたことを契機に、そのプラン適用後情報207の基になった、顧客Aの来店顧客向けプラン情報205を、来店顧客向けプランDB167から削除してもよい。これにより、取引が終了し不要になった来店顧客向けプラン情報205を無駄に来店顧客向けプランDB167に残しておくことを防ぐことができる。
さて、前述したように、S13において、来店顧客向けプラン情報205が見つからなかった場合(言い換えれば、例えば、顧客Aが来店したにも関わらず顧客IDを顧客IDリーダ107に読み取らせていない場合、或いは、顧客IDリーダ107が設置されていない店舗101に来店した場合)、S15が行われる。S15では、取引制御プログラム159が、顧客Aの顧客ID203Aと共に、問合せを、店舗サーバ105を通じてセンタサーバ115に送信する。
S16において、センタサーバ115では、その問合せに応答して、プラン作成プログラム177が、受信した顧客ID203Aを用いて、前述したS5と同様の方法で、その顧客ID203A(顧客A)に対応する来店顧客向けプラン情報205を作成する。
S17において、プラン作成プログラム177が、作成した来店顧客向けプラン情報205を、店舗サーバ105を通じて、問合せ元の店舗レジ103に送信する。
S18において、店舗レジ103で、取引制御プログラム159が、S14と同様の方法で、センタサーバ115から受信し記憶資源157に一時格納された来店顧客向けプラン情報205を、レジスキャン情報203に適用することで、プラン適用後情報207を生成し、生成したプラン適用後情報207を、プラン適用後記憶領域165に格納する。S19では、そのプラン適用後情報207の内容について決済が行われ、取引制御プログラム159が、そのプラン適用後情報207を基に顧客AについてのPOS情報209を作成して、POS情報記憶領域163に蓄積する。
図8は、定期的処理の流れの一例を示す。
各店舗レジ103で、定期的に、POS情報通知プログラム161が起動する。POS情報通知プログラム161は、POS情報記憶領域163に蓄積されている一以上のPOS情報209を、店舗サーバ105を介して、センタサーバ115に送信する(S21)。
S22で、センタサーバ115では、DB更新プログラム179が、受信した一以上のPOS情報209を、POS情報DB191に蓄積する。
S23で、DB更新プログラム179は、顧客情報DB189から顧客情報213を取得し、取得した顧客情報213中の顧客ID213Aに一致する顧客ID209Aを含んだ一又は複数のPOS情報209をPOS情報DB191から取得する。DB更新プログラム179は、取得した一又は複数のPOS情報209を用いて、顧客ID213Aを顧客ID215Aとして含んだ顧客購買状況情報215を作成する。その顧客購買状況情報215には、取得された一又は複数のPOS情報209中の取引日時209B、取引場所209C及び取引商品209Dが、それぞれ、取引日時215B、取引場所215C及び取引商品215Dとして含まれている。なお、顧客購買状況情報215中の取引日時215Bが示す期間に制限(例えば、現在日時から過去3ヶ月までという制限)があっても良い。また、既に格納されている顧客Aの顧客購買状況情報215を利用し、今回のS23では、その顧客購買状況情報215に、POS情報209中の取引日時209Bなどが追加されても良い。
S24で、DB更新プログラム179は、作成された顧客購買状況情報215を、顧客購買状況DB183に格納する。
以上が、本実施形態についての説明である。
上述した実施形態によれば、店舗レジ103での取引において、顧客IDが読み取られ、その顧客IDが、最終的に、POS情報209に含まれる。複数の店舗101でのPOS情報209が、センタサーバ115に集約され、センタサーバ115は、POS情報209中の顧客ID209Aを用いて、顧客毎の顧客購買状況情報215を生成する。また、センタサーバ115では、複数の販売促進プランにそれぞれ対応した販促プラン情報211が用意される。センタサーバ115は、複数の販促プラン情報211のうちの顧客Aの顧客購買状況情報215に適合する一以上の販促プラン情報211を特定する(すなわち、顧客Aの購買状況(いつどんな商品をどれだけ購入したかの履歴)に適合した顧客A用の販売促進プランを特定する)。顧客Aについて、店舗レジ103での取引毎に、取引に対応したレジスキャン情報203にその今回の取引に対応した販売促進プランが反映されたプラン適用後情報207が生成され、そのプラン適用後情報207で今回の取引についての決済が行われる。
この実施形態によれば、顧客は、所望の商品を選んで店舗レジ103に運ぶといった通常の行動をするだけで、言い換えれば、特別の行動をわざわざしなくても、値引き等の販売促進プランの適用を受けることができる。
また、この実施形態によれば、来店し店舗レジ103で取引をする顧客に対して販売促進プランが適用される。言い換えれば、取引をしない顧客に対しては販売促進プランは適用されない。これにより、サプライヤにとって効率的な販売促進が行われる。
また、この実施形態によれば、顧客用の販売促進プランが、その顧客の購買状況に基づいて作成される。言い換えれば、サプライヤ側が用意する販売促進プランにもよるが、この実施形態では、例えば、顧客Aについて同一の商品の購買履歴が蓄積されていくことにより(同一の商品の購入数が累積されていることにより)、顧客Aは、より良いサービス(例えばその商品についてのより高い値引き)を受けることができる。このため、顧客のロイヤルカスタマー化に貢献することができる。
また、この実施形態によれば、店舗101において、店舗レジ103とは別の場所に顧客IDリーダ107が設置される。来店した顧客Aは、店舗レジ103での取引の前にその顧客IDリーダ107に顧客IDを読み取らせれば、顧客Aに対応した来店顧客向けプラン情報205が、少なくとも顧客Aが利用する店舗レジ103に前もって用意され、レジスキャン情報203に、その来店顧客向けプラン情報205が適用される。つまり、レジスキャン情報203が生成された後、センタサーバ115に問合せを発行する処理が不要となる。これにより、レジスキャン情報203が生成されてから決済(取引終了)までの時間長の短縮化が期待できる。
以下、本発明の第二の実施形態を説明する。その際、第一の実施形態との相違点を主に説明し、第一の実施形態との共通点については説明を省略或いは簡略する(これは、後の第三の実施形態についても同様である)。
第二の実施形態では、取引毎ではなく、後でまとめて販促プランが適用される。具体的には、例えば、店舗レジ103の記憶資源127に、販促プラン非適用を設定するための情報(以下、プラン非適用情報)が設定される。これは、例えば、店舗レジ103に、販促プラン非適用を設定するためのプラン非適用設定部(例えばボタン)を設けておき、レジ担当者によってそのプラン非適用設定部が操作されたときに、取引制御プログラム159によってプラン非適用情報が設定されても良いし、店舗サーバ105が所定のイベント(例えば現在時刻が所定の時刻になったこと)を検知したときに各店舗レジ103の記憶資源127にプラン非適用情報を設定しても良い。取引毎処理において、取引制御プログラム159は、プラン非適用情報が設定されており、且つ、顧客Aの来店顧客向けプラン情報205が無い場合には、S15を行うことなくレジスキャン情報203の内容で決済がされても良い。その場合、取引制御プログラム159は、POS情報209に、プラン非適用情報を含める。この場合、顧客Aの顧客購買状況情報215には、いつの取引でプラン非適用であったかが記録される。プラン作成プラグラム177は、顧客購買状況情報215に含まれている、プラン非適用であった商品情報などに基づいて、プラン非適用の取引の際に適用することができたプランを含めた、顧客A用の販促プランを作成することができる。前述したプラン非適用情報は、例えば、店舗レジ103の順番待ちをしている顧客が多い場合に設定することで、その順番待ちの多さを緩和することができる。
第三の実施形態では、前もって、顧客IDに対応した来店顧客向けプラン情報が店舗レジ103に記憶されている場合、商品情報リーダ155によって商品情報要素が所定数(例えば1つ)読み取られる都度に、読み取られた商品情報要素であるレジスキャン商品情報要素と、来店顧客向けプラン情報との対比が行われる。
図11は、第三の実施形態での来店顧客向けプラン情報の具体例を示す。
来店顧客向けプラン情報205´には、顧客ID、JANコード及びプラン適用後金額とが含まれる。JANコード及びプラン適用後金額は、各対象商品(その顧客IDに対応した顧客に対する販売促進対象の商品)毎に用意される。
第三の実施形態では、レジスキャン商品情報要素と、来店顧客向けプラン情報205´とが、レジスキャン商品情報要素が所定数(例えば1つ)できる都度(言い換えれば、商品情報要素が所定数読み取られる都度)に、取引制御プログラム159により対比される。
例えば、JANコード“AAAAAA”を含んだレジスキャン商品情報要素1001を来店顧客向けプラン情報205´と対比した場合、取引制御プログラム159は、そのJANコード“AAAAAA”に対応したプラン適用後金額“980円”を来店顧客向けプラン情報205´から取得し、レジスキャン商品情報要素1001中の金額“1000円”を、取得したプラン適用後金額“980円”に書き換えることで、プラン適用後商品情報要素1001´を生成してプラン適用後記憶領域165に格納することができる。同様に、例えば、JANコード“CCCCCC”を含んだレジスキャン商品情報要素1003を来店顧客向けプラン情報205´と対比した場合、取引制御プログラム159は、そのJANコード“CCCCCC”に対応したプラン適用後金額“300円”を来店顧客向けプラン情報205´から取得し、レジスキャン商品情報要素1003中の金額“350円”を、取得したプラン適用後金額“300円”に書き換えることで、プラン適用後商品情報要素1003´を生成してプラン適用後記憶領域165に格納することができる。
しかし、例えば、JANコード“DDDDDD”を含んだレジスキャン商品情報要素1005を来店顧客向けプラン情報205´と対比した場合、取引制御プログラム159は、そのJANコード“DDDDDD”に対応したプラン適用後金額を来店顧客向けプラン情報205´から見つけることができない。この場合、取引制御プログラム159は、そのレジスキャン商品情報要素1005をそのままプラン適用後記憶領域165に格納する。
このようにしてプラン適用後記憶領域165に格納された商品情報要素群(レジスキャン商品情報要素及び/又はプラン適用後商品情報要素の集合)が、プラン適用後情報207の取引商品207となる。
なお、上記の説明では、レジスキャン商品情報要素中の金額がプラン適用後金額に書き換えられることで、プラン適用後商品情報要素が生成されるが、それに代えて、例えば、来店顧客向けプラン情報205´にプラン適用後商品情報要素が含まれていれば、来店顧客向けプラン情報205´からプラン適用後商品情報要素を取得しそれをプラン適用後記憶領域165に格納することができる。
以上、本発明の幾つかの実施形態を説明したが、これらは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。
例えば、取引毎処理のS15では、店舗レジ103は、顧客ID203Aを含んだレジスキャン情報20と問合せを発行しても良い。この場合、S16で、センタサーバ115のプラン作成プログラム177が、受信したレジスキャン情報203中の顧客ID203Aに一致する顧客ID215Aを含んだ購買履歴状況情報215を、顧客購買状況DB183から取得する。また、プラン作成プログラム177が、顧客Aに適合する一以上の販促プラン情報211を、販促プランDB181から取得する。プラン作成プラグラム177は、取得した顧客購買状況情報215中の取引日時215B、取引場所215C及び取引商品215Dのうちの少なくとも一部に、取得された販促プラン情報211中の販促パターン211B及び販促内容211Cのどこが適合するかと、受信したレジスキャン情報203中のレジスキャン商品203Dとを基に、そのレジスキャン商品203Dに対応したプラン適用後情報207を作成する。S17で、プラン作成プログラム177が、作成したプラン適用後情報207を、店舗サーバ105を通じて、問合せ元の店舗レジ103に送信する。S18で、店舗レジ103で、取引制御プログラム159が、受信したプラン適用後情報207を、プラン適用後記憶領域165に格納する。その格納されたプラン適用後情報207は、要するに、レジスキャン情報203に対して販促プランが適用された後の取引予定情報である。S19では、そのプラン適用後情報207の内容について決済が行われ、取引制御プログラム159が、そのプラン適用後情報207を基に顧客AについてのPOS情報209を作成して、POS情報記憶領域163に蓄積する。
また、例えば、販促プラン情報211には、優先順位を示す情報が含まれていても良い。この場合、例えば、プラン作成プログラム179は、複数の販促プラン情報211を特定し、それらのうちの二以上の販促プラン情報211が示す二以上の販促プランが特定の関係(例えば、重複或いは矛盾)にある場合には、優先順位の高い販促プラン情報211を採用しそれよりも優先順位の低い販促プラン情報211を不採用とすることができる。
図1は、本発明の第一の実施形態に係る販売促進システムの全体構成を示す。 図2Aは、店舗サーバの構成例を示す。図2Bは、店舗レジの構成例を示す。 図3は、センタサーバの構成例を示す。 図4Aは、来店顧客管理情報の構成例を示す。図4Bは、レジスキャン情報の構成例を示す。図4Cは、来店顧客向けプラン情報の構成例を示す。図4Dは、プラン適用後情報の構成例を示す。図4Eは、POS情報の構成例を示す。 図5Aは、販促プラン情報の構成例を示す。図5Bは、顧客情報の構成例を示す。図5Cは、顧客購買状況情報の構成例を示す。 図6は、取引前処理の流れの一例を示す。 図7は、取引毎処理の流れの一例を示す。 図8は、定期的処理の流れの一例を示す。 図9Aは、レジスキャン情報の具体例を示す。図9Bは、プラン適用後情報の具体例を示す。 図10は、第一の実施形態での来店顧客向けプラン情報の具体例を示す。 図11は、第三の実施形態での来店顧客向けプラン情報の具体例を示す。
符号の説明
101…店舗 103…店舗レジ 105…店舗サーバ 107…顧客IDリーダ 115…センタサーバ

Claims (8)

  1. 各店舗に備えられた一以上のレジスタと、
    前記各店舗の一以上のレジスタと通信するサーバと
    を備え、
    前記レジスタが、
    ユーザが所持する媒体であるユーザ媒体からそのユーザのユーザIDを読み取るユーザID読取手段と、
    一以上の商品にそれぞれ対応した一以上の商品情報要素を読み取る商品読取手段と、
    読み取られた前記一以上の商品情報要素に前記読み取られたユーザIDに対応したユーザ用販促プラン情報が適用された取引内容で取引する取引手段と、
    取引内容を示しユーザIDを含んだ取引情報を送信する取引情報送信手段と、
    販促プラン非適用を設定するためのプラン非適用手段と
    を備え、
    前記サーバが、
    ユーザの購買状況を示しそのユーザのユーザIDに対応した購買状況情報を各ユーザ毎に記憶する購買状況記憶手段と、
    複数の販売促進プランにそれぞれ対応した複数の販促プラン情報を記憶するプラン記憶手段と、
    ユーザIDを受信するユーザID受信手段と、
    前記受信したユーザIDに対応した購買状況情報を前記購買状況記憶手段から特定し、
    その購買状況情報と前記プラン記憶手段内の前記複数の販促プラン情報とを基に、そのユーザIDに対応したユーザ用販促プラン情報を生成するユーザ用プラン準備手段と、
    前記各店舗の一以上のレジスタの各々から送信された取引情報を受信する取引情報受信手段と、
    受信した取引情報を蓄積する取引情報蓄積手段と、
    蓄積されている複数の取引情報のうちの任意のユーザIDを含んだ一以上の取引情報を用いて、前記任意のユーザIDに対応した購買状況情報を作成し、その購買状況情報を前記購買状況記憶手段に格納する購買状況作成手段と
    を備え、
    前記レジスタにおいて、前記プラン非適用手段によって販促プラン非適用が設定された場合、
    前記レジスタにおいて、
    前記取引手段が、前記読み取られたユーザIDに対応したユーザ用販促プラン情報が適用されていない、読み取られた前記一以上の商品情報要素それ自体が表す取引内容で取引し、
    前記取引情報送信手段が、販促プラン非適用を意味するプラン非適用情報を更に含んだ取引情報を送信し、
    前記サーバにおいて、
    前記購買状況作成手段が、プラン非適用情報を含んだ取引情報を基に、どの取引で販促プラン非適用になったかを示す情報を、その取引情報中のユーザIDに一致するユーザIDに対応した前記購買状況情報に含ませ、
    前記ユーザ用プラン準備手段が、特定された前記購買状況情報に、どの取引で販促プラン非適用になったかを示す情報が含まれている場合には、その販促プラン非適用になった取引の際に適用することができたプランを含めたユーザ用販促プラン情報を作成する
    販売促進システム。
  2. 前記レジスタが、前記読み取られたユーザIDである第一のユーザIDを送信するユーザID送信手段、を更に備え、
    前記サーバの前記ユーザID受信手段は、前記レジスタから送信された第一のユーザIDを受信し、
    前記サーバが、前記受信した第一のユーザIDに対応したユーザ用販促プラン情報を送信するユーザ用プラン送信手段、を更に備え、
    前記レジスタは、
    前記第一のユーザIDの送信に応答して、前記サーバから送信された、前記第一のユーザIDに対応したユーザ用販促プラン情報を受信するユーザ用プラン受信手段と、
    前記一以上の商品情報要素に前記第一のユーザIDに対応したユーザ用販促プラン情報を適用するユーザ用プラン適用手段と
    を更に備える、
    請求項1記載の販売促進システム。
  3. 前記店舗において前記レジスタ以外の場所に、ユーザ媒体からユーザIDを読み取り送信するユーザIDリーダが設置されており、
    前記サーバの前記ユーザID受信手段は、前記ユーザIDリーダから送信されたユーザIDである第二のユーザIDを受信し、
    前記サーバの前記ユーザ用プラン準備手段が、前記第二のユーザIDを含んだユーザ用販促プラン情報を生成し、
    前記サーバの前記ユーザ用プラン送信手段が、前記第二のユーザIDを含んだユーザ用販促プラン情報を送信し、
    前記レジスタのユーザ用プラン受信手段は、前記第二のユーザIDを含んだユーザ用販促プラン情報を受信し、
    前記レジスタが、
    前記第二のユーザIDを含んだユーザ用販促プラン情報を記憶するユーザ用プラン記憶手段と、
    前記読み取られたユーザIDである第一のユーザIDと一致する第二のユーザIDを含んだユーザ用販促プラン情報を、前記ユーザ用プラン記憶手段から検索する検索手段と
    を備え、
    前記検索手段によりユーザ用販促プラン情報が見つかったならば、前記レジスタの前記ユーザID送信手段により前記第一のユーザIDを送信することなく、前記レジスタの前記ユーザ用プラン適用手段が、その見つかったユーザ用販促プラン情報を前記一以上の商品情報要素に適用し、
    前記検索手段によりユーザ用販促プラン情報が見つからなかったならば、前記レジスタの前記ユーザID送信手段により前記第一のユーザIDを送信し、前記レジスタの前記ユーザ用プラン適用手段が、該第一のユーザIDの送信に応答して受信された、該第一のユーザIDに対応したユーザ用販促プラン情報を、前記一以上の商品情報要素に適用する、
    請求項2記載の販売促進システム。
  4. 前記店舗において前記レジスタ以外の場所に、ユーザ媒体からユーザIDを読み取り送信するユーザIDリーダが設置されており、
    前記サーバの前記ユーザID受信手段は、前記ユーザIDリーダから送信されたユーザIDを受信し、
    前記サーバの前記ユーザ用プラン準備手段は、前記受信したユーザIDを含んだユーザ用販促プラン情報を生成し、
    前記サーバが、前記受信したユーザIDを含んだユーザ用販促プラン情報を送信するユーザ用プラン送信手段、を更に備え、
    前記レジスタは、
    前記サーバから送信された、ユーザIDを含んだユーザ用販促プラン情報を受信するユーザ用プラン受信手段と、
    前記ユーザIDを含んだユーザ用販促プラン情報を記憶するユーザ用プラン記憶手段と、
    前記レジスタの前記ユーザID読取手段により読み取られたユーザIDと一致するユーザIDを含んだユーザ用販促プラン情報を、前記ユーザ用プラン記憶手段から検索する検索手段と、
    前記検索手段により見つけられたユーザ用販促プラン情報を前記一以上の商品情報要素に適用するユーザ用プラン適用手段と
    を備える、
    請求項1記載の販売促進システム。
  5. 前記レジスタが、前記取引手段による取引が終了したことを契機に、前記検索手段により見つけられたユーザ用販促プラン情報を、前記ユーザ用プラン記憶手段から削除する削除手段、
    を更に備える、請求項3又は4記載の販売促進システム。
  6. 前記ユーザIDに対応したユーザ用販促プラン情報は、前記ユーザIDに対応するユーザにとっての販売促進対象の商品である各ユーザ対象商品に対応した各プラン適用後金額を含み、
    前記レジスタの前記ユーザ用プラン適用手段は、商品情報要素が所定件数読み取られる都度に、読み取られた商品情報要素に対応するプラン適用後金額を前記ユーザ用販促プラン情報から探し、見つかったならば、そのプラン適用後金額を含んだ商品情報要素であるプラン適用後商品情報要素を記憶領域に格納し、見つからなかったならば、読み取られた商品情報要素それ自体を前記記憶領域に格納し、
    前記取引手段は、前記記憶領域に記憶されている少なくとも一つのプラン適用後商品情報要素を含んだ商品情報要素群が示す取引内容で取引する、
    請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の販売促進システム。
  7. 前記ユーザIDに対応したユーザ用販促プラン情報は、前記ユーザIDに対応するユーザにとっての販売促進対象の商品である各ユーザ対象商品に対応した各プラン適用後金額を含み、
    前記レジスタが、読み取られた前記一以上の商品情報要素を送信する商品情報要素送信手段、を更に備え、
    前記サーバが、
    前記レジスタから送信された一以上の商品情報要素を受信する商品情報要素受信手段と、
    前記受信した一以上の商品情報要素に対応するプラン適用後金額を、前記受信したユーザIDに対応するユーザ用販促プラン情報から探し、見つかったならば、そのプラン適用後金額を含んだ一以上の商品情報要素であるプラン適用後情報を作成するユーザ用プラン適用手段と、
    前記作成されたプラン適用後情報を送信するプラン適用後情報送信手段と
    を更に備え、
    前記レジスタは、前記サーバから送信されたプラン適用後情報を受信するプラン適用後情報受信手段、を更に備え、前記取引手段は、前記受信したプラン適用後情報が示す取引内容で取引する、
    請求項1記載の販売促進システム。
  8. ユーザの購買状況を示しそのユーザのユーザIDに対応した購買状況情報を各ユーザ毎に記憶する購買状況記憶手段と、
    複数の販売促進プランにそれぞれ対応した複数の販促プラン情報を記憶するプラン記憶手段と、
    ユーザIDを受信するユーザID受信手段と、
    前記受信したユーザIDに対応した購買状況情報を前記購買状況記憶手段から特定し、
    その購買状況情報と前記プラン記憶手段内の前記複数の販促プラン情報とを基に、そのユーザIDに対応したユーザ用販促プラン情報を準備するユーザ用プラン準備手段と、
    前記各店舗の一以上のレジスタの各々から送信された取引情報を受信する取引情報受信手段と、
    受信した取引情報を蓄積する取引情報蓄積手段と、
    蓄積されている複数の取引情報のうちの任意のユーザIDを含んだ一以上の取引情報を用いて、前記任意のユーザIDに対応した購買状況情報を作成し、その購買状況情報を前記購買状況記憶手段に格納する購買状況作成手段と
    を備え、
    販促プラン非適用を意味するプラン非適用情報を含んだ取引情報を受信すると、
    前記購買状況作成手段が、プラン非適用情報を含んだ取引情報を基に、どの取引で販促プラン非適用になったかを示す情報を、その取引情報中のユーザIDに一致するユーザIDに対応した前記購買状況情報に含ませ、
    前記ユーザ用プラン準備手段が、特定された前記購買状況情報に、どの取引で販促プラン非適用になったかを示す情報が含まれている場合には、その販促プラン非適用になった取引の際に適用することができたプランを含めたユーザ用販促プラン情報を作成する
    サーバ。
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