JP5000620B2 - プロセス制御システム - Google Patents
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(1)本発明のプロセス制御システムは、それぞれがプロセス制御用サーバを有する複数組の制御システムと周辺装置とがルータ装置を含むネットワーク装置で接続され、上記制御システムそれぞれが製造プロセスの各機器に接続されており、システム監視装置により、並列稼動する上記制御システムそれぞれの稼動モードを、上記製造プロセスを実際に制御する本番系モード又は待機系モードに切替えて、稼動モードが本番系モードの制御システムで製造プロセスを制御する、多重化構成のプロセス制御システムであって、
上記システム監視装置は、上記プロセス制御用サーバそれぞれとハードウェア信号線Aで接続されており、上記制御システムそれぞれのプロセス制御用サーバに、オペレータの指示により本番系モード又は待機系モードへ切替える稼動モード切替え指示をハードウェア信号線A経由で出力し、次に、プロセス制御用サーバそれぞれから返信される稼動モード切替えが完了した旨の信号を上記ハードウェア信号線A経由で受信して、ハードウェア信号線Bを経由して、新たに本番系モードとなった制御システムが上記製造プロセスの各機器へ接続されるように切替える信号を出力し、
本番系モードから待機系モードへ切替わる制御システムのプロセス制御用サーバは、上記稼動モード切替え指示により、それまで実行していたアプリケーション用データを上記ネットワーク装置を経由して接続された制御用DBサーバに保存し、
待機系モードから本番系モードへ切替わる制御システムのプロセス制御用サーバは、上記稼動モード切替え指示により、今後実行するためのアプリケーション用データを上記ネットワーク装置を経由して接続された上記制御用DBサーバから取得・復元して、
複数組の制御システムの稼動モードの切替えに際して、製造プロセスを継続的に制御することを特徴とする。
上記ネットワーク装置のルータ装置は、
上記プロセス制御用サーバそれぞれの各稼動モードにおけるルーティング設定情報と、上記周辺装置のルーティング設定情報とからなるルーティング定義情報ファイルが予め設定されて記録されており、
上記システム監視装置から入力された上記稼動モード切替え指示により上記待機系モードのプロセス制御用サーバが該ルータ装置に入力するルーティング情報書替え指示によって、上記ルーティング定義情報ファイルに基づき、プロセス制御用サーバそれぞれと周辺装置との接続を稼動モードに応じて切替えることを特徴とする。
上記システム監視装置は、
上記オペレータの稼動モードの切替え指示入力に基づいてハードウェア信号線A経由で、
上記制御システムそれぞれのプロセス制御用サーバが有するサーバ切替え部に、本番系モードから待機系モードへ、又は待機系モードから本番系モードへ稼動モードを切替える指示を入力するサーバモード入力/切替え指示部と、
待機系モードのプロセス制御用サーバが有するルーティング書替え部に、上記ルータ装置のルーティング設定情報の切替え指示を入力するルータモード入力/切替え指示部と、
本番系モード及び待機系モードのプロセス制御用サーバそれぞれが有するAPデータ保存/復元部に、実行中のアプリケーションのアプリケーション用データを、上記制御用DBサーバに保存するためのアプリケーション用データ保存指示、又は、上記制御用DBサーバから復元するためのアプリケーション用データ復元指示を入力するAPデータ合せ指示部と、
を具備することを特徴とする。
上記システム監視装置のサーバモード入力/切替え指示部は、本番系モード及び待機系モードの各プロセス制御用サーバ並びに該各プロセス制御用サーバに付属したRAS装置から入力される稼動状態及び稼動モードの情報に基づいて、各制御システムの稼動モードの切替えの可否をシステム切替え条件により判定して、該判定の結果に基づき、上記稼動モードを切替える指示を出力することを特徴とする。
上記プロセス制御用サーバそれぞれのルーティング書替え部は、
上記システム監視装置のルータモード入力/切替え指示部より上記ルーティング設定情報の切替え指示を受けて、上記ルータ装置のルーティング情報書替え部に上記ルーティング情報書替え指示を入力し、
次に、上記ルータ装置に記録されている上記ルーティング定義情報ファイルに基づいたルーティング定義情報の読込み結果及びルータ定義書替え完了結果を、上記システム監視装置へ報告することを特徴とする。
上記プロセス制御用サーバそれぞれのルーティング書替え部は、所定のタイミングチャートに基づきTelnetコマンドを用いて、上記ルータ装置のルーティング情報書替え部にルーティング設定情報の切替え指示を行うことを特徴とする。
上記プロセス制御用サーバそれぞれのAPデータ保存/復元部は、所定の周期で定期的にか、上記システム監視装置のAPデータ合せ指示部から入力する上記アプリケーション用データ保存指示を受けてか、又は上記システム監視装置からの単発的なシステム切替え指示を受けて、実行中の製造プロセスを制御するアプリケーションのアプリケーション用データを、上記制御用DBサーバへ送信し、
上記システム監視装置のAPデータ合せ指示部から入力する上記アプリケーション用データ復元指示を受けて、上記制御用DBサーバより最新のアプリケーション用データを受信し復元することを特徴とする。
上記システム監視装置が有する切替えモード保持部は、
本番系モードの制御システムが有する本番系PLC及び待機系モードの制御システムが有する待機系PLCそれぞれと、上記ハードウェア信号線Bで接続されており、
上記プロセス制御用サーバの切替え、上記ルータ装置のルート接続の変更、及び、アプリケーションのデータ合せが完了したことを、上記サーバモード入力/切替え指示部、上記ルータモード入力/切替え指示部、及び、上記APデータ合せ指示部から入力される情報を基にして認識し、制御システムそれぞれの稼動モードの情報であるシステム切替え完了状態を、上記本番系PLC及び上記待機系PLCそれぞれへ出力し、
上記本番系PLC及び上記待機系PLCそれぞれは、該システム切替え完了状態に基づいて、本番系システムの制御・操作出力が製造プロセスへ入力されて操業するよう切替わること、を特徴とする。
図1に、本発明の実施の形態のプロセス制御システムの全体構成例を示す。
以下では、多重化構成の例として二重化構成について、1対の制御システムA,Bのうち制御システムAが本番系システム、制御システムBが待機系システムとなっているとして説明する。製造プロセスの本番系システムでは、当該製造プロセスを統括して制御するプロセス制御用サーバ110と、当該プロセス制御用サーバ110と原料輸送設備の自動運転を制御する下位制御装置(例えばPLC:Programmable Logic Controller)140とを接続するための下位装置(PLC)伝送接続用GWサーバ(PLC接続用GWサーバ)130と、原料輸送設備末端のI/O入出力及び制御を行う下位制御装置(PLC)140とが、それぞれの間に複数台のスイッチングハブ120を配置して接続されている。また、プロセス制御用サーバ110には、製造プロセスを構成する各設備(システム)の異常検知や立上げの指示を外部装置(例えばシステム監視装置1200など)より可能とするRAS(Reliability,Availability,Serviceability)装置150が接続される。これら装置110〜150は、本番系システム100を構成して通常稼動する。システムの信頼性と保守性を考慮し、本番系システム100(制御システムA)を構成する各装置と同一の装置210〜250により構成される待機系システム200(制御システムB)が並設される。
図4に示したように、制御用DBサーバ400は、上記の本番系プロセス制御用サーバ110のAPデータ保存/復元部113が、システム切替え時の操業・設備への追従を可能とするのに必要な、実行中のアプリケーションの入出力データ(APデータ)を、定期的に、又は、システム監視装置1200からの単発的なシステム切替え指示に基づき保存するためのAPデータ保存DB部401を有する。
図5に示したように、ルータ装置800は市販のルータ装置で良く、一般的なルータ装置の基本機能としてルーティング設定情報の保存及び書替えを行うルーティング情報書替え部801を有する。ルーティング設定情報は、ネットワーク機器の接続経路の情報であって、ルータ装置では通常は書替えが可能である。
図6に示したように、システム監視装置1200は、1対の制御システムA,Bについて本番系システム100と待機系システム200との稼動モードの切替え(すなわち製造システムの制御を実行するシステムの選択)を実行する機能をもち、以下の4つの機能ブロックにより構成される。
(1)サーバモード入力/切替え指示部1201
(2)ルータモード入力/切替え指示部1202
(3)APデータ合せ指示部1203
(4)切替えモード保持部1204
(1)サーバモード入力/切替え指示部1201は、システムの異常検知や立上げ指示を外部装置より可能とする、本番系システムのRAS150及び待機系システムのRAS250それぞれに対して、専用のハードウェア信号線A160で接続されており、それぞれのRAS150、250から本番系システムのプロセス制御用サーバ110と待機系システムのプロセス制御用サーバ210それぞれの稼動状態及び稼動モードの情報(RASハード信号ともいう。)が入力される。又、サーバモード入力/切替え指示部1201は、現場表示/設定盤1300で作業オペレータが入力した切替え指示(稼動モードの切替え指示の一例)に基づいて、本番系システムのプロセス制御用サーバ110と待機系システムのプロセス制御用サーバ210(特にサーバ切替え部111,211)に対して、製造システムの制御を実行する又は実行しないという切替えを指示するシステム切替え指示(稼動モードを切替える指示の一例)を出力する。
ルータ装置800でネットワーク接続する際に用いるルーティング設定情報について説明する。
ルーティング設定情報のシステム稼動選択34は、本番系システム100又は待機系システム200が操業稼動状態であることを示す。尚、IDLEは、本番系システム100又は待機系システム200のシステム切替え途中の状態を示す。ルータ装置800内のconfig定義情報30は、システム稼動選択34単位にルータ装置800内に定義される。具体的には、システム稼動選択34に対応した『honban.cfg』、『idle.cfg』又は『taiki.cfg』のconfig名31が、図1の現場表示/設定盤1300又はシステム監視装置1200から入力されるシステム切替え指示により、本番系システムのプロセス制御用サーバ110又は待機系システムプロセス制御用サーバ210のルーティング書替え部112,212を経由し、Telnetを利用したルーティング情報書替えコマンド(Telnetコマンド)で渡される。図2のルータ装置800では、当該config名31を有効とし、先に渡されたconfig名31を無効として動作する。このように、config名31を切替えるだけのため、ルーティング設定情報の切替えが短時間に実現可能となる。
図8は、本番系システムから待機系システムへの制御システムの切替え処理のフロー図である。
50は、待機系プロセス制御用サーバ210内のルーティング書替え部212が、Telnetコマンドによるconfig名idle.cfgへの変更要求処理と変更要求結果を有効とするためのリスタート要求処理の合計時間チャートである。
60は、本番系プロセス制御用サーバ110又は待機系プロセス制御用サーバ210内のルーティング書替え部112,212(図10では60a)が、ルータ装置800へconfig名の変更要求処理と、変更要求処理を有効とするためのリスタート要求処理の詳細Telnetコマンド手順である。Telnetコマンドは、Tera Termといったリモートコンソールツールなどを利用する。Telnetコマンドインターフェースを行う場合に、入力コマンドが完了したかどうかのイベント通知を得るため、リモートコンソールツールの標準実装機能であるコマンド結果が保存されたログファイルを図10のルーティング書替え部60aが監視し判定する。
110 本番系プロセス制御用サーバ
111 本番系サーバ切替え機能部
112 本番系ルーティング書替機能部
113 本番系APデータ保存/復元機能部
120 スイッチングハブ
130 本番系PLC接続用GWサーバ
140 本番系PLC
160 ハードウェア信号線A
170 ハードウェア信号線B
200 制御システムB(待機系プロセス制御用システム)
210 待機系プロセス制御用サーバ
211 待機系サーバ切替え機能部
212 待機系ルーティング書替機能部
213 待機系APデータ保存/復元機能部
220 スイッチングハブ
230 待機系PLC接続用GWサーバ
240 待機系PLC
300 端末装置群
400 制御用DBサーバ
401 APデータ保存DB部
500 他プロセス制御サーバ接続GW装置
600 上位伝送用通信制御装置
700 スイッチングハブ
800 ルータ装置
801 ルーティング情報書替え部
900 スイッチングハブ
1000 PLC I/O群
1100 PLC専用LAN
1200 システム監視装置
1201 サーバモード入力/切替え指示部
1202 ルータモード入力/切替え指示部
1203 APデータ合せ指示部
1204 切替えモード保持部
1300 現場表示/設定盤
Claims (8)
- それぞれがプロセス制御用サーバを有する複数組の制御システムと周辺装置とがルータ装置を含むネットワーク装置で接続され、前記制御システムそれぞれが製造プロセスの各機器に接続されており、システム監視装置により、並列稼動する前記制御システムそれぞれの稼動モードを、前記製造プロセスを実際に制御する本番系モード又は待機系モードに切替えて、稼動モードが本番系モードの制御システムで製造プロセスを制御する、多重化構成のプロセス制御システムであって、
前記システム監視装置は、前記プロセス制御用サーバそれぞれとハードウェア信号線Aで接続されており、前記制御システムそれぞれのプロセス制御用サーバに、オペレータの指示により本番系モード又は待機系モードへ切替える稼動モード切替え指示をハードウェア信号線A経由で出力し、次に、プロセス制御用サーバそれぞれから返信される稼動モード切替えが完了した旨の信号を前記ハードウェア信号線A経由で受信して、ハードウェア信号線Bを経由して、新たに本番系モードとなった制御システムが前記製造プロセスの各機器へ接続されるように切替える信号を出力し、
本番系モードから待機系モードへ切替わる制御システムのプロセス制御用サーバは、前記稼動モード切替え指示により、それまで実行していたアプリケーション用データを前記ネットワーク装置を経由して接続された制御用DBサーバに保存し、
待機系モードから本番系モードへ切替わる制御システムのプロセス制御用サーバは、前記稼動モード切替え指示により、今後実行するためのアプリケーション用データを前記ネットワーク装置を経由して接続された前記制御用DBサーバから取得・復元して、
複数組の制御システムの稼動モードの切替えに際して、製造プロセスを継続的に制御することを特徴とする、プロセス制御システム。 - 前記ネットワーク装置のルータ装置は、
前記プロセス制御用サーバそれぞれの各稼動モードにおけるルーティング設定情報と、前記周辺装置のルーティング設定情報とからなるルーティング定義情報ファイルが予め設定されて記録されており、
前記システム監視装置から入力された前記稼動モード切替え指示により前記待機系モードのプロセス制御用サーバが該ルータ装置に入力するルーティング情報書替え指示によって、前記ルーティング定義情報ファイルに基づき、プロセス制御用サーバそれぞれと周辺装置との接続を稼動モードに応じて切替えることを特徴とする、請求項1に記載のプロセス制御システム。 - 前記システム監視装置は、
前記オペレータの稼動モードの切替え指示入力に基づいてハードウェア信号線A経由で、
前記制御システムそれぞれのプロセス制御用サーバが有するサーバ切替え部に、本番系モードから待機系モードへ、又は待機系モードから本番系モードへ稼動モードを切替える指示を入力するサーバモード入力/切替え指示部と、
待機系モードのプロセス制御用サーバが有するルーティング書替え部に、前記ルータ装置のルーティング設定情報の切替え指示を入力するルータモード入力/切替え指示部と、
本番系モード及び待機系モードのプロセス制御用サーバそれぞれが有するAPデータ保存/復元部に、実行中のアプリケーションのアプリケーション用データを、前記制御用DBサーバに保存するためのアプリケーション用データ保存指示、又は、前記制御用DBサーバから復元するためのアプリケーション用データ復元指示を入力するAPデータ合せ指示部と、
を具備することを特徴とする、請求項2に記載のプロセス制御システム。 - 前記システム監視装置のサーバモード入力/切替え指示部は、本番系モード及び待機系モードの各プロセス制御用サーバ並びに該各プロセス制御用サーバに付属したRAS装置から入力される稼動状態及び稼動モードの情報に基づいて、各制御システムの稼動モードの切替えの可否をシステム切替え条件により判定して、該判定の結果に基づき、前記稼動モードを切替える指示を出力することを特徴とする、請求項3に記載のプロセス制御システム。
- 前記プロセス制御用サーバそれぞれのルーティング書替え部は、
前記システム監視装置のルータモード入力/切替え指示部より前記ルーティング設定情報の切替え指示を受けて、前記ルータ装置のルーティング情報書替え部に前記ルーティング情報書替え指示を入力し、
次に、前記ルータ装置に記録されている前記ルーティング定義情報ファイルに基づいたルーティング定義情報の読込み結果及びルータ定義書替え完了結果を、前記システム監視装置へ報告することを特徴とする、請求項3又は請求項4に記載のプロセス制御システム。 - 前記プロセス制御用サーバそれぞれのルーティング書替え部は、所定のタイミングチャートに基づきTelnetコマンドを用いて、前記ルータ装置のルーティング情報書替え部にルーティング設定情報の切替え指示を行うことを特徴とする、請求項5に記載のプロセス制御システム。
- 前記プロセス制御用サーバそれぞれのAPデータ保存/復元部は、所定の周期で定期的にか、前記システム監視装置のAPデータ合せ指示部から入力する前記アプリケーション用データ保存指示を受けてか、又は前記システム監視装置からの単発的なシステム切替え指示を受けて、実行中の製造プロセスを制御するアプリケーションのアプリケーション用データを、前記制御用DBサーバへ送信し、
前記システム監視装置のAPデータ合せ指示部から入力する前記アプリケーション用データ復元指示を受けて、前記制御用DBサーバより最新のアプリケーション用データを受信し復元することを特徴とする、請求項3〜6のうちのいずれか1項に記載のプロセス制御システム。 - 前記システム監視装置が有する切替えモード保持部は、
本番系モードの制御システムが有する本番系PLC及び待機系モードの制御システムが有する待機系PLCそれぞれと、前記ハードウェア信号線Bで接続されており、
前記プロセス制御用サーバの切替え、前記ルータ装置のルート接続の変更、及び、アプリケーションのデータ合せが完了したことを、前記サーバモード入力/切替え指示部、前記ルータモード入力/切替え指示部、及び、前記APデータ合せ指示部から入力される情報を基にして認識し、制御システムそれぞれの稼動モードの情報であるシステム切替え完了状態を、前記本番系PLC及び前記待機系PLCそれぞれへ出力し、
前記本番系PLC及び前記待機系PLCそれぞれは、該システム切替え完了状態に基づいて、本番系システムの制御・操作出力が製造プロセスへ入力されて操業するよう切替わること、を特徴とする、請求項3〜7のいずれか1項に記載のプロセス制御システム。
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