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JP5006861B2 - 遊技機 - Google Patents
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JP5006861B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、図柄を変動表示させる遊技機に関する。
従来より、パチンコ遊技機やスロットマシンなどの遊技機として、図柄が付された複数個の回転ドラムをモータの回転駆動力を利用して回転させる遊技機が知られている。そして、この遊技機では、モータの熱に起因して発生する不具合を抑制するために種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1に記載の遊技機は、リール(回転ドラム)駆動用のステッピングモータと、そのモータの駆動軸上に保持されたボスと、そのボスに対して回転しないように連結されたリール(回転ドラム)と、リールの内周に環状に設けられた複数の羽根からなるファン手段とを有する。そして、リールが回転するたびに一方向に空気流を生じさせている。
実開平4−88982号公報
限られたスペース内により多くの回転ドラム(リール)と回転ドラムを回転させるためのモータとを備える遊技機においては、部品点数が増加することなどに起因して、充分な空気流を発生させることが困難となるおそれがある。それゆえ、モータの駆動に起因して発生する熱が滞留し、回転ドラムなどの装置の構成部品の温度が上昇し、接着剤により回転ドラムに付された図柄や回転ドラム自体が損傷するおそれがある。
本発明は、モータ駆動による熱に起因する損傷の発生を抑制する遊技機を提供することにある。
本発明は、図柄を変動表示させる遊技機であって、外周面に複数の前記図柄が付された円筒状の回転ドラムと、前記回転ドラムを回転させるモータと、を有し、前記モータは、前記回転ドラムの内側に収まっており、前記回転ドラムの前記モータと対向する内周面には、当該内周面から内側に突出し、空気を攪拌する攪拌部が設けられていることを特徴とする遊技機である。
ここで、前記攪拌部は、前記回転ドラムの回転軸方向の一端部側から他端部側へ板状に延びていることが好適である。
また、前記攪拌部は、前記回転ドラムの回転軸方向の一端部側から他端部側へ螺旋状に延びていることが好適である。
また、前記攪拌部は、前記内周面の周方向に等間隔に複数形成されていることが好適である。
また、前記モータのコイル部に対向する部位における前記攪拌部の前記内周面から内側に突出する高さは、当該モータに干渉しない範囲で当該攪拌部を当該モータに近接させるように定められていることが好適である。
また、上記発明は、前記回転ドラムと、前記モータを有し当該回転ドラムを回転可能に保持するドラム保持部材とを有する複数のドラムユニットを、回転軸方向に隣接させて備え、相互に隣接する前記回転ドラムの間が前記ドラム保持部材で仕切られている遊技機に適用することが好適である。
本発明によれば、モータ駆動による熱に起因する損傷の発生を抑制することが可能になる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るパチンコ遊技機100の概略正面図である。
同図に示す遊技機の一例としてのパチンコ遊技機100は、遊技者の指示操作により打ち出された遊技球が入賞すると賞球を払い出すように構成されたものである。このパチンコ遊技機100は、遊技球が打ち出される遊技盤110と、遊技盤110を囲む枠部材150と、を備えている。遊技盤110は、枠部材150に着脱自在に取り付けられている。
遊技盤110は、前面に、遊技球により遊技を行うための遊技領域111と、下方から発射された遊技球が上昇して遊技領域111の上部位置へ向かう通路を形成するレール部材112と、遊技領域111の右側に遊技球を案内する案内部材113と、を備えている。
本実施の形態では、遊技者により視認され易い遊技領域111の位置に、演出のための各種の画像を表示する画像表示部114が配設されている。この画像表示部114は、遊技者によるゲームの進行に伴い、例えば、図柄抽選結果(図柄変動結果)を遊技者に図柄により報知したり、キャラクタの登場やアイテムの出現による予告演出を表示したりする。なお、画像表示部114については、後で詳述する。
また、遊技盤110の前面に、各種の演出に用いられる可動役物115および盤ランプ116を備えている。
遊技領域111には、遊技球が落下する方向に変化を与えるための図示しない遊技くぎおよび風車等が配設されている。また、遊技領域111には、入賞や抽選に関する種々の役物が所定の位置に配設されている。また、遊技領域111には、遊技領域111に打ち出された遊技球のうち入賞口に入賞しなかったものを遊技領域111の外に排出する排出口117が配設されている。
本実施の形態では、入賞や抽選に関する種々の役物として、遊技球が入ると入賞して特別図柄抽選(大当たり抽選)が始動する第1始動口121と、第1始動口121の下方に位置し、遊技球が入ると入賞して特別図柄抽選が始動する第2始動口122と、遊技球が通過すると普通図柄抽選(開閉抽選)が始動するゲート124と、が遊技盤110に配設されている。第2始動口122は、チューリップの花の形をした一対の回動部材が電動ソレノイドにより開閉すると共に点灯する電動チューリップ123を備えている。
また、本実施の形態では、入賞や抽選に関する種々の役物として、第2始動口122の下方に位置し、特別図柄抽選の結果に応じて開放する大入賞口125と、遊技球が入賞しても抽選が始動しない普通入賞口126と、が遊技盤110に配設されている。
なお、本実施の形態では、遊技領域111に第1始動口121および第2始動口122が配設されているが、いずれか一方のみを配設する構成例や他の始動口を配設する構成例も考えられる。また、本実施の形態では、遊技領域111に大入賞口125が1つ配設されているが、大入賞口125を複数配設する構成例も考えられる。
本実施の形態では、遊技盤110の右下の位置に、抽選結果や保留数に関する表示を行う表示器130が配設されている。
また、遊技盤110の裏面には、内部抽選および当選の判定等を行う遊技制御基板、演出を統括的に制御する演出制御基板、画像および音による演出を制御する画像制御基板、各種のランプおよび可動役物115による演出を制御するランプ制御基板などの図示しない各種の基板等が取り付けられる。また、遊技盤110の裏面には、供給された24VのAC電源をDC電源に変換して各種の基板等に出力するスイッチング電源(不図示)が配設されている。
枠部材150は、遊技者がハンドル151に触れてレバー152を時計方向に回転させる操作を行うとその操作角度に応じた打球力にて遊技球を所定の時間間隔(例えば1分間に100個)で電動発射する発射装置(不図示)を備えている。また、枠部材150は、遊技者のレバー152による操作と連動したタイミングで発射装置に遊技球を1つずつ順に供給する供給装置(不図示)と、供給装置が発射装置に供給する遊技球を一時的に溜めておく皿153と、を備えている。この皿153には、例えば払い出しユニットによる払出球が払い出される。
また、枠部材150は、発射装置のハンドル151に遊技者が触れている状態であっても遊技球の発射を一時的に停止させるための停止ボタン154と、皿153に溜まっている遊技球を箱(不図示)に落下させて取り出すための取り出しボタン155と、を備えている。
また、枠部材150は、パチンコ遊技機100の遊技状態や状況を告知したり各種の演出を行ったりするスピーカ156および枠ランプ157を備えている。スピーカ156は、楽曲や音声、効果音による各種の演出を行い、また、枠ランプ157は、点灯点滅によるパターンや発光色の違い等で光による各種の演出を行う。なお、枠ランプ157については、光の照射方向を変更する演出を行うことを可能にする構成例が考えられる。
また、枠部材150は、遊技盤110を遊技者と隔てるための透明板(不図示)を備えている。
次に、画像表示部114の構成について説明する。
図2は、画像表示部114の正面図であり、図1における画像表示部114を拡大した図である。
画像表示部114は、図柄が付された回転ドラム220を複数(本実施の形態では9つ)備えており、各回転ドラム220は、収納ケース250(図3参照)内に収納される。
図3は、画像表示部114の構成を詳細に示す図である。
画像表示部114は、図3に示すように、上述した回転ドラム220と回転ドラム220が収納された収納ケース250とを有する図柄表示ユニット200を備えている。また、画像表示部114は、収納ケース250の回転ドラム220側の開口部250aを覆うとともに回転ドラム220に付された図柄を露出させるための窓300aが回転ドラム220と同数形成されたケースカバー300を有する。また、画像表示部114は、ケースカバー300よりもパチンコ遊技機100の前面側に配置された液晶表示部400と、液晶表示部400よりもパチンコ遊技機100の前面側に配置され液晶表示部400の四隅と側面をカバーする外枠500とを有する。
図柄表示ユニット200は、図3に示すように、複数(本実施の形態では3つ)のドラムユニット210を収納ケース250内に所定間隔を置いて互いに隣接させて収納する。
図4は、ドラムユニット210の構成を詳細に示す図である。
ドラムユニット210は、複数(本実施の形態では3つ)の回転ドラム220が、ドラム保持部材230に連結されて構成される。
ドラム保持部材230は、回転ドラム220を回転及び停止させるステッピングモータ(以下単に「モータ」という。)231を、回転ドラム220と同数(本実施の形態では3つ)有している。つまり、複数(本実施の形態では3つ)のモータ231が、1つのモータ保持部材232に取り付けられている。そして、各モータ231は、モータ保持部材232に設けられているモータ台座232aに、モータの出力軸231a側からねじ231bにて締結されることにより、モータ保持部材232に固定される。モータ保持部材232は、モータ231に対して制御信号などを供給する基板(不図示)を有しており、この基板から複数(本実施の形態では3つ)のモータ231に対して制御信号が送られる。
モータ231の出力軸231aには、この出力軸231aと回転ドラム220とを同期して回転させるためのドラムフランジ233がねじ234によって固定されている。ドラムフランジ233によって、モータの回転駆動力が回転ドラム220に伝達されるため、ドラムフランジ233は、伝達部材として機能する。回転ドラム220は、複数(本実施の形態では2つ)のねじ235を、後述する締結部221(図5参照)の孔221a(図5参照)に通し、ドラムフランジ233に形成されたねじ孔233aにねじ込むことによりドラムフランジ233に固定される。なお、ドラムフランジ233は、モータ231の回転軸に対して垂直な締結面を有しており、回転ドラム220の締結部221(図5参照)は、モータ231の回転軸に対して垂直な締結面を有している。それゆえ、回転ドラム220は、モータ231の回転とともにモータ231の回転軸心を回転中心として回転する。
そして、複数(本実施の形態では3つ)の回転ドラム220がドラム保持部材230に連結されてドラムユニット210が構成された後に、ドラムユニット210が収納ケース250内に収納される。
そして、複数(本実施の形態では3つ)のドラムユニット210が、収納ケース250内に所定間隔を置いて互いに隣接して収納される。収納ケース250の前面には開口部250aが形成されており、この開口部250aから各ドラムユニット210の回転ドラム220に付されている図柄が露出する。また、収納ケース250の側面および裏面には、スリット250bが複数形成されている。
そして、収納ケース250内に、複数(本実施の形態では3つ)のドラムユニット210が収納された後に、収納ケース250の開口部250aがケースカバー300にて覆われる。ケースカバー300には、回転ドラム220と同数(本実施の形態では9つ)の窓300aが形成されており、この窓300aを介して回転ドラム220に付された図柄が露出し、遊技者に見えるようになっている。
液晶表示部400は、保護ガラス402と表示板403とからなる正面パネル401と、透明液晶パネル404と、導光板405と、反射フィルム406と、所謂白色光源である蛍光ランプ(不図示)と、ランプホルダ(不図示)とを有する。また、液晶表示部400は、透明液晶パネル404を駆動するためのICを搭載したテーブルキャリアパッケージ(TCP)(不図示)を備えており、TCPは、透明液晶パネル404の端子部に接続したフレキシブル基板(不図示)等により構成される。
この液晶表示部400は、上述したように、ケースカバー300よりもパチンコ遊技機100の前面側に、ケースカバー300と予め定められた間隔をあけて配置されている。
保護ガラス402及び表示板403は、透明な部材で構成されている。表示板403は、絵柄等を記すために設けられているが、絵柄等を記さない仕様の遊技機においては省いてもよい。
透明液晶パネル404は、薄膜トランジスタ層が形成されたガラス板等の透明な基板と、これに対向する透明な基板との間隙部に液晶が封入されて形成されている。この透明液晶パネル404の表示モードは、ノーマリーホワイトに設定することが好適である。ノーマリーホワイトとは、液晶を駆動していない状態で白表示(表示面側に透過した光が外部より視認可能である)となる構成である。ノーマリーホワイトに構成された透明液晶パネル404を採用することにより、液晶を駆動することができない事態が生じた場合であっても、回転ドラム220により表示された図柄を視認することができ、遊技を継続することができる。
導光板405は、蛍光ランプ(不図示)からの光を透明液晶パネル404へ導き出す(透明液晶パネル404を照明する)ためのものであり、透明液晶パネル404の裏側に設けられ、例えば、2cm程度の厚さを有するアクリル系樹脂等の透明部材(導光機能を有する)で構成されている。
反射フィルム406は、例えば、白色のポリエステルフィルムやアルミ薄膜に銀蒸着膜を形成したものが用いられ、導光板405に導入された光を導光板405の正面側へ向けて反射させる。
不図示の蛍光ランプの一部は、導光板405の上端部及び下端部に沿って配置されており、これらの蛍光ランプから照射される光は、反射フィルム406で反射して透明液晶パネル404を照明する。また、他の蛍光ランプは、反射フィルム406の裏側の上方位置及び下方位置に図柄表示ユニット200に向かって配置されている。これらの蛍光ランプから出て回転ドラム220の表面で反射した光は、透明液晶パネル404を照明する。
次に、回転ドラム220について説明する。
図5は、回転ドラム220の詳細な形状を示す図であり、図5(a)は、回転ドラム220の斜視図であり、図5(b)は、図5(a)のX方向(モータ231の出力軸231a側)から回転ドラム220を見た図である。また、図6は、回転ドラム220がドラム保持部材230に取り付けられた状態での図5(b)に示すY方向の断面を示す図である。
回転ドラム220は、ドラムフランジ233に締め付けられる締結部221と、図柄が付された薄肉円筒状の図柄貼付部222と、締結部221と図柄貼付部222とを連結する連結部223とを有する。また、回転ドラム220には、図柄貼付部222の内周面に攪拌部の一例としての羽根224が形成されている。
締結部221は、モータ231の回転軸に対して垂直な締結面221pを有する。また、締結部221には、ねじ235を通すための2つの孔221aと、ドラムフランジ233の先端部233b(図5参照)と嵌め合わされる孔221bとが形成されている。なお、ドラムフランジ233の先端部233bの外形は、回転軸方向から見ると、円の一部が半月状に切り落とされた形状をしており、孔221bの形状も同様に円の一部が半月状に切り落とされた形状である(図5(b)参照)。
連結部223は、締結部221から連続的に図柄貼付部222へ延びている。本実施の形態に係る回転ドラム220においては、円周方向に等間隔(本実施の形態では90度間隔)で複数(本実施の形態では4つ)の連結部223が、締結部221から放射状に図柄貼付部222へ延びている。
なお、本実施の形態に係る締結部221と連結部223とは同じ肉厚で連続していることから締結部221と連結部223との境界はなく、図示もしていない。しかしながら、例えば、締結部221の肉厚を連結部223の肉厚よりも厚くするなど、これらの肉厚に差異を持たせてもよい。
図柄貼付部222は、薄肉円筒状である。図柄貼付部222の外周面222aには、図柄が記載されたフィルムが接着等により貼付されるなどして図柄が付されている。一方、内周面222b側には、複数(本実施の形態では4つ)の羽根224が設けられている。
羽根224は、内周面222bから内側に突出している。また、羽根224は、回転ドラム220の回転軸方向の一端側から他端側へ板状に延びるように形成されている。
羽根224は、回転ドラム220の内側の空気を攪拌するためおよび回転軸方向に送風するために設けられており、特にモータ231の駆動に起因して発生する熱により回転ドラム220などの温度が上昇することを抑制する。
それゆえ、より多くの空気を攪拌および送風するという観点からは、羽根224の、回転ドラム220の内周面222bから内側に突出する面積(空気を攪拌する面積)はできる限り大きいことが好ましい。したがって、羽根224の回転ドラム220の内周面222bから内側に突出する高さH(図6参照)は、できる限り高いことが好ましい。また、羽根224の長さL(図5参照)はできる限り長いことが好ましい。
本実施の形態に係る羽根224においては、上述した、より多くの空気を攪拌および送風するという観点に加えて、回転ドラム220をより簡易に成形するという観点をも考慮して、以下のようにして羽根224の形状を定めている。
羽根224の長さLをできる限り長くするべく、また、空気をより多く攪拌するとともに回転軸方向に送ることができるように、回転ドラム220の回転軸方向の一端側から他端側にかけて湾曲させる。例えば、図5に示すように、羽根224を、回転ドラム220の回転軸方向の端部から締結面221pにかけて螺旋状に湾曲させる。
そして、羽根224を設ける領域を、回転ドラム220の回転軸方向のモータ231側の端部から締結部221の締結面221pまでとする。これは、以下の理由による。つまり、回転ドラム220を成形するにあたって、回転ドラム220の回転軸方向にスライドさせる成形型を用い、材質を例えば樹脂とする射出成形を行う。それゆえ、上述したように羽根224を、回転ドラム220の回転軸方向の一方の端部から他方の端部まで湾曲させて形成した場合には、成形型の構造が複雑になってしまったり、相対的にスライドさせる2つの成形型の型割の関係上羽根224の肉厚が極度に厚くなってしまったりする。これらを防ぐために、締結部221を境にして回転ドラム220の回転軸方向のいずれか一方の側にのみ羽根224を設けることが好適である。そこで、本実施の形態においては、モータ231周辺をより多く攪拌するとともにモータ231周辺の空気を回転軸方向に送るために、回転ドラム220の回転軸方向のモータ231側の端部から締結部221の締結面221pまで、羽根224を設けている。
また、本実施の形態に係る羽根224においては、回転ドラム220の内周面222bから内側に突出する高さHをできる限り高くするべく、回転ドラム220の内側に配置されている物と干渉しない範囲で羽根224と対向する物とを近接させるように高さHを定めている。つまり、本実施の形態に係るドラムユニット210においては、回転ドラム220の内側に、内周面222bと対向するようにモータ231およびモータ保持部材232が配置されているので、これらとの半径方向のクリアランスCLをできる限り小さくする。
図6には、羽根224と、回転ドラム220の内側に存在する物とのクリアランスを簡易的に示している。図6に示すように、本実施の形態に係るドラムユニット210においては、モータ保持部材232のモータ台座232aの方が、モータ231のコイルが内蔵されているモータ本体231cよりもより内周面222bに近い。そして、モータ231から発生する熱は主にコイルから発生する熱であると考えられる。そのため、羽根224の高さを2段階にし、主にモータ台座232aに対向する部位224aの高さと、主にモータ本体231cに対向する部位224bの高さとを異ならせている。そして、コイルが内蔵されているモータ本体231cに対向する部位224bにおける羽根224の高さHは、モータ231の外形に干渉しない範囲で羽根224をモータ231に近接させるように定めている。なお、上述したように、羽根224は回転ドラム220の回転軸方向には螺旋状に湾曲しているが、図6においては、簡易的に直線的に示している。
上述したような形状の回転ドラム220を有するドラムユニット210においては、モータ231の回転駆動により、回転ドラム220が回転する。それとともに、回転ドラム220の内周面222bに形成された羽根224が回転する。これにより、モータ231が駆動することにより熱が発生したとしても、羽根224がモータ231周辺の空気を攪拌する。また、羽根224が螺旋状に湾曲しているので、モータ231周辺の空気が、回転軸方向に送られ、回転ドラム220内部であってモータ231が収まっていない領域へ移動する。また、さらに、モータ231周辺の空気が、回転ドラム220とドラム保持部材230との間を通り回転ドラム220外部へと送られる。
本実施の形態における図柄表示ユニット200においては、基板を有する1つのモータ保持部材232に3つのモータ231が取り付けられてドラム保持部材230が構成されている。そして、このドラム保持部材230に3つの回転ドラム220が装着されて1つのドラムユニット210を構成した上で、3つのドラムユニット210が収納ケース250内に所定間隔を置いて互いに隣接して収納される。すなわち、互いに隣接するドラムユニット210のモータ231が存在する領域は、モータ保持部材232で仕切られている。それゆえ、モータ231の駆動に起因して発生したモータ231の熱を、回転ドラム220の内部から外部へモータ231の回転軸方向に排出することは困難となるおそれがある。
また、本実施の形態に係る画像表示部114においては、図柄表示ユニット200の前面側には液晶表示部400を配置しているので、図柄表示ユニット200と液晶表示部400との間の隙間が小さくなる場合がある。
しかしながら、本実施の形態に係る画像表示部114においては、上述したように、回転ドラム220の内周面222bに羽根224を設け、この羽根224で、モータ231周辺の空気を攪拌することで、回転ドラム220を含めた図柄表示ユニット200が高温になることを簡易な構成で抑制することができる。そして、モータ231が高温になることを抑制できるため、モータ231のトルク低下を抑制することができる。それゆえ、高出力のモータ231を使用する必要がなく、部品コストの低減を図ることができる。
また、羽根224は、例えば螺旋状に湾曲しているため、回転ドラム220の回転軸方向にも送風する。これにより、モータ231の駆動に起因して発生した熱を伴った空気が、回転ドラム220とモータ保持部材232との隙間から回転ドラム220の外部へ送られ、例えば、収納ケース250の側面および裏面に形成されたスリット250bから画像表示部114の外部へ排出される。それゆえ、さらに、回転ドラム220を含めた図柄表示ユニット200が高温になることを抑制することができる。そして、モータ231が高温になることを抑制でき、トルク低下を抑制することができるため、高出力のモータ231を使用する必要がなく、部品コストの低減を図ることができる。
本実施の形態に係るパチンコ遊技機の概略正面図である。 画像表示部の正面図である。 画像表示部の構成を示す図である。 ドラムユニットの構成を詳細に示す図である。 回転ドラムの詳細な形状を示す図であり、(a)は、回転ドラムの斜視図であり、(b)は、(a)のX方向から回転ドラムを見た図である。 回転ドラムがドラム保持部材に取り付けられた状態での図5(b)に示すY方向の断面を示す図である。
符号の説明
100…パチンコ遊技機、114…画像表示部、200…図柄表示ユニット、210…ドラムユニット、220…回転ドラム、221…締結部、222…図柄貼付部、223…連結部、224…羽根、230…ドラム保持部材、231…ステッピングモータ、232…モータ保持部材、233…ドラムフランジ、234,235…ねじ、250…収納ケース、300…ケースカバー、400…液晶表示部、500…外枠

Claims (4)

  1. 図柄を変動表示させる遊技機であって、
    外周面に複数の前記図柄が付された円筒状の回転ドラムと、
    前記回転ドラムを回転させるモータと、
    前記モータの回転駆動力を前記回転ドラムに伝達する伝達部材と、
    を有し、
    前記モータは、当該モータの回転駆動力が伝達される前記回転ドラムの内側に収まっており、
    前記回転ドラムは、当該回転ドラムの回転軸方向の途中の部位において回転軸に対して垂直に形成された面が前記伝達部材に締め付けられる締結部と、前記図柄が付された薄肉円筒状の図柄貼付部と、当該図柄貼付部の周方向に複数形成され、当該締結部と当該図柄貼付部とを連結する連結部と、前記モータと対向する内周面から内側に突出するとともに当該図柄貼付部における当該回転ドラムの回転軸方向の当該モータが収まっている側の端部から当該連結部にかけて板状でありかつ螺旋状に延びるように、かつ複数の当該連結部それぞれに対応するように複数成形されて空気を攪拌する攪拌部と、を有する
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記攪拌部は、前記内周面の周方向に等間隔に複数形成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記モータのコイル部に対向する部位における前記攪拌部の前記内周面から内側に突出する高さは、当該モータに干渉しない範囲で当該攪拌部を当該モータに近接させるように定められていることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記回転ドラムと、前記モータを有し当該回転ドラムを回転可能に保持するドラム保持部材とを有する複数のドラムユニットを、回転軸方向に隣接させて備え、
    相互に隣接する前記回転ドラムの間が前記ドラム保持部材で仕切られ、隣接する当該回転ドラムの一方の回転ドラムの前記攪拌部により送風された空気が他方の回転ドラムへ排出され難いことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の遊技機。
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