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JP5011477B2 - 施錠確認システムおよびそれに用い得る磁気式変移センサ - Google Patents
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JP5011477B2 - 施錠確認システムおよびそれに用い得る磁気式変移センサ - Google Patents

施錠確認システムおよびそれに用い得る磁気式変移センサ Download PDF

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Description

この発明は、ドア等の施錠を離れた場所で確認できるようにする施錠確認システムおよびそれに用い得る磁気式変移センサに関するものである。
従来の施錠確認システムとしては、例えば特許文献1記載のものが知られている。このシステムは、ドアのノブやキーによってデッドボルトを進退させる錠前機構に対向してドア枠に設けられた受座の、前記デッドボルトが進入嵌合する受孔の奥に、押しボタンスイッチを設け、デッドボルトが受孔内に進入するとその押しボタンスイッチが押されて施錠信号を出力し、その施錠信号を無線送信回路で携帯型電子機器に送信し、携帯型電子機器でその施錠信号を受信してその受信時刻を記憶するとともに表示部に表示するというものである。
また、従来の施錠確認システムとしては、例えば特許文献2記載のものも知られている。このシステムは、錠前機構の施錠ノブに設けた水銀スイッチ等の傾斜センサで錠前ノブの傾きを検出することで施錠状態を検出し、留守番電話機能を利用してその施錠状態を示す音信号を伝えるものである。
特開2004−156228 特開2000−101733
しかしながら、上記前者の従来のシステムでは、受座の受孔の奥に、デッドボルトがその受孔内に進入すると押されて施錠信号を出力する押しボタンスイッチを設置するとともに、その受孔の奥の押しボタンスイッチからの配線を無線送信回路まで引き出す必要があって、設置に手間と時間がかかり、ドアの加工も必要とされるという問題があった。
また、上記後者の従来のシステムでは、回動する施錠ノブに傾斜センサを設けるので、その傾斜センサからの配線が邪魔になるとともにその配線が動かされることになるため断線の可能性もあるという問題があった。
さらに、上記二種類の従来のシステムの何れも、ユーザの不在中にユーザの意思に反して窃盗等のために解錠されてもユーザはそれを知ることができないという問題があった。
この発明は、上記課題を有利に解決することを目的とするものであり、この発明の施錠確認システムは、錠前機構の施錠ノブに設けられた永久磁石からの磁気の変化に基づきその施錠ノブの位置を検出する施錠センサと、前記施錠センサの出力信号に基づき前記錠前機構の状態が施錠中か解錠中かを判断して、要求信号を受けた場合にその判断結果に基づく錠状態信号を出力する錠状態判断手段と、無線で通信回線に接続されていて、その通信回線を介して所定の通信手段から前記要求信号を受けるとその要求信号を前記錠状態判断手段に出力し、前記錠状態判断手段から前記錠状態信号を受けるとその錠状態信号を前記通信回線を介して前記所定の通信手段に送信する無線通信手段と、を具えてなり、前記施錠センサが、施錠ノブに設けられて施錠ノブとともに回動する永久磁石からの磁気の変化に基づき、施錠ノブの回動軸線と平行な支持軸周りに回動する中継永久磁石と、その中継永久磁石に近接して設けられたリードスイッチとを有し、前記リードスイッチは前記中継永久磁石に対し、前記リードスイッチの可動接点と固定接点との接触時の整列方向が前記中継永久磁石の支持軸の延在方向に対し空間的に交差してねじれの位置に位置するとともに、前記リードスイッチの可動接点と固定接点との接触部分が前記中継永久磁石の支持軸に隣接して位置するように配置され、前記永久磁石が施錠ノブとともに水平方向と垂直方向との間で回動すると、前記中継永久磁石は、その中継永久磁石のN極とS極の向きが、前記永久磁石のN極とS極の向きと同一直線上となる位置と、その中継永久磁石のN極とS極の向きが、前記永久磁石のN極とS極の向きと平行となる位置とに、前記永久磁石の磁力により回動され維持されることを特徴とするものである。
かかるこの発明の施錠確認システムにあっては、施錠センサが、錠前機構の施錠ノブに設けられた永久磁石からの磁気の変化に基づきその施錠ノブの位置を検出し、錠状態判断手段が、前記施錠センサの出力信号に基づき前記錠前機構の状態が施錠中か解錠中かを判断して、要求信号を受けた場合にその判断結果に基づく錠状態信号を出力する。そして、無線で携帯電話回線等の通信回線に接続されている無線通信手段が、その通信回線を介して携帯電話等の所定のユーザ通信手段から前記要求信号を受けるとその要求信号を前記錠状態判断手段に出力し、前記錠状態判断手段から前記錠状態信号を受けるとその錠状態信号を前記通信回線を介して前記所定のユーザ通信手段に送信する。
従ってこの発明の施錠確認システムによれば、ドア等の表面に露出している施錠ノブの位置を検出するように施錠センサを設ければよいので、システムの設置に手間も時間もほとんどかからず、ドア等の加工も不要とすることができる。また、施錠ノブに配線を要する傾斜センサを設けないので、センサからの配線が邪魔になることがなくまたその配線の断線の可能性も回避することができる。しかも施錠センサに、磁気で作動するため基本的に低消費電力のリードスイッチを用いているので、当該システムを確実に長期間にわたって連続的に作動させることができる。
なお、この発明の施錠確認システムにおいては、前記錠状態判断手段は、前記判断結果が変化した場合にもその変化後の判断結果に基づく錠状態信号を出力するものとしてもよく、このようにすれば、ユーザ通信手段から要求信号を受けた場合のみならず、ユーザの不在中に解錠されて施錠ノブの位置の変化により錠前機構の状態の判断結果が変化した場合にも錠状態信号をユーザ通信手段に送信するので、ユーザの不在中にユーザの意思に反して窃盗等のために解錠された場合にもその解錠を知ることができる。
また、この発明の施錠確認システムによれば、前記施錠センサは、施錠ノブに設けられて施錠ノブとともに回動する永久磁石からの磁気の変化に基づき、施錠ノブの回動軸線と平行な支持軸周りに回動する中継永久磁石と、その中継永久磁石に近接して設けられたリードスイッチとを有し、前記リードスイッチは前記中継永久磁石に対し、前記リードスイッチの可動接点と固定接点との接触時の整列方向が前記中継永久磁石の支持軸の延在方向に対し空間的に交差してねじれの位置に位置するとともに、前記リードスイッチの可動接点と固定接点との接触部分が前記中継永久磁石の支持軸に隣接して位置するように配置されていることから、施錠ノブに設けられた永久磁石からの磁気の変化に基づき先ず中継永久磁石が回動し、その中継永久磁石からの磁気の変化に基づき、その中継永久磁石に近接して設けられたリードスイッチが作動するので、施錠ノブとリードスイッチとの間の距離が比較的大きくても、施錠ノブに設けられた永久磁石からの磁気の変化に基づきリードスイッチを確実に作動させることができる。
さらに、この発明の磁気式変移センサは、被検知回転体に取り付けられて所定回動軸線周りに回動し、互いに90度回動した2位置を取る永久磁石に対し相対的に変移する中継永久磁石と、前記中継永久磁石に近接して設けられたリードスイッチと、を具えてなり、前記中継永久磁石が、前記相対的変移による前記永久磁石からの磁気の変化に基づき、前記回動軸線と平行な支持軸周りに回動するものであり、前記リードスイッチは前記中継永久磁石に対し、前記リードスイッチの可動接点と固定接点との接触時の整列方向が前記中継永久磁石の支持軸の延在方向に対し空間的に交差してねじれの位置に位置するとともに、前記リードスイッチの可動接点と固定接点とのとの接触部分が前記中継永久磁石の支持軸に隣接して位置するように配置され、前記永久磁石が被検知回転体とともに水平方向と垂直方向との間で回動すると、前記中継永久磁石は、その中継永久磁石のN極とS極の向きが、前記永久磁石のN極とS極の向きと同一直線上となる位置と、その中継永久磁石のN極とS極の向きが、前記永久磁石のN極とS極の向きと平行となる位置とに、前記永久磁石の磁力により回動され維持されることを特徴とするものである。
かかるこの発明の磁気式変移センサを、施錠ノブに設けられた永久磁石に対しその施錠ノブの回動によって相対的に変移する中継永久磁石と、その中継永久磁石に近接して設けられたリードスイッチとを具えるようにして、前記中継永久磁石を、施錠ノブの回動による永久磁石に対する中継永久磁石の相対的変移、すなわち施錠ノブの回動によって当該中継永久磁石に対する永久磁石の向きが変化することによる永久磁石からの磁気の変化に基づいて回動するようにすれば、この発明の施錠確認システムの施錠センサが構成される。
そして通常は数mm程度まで永久磁石が接近しないとリードスイッチが作動しない処、この発明の磁気式変移センサによれば、永久磁石と中継永久磁石とが離れていても両方とも磁気を帯びているため有効に作用し合うので、永久磁石と、中継永久磁石を伴うリードスイッチとが例えば数cm程度離れていても、永久磁石と、中継永久磁石を伴うリードスイッチとの相対的な変移によって、リードスイッチを確実に作動させることができる。
以下、本発明の実施の形態を実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここに、図1は、この発明の施錠確認システムの第1実施例の構成を示す構成図、図2は、その第1実施例の施錠確認システムの設置状態を示す斜視図、図3は、その第1実施例の施錠確認システムの施錠センサによる施錠ノブの位置の検出方法を例示する説明図であり、図中符号1は、この第1実施例の施錠確認システムのケースを示す。
この第1実施例の施錠確認システムは、図2に示すように、ドアDの、ドアノブDNおよび施錠ノブ(サムターン)RNを有してキーまたは施錠ノブRNの回動によりデッドボルトDBを進退させる通常の施錠機構RMの、その施錠ノブRNに隣接する位置(図示例では上方位置)に、例えば図示しない粘着シート等を用いて固定されるもので、図1に示すように、ケース1内に、この発明の磁気式変移センサの一実施例としての磁気検出方式による施錠センサ2と、その施錠センサ2に接続された、錠状態判断手段としての通常のコントローラCPU(中央処理ユニット)3と、そのコントローラCPU3に接続された、無線通信手段としての無線電話ユニット(例えば無線パケット通信端末である(商標名)Dopa通信ユニット)4と、それら施錠センサ2、コントローラCPU3および無線電話ユニット4に電源を供給するバッテリ5とを具えている。
ここで、ケース1の前面には、図3に示すように、各々コントローラCPU(中央処理ユニット)3に接続された施錠位置切換SW(スイッチ)6とモード切換SW(スイッチ)7と状態表示ランプ8とが設けられ、またケース1の上面には、Dopa通信ユニット4に接続されたアンテナ9が設けられており、その一方、ケース1の下面には、磁気を通し易いプラスチック等の材料で形成された突出部1aが設けられ、その突出部1a内には、ケース1の前後方向の水平方向へ延在する支持軸2a周りに回動自在に支持された中継永久磁石2bが設けられていて、その中継永久磁石2bを磁気で回動させるように、施錠ノブRNの前端面Fに棒状の永久磁石MBが、例えば図示しない接着剤や粘着シート等を用いて固着されている。さらにケース1の下部内には上記中継永久磁石2bに近接して、磁気で作動するリードスイッチ2cが、ケース1の左右方向の水平方向へ延在する向きで設けられており、それら中継永久磁石2bとリードスイッチ2cとが、上記施錠センサ2を構成している。
すなわち、施錠ノブRNの水平位置への回動により、図4(a)に示す如く、N極が左でS極が右に位置するように永久磁石MBが位置すると、その永久磁石MBの磁力線によりその永久磁石MBの向きに応じて中継永久磁石2bがS極が左でN極が右に位置するように回動し、あるいは図4(b)に示す如く、S極が左でN極が右に位置するように永久磁石MBが位置すると、その永久磁石MBの磁力線によりその永久磁石MBの向きに応じて中継永久磁石2bがN極が左でS極が右に位置するように回動し、これらのように中継永久磁石2bのN極とS極とが左右方向に向いていると、その中継永久磁石2bの磁力線によりリードスイッチ2c内の可動接点と固定接点とが互いに逆の磁極に帯磁して引き合って、リードスイッチ2cがON(導通)状態となる。
また、施錠ノブRNの垂直位置への回動により、図5(a)に示す如く、S極が上でN極が下に位置するように永久磁石MBが位置すると、その永久磁石MBの磁力線によりその永久磁石MBの向きに応じて中継永久磁石2bがS極が上でN極が下に位置するように回動し、あるいは図5(b)に示す如く、N極が上でS極が下に位置するように永久磁石MBが位置すると、その永久磁石MBの磁力線によりその永久磁石MBの向きに応じて中継永久磁石2bがN極が上でS極が下に位置するように回動し、これらのように中継永久磁石2bのN極とS極とが上下方向に向いていると、その中継永久磁石2bの磁力線によりリードスイッチ2c内の可動接点と固定接点とが互いに同一の磁極に帯磁して反発し合って、リードスイッチ2cがOFF(非導通)状態となる。
そして、施錠位置切換SW6では、リードスイッチ2cがON(導通)となる施錠ノブRNの位置で施錠状態であると判断するか解錠状態であると判断するかを設定でき、例えば通常は図3に実線で示すように施錠ノブRNが水平位置に位置すると施錠状態となり、また図3に仮想線で示すように施錠ノブRNが垂直位置に位置すると解錠状態となり、図示例では、その施錠ノブRNの上方位置にケース1を配置しているので、リードスイッチ2cがON(導通)であるときに施錠状態であると判断するように設定する。
また、モード切換SW7では、ユーザの携帯電話やパーソナルコンピュータ等から当該施錠確認システムへの通信によるアクセスで起動して施錠状態か解錠状態かを判別し、その携帯電話等に判別結果を信号音やメール等で通報するモード1と、施錠ノブRNの位置が施錠状態と解錠状態との間で変化した場合にユーザの指定番号の携帯電話等へ信号音やメール等で通報するモード2とで選択的に作動モードを設定できる。なお、ユーザの指定番号の携帯電話等が複数の場合は、例えばそれら複数の指定番号を監視センターに登録しておき、当該施錠確認システムがその監視センターに通報すればその監視センターが一括して複数の指定番号に通報するようにしてもよい。
そして、状態表示ランプ8は、例えば施錠状態であると判断している間は緑に、解錠状態であると判断している間は赤にそれぞれ点灯し、電源が切れているときは消灯する。
かかる第1実施例の施錠確認システムにあっては、施錠センサ2が、錠前機構RMの施錠ノブRNに設けられた永久磁石MBからの磁気(磁力線)の変化に基づき施錠ノブRNの位置を検出してその位置に応じた信号を出力し、あらかじめ与えられたプログラムに基づき作動するコントローラCPU3が、施錠センサ2の出力信号と施錠位置切換SW6での設定とに基づき、例えば施錠ノブRNが水平位置に位置していてリードスイッチ2cがON(導通)状態であることを示す施錠センサ2の出力信号と、そのON状態で施錠状態であると判断する設定とから、施錠状態であると判断する、というようにして、錠前機構RMの状態が施錠中か解錠中かを判断して、モード1場合は要求信号を受けた場合にその判断結果に基づく錠状態信号を出力し、モード2の場合はさらに、その判断結果が変化した場合にもその変化後の判断結果に基づく錠状態信号を出力する。そして、無線で携帯電話回線に接続されている無線電話ユニット4が、その携帯電話回線を介して携帯電話やパーソナルコンピュータ等の所定のユーザ通信手段から上記要求信号を受けるとその要求信号をコントローラCPU3に出力し、コントローラCPU3から上記錠状態信号を受けるとその錠状態信号を携帯電話回線を介して上記所定のユーザ通信手段に送信する。
従って、この第1実施例の施錠確認システムによれば、ドアDの表面に露出している施錠ノブRNの位置を検出するように施錠センサ2を設ければよいので、システムの設置に手間も時間もほとんどかからず、ドアDの加工も不要とすることができる。また、施錠ノブRNに配線を要する傾斜センサを設けないので、センサからの配線が邪魔になることがなくまたその配線の断線の可能性も回避することができる。そして施錠センサ2に、磁気で作動するため基本的に低消費電力のリードスイッチ2cを用いているので、当該システムを確実に長期間にわたって連続的に作動させることができる。
しかもこの第1実施例の施錠確認システムによれば、ユーザ通信手段から要求信号を受けた場合のみならず、ユーザの不在中に解錠されて施錠ノブRNの位置の変化により錠前機構の状態の判断結果が変化した場合にも錠状態信号をユーザ通信手段に送信するので、
ユーザ自身が携帯電話等で施錠確認を行う場合だけでなく、ユーザの不在中にユーザの意思に反して窃盗等のために解錠された場合にもその解錠を知ることができる。
なお、図6に示すように、施錠ノブRNに設けた永久磁石MBの横方向に中継永久磁石2bおよびリードスイッチ2cを配置してもよく、その際、図6(a)に示すように、中継永久磁石2bの上方にリードスイッチ2cが位置するように配置した場合には、施錠ノブRNが水平位置に位置するときにリードスイッチ2cがON(導通)状態となり、また図6(b)に示すように、中継永久磁石2bの横方向にリードスイッチ2cが位置するように配置した場合には、施錠ノブRNが水平位置に位置するときにリードスイッチ2cがOFF(非導通)状態となる。
図7は、この発明の施錠確認システムの第2実施例の構成を示す構成図、図8は、その第2実施例の施錠確認システムの設置状態を示す斜視図、図9は、その第2実施例の施錠確認システムの施錠センサによる施錠ノブの位置の検出方法の他の例を示す説明図であり、図中先の実施例と同様の部分はそれと同一の符号で示し、また符号11は、この第2実施例の施錠確認システムのドアユニット、12は固定ユニットをそれぞれ示す。
すなわち、この第2実施例の施錠確認システムは、図7に示すように、ドアユニット11と固定ユニット12とを具えており、ここにおけるドアユニット11は、図8に示すように、ドアDの、施錠ノブRNに隣接する位置(図示例では上方位置)に、例えば図示しない粘着シート等を用いて固定されるもので、先の第1実施例におけると同様に中継永久磁石2bとリードスイッチ2cとで構成された施錠センサ2と、微弱電波で通信する微弱無線通信回路13と、あらかじめ与えられたプログラムに基づき作動して、微弱無線通信回路13から検出要求信号を受けるとリードスイッチ2cの出力信号をデジタル信号として微弱無線通信回路13に出力する通常のコントローラCPU(中央処理ユニット)3と、それらコントローラCPU3および微弱無線通信回路13に電源を供給するバッテリ5とを具えている。
また、ここにおける固定ユニット12は、ドアD付近の固定位置に設けられるもので、ドアユニット11のものと同様の微弱無線通信回路13と、その微弱無線通信回路13に接続されて先の実施例におけると同様に作動する、錠状態判断手段としての通常のコントローラCPU(中央処理ユニット)3と、そのコントローラCPU3に接続された、無線通信手段としての無線電話ユニット(例えば無線パケット通信端末である(商標名)Dopa通信ユニット)4と、それら微弱無線通信回路13、コントローラCPU3および無線電話ユニット4に電源を供給するバッテリ5と、交流(AC)100Vの商用電源に接続されてそのバッテリ5をトリクル充電(維持充電)するトリクル充電回路14とを具えており、コントローラCPU3には、先の実施例におけると同様の施錠位置切換SW6とモード切換SW7とが接続されている。
ここで、中継永久磁石2bとリードスイッチ2cとは、図8に破線で示すように、ドアユニット11のケースの下部に設けられて、施錠ノブRNに隣接するように配置され、一方、施錠ノブRNの前端面Fには棒状の永久磁石MBが、図示例では粘着テープ15によって固定されており、これにより、施錠ノブRNの回動位置によって、施錠ノブRNが図5に示すように垂直位置になると、永久磁石MBの磁気で中継永久磁石2bのN極とS極とが上下方向に向いて、リードスイッチ2cがOFF状態になり、施錠ノブRNが水平位置になると、永久磁石MBの磁気で中継永久磁石2bのN極とS極とが左右方向に向いて、リードスイッチ2cがON状態になり、これにより施錠センサ2は、施錠状態か解錠状態かで異なる信号を出力する。なお、永久磁石MBは、図9に示すように、U字状のプラスチックケース16の中央部内に埋設し、そのプラスチックケース16を軟質にして粘着テープで施錠ノブRNに固着したり、そのプラスチックケース16を硬質にして施錠ノブRNを弾性で挟持したり施錠ノブRNに嵌着したりしても良い。
かかる第2実施例の施錠確認システムによっても、先の実施例と同様の作用効果が得られ、この第2実施例の施錠確認システムによればさらに、システムを微弱無線通信回路13同士で互いに無線通信するドアユニット11と固定ユニット12とに分けて、ドアユニット11の施錠センサ2に磁気で作動するため基本的に低消費電力のリードスイッチ2cを用いているとともに、固定ユニット12にトリクル充電回路14を設けたので、ドアDに設けるユニットを小型化し得るとともに、当該システムを確実に長期間にわたって連続的に作動させることができる。
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例に限定されるものでない。
すなわち、この発明においては、施錠ノブに設ける永久磁石や中継永久磁石の形状や配置を、上記図示例と異ならせても良い。
一方、この発明の磁気式変移センサは、上記例の施錠確認システムに用いる以外に用いることもできる。
かくしてこの発明の施錠確認システムによれば、ドアの表面に露出している施錠ノブの位置を検出するように施錠センサを設ければよいので、システムの設置に手間も時間もほとんどかからず、ドアの加工も不要とすることができる。また、施錠ノブに配線を要する傾斜センサを設けないので、センサからの配線が邪魔になることがなくまたその配線の断線の可能性も回避することができる。しかも施錠センサに、磁気で作動するため基本的に低消費電力のリードスイッチを用いているので、当該システムを確実に長期間にわたって連続的に作動させることができる。
また、上記施錠確認システムに用い得るこの発明の磁気式変移センサによれば、永久磁石と、中継永久磁石を伴うリードスイッチとが多少離れていても、リードスイッチを確実に作動させることができる。
この発明の施錠確認システムの第1実施例の構成を示す構成図である。 上記第1実施例の施錠確認システムの設置状態を示す斜視図である。 上記第1実施例の施錠確認システムの施錠センサによる施錠ノブの位置の検出方法を例示する説明図である。 (a),(b)は、上記第1実施例の施錠確認システムの、この発明の磁気式変移センサの一実施例としての施錠センサの、リードスイッチがON状態となる状態をそれぞれ示す説明図である。 (a),(b)は、上記第1実施例の施錠確認システムの、上記実施例の施錠センサのリードスイッチがOFF状態となる状態をそれぞれ示す説明図である。 (a),(b)は、上記第1実施例の施錠確認システムの施錠センサを施錠ノブの横方向に、中継永久磁石に対するリードスイッチの向きを互いに変えて配置した場合の、リードスイッチの状態をそれぞれ示す説明図である。 この発明の施錠確認システムの第2実施例の構成を示す構成図である。 上記第2実施例の施錠確認システムの設置状態を示す斜視図である。 上記第2実施例の施錠確認システムの施錠センサによる施錠ノブの位置の検出方法の他の例を示す説明図である。
符号の説明
1 ケース
2 施錠センサ
2a 支持軸
2b 中継永久磁石
2c リードスイッチ
3 コントローラCPU
4 無線電話ユニット
5 バッテリ
6 施錠位置切換SW
7 モード切換SW
8 状態表示ランプ
9 アンテナ
10 反射板
11 ドアユニット
12 固定ユニット
13 微弱無線通信回路
14 トリクル充電回路
15 粘着テープ
16 プラスチックケース
D ドア
DB デッドボルト
DN ドアノブ
MB 永久磁石
RM 施錠機構
RN 施錠ノブ

Claims (3)

  1. 錠前機構の施錠ノブに設けられた永久磁石からの磁気の変化に基づきその施錠ノブの位置を検出する施錠センサと、
    前記施錠センサの出力信号に基づき前記錠前機構の状態が施錠中か解錠中かを判断して、要求信号を受けた場合にその判断結果に基づく錠状態信号を出力する錠状態判断手段と、
    無線で通信回線に接続されていて、その通信回線を介して所定の通信手段から前記要求信号を受けるとその要求信号を前記錠状態判断手段に出力し、前記錠状態判断手段から前記錠状態信号を受けるとその錠状態信号を前記通信回線を介して前記所定の通信手段に送信する無線通信手段と、を具えてなり、
    前記施錠センサは、施錠ノブに設けられて施錠ノブとともに回動する永久磁石からの磁気の変化に基づき、施錠ノブの回動軸線と平行な支持軸周りに回動する中継永久磁石と、その中継永久磁石に近接して設けられたリードスイッチとを有し、
    前記リードスイッチは前記中継永久磁石に対し、前記リードスイッチの可動接点と固定接点との接触時の整列方向が前記中継永久磁石の支持軸の延在方向に対し空間的に交差してねじれの位置に位置するとともに、前記リードスイッチの可動接点と固定接点との接触部分が前記中継永久磁石の支持軸に隣接して位置するように配置され
    前記永久磁石が施錠ノブとともに水平方向と垂直方向との間で回動すると、前記中継永久磁石は、その中継永久磁石のN極とS極の向きが、前記永久磁石のN極とS極の向きと同一直線上となる位置と、その中継永久磁石のN極とS極の向きが、前記永久磁石のN極とS極の向きと平行となる位置とに、前記永久磁石の磁力により回動され維持されることを特徴とする、施錠確認システム。
  2. 前記錠状態判断手段は、前記判断結果が変化した場合にもその変化後の判断結果に基づく錠状態信号を出力することを特徴とする、請求項1記載の施錠確認システム。
  3. 被検知回転体に取り付けられて所定回動軸線周りに回動し、互いに90度回動した2位置を取る永久磁石に対し相対的に変移する中継永久磁石と、
    前記中継永久磁石に近接して設けられたリードスイッチと、を具えてなり、
    前記中継永久磁石は、前記相対的変移による前記永久磁石からの磁気の変化に基づき、前記回動軸線と平行な支持軸周りに回動するものであり、
    前記リードスイッチは前記中継永久磁石に対し、前記リードスイッチの可動接点と固定接点との接触時の整列方向が前記中継永久磁石の支持軸の延在方向に対し空間的に交差してねじれの位置に位置するとともに、前記リードスイッチの可動接点と固定接点とのとの接触部分が前記中継永久磁石の支持軸に隣接して位置するように配置され
    前記永久磁石が被検知回転体とともに水平方向と垂直方向との間で回動すると、前記中継永久磁石は、その中継永久磁石のN極とS極の向きが、前記永久磁石のN極とS極の向きと同一直線上となる位置と、その中継永久磁石のN極とS極の向きが、前記永久磁石のN極とS極の向きと平行となる位置とに、前記永久磁石の磁力により回動され維持されることを特徴とする、磁気式変移センサ。
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