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JP5027311B2 - 障害が発生している物理記憶装置を検出するストレージシステム - Google Patents
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JP5027311B2 - 障害が発生している物理記憶装置を検出するストレージシステム - Google Patents

障害が発生している物理記憶装置を検出するストレージシステム Download PDF

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Description

本発明は、ストレージシステムが有する複数の物理記憶装置のうちの障害が発生している物理記憶装置を検出する技術に関する。
例えば、特許文献1に開示の技術が知られている。この技術によれば、ストレージシステムは、コントローラと、複数のJBOD(Just a Bunch Of Disks)装置を備える。各JBOD装置は、ループで接続された複数のHDD(Hard Disk Drive)と、SES(SCSI (Small Computer System Interface) Enclosure Service)機能部と、ID設定部とを有する。
JBOD装置が増設された場合に、その増設されたJBOD装置内のID設定部が、そのJBOD装置内の各HDDに、IDを割り当てる。増設されたJBOD装置内のSES機能部が、コントローラから送られたIDと、ID設定部からHDDに割り当てられたIDとが一致するか否かを比較する。それらのIDが不一致の場合、不一致となったIDが割り当てられたHDDが、ループから切断される。
特開2006−139731号公報
自分のアドレスを取得する機能を有したHDDが知られている。特許文献1に開示のディスクアレイ装置とは異なり、HDDによって取得されたアドレスを利用するストレージシステムがある。この種のストレージシステムでは、例えば、HDDは、そのHDDが挿されたスロット(言い換えれば、HDDが接続されたコネクタ)の位置に応じた信号を受け、その信号を基に、自分のアドレスを取得する。
ストレージシステムに増設されるHDD(以下、増設HDD)に障害が発生していると、その増設HDDが、正常な他のHDD(例えば、既設のHDD、或いは、他の増設HDD)が取得したアドレスと一致するアドレスを取得してしまうことがある。この場合、ストレージシステムにおいて、複数のHDDについて同一のアドレスが確定してしまうことになるが、そうすると、例えば、同一のアドレスを取得した正常な他のHDDが閉塞して増設が異常終了してしまい、全ての増設HDDを一旦取り外して増設処理を最初からやり直す必要が生じる。
このような問題は、HDDとは異なる種類の物理記憶装置が増設される際にも有り得る問題である。
従って、本発明の目的は、増設される物理記憶装置が誤ったアドレスを取得しても、正常な他の物理記憶装置に影響を与えないようにすることにある。
本発明の更なる目的は、増設される物理記憶装置が誤ったアドレスを取得しても、正常な他の物理記憶装置に影響を与えることなく、増設を完了させられることにある。
ストレージシステムにおいて、コントローラに第一及び第二のループが接続され、既設記憶装置(増設される物理記憶装置である増設記憶装置以外の物理記憶装置)が、第一及び第二のループの少なくとも一方に接続されている。増設処理では、コントローラが、全ての既設記憶装置を第一のループから切断した後に、増設記憶装置を第一のループに接続する。コントローラは、その増設記憶装置が取得したアドレスを第一のループを介して取得し、そのアドレスの適否の判断である第一の適否判断を行う。第一の適否判断の結果が否定的となった場合、コントローラは、その取得されたアドレスを取得した増設記憶装置を閉塞する。
本発明の一実施形態に係る計算機システムの構成例を示す。 各DKAと各HDD間のデータ転送経路の構成を示す。 既設テーブル21の構成例を示す。 増設テーブル23の構成例を示す。 アドレステーブル25の構成例を示す。 障害診断中に表示された診断画面の一例を示す。 障害診断が正常終了した場合に表示された診断画面の一例を示す。 障害診断が異常終了した場合に表示された診断画面の一例を示す。 ループ参加処理の処理フローの第一部分を示す。 ループ参加処理の処理フローの第二部分を示す。 ループ参加処理の処理フローの残りの部分を示す。 障害診断の処理フローを示す。 アドレス診断の処理フローを示す。 DKAで実行されるコンピュータプログラムの一例を示す。 共有メモリで管理される情報の一例を示す。 増設処理が終了したときの、HDDとループ0及びループ1との接続/切断の状態を示す。
20…ストレージシステム
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る計算機システムの構成例を示す。
ストレージシステム20に、通信ネットワーク(例えば、SAN(Storage Area Network))2を介して、上位装置(例えば、サーバ等のホスト計算機)1が接続されている。ストレージシステム20には、例えば、NIC(Network Interface Card)6が設けられており、NIC6に、LAN(Local Area Network)ケーブル16を介して、SVP(Service Processor)17が接続されている。
上位装置1は、例えば、CPU(Central Processing Network)やメモリ等の情報処理資源を備えた計算機であり、例えば、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、メインフレーム等である。本実施形態では、上位装置1(つまり、サーバ)は1つのみ記載したが、それより多くても差し支えない。
ストレージシステム20は、例えば、アレイ状に配列された多数のハードディスクドライブ(以下、HDD)15を備えるRAID(Redundant Array of Independent (or Inexpensive) Disks)システムである。ストレージシステム20は、コントローラ4と、ファイバパススイッチ(FSW)9A、9Bと、HDD群14とを有する。コントローラ4は、例えば、チャネルアダプタ(CHA)3A、3Bと、キャッシュメモリ(CACHE)5と、ディスクアダプタ(DKA)7A、7Bと、キャッシュスイッチ(CSW)11と、共有メモリ(SM)13とを備えている。なお、CHA、CACHE、DKA、FSW、CSW及びSMは、図示と説明の都合上2つ或いは4つ記載されているが、それより多くても少なくても差し支えない。
CHA3A、3Bは、上位装置1とデータ通信を行うインタフェース装置である。CHA3は、例えば、CPU、メモリ、複数の通信ポート等を備えたマイクロコンピュータシステム(例えば、回路基盤)として構成することができる。通信ポートに、上位装置1が接続される。
CACHE5は、揮発性(又は不揮発性)のキャッシュメモリであり、CHA3とDKA7との間で授受されるデータ(上位装置1から受けてHDD15に書き込まれるデータ、或いは、HDD15から読み出されて上位装置1に提供されるデータ)を一時的に記憶する。
DKA7A、7Bは、HDD15との間のデータ通信を行うインタフェース装置である。DKA7も、例えば、CPU、メモリ、複数の通信ポート等を備えたマイクロコンピュータシステム(例えば、回路基盤)として構成することができる。DKA7A、7Bは、HDD15に対してデータの読み書きを行う。このデータの読み書きは、例えば、ファイバチャネル規格のFC−AL(Fibre Channel Arbitrated Loop)によって定められるループを介して行われる。
FSW9A(9B)は、DKA7A(7B)に接続されるループを有する装置であり、DKA7A(7B)からの信号に応答して、HDD15をループに接続する、又は、HDD15をループから切断する。FSW9A(9B)は、DKA7A(7B)と接続されているHDD15との通信を中継する。
CSW11は、CHA3、CACHE5、DKA7を相互に接続させる。CSW11は、例えば、高速スイッチング動作によってデータ転送を行う超高速クロスバススイッチ等のような高速バスとして構成することができる。符号3、5及び7に示す装置間におけるデータやコマンドの授受は、CSW11を介して行われる。また、CSW11は、CACHE5を制御するためのスイッチでもある。
SM13は、例えば、揮発性(又は不揮発性)のメモリであり、ストレージシステム20の制御のためにCHA3A、3B及びDKA7A、7Bによって参照される情報が格納される。格納される情報としては、例えば、指示テーブル、既設テーブル、増設テーブル、及びアドレステーブルがある。これらのテーブルについは後に詳述する。
HDD群14は、例えば、一又は複数のRAIDグループで構成されている(RAIDグループは、パリティグループ或いはアレイグループと呼ばれることがある)。各RAIDグループは、二以上のHDD15で構成されている。RAIDグループを構成する二以上のHDD15の記憶空間を基に、一又は複数の論理的な記憶装置(以下、LDEV)が形成される。上位装置1からのI/Oコマンド(ライトコマンド又はリードコマンド)では、LDEVに割り当てられたLUのLUNと、CHA3A、3Bの通信ポートのポート番号とが指定される。そのポート番号及びLUNに対応したLDEVに対して、I/O(Input/Output)が発生する。LDEVにI/Oが発生するということは、LDEVの基になっているHDD15に対し、DKA7A(又は7B)によってI/Oが行われるということである。なお、HDD15に代えて、他種の物理記憶装置、例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、半導体メモリ(例えば、フラッシュメモリ)、光ディスク等が採用されてもよい。
SVP17は、ストレージシステム20の保守管理(例えば、構成の設定やログの採取等)を行う上述した情報処理資源を備えた計算機である。SVP17は、SVP17を操作するユーザからの指令に基づき、内部ネットワーク8を介して、CHA3A、3BやDKA7A、7Bと各種情報の授受を行う。SVP17は、情報を受信すると、その受信した情報をいわゆる可視情報として、モニタ(図示省略)等に出力する。なお、本実施形態では、SVP17は、LANケーブル16を介してストレージシステム20に接続されるが、例えば、インターネット等の通信ネットワーク(図示省略)を介して、ストレージシステム20に接続されても差し支えない。
図2は、各DKAと各HDD間のデータ転送経路の構成を示す図である。
本実施形態において、各HDD15は、増設HDDと既設HDDのいずれかである。図2では、増設HDDにハッチングが施されている。「増設HDD」とは、今回の増設処理において取り付けられるHDD(追加又は交換されるHDD)である。「既設HDD」とは、増設HDD以外のHDD、すなわち、今回の増設処理より前から設置されているHDDである。図2の説明では、HDD15の数は6である。本実施形態では、HDD15へのデータの流れについての上流側から下流側にかけて、HDD00、HDD01、HDD02、HDD03、HDD04及びHDD05の順で、6台のHDD15が並んでいる。
HDD15へのデータ転送経路は、二重化されている。すなわち、ループ10A及びループ10Bのいずれかを介してHDD15へのI/Oが可能となっている。以下、ループ10Aを「ループ0」と言い、ループ10Bを「ループ1」と言う。それに伴い、ループ0に関わるDKA7A及びFSW9Aを、「DKA0」及び「FSW0」と言い、ループ1に関わるDKA7B及びFSW9Bを、「DKA1」及び「FSW1」と言う。
FSW0は、PBC(Port Bypass Circuit)0−00〜0−05を有する。同様に、FSW1は、PBC1−00〜1−05を有する。各PBC0−00〜0−05(1−00〜1−05)は、HDD00〜05をループ0(ループ1)に接続するか或いはHDD00〜05をバイパスするか(つまりHDD00〜05をループ0(ループ1)から切断するか)を制御する回路である。各PBC0−00〜0−55(1−00〜1−05)は、HDD00〜05のループ0(ループ1)に対する接続/切断を、DKA0(DKA1)からの信号に応答して切り替える。
DKA0は、例えば、ストレージシステム20の内部に設けられる回路基板(例えばバックプレーン)上のデータ転送路、または通信ケーブルを介して、FSW0に接続されている。ループ0が、FSW0にDKA0が接続されることで構成される。例えば、DKA0が、ループ0を介して、既設HDD03にI/Oを行う際には、I/Oコマンドが、既設HDD00を通過し、増設HDD01をバイパスし、既設HDD02を通過して、既設HDD03に到達するようになっている。
DKA1も同様に、例えば、ストレージシステム20の内部に設けられている回路基板(例えばバックプレーン)上のデータ転送路、または通信ケーブルを介して、FSW1に接続されている。ループ1が、FSW1にDKA1が接続されることで構成される。
本実施形態では、初期的に、全ての既設HDDがループ0及びループ1の両方に接続されており、全ての増設HDDがループ0及びループ1の両方から切断されている。
少なくとも一つの増設HDDがある場合に、増設処理が行われる。増設処理では、図2に示すように、ループ0及びループ1の一方のループが、既設HDDの接続用のループとなり、他方のループが、増設HDDの接続用のループとなる。他方のループについて障害診断が終了したら、それらが互いに切り替る。すなわち、一方のループが、増設HDDの接続用のループとなり、他方のループが、既設HDDの接続用のループとなる。
図2の例によれば、ループ0が、既設HDDの接続用のループであり、ループ1が、増設HDDの接続用のループである。具体的に言えば、既設HDD00、02及び03は、既設HDD00、02及び03とループ0との間に実線矢印で示す通り、ループ0に接続されており、既設HDD00、02及び03とループ1との間に矢印が不図示である通り、ループ1から切断されている。また、増設HDD01が、増設HDD01とループ1との間に実線矢印で示す通り、ループ1に接続されており、増設HDD01とループ0との間に矢印が不図示である通り、ループ0から切断されている。
以上の構成により、ストレージシステム20では、増設処理の最中であっても、上位装置1からI/Oコマンドを受け付けてそのI/Oコマンドを処理する。図2の例では、例えば、HDD00の基になっているLDEVに対するI/Oが行われる場合、図2に一点鎖線で示すように、増設処理の最中に、DKA0からループ0を介してHDD00にI/Oが行われる。
増設HDDの接続は、1台ずつ行われる。本実施形態では、DKA0(DAK1)からHDDへのデータの流れにおいての上流側の増設HDD(つまりコントローラ側の増設HDD)から、順次に接続される。図2において、増設HDD04及び05とループ1との間が点線矢印であるのは、未だループ1には接続されておらず、より上流にある増設HDD01についてのアドレス診断結果がOKとなった場合に、増設HDD04、05の順で、ループ1に接続される。
なお、ループ1からの既設HDD00、02及び03の切断は、いずれかの増設HDD(例えば増設HDD01)がループ1に接続される前に行われる。なぜなら、HDD00、02及び03がループ1に接続されたまま増設HDD01がループ1に接続され、増設HDD01が取得したアドレスが既設HDD00、02及び03のいずれかのアドレスと重複してしまっていると、重複したアドレスを有する既設HDD00、02又は03が閉塞されてしまうからである。言い換えれば、ループ1に接続された増設HDD01が取得したアドレスが既設HDD00、02及び03のいずれかのアドレスと重複してしまっていても、重複したアドレスを有する既設HDD00、02又は03が閉塞されてしまわないようにするためである。
本実施形態では、DKA0(及びDKA1)によって、後に図7乃至図11を参照して説明する処理が行われるが、それらの処理は、例えば、DKA0(DKA1)内のCPUで、DKA0(DKA1)のメモリに記憶されているコンピュータプログラムが実行されることによって行われる。そのコンピュータプログラムとしては、例えば、図12に示すように、図7乃至図9の処理を実行するループ参加制御プログラム211と、図10及び図11の処理を実行する障害診断プログラム212がある(図12には、コンピュータプログラムを「PG」と略記している)。
DKA0及びDKA1は、適宜、SM13に記憶されている管理情報を参照する。管理情報としては、例えば、図13に示すように、指示テーブル201と、既設テーブル21と、増設テーブル23と、アドレステーブル25とがある。
指示テーブル201には、増設HDDの数、及び、増設HDDの実装位置を表す情報(例えば、HDD位置番号(以下、HDD位置#))が記録される。これらの情報要素は、SVP17から入力された情報要素である。なお、HDD位置としては、例えば、HDD15が挿されるスロットの番号、或いは、スロットに挿されたHDD15が接続されるコネクタの番号等を採用することができる。
既設テーブル21、増設テーブル23及びアドレステーブル25については、図3〜図5を参照して詳細に説明する。
図3は、既設テーブル21の構成例を示す。
既設テーブル21には、各既設HDDがループ0及びループ1に接続されているか否かが記録される。具体的には、既設テーブル21には、既設HDD毎(HDD00、HDD02、及びHDD03)に、例えば、HDD位置#と、ループ0接続状態情報と、ループ1接続状態情報とが記録される。ループ0接続状態情報は、ループ0に既設HDDが接続されているか否かを示す情報であり、ループ1接続状態情報は、ループ1に既設HDDが接続されているか否かを示す情報である。接続状態情報は、“ON”であれば接続を表し、“OFF”ではあれば切断を表す。従って、図3の例によれば、既設HDD00、02及び03が、ループ0に接続されており、ループ1から切断されていることがわかる。
接続状態情報が“ON”を表していれば、その情報に対応する既設HDDが、その情報に対応するループに接続されていることになる。一方で、接続状態情報が“OFF”を表していれば、その情報に対応する既設HDDが、その情報に対応するループから切断されていることになる。
図4は、増設テーブル23の構成例を示す。
増設テーブル23には、各増設HDDのループ0及びループ1についてのアドレス診断結果が記録される。具体的には、増設テーブル23には、増設HDD毎(HDD01、HDD04、及びHDD05)に、例えば、HDD位置#、ループ0診断結果情報、ループ1診断結果情報が記録される。ループ0診断結果情報は、ループ0についてのアドレス診断結果を表す情報である。ループ1診断結果情報は、ループ1についてのアドレス診断結果を表す情報である。診断結果情報が“ON”を表していれば、その情報に対応する増設HDDは、その情報に対応するループについてアドレス診断の結果がOKであるということを示す。一方、診断結果情報が“OFF”を表していれば、その情報に対応する増設HDDは、その情報に対応するループについてアドレス診断の結果がNGであるということを示す。増設HDDが取り付けられた場合は、ループ0及びループ1のいずれの診断結果情報も“OFF”である。
図5は、アドレステーブル25の構成例を示す。
アドレステーブル25には、HDD位置毎に、HDD位置#と、取得されるべきアドレスと、実際に取得されたアドレスとが記録される。本実施形態では、ストレージシステム20でのHDDの実装位置毎に、その実装位置に取り付けられたHDDによって取得されるべきアドレスが予め決まっている。
DKA0(DKA1)は、後述する障害診断に関する情報を、SVP17に送信し、SVP17が、例えば、図6A〜図6Cに例示するような診断画面を表示することができる。
図6Aは、障害診断中に表示された診断画面の一例を示す。
診断画面には、障害診断に関する情報として、下記4種類の情報、
(6A−1)どちらのループについて障害診断が行われているかを示す情報(Loop);
(6A−2)現在アドレス診断が行われている増設HDDの位置#(HDD Location);
(6A−3)障害診断の進捗を示す情報(Progress);及び
(6A−4)障害診断の状況を示す情報(Status)
が表示される。
ユーザは、図6Aに示す診断画面を参照すれば、障害診断がループ0について行われていて、現在アドレス診断中の増設HDDは、HDD位置#“HDDR00-07”に取り付けられているHDDであることがわかる。また、ループ0についての障害診断が全体の25%終了しており、現在も診断継続中(“Running”)であることもわかる。
図6Bは、障害診断が正常終了した場合に表示された診断画面の一例である。
ユーザは、この画面を参照すれば、ループ1について行われた障害診断が正常終了したこと(Normal END)がわかる。
図6Cは、障害診断が異常終了した場合に表示された診断画面の一例である。
ユーザは、この画面を参照すれば、ループ0についての障害診断が全体の40%まで終了した時点で、その障害診断が異常終了したこと(Abnormal END)がわかる。また、異常終了の原因となった増設HDDが、HDD位置#“HDDR00-1E”に取り付けられているHDDであることがわかる。
以下、本実施形態において行われる処理の流れを説明する。
図7乃至図9は、HDDを増設する際に行われるループ参加処理の処理フローを示す。DKA0とDKA1とが適時連携することで、この処理フローが実現される。この処理フローは、前述したように、DKA0(DKA1)でループ参加制御プログラム211が実行されることで行われる。
初期的に、前述したように、全ての既設HDD(00、02、03)が、ループ0及びループ1の両方に接続されており、全ての増設HDD(01、04、05)が、ループ0及びループ0の両方から切断されている。
DKA0が、ループ0についての障害診断を実行する。この障害診断の処理フローは、後に図10を参照して説明する(S51)。なお、図示の「i」は変数であり、「i=0」とは、ループ0についての障害診断が行われることを意味する。また、障害診断は、例えば、ループ参加制御プログラム211が障害診断プログラム212を呼び出すことにより行われる。
この障害診断が正常に終了すると、HDD15とループ0及びループ1との接続/切断の状態が、初期の状態に戻される。
すなわち、DKA0が、FSW0内のPBC0−01、0−04、0−05に切断信号を送信することで、全ての増設HDD(01、04、05)をループ0から切断する(S52)。
また、DKA1が、FSW1内のPBC1−00、1−02、1−03に接続信号を送信することで、全ての既設HDD(00、02、03)をループ1に接続する(S53)。
次に、DKA1が、ループ1についての障害診断を実行する(S54)。この障害診断の処理フローは、図10を参照して説明する通りである。なお、図示の「i=1」とは、ループ1についての障害診断が行われることを意味する。
この障害診断が正常に終了すると、DKA1は、増設テーブル23を参照し、ループ0について“OFF”があるか否かを判断する(S55)。すなわち、ループ0について障害診断が未実施の増設HDDがあるか否かが判断される。なお、この段階で、ループ0について“OFF”となるケースとしては、S52乃至S54において、増設HDDが新たに追加されたケースか、或いは、増設HDDが交換されたケースが考えられる。
S55の判断の結果が否定的の場合(S55:NO)、DKA0は、全てのHDD15(つまり、HDD01〜HDD06)をループ0に接続する(S56)。また、DKA1は、全てのHDD15をループ1に接続する(S57)。そして、DKA0(DKA1)は、全ての増設HDDを既設HDDとして管理する。具体的には、DKA0(又はDKA1)が、増設HDDのHDD位置#を、既設テーブル21に登録し(S58)、増設テーブル23から、全ての増設HDDに関する情報を削除する。
S55の判断の結果が肯定的の場合(S55:NO)、図8に示すように、DKA1は、HDD15とループ0及びループ1との接続/切断の状態を、初期の状態に戻す。すなわち、DKA1が、全ての増設HDDをループ1から切断し(S61)、その後、全ての既設HDDをループ1に接続する(S62)。
次に、DKA0が、ループ0についての障害診断を実行する(S63)。この障害診断は、ループ0についての障害診断が未実施の増設HDD(増設テーブル23においてループ0について“OFF”となっている増設HDD)についてのみ行われる。
この障害診断が正常に終了すると、DKA0は、増設テーブル23を参照し、ループ1について“OFF”があるか否かを判断する(S64)。すなわち、ループ1について障害診断が未実施の増設HDDがあるか否かが判断される。なお、この段階で、ループ1について“OFF”となるケースとしては、S61乃至S63において、増設HDDが新たに追加されたケースか、或いは、増設HDDが交換されたケースが考えられる。
S64の判断の結果が否定的の場合(S64:NO)、前述したS56乃至S59と同様の処理が行われる(S65乃至S68)。
S64の判断の結果が肯定的の場合(S64:YES)、図9に示すように、DKA0は、HDD15とループ0及びループ1との接続/切断の状態を、初期の状態に戻す。すなわち、DKA0は、全ての増設HDD15をループ0から切断し(S71)、その後、全ての既設HDDをループ0に接続する(S72)。
次に、DKA1が、ループ1についての障害診断を実行する(S73)。この障害診断は、ループ1についての障害診断が未実施の増設HDD(増設テーブル23においてループ1について“OFF”となっている増設HDD)についてのみ行われる。
この障害診断が正常に終了すると、DKA0は、増設テーブル23を参照し、ループ0について“OFF”があるか否かを判断する(S74)。すなわち、ループ0について障害診断が未実施の増設HDDがあるか否かが判断される。なお、この段階で、ループ0について“OFF”となるケースとしては、S71乃至S73において、増設HDDが新たに追加されたケースか、或いは、増設HDDが交換されたケースが考えられる。
S74の判断の結果が肯定的の場合(S74:YES)、図8のS61以降が行われる。
一方、S74の判断の結果が否定的の場合(S74:NO)、前述したS56乃至S59と同様の処理が行われる(S75乃至S78)。
図7乃至図9に示したループ参加処理が終了すると、HDDとループとの接続/切断状態は、例えば、図2に示した状態から図14に示す状態に変わる。すなわち、全てのHDD00〜05がループ0及びループ1の両方に接続され、且つ、全ての増設HDD(01、04、05)が既設HDDとなることで、6台のHDD00〜06が既設HDDのみで構成される。
図10は、障害診断の処理フローを示す。
DKAiは、全ての既設HDDをループiから切断する(S81)。なお、「i」とは、前述した変数であり、iに代入される値は、0又は1である。
次に、DKAiは、既設テーブル21における、既設HDDが接続されているループに対応した接続状態情報を、全て“ON”にする(S82)。
次に、DKAiは、ループiに未接続の増設HDDのうち最も上流側の増設HDDをループiに接続し、その増設HDDに、初期化コマンドを発行する(S83)。「初期化コマンド」とは、HDDをループにリンクアップさせるためのコマンドである。「リンクアップ」とは、ループiに接続されたHDDとコントローラとがリンクすることである。
初期化コマンドに応答して増設HDDがリンクアップしてきた場合(S84:YES)、DKAiは、その増設HDDについてアドレス診断を実行する(S85)。アドレス診断の処理フローは、後に図11を参照して説明する。
次に、DKAiは、S85のアドレス診断の結果がOKか否かを、増設テーブル23を参照することで判断する(S86)。ここでは、アドレス診断の対象の増設HDDに関し、増設テーブル23において、ループiについて診断結果情報が“OFF”となっていれば、診断結果がNGであり、診断結果情報が“ON”となっていれば、診断結果がOKであるということになる。
S86の判断の結果が肯定的の場合(S86:YES)、DKAiが、増設テーブル23を参照し、ループiに未接続の他の増設HDDがあるか否かを判断する(S87)。ここでは、増設テーブル23において、ループiについて診断結果情報“OFF”があれば、ループiに未接続の他の増設HDDがあり、ループiについて診断結果情報“OFF”が無ければ、ループiに未接続の他の増設HDDが無いということになる。
S87の判断の結果が肯定的の場合(S87:YES)、DKAiは、ループiに未接続の他の増設HDDについて、S83移行を実行する。
S87の判断の結果が否定的の場合(S87:NO)、DKAiは、この障害診断を終了する。この場合、正常にこの障害診断を終了したことを表す情報がDKAiからSVP17に送られ、例えば図6Bに示した診断画面が表示される。
さて、S86の判断の結果が否定的の場合(S86:NO)、DKAiは、アドレス診断の結果がNGである増設HDDを閉塞する(S88)。
次に、DKAiは、その閉塞された増設HDDの取外しを許可し(例えば、特定のLEDを点灯させ)(S89)、SVP17に、増設NGを知らせるメッセージを出力する(S90)。その際、例えば、DKAiは、増設処理を続行するか否かをSVP17を通じてユーザに問い合せる。
ユーザは、増設処理を続行するか否かをSVP17に入力する。DKAiは、増設処理を続行するか否かの情報をSVP17から受ける。DKAiは、その情報を基に、増設処理を続行するか否かを判断する(S91)。
S91の判断の結果が否定的であれば(つまり増設処理を中止するのであれば)(S91:NO)、DKAiは、障害診断を異常終了とし、障害診断が異常終了となったことをSVP17に通知する。この場合、例えば図6Cに示した診断画面が表示される。
S91の判断の結果が肯定的であれば(つまり増設処理を続行するのであれば)(S91:YES)、DKAiは、ユーザに、アドレス診断の結果がNGとなった増設HDDの取り外し及び再取り付けを命ずる(S92)。ユーザは、その増設HDDを一旦取り外し、その後、その増設HDD(又は交換後の増設HDD)を同じ実装位置に取り付ける。その後、その取り付けられた増設HDDを対象に、S83以降の処理が行われる。
これらS88〜S92は、接続された増設HDDがリンクアップしてこないとき(S84:NO)にも行われる。
図11は、アドレス診断の処理フローを示す。
リンクアップした増設HDDが、自分のアドレスを取得する。DKAiが、そのアドレスを、ループiを介して、そのリンクアップしてきた増設HDDから取得する(S101)。
DKAiは、アドレステーブル25を参照し(S102)、S101で取得されたアドレスと重複するアドレスがアドレステーブル25に存在するか否かを判断する(S103)。
S103の判断の結果が肯定的の場合(つまり重複するアドレスが存在する場合)(S103:YES)、DKAiは、S101で取得されたアドレスを取得した増設HDDについて、増設テーブル23における、ループiに対応した診断結果情報を更新しない(S104)。このため、その診断結果情報は、“OFF”のままである。言い換えれば、その増設HDDについて、アドレス診断の結果として、NGが、増設テーブル23に登録されたことになる。
S103の判断の結果が否定的の場合(つまり重複するアドレスが存在しない場合)(S103:NO)、DKAiは、リンクアップしてきた増設HDDが所定のアドレスを取得したか否かの判断を行う(S105)。
S105の判断の結果が否定的であれば(すなわち、S101で取得されたアドレスが、その増設HDDの実装位置に対応した所定のアドレス(アドレステーブル25に予め登録されている、取得されるべきアドレス)であれば)(S105:NO)、S104が行われる。
一方。S105の判断の結果が肯定的であれば(S105:YES)、DKAiは、S101で取得されたアドレスを取得した増設HDDについて、増設テーブル23における、ループiに対応した診断結果情報を、“OFF”から“ON”に更新する(S106)。言い換えれば、その増設HDDについて、アドレス診断の結果として、OKが、増設テーブル23に登録されたことになる。
以上、本実施形態によれば、二重化されているループ0及びループ1のうち、一方のループが、増設HDD用のループとされ、他方のループが、既設HDD用のループとされる。このため、増設HDD用のループを介して、不適正なアドレス(アドレステーブル25に登録済みのアドレスと重複するアドレス、又は、実装位置に応じた所定のアドレスではないアドレス)が取得されても、既設HDDに影響を与えることなく増設処理を行うことができる。
また、本実施形態によれば、障害のある増設HDD(不適正なアドレスを取得した増設HDD)が検出された場合、増設処理を続行するか否かの選択をユーザから受け付け、続行が選択された場合には、ユーザにその増設HDDの減設及び再増設を実行させて、図10のS83から処理をやり直す。言い換えれば、本実施形態では、障害のある増設HDDが検出されても、増設処理を最初からやり直さなくても済む。
また、本実施形態では、ループ0及びループ1のいずれかに必ず既設HDDが接続されているため、増設処理のために上位装置1からのI/Oを止める必要が無い。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は、この実施形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。

Claims (11)

  1. コントローラと、
    複数の物理記憶装置と、
    前記コントローラに接続されて第一のループを構成する第一のスイッチ装置と、
    前記コントローラに接続されて第二のループを構成する第二のスイッチ装置と
    を備え、
    前記第一のスイッチ装置は、前記コントローラから与えられた信号に応答して、物理記憶装置を前記第一のループに接続する、又は、物理記憶装置を前記第一のループから切断し、
    前記第二のスイッチ装置は、前記コントローラから与えられた信号に応答して、物理記憶装置を前記第二のループに接続する、又は、物理記憶装置を前記第二のループから切断し、
    各物理記憶装置は、アドレスを取得する機能を有しており、増設される物理記憶装置である増設記憶装置と、前記増設記憶装置以外の物理記憶装置である既設記憶装置とのいずれかであり、
    初期状態では、全ての既設記憶装置が第一のループ及び第二のループの両方に接続されており、全ての増設記憶装置が第一のループ及び第二のループの両方から切断されており、
    前記コントローラが、
    下記(1−1)乃至(1−4)で構成される第一の診断処理、
    (1−1)全ての既設記憶装置を前記第一のループから切断する;
    (1−2)増設記憶装置を前記第一のループに接続する;
    (1−3)前記(1−2)で前記第一のループに接続された増設記憶装置が取得したアドレスを前記第一のループを介して取得する;
    (1−4)前記(1−3)で取得されたアドレスの適否の判断である第一の適否判断を行う;
    を実行し、
    前記第一の適否判断の結果が否定的となった場合、前記(1−3)で取得されたアドレスを取得した増設記憶装置を閉塞前記第一の適否判断の結果が肯定的となった場合、前記第一の診断処理において前記(1−2)が行われていない未接続の増設記憶装置があれば、その未接続の物理記憶装置について、前記(1−2)を行い、
    全ての増設記憶装置について前記第一の判断の結果が肯定的となった場合、下記(2−1)乃至(2−4)で構成される第二の診断処理、
    (2−1)全ての既設記憶装置を前記第二のループから切断する;
    (2−2)増設記憶装置を前記第二のループに接続する;
    (2−3)前記(2−2)で前記第二のループに接続された増設記憶装置が取得したアドレスを前記第二のループを介して取得する;
    (2−4)前記(2−3)で取得されたアドレスの適否の判断である第二の適否判断を行う;
    を実行し、
    前記第二の適否判断の結果が否定的となった場合、前記(2−3)で取得されたアドレスを取得した増設記憶装置を閉塞し、前記第二の適否判断の結果が肯定的となった場合、前記第二の診断処理において前記(2−2)が行われていない未接続の増設記憶装置があれば、その未接続の物理記憶装置について、前記(2−2)を行い、
    全ての増設記憶装置について前記前記第二の適否判断の結果が肯定的となった場合、全ての物理記憶装置を前記第一及び第二のループの両方に接続し、且つ、全ての増設記憶装置を既設記憶装置として管理する、
    ストレージシステム。
  2. 前記(1−1)において、全ての増設記憶装置が、前記第二のループから切断されており、全ての既設記憶装置が、前記第二のループに接続されており、
    前記(2−1)において、全ての増設記憶装置が、前記第一のループから切断されており、全ての既設記憶装置が、前記第一のループに接続されており、
    前記コントローラは、前記第一及び第二の診断処理を含む増設処理の最中に、I/Oコマンドを外部装置から受信した場合、そのI/Oコマンドに応答して、そのI/Oコマンドに従う論理物理記憶装置の基になっている既設記憶装置に、その既設記憶装置が接続されている前記第一のループ又は前記第二のループを介してI/Oを行う、
    請求項記載のストレージシステム。
  3. 前記コントローラは、
    (4−1)前記第一の適否判断の結果が否定的である場合、前記増設処理を続行するか否かの選択をユーザから受け付け、前記増設処理を続行することが選択された場合、否定的な適否判断結果となったアドレスを取得した増設記憶装置の取り外しとその増設記憶装置を再び取り付けることとがユーザに実行されたならば、その増設記憶装置について再び前記(1−2)を実行し、
    (4−2)前記第二の適否判断の結果が否定的である場合、前記増設処理を続行するか否かの選択をユーザから受け付け、前記増設処理を続行することが選択された場合、否定的な適否判断結果となったアドレスを取得した増設記憶装置の取り外しとその増設記憶装置を再び取り付けることとがユーザに実行されたならば、その増設記憶装置について再び前記(2−2)を実行する、
    請求項記載のストレージシステム。
  4. 前記コントローラは、
    前記第一の適否判断では、下記(1A)及び(1B)、
    (1A)前記(1−3)で取得されたアドレスが、増設記憶装置が取り付けられている位置にマッチしたアドレスであるか否か;
    (1B)前記(1−3)で取得されたアドレスが、既設記憶装置のアドレス又は前記第一の適否判断の結果が肯定的であるアドレスと重複するか否か、
    を判断し、
    前記第二の適否判断では、下記(2A)及び(2B)、
    (2A)前記(2−3)で取得されたアドレスが、増設記憶装置が取り付けられている位置にマッチしたアドレスであるか否か;
    (2B)前記(2−3)で取得されたアドレスが、既設記憶装置のアドレス又は前記第二の適否判断の結果が肯定的であるアドレスと重複するか否か、
    を判断する、
    請求項記載のストレージシステム。
  5. 前記コントローラは、前記(1−2)及び前記(2−2)を、よりコントローラ側にある増設記憶装置から先に実行する、
    請求項記載のストレージシステム。
  6. 前記コントローラは、
    前記第一のスイッチ装置に接続される第一のアダプタと、
    前記第二のスイッチ装置に接続される第二のアダプタと
    を備え、
    前記第一のアダプタが、前記第一の診断処理を実行し、
    前記第二のアダプタが、前記第二の診断処理を実行する、
    請求項記載のストレージシステム。
  7. 前記コントローラは、前記第一及び第二のアダプタの共有メモリを有し、
    前記共有メモリが、
    どれが既設記憶装置であるかを表す第一の情報と、
    どれが増設記憶装置であるかを表す第二の情報と、
    既設記憶装置が前記第一及び第二のループのうちのどちらに接続されているかを表す第三の情報と、
    増設記憶装置毎に前記第一及び第二の適否判断の結果を表す第四の情報と
    を記憶し、
    前記第一及び第二のアダプタが、
    (6−1)増設記憶装置が取り付けられた場合、その取り付けられた増設記憶装置について前記第一及び第二の適否判断の両方の結果が否定的であるよう前記第四の情報を更新し、
    (6−2)前記第一又は第二の適否判断の結果が肯定的となった増設記憶装置について、前記第四の情報における、前記第一又は第二の適否判断の結果を、否定的から肯定的に更新し、
    (6−3)前記第四の情報において、前記第一又は第二の適否判断の結果が否定的となっている増設記憶装置を、前記未接続又は前記未診断の増設記憶装置であると判断し、
    (6−4)全ての既設記憶装置を前記第一又は第二のループに接続する、又は、全ての既設記憶装置を前記第一又は第二のループから切断した場合、前記第三の情報を更新し、前記第三の情報を基に、既設記憶装置に対する前記I/Oを前記第一及び第二のループのうちのどちらを介して行うかを判断し、
    (6−5)前記増設処理の完了のために、前記第一の情報に、全ての増設記憶装置に関する情報を書込み、前記第二の情報から、全ての増設記憶装置に関する情報を消去する、
    請求項記載のストレージシステム。
  8. 前記コントローラは、前記増設処理の最中に、I/Oコマンドを外部装置から受信した場合、そのI/Oコマンドに応答して、そのI/Oコマンドに従う論理物理記憶装置の基になっている既設記憶装置に、その既設記憶装置が接続されている前記第一のループ又は前記第二のループを介してI/Oを行う、
    請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載のストレージシステム。
  9. 前記コントローラは、前記第一の適否判断の結果が否定的である場合、否定的な適否判断結果となったアドレスを取得した増設記憶装置の取り外しとその増設記憶装置を再び取り付けることとがユーザに実行されたならば、その再び取り付けられた増設記憶装置について再び前記(1−2)を実行する、
    請求項1乃至8のうちのいずれか1項に記載のストレージシステム。
  10. 前記コントローラは、前記第二の適否判断の結果が否定的である場合、否定的な適否判断結果となったアドレスを取得した増設記憶装置の取り外しとその増設記憶装置を再び取り付けることとがユーザに実行されたならば、その再び取り付けられた増設記憶装置について再び前記(8−2)を実行する、
    請求項乃至のうちのいずれか1項に記載のストレージシステム。
  11. アドレスを取得する機能を有した物理記憶装置をストレージシステムに取り付ける際の増設処理の方法であって、
    (1−0)初期状態として、増設される物理記憶装置である増設記憶装置以外の物理記憶装置である既設記憶装置を全て第一のループ及び第二のループの両方に接続し、全ての増設記憶装置を第一のループ及び第二のループの両方から切断しておき、
    下記(1−1)乃至(1−4)で構成される第一の診断処理、
    (1−1)全ての既設記憶装置を前記第一のループから切断する;
    (1−2)増設記憶装置を前記第一のループに接続する;
    (1−3)前記(1−2)で前記第一のループに接続された増設記憶装置が取得したアドレスを前記第一のループを介して取得する;
    (1−4)前記(1−3)で取得されたアドレスの適否の判断である第一の適否判断を行う;
    を実行し、
    前記第一の適否判断の結果が否定的となった場合、前記(1−3)で取得されたアドレスを取得した増設記憶装置を閉塞し、前記第一の適否判断の結果が肯定的となった場合、前記第一の診断処理において前記(1−2)が行われていない未接続の増設記憶装置があれば、その未接続の物理記憶装置について、前記(1−2)を行い、
    全ての増設記憶装置について前記第一の判断の結果が肯定的となった場合、下記(2−1)乃至(2−4)で構成される第二の診断処理、
    (2−1)全ての既設記憶装置を前記第二のループから切断する;
    (2−2)増設記憶装置を前記第二のループに接続する;
    (2−3)前記(2−2)で前記第二のループに接続された増設記憶装置が取得したアドレスを前記第二のループを介して取得する;
    (2−4)前記(2−3)で取得されたアドレスの適否の判断である第二の適否判断を行う;
    を実行し、
    前記第二の適否判断の結果が否定的となった場合、前記(2−3)で取得されたアドレスを取得した増設記憶装置を閉塞し、前記第二の適否判断の結果が肯定的となった場合、前記第二の診断処理において前記(2−2)が行われていない未接続の増設記憶装置があれば、その未接続の物理記憶装置について、前記(2−2)を行い、
    全ての増設記憶装置について前記前記第二の適否判断の結果が肯定的となった場合、全ての物理記憶装置を前記第一及び第二のループの両方に接続し、且つ、全ての増設記憶装置を既設記憶装置として管理する、
    方法。
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