JP5032275B2 - 印字装置及び印字方法 - Google Patents
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Description
本発明は、印字ヘッドを走査方向に移動させても、つなぎ目の部分でヘッドの走査方向にスジ状に見えてしまう現象が走査方向に並んで出てこないようにすることで、ヘッドの走査方向のスジを目立たなくすることを目的とするものである。
また本発明は、前記印字ヘッドを、複数の印字ヘッドにより構成し、該各印字ヘッドを主走査方向に重なるように並列状に複数配置し、それぞれに副走査方向に沿って複数のドット形成要素を配列し、前記複数の印字ヘッドごとに互いに位相のずれた変形データ部を有する印字データを主走査方向に印字するようにするとともに、各印字列ごとに先の印字列の変形データ部に対して位相のずれた変形データ部を有する印字データを印字するようにしたものである。
また本発明は、前記変形データ部の前記凹凸部のドット配列が波形の形状を有することを特徴とする。
また本発明は、前記変形データ部の削除されたドットデータを補完する補完分データを生成し、該補完分データによって前記変形データ部の削除されたドットデータを補完するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記印字列の画像の印字は、前記印字ヘッドの前記印字媒体に対するN(Nは正数)回の走査を1単位として順次完了するようになし、前記印字ヘッドに変形データ部を備えた前記画像の印字データと前記補完分データを備えた印字データ及び/又は前記変形データ部と補完分データの両方を備えた印字データが供給されるようにしたものである。
また本発明は、前記印字ヘッドに1走査ごとに供給される印字データの中、画像の先端を含む印字データの副走査方向の後端部に前記変形データ部を形成し、画像の中間部の印字データの副走査方向の後端部に前記変形データ部を形成し、前端部に、これに隣接する印字データの変形データ部を補完する補完分データを生成し、画像の後端を含む印字データの副走査方向の前端部にこれに接する印字データの変形データ部を補完する補完分データを生成したものである。
また本発明は、前記変形データ部を含む画像の印字が完了したとき、該変形データ部の画像の削除部分が次の印字ヘッドの走査において該印字ヘッドに供給される印字データの端部に付加された補完分データによって補完されるようにしたものである。
また本発明は、副走査方向に複数のドット形成要素が配列された印字ヘッドに、n(nは正数)ラインの印字データを印字列として順次供給し、該印字ヘッドの主走査方向の移動と印字媒体の副走査方向の相対移動により印字媒体に副走査方向に順次印字列を並列状に印字する印字方法であって、前記印字ヘッドに供給される印字データの副走査方向端部のデータに該印字データの端部のドットが印字ヘッドの主走査方向に連続して並ばないようにするための凹凸部を形成させて前記印字データに変形データ部を生成するように成し、各印字列ごとに互いに位相のずれた変形データ部を有する印字データを印字するようにしたものである。
図3は、本発明に係る印字装置の概略全体構成を示している。インクジェットプリンタ2は、コンピュータ回路を含むコントローラ4によって制御され、該コントローラ4はコネクタ6を介して外部のコンピュータ8に接続されている。コントローラ4には、印字用データの搬送方向前後の端部の変換処理を行うプログラムが組み込まれている。コンピュータ8は、プリンタ2に実装されたコントローラ4に印字データを送信する。コントローラ4は、後述するように、受信したデータの解析を行い、プリンタ2の駆動部を制御する。プリンタ2は、紙送りモータによってロール紙などの印字媒体10を矢方向Bに搬送する副走査送り機構と、キャリッジモータによってキャリッジ12を、駆動ローラ14の軸方向に往復動させる主走査送り機構とを有している。
コンピュータ8は、印刷出力すべき、サイン文字や図形、画像などの印字データを生成する。コンピュータ8で生成された印字データは、コネクタ6を介して、コントローラ4に転送される(ステップ1,2)。コントローラ4は、メモリに格納されたプログラムに基づいて、コンピュータ8から印字データを受信し、この印字データを解析する(ステップ3)。コントローラ4のCMYK変換部は、各画素の色をプリンタ2で出力可能なインク色に変換する。次に、印字データをインクジェット印字ヘッドに対応した印字用データに変換する(ステップ4)。図4に印字ユニット16を構成する2つ印字ヘッド30が示されている。
図6に示すように、4回の印字ヘッド30の走査で、50ノズル分のバンド領域に相当する画像の印字が完了する。4回の印字ヘッドの走査で印字を行う場合、図4に示すように、1走査目の印字で、印字ヘッド30に供給される印字データVは、データの副走査方向の大きさが印字ヘッドの100ノズル分に対応し、印字媒体10の搬送方向を基準とすると、その主データ部eの後端部34に接して、50ノズル分の波形の変形データ部36が形成されている。図6に示すように、変形データ部36は、それぞれ所定の印字幅領域を有する印字データA,B,C,Dの全ての主データ部の後端部34に形成される。ここで前端部あるいは後端部とは印字媒体の搬送方向即ち印字装置における副走査方向を基準にしている。
印字データAの、図6中、X”として示した変形データ部36の補完分データ36’は、図5に示すマスクパターン1のオン(印字)オフ(削除)ドット情報を反転したマスクパターンによって生成される。後述する他の補完分データ36’も同様である。
図2中、ステップ1乃至5の動作は図1に示す第一の実施形態のステップ1乃至5の動作と同一である。図4に印字ユニット16を構成する2つ印字ヘッド30,30が示されている。印字ユニット16には、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、その他のそれぞれの色のインクを吐出する4個の印字ヘッド30が主走査方向に重なるように並列状に装備されている。
図6に示すように、4回の印字ヘッド30,30の走査で、50ノズル分のバンド領域に相当する画像の印字が完了する。図4に示すように、1走査目の印字で、印字ヘッド30,30に供給される印字データA,Aは、データの副走査方向の大きさが印字ヘッドの100ノズル分に対応し、印字媒体10の搬送方向を基準とすると、その主データ部eの後端部34に接して、50ノズル分の波形の変形データ部36が形成されている。この変形データ部36は、それぞれ所定の印字幅領域を有する印字データAA,BB,CC,DDの全ての主データ部の後端部34に形成される。ここで前端部あるいは後端部とは印字媒体の搬送方向即ち印字装置における副走査方向を基準にしている。
印字データAの、図6中、X”,Y”として示した変形データ部36の補完分データ36’,36’は、図5に示すマスクパターン1,2のオン(印字)オフ(削除)ドット情報を反転したマスクパターンによって生成される。後述する他の補完分データ36’も同様である。
各印字ヘッド30,30の100ノズルのグループによる1走査目の走査が完了すると、つなぎ目側が波形の、互いに90度位相がずれている印字データA,Aが印字媒体10に印字され、印字媒体10に印字データA,Aからなる1列目の印字列が形成される。
4 コントローラ
6 コネクタ
8 コンピュータ
10 印字媒体
12 キャリッジ
14 駆動ローラ
16 印字ユニット
18 ベルト駆動ローラ
20 ベルト駆動ローラ
22 ベルト
24 ピンチローラ
26 プラテン
28 リニアスケール
30 印字ヘッド
34 後端部
36 変形データ部
48 後端部分
Claims (9)
- 印字ヘッドと印字媒体とを主走査方向と副走査方向に相対移動させ、副走査方向に沿って複数のドット形成要素が配列された印字ヘッドに多数のドット情報からなる印字データを供給し、印字ヘッドに対して印字媒体を副走査方向に所定幅ずつずらして印字媒体に順次印字列を並列状に印字する印字装置であって、前記印字ヘッドに供給される印字データの主データ部の副走査方向端部に隣接して該印字データの端部のドットが印字ヘッドの主走査方向に連続して並ばないようにするための凹凸部を有する変形データ部を生成する変形データ生成手段を設け、印字ヘッドの印字媒体に対する主走査方向の複数回の相対移動によって印字媒体の副走査方向の1回の搬送幅に相当する各領域への印字が完了するようにし、複数回の相対移動のうち、最初の印字ヘッドの主走査において主データ部と該主データ部の端部に変形データ部が形成された1番目の印字データが印字され、以後の主走査において先の印字済み領域に該先の印字済み領域に印字を行った印字ヘッドによって先の主データ部と変形データ部からなる印字列にまたがった主データ部を有し、該主データ部の端部に先の印字列の変形データ部に対して位相のずれた変形データ部を有する印字列を順次印字し、その後の主走査において1番目の印字列が印字された領域の変形データ部の残された部分の印字が完了するようにし、先の印字列と、該印字列に印字を行った印字ヘッドにより印字された、該先の印字列の主データ部と変形データ部にまたがった主データ部を有する後の印字列の、副走査方向に隣接する前後の、変形データ部の位相が相違するようにしたことを特徴とする印字装置。
- 前記印字ヘッドを、複数の印字ヘッドにより構成し、該各印字ヘッドを主走査方向に重なるように並列状に複数配置し、それぞれに副走査方向に沿って複数のドット形成要素を配列し、前記複数の印字ヘッドごとに互いに位相のずれた変形データ部を有する印字データを主走査方向に印字するようにするとともに、各印字列ごとに先の印字列の変形データ部に対して位相のずれた変形データ部を有する印字データを印字するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の印字装置。
- 前記変形データ部の前記凹凸部のドット配列が波形の形状を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の印字装置。
- 前記印字ヘッドに1走査ごとに供給される印字データの中、画像の先端を含む印字データの副走査方向の後端部に前記変形データ部を形成し、画像の中間部の印字データの副走査方向の後端部に前記変形データ部を形成し、前端部に、これに隣接する印字データの変形データ部を補完する補完分データを生成し、画像の後端を含む印字データの副走査方向の前端部にこれに接する印字データの変形データ部を補完する補完分データを生成したことを特徴とする請求項1に記載の印字装置。
- 副走査方向に複数のドット形成要素が配列された印字ヘッドに、n(nは正数)ラインの印字データを印字列として順次供給し、該印字ヘッドの主走査方向の移動と印字媒体の副走査方向の相対移動により印字媒体に副走査方向に順次印字列を並列状に印字する印字方法であって、前記印字ヘッドに供給される印字データの副走査方向端部のデータに該印字データの端部のドットが印字ヘッドの主走査方向に連続して並ばないようにするための凹凸部を形成させて前記印字データに変形データ部を生成するように成し、印字ヘッドの印字媒体に対する主走査方向の複数回の相対移動によって印字媒体の副走査方向の1回の搬送幅に相当する各領域への印字が完了するようにし、複数回の相対移動のうち、最初の印字ヘッドの主走査において主データ部と該主データ部の端部に変形データ部が形成された1番目の印字データが印字され、以後の主走査において先の印字済み領域に該先の印字済み領域に印字を行った印字ヘッドによって先の主データ部と変形データ部からなる印字列にまたがった主データ部を有し、該主データ部の端部に先の印字列の変形データ部に対して位相のずれた変形データ部を有する印字列を順次印字し、その後の主走査において1番目の印字列が印字された領域の変形データ部の残された部分の印字が完了するようにし、先の印字列と、該印字列に印字を行った印字ヘッドにより印字された、該先の印字列の主データ部と変形データ部にまたがった主データ部を有する後の印字列の、副走査方向に隣接する前後の、変形データ部の位相が相違するようにしたことを特徴とする印字方法。
- 前記印字ヘッドを主走査方向に重なるように並列状に複数設け、該複数の印字ヘッドごとに位相のずれた変形データ部を有する印字データを供給し、複数の印字ヘッドによって該印字ヘッドごとに位相のずれた変形データ部を主走査方向に印字するようにするとともに、各印字列ごとに先の印字列の変形データ部に対して位相のずれた変形データ部を有する印字データを印字するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の印字方法。
- 前記変形データ部の削除されたドットデータを補完する補完分データを生成し、該補完分データを前記変形データ部にオーバーラップして印字するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の印字方法。
- 前記変形データ部を備えた印字データとつなぎ目が接する他の印字データのつなぎ目側に、前記変形データ部の削除されたドットデータを補完する補完分データを設け、該補完分データを前記変形データ部にオーバーラップして印字するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の印字方法。
- 前記変形データ部の凹凸形状が波形であることを特徴とする請求項5に記載の印字方法。
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